2018-01-12 Fri
Moi!寒いけど思ったより晴れて、何よりも木々が雪に覆われてとても美しい日でした。
クリスマスのことになりますが、義両親のところにランチに行ったときに義弟も来ていました。義弟はケータリングの仕事をしていて(もともとはネイチャーガイドから始まった仕事が今や)料理がなかなかおいしいとお客様から好評いただいている模様。家人の従姉妹達の集まりの際も鮮やかな包丁さばきとおいしい料理を披露してくれました。まあそれはさておき、今回は私も初めてデザートのヨーグルトブルーベリーパイを持って行ったのですがその時にパイやケーキを焼く時のコツを教えてくれました。
特にベリーが入っているものは通常のレシピから砂糖を半分ぐらいにした方がいいと。これにはかなり驚き。
というのが以前日本のレシピに沿ってパイを焼いたら甘さが足りないと言われたのですよね。それでもこちらのレシピに従っていると生地に砂糖100cc、トッピングにもさらに100cc、ついでにバニラシュガーも大匙1杯なんてこともしばしば。なので私の脳内ではフィンランド人は甘いのが大好きという認識が確立されていました。
義弟の言葉でその認識がちょっと揺らいできました。砂糖、半分ですと?
義弟の仕事でパーティー料理にはケーキがつきもの。もともとのレシピの砂糖の量半分(は言い過ぎかもと本人も後で言っていましたが)もしくはかなり減らして作ってみるとお客様から”ケーキ、おいしかったよ。”というフィードバックがよくくるのだそうです。また砂糖を減らすことによってベリーのもともとの味も際立つのだと。
↓のケーキも義弟が焼いたものです。

見た感じはクリームたっぷりの上に片方はキャラメル、片方にはチョコレートソースがたっぷりかけられていて、見ただけで胸焼けしそう(←失礼!)なケーキなのですが、実際に食べてみたら見た目ほどは甘くなく無理なく食べられたことを思い出しました。高さがあるので薄く切らないととんでもない量になることはさておき。
こちらのスーパーなどで売られているケーキもやたら甘いものが多いのですが、実は消費者はそれほどまでに甘いものを求めていないのかもしれません。クリスマスが過ぎてから特に甘いものは控えるようにしているので砂糖半分のパイはまだ試していないのですが、次回作るときは必ずや。もしフィンランドのレシピでパイやケーキを作るチャンスがあったら半分は勇気が要るものの3割減ぐらいで試してみてはどうでしょうか。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
味のセンスのある方も、どちらかというと味音痴な方も
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