2018-03-19 Mon
Moi!今日は+1度まで上がります。最低気温も-5度なのでまあまあ。ってもう3月も後半なのですが、今年は年明けから寒い日が続いたのでちょっと感覚が狂っています。雪がたっぷり積もっている庭を眺めていたら桜が咲き始めた日本はどこか遠くの桃源郷のようでもあります。
さて私がこちらに来た2010年はセイナヨキ界隈ではスーパーで必要なものは売られていたものの、お寿司でさえ市民権は得られていない感じで、知る人ぞ知る的存在でした。が、今や(中国人が経営していますが)Sushi レストランも数年前にでき、中華料理店でもビュッフェでお寿司を出しているところもあり、今ではすっかり認知されています。
一方ラーメンは今ではヘルシンキでは段々ラーメンが食べられるレストランが増えているようです。セイナヨキではSushiレストランの夜のメニューにあるのですが、そもそも夜は外食することが少ないし、中国人が作っているし、何よりも障壁になっているのが価格。1杯2000円ぐらいするのです

でもってスーパーでも日本のような高品質なものは望めませんが、インスタントラーメン、そして日清の焼きそばなんかも売られているおかげで禁断症状も出ていません。
そんなラーメンですが、最近立て続けに地元の新聞と無料の新聞にラーメンのレシピが紹介されていました。

片方は”魚は脳のスーパーフード”という触れ込み。子どもの頃は特にインスタントは人工調味料なんかがたくさん入っていて不健康な食べ物という位置づけだったのですが

気になる辛いスモークサーモンラーメン(!)の材料は卵、ネギ、生姜、チリ、ニンニク、コンソメ、味噌、魚醤、八角、ホウレンソウ、スモークサーモン、コリアンダー、ライム果汁など。”ラーメン”と紹介されていますが、中華のようなベトナム料理のようなまあ海外あるある、の色々ミックスされた材料が並んでいます。
もう一つの記事はスープだけ別のレシピ。玉ねぎ、ネギ、生姜、コンソメ、しょうゆ、ウスターソース、塩、チリ、シナモン、フェンネルの種、レモン果汁。
ラーメンをスープから作ろうなんて思ったこともないし、たぶん挑戦することもないので何とも言えませんが、出だしはふむふむと思うわせる材料だったのですが、シナモンとかフェンネルの種とかどうなんでしょうかね?
今までの経験からいうと、雑誌やネットに掲載されているレシピは必ずしもおいしいとは限らないということです。材料を見てこれはちょっとどう?と思うのは大抵できあがりも”ちょっとどうよ?”的味に仕上がります。この材料ならまあ、という時も”まずくはないけどリピートなし”ということが結構あります。そしてたまにこれはリピート決定!というレシピに出会えることも。
そういう意味ではこのラーメンは材料の時点ではっきり言ってアウト。試した人がいたら是非試食してみたいものです。(一口だけ)
一方この2つの記事で驚いたのが、フィンランド人、というかお箸をあまり使わない人にとってラーメンなど麺がスープの中に入っている料理を食べるのは結構難易度が高いのですよね。個人的にはそんな理由もあってラーメンは普及しないのかと思っていたのですが、そういう意味ではお箸の使用頻度も上がってきているのでしょうかね。次のブームは餃子になって、餃子の皮がスーパーで安く手に入るようになってほしいです。ブツブツ。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
お箸使いが美しい方も、使い方を凝視されたらちょっとごまかしていますという方も
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