2014-02-03 Mon
Moi!今朝はとうとうプラスの気温になりました。+1度です。あの-18度の寒さとはしばしさよならです。そういえば2月になりましたね。(3日目ですが)フィンランド語では2月はhelmikuu(=ヘルミクー)といいます。ヘルミは日本語で真珠です。積もった雪がキラキラ真珠のように光るからだそうです。その由来の通り、昨夜も水分を含んだ雪が結構降っていたので、今朝はしっとりした雪が積もっていました。
さて、今日の話題はお寿司です。フィンランドでお寿司の具材は簡単に手に入るでしょうか?
答えは「はい!」です。
お米はお粥用のお米(Purroriisi)が日本のお米にかなり似ています。お粥はフィンランドでも一般的なので、どこのスーパーでも簡単に入手できます。そして気になる海苔、お酢(ミツカンもあり)、巻き簾、しょうゆ(キッコーマンあり)、しょうがなどはフィンランドの大きなスーパー(City MarketやPrisma等)でしょうゆなどを売っているコーナーの近くやアジア食品のコーナーで売られています。Blue DragonやYutakaというブランドがこういったお寿司関連の食材に強いです。ついでにゴマも普通にSeesamiとして売られているので、炒って使うこともあります。
家では気が向いたら巻き寿司、家人の気合の入っているときと、友達を招待するときはそれにサーモンの握り寿司とカリフォルニアロールが加わります。友達を招待するときはいつもワンパターンのお寿司ばかりなのでどうかと思うのですが、ウケもいいですし、準備も慣れているし、メニューもお寿司だけで豪華に見えるのでよしとしています。
こちらはサーモンの握りとカリフォルニアロール。サーモンは大きな切り身を買ってきて、シャリに合うように切っていきます(私じゃないですが。私はサーモンに隠れるシャリを握る係です。)カリフォルニアロールも緻密な作業が必要なので私は担当外ですあ、ゴマを炒ったのは私です!中身はアボガドを入れてます。
こちらは巻き寿司と、今回家人の創作寿司、シャリの上にキュウリと高野豆腐乗せ。(←ちょっとこれは今一つでしたが、余ったものを利用したということで今回特別です。)巻き寿司の中身はシーチキンのマヨネーズ和えとキュウリ、もう一つは鶏肉をテリヤキソースに絡めたものとサラダ菜、卵焼きです。
右側はちょっと燻製の生魚がスライスされたもの。
そしてこちらは同じくスライスされて売られていたgraavisuolattu siika(siika=白身魚)という塩味のついた白身魚を握りにしたもの。こちらは燻製のものより好評でお寿司に合ってました。
ちなみにこのお皿、ガラス製なのですが、手作りのものをいただきました。この赤い菱形は、セイナヨキのあるエテラポフヤンマー地方のロゴで、この模様のグッズを時々見かけます。セーターだったり、トランプだったり、カードだったり。
お寿司の中身も、時々新しいチャレンジをしていますが、あまりしっくりくるものがなく、定番のパターンに落ち着いています。今回はキウイを細長く切って入れました。私的にはちょっと甘い気がしましたが、割と好評でした。あまり好評でなかったのは、瓶詰めのアスパラガス、豆腐ソーセージ(←製品自体に問題あり)、そして今回ナッキというウィンナーソーセージみたいなのを入れてみました。私はOKだったのですが、他評は、”悪くはないが、フィンランド人にとってあまりにも普通過ぎる”のだそうです。この辺の微妙な違いは、ちょっとワカリマセン。
実は個人的に魚が苦手で日本ではお寿司をほとんど食べることがなかったのですが、こちらのサーモンはあまり魚臭くなくて私も食べられます。他のフィンランド人の友達も、最初は敬遠していたのですが、試しに一つ食べたら案外大丈夫だったという人も何人か。概ね好評です。
油分やクリームなどのカロリーの高いものは使っていないですし、巻き寿司だけならご飯を炊く時間を入れて1時間ぐらいでできるので、気が向いたら普通の日でも作っています。
以前女性が15人ぐらい集まるパーティーで皆でお寿司を作るからと招待されたことがありました。皆でわいわい言いながら巻き寿司や他にもお味噌汁やみたらし団子などを作って楽しかったです。生の人参を入れていたのにはちょっとびっくりしましたが
こうやってお寿司をきっかけにヘルシーな和食に多くのフィンランド人も興味を持ってくれたらと思います。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
寿司飯を冷ますのに、ロシア人のクラスメートは冬はテラスで冷ますと言ってました。邪道か正道かよくわかりませんが、なるほどね!に
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