2020-01-30 Thu
Moi!今日は一日曇り、最高気温は-1度だったのでまずまず。しかし1月でこんなに暖かいとせっかく培った-20度以下への耐性がなくなってしまいそうです。
さて今回も日本の滞在について。いつもは家族、しかも少人数で行っていたので特に不便に感じることもなかったのですが、改めて今回が日本が初めてという人と一緒だと思わぬところでつまづいたり、気付いたことがありました。不便だった点、いい点も合わせて書き綴ってみます。
1.現金が思った以上に必要
フィンランドにいると現金を使うことはほとんどなく、何でもクレジットカードで支払いを済ませているのでそのノリでいって最初につまづいたのがPasmo。まずクレジットカードが使えない。複数枚必要でも1枚ずつ発券機で購入しないといけない。窓口でも発行してくれない。他にもお店でもクレジットカードの使用は〇円以上というところが結構ありました。これは手数料が高いから仕方ないのですが、ね。それでもせめてPasmoとかSuicaとかでは使えるようにした方が特に海外からの旅行客にとっては助かると思ったのでした。
追記:その後これを読んでくださった方からSuicaではクレジットカードOKとの情報をいただきました。ああ、Suicaを購入しておけばよかった。
2.過剰包装、過剰サービス
こちらも時々言われていますが、やはりフィンランド人も例えば果物の過剰包装や、お店ですぐに買い物袋に入れてくれるのに驚いていました。フィンランドでは最近買い物袋は有料のところが多いし、買ったものが小さければ普通にそのまま手渡されるのでそのギャップにびっくりでした。私も極力断ろうと思っているのに気付いたらもう袋の中ということが何度か。
そしてホテル。ホテルでは”2泊以上する方でタオル類を交換希望の方はタオルをバスタブに入れてください”というカードがわかりやすいところに置いてありました。もちろん私もその考えに賛同してタオルは浴槽に入れませんでした。→戻ってきたらすべてのタオル、パジャマが新しいものに。
翌日はタオル、パジャマ類の交換は不要ですというメッセージを置いておきました。→なんとそのメモは残されたまますべてリネン類・パジャマが新しいものに。
その次の日は洗顔用のタオルだけ浴槽に入れ、そのタオルだけ替えてほしいと意思表示してみました。→やはりすべてのリネン類・パジャマが新しいものに。
海外では交換希望のタオルは床にと書かれ、床に置かない限り変更されることはありませんが、私の記憶だと日本のホテルだけはそうではないのですよね。想像するに意地悪なお客さんがいちゃもんつけるから?と想像してみたり。
もちろん清潔なタオルに交換されていると快適ではあるのですが、環境問題のことを考えると胸が痛みます。東京オリンピックも近づいていることですし、是非この辺りの考え方、目の前のお客様ではなく地球のことを考えて胸を張って行動していただきたいと思ったのでした。
3. 人が多い、でも機能的に動いているのでストレスが少ない
これはポジティブなコメントです。確かにこれだけ人がいると大変なことになりそうだけれど、きちんと列で並ぶし、並ぶようしかるべき人員が配置されているし、フィンランド人は似た気質を持っているけれどここまではできないかもと言っていました。
4. 料理が安くて美味しい
一度リクエストにより検索でたまたま見つけて回転寿司に行ったのですが、魚類、特にトロが口の中で溶けるような感じでおいしかったと。(魚介類が苦手な私は卵とかいなりとか唐揚げとか邪道なものを美味しくいただきました。)
またどのレストランに行ってもハズレがないという声も。ああ、おかげですっかり胃拡張してしまいました。
ちなみに泊まっていたホテルでは17時から19時はHappy Hourと称して白ワインと赤ワインが無料で飲み放題。これがフィンランド人たちのハートをわしづかみ。このサービスで部屋の狭さなんて気にならなくなったのでは。一方ホテルの人達もその消費量に困惑したことでしょう。次回宿泊の時はワイン禁止になるかもしれません。
後は新幹線の座席がゆったりしているとか、応対の丁寧さなど概ねポジティブな印象を持ったようで、ホッとしました。
最後の写真はやはり食べ物。マヨネーズをかけてもらったらこんなアートが。お好み焼きは2度食べられてかなり幸せです、フフ。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
Happy Hour好きの方も、お酒はたしなまないのであまり関係ありませんという方も
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