2024-09-30 Mon
Moi!今週末はいいお天気でしたが、最高気温は10度でした。天気予報を見てみると数日最高気温は10度前後で推移するようです💦
さて1ヵ月前のヘルシンキお上りさんの旅はもう少し続きます。今回はヘルシンキでのクルーズについて。クルーズ?と思われる方もいるかもしれませんが、正真正銘のクルーズです。
家人の元同僚がボートクラブ(?)に所属していて、去年からクルーズに行こうと誘ってくださっていたのです。平日でボートが借りられて、雨が降っていなくて、風が強くない日という条件。7月は私達は日本に帰省していたし、そんな条件が合う日があるのか?と思っていたらぴったり合う日があったのです。家人もOKで、私にとってもアメリカ人の友達と土曜日に会い、翌日には友達の車でカルッキラという街にドライブしてもう1人の友達と会い、そしてその翌日にボートが予約ができたのです。お天気も当初は雨が降りそうだったのですが、日にちが近づくにつれてお天気はよくなり、結局晴れました。
しかもですね、深く考えずに予約したホテルは船着場の近く。元同僚の方はホテルから歩いてすぐの船着き場にボートで迎えに来てくださると。控えめに言っても最高じゃないですか?
Katajanokkaというところなのですが、映画”スオミについて話そう”をご覧になった方、またはこれからご覧になる方、最後のミュージカルシーンでも出てくる地名の1つ、”カタヤノッカ”ですよ。Nokka(=くちばし)という名前のレストランもありました。
ヘルシンキの古い街並みも臨むことができます。
ということでクルーズグスタート。どんどん新しい高い建物ができていますね。
不思議なオブジェも。
モーターボートの魅力は海との距離が近いこと。決められた道を進むのではなく、自分の意志で行き先を決められること。もちろん海路側から見る景色も特別です。
トラムやバスに乗って街中を巡っていてもこんな景色は見られません。
大きめのフェリーも航行していました。
夕暮れのクルーズも大変趣深いです。沈む夕陽が水面に映り込んでいます。
ほんのりオレンジ色に染まった空をバックにした街のシルエットも絵になります。
このクルーズでスオメンリンナという観光地でも有名な島に上陸して夕食をいただいたのですが、それはまた次回にご紹介します。
もしこれより後になると寒くなるし、日も短くなるし、お天気も崩れがちになるので、最高のタイミングで行くことができました。波は若干高いところもありましたが、船酔いすることもなく(車酔いもあまりしないというのもありますが)しっかり楽しむこごができ、元同僚の方には感謝、感謝なのでした。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
夏は海という方も、いや山でしょうという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-28 Sat
Moi!今日は終日雨が降っていました。最高気温はたったの10度。引きこもっているうちに黄葉も進んでいるに違いありません。
さて、今回は前回に引き続き1ヵ月前の思い出を。ヘルシンキ在住の友達に運転してもらってヘルシンキから1時間ほど離れたカルッキラという街にドライブしたのです。カルッキラに行ったのは2つ理由があり、そのうちの1つはTwitter(Xともいうらしいですが)友達に会うこと、そしてもう1つの目的はアキ・カウリスマキ監督とミカ・ラッティさんが作ったという映画館、キノ・ライカに行くということ。
キノ・ライカはHögforsin ruukkiという古い鋳物工場だったエリアを再開発したエリアの中にあります。
そしてすぐ近くには雰囲気のいい橋があり、渡ってみると
これまた自然に囲まれた川が流れていました。
8月だったので(そしてこの日は夏日でした)風景がまだ夏です。
緑→バッタ?と安易な発想をしてしまいましたが確か鹿のオブジェ。
レンガ造りの古い建物も青空に映えています。Wikipediaによると、このエリアには市役所や図書館、そして一般企業のオフィスもあるのだそうです。
そして到着しました。いつか訪問したいと思っていた映画館、キノ・ライカ。遂に!
レンガの壁が趣があり、椅子やクッションもモダンな面とレトロな面が融合されていてかわいかったのです。
2階のスペースではカウリスマキ監督の映画のスチール写真展が開催されていて(展示は今は終了)奥にカウンターがあり、そこで飲み物をオーダーすることができます。
こんなスペースでも絵になります。
カフェスペースは天井が高いのでゆったりしているし、照明の使い方がスタイリッシュ。
編み物好きの方~、キノ・ライカオリジナルの編み物キットでございます。そう、ウールソックスを自分で作れるセットが販売されていました。
テラス席もあり、川のせせらぎを聞きながらお茶できます。実際ランチの後友達とここでお茶したのですが、地元の方々で賑わっていました。
2階からの眺めはこんな感じです。
せっかくなので写真展も見ました。全体はこんな感じ。ちょっと椅子が多い気がしますが、動線を作るために置いたのかな?と思ったり。
日本で大ヒットした枯葉のスチール写真。
この写真、ちょっとアートな感じがしませんか?光と影のコントラスト、特に陽射しが強いときれいですよね。
キノ・ライカは日本でも”キノ・ライカ 小さい町の映画館”というこの映画館の誕生を描いたドキュメンタリー映画も今年12月に上映されるとのこと。フィンランドで公開された時うっかり見逃してしまいました。キノ・ライカで時々上映されることもあるとのことなので、いつか訪れてみたいものです。
カルッキラはすべてがコンパクトにまとまっていて、自然も豊かだし、アキ・カウリスマキ監督が住んでいるというのも頷けます。(冬はポルトガルで過ごしているとか。それも頷けます。)
素敵な夏の日に憧れの地に行くことができ、さらに心地のよいテラス席でたくさんおしゃべりして楽しいひと時を過ごせたのでした。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
編み物を嗜まれる方も、編み物はちょっと…という方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-27 Fri
Moi!今日は朝は曇っていましたが、お昼からいいお天気になりました。お天気はよかったのですが風がかなり強い上に最高気温が13度。本格的なコート、シーズン初で着ました。
1ヵ月ぶりに取り戻したカメラの写真を元に記憶を辿っていっています。今回は1ヵ月前のヘルシンキでの食事編でございます。
まずアメリカ人のジャーナリストの友達と出向いたのはRestarant Nolla。なかなか予約が取れなくて実は今回が2度目でした。店内はこの通り相変わらずの賑わい。
なかなか要求度が高そうな彼女を満足させられるか少し心配だったのですが、それは杞憂に終わりました。
前菜はトマトとベリーサラダのガスパチョ。1ヵ月前ですからね、まだ少し暑さの残る季節にさっぱりとしたガスパチョはぴったり。
メインは今回も野菜系を。春キャベツとスイスチャードのメドウスイートソースをお願いしました。食感もさることながらソースが、ソースが食材にぴったりなのです。なんというか組み合わせが”王道”ではなく、変化球ながらうまく調和していて今回も期待を裏切らずの味でした。また再訪したいレストラン💕
ある日のランチは久々のフォー。Little Saigonというお店に行ってみました。生の玉ねぎやネギ類、後味があまり好きではないため、どちらかいうと苦手。抜いてもらうのを忘れていました💦パクチーは好きなんですけどね。そしてフィンランドでは貴重なモヤシが別皿にてんこもり。貴重なのですが、こちらのモヤシって結構太くてシャキシャキ感を越えた存在感があるのです。味はうーむ、どうでしょうかね。フィンランドだから本場のフォーの味を再現するのは難しいのかもしれません。量はたっぷりありました。
またある日のランチは最近は行列ができると噂のOwanさんへ家人を始めて伴って出向きました。(平日のランチにはなかなか2人で行けないのです。)1ヵ月前はテラスで食べてもへっちゃらだったのですよ。ええ、テラスがあったおかげで待たずに済みましたが、店内は満席だったのです。
思い返せばOwanさんでのランチはプレオープン以来久々。メニューもスタッフの方も増えていて勢いを感じました。
夏限定と思われるつけ麺にもすごく心惹かれたのですが、茄子好きな私としては見逃せないメニューがあり、それにしました。豆腐とアボカドと茄子の丼。右下のソースをかけていただくのですが、美味しい💓これは待ってでも食べたくなる気持がわかります。フィンランドで手に入る食材をうまく組み合わせていてお見事でした。
お茶はセイナヨキから撤退してしまったロバーツコーヒーで。ここのカップがかわいくてお気に入り。プッラというか菓子パン?も美味しゅうございました。
ヘルシンキではリピートしたいお店が多過ぎてなかなか新しいお店を開拓できないジレンマがありますが、その時の行先や気分、メニュー、タイミングで決めるのも楽しみの一つです。同じお店でもメニューも季節によって変化しますしね。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
食に関してどちらかというと保守的という方も、きっぱり革新的ですという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-26 Thu
Moi!今日はお昼過ぎまでヘルシンキにいて、夕方にセイナヨキに戻ってきました。ヘルシンキの最高気温は17度。雨の予報もあったのですが、12時過ぎにパラパラっと降ったのみ。セイナヨキでは到着した時は地面は濡れていたものの晴れていて、家に戻ってしばらくしたらまとまった雨が降りました。うまく雨を避けることができてラッキー。
実は1ヵ月前にヘルシンキに行った時にカフェでカメラを忘れるという失態が💦電話をしたら無事あると確認が取れ、預かってもらっていたのをこの度無事回収してまいりました。そんなこともあり、1ヵ月前と、今回のヘルシンキ滞在のことをこれからゆっくり綴っていきます。まずはヘルシンキのお隣、EspooにあるEMMA美術館についてです。
美術館に一緒に行ったのはアメリカ人の美術、ガラス製品等に詳しいジャーナリストの方と。彼女が約1年前にセイナヨキに来られた時にガイドをしたのが知り合ったきっかけです。元々パイミオのサナトリウムに一緒に行こうとお誘いいただいていたのですが、あいにく外せない仕事が入り泣く泣くお断りしたところ、だったらEMMA美術館に一緒に行こうとなったのです。
彼女にとっては初めてのEMMA美術館ということもあり、とにかく作品一つずつに大興奮。彼女のご両親が北欧の食器が好きで幼い頃からそして今も北欧デザインに囲まれて暮らしているのだそうです。おかげで私も彼女からたくさん新しい知識を得ることができたのでした。
まずは最近ヘルシンキのAmos Rex美術館の外にいくつかの彫刻が飾られていて認知度がかなりアップしたKim Simonssonの作品。Amos Rexの作品もユニークですが、EMMA美術館の作品も素材がベルベットのようで繊細でした。
ArabiaのParatiisiのデザインでも有名なBiger Kaipiainen。色彩豊かなお皿がたくさん。色使いとか花をモチーフにしたものも多いので彼女も私も勝手に女性かと思っていたら男性だったのです。先入観に頼ってはいけませんね。
こちらもArabiaのデザイナー、Heini Riitahuhtaさんの作品。制作の模様がビデオで流れているのですが、その緻密さにただただ見とれていました。
IittalaのOrigoのようなデザイン、おもしろかったです。
美しいタイルのようですが、なんと体重計。並べると美しい市松模様に。
カラーパレット風その1。
その2。個人的に惹かれた作品です。
こちらはニューヨーク在住のTschabalala Selfさんの作品。EMMA美術館がサポートしているようで彼女の作品がたくさん展示されていました。
Tapio Wirkkalaの常設展も新しい視点で見ることができました。
私達、EMMA美術館になんと5時間ぐらいいました。(途中ランチ休憩も挟み、ですが)大学で美術のことを勉強した彼女の知識の足元にも及びませんが、それでも私自身不思議なご縁で少しずつ知識が増え、そのおかげで点と点が繋がったりを繰り返しながら、今回の彼女とEMMA美術館を訪れたことによってさらに深化できたり、お互いにインスピレーションを与えあったことはよい刺激でした。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
美術館を回るのに時間をたっぷりかける方も、割とあっさりという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-24 Tue
Moi!昨日夜から朝にかけて雨が降っていました。その後止みましたが、終日どんよりしたお天気でした。最高気温は12度。寒くなってきました。
さて、今回は地元の新聞に載っていたエテラポフヤンマーではなくポフヤンマーにあるKristiinankaupunki (ウィキペディアによるとクリスチーネスタッド、フィンランド語読みするとクリスティーナンカウプンキ)のマーケットの話をご紹介します。
特に古い街だと街の中心にToriとよばれる市場があり、そこで地元の人達が野菜や果物、また食べ物やその他ちょっとした小物や服などを売っていたりします。少なくとも昔は街の中心的存在だったと思われます。セイナヨキにも市場があり、週に何回か出店していますが、数は少なく、そんなに賑わってはいません。また数年前クリスマスマーケットがありましたが、去年はなくマーケットの文化は深くは根づいていないのが現状。市場というより中央広場のイメージに近いので勝手に”中央広場”と紹介しています。
一方Kristiinankaupunkiのマーケットは有名で、Webで調べてみたら春のマーケット、夏のマーケット、昔のマーケット、秋のマーケットと年に4回大規模なマーケットが開催されているようです。ちなみに人口は6200人の小さな海辺の街なのです。
この写真はその大きなマーケットの時ではなく、夏に訪れた時の写真です。
Kristiinankaupunkiのマーケットの歴史は長く、1783年から始まったのだそうです。今もなお受け継がれている伝統、ここにくれば毎年同じ商品が売られている安心感、またイベントよりも人との出会いが楽しみで来ている人もたくさんいるとのこと。
売り手側にとっては、他の街に比べると人出は少ないものの、実際に商品を買ってくれる人が多いという特徴があるようです。地元の人はもちろん、このマーケット目当てに来る人や、この辺りにサマーコテージを持っている人達も来ていますからね。私も1度サマーマーケットに行ったことがあります。
その一方で売り上げが下がっているので、来年からはもう参加しないという出店者もちらほらいるようで、秋のマーケットの出店者は去年より20減ったそうです。コロナの影響も少なからずで、コロナ期に他の手段でビジネスを行う方法を見つけ、離れていった出店者も少なからずいたようです。そういう意味ではマーケットは消滅しつつある文化なのかもしれません。
インターネットがこれだけ一般的になり、クリック1つであらゆる場所から注文ができるようになった昨今、恐らくじわじわと売り上げ減少はあったのでしょうが、コロナを機にさらにそれに拍車がかかってきたのかもしれません。それでも記事にも書かれていましたが、”何か掘り出し物を探す”のではなく”人との出会い、語らい、場の雰囲気を楽しむ”ためのイベントとして捉えれば、別の楽しみ方ができるのかもしれません。
こちらはIsokyröの1700年代オールドマーケットの様子。ハンバーガーを食べたぐらいでしたが、お店の人と話したり、イベントをのぞいたり、ブラブラしたのが楽しい思い出でした。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
楽しそうなイベントはとりあえず顔を出してみるという方も、部屋でまったりするのが好きですという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-23 Mon
Moi!昨日から気温がガツンと下がっています。今日の最高気温は13度。風が確実に…冷たい。太陽はさんさんと光を降り注いでいるというのに。
去年の今頃はウォーキングに燃えていたので、ちょっと寒くても何のその、と活発にウォーキングに出かけていたのですが、最近は”いいお天気だけど寒いし、ま、いっか”と引きこもっています。引きこもっているとちょっと気分転換したくなるもので、ちょっと出かけたついでに”ちょっと行っとく?”のノリでカフェに足が向くのですよ、なぜか。
金曜日はランチを食べ過ぎたので軽く夕食を食べた後なのに、食べた後なのに、なぜかPikku Paussiという地元民で賑わう老舗カフェに行ったのですよね。家人はまだ夕食を食べていなかったのでクロワッサンと手前のリンゴの焼き菓子を、私は左のレモン味のマフィンっぽいものを。
他のカフェが強気にどんどん価格を上げる中、このカフェはとても良心的な価格を維持してくれています。そのため狭い店内はいつも多くのお客さんで賑わっているのです。
土曜日に行ったのは先日初めて訪れたPirjon Pakari。家人はなんと初訪問。平日のランチの時間帯に混んでいるのですが、土曜日はお客さんもまばらで午後の陽射しを浴びなら(外の気温は12度でしたが💦)ゆっくりお茶で来たのでした。
いわゆるケーキ類の種類が少なかったので菓子パン?ペイストリー?にしました。生地がサクサクで満足💓
日曜日は、写真には撮らなかったのですが、先日インスタグラムで見かけたチーズケーキを作ったところかなり美味しくできたし、生地に使ったクッキーやクルミが若干余っていたので義両親用に焼いて持っていったのです。レシピはこちら↓です。
料理上手な義母ですが、最近体のあちこちが不調なので少しでも元気づけできたら、といのもあったのでした。結果とても喜んでもらえてホッとしました。
ああ、わかっているけど食べ過ぎの週末。気分転換とカロリーのバランスを取りながらこれからの暗くなる季節をどうにか乗り越えていければと思うのです。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
食べ過ぎたら翌日にきちんとカロリーコントロールできる方も、ダイエットはとりあえず明日からという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-21 Sat
Moi!今日も気持のいいお天気でした。気温は少し下がったものの18度まで上がりました。明日の最高気温11度。ちゃんと適応できるのかちょっと心配です💦
さて先日ネットであるチケットを購入しました。数日してタイトルに”誤り”という単語が含まれたメールがきてドキッとしました。何かの手違いでチケットが無効になったのかとドキドキしながらメールを開けてみると
チケットの販売額に誤りがあり、〇日~〇日の間に購入した人に1ユーロ高い価格で販売してしまいました。
つきましては、もしご希望ならこちらのフォームに必要事項をご記入ください。 と。
え?
間違えたことを特に謝罪もしていないし、希望したら返金するけど希望がなかったら返金しないってこと?
と軽いカルチャーショックを受けたのです。
でも翻って考えてみると確かに1ユーロで何ができるというのか?街中で駐車したら駐車料金の1ユーロなんてあっという間。タクシーに乗ったら(滅多に乗らないけど)1ユーロの差、あるある。むしろ1ユーロの差で収まってくれたら嬉しいぐらい。またスーパーで1ユーロで何が買えるというのか?そう思うと特に多忙な人にとってたった1ユーロのためにフォームに自分の銀行の情報を入力して、購入したチケットのオーダー番号を調べて入力して1ユーロを返金してもらう価値があるのか?(私は多忙ではないのでしっかり返金手続きしましたけどね、ふふ。)
そんな時にパラリンピックでフランスの洗礼を受けた作家、岸田奈美さんのエッセイを読みました。有料部分に書かれていたことを簡単にまとめると、フランス人の対応は日本に比べると信じられないぐらい適当だけど、判断は現場の裁量に任されていると。→あまりがんじがらめにしてしまうと、すぐに人が辞めることになるかもと。
確かにマニュアルや指揮命令系統に則ってすべての人に平等なサービスを完璧に近い形で提供している日本人からすると大きな乖離はあるけど、担当者は自分の判断で対応は(ちょっと適当だけど)迅速に、そして仕事をサクッと済ませる。フィンランドでもそういう傾向があるので大きく頷きながら読んだのでした。まあフィンランドはフランスほど大国ではなく、そこまで適当にしないと回らないことはない=そこまでひどくはないかと思うのですが。
今回のケースは現場判断という例ではないのですが、たった1ユーロの返金のために丁寧に謝罪して、全員に平等に返金する必要はあるのか?それは販売側にとって、購買者にとって大切なのことなのか?を考えるよいきっかけになりました。そういえばゴミ集積場の方の話を聞いた時も有料ゴミを事前に支払手続をしていない人を細かくチェックしないようにしていると話とも重なります。チェックすることは可能だけど、チェックを完全にしようとすると開発費がかかってしまう。その割り切り、寛容さが残業の多い会社等にもしかしたら必要なのかなと思ったりしたのでした。あ、その前に顧客の要求度の高さという壁がありますね💦いずれにしても何事も中庸は難しいものです。
最後の写真は本文に関係ありませんが、今日見たラケウデンリスティの教会の時計塔のシルエットです。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
1ユーロの返金はしっかり手続きする方も、放棄するという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-20 Fri
Moi!今日は予報通り気温が21度まで上がりました。一部の地域では25度まで上がったところも。明日は16度ですが、その後最高気温が10度前後になりそうなのです。
今日は文句なしの快晴だったので湖にウォーキングに行ってきました。最後の夏の日ですから張り切って半袖で行きましたよ~。風が若干強かったものの、20度あれば肌寒くなく、むしろ爽やか。
キラキラの太陽が湖面を神々しく照らしてこの通り。
眩しくて何が撮れているかわからないけど、一応桟橋を撮ってみました。
さすがに今日は泳いでいる人はいませんでした。風も強かったですしね。
桟橋まで行って夏の名残の写真を撮ってみました。どうでしょう?
風は強かったもののモーターボートを準備している親子がいました。
そういえばコロナの時期に家人がSUPを購入したんですよね。”秋でもそんなに寒くなかったら行ける”と粋がっていましたが、秋になると風が強い日が多くなるのです。今年の夏は結局2回しか行けないまま終わりそう。そう考えるとフィンランドでは夏の間使うものの使用頻度は低めです。さらにイベントや行事もあって忙しいし。
自分の足の長さに見とれてしまいました💓
そう、湖畔に立派なサッカー場があり、今日は子ども達がユニフォームを着て試合をしていました。
帰り道で見つけた大きめのキノコ。凛としていてかっこよかったのです。
太陽の光をたくさん浴びながら、爽やかな湖からの風を受けながら、気持のいいウォーキングを楽しんだのでした。
さよーなら、夏の日、またいつか。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
年に数回しか使わないものがたくさんお持ちの方も、断捨離が得意な方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-18 Wed
Moi!今日は朝少し雨が残っていましたが、日中は晴れていました。最高気温は17度なのでまあまあのお天気。今年豊作だった庭のリンゴも殆どなくなり、今日唯一地面に落ちていたのを鳥がつついていました。今年はたくさん食べたので最後の1個と言わず2個、3個お慈悲であげることにしましょう。
さて、前回はエテラポフヤンマー博物館の企画展を紹介しましたが、今回は常設展を紹介します。確か語学学校に通っていた頃に来たような気もしますが、当時はフィンランド語もさっぱりだったし、街のこともよくわからない時期だったので全然印象に残っていませんでした。でも改めて今見てみるとなかなか地元愛にあふれる展示だと思ったのでした。
まずはショップのご紹介です。このピアスはエテラポフヤンマー地区の象徴ともいうJussi paita(=ユッシパイタ)のデザインでして、地元愛に溢れるピアスとなっております。
エテラポフヤンマー地区の建物を盛り込んだティータオルは同じくエテラポフヤンマーにある会社、ラプアンカンクリ製です。
同じくこの地区の民族衣装のアクセサリーの一部をかたどったブレスレットや
ネックレスも売られていました。
常設展では現在活躍中の地元企業の製品ということで先ほどのラプアンカンクリの製品です。
※Jokipiin Pellava製品も写真に撮ったのにブレていたので割愛💦
子どもにも興味を持ってもらえるように昔のお屋敷をモデルにしたドールハウスもありました。”遊んでもいいよ”と書かれています。
ええ、これが噂のユッシパイタです。ジャケットで隠さず堂々と着てほしいものですね。
他にも昔の写真があり、昔と今ではかなり様子が違っているのがわかりました。これは別途ご紹介しようかなと思っています。
道を挟んだ向こう側にはエテラポフヤンマー地区の昔の家も展示?されていて自由に入ることができますが、今回は写真のみ。
今は風力発電用の風車があちこちにありますが、昔の風車は小さめでかわいいですよね。
このユッシパイタと同じ色が特徴のようです。
博物館はTörnävä kartanoの近くにあり、駐車場から建物の一部が見えます。
展示されている昔の写真を見ながら、どんどん変わりゆくセイナヨキは、今見ている景色も歴史になっていくのだろうなと思ったりしたのでした。例えば駅は今年の冬にまったく新しい建物に変わる予定です。人口も2010年の時点では6万人に届かなかったのに今では6万6000人ですからね。都市部に人口流入している中、地方都市にしては頑張っていると思うのです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
住めば都、今住んでいる街も好きという方も、なんといっても地元💓という方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-17 Tue
Moi!今朝は起きたら4度。屋根に…霜が…おりていました。暖房も入りましたしね。とはいっても日中は放射冷却の影響か、とてもいいお天気に恵まれ気温も17度まで上がりました。
さて、1週間ほど前にIlmiöiden yöというイベントで行ったエテラポフヤンマー博物館の企画展示の写真展。家人の好みっぽかったので日曜日に再度行ってきました。イベントの時は無料だったこともあり、たくさんの人がいたし、時間も限られていたのでじっくり見えなかったですからね。しかも家人はミュージアムカードを、私はガイドカードを持っているので無料で入れるのです。
こんな地方の博物館でも日曜日に開館しているのはちょっと驚きでした。しかも私達の他に2組ほどお客さんがいたのにももっと驚きでした。もしかしたらイベントの影響かもしれませんね。
写真展はどちらもラプア出身のBenjamin PöntinenさんとJukka Risikkoさんの美しい自然の写真の数々が展示されていました。テーマは”Yön ja päivän kulkijat (=夜と昼の活動者)”。Benjaminさんは家人いわく地元の有名なフォトグラファーで、写真集も出しているとのこと。Jukkaさんは数年前に美しい自然の写真が切手に採用されたことがある経歴の持ち主。
博物館の庭にはモモンガの紹介パネルがありました。この辺り?に野生のモモンガがいるのだそうです。
写真展は2階で展示されていました。まずは前回も紹介したラケウス(=エテラポフヤンマー地区の平原)の写真です。圧巻のパノラマ写真。
同じ道を春夏秋冬で撮った写真を改めて見るとこんなに色が違うとは。でもウォーキングをして飽きないのはこのように自然の風景が日々違う表情を見せてくれてるからなのだと思います。
右がブレてしまいましたが、同じ小屋を20年ぐらいの時を経て撮った写真。木と木の間から射し込む光が見方によってはこんっピューターのスクリーンに映し出される文字に似ていてどこか未来的な印象を与える不思議な写真です。
これは夏の夜、2時間おきぐらいに撮った写真なのだそうです。白夜といえど少しずつ日が暮れていき、
やがて朝を迎えて明るさを増していく様子。
こちらは湿地帯の遊歩道の向こうに見える月が何とも幻想的な1枚。
フィンランド語では”Liito-oravaといって飛ぶリスとよんでいるようですが、リスとは黒目の大きさが全然違います。
キツネのシルエットも美しい写真。この方は夏の間カメラを持って夜な夜な写真を撮っているのでしょうかね。素晴らしい瞬間を捉えています。
危機に面して子リスを咥えてもう1つの巣に逃げている母リスとのこと。かっこいい。
どんな場所でも勝手にゴミを捨ててはいけませんという啓もう写真。家人いわく看板はキャンプ地という表示なのだとか。
こういう美しい写真を見ていると、同じ素材は身近にあるはずなのに結果はこうも違うものなのか不思議です。せっかく素敵な写真の数々を見たので、もう少しアンテナを高くしてよい写真が撮れるようになれればと思ったのでした。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
決定的瞬間をカメラに収めるのが得意な方も、あたふたしているうちにシャッターチャンスを逃してしまいがちな方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-16 Mon
Moi!今朝は雨が降っていたのですが、お昼頃からいいお天気に恵まれました。最高気温は16度。来週の天気予報を見ていると、とうとう最高気温が10度になる日もあるようです。1週間前は25度近くまであって夏みたいだと思っていたのに。
さて、いつも週末はうだうだしてしまうので、今週末はやりたいことやすべきことを書き出してチェックリストにしてみました。可視化したおかげか、ほとんどの項目をクリアすることができました。
そのうちの1つが土曜日にランチに行くこと。地元のショッピングモール、Ideaparkの中に1年ほど前?にBabistaというフランチャイズのケバブのレストランがオープンしました。フィンランドの地方都市のレストランの8割はハンバーガー、ピザ、ケバブで成り立っていると言っても過言ではない状況。それぐらい乱立しているので、わざわざケバブを食べに行く気がしなくてずっと保留にしていたのです。
そんな中、広告で火曜日までBabistaを含むS系列(フィンランドの2大スーパーのうちの1つ)のレストランが15%オフというのを見かけたのです。これは格好のチャンスということで行ってみることにしました。ちなみにIdeapark全体でも一足早い秋分の日セールであちこちのお店でお買い得になっていて、それも気になったのです。いざ行かん!
ちょっと開放的なおしゃれなカウンター。(そうでもない?)
ライトの関係で店内暗く写っていますが、実際はこんなに暗くないですよ。仕切りがたくさんあるのでゆっくり食べることができます。
緑がテーマカラーなのか植物もたくさん。
Kebab Revolutionのネオン。ケバブを前面に押し出しているので逆にちょっと避けていたというのもあるのですよね。
頼んだのはIskender。Wikipediaによると”カットした ピタパンの上にあぶり焼きにした 羊肉を乗せ、香辛料 を効かせたトマトソースと 溶かしバターをかけて ヨーグルト を添えたトルコ料理”とのことです。Iskenderは牛肉、鶏肉、ビーガン用のVönerの3種類から選べたので、私はチキンを。お店の人に勧められるがままにフェタチーズ載せ。
これが通常12.5ユーロ(≒1950円)のところ秋分の日のセールで10ユーロ(≒1560円)だったのです。最近10€でランチ(しかも土曜日に)を食べられるところは稀なのでお得感たっぷり。しかもピタパンもソースも美味しいし、野菜もたっぷりで大満足だったのです。量もたくさんあって夕食抜きでも大丈夫でした。それを思うとかなり安上がりなランチになったのでした。
今までメニューを見ながらなかなか踏ん切りがつかなかったのですが、今回は絶好のチャンスでした。何事も一度トライすることは大切ですね。このお店、ミッケリ、オウル、ヴァーサ、ヴァンターにもあるようなので興味がある方は是非お試しください。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
食に関しては保守的な方も、何でもウェルカムという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-14 Sat
Moi!今日は予報通り肌寒い一日で最高気温は15度。前日までのノリで薄いソックスを履けば足元は涼しいし、長袖1枚で外出したら震えるほど。ご近所さん達は夏の間庭のベンチで長い時間語らい合っていたのに、今日はジャケットを着て落ち葉かきをしていましたからね。
ウォーキングに行くのもジャケットが必要になってきました。薄手のジャケットでは寒いぐらい。
それでも天高く馬肥ゆる秋、ですね。
Piiri地区には羊ランド(仮称)があるのですが、何ヶ月も見かけなかった羊達が最近また戻っていました。
日が暮れるのも日に日に早まっておりましてね。給水塔のシルエットが秀悦です。
日本語でなんというのでしょう、飾りリンゴ?実はなるけど食べられない鑑賞用のリンゴの木。実がたくさん成っていてかわいかったのです。
こぼれ落ちそうなぐらいたくさん成っていました。
そして葉っぱに赤いものが混じっていたり
黄色いものが混じっていたり。
秋は刻々と忍び寄っているのです。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
食べられるリンゴがお好きな方も、観賞用のリンゴもなかなかですねという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-13 Fri
Moi!今日は昨日と同じパターンで朝雨が降っていましたが、お昼にはすっかり止んでいいお天気です。あまりにいいお天気なので雨が降っていたことも忘れるぐらい。最高気温は17度。長袖1枚だと若干寒く感じるぐらいになってきました。そろそろ秋物も出さなければ。
さて、先日友達の家でヤンソンさんの誘惑を作るために奥さんとジャガイモの皮むきをしていた時のこと。その方はフィンランド人らしくジャガイモの皮むき器を使い、私が使う分がないと戸惑っていました。私は逆に皮むき器を使ったことがないので貸してもらっても困っていただろうからちょうどよかったのでした。フィンランド人はあまり長い包丁を使わないとは聞いていたのですが、ジャガイモの皮むきに包丁を使わないのは結構新鮮でした。たぶんその人にとっても”日本人はジャガイモの皮むきに皮むき器でもなくてナイフでもなくて包丁を使うのか”と驚いたに違いありません。
大量のジャガイモを2人で皮むきをし、短冊形に切っている時、話の流れで”私、普段料理しないのよ。”とその人が言ったのです。旦那さんは家人と同様ウィークデーは出張でほとんどいないので、ジャガイモを茹でたり、野菜を切ってサラダにしたり、オーツ麦のミルク粥を何日も食べることもあるのだと。そしてミルク粥がとても好きなのだと。
最初に聞いた時は料理をしないというのは聞き間違いかと思ったのですが、どうやら間違いではなかったようです。
そしてその人は料理が嫌いな訳でも、面倒くさがりな訳でもなく、ただ焼いたり煮たりの料理に興味がない。それだけのようでした。
実際私達が刻んだジャガイモを使った”ヤンソンさんの誘惑”は旦那さんが目分量で味つけしていました。(そして美味しかった。)
私が実家に住んでいた頃、不器用過ぎて卵焼きがうまく焼けないのを見て母に”そんなものも焼けなくてどうするのっ”と叱られ、”焼けなくてもどうとでもなるっ”とケンカしたこともありました。どうも日本だと”女性/男性はこうすべき””こうあるべき”等見えないルールというか暗黙の基準みたいなものがたくさんあったような気がします。フィンランドに来ていてもなおそれが無意識のうちに発動してしまいました。友達夫婦は奥さんが食材の準備をして、旦那さんがその後を担当と分業しているようでした。人はそれぞれ違うのだから料理をしようがしまいが、どんな形でもいいのだ、ということを今回の件が改めて思い出させてくれたのでした。
そして私もそんなにフィンランド人の知り合いが多い訳ではないので知識が偏っているかもしれませんが、女性もフルタイムで働いている人が多いこともあり、夕食など日本みたいに食卓に一汁三菜とか何種類もの料理が並ぶ?並べる?プレッシャーもなく、特にウィークデーは数日同じ料理とか、出来合いのものを買って簡単に済ませるとかという家庭も少なくないようです。もちろん健康に気を遣い、栄養のバランスのとれた食事ができるに越したことはないのですが、フィンランド人はそこまでこだわってはいないようです。時間も限られていますしね。それこそ人それぞれ。ましてや他人がどうこう言う必要も、言われる筋合いもないのです。
こちら(真ん中)がヤンソンさんの誘惑。おいしゅうございました
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
料理が得意な方も、どちらかというと苦手という方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-12 Thu
Moi! 今朝は雨模様だったのですが(そして昨日はかなり強風が吹き荒れていましたが)お昼になっていいお天気になりました。最高気温は21度で、なんと来週も20度越えの日もあるようです。
さて今日はセイナヨキのお隣、IsokyröにあるVanha kirkko(=オールドチャーチ)の3D化のプロジェクトが地元の新聞に載っていたので紹介します。
オールドチャーチは中世(早ければ1200年代中頃)に建てられた、エテラポフヤンマー地区では唯一の石造りの教会。現在改修工事中で既に4年が経っていますが、完成にはまだ時間がかかるとのこと。実はIsokyröには何度か行ったことがあるのですが、この教会の中は開館していなかったり、改修中だったりしてまだ入ったことがないのです。ユニークな壁画で有名らしいのでいつか是非見てみたいと思っているのです。
外観はこんな感じです。
この教会の地理空間情報に基づいた3次元バーチャルモデルが作成され、その映像が本日公開になりました。
壁画が見えないのがちょっと残念なのですが、どのような造りになっているのかはよくわかります。この撮影に携わったのはAalto大学の研究者グループで、デジタルツインという技術を使って撮影したのだそうです。
このような手法で撮影されたのはセイナヨキにあるYlistaroの教会で、映画”Näin rakennettiin Ylistaron kirkko(=Ylistaroの教会はこのようにして建てられた)”も昨年公開されたとのこと。これに続き、Isokyröのこの教会のドキュメンタリー映画ももうすぐ公開になるそうです。
なお、このデジタルツインの技術を使った3D化は国内では国立博物館の塔やスオメンリンナの独房、そしてもうすぐトゥルク大聖堂も手掛けられるのだとか。そして世界でも、ノートルダム教会等数多くの有名な建物がデジタルツインを使って3D化されているそうで、もしこのデータがなければ、ノートルダム大聖堂は火災後の再建は難しかっただろうと言われています。Isokyöのオールドチャーチは貴重な古い建物が故にこのプロジェクトが実現したのでしょうね。映画も気になるところです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
3D画像を見るのがお好きな方も、2次元で充分ですという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-10 Tue
Moi!今日もいいお天気に恵まれ、最高気温は23度でした。これぐらいの気温が一番過ごしやすくていいですね。こんなよいお天気が続くとさらにダメ人間になってしまいそうで怖いですが、心配ご無用。水曜日からお天気が崩れ、雨も降るようです。せいぜい今を楽しめということですね。
さて、日にちが前後しますが、先週の金曜日はセイナヨキでは”Ilmiöiden Yö”(=現象?エフェクト?ナイト)というカルチャーイベントがありました。夏が終わり、そろそろ日も短くなり、寒さが訪れる頃に色々な街でこのような夜を楽しむイベントが行われます。セイナヨキでも7~8年ぐらい前に別の名前のイベントがありましたが、ここ数年は何もなかったところ今年名前を変えて復活したようです。
色々なイベントが街のあちこちで行われていたので、興味があるイベントに絞って参加するもよし、つまみ食いのように色々なイベントをのぞくもよし。私は20時に駅に家人を迎えに行く必要があったので後者のパターンで回りました。
まずはPiiri地区へ。レストランVerstasの夏限定のテラス席にも何人かお客さんがいました。レストランで食事もできるし、お芝居も上演されていたので、それ目当てのお客さんだったのかもしれません。テラスで食事するにはちょうどいい気温でレストランの方も安堵していたことでしょう。
また近くの建物の中にはVintage358というお店が入っていて、
このようにセールをしていました。お店の人に家に眠っているビンテージの服を買い取ってもらえないか聞いたところ、このお店ではボタンが取れたり破れたりして着られなくなった服を引き取って、きれいに洗い、直して売っているのだそうです。つまりただ洋服を売買するのではなく、無料で寄付してもらったものを手を加えて着られる状態によみがえらせて販売するお店だったのです。素敵な志。
ビンテージの家具も売られていました。
Piiri地区にあるチャペル。通常は閉まっているのですが、このイベントに際してオープンしていました。イベントは2つあり、1つ目は讃美歌を歌うイベント、2つ目のイベントはピースフルヨガが行われるようでした。
Törnävän kartanoではキャンドルライトでのお屋敷ツアーが1時間ごとに行われることになっていましたが、事前予約で定員に達したという看板が立っていました。ちょっと気になったものの皆考えることは同じですね。
さらに近くにあるエテラポフヤンマー博物館も無料開放されていたので久々にのぞいてみました。
2階では企画展が展示されていて、基本は美しい風景写真の数々が展示されていたのですが、これだけ異質。でも個人的に惹かれる絵だったのです。かわいい。
これぞラケウス(=エテラポフヤンマー地区の平原)です。
そしてラプアで撮られたというオーロラの写真。オーロラはラップランド等北の方でよく見られますが、たまにこの辺りでも見ることができるのですが、こんな立派なオーロラは見たことがありません。
湿地帯の写真や他の写真も見応えがありました。
撮られたのは今ぐらいの季節かな、と光の加減などで語れるようになりました。ただの直感ですが。
駅へのお迎え前に少し時間があったのでKaleven Navettaの美術館にも行ってみました。こちらも無料開放で、たくさんの人が見に来ていました。テーマは馬。
これも白いキノコみたいに見えますが、よく見たら馬、馬、馬。馬への愛が溢れすぎている作品。
このイベント、”タンゴのカラオケコンサート”と書かれていましたが、オーケストラが演奏しているので生オケなんじゃないかと一人でツッコミを入れていました。オーケストラのフィンランドタンゴに合わせて、会場の人が一緒に歌っていました。大人気の歌声喫茶的イベントだったのでした。
イベントには関係ありませんが、20時頃のセイナヨキ駅の新しい建物。冬に完成予定で、ちょっと楽しみです。
そんな感じで駆け足でイベントを見て回ったのでした。エテラポフヤンマー博物館はあまり期待していなかった割に見応えがあったので、今度は家人と一緒に観に行く予定です。文化活動の予算は削られがちですが、こういったイベント、また企画してもらいたいものです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
参加することに意義があるという方も、興味のあるイベントにじっくり参加するという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-09 Mon
Moi!今週末は最高のお天気に恵まれました。最高気温は金曜日から少し下がって23度でしたが、暑過ぎず寒過ぎずの最高に過ごしやすいお天気でした。
今週末は家人の同僚夫妻に招かれてÄänekoski(=ああネコ好き)に行ってきました。同僚夫妻もご夫婦で同じ会社勤務で、私も家人の会社で雇ってもらっているので時に仕事の話になったり、はたまた全然違う話で盛り上がったりで楽しい時間を過ごすことができたのです。
友人夫婦のこちらの家にお邪魔したのは2回目。食事は湖を眺められるテラスでいただきました。明るい太陽の光が射し込む最高の場所。
まずは軽食と美味しいアップルパイをいただいたのでした。
その後夕食の仕込みをして車で5分ほど離れたサマーコテージに。まずは友人夫妻が組み立てたボートを陸でキープするもの?がうまく使えなかったので、家人を交えて問題を分析。間違っているところを見つけ組み立て直すことに成功しました!友人夫妻は古いボートとモーターボートを持っているのですが、モーターボートを売って、新しい電気で動くボートを買う予定なのだとか。
サマーコテージは何棟かに分かれているのですが、これはメインの建物。
そしてこれはサウナ棟。樽型サウナ。発注すれば組み立ててくれるのだそうです。
丸いので温まりやすいのだそうです。
中はこんな感じで木をくべて温めるタイプ。高い温度が苦手な私にとってかなり高温な70度でしたが、結構我慢できました。空間が広く圧迫感がなかったからかもしれませんね。
ええ、湖がすぐそばにあるので泳ぎました。外気は22度だったので水が冷たかったのと、湖の底に足がつかなかったのですぐギブアップしてしまいましたが💦他の人は立ち泳ぎや浮いていられるのですが、私は動くのやめると死んでしまうマグロのごとく、常に平泳ぎをしていないと沈んでしまいそうで何だかリラックスできなかったのですよね…。水中でじっと浮かぶ方法は学校では教えてくれなかったですよね。
サウナの後は再び家に戻り、夕食をいただきました。
真ん中にあるのはサマーコテージに行っている間オーブンでじっくり焼いた”ヤンソンさんの誘惑”というジャガイモとアンチョビのグラタン。女性陣がひたすらジャガイモを切り、後は旦那さんが味つけを担当してくれました。アンチョビのしょっぱさがいい働きをしていて美味しかったです💕(魚介類は得意ではないのですがこれは大丈夫でした!)手前は奥さんの妹さんの畑で採れた(採れたての)ビーツにブルーチーズをパラっとかけたもの。これもおしゃれで美味しかったです。
↑これだけじゃありませんよ。第2弾はこちら。
ザリガニ~。
近くで採れたザリガニをしっかり塩茹でされたもの。
レモン水はフィンガーボウルなのです。ザリガニと格闘していると手が汚れるので必須アイテムですね。
ザリガニの身を取り出すためのツールやザリガニ柄のエプロンも準備されていました。ザリガニの身を(苦労して)取り出した後にパンの上に載せてディルやマヨネーズをかけていただくのです。ザリガニはカニのような感じで塩味がしっかり利いて美味しゅうございました。あ~お腹いっぱい。
朝は湖にうっすら霧がかかっていました。前の晩は夕陽に照らされている湖を眺めながら、そして朝は霧の湖を眺めながらの食事は最高でした。
湖畔を散歩する人もたくさんいました。
最高のお天気に恵まれて、樽サウナも湖水浴も体験でき、何よりも友人夫妻と色々な話ができて楽しい週末を過ごすことができたのでした。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
ザリガニやカニを食べるのが得意な方も、やたら悪戦苦闘してしまう方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-07 Sat
Moi!今日もいいお天気で最高気温が昨日に引き続き26度でした今日は半裸に短パンで自転車に乗っている人も見かけました。(←暑い日に時々見かける。)夏が戻ってきた…と勘違いしそうになりますが、最高気温は火曜日までは22~23度、それ以降20度を切ります。まあ9月ですしね。覚悟しておきましょう。
先日友達とインド料理のお店、Delhi Kitchenに行きました。もう1軒ネパール料理のお店があり、そこは人気なのですがDelhi Kitchenの方が美味しいし、日替わり6種類のカレーがあるし、価格も安いし、さらに混んでいないのでひいきにしています。たぶんオープンして間もないのと、場所が地味でお店が暗めなのであまりお客さんがいないのですが、わたくし、今後もしっかり応援する所存です。(誰に対しての宣言?)
サラダビュッフェも充実しているし、パリパリのやつ、ピリ辛で美味しいのです。
カレーは日替わりで6種類。色は似ていますが、具や味はそれぞれ違いコクがあって美味。前回食べたカレーよりも好みかも。ところで6種類x5日ということは30種類もカレーがあるということ?もしくはダブっている日もあるのか?
ナンがまだできていなかったのでナン待ち。せっかくのビュッフェなのですが、毎回盛り付けているうちにどれがどれかわからなくなり、でもどれも美味しいからよし、となっています。
レストランではインドカレーが提供されているようですが、レジの人はネパール人とのことだったのでインドとネパールの料理の違いを教えてもらいました。ネパールにはバターチキンなどはないとか。後は餃子の皮を使って作るモモがあるとか。今後モモもビュッフェに登場するかもと言っていました。それも楽しみ💕
サラダも美味しそうなのでついつい取ってしまいました。
これにチャイがついて満足のランチでした。
一方ちょっとわかりづらいですが中央広場のカフェにはたくさんの人達が日向ぼっこに集まっていました。こうやって太陽の下で寛げる日も後わずか。
夏の間様々なイベントで活躍したパビリオン。客観的に見てもかっこいいフォルムです。
市場では果物や野菜が売られていて、入口にはエテラポフヤンマーの花のオブジェがそびえ立っています。たまに中央広場でゆっくりするのもよいですね。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
カレーの種類の違いが認識できる方も、色の違いならわかりますけどという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-06 Fri
Moi!今日も朝からいいお天気に恵まれ、最高気温はなんと26度の夏日です👏そんな中、家人はここよりは若干南に行っているのにそこは最高気温17度で曇りのお天気みたいでお気の毒です。
お天気もいいし、これからどんどん日が短くなってくるし、庭のリンゴの収穫量も若干減ってきた(=消費しなくてもいい)し、気持もまだ上向きだったので久々に湖にウォーキングに行ってきました。夏の間は日影があまりないのでちょっと避けていたのですが、湖から心地よい涼風が吹いてきて思ったより暑くなかったのでした。行ってよかった。
夏に比べて太陽の力は弱まってきましたが、それでもまだ大丈夫。今のうちに太陽の光を体に取り込んでおかなければ。
気温が20度になるとフィンランド人は泳ぎ始めます。特に春先。最近は20度前後でしたが秋に近づいていることもあり、あまり泳ぐ人は見かけなくっていました。しかし25度越えですからね。ひと泳ぎしておかなくてはと思う人達がいましたね。
この少年達、帰る時は1人の少年が自転車を運転して、後ろに乗った少年がこのボードを頭の上に載せて支えていました。そこまでして運びたいボード。微笑ましかったです。
湖面もキラキラ光って神々しかったのです。
家族連れも結構来ていたし、
犬連れの人も。犬も涼しそうに泳いでいました。これぐらい暖かいと水に入る時も躊躇はしません。
こちらは帰り道。木陰は涼しくクールダウンしながら帰途についたのでした。
今年の秋は暖かいのはいいのですが、去年みたいに急に気温が下がって枯葉が散る前に雪が積もったりしないことを祈るばかりです。その影響で今年は庭のサクランボの収穫は0でしたからね。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
気温やお天気重視の方も、カレンダー重視の方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-05 Thu
Moi!今日は予報通りいいお天気になり、最高気温も24度まで上がりました。自転車で出かけたら汗ばむほど。9月で25度(=夏日)近くまで上がることは珍しいですが、これも地球温暖化の影響なのでしょうか。
さて、数年前にアルヴァ・アールト設計の建物13ヶ所が世界遺産登録申請をしたというニュースがあったのですが、先日ニュースで、準備は順調に進められ、早ければ2026年に登録されるかもしれないというアップデート情報がありました。
その13ヶ所というのは
アールトのスタジオ(ヘルシンキ)
アールトの自邸(ヘルシンキ)
フィンランディアホール(ヘルシンキ)
国民年金センター(ヘルシンキ)
文化の家(ヘルシンキ)
ユヴァスキュラ大学キャンパス
ムーラサロの夏の家(ユヴァスキュラ)
セイナッツァロ村役場(ユヴァスキュラ)
パイミオサナトリウム
セイナヨキ文化行政センター
スニラのセルロース工場の居住地区(Kotka)
マイレア邸(ポリ、ノ-ルマルック)
ヴオクセンニのスリークロス教会(イマトラ)
そう、セイナヨキのアールトセンターも入っていいるのです。
この春、国際的な世界遺産専門家グループがこれら13ヶ所をすべて巡回したそうです。そのグループのフィードバックによると、これらの建物は特別な国際的価値があるという認識がさらに強まったとのこと。
アールトが設計した建物は、利用者の生活の質を向上させる公的な環境であり、国のアイデンティティです。そして何よりもこれらの建物は世界中の20世紀の建築の発展に大きな影響を与えましたからね。
まだ認定に至るまで1年以上ある訳ですが、今からその結果が楽しみです。
最後の写真はセイナヨキの市庁舎。映画”アアルト”(12月にブルーレイとDVDが発売になるそうですね)では市庁舎がちらっと出ました。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
世界遺産の建物や地域に行ったことがある人も、あまり意識したことがないのでどうでしょう?という方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-04 Wed
Moi!今日は概ね晴れまたは曇り。一時雨は降りましたが、すぐ止みました。最高気温は19度。部屋の中では半袖、外出する時はちょっと羽織物で対応しています。それにしても日が落ちるのが随分早まってきました。日の出が6:22で日の入りが20:31ですからね。夜もこれまでそんなに電気をつけなくても暗くなかったのが、最近は電気が必要になっています。
9月になり、お店も少しずつ秋仕様になってきました。
フィンランドの2大スーパーの1つ、City Marketではシーズンごとに日本人が思わず立ち止まってしまいがちになるマリメッコとのコラボ商品が売られてきました。今回はどのシリーズになるかと思っていたらマリメッコではなく久々のムーミンでした。そう、このコラボ商品は基本的にオリジナルで、しかもCity MarketのK系列のカード、Plusカードを持っていたら半額で買えるのです。
Arabiaのマグやボウル。ハサミもあります。
おやおや、お鍋もあります。一応ムーミンとFiskarsとのコラボとのことですが、どの辺がムーミンなのかは不明なのですがね。
ムーミンタオルの販売はフィンレイソンからArabiaに移ったのでムーミンby Arabiaタオルや寝具も半額で買えるのです。
なんて紹介しておきながらなのですが、個人的にはムーミンのマグカップはただでさえ家に溢れているし、タオルや寝具も割と普通の柄。お鍋も別にムーミンでなくてもよいかな、と斬新さに欠けている印象。個人的にはこういうはっきりしたタッチではなく、ハルシリーズのようなやわらかなタッチとか、原画に近いタッチの方が好みなのです。次回に期待。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
期間限定商品に弱い方も、デザイン重視の方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-03 Tue
Moi!今日も雨が降ったり止んだり晴れたりの1日でした。最高気温は19度。ちなみに朝はもう10度強になっていて、半袖でちょっと外に出ようものなら後悔する寒さなのです。やはり秋はひたひたと近づいていますね。
さてさて、今回は2023年の2月に購入した電気自動車の話です。
前に乗っていた車は状態はよかったものの10年以上乗っていたので(しかも中古)スペインのSEATというブランドのMiiに乗り換えることにしました。EUは段々電気自動車やハイブリッド車への移行が推進されているし、私自身もエコを考えてプラグイン式ハイブリッドを考えていました。結局コンパクトかつ予算に見合った車ということで世界一小さい電気自動車、Miiを買うことになったのです。
冬は夏の半分ぐらいしか走らなかったというのはありますが、2020年製でエアコンは自動でいつも快適な温度を保ってくれるし、極寒でもエンジンを温める必要もなく、何より小回りが利いて走りやすく気に入っていました。
ええ、今年の1月に車検に出すまでは…。
新しい車だし、何なら5年間の保険もあるし、余裕だろうと思って行ったらまさかの不合格。
え?どういうこと?
どうやら車の底に傷がついていて、下手したら電池部分にも傷が入っているかもしれないとのこと。
寝耳に水とはこのこと。
だって基本的に舗装された道しか走っていないし、そもそも底を擦ってガリっという音を聞いたこともないし。何の罪も犯していないのに”お前、やっただろう?”といちゃもんをつけられた気分。
不幸は色々重なりまして
まず修理工場は巨大な中古車販売併設のところに持って行かざるを得ませんでした。なぜなら極寒のため給電口の蓋が取れてしまい、5年間有効の保険で直してもらうために予約していたのです。そして底の傷もあわよくばその保険でカバーできないかな、なんて甘い考えを持っていました。
さらに今年の冬は異常な寒さで、-30度前後の日が1週間ぐらい続きました。そのため故障車続出。この辺りは車社会ですから車がないと仕事に行けない、子どもを習い事や学校に連れて行けない、スーパーに行けない等死活問題なのです。そんなこともあり、1月に車検を出したものの最初の検査が1ヵ月待ち(1ヵ月弱だったのに前日修理工体調不良のため2週間延期)。
細かいことは忘れましたが、バッテリーを開ける必要があるか等は工場で判断できないため、本社に問い合わせたりしてとにかく”時間がかかっている”ようでした。そしてどうやら修理費は10000ユーロ(≒160万円)かかると。
電気自動車関連の記事によると、こういった類のトラブルは時々起こり、保険会社も頭を抱えていて、しかも自己負担になるケースもあるらしいのです。買って1年の電気自動車の覚えのない傷に10000ユーロの修理代を出せるほどリッチな生活は送っていません。
これはフィンランド語の記事ですが、電気自動車購入に興味のある方はGoogle翻訳などを使って読んでみてください。
3月に入ってようやく保険会社に連絡するよう修理会社から連絡がきました。10000ユーロ負担か、保険でカバーできるかの不安な日々はまだ続きます。保険会社に状況をメールで確認しても”なる早でやっております。”という定型文的な返信がくるだけ。あまりしつこく聞いて心象を悪くしてもいけないので忍耐強く待ったのです。でもさすがに1ヵ月ほと経ち、どうなったかを家人に電話をかけてもらったら、その日にあっさり”どうするか結果が出ました。”と。(蕎麦屋の出前か?)
結果は…保険でカバーしてくれることに辛抱強く待った甲斐があったというもの。
ただし200ユーロの支払と次回の保険料はアップです。それでも10000ユーロと比べたら、有難いことです。保険会社様~。
修理代のこともクリアになったし、保険会社が来て確認する日の連絡もきたし、後は修理が終わるのを待つばかり…と思うでしょう?思いますよね?これだけ待ったのだから。
ところが保険会社が来て確認した日が過ぎても何の連絡もなしだったので電話をしたら”あの日は確認しただけで、これから部品をスペインに発注します。”と斜め上をいく回答。え?部品を今から??今まで何を…?
いつ修理が終わるか確認したところ何とも言えないと。しかも”部品が届くのが遅ければ夏休みに入りますので…”とのたまうではありませんか。というやりとりをしたのが5月の中旬だったでしょうか。
ええ、お察しの通り部品は修理工の方々の夏休み前には届かなかったようです。
仕方ない。私も7月は夏休みだったし、お互い様。でも部品は6月には届いているだろうし、修理工の方々もリフレッシュされたのでは?と思い7月下旬に確認の電話をしたところ”部品はすべて揃っています。3人がかりの大きな修理になるので8月下旬に行います。”と悪びれることもなくしれっと言うのですよね、言えちゃうのですよね。ええ、大きな修理工場でさぞかし多くのお客さんで忙しくされていて、ちっちゃな電気自動車ユーザーの抱える、はちきれんばかりのストレスを考えていたら業務なんか回らないことでしょうね。まあこの頃には何の期待もしていなかった訳ですが。
といことで先週ようやく車が直りました。その足で冬タイヤを夏タイヤに替え(お店の人には今替えなくてもそのうち(冬が)…、と言われました💦)、車検に再度持って行きました。合格でした。でもって今日その会社に売ってきました。かなり買いたたかれたのですが、よい勉強代だと割り切ります。まあ保険会社が修理代の殆どを支払ってくれたというのが大きいですがね。
一方1ヵ月ほど前に新しい中古車を買いました。見た目は諦めて代わりに信頼できる別のディーラーから買いました。
昨日修理工場から”修理が終わりましたね。アンケートにお答えください”というメールが大胆不敵にも届き、私史上最低の評価をつけて送信しました。すみません。修理工不足とか、電気自動車の弱さとかあると思うのですが、それを差し引いてもどう考えても誠実さが感じられなかったのです。これとか、他にも。
そういえば車の修理工場に電話した。プレートNo.伝えたのに見つからないと。修理工の名前はわかる?と聞かれたので、知らないけど私の車、2月からそちらにあるんですけど、と答えたら”oho”と言われた。で、どの車かわかりました、と。担当者休みにつき明日電話がくることに。聞かないと動いてくれない
— Siro Mattinen(元Visit Lakeus) (@VstLakeus) May 14, 2024
買った時嬉しくて撮った写真。
10年ぐらい乗るつもりだったのが1年という短い期間になってしまいました。次の持ち主のところでお幸せに。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
高い勉強代を支払ったことがある方も、今のところそういうのはありませんという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2024-09-02 Mon
Moi!あっという間に9月になりましたね。日本の学校だと新学期の始まりですが、フィンランドでは8月から既に始まっているのでそんなに節目感はないのですが、9月はフィンランド語でsyyskuu=秋月なのでしみじみ、秋だなと感じます。
今週末は大雨が降ったり止んだりの忙しいお天気でした。特に夕方は大雨→晴れ→大雨を繰り返しています。
お昼は爽やかな快晴だったので家人と大雨が降った後の川の様子を見に行こうとサイクリングに出かけました。いいお天気に騙されそうになりましたが最高気温は17度でひんやり。半袖の上に薄手のジャケットを羽織って出かけたのでした。
やはり前の晩の大雨(ほぼ一晩中降っていた)のため、いつもの穏やかな川は荒ぶっていました。
実は湖にSUPに行こうかという案もあったのですが、行かなくて正解でした。風も思ったより強かったし。
この辺りもそんなに高低差はないものの波が荒い。
小さな滝は茶色に。川底の色ですかね。
いつもにも増しての勢いでした。
また川だけではなく遊歩道にも大きな水たまりがいくつかできていたし、他の地区では庭が水浸しになったところもあったようです。自然の脅威ですね。
空はこんなむくむくした雲が浮かんでおり、若干葉っぱに黄色いものが
黄色いものが見え始めてまいりました。
黄葉は美しいのですが、もう少し先でも全然問題なくってよ、とそっとつぶやきたくなる9月。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
現実にしっかり向き合える方も、ついつい現実逃避してしまいがちな方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ