2020-07-31 Fri
Moi!不安定なお天気が続いていて晴れていたかと思ったら大雨が降ったり。雨のおかげで水やりの心配が不要で助かります。
さて7月中旬の旅行記の締めなのですが、またちょこちょこプチトリップに行く予定なのでその様子もお伝えしつつ、地元の情報をお伝えしつつになりそうです。月初にGoogleから私の月間移動記録を送られてくるのですが、3月から5月は見事に家の周りとスーパーのみの往復だったのですが、今月はかなりアクティブに動きました。日本の帰省がなくなったことも大きいですが、家人の仕事も出張が減った分かなりフレキシブルになったおかげもあります。
さて今回はKeravaを後にしてお腹を空かせて向かったJärvenpääのCity Marketから。全国各地にCity Marketがありますが、ここのCity Marketは特に有名。IGD Awardsin Store of the Year 2019を受賞(北欧初の受賞)したこと。そしてその背景においしいお寿司が食べられると有名なのです。最近割とどこでも気軽にお寿司が食べられるようになりましたが、なんといってもここのCity Marketのオーナーは日本から直接お米を輸入しているのです。しかもBMWの新車が買えるぐらいの金額で購入したのだとか。倉庫にはなんと17 000kgのお米があるし、ここのビュッフェは大人気なのだそうです。
ということで圧巻のセレクション。実はこの後ろにもずらりと並んでいるのです。
量り売りスタイルでこれで8ユーロ(≒1000円)ぐらいだったと思います。ビュッフェだと10ユーロぐらいするのでなかなかリーズナブル。レジで普通に会計をした後、City Marketの敷地内にある休憩所?で食べることができます。
写真は撮らなかったのですが、お米を輸入していることもあり、地元のCity Marketでは見かけないわさび、柚子胡椒、カレー、ラムネ、キユーピーマヨネーズ、また寿司にインスパイアされたビール、Tanitsu(←これはフィンランド製)なども売られていてかなり興奮してしまいました。ここはアジアンショップか?極楽か?(価格はあれですけれど。)
お寿司を買うのはスーパー内ですが、建物内、スーパーの外ではおしゃれっぽいピザとソルベが売られていました。さすが世界一のショップに選ばれただけあります。”おしゃれな”というのがポイント高いと思います。
Sサイズは1種類の味しか選べずちょっと残念だったのですが、ピーチ味をオーダー。するとほとんどなくなりかけていたのでもう1種類選んでいいと言われ、ピーチ味と迷っていたブラッドオレンジ味も加えてもらえました美味しかったのですが、もうちょっと甘さ控えめが私の好みの味。ええ、もちろんペロッと完食です。
次に向かったのはフィンランドが生んだ有名な作曲家、ジャン・シベリウスが住んでいたAinola邸に。奥さんがAinoさんなのでそこから名前がついたそうです。”la”というのは”~さん宅”みたいなニュアンス。アイノラ邸は聞いたことがあるのですが、このトゥースラ湖の周りには他にも画家、作家などに所縁のある家がありました。
まずはアイノラ邸に。モダンな、そして広いお屋敷でございました。
ここで作曲とかしていたんでしょうかね。
確か子ども部屋だったと思うのですが、日本人形があるのを見逃せませんでした。誰かからの贈り物だったのでしょうか。
次に向かったのはAleksis Kiviの終の棲家。フィンランド国民文化の父といわれる有名な作家なのですが、晩年は精神障害により弟家族を頼ってここに行きついたそうです。そして大晦日の日に38歳の若さでここで亡くなったと。そういった話をガイドの方が説明してくれました。豪華なAinola邸に行った後に来たのでよけいギャップが。
次に向かったこのかわいらしい建物はLotta博物館。残念ながら展示は休止中。
中のカフェは開いていて、レトロな雰囲気を楽しめそうな素敵な場所でした。
最後に向かったのは画家、Pekka Halonenの家、Halosenniemiに。この家が湖のほとりで素敵なところにありました。
外観はこのような感じになっておりました。
2階もあるのですが大部分がこのように吹き抜けになっていて天井が高い広々とした家でした。
家からこのような自然が見えるのはいいですよね。
ここの入館証はシールになっていて、見終えたお客さんがここにステッカーを貼って帰っています。これも一種のアートのようでいいアイディアですね。
他にもあったのですが、この後帰宅に数時間かかるため今回はこれにて終了。毎日が充実した楽しい旅でした。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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