2017-03-13 Mon
Moi!3月も半ば。予想最高気温も安定の5度前後の日々が続きそうです。せっかくの雪もどんどん溶けていきそうです。
さて昨日の続きタンペレの小旅行についてご紹介します。
思い返せばタンペレは近い割に観光目的できたのはこれが2度目。今回は前々から行ってみたかったタンペレ大聖堂に行ってきました。
大聖堂とよばれるだけあって重厚。1902年から1907年の間に建てられたものとのこと。100年以上も前のものですね。
中に入るとこのようなステンドグラスが。ちょっと北欧風?
建物内の美術はヒューゴ・シンベリとマグヌス・エンケルが手がけたもの。
特にヒューゴ・シンベリはフィンランドで有名な絵の一つ、この”傷ついた天使”を描いた人なのです。(2階には立派なステンドグラスとこの絵があったのですが、上がることができずちょっと残念。)
そして私が一番見たかったのはマグヌス・エンケル作の祭壇画。光の加減ではっきりと写っていませんね
実はこれはトーヴェ・ヤンソンが影響を受けた祭壇画。彼女が1951年にテウヴァの教会の祭壇画の仕事を受けたとき、祭壇画がこれと同じ横長のものだったそうです。縦長の祭壇画が多いので戸惑っていたトーヴェ。そんなときにテウヴァに向かう前にタンペレに寄り、この大聖堂も訪れ、横長の祭壇画を見た時に自分も描けると確信したのだそうです。
こちらがトーヴェのテウヴァ教会の祭壇画、大聖堂と同じフラスコ画です。
続いてこちらはパイプオルガン。ちょうど私が行った時も演奏(練習?)中でした。
大聖堂に行った後は街を散策。雪景色も手伝って寒そうに佇んでいた少女像。
こちらはフィンレイソンショップ。写真を撮った時は動物か何か?と思って撮ったのですがよーく見るとおたふくではないですか。
このお店を目当てに行ってみたのですが、フィンレイソン地区って
デパートにふらっと入って目についたのがこれ。イギリスのSuperdryというブランド。登録商標取っていらっしゃるようですが、言わんとしていることがわかりません。
”Japan"と強調してますがね~。
タンペレはまだ?もう?夜のイルミネーションを楽しむことができました。
クリスマス時期になるとまた他のイルミネーションになるのでしょうかね。
これはホテルの窓から。土曜日の朝、このように寒々しい風景でしたが
この通り防寒ばっちりのたくさんの家族連れで朝から賑わっていました。
タンペレといえばムーミン谷博物館が有名ですが現在閉館中で5月にリニューアルオープンの予定。写真は撮りませんでしたがマーケットホールもなかなかおもしろかったです。そしてこのブログを書いている時に気付いたのですが日本語のタンペレ散策ガイドもありました。近くなのでこのガイドを参考にまた出向いてみたくなりました。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
タンペレは割とわかりやすい街なのですが、方向音痴の私は携帯のナビを握りしめ、時にぐるぐる回しながら散策しました。後から見れば何てことなかったのですがね。
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