2014-01-16 Thu
Moi!今朝は-16度の予想を信じて少し気を許していたのですが、実際は-20度。たった4度の違いですが、気持的にはちょっと構えてしまう寒さです。その代わり、空はとても澄み切っていて今日もいいお天気になりそうです
こちらは夜ではなく、今朝8時半頃の写真。木の白さが思ったように出ていませんが、空の静かな青に惹かれ、撮ってみました。
さて、今日の話題は美容院について。きっかけは久々に原田知世さんを見たら素敵なショートだったから、という単純な理由。何を隠そう、私はこちらに来て3年余りの間、こちらの美容院に行ったことはありません。
いくつか理由はあるのですが、一言で片付けるとすれば、フィンランド人の髪質と日本人の髪質があまりにも違うからです。フィンランド人の髪は信じられないぐらい細いです。クモの糸ぐらい細いです。だから床に落ちていても色素が薄いのもあり、大抵は気づきません。一方私の髪は存在感あり過ぎ髪を束ねているのを見ても、”え、そんだけですか??”と突っ込みたくなるぐらい謙虚な量です。ちなみに私は日本人の平均よりも髪が太くて多いのです。日本の美容院でもパーマをかけるときは、ロットは人の1.5倍、美容師さんも2人がかりで巻いてくれます。す、すみませんねー。
そういえば結婚式のときに髪をアップにしてもらいました。担当してくれたのはエストニア人の美容師さん。結婚式の2日前に写真の前撮りも兼ねてリハーサルで結ってもらいました。最初は髪のボリュームを出すために、鳥の巣みたいなのを3つ入れて結いました。当然私の頭は爆発。彼女はもう一度やり直して今度は1つだけ入れて完成させてくれました。が、当日は結局地毛だけでアップにしてくれました。それで正解。ヘルシンキでいろんな人種の人の髪を手がけているであろう美容師さんも私の髪の多さに予想を裏切られたようです。
最初はこちらでできることは現地で済ませるようにしようと思っていたので、中国人の友達にいい美容院がないか聞いてみました。彼女もいい美容師さんを見つけられたことがないようです。逆にちょっとしか切らないのにとても高かったとか、あまりいい経験はしてなさそう。フィンランド語の学校で同じクラスだったタイ人の友達に聞いても似たり寄ったりの答え。ふむ。
家人からも以前フィンランドの大会で1位になった美容師さんが知り合いだから、そこに行ってみたらと言われました。そんな話をしていた矢先に偶然その美容師さんに街で会いました。(ラッキー)早速、
「美容院を探しているところなのですが、アジア人の髪を手がけたことがありますか?」と尋ねたところ、
「アフリカ系とかアジア系の髪を練習したことはあるわよ。」
との答え。プロになる前の練習ですか、うーむ、微妙
セイナヨキから電車で1時間離れたヴァーサという街に韓国人の美容師さんがいるとも教えてもらいました。これなら腕は安心。でも結構人気の美容師さんなので、予約は早めに入れなければならない、しかも往復で2時間。うむむ。
もう一つの理由は、あまりこちらで素敵な髪型の人を見かけないからです。私の髪型はいつも美容師さん任せで、現状維持か、ショートにするのかぐらいの意向は伝えますが、後は美容師さんの助言の言いなりです。美容師さんも私の髪質や頭や顔の形の特徴を把握してくれているので、やはりプロの意見には従うものだというのが持論です。一方フィンランドは男女平等が進んでいる国だけあり、女性のファッションはシンプル。髪型もサバサバしたショートカットか、ストレートで肩ぐらいまで伸ばしているイメージ。凝ったパーマは見かけることなく、お姫様カールをしている人がいたら、間違いなく有名人になれるでしょう。そういうシンプルな髪型を手がけているであろう美容師さんにお任せする不安、そして中身の髪を減らしてもらうリクエストはちゃんと通じるのかという不安…。
と、そんなこんなで結局日本に帰国したときに、馴染みの美容師さんに1年分のパーマをかけてもらっている次第です。本当はたまに思い切ってショートにしたい衝動に駆られますが、フィンランドではメンテができないのと、寒い冬のことを考慮してセミロング維持に落ち着いています。
他の人はどうされているのでしょうかね~。いい美容師さんとの出会いって簡単そうでなかなか難しいですよね。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
家人は床屋は高いので自分でバリカンで切ってます、経済的でしょう、ということで
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