2017-05-15 Mon
Moi!今日は13度まで上がりました。先週の雪が降っていたお天気を思うと大進歩。今日はフィンランドも母の日で国旗掲揚日。何と3日連続で国旗が上げられました。金曜日は J.V. Snellmanの日、土曜日は前大統領、Mauno Koivistoが金曜日に亡くなったので半旗を上げ、今日は母の日で同じく国旗掲揚日だったという訳です。
さて少し間が空きましたがアテネウム美術館のアルヴァ・アールト展その後について。
今回ヘルシンキに行った目的はこのアルヴァ・アールト展。ちょうど出かける前日に普段は一般公開されていない大統領公邸が前日から4日間のみフィンランド独立100周年を記念して一般公開というニュースを知りました。これはまたとないチャンス!と足を運んでみたものの…わたくしフィンランド人を甘く見ておりました。
出典: Paula Tiessalo / YLE
こんな感じで長蛇の列。フィンランド人でも並ぶんですね~。1ブロックある公邸を1周するぐらいの列。試しに10分ほど待ってみたのですが、案外前に進まず。帰りの電車の時間を考えると例え中に入れたとしても中を見て回る時間がない可能性大。もともと予定していた訳ではないので諦めました。ヘルシンキ在住だったらめったにないチャンスなので並んだかもしれませんが、お上りさんの宿命、受け入れざるを得ません。
一応記念に写真に収めました。
ちょっとアングルを変えてパチリ。
微動だにしない護衛の人。人形かと思ったらやっぱり人間のようです。
大統領公邸を諦めて向かった先はアルヴァ・アールトが設計した文化の家(=Kulttuuritalo)。中心地から少し離れているのでトラムで行くことにしました。トラムに乗りこんで到着時間を改めて確認したら…閉館時間の16時に5分ほど間に合わないことが発覚しかし乗りかけた船、とりあえず行くだけ行ってみることにしました。
道向こうの茶色の建物が目的地。今でもその名のごとくコンサートやイベントなどが催されているとのこと。
予測通り16時過ぎに到着。そして入り口の扉は…固く閉ざされていました。
ちょっと前までは青空が見えていたのに、これまた天気予報通りみるみる空が陰り、私の不運をあざ笑うかのようにボタ雪が空から落ちてきました建物の中に美しいアールトの家具やランプが見えましたが、ガラスの反射で写真に収めることはできず。
アールトがこの建物で開発したくさび型のレンガが壁に使われています。正面にはアルヴァ・アールトの名前が刻まれています。
次は…必ず開いている時間に来ようと心に決めたのでした。
帰りもナビを使ったものの中心地に戻る目的のトラムの停留所がわからず、別の番号のトラムに乗りました。下りる停留所の場所がナビで検索できなかったので、何となくここかな?と直観に従って多くの人が下りた停留所で降り、海に向かって歩いたのですが、どうやらかなり手前で降りたようで駅まで30分以上歩く羽目になりましたまあ無事に電車に間に合ったのと、歩いている途中でパン屋さんを発見。電車の中で食べる用にシナモンロールを購入したのがおいしかったのはラッキーでした。
今度トラムに乗る前にはちゃんとトラムの路線図を準備しよう、そして直観に頼るのはよそうと反省したのでした。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
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