2018-03-22 Thu
Moi!今日は朝から本格的に雪が降っています。結構激しく降っています。カレンダー上では春になっていることが忘れられているのかもしれませんもうこうなったらとことん冬を楽しむしかない、朝からそんな気分です。
さて先日新聞で地元のアピラ図書館で3Dプリンターと グラフィックワークステーション サービスが新しく始まったという記事を見かけました。
今は閉鎖されましたが、以前隣町のクリッカにあったデザイン系の大学を見学したときに 3Dプリンターを見せてもらった記憶があります。自分がデザインしたものがどのような形になるのかを確かめるために使われていました、確か。私の頭の中は2次元、いや1次元仕様なので3次元でコピーができるという感覚が何とも不思議だったのを覚えています。
プリントする対象のものは自分で準備することもできるし、ネットでモデルになるものをダウンロードすることもできるそうです。実際に3Dでコピーしたものは動物のキャラクターとか小さなボウル、洗濯ばさみなど。実際に洗濯ばさみを3Dでコピーした人によると全部で約半時間でできあがったとのこと。水曜日と木曜日なら職員の方が使い方の説明もしてくれるという至れり尽くせりのサービス。
写真: Anna-Pia Ahola
グラフィックワークステーションは ”グラフィックスを描くための高性能コンピューターのことを指す”のだそうですが、こちらは無料で使うことができ、3Dプリンターは開始時間からカウントして1時間たったの50セント(≒65円)。
3Dプリンターってすごく高価なものかと思っていたのですが、調べてみたら案外安いからこの使用料でもOKなのですね。デザインの勉強をしている人、企業、団体などすべての人が利用できます。
こちらのリンクに実際にどのようにコピーされるのか下の方に動画があるので興味のある方はどうぞ。立派な洗濯ばさみのできあがり。
https://www.seinajoensanomat.fi/artikkeli/619048-paakirjastossa-avattiin-apila-verstas-jossa-voi-3d-tulostaa-ja-editoida-vaikka-koko
こうやって気軽に自分がデザインしたものが実際の物体としてできあがるなら創造力を刺激してくれそうです。3次元の創造力がある人に色々チャレンジしてもらいたいものです。図書館にはいくつか展示スペースがあるので、いつの日か3Dプリンターで作った成果物の展示があるかもしれません。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
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