2024-10-31 Thu
Moi!今日もいいお天気に恵まれました。最高気温は6度。明日か明後日に雪が降りそうです。冬支度も少しずつ始めていて、今日は庭にチューリップの球根を植えました(殆ど家人が)。今年咲いたものを掘り起こして再度植えたのでどれだけ次の春に咲いてくれるか。
さて週末もよいお天気に恵まれたので川沿いにウォーキングに行ってきました。まだ氷が張らないこの時期は水面が鏡のようになって美しいのです。
こちらは川沿いにある地ビール工場、Mallaskoskiの建物です。給水塔だった建物を再利用していて、今は閑散としていますが夏の間はテラスレストランもオープンする人気スポットです。
黄葉の残りも少なくなってきました。また春に会いましょう。
低い太陽と鏡のような水面。左に見えるのはセイナヨキアリーナです。
白樺の木が時間限定で黄樺に変わる瞬間です。
夏の間オープンしていた川上レストランも閉まっていました。
こちらも暖かくなるまでじっと長い冬を耐え忍ぶのです。春にまた会いましょう。
セイナヨキホール、黄金色に輝いているように見えたのでした。
この穏やかな川景色が好きです。向こう岸はFramiとよばれる建物群。オフィスや大学の建物が建ち並んでいます。
吸い込まれそうな美しい澄んだ水とそこに映る建物。穏やかな風景です。
この辺りは建物がなく木がずらりと並んでいるから圧巻ですよね。
小一時間歩くと身体が冷えますが、それにも増してリフレッシュできます。これからさらに日が短くなり、お天気が悪い日が多くなりそうですが、チャンスを活かしてまた移り変わる季節を楽しもうと思います。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2024-10-30 Wed
Moi!今日は日中は晴れていたのですが、夕方少し曇ってきました。そして最高気温は6度。友達と夕方にウォーキングに行ったのですが、日が暮れるのが早くなって暗い中歩いたのでした。冬時間に変わったばかりなのでその辺り調子が狂ってしまいがち。
さて今日は随分前にスーパーで見つけたムーミングッズのご紹介です。たぶんムーミングッズは日本の方がかわいくて実用的なものが見つかるような気がします。いや絶対そう。このバッグもデザインは割と好きなのですが、ちょっと切り取り方が雑というか💦
モノトーンはいいのですがちょっと落ち着かない。そういえばフィンランドは子ども服でも柄物が多いような気がします。バッグもその影響を受けているのですかね?
右下のバッグはバッグ全体がリフレクター効果で暗いところで光る素材。わたくし、ムーミンではないのですがちょっとおしゃれな光るエコバッグを購入してしまいました。暗い夜道でキラリと光るので存在感が強調できて気に入っています。この暗い季節、自転車に乗っている時や歩いている時車を運転する人には気づいてもらいづらいですからね。
こちらのタペストリーは家人が日本で見つけて購入したもの。私もとても気に入っているのです。こういうデザイン、Arabiaのマグに採用してくれたら買ってしまいそう。
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2024-10-29 Tue
Moi!昨日の夜は本格的な雨が降りましたが、今日はいいお天気に恵まれました。とうとう最高気温が10度以下になり、今日は7度に。夕方は気合を入れて落ち葉かきをしました。雪はまだ積もらなさそうですが、気温が下がってくると葉っぱは湿ったままだし単純に寒いですからね。とにかく晴れている今のうちに、だったのです。
さて週末はセイナヨキのアールトセンターで”Aalto Aesthetics”という光のイベントがあったので行ってきました。今年で7度目になるのですが、地元の新聞によると今回が最後になるかもしれないとのこと。今あちこちで経費削減が行われていて、このイベントもその1つ。セイナヨキ市がこのイベントの9割を負担していたのですが、来年は負担しないとのこと。今年もかなり経費を削ってのイベントになり、寂しい限りではあるのですが、かといって税金大幅アップとなってもそれまた困るので何も言えないのが辛いところです。
まずはラケウデンリスティの教会。ちょっとゼブラ柄のようになっていました。
時計塔の変化がおもしろかったのです。(ちょっと風の音がすごいですが💦)
いつもは白い教会もちょっと神秘的なライティングに。コンサートもあったようなのですが、ちょうど終わった後でした。
教会の窓が草間彌生風に変身していました。
光の中にぼんやり浮かんでいるのは市庁舎です。教会から市庁舎への車道は歩行者天国になっていて、さらに車道もゼブラ柄。
市庁舎の2階でも2つのオブジェが展示されていたのですが、光が足りずいい写真が撮れませんでした💦うーむ、ちょっと経費削減の煽りを感じてしまいました。
正面の灯りがついているのは劇場。この日はお芝居が上演されていたようです。劇場の一部もゼブラ柄。
劇場の側面の壁には動画が上映されていました。
Aalto図書館の壁にはLaura Hetemäkiさんの鮮やかな色彩の静止画が投影されていました。壁が白いと映えますよね。
今年はApila図書館は参加していませんでしたが、窓ガラスにAalto図書館の壁が投射されていてさり気なく参加している姿が健気だったのです。
コロナ禍も乗り越えて続いていたイベントがなくなるのは残念ではありますが、近い将来また経済状況も改善して復活してくれることを願うばかりです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2024-10-28 Mon
Moi!昨日はよいお天気だったのですが、今日は終日曇りでした。最高気温は10度。そして今日から冬時間に切り替わり、日本との時差は7時間になりました。スマホなどは自動的に更新されるのですが、いくつかのアナログ時計は面倒がらず早めに変えるのがポイントです。(後回しにすると益々面倒になったり、急いでいる時に限って時計を合わせるはめになりがち。)
さて、先週行ったヘルシンキは当日は若干風があったもののいいお天気に恵まれました。そして黄葉と紅葉の真っ盛り。あまり写真は撮っていないのですがいくつかご紹介します。
こういう古い建物を見るとヨーロッパだなと思うのです。セイナヨキにはあまりこんな建物が残っていないですからね。そして建物に黄葉が合っています。
こちらは紅葉。レンガの建物も素敵なのです。
写真に写っているのはたぶんトラム。私は慣れていないので停留所や行き先がわかりやすいメトロやトラムの方が安心して乗ることができます。バスは最近は地図でどの辺りを走っているのかわかるので便利になりました。以前は停留所の名前もバスの中で表示されないものが多く、どの辺で降りたらいいのかドキドキしていたのです。
鈍い秋の光に照らされた海も穏やかでホッとします。それにしても活発に工事続行中のようですね。
そんな感じで一日しっかり楽しんで日が暮れる前に帰途についたのでした。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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2024-10-26 Sat
Moi!今日は晴れたり曇ったりで最高気温は10度でした。気が付けばじわじわと気温が下がってきているような気がします。同様に日が落ちるのも随分早くなりましたしね。
さて、ヘルシンキお上りさんの旅、今回は美術館とまではいかないのですが、Mujiの企画展と小さなギャラリーに行ったのでその紹介です。
まずヘルシンキのMujiこと無印良品はヨーロッパ最大の店舗を誇り、Kamppiセンターの4階フロアーがすべてMujiで、和食が食べられるレストランやちょっとしたアートの展示スペースもあるのです。今回の展示はMatti Pikku-JamsaとJenni Rope展でした。
Matti Pikku-Jamsaはフィンランド好きの方ならご存じかもしれませんが、かわいくてほっこりするイラストを描かれる人で、、何度も来日しているのではないでしょうか。先月たまたま彼のショップに行ったら、お店の人が”明日日本から帰ってきます”と言われていました。お店の中に飾られていたテキスタイルが、ラプアンカンクリの大セールで売られていて素敵なデザインだとチェックしていたのが彼の作品だったこともそこで判明したのでした。
まずはこんな感じで外に大きな作品が展示されていました。
今回の展示はこの馬をモチーフにした作品がいくつか展示されていました。これが彫刻そのもので
例えばこのようにその彫刻をシルクスクリーンにしたもの。色合いが違うと印象もがらりと変わりますよね。
これはYrönkatuという作品で実際にヘルシンキにある通りの名前です。(ドコカシランケド)
イラストばかりではなくこのようなパターンの作品もありました。Boroという作品。こちらに展示されている作品はすべて購入可能でした。家に飾ることができればいいのですが、なかなか高価な買い物になります。
ちなみにこれはMatti Pikku-Jamsaさんのショップで先日買い求めたクリスマスカード3種類。去年のクリスマスカードを見ていたらできたての今年のカードも包装紙から取り出してくれて即買いしたのです。
そして次に向かったのが海の近くにあるPirkko-Liisa Topeliusというギャラリー。友達が見つけてくれました。そこではアーティストでもあり、建築家でもあるIlkka PaajanenのRajattu äänettömyys(=制限された無限)展が開催されていました。
ガラス作品は光を通した影が素敵だったりするのです。
影絵を見ているよう。
ギャラリー自体も大きな窓が通りに面していて午後の秋の光が優しく射し込んでいました。
絵もいくつか展示されていましたが、こちらは旅先でスケッチしたものとのこと。黄色と黒でまとめられているせいか心が落ち着きます。
絵はシックですが、ガラス製品はエネルギッシュ。同じ人の作品と思うと消化不良になりそうなので深く分析はしないことに。
少なくとも上半分は2枚で1枚っぽいですね。でも真ん中はパッチワークのような不思議な絵。
ガラスはリサイクルガラスが使われているのだそうです。
影を見ていると少しジャコメッティの作品も連想します。
今が黄葉の時期というのも影響しているかもしれませんが、この黄色は夏ではなく秋を連想させる色ですね。緑色の空は斬新ですが違和感はありません。
グラデーションや配置もセンスが必要というのがよくわかります。こういうのは才能がまったくないのでお見事としか言いようがありません。
大きめの美術館だと時間が若干足りなかったかもしれませんが、この2つの展示は今回の旅にはぴったりのボリュームだったのです。
ということで皆様、よい週末お迎えください。
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2024-10-25 Fri
Moi!今日はいいお天気に恵まれ、気温も12度まで上がりました。こんないいお天気が長く続くはずもなく…天気予報をチェックしていたら来週末は雪マークが⛄そろそろ10月も終わりですからね。去年に比べると初雪も遅いです。覚悟は少しできています。
さて今週は北部が秋休み。1ヵ月ほど前VR(日本でいうところのJR)が秋休み期間の割引チケットを販売していたので、友達を誘ってヘルシンキに日帰りで行ってきたのでした。本当に安く行けて感謝。ということでまずは食べ物編からご紹介します。
ランチは以前から気になっていた中華、湖南小吃坊へ。湖南小吃坊はメトロのITIS駅(ITISはショッピングモールの名前)からすぐのところにありました。一歩中に入るとそこは中国。
ランチセットは春巻とメイン(とてつもなく長いリストから1つ選べる)と揚げバナナのデザート、お茶かコーヒーがついて確か13.5€(≒2200円)だったのです。が、長いリストから選ぶことに集中し過ぎてランチセットを頼むのを忘れてしまいました。しかも写真を撮る前に食べ始めたのに気づいた友達が写真を撮らせてくれました。
こんなふうにてんこ盛りのご飯とチキン(ブラックビーンソース)と牛肉(ガーリック)をそれぞれ頼んでシェアしたのです。
ランチセットにしなくて正解のこの量!味は素材を活かしたソースで、お肉がどちらも柔らかかったです。私達はセイナヨキの化学調味料たっぷりの(だけど?故に?美味しい)中華の濃い味に慣れていたのですが、これもありだなと思ったのでした。ご飯のお代わりも聞かれたのですが丁重にお断りし、でもお茶もOKだったのでそちらは遠慮なくいただき、たったの10€(≒1600円)。とてもお得でした。
その後ITISの新しくできたKauppa halli(屋内市場)のお店をチェックしたり、地下の巨大な中東系マーケットに行ったのでした。その辺りには中東系の人が多いと聞いていたのですが、地下に拡がるスーパーは(通常はこじんまりとしている)広々としていて、音楽も中東、お客さんも店員さんも中東系の人が多く、ちょっと別の国に来たような感じでした。お米のコーナーも広々として日本のお米やもち米らしきお米も売られていたり。豆類は小豆やモヤシの種などを含めこれまた色々な種類が売られていたり。私達は結局ヘルシンキ在住の友達に教えてもらっていた”甘栗むいちゃいました”的な栗を購入したのでした。(美味しゅうございました。)
その後またメトロで中心街に戻り、お茶は久々にAndanteに。
ガラスケースに入っているケーキを見比べながら頼んだのは
抹茶ケーキ、そして緑茶をお願いしたのでした。
お湯のお代わりOKだったので店員さんにお願いしたのですが、ちょっとした誤解でお茶の葉を捨ててしまったので新しい葉っぱで入れ直してくれたのでした。優しい…。
その後もお店をいくつか寄りながら、電車の中で食べられるように買ったのは前回と同様こちら。Onigiri Musubiさんのおにぎりです。
ナス味噌と今回は初のレンコンのきんぴらにしてみました。ナス味噌には松の実がよいアクセントとなっていて、レンコンのきんぴらには春菊のようなものが入っていて、いい塩梅の苦みを出していたのでした。ちょっと食べ過ぎ?ええ、でも美味しかったのでついついペロリといったのでした。
地元で買えない食材を見るとついつい買い込んでしまうのは人間の性。とにかくお天気にも恵まれた楽しい日帰りの旅となりました。
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2024-10-23 Wed
Moi!今日は割といいお天気で最高気温も12度。若干風はありましたが、頑張って庭の落ち葉かきとウォーキングに行ってきました。庭の木の葉っぱも大半が散ったので後1度ぐらいすればよさそうです。
ただ今日は残念ながら夕方は曇ってしまいました。逆に週末は夕方急にいいお天気になったのでその時に撮った写真を紹介します。この黄葉/紅葉の季節と晴れの日は最高の組み合わせです。
この風景を見ているだけで幸福感が爆上がりします。
ちょうどいいところに古風なブランコがあり、家人と共に写真撮影タイムとなりました。
紅葉と、その隣のレトロな建物のコントラストもよきかな。個人的にはこの大きめの枯葉の上を歩く音が好きです。
落ち葉のじゅうたんも見事。今日ウォーキングの途中にこんな落ち葉のじゅうたんのところで子ども達が枯葉と戯れている姿を動画に撮っているお母さんたちを見かけました。子ども達も楽しそうでした。
そして銀杏並木ならぬ白樺並木の美しさ。ツタの赤、白樺の黄色、また緑の葉っぱもあり絶妙なコントラストだったのです。
この並木道の葉っぱは殆ど散っていました。静謐な感じではあるものの、道の脇に残っている枯葉の彩がまだ秋の気配を残しています。
一方こちらの道はまだわさわさと生えています。
小さい葉っぱもよく見ると1枚1枚が個性的。
赤い実も目立っていたのでした。
自然のグラデーション。
こちらの落ち葉のじゅうたんは赤成分多めです。
倉庫でしょうか。見事な黄葉に囲まれ存在感が際立っています。
秋の長い影と燃えるような黄金色の黄葉。やがて来るであろう冬のことはあまり考えないようにしておきます。
この木も可憐な紅葉を見せてくれていたのでした。
日本にいた頃の銀杏の落ち葉の上をカサカサ音を立てながら歩いた秋のある日をふと思い出したり。
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2024-10-22 Tue
Moi!今日はしとしと雨が降っていたのですが、お昼過ぎには雨が上がりました。最高気温は13度で暖かったのですが、風が強かったのでした。枯葉もだいぶん落ちてきました。
さて日曜日は義父の誕生日のお祝いがあったので、キノコのパイとサラダを作っていくことになりました。使ったキノコはSuppilovahveroというフィンランドでおなじみのもの。レシピはフィンランド語ですがこちらを参考にしました。
このレシピでは冷凍のパイシートが指定されていたので初めて使ってみました。小麦粉ではなくライ麦粉のパイシートなのでちょっと茶色っぽいのです。解凍するのに1時間かかるので自分で作った方が却って速くできたかもと思ったり。
約1時間後、生地を伸ばしました。仕上げは家人。力がありますからね。クッキングペーパーを使って伸ばすテクニックを教えてもらいました。これを先にオーブンに10分入れて焼いておきます。
その間にSuppilovahveroと玉ねぎとニンニクを塩コショウを加えて炒め、焼きあがったパイに投入。
生クリーム、卵、グラナ・パダーノチーズを投入し、上からもふりかけます。今気づいたのですが、チーズはパルメザンチーズみたいな粉状のものが推奨されていました。まあ溶けたら一緒ですから。ほほ。
出来上がり~。
今回もこの上に蜜蝋ラップをかけて風呂敷に包んで持って行きました。
ちなみにこのパイは冷ましてから食べるもののようです。前回とは違うものにチャレンジしましたが、今回も好評で胸をなでおろしました。義弟がケータリングの仕事をしているし、義母も料理が上手なので実は地味にプレッシャーなのですよ。
昔は義母がいつも美味しい料理を作ってくれていたのに、美味しいのは当たり前になり過ぎていて、それに対してもっと美味しいと感想を言っておけばよかったと反省もしたりしたのでした。
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2024-10-21 Mon
Moi!秋が深まるにつれて若干お天気も悪くなっているように思います。今日は日中は曇り空が多かったのですが、夕方から小雨が降ってきました。最高気温は13度だったので割と過ごしやすい気温ではありましたがね。
さて、フィンランドではあまりハロウィンでは盛り上がってない気がします。一部のティーンエイジャーが楽しむというイメージ。お店はどちらかというと9月の終わりからクリスマス用のチョコや飾り等が早々と並んでいますからね。先日はスーパーの冷凍コーナーが一部空っぽになっていたのですが、そこにクリスマスに食べるハムやヨウルトルットゥという手裏剣型のパイ生地などが置かれるのだと思われます。
といいつつ、一部の子ども達は楽しみにしているハロウィン。店頭で見かけたグッズを一部紹介しますね。まずはドイツ系スーパー、Lidl。まさに子どもターゲットにオレンジケーキ、ブラックチョコ(黒いコーンとダークチョコでサルミアッキではありません)そしてお化けの形のポテト。Lidlはフィンランド国外でも恐らく同じ製品を売っているので、たとえ黒くてもサルミアッキではないのがドイツのスーパーといことを再認識させてくれます。
他にもピザやチキンナゲットとか子ども達が喜びそうなものばかり。なかなか商売上手ですね。
一方ファンタは大人な感じで攻めてました。
ファンタ製品を買うとこのカップがもらえるらしい。けど蓋もないしちょっと中途半端な感じですが、ハロウィンパーティー用と考えれば目くじらを立てるようなことではないのかもしれません。
映画、ビートルジュースとのコラボ商品もありました。映画は観たことがないのですが、少なくとも日本ではリバイバル上映されているようですね。なかなかおもしろそうです。
フィンランドのスーパー、City Marketの別の一角にはハロウィンコーナーもありました。Haribo、お前もハロウィン製品を出しているのか?Lidlといい、ファンタといい、Hariboといい、ハロウィンパーティー製品の殆どが国外ブランドがというところからもフィンランド人のハロウィン温度を推測していただけるかと。
風船やデコレーション、
仮装グッズも。この辺りも完全に子ども向けですよね。
そして気になるのがオレンジのバケツ。フィンランド人はバケツが大好き。先着〇名様にバケツをプレゼント、みたいなのがよくありますからね。そういえば子ども達がトリックオアトリートでお菓子をもらう習慣はハロウィンにはなく(イースターにあります)、なぜバケツが売られているのかは謎です。用途を知りたい。
こんな感じで個人的にはハロウィングッズを横目に、クリスマスシーズンにしか売られない特別なチョコを買ったりして気分はどちらかというとクリスマスに向いている今日この頃です。
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2024-10-18 Fri
Moi!今日は晴れ間が見えたり曇っていたり。最高気温は11度でしたが、少し風がありました。今の時期は特にお天気がいいと黄葉や紅葉が光に反射して外が明るいのです。特に寝室は電気がついているのかと勘違いするほど明るくなり、秋のひと時を楽しんでいます。葉っぱの力、恐るべし。
さて先日エテラポフヤンマー博物館に行った時にセイナヨキの昔の写真が展示されていました。できたてのラケウデンリスティの教会。市庁舎がまだできていないので1960年頃の貴重な写真です。
一方こちらはラケウデンリスティの時計塔から撮った写真なので肝心の教会が見えないのですが、↑の更地部分に市庁舎、図書館、合同庁舎、劇場、そしてアピラ図書館が建てられたのです。
こちらの写真は教区センター、合同庁舎と劇場(アピラ図書館も)が建てられていないので1965年頃の写真と推測できます。
市庁舎が建てられている様子の実写映画を見たことがあるのですが、働いている人も新しくできる市庁舎にワクワクしながら従事しているように見えました。今は市庁舎と図書館の間のちょっとした広場をリニューアル中。↓は以前撮った写真なのですが、この石畳を1つずつはめ込む作業をしていました。
アルヴァ・アールトが設計した貴重な建物。維持費はかかるのですが、補修が必要な部分は随時リニューアルされ、60年経った今もなお多くの人達を魅了してやまない形を維持しているのです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2024-10-17 Thu
Moi!今日は曇りの予報だったのですが、予報に反して昨日に引き続きいいお天気に恵まれました。しかも昨日より少し気温が上がり、12度でした。5度違うだけで暖かさが違いますね。
さて地元の新聞にカードゲーム好きを活かして自分の会社を立ち上げた人の話が載っていたので紹介します。カードゲームのWikipediaの説明はこちらからどうぞ。ポケモンカードは聞いたことはあるのですが、どんなものかよくわからないのですが、トランプは子どもの頃から祖母が大好きだったので祖父母の家に行くと必ずといっていいほど家族でトランプで盛り上がっていました。セブンブリッジなどは父は頭脳戦で攻めてくるものの、私に配られるカードがなぜかとてもよくてこてんぱんに打ち負かしていた思い出。(いや、そういう自分の都合のいい思い出しか覚えていないだけ?)
本題に戻り、セイナヨキのMatti Salmiさんはこの4月にAlpha Gamesというカードゲームを販売する会社を立ち上げたのだそうです。Mattiさんのカードゲーム歴は15~20年ぐらい、そして会社設立に関しては10年ぐらい思い描いていたのだとか。
主に人気があるのが
マジック:ザ・ギャザリング、そして日本が誇るポケモンカード、またディズニー・ロルカナ・トレーディングカードは今年リニューアルされて人気再燃中なのだとか。
カードの販売に加えて、顧客からのカードを購入や交換も応じているとのことで、Web販売でのおかげもあり、フィンランド国内のみならず日本に輸出することもあるのだそうです。
実際にやったことがないので規模感がわからないのですが、マジック:ザ・ギャザリングだけでも70000種類のカードを販売しているとのことなので、ハマると奥が深そうですね。今後はクリスマスに向けてボードゲームやパズル販売も計画しているのだそうです。(ジグソーパズルとか数独なども好き…)
そしてゲーム販売ばかりではなく会社の地下にはゲームルームがあり、毎週土曜日に2回、また日曜日に2回、計4回のトーナメントが開催されているのだそうです。時には大きなトーナメントも開催され、市外からも人々が集まり、最大では20人の参加者もあるのだとか。
コロナを経験したことも影響しているかもしれませんが、同じ興味を持つ人が集まって同じ時間を共有するのって素敵ですよね。祖父母の家でこたつに入ったり、大きなテーブルで、相手の表情をうかがったり、残りの手札の数を見ながら大勢でやったセブンブリッジ。久々にまたやってみたくなりました(が相手はおらず…)。
最後の写真は以前オウルの図書館で撮ったボードゲームの数々。ボードゲームは図書館で借りることができます。(持ち帰れるかどうかは確認したことはないのですが💦)
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2024-10-16 Wed
Moi!今日はとてもいいお天気に恵まれました。最高気温は7度。ちなみに今日の日の出は8:16で日の入りは18:10でした。
そうなのです、ちょっと肌寒かったのですが快晴、そして黄葉真っ盛り。こんな絶好のチャンスは次はいつ来るかわからないので17時ごろ自転車で湖に行ってきました。戻る頃には4度で身体が芯から冷えましたが、それにも増して息を呑むような風景が撮れたのでした。
黄葉真っ盛りの白樺の葉っぱは夕陽に照らされて黄金色に。
白樺のツートンカラー。私の自転車をこぐ影も映り、白樺を背景にした影絵のアニメーションのようだったのです。
夕陽が沈みかけていて、水面に映る夕陽も、そして山の端の夕陽の余韻がとても美しかったのです。
木々の間から見える夕陽も絵になります。
この辺りで日は暮れてしまったようです。そしてマジックアワーの始まり。
この黄葉スポットは日が暮れていたので思ったより暗かったのが残念。もう少し早く出発すべきでした。
とは言いつつこんな写真が撮れたのでよしとします。面倒がらずに来てよかったです。そしてよく見ると真ん中に釣り人のシルエットが。
もうただただ見とれるばかり。
なんという瞬間なのでしょうか。
カメラの設定を少し変えてみたら色がやわらぎました。
ふと…この白い物体はもしかして月?
そうなのです、快晴に加えて満月という予期せぬおまけつき。
離れて撮るとそんなに思わないのですが
やっぱり通常の月より大きく見えます。
夕陽の色がさらにやわらいで空のブルーと溶け合っていくよう。
もう使われないボートと、マジックアワーの空と、スーパームーンと、枯れ木のシルエット。偶然の組み合わせが尊く見えます。
水面に映る逆さスーパームーンもチェックしてくださいね。
ポスターモードで撮ってみた静寂の湖。
湖に来ていた人達もスーパームーンに気づき、多くの人が写真を撮っていました。いや、撮らずして素通りできないそんな美しさでした。
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2024-10-15 Tue
Moi!今日もどんより曇りの日でした。最高気温は7度。今週はこちらのエリアの学校は秋休みです。家にはあまり関係ないのですがね。
さて先日スーパーに行った時にArabiaとピンクリボンのコラボ製品を見かけました。
今年のマグはSarastusというシリーズのピンクバージョンです。
拡大してみました。この繊細なデザインは個人的に好みだし、色の主張が強くないので使いやすそうです。
花瓶やスプーンも、そして写真には撮りませんでしたがハサミもありました。
食器類はたくさんあるので実際に買ってはいないのですが、知り合いで乳がんにかかった人も何人かいます。企業もこのように積極的にピンクリボン活動に関わっていることを改めて意識したのでした。
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2024-10-14 Mon
Moi!昨日はよいお天気に恵まれましたが、今日は少し曇りがちでした。最高気温は7度。秋の薄手のジャケットでは太刀打ちできない寒さになってきました。
さて少し前の地元の新聞にセイナヨキのお隣Vaasa駅からVaskiluoto駅までLättähattuという愛称のレトロ電車が運行したという記事が載っていました。
出典:Ilkka-Pohjalainen 写真:Jaakko Elenius
この電車は1950年代から1960年代に製造されたもので、ニックネームがLättähattu(=平らな帽子)というディーゼル電車で、1981年まで活躍したとのこと。
ちなみにいい写真が見つからなかったのですが、今の電車は白地に緑の爽やかなデザイン。デザインはいいのですが、遅延率はいかがなものかと。
話は戻り、このレトロな電車を懐かしく思い乗る人もいれば、走っていた時代は生まれていなかった電車好きの小さな子が興奮して乗っていたり、また沿道でこの電車の動画や写真を撮る人もたくさんいたそうです。また電車に乗り込んだ車掌さんは昔の制服を着て切符を販売したのだそうです。今ではほとんどの人がアプリでチケットを購入し、検札に来た時もそれを見せるだけなので、それも懐かしい、もしくは若い人や子どもにとっては新鮮だったことでしょう。
こういった古い電車はふだんは博物館にありますが、時々こういったイベントで実際に走ることもあるそうです。そういえば以前蒸気機関車が走った時に一度見に行ったこともあります。日本と違って列車のダイヤがゆるゆるなので開催しやすいのでしょうね。
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2024-10-11 Fri
Moi!今日は少し晴れていた時間帯もあったのですが、結局引きこもっていました。最高気温は7度。朝は低気圧のせいか久々に頭痛が。日本にいた頃の癖で無理して起きようとしたのですが、体調が悪いのに無理して起きる必要がないんだということをふと思い出したのでした。体にしみついた習慣はなかなか離れませんね。頭痛薬を飲んで少し寝たおかげですっきりしました。
紅葉の写真が何枚か溜まっているのでこれを機に放出(するほどの数ではありませんが)します。
やはりお天気がいいと何もかもが映えます。紅葉も空に吸い込まれそう。
これは紅葉と紅葉と橙葉と緑葉が混じり合っているとでもいうのでしょうか。
Piiriの名物(と勝手によんでいる)の紅葉したツタ。真っ赤になるのは1年のうち1~2週間。それでもこれを見るのが楽しみに秋を待っているような気がします。
冬に備えてもう水が抜かれてしまった噴水。噴水の周りの彩が秋ですよね。
太陽の光を受けてさらに赤が目立つ紅葉。
紅葉した木の向こうにラケウデンリスティの時計塔を臨む図。
フィンランドでは白樺をはじめ黄葉が多いのですが、今回は主に紅葉をまとめてみました。
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2024-10-11 Fri
Moi!今日の最高気温は13度でしたが、お昼少し曇っていた以外は雨でした。日もだいぶん短くなってきました。
さて、セイナヨキは数年前は建設ラッシュで街のあちこちにタケノコのごとく新しいアパートが建っていました。今はその勢いは収まったものの、現在大きく変化を遂げようとしているのがセイナヨキ駅なのです。12月のオープンを目指して着々と工事が進んでいます。
まず駅の入り口になるのが左の茶色の建物。レストランやお店も少し入るようです。真ん中の白い建物はファミリーサービスセンター、右側の黒い建物はオフィスビル。
オフィスビルの隣はアパートで、真ん中奥に見えるのが駐車場(5階建て450台駐車可能)で、この駐車場から駅舎までは雨に濡れずにいけるのだそうです。
立体駐車場に駐車したことがないので、ちょっと緊張しそうです。今は駅の駐車場は満車のこともあるので数が増えるのは嬉しいのですが、新しい駐車場から駅に行くまでかなり余裕を持っていないと乗り遅れそうなリスクも。
今使われている駅舎は以前あったカフェも移転し、コンビニのような小さなお店とキャンディーを売っているお店がある以外は待合スペースという朴訥とした感じなのですが、新しい駅はかなりモダンな感じになりそうです。そんな中、今日もヘルシンキサノマットという国内最大の新聞にセイナヨキの広告が載ったようです。
Ny on asialtaanen ja komia kansi Helsingin Sanomis! 💪
— Tuomas Ylevä (@TuomasYleva) October 10, 2024
Tervetuloa Seinäjoelle menestymään! 🔥#Seinäjoki pic.twitter.com/sHANNQTCuw
セイナヨキで起業しませんか?という広告です。
さてこれからどうなるか?まずは新しい駅、楽しみです。
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2024-10-10 Thu
Moi!今日も日中はどんよりしたお天気でしたが、夕方になって雨が激しく降り出しました。こうなったら引きこもるしかありません。最高気温はもう少し上がるかと思っていたのですが7度でした。
さて、先日歯医者に行ってきました。実は私立の歯医者でインプラント治療中なのですが、その際のレントゲンで将来的に問題が出そうな歯が見つかったため、地元の効率の歯医者を予約したのです。
いつもは家の近くの歯科を予約するのですが、予約した際4ヵ月先が最短。場所より日にちを優先し、中心から少し離れたところにある歯科に行くことにしたのです。
歯科は隣には小学校、同じ敷地内にはジム、そして歯科の入っている建物にネウヴォラ(妊娠から就学前まで保健師や助産師を中心に専門家からアドバイスをもらうところ)が入っていました。
普通の公共の建物だったので最初は気づかずに靴を履いていたのですが、前に座った親子が2人共靴を脱いでいたので入口に行ってみると”子どもが裸足で歩いたりするため、靴はここで脱いでください”と書かれていました💦靴底が汚れていなかったのがせめてもの救い。
待合室はこんな感じで椅子が寄り添うような形のものでした。
後で気づいたのですが、担当した歯医者さんは歯のイラストがかかれたバンダナを頭に巻いていたし、椅子に寝そべったら天井に数が書かれたポスターが貼られていたので、恐らくここは小さい子が優先的に来るところだということがわかりました。だから椅子が親御さんと安心して一緒に座れるようになっていたし、待ち時間に飽きたら遊ぶものもあったし。どちらも公共サービスで、なかなか有効的な空間の使い方をしていると思ったのでした。
肝心の治療は日本で治療してもらった金属の詰め物の取り扱いが難しいようで、出費を覚悟で専門医のいるタンペレに行くか(専門医もうまく対応できるかどうかは不明)、痛くなったら抜歯かの2択となり、その日はレントゲン写真を撮っただけとなりました。同僚の先生とも相談されていたのですが、”無理”連発。せっかくインプラントで新しい歯が入るというのに。そして日本だったらきっとそれなりの治療法があるだろうと思うとなかなか複雑な心境になったのでした。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2024-10-09 Wed
Moi!今日も寒い1日で最高気温は7度でした。概ねどんよりとした曇りだったのですが、時折小雨も降ったり。幸い明日から少し気温が上がるようですが、普通にダウンジャケットを着てもよい季節になりました。
そう、気温が下がり黄葉が刻々と進んでいる中、久々にサイクリングに行ってきました。最近はサイクリングよりもウォーキングの方が運動をしているような気がしてあまり行っていなかったのですが、やはり美しい黄葉を見るには足をのばした方がいいのでね。
この日はいいお天気で、なおかつ風もそんなに強くない(そしてそんなに気温の低くない)サイクリング日和だったのです。この平和な水面を見ているだけで癒されます。
いつもの橋の上からのショット。夏の間はSUPでこの近くまできたのもよい思い出です。もう少し葉っぱが黄色くなった方が圧巻の眺めですが、お天気やスケジュールにも左右されるのでなかなかタイミングが合わないのが現状。
晴れの日は木漏れ日や陽だまりが美しく撮れます。
そしてここは黄葉時の個人的絶景スポット。特にお天気のいい日は黄金色に輝く木々が見事なのです。
15kmの道程では森の中に入ったり、湖畔の道を走ったりの繰り返し。これは森の後、2度目に見えてくる湖。もうそろそろゴールも近づいてきました。
この森は鬱蒼と木が生えているので夏でも少し薄暗くて、よい気が流れているような気がします。夏の終わりは道端のブルーベリーを食べるのも楽しみの1つ。この1本道を自転車ですいすいと走っていくのです。
カスミソウのような、葉っぱがなくてスカスカの白樺から透けて見える湖も別の顔。
そんな感じで約1時間のサイクリングを楽しんだのでした。黄葉はもう少しの間楽しめそうですが、さて絶好のサイクリング日和がくるのでしょうかね。
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2024-10-08 Tue
Moi!明日から少しお天気が悪くなるようだったので、とうとう重い腰をあげて庭の落ち葉かき第一弾を行いました。いいお天気でしたが、最高気温は7度だったのでダウンジャケット着用で臨みました。気が付けば落ち葉が庭を埋め尽くす季節となりました。ただ桜の木は去年結局葉っぱが散らないまま(暖かい秋から降雪の冬に突入したのが原因)冬を越してしまったので、まだ葉っぱは青々としています。この調子だと今年も葉っぱをつけたまま越冬しそうな雰囲気です。
さて先月の末になりますが、地元のアルゼンチンタンゴのコンサートにKalevan Navettaという美術館も入っているホールに友達と行ってきました。Trio Maans-Perkola-Sandåsというフィンランド人のバイオリン、チェロ、バンドネオンのトリオ。
このホールは2回目でして、1回目は椅子がずらりと並べられていたのですが、今回は端に椅子がいくつか並べられていて、真ん中は4人掛けのテーブルがいくつか並べられていてそこで飲み物を飲みながらコンサートが見られるという形式を取っていました。
フィンランドでもタンゴは中高年層に人気で(それに合わせて踊る人が多い気がします)、我が街、セイナヨキでは毎年7月にタンゴフェスティバルも開催されています。
が、個人的にはフィンランドタンゴはあまり興味がなく、アルゼンチンタンゴについつい反応してしまうのです。実際日本にいる頃はアストル・ピアソラにどっぷりはまり、小松亮太さんのコンサートなどに行っておりました。なんというか青春の1ページというか、ピアソラの曲を聞くと色々な思い出がよみがえってくるのです。
そしてアルゼンチンタンゴといえばバンドネオンという楽器。多くは製造されていないので貴重な楽器と聞きました。この日も演奏者の方は2つのうち1つが調子が悪いようで、舞台で直しながら弾いていました。バンドネオンのボタンは左右合わせて71個あり、開くときと閉じるときの音が違うというどうやったら弾けるようになるのか想像がつきづらい楽器。しかもこのように蛇腹はどこまでも長く伸び、伸び縮みの音が人間の呼吸のようにも思えてライブならではの楽しみがあるのです。
短いですが動画もどうぞ。蛇腹の動きにご注目!
チェロの方が詩を読んだり、そしてアストル・ピアソラの有名な曲も何曲かとりあげてくれて満足のコンサートだったのです。一緒に行ってくれた友達にも感謝しかありません。秋の夜長に哀愁の響きがあるアルゼンチンタンゴはぴったりなので久々にまたハマりそうです。
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2024-10-07 Mon
Moi!昨日の快晴に比べ今日は一日どんより。時々小雨も降り、典型的な秋から冬にかけてのお天気となりました。最高気温は11度。黄葉もどんどん進んでいます。
さて…昨日はお葬式に参列しました。亡くなったのは家人の伯父であり、ゴッドファーザーでもある人。ガンの再発で帰らぬ人となりました。この伯父、生前はとても趣味が多く、またいつも楽しいジョークを言っていて周りの人を笑わせていました。私も伯父の楽しそうな笑顔しか思い浮かばない、一緒にいて楽しい、そして安心感のある人でした。亡くなる前に兄である義父に”よい人生だった”と伝えたそうで、恐らく治療で苦しい思いをしていたに違いないのにそんな言葉が出てくるなんて。私も彼のような人生を見習いたいと心から思ったのでした。
日本では亡くなるとすぐにお通夜、お葬式となりますが、こちらはかなり時間的な余裕があり、伯父の場合は約3週間後に。
葬儀があったのはセイナヨキのNurmo教会です。明るい伯父を送り出すのに相応しい雲一つない青空でした。
中央ヨーロッパの教会とは違う朴訥さがあって、なんというか心落ち着く教会でした。
家人の従姉妹達はよい人達ばかりで、数年前に集まったり、子ども達の高校卒業パーティーで会ったりしたり。久々の再会は嬉しかったものの、集まった理由が理由なだけにお互い涙目で何も言わずハグするだけ。それだけで気持が通じ合います。
讃美歌を歌った後にすぐ献花の儀式がありました。献花は家族またはグループ単位なのでまずは伯父の親族から。次は私達。義父がお別れの言葉と出席できなかった家族の名前を言った後に献花。家人も一言言った後に献花。次は私。え?私も何か言うの?でもアドリブで何か言うほど機転も利かないし、葬儀用のフィンランド語も知らないし、"Kiitos”と小声で言いながら献花。後で聞いたら何も言わなくてよかったみたいですが、ほんと焦りました。
教会でも葬儀は献花と説教と讃美歌を歌うのがメイン。最後に棺を霊きゅう車に運び、最後の讃美歌を歌って送り出します。
以前参列した時にも思ったのですが、男性は黒い上下に黒いネクタイは日本と同じですが、女性は服は黒であれば喪服でなくても基本OK。というか喪服というものがあるのかどうかも不明。そんなにこだわりや縛りはないようです。
教会での儀式の後親類、近い友人のみのお別れの会が別の場所で行われました。まず讃美歌を歌った後にビュッフェ形式の食事、そしてこちらのチャペルで讃美歌を歌ったり、届いたお悔やみのカード(50通ぐらいありました)を読み上げたり、詩の朗読、また故人の思い出を語るスピーチ等の後、お茶とケーキ(!)を食べて解散となりました。
伯父の思い出のスピーチは伯父の長男と、家人(家人のスピーチ+義父の原稿)が行いました。しめやかなお別れの式なのですが、伯父らしいお茶目なエピソード満載の笑いと涙に溢れたのでした。義父の思い出は生まれた時に始まり、2人の趣味のボーリングやもう1つの趣味のベリー摘みだったり、長男のスピーチも活動的だった伯父の200kmのサイクリングの武勇伝やっ魚釣りの極意など。弟として、父として、あるいは趣味仲間としてあらゆる顔を持つ伯父の姿がカバーされたよいエピソードでした。ふと私のお葬式の時は私の子どもの頃を知る人はいないのだろうなと思うと複雑な気持になりました。まあその時はこの世を去っているのだから気にする必要はないのですがね。それを家人に伝えたら事前に書き綴ってくれたらそれを読むからと言われましたが、なんかそうじゃないんですよね。気持は嬉しいけれど。
ところで葬儀の際にもお茶とケーキというところに文化の違いを感じました。そしてケーキはとても美味しかったです。この葬儀で初めて会った人もいたし、私達の婚約パーティーの時に来ていた小さな子どもだった伯父の孫、というか従妹の子どもが立派な青年になっており、春に日本に初めて旅行したとのことでその話で盛り上がったりもしました。
家人と従姉妹達は子どもの頃から仲がよく、不思議な連帯感で結ばれているというか、伯父と同様ユーモアのセンスが似ているというか。時々WhatsAppという日本でいうところのLineでグループがあり、おもしろいネタを共有して楽しんでいるのです。皆が帰る前に伯父の遺影に集まって皆で記念の写真を撮ったのでした。ちなみにその遺影はなんと14年半前の私達の結婚式の写真を使ったのだそうです。笑顔の素敵な写真だと思っていたので嬉しかったのでした。
伯父が亡くなったことは哀しいことなのですが、伯父の笑顔はいつまでも心の中に残り続けることでしょう。そして伯父との別れの際に大好きな人達と会えたことに感謝したのでした。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
儀式関連は慣れている方も、前の人の一挙手一投足を凝視している方も
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2024-10-05 Sat
Moi!今日もお天気はよかったのですが、最高気温は10度でした。
しつこく続いたヘルシンキ旅行記も今回で締めたいと思います。前にも書いたのですが、私はガイドカードなるものを持っているので国内の美術館の多くは無料で入れるので、敷居が低いのです。疲れたらベンチに座ってボーっと絵を眺めることもできますしね。時間があったのでHAM(Helsinki Aart Museum)に(も)久々に行ってみました。
晴れた日でした。
しかし…客観的に見るとなかなかとんがったオブジェが入口の上に君臨しています。
いつも思うのですが、美術館は情報量が多くて頭の中で溢れてしまいそうになるので、詳細情報はさらっと読み流して印象に残った絵だけ写真に撮っているため、例えばこれ、詳細を思い出せません。とにかく印象的な絵でした。
ちょっとアンディ・ウォーホールのキャンベルのスープ缶を少し連想させる作品ですが、よく見ると
”〇〇への飢え”とか”〇〇への恐怖”など人間のさまざまな感情を織り込んだ缶なのです。それをポップなイラストと共にずらりと展示する気味悪さが印象的な作品でした。
HAMにはTove Janssonの大きな絵が常設展示され(日本語の説明もあり)ているのですが、10/25~来年4/6までTove Janssonパラダイスという特別展が始まるようです。この絵は子ども病院の壁用の絵。入院している子どもが明るくなるように楽しい絵が描かれています。
こちらはおなじみムーミンのキャラクター。特別展が楽しみです。
風と共に去りぬのパロディー。2人の顔は曖昧なのですが、離れてみるとはっきりポスターにもなっているあのシーンだ!とわかります。(古い映画なので知らない人も多いかもしれませんね。)
剣山を思い出してしまいました。これに花を生けた作品も是非作ってもらいたいです。
Bambi forever!の展示の一部。ちょっと奈良美智さんの作品に通ずるところがあるように思ったのでした。(いつか青森の美術館に行ってみたい。)
自分のペースで美術館を巡るのもいいのですが、友達と感想を言いながら巡る方が色々な観点が共有できて楽しいかなと思ったのでした。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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2024-10-04 Fri
Moi!今日は文句なしの美しい秋晴れでした。紅葉も黄葉もピークに近づいていてついつい足を止めて見上げています。最高気温は10度でした。
ヘルシンキお上りさんの旅行記はまだ少し続きます。ヘルシンキで楽しみにしているのはやはり美味しいレストランやカフェ。同じ場所をローテーションしていますが、月に1度だし、季節によってメニューも変わってくるので飽きがくるなんて心配ご無用です。
今回はPasila駅の近くのホテルに宿泊したので、ランチはMall of Triplaの中に入っているこちらに行ったのでした。
食べ過ぎ?食べ過ぎですよね、やっぱり。でも餃子を外食で食べるチャンスがないのですよ。だったらセットになっているし頼みたくなるのですよね。醤油ラーメン以外の味が好きなので迷わず味噌ラーメンを。ラーメンも餃子もどちらも美味しゅうございました。円換算はしません。フィンランドで美味しいラーメンを食べることに意義があるのです。
食べ過ぎ?食べ過ぎですよね、やっぱり。美術館2つはしごして、足が棒になった時には糖分補充、大切ですよね。Teemaaの緑茶が美味し過ぎてこれを飲み逃す訳にはいかないし、抹茶チーズケーキを食べ逃す訳にもいかないのです。
Alajärviという小さな街で美味しいお茶が飲めるカフェをオープンした台湾人の友達が、お客さんの殆どがコーヒーをオーダーしてお茶をなかなか飲んでくれないとぼやいていましたが、やはりヘルシンキは違いますね。周りの客さんは全員お茶を飲んでいました。そしてケーキを食べていたのは私だけ。え?
そういえばフィンランド人の店員さんがお会計をするときに”ありがとうございました。”と声をかけてくださいました。なぜ私が日本人だとわかったのか聞いてみると動作でとのこと。そういえばお茶のお代わりを聞かれた時に言葉よりも動作が先に出てしまいました。それに加え、オーナーから私が日本人だと教えてもらっていたと。え?身バレしていた?1ヵ月に1度来るか来ないかなのに覚えていただけるとは…いい意味に受け取っていいのでしょうかね?自問自答。
翌日のランチはこれまた外せないMurasakiさんに。今回はキノコがたっぷり入ったクリーミーコロッケをメインに。コロッケを作るのは手間暇かかりますから、外で食べるに限ります。しかもサクサク、ふわふわでいい塩梅の歯ごたえ。白いご飯も、付け合わせの副菜も、お味噌汁も安定の美味しさで完食。お味噌汁の具にズッキーニが入っていました。端っこなど余った野菜を入れているとのことで、食材の無駄にならないし、お味噌汁によく合っていて、こういう心がけは素敵だと思ったのでした。
店内では日本人アーティストの方の展示もされていました。
白い壁に映えていて素敵でした。
夕食は電車でこちらを。前回買った時より安くなっていました。具がたっぷりで腹持ちも申し分なく、こちらも美味しくいただき、幸せ💕
駅のすぐ近くで見かけた噂のKyröのサウナバー。セイナヨキのお隣、IsokyröにあるKyrö Distilleryがヘルシンキの中心地にできるなんて。この会社の広告はかなりエッジが利いているのですが、創業者達がラケウス(この辺りの平原)を全力疾走している写真を入口に使うなんて。(家にはこのコースターがあります。)まだオープンしていなかったのですが、これからの動き、気になりますね。
最後の写真は食べ物には関係ありませんが、街で見かけたアート。色もデザインも素敵です。こういうアート?を時々街角で見かけるのですが、流行なのですかね。
ついつい緩急とは無縁、緩みない量をたっぷりいただいた2日間でしたが、これが明日への活力となるのです。(大げさ)
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2024-10-03 Thu
Moi!今朝はずっと霧がかかっていましたが、夕方になって少し晴れてきました。最高気温は8度で、かなりひんやりしてきました。
さて、先週行ったヘルシンキでは映画祭の前に時間があったので久々にKiasma美術館に行ってきました。私はガイドカードなるものを持っていて、それを見せれば国内の殆どの美術館が無料で見られるのですが、Kiasmaでは無効なので自然と足が遠のいてしまうのですよね。でも今回の展示の1つがSimon Fujiwaraということで日本人のよしみで行ってみることにしたのです。
Kiasmaは外観も見る価値ありなのです。
こちらからの角度、初めて見たかもしれません。
一度ここでランチを食べたのですが、あまり混んでいなくてなかなか美味しかったです。
噴水、近づいてみると全員が涙を流していました。
中がとにかくかっこいい。光の入り方も素敵です。
3階から見たところ。
”Feels like home”という企画展で印象的だったのはバベルというタイトルの塔。今は滅多に見かけないラジカセ(もう死語ですかね?)やラジオの塔です。しかもそれぞれのラジカセからニュースやトークや音楽が流れているのです。またそれが心地よいぐらいの音量で不思議な空間でした。あ、もちろん日本のブランド、Aiwa、Sony、Panasonic等のラジカセもありました。
このブルーと白のコントラストが好きでついつい写真に撮ってしまいました。
3つのベッドが展示されていました。説明によると、ベッドは温かさと快適さの象徴ですが、穴により戦争をイメージさせ、人間の脆弱性や喪失感を表しているとのことでした。連日哀しいニュースが流れてきているだけにそのメッセージが心に刺さりました。
そしてSimon Fujiwara展に。
Simon Fujiwaraはお父さんが日本人、お母さんがイギリス人とのこと。パフォーマンス、彫刻、絵画等多岐に渡って活動しているそうです。モダンな美術館にいきなり畳が敷かれている昭和感。やっぱり写真撮りたくなりますよね。
こちらはIt's a small worldのセクション。BGMはテーマパークなのですが、作品はよく見るとシュール。
大学では建築学を専攻したとのことで、なんとなく頷けます。
巨大タコの上に載っている船とか。
このクマはWho the BærというSimon Fujiwaraが作り出したキャラクター。
Who the Bærが踊っているのですが、この色合いはもしやあのマティスの作品のパロディー。
Kiasmaでの展示のために創作したと思われるフィンランドを代表するものたちとWho the Bærとのコラボには思わず笑ってしまいました。
KarhuがKarwhoになり、クマのキャラクターも描き変えられている。(大丈夫か?)
真ん中の絵はフィンランドでも有名な絵なのですがそれもWho the Bærにハイジャックされている。Kiasmaのお隣にあるOodi図書館も同様。
あああ、ムーミンまで。Moomin ShopがWhoomin Shopに。
たぶんこういったジョーク、フィンランド人は笑ってくれると思います。自虐ネタ、多いですからね。Simon Fujiwara展は10/13までとのこと。行っておいてよかったです。
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2024-10-02 Wed
Moi!今日は日中はいいお天気でしたが、夕方になって曇ってきました。最高気温は12度。段々外に出るのが億劫な季節になってきました。いや、まだ10度はあるのですがね。
ようやくヘルシンキの旅、先週の出来事に追いつきました。先週のヘルシンキ行きは家人が火曜日から珍しく3連泊だったので、本来なら木曜日に泊まって金曜日に一緒に帰る予定だったのですが、木曜日にセイナヨキであるコンサートに行くことにしたので火曜日から1泊することにしたのです。
そしてある明け方、ふと目が覚めてTwitter(またの名をXとも言うらしい)を寝ぼけ眼で読んでいたところ、
三谷幸喜監督、フィンランドからラブコール 『スオミの話をしよう』特別招待の理由は (マイナビニュース)#フィンランドhttps://t.co/Jg1NPHPpiM
— フィンランド語サービスANC 大阪 講師派遣(法人向け語学研修)、翻訳、通訳、オンラインレッスンなど (@finnish_info) September 5, 2024
三谷幸喜監督がヘルシンキへ?来られると???
まあね、国際映画祭のゲストだからきっと週末だろうとヘルシンキ国際映画祭のサイトをチェックしていたら…
火曜日だった。
私はその日ヘルシンキに宿泊。
なぜこんなに大興奮したかというと、日本にいる友達が三谷監督の大ファン(著作はすべて持っている)で、私も彼女の影響を受けて三谷監督のインタビューや記事を見かける度に彼女に送っていたのですよね。私自身も彼の作品は興味があり、映画はなかなか見られないものの、テレビドラマ等こちらで追っていたのです。
木曜日にコンサートに行かなかったら映画の日には滞在していなかったはず。これはもう映画祭に行くの一択。家人はスケジュール的に難しそうだった(し、実際その日はとても多忙だった)のでヘルシンキ在住の友達を誘い行くことにしました。
さらに運がよかったのは、このニュースがチケットの販売前に流れたこと。このニュースがなければ映画祭の存在は知らなかったですからね。(哀しい地方都市住まい。)
チケット販売は月曜日の12時から。ちなみにヘルシンキ国際映画祭は1つの会場ではなく、ヘルシンキの色々な映画館で世界各地の映画が10日間に渡って上映されました。
さて映画のチケット販売日。30分前から待機し、失敗は許されないと”スオミの話をしよう”のページで5分前にシミュレーション。
あれ?前回あったはずの”購入”ボタンがない💦
焦る気持を抑え、確認していたらショッピングカート発見。それをクリックすると”あなたは順番待ちです”のようなメッセージが。
そして12時ジャストになりました。
画面には”あなたの前に498人の人が待っています。購入予定時間は12:20”という表示が出て、刻々とその数が変わっていく仕組み。既に498人もの待機者がいたとは。
でも、映画祭は10日間開催され、映画上映数も1日で20以上あるし、映画館のキャパも100人ぐらいあるのでは。おまけにアジアではなく国際映画祭だから注目度は比較的高くないはず。恐らく大きなミスでもしない限りは買えるだろうと思ったのでした。それでも別のブラウザーでも念のため待機し、(12:10頃購入ボタンを押したら待機時間は1時間強になっていました)高鳴る胸を抑えつつ、無事購入成功!
という流れで来ました!”スオミの話をしよう”の会場となるMaximという映画館。中心街にある便利な場所でした。この日は散々歩いて足が棒になっていたこともあり、また三谷監督を少しでも近く見るために50分前に到着。既に数人の日本人の方が待機していました。
待っていると次々に関係者が建物の中に入って行き(一般客は外で待機)、三谷監督も20分ぐらい前でしょうか、堂々と正面玄関から入って行かれました。なぜか監督にお辞儀をしてしまう日本人の性。
”Rakkautta &Anarkiaa”(=ラブ&アナーキー)は映画祭のテーマです。
そして監督💕ようこそヘルシンキに。
日本の情報番組や映画の公式ページ等でご覧になった方もいるかと思いますが、監督の映画の宣伝をする真摯な姿。そしてまじめな顔をしながらおもしろいことを言う三谷監督。現地でも大うけでした。Q&Aも盛り上がり、本当に行けてよかったです。
映画の後にホールに出るとサインや写真撮影に応じている監督。”あの、サインお願いできますか?”と言う前に既に映画のパンフレットにサインを書かれている姿。驕ったところがまったくないお姿にさらに好感度アップなのでした。
フィンランドに住んでいてよかったなと思うのはこういう時です。偉い人、普通なら手の届かない人との距離が近いことです。芸能人とかもそうですが、スポーツ選手、企業のCEOや国会議員、市長、大学の学長等気さくに話ができるのです。
肝心の映画ですが、”スオミ”がフィンランドという意味ということもあり、コスケンコルヴァが出てきたり、長澤まさみが着ていたエプロンがマリメッコだったり、会場で一番盛り上がったのは最後のミュージカルシーンでした。監督自身も言われていましたが、まさにヘルシンキ国際映画祭にぴったりの映画だったと。
映画の後はフォーをいただきました。軽く食べるつもりがてんこもり…。(生玉ねぎ、抜いてもらいそびれました→苦手な人)とかいいつつ美味しくいただきました。
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2024-10-01 Tue
Moi!今日もいいお天気だったのですが、朝は1度、最高気温は10度でなかなかの冷え込みとなってきました。
さて、1ヵ月前に行ったヘルシンキでは家人の元同僚の方のご厚意でクルーズに出かけたのでした。途中で上陸したのはスオメンリンナ。(←なんと日本語のページもありました。)スオメンリンナは昔の要塞で、現在では世界遺産に登録されている人気の観光地です。通常は港からフェリーで20分で行けるのですが、今回はボートで。
こちらが船着場。フェリーとは違う上陸場所でなんというかセレブ感を味わうことができました。
ちなみに近くのレストランで駐車料金ならぬ駐船料金を払う(というか払っていただいたのですが)のも新鮮でした。
スオメンリンナは1748年に建設が始まっただけあり、古い建物がたくさん残っています。
元要塞ですから堅牢な石造りの建物がたくさんありました。
レンガ造りの建物も。
ピンクの建物のゲートの向こうにバルト海が臨めるのが素敵。
木陰でゆっくりするのも気持よさそうです。
スオメンリンナ上陸の一番の目的は食事をすること。
ただあいにく月曜日で多くのレストランがお休み。今回行ったのはSuomenlinnan Panimoという自家製ビールが飲めるレストラン。(私は飲めないのですが💦)
その割にはとてもおしゃれなお店でございました。
私がオーダーしたのは黒豆とマッシュルームのパテのラタトゥイユソースとスモーク豆腐。この通りボリュームたっぷり。ラタトゥイユはなかなか美味しかったのですが、パテはちょっとジューシーさに欠けていたのが残念。あ、自家製ビールは美味しかったそうです。
とにかく3人でゆっくり楽しい話ができたのでそれでいいのです。
観光が目的ではなかったので建物の名前などチェックせず、歩いている時に気になる建物を撮ってみました。夕陽が窓ガラスに反射しているのがきれいだったのです。
この雑な感じの人形?がいい味を出しています。リアルな人形だとちょっと怖そうですもんね。
こんな感じで思いがけない形で久々のスオメンリンナを楽しんだのでした。
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