2020-08-06 Thu
Moi!夏休み最後の旅行から帰ってきました。この夏は色々な場所に国内旅行を楽しみました。が、旅行記は気長にアップする予定です。よろしければお付き合いください。今回はフィンランドのラップランドにあるラヌアにある”日本の家(=Japanitalo)"をご紹介します。
まずはこちらを。
日本に来たかと見まがう和の家。これが”日本の家”です。
森の中の道を走っているとこの看板が見えるのでここを右折したら日本の家にたどりつきます。”Japanitalo"というのはまさに”日本の家”という意味です。
ちゃんと日本語でも書いてあります。
そして玄関はこの通り。のれんもあるし、引き戸も。さながら旅館のようです。(フィンランドでは珍しいスリッパもありました。)
館内に貴重な貝合わせが。源氏物語のシーンを手書きで表現している貴重なもの。現物は初めて見ました。
この”日本の家”はラヌアと姉妹都市の青森県の当時岩崎村、現深浦町がラヌアから寄贈された土地に建てたもの。
この本棚には日本の書籍がずらりと並んでいます。絵本もたくさんありましたよ。
何部屋かあるのですが、どの部屋にも畳が入っていて襖絵も。この部屋は2階にあり、ここで宿泊もできるそうです。
その部屋からの眺めは見ての通りレークビューです。
今回日本の家を訪れた一つの目的はこの天ぷらうどん。”日本の家”ではレストランデーと称して様々な和食がいただけるのです。味はもちろんのこと、器もそして料理の色合いも美しく、またナプキンが折り紙で蓮の形に折られていて使うのがもったいなかったです。これにサラダ、デザートがつく豪華さ。ラヌアの住民の方々もたくさん来られていて、このイベントが地域に根付いているのがよくわかりました。
食後は庭を見せていただきました。例えばこの小川。水の流れる音がこれまた風流で和の美徳を再認識しました。
この川の先には湖が。
”日本の家”ではお茶会や生け花、折り紙のイベントなども行われてきた模様。日本とフィンランドの友好の象徴であるこの家がこれからもうまく活用されることを願って止みません。
ところでラップランドにはトナカイがたくさんいると聞いていましたが、確かに運転中に何度もトナカイに遭遇しました。
車の中からだと焦っていい写真が撮れないので車を止めてもらって外に出て撮りました。
親子のトナカイは悠々と道路を横断していきました。
ヘラジカ注意の道路標識は時々見かける割に遭遇したことはありませんが、トナカイは4~5回見かけました。運転時は注意ですね。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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