2013-11-12 Tue
Moi!今朝は昨日の快晴が嘘のように空は雨雲に覆われています。昨日一日氷点下の気温だったので、空気全体がずっときーんとした感じでしたが、今日は朝の時点で3度。日中も5度まで上がるので、雪や氷もこの雨で流れ去りそうな感じです。
日本でもキシリトールが入っているガムは身近にあり、おなじみだと思うのですが、キシリトールはフィンランドで初めて虫歯治療に有効だと証明されたことはご存じでしょうか。お膝元の国だけあり、ガムはもちろんのこと、キャンディーや、先日ご紹介したビタミンにも含まれています。
また歯を磨く時間がないときは、キシリトール入りのガムを噛んで代用する姿を見たときはちょっとした驚きでした。そうです、キシリトール信仰はフィンランドに深く根付いているのです。その信仰が少しだけ方向を変えたというのが、このニュース(フィンランド語)です。
http://yle.fi/uutiset/paivakodeissa_tartutaan_pian_taas_hammasharjaan/6916099
簡単にいいますと、保育園で歯磨き指導復活、という内容です。
約10年前に保育園では歯磨き指導をしなくなったそうです。理由は子どもが歯ブラシで遊ぶから、子どもが別の子の歯ブラシと間違って感染するかもしれないから。え…っと、そんな理由で???
この度、厚生省の指導により、口の中の衛生のことを考慮し、キシリトールのタブレットを食べるのに加えて歯磨きをする習慣も保育園で身につけましょうというお達しが出たようです。ですが、必須ではなくあくまでも推奨で、判断は自治体に委ねられているそうです。
また最近ではキシリトールタブレットのコストも問題になっているとのこと。40-50人規模の保育園では年間キシリトールのタブレットに500ユーロかかっているため、一部コストカットの対象にもなっている自治体があるのも現状のようです。
歯磨きは、子どもにとってあまり楽しいものでもないし、忙しい保育士さんや親御さんにとっても時間がかかって大変かもしれません。それでもしっかり自分の体の一部を清潔にすることを小さい頃から教育するのは、実は大切なことなのかもしれない、とこのニュースで思いました。フィンランド語の学校に通っていたとき、友達が2歳の娘さんが保育園で何もかもキシリトールで解決されるとぼやいていた気持も改めて理解できます。
最後の写真は昨日の晴れた日に撮ったもの。一面霜に覆われた更地の右方向にLakeuden Risti教会の時計塔が朝陽に染まって立っているのが見えます。
そしてこれは霜の下りた葉っぱ達。きりっとします。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
私は幼稚園のとき、虫歯が痛くて1日だけ幼稚園を休んだのが悔しい思い出です。キシリトールがあれば?、ということで
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