2024-08-30 Fri
Moi!今日は再び夏日が戻ってきました。といっても最高気温は23度で、正式な夏日に2度足りませんが、外にいると気持のいい爽やかな1日でした。
さてフィンランドでは新車を買うととても高いので多くの人は中古車を買います。そんなこともあり、街には大きな中古車販売店がいくつかあります。今回ご紹介するのはそのうちの1つ。
そこはメンテナンスセクションと販売セクションに分かれていて、とにかく広いのです。こちらはカフェセクション。しかも理髪店までありました。後は写真には撮りませんでしたが、仕事用の小さめのスペースもあり、以前そこで仕事をしながら修理待ちしました。車のメンテナンスで時間潰ししないといけない時に便利です。(基本的に代車はないのでね。)
販売セクションの中には車ではなくこんなものも売られていました。まあこういった小物はプレゼントによさそうですよね。
それだけではなく、車のロゴつきTシャツ、ジャケット、バッグ、ディレクターチェア、タオル、玩具の車まで。
広い販売セクションはメルセデスベンツ、BMW、Volvo、Audi等主要自動車メーカーごとに分かれていて例えばこのAudiセクションにはAudiロゴの入ったパーカーやレゴ等の製品もありました。ちなみにフィンランド人(少なくともセイナヨキでは)はスポーツウエアのロゴ入りTシャツや旅先で買ったその街の名前が書かれているTシャツを着ている人は結構多く(ええ、家人も例に漏れず)、むしろそれを誇らしく思っているようです。なので車ロゴ入りTシャツをプレゼントしたら喜んで着てくれる人が多そうなイメージがあります。
フォルクスワーゲンはおとなしめのデザイン。
Skodaはチェコのメーカー。この緑はなかなか好みの色です。ただロゴがね。そもそも乗っていないし。
もちろんメインで販売しているのは車。日本車は日産とホンダが小さい規模ながら売られていました。主要なブランドはヨーロッパのようです。
色々ありまして、ここで車を買うことはもうありませんが(その経緯は後ほどゆっくりと)、改めて回ってみるとその大きさに驚いたのでした。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2024-08-29 Thu
Moi!今日は朝少し雨が降りましたが、日中はほぼ曇りで最高気温は19度でした。忍び寄る秋の気配。
さて、地元の新聞にエテラポフヤンマー方言で名曲をカバーするコミックバンド、Rehupiiklesのことが紹介されていました。Rehupiiklesは1990年代にエテラポフヤンマーのJalasjärvi(現在はKurikka)に住む男性(家人によるとメンバーは教師なのだとか)で結成され、有名なヒット曲をアレンジし、エテラポフヤンマーの方言でこの地区のことを歌っているのだそうです。ちなみに”Rehu”は飼料、"piikles"はビートルズを訛らせたもの。
写真:Jari Latva-Teikari 出典:Ilkka Pohjalainen
有名な曲は"San Francisco"を元にアレンジした"Ylihärmä"。地元の人ならタイトルだけで笑えます。なぜならYlihärmäは人口約3000人。そんな小さな街をSan Franciscoのメロディーに乗せている訳ですから。
このバンド、地元はもちろんのこと、フィンランド各地でライブを行っていて、ライブを見るのに30年待ち続けていたという人もいたのだとか。そんな彼らは既に8枚もアルバムを出し、ライブも年に25回ほどしているそうです。例えばヘルシンキのAleksanteri劇場でのライブは完売だったとか。
Rehupiiklesは歌を通じてエテラポフヤンマーの文化と方言を紹介していますが、この自虐ネタが他の地域でもウケているようです。そんなこともあり、活動の場は結婚式での演奏、企業や誕生日パーティーでの演奏と幅広いです。
特に思い出深かったのは-25度の中でMämminsyönnin MM-kilpailut(マンミ早食い世界選手権)でゲストとして演奏したことだそうです。マンミというのはイースターの時期に出回る黒く、ねとっとした食べ物。ライ麦臭が強く、ライ麦が苦手な私にはハードルの高い食べ物。その早食い選手権とはいかに…?
それはさておき、Rehupiiklesは来年記念パーティーの計画を立てていますがが、発表は2025年の秋になる予定とのこと。その代わりに、年明け以降に”Tairetta se ont taitamatmotskin”というタイトルのコンサートツアーが待っているそうで、これからの活躍に期待です。
かなりマニアックな地元情報でしたが、フィンランド人の自虐ユーモア、なかなかおもしろいのです。
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2024-08-28 Wed
Moi!今日もいいお天気に恵まれました。少し風は強かったのですが、最高気温は19度で過ごしやすかったです。街ではコートを着ている人もいれば、半袖半ズボンの人もいれば、半ズボンなのに上は長袖トレーナーの人もいれば、サマードレスの人もいれば、既にロングブーツを履いている人もいれば本当に季節の変わり目のいでたちはバラバラです。
さて最近家の前の通りを大規模な水道工事をしています。今日は20時から3時まで断水するというお知らせがありました。実は週末から今日までヘルシンキにいて、到着したのが2時間前。駅でばったり会った知り合いと30分近く話し込む家人。その後急ぎの用事が30分かかり、残りの1時間で洗濯したりシャワーを浴びたりでギリギリセーフ。
日中の断水も地味に大変ですが、夜の断水も初めての体験。さてどうなることやら。電気とか水は使えなくなると不便さを実感します。
不便といえば…私はいつもデジカメで写真を撮っているのですが、よりによってヘルシンキの一番最後に入ったお店に置いてきてしまいましたこの3日間は楽しいイベントがたくさんあって夏のいい思い出ができたし、たくさん写真を撮ったというのに。でも不幸中の幸いはお店に電話したら確かにあるということ。また忘れたのが海外とか初めて訪れ恐らく二度と行かないようなところではなかったこと。そんな事情で今週末の素晴らしい思い出は忘れた頃に書くことになりそうです。
今までカメラを置き忘れたことなどなかったのですが、これも年によるものだということにしておきます💦
水は大切。最後の忘れ物チェックも大切。
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2024-08-24 Sat
Moi!今日は日中は晴れていたのですが、少し曇ってきました。最高気温は20度。それにしても今年は雨が多かったからなのかリンゴが豊作です。朝夕回収しているのですが翌朝はまたたくさん実が落ちている状態です。(段々消費に疲れてまいりました。)
さて、前に撮った写真を見返していたら夏の写真が出てきました。7月の終わり、まだ夏休みだったので友達夫婦を誘ってご飯を食べに訪れたのはMallaskoskiという地ビール工場併設のレストランです。ご覧のようにテラス席が殆どで、”暖かい”時期のみオープンしている人気のレストラン。
ステージも見えていますが、この日はサルサがテーマ。結局ライブ?DJ?ダンス?が始まる前に帰ってしまったのですが、着々と準備をしていました。このレストランは川べりにあり、坂を下ると川があり、耳を澄ませば川のせせらぎも聞こえてくるのです。
料理も美味しいと評判。ただハンバーガー等カジュアルでどちらかというとガッツリ系になってしまうのですが、美味しければ問題ありません。
久々に会う友達夫婦。大きな一軒家に住み、庭にサウナも作り、さらに色々石を敷いたりするなど庭プロジェクト真っ最中だったのですが、その家を売り、秋から今より街の中心街に近いテラスハウスに移ると聞いてびっくり。また私達の日本旅行の話で盛り上がっていたところ…
友達の足元にハリネズミが!
一般的にハリネズミは臆病で(犬に吠えられブルブル震えていたのも見たことがあります)、歩みはのろいものの人間が来たら一生懸命逃げるのですが、このハリネズミはどうやら人間が好きみたいで
私達の足元を離れた後は次の席へ移動。またその後別の場所に移動。テラス席のあちこちで驚きの声が。
とにかく自然の中に逃げ込むのではなくレストラン中徘徊していたのです。
直接触ってはいけないので、お店の人が水を見せながらおびき寄せたり。私達の席から離れてしまったのでどうなったかは追えなかったのですが、驚きの声が絶えたので無事どこかに行った模様。
あれだけ物怖じしないのなら後日またフラッと現れたかもしれませんね。うちの庭にも稀にやってきます。(うちに来るのは人の気配を感じたらすぐに逃げます。)リスと違って動きがゆっくりなので写真に撮りやすいです(が、動画は動きがなさ過ぎて不向き)。とにもかくにもテラス席ならではのおもしろい体験ができたのでした。
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2024-08-23 Fri
Moi!今日は午前中は曇ったり小雨が降ったりしていましたが、夕方になると晴れてきました。最高気温は20度。このぐらいが一番快適な気温かもしれません。
タイミングのいい人に時々出会います。天気予報が雨なのに必要な時に晴れに恵まれたり、オーロラ目的で来ていた訳ではないのにオーロラが見えたり(しかもセイナヨキ界隈で)、通常は入れないところなのに絶妙なタイミングよく入れたり。
後は声をかけてもらうタイミングなど。まあ逆も然りなのですがね。
もちろん運によるものも大きいと思うし、これはあくまでも個人的な見解なのですが、もしかしたらその人の心持によるものもあるのかもと思ったりしています。
実際のところ、この冬にショッキングなことがあり、その心配が数ヵ月続いたのですが、その間、今までは割とスムーズにいっていたのにちょっとしたことがうまくいかなかったり、タイミングが悪かったりという負の連鎖が続き、さらに落ち込んでいたのでした。
ベクトルが少し違う話になるかもしれませんが、この記事を読んで負の連鎖は自分の心根からきているのかもと思ったのでした。ネガティブモードに突入すると周りとの関係もギスギスするし、見方も”コップに半分しか水が入ってない”的なネガティブになるのでそれでよけいイライラする負の連鎖。逆にポジティブで心に余裕があると、哀しいことや失敗したことも笑い話に代えたり、よかった点を見つけられたりする余力があるというか。
タイミングのいい人達や、一緒にいて心地いい人達の観察をさらにして自分自身もネガティブの波に飲み込まれないようにしていきたいと改めて思ったのでした。日々勉強ですね。
最後の写真はお気に入りの湖。冬の落ち込みがちな時や心を落ち着けたい時に時々ここに来ているのです。
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2024-08-22 Thu
Moi!今日は晴れたり曇ったりのお天気でしたが、最高気温は23度と過ごしやすいお天気でした。幸いまだ20度前後のお天気は続きそうです。日は短くなってきましたがね。
さて、少し前になりますが、地元の新聞に19世紀のエテラポフヤンマー地区の結婚式再現の記事が載っていたのでご紹介します。セイナヨキ年金者協会が主催した冠婚式で、実際の夫婦ではない人が演じたのだそうです。
原っぱの真ん中では、エテラポフヤンマーのアコーディオン音楽が流れ、柄杓の中にSahtiという自家製ビールが入っていて、最初に新婦が、次に新郎がそれを飲みます。
出典:Ilkka-Pohjalainen 写真:Jasmiina Soidinaho
主催者によると、これほど徹底した冠婚式イベントはこの地域では例がないとのこと。
またフィンランドらしく、結婚するにあたりサウナの儀式もあったそうです。花嫁役の人がスモークサウナに横たわり、ブライドメイド役の人がヴィヒタという白樺の枝を束ねたもので叩きます。
伝統ではこのブライダルサウナの目的は、結婚式前に新郎新婦の「古い汚れ」をすべて洗い流すことですなのだそうです。
また冠婚式はエテラポフヤンマーとポフヤンマーの特徴と言われていますが、フィンランドの他の場所でも同様の盛大な結婚式が祝われていたのだそうです。この冠婚式は19世紀半ばから20世紀初頭まで盛んでしたが、その後廃れていったのだとか。エテラポフヤンマーでは、多くの冠婚式が行われたそうです。また地方あるあるで結婚式は3日間続くこともあったのだとか。
今でもバチェラーパーティーでサウナに行くのは聞いたことがありますが、結婚式の一環でサウナが含まれているのは、それだけサウナが生活の中で根づいていた/いるということでしょうね。3日間の結婚式は大変そうですが、古きよき伝統の復活、素敵だと思います。
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2024-08-21 Wed
Moi!今日は曇りの予報でしたが、薄曇りというか案外晴れ間も見えました。風がだいぶん冷たくなってきましたが最高気温は21度で、まだ悪あがきで半袖を着ています。
さて、今日は友達とランチに行き、その後お茶に行きました。セイナヨキ在住者同士でついつい愚痴になるのがよいカフェが少なくなったこと。雰囲気も味もいいけど価格がランチ並みに高いとか、リーズナブルで美味しいけど狭くていつも混んでいるとか、味気ないチェーン店とか、ケーキはあるけどちょっと落ち着かないとか。そんな中友達が郊外にあるPirjon Pakariに行こうと提案してくれました。
Pirjon Pakariはベーカリーで、地元のスーパーでもパンが売られています。そこの工場の敷地内にカフェがあるとのこと。別の友達からその存在は聞いていたのですが、行きそびれていて今回が初でした。
赤い建物が目印です。
ちなみにPakariはベーカリーをフィンランド風にいったものと思われます。
入口は何もなければ殺風景な工場風ではありますが、このように飾られていると温かみが出てきますよね。
そして店内。ケーキやパンも売られていました。
何よりお店の人が明るくて気持よい人でした。
リーズナブルなスープランチも食べられるようで(しかも安い)、郊外にあるにも関ず地元の人で賑わっていて少し驚いたのでした。壁にはいくつか絵が飾られていました。一番右の絵はセイナヨキのお隣の街、クオルタネ出身の画家、Soile Yli-Mäyryさんの作品。
こちら側の壁にも絵が何枚かありました。壁紙はレトロ風なもの。
気になるこちらはランチについているパン。パンを作っているだけあって色々な種類があり、菓子パンも置いてあります。
今回私が頼んだのはマンゴーケーキ。マンゴーの味が濃厚で美味しかったです。器も不思議な色と形。
店内は広々としていて、カフェとは別にPirjon Pakari製品や地元企業の製品(ハチミツ、オイル、小麦粉、ベリージュース等)が売られているコーナーもありました。また来なければ。
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2024-08-20 Tue
Moi!今日の最高気温は19度。朝少し通り雨が降りましたが、後は概ねいいお天気に恵まれています。ただ今日は少し風があるので、半袖だと肌寒く感じました。
さて週末はいいお天気だったので、サウナ前にジョギングに行くという家人について、久々に森の遊歩道のコースに自転車で行ってみました。ここは冬はクロスカントリースキーのコースに様変わりするのです。クロスカントリースキーに関してはここ数年行ってないのですっかりコツを忘れている気がします。
基本的にはこんなコース。アスファルトではないから足に負担がないそうです。
道端の草木の変化を楽しみながら。クリスマスツリーになるトウヒはまだ植えられたばかりでかわいい。
不思議な花も見かけました。
真ん中に表示があるのはわかりますか?これは車椅子の表示。つまり右側のルートは起伏が少なく車椅子でも行けるコース。左側のルートには心臓破りの丘が。車椅子ユーザーも楽しめるというコンセプトはいいですよね。もちろん車椅子でなくても利用でき、例えば毎度クロカン初心者の私は右のコースに行くのです。
5kmのコースを終え、湖に寄ってみました。気温も少しずつ下がってきたし、夏休みも終わったし、夕方だったし、もうあまり人はいませんでした。家族連れの代わりにカップルが何組か。青春ですね。
夏の終わりの入道雲が湖の向こうに。
気温は20度前後でしたが、1組の親子がまだ泳いでいました。まあ20度ぐらいあれば泳ぐ人達はちらほらいます。今泳がねばいつ泳ぐ、の精神ですかね。暑過ぎて海水浴に行けない日本と真逆。何事も中庸が肝心ですね。
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2024-08-19 Mon
Moi!週末はいいお天気に恵まれました。気温も暑くもなく寒くもない22度。そんな週末に限って家人は仕事がたくさんあり100%満喫することはできませんでしたが、ずっと仕事だと精神的にもよくないので土曜日に少し外出しました。
ちょうど土曜日にÖstermyra Dayというイベントがあり、そこでお茶できるとのことだったので行ってみたのです。最近デザートがリンゴばかりでちょっと飽きてきたというのもありましてね。
ちなみにこのイベントはTörnävän Kartanoという昔のお屋敷とエテラポフヤンマー博物館で行われ、1800年代をテーマにコンサート、カフェ、お屋敷内のガイド、お芝居、レクチャーなどが行われました。
こちらがメイン会場の1つ、Törnävän Kartanoです。とにかくお天気に恵まれたのはラッキー。これで大雨だったり、寒かったりしたら客足に大きく影響しますからね。私達もこんないいお天気だし、ちょっとのぞいてみようかということになったのです。
室内ではバイオリンとピアノの演奏。優雅な演奏とは裏腹に実は左部分にカフェがあるのですが、20人ぐらい列をなしていて、しかも列の動きは鈍く入るのに30分ぐらいかかりそう。
もうこれは諦めるしかないと決断。でも庭に知り合いがいるのが見えたので挨拶してから帰ることにしました。
無事知り合いとも話ができ、ふとみると庭にワッフルカフェがあるではないですか。セイナヨキにもワッフルが食べられるカフェが2つあったのに、もうどちらもなくなってしまったので、ワッフルを食べるチャンス。しかも10人ぐらいの列だったのでここでいただくことにしたのです。1800年代がテーマなのでお店の人も中世風メイド衣装でした。
このカフェ、仕切っている女性と、レジ担当の若い女性と、若い男性の3人で回していました。
まずワッフルメーカーは家庭用の2枚焼けるのと、1枚焼けるの2台でフル稼働していますが、お客さんの列に対応しきれていません。
ワッフルは甘いワッフル(イチゴジャムと生クリームを載せたもの)としょっぱいワッフル(サーモンのペースト?とサラダを載せたもの)の2種類。
ワッフルが焼けるのに時間がかかっているのもあるのですが、
食器が足りなくなる。→男性が取りに行く。
イチゴジャムがなくなる。→男性が市販のイチゴジャムの容器から大胆に器に移し替える。
コーヒーがなくなる→男性が取りに行く。(その間お客さんはコーヒー待ち)
サラダもなくなる→男性が裏から1€ぐらいで売られているスーパーで買ったサラダを袋から出し、根元をちぎり、それを器に移し替える。え?手とか洗ってる?というかサラダは洗わないの?
その後子ども用ジュースが売り切れ、グルテンフリーが売り切れとわちゃわちゃかしていましたが、皆洗っていないサラダはそっと見ないふりをするなどしておとなしく列に並んでいたのでした。
肝心のワッフル、待ち過ぎて写真を撮り忘れました。いや、途中で思い出して撮ったのですが絵的にあれだったので割愛します。
味は美味しかったし、焼き具合もよかったです。イチゴジャムと生クリームは渾身の力を込めてたっぷりと盛ってくれたのでした。まあね、多くのフィンランド人がランチビュッフェで自分で盛る時も親の仇かと思うぐらいどっさり盛りますからね。私の気持、お察しいただけますか?
ちょうど別の知り合いが友達を待っていたので相席さえてもらいました。そのお友達はピザを買いに中のカフェに行ったそうですが、30分待ってようやく買えたのが1切れのピザ。中でも混乱していて何かが壊れて対応する人は1人しかおらず、しかも支払時にカードが使えなかったのだとか。フィンランドでは現金殆ど使うことがないので持ち合わせていない人も多くいると思われ、混乱に拍車をかけていたようです。
そんなグタグタでも終わりよければすべてよし、とこちらの人達は緩いのです。まあそんなところでカッカしても疲れるだけだし。私達もそれをネタに”これが監査だったら許されないね~”などと笑ったのでした。
イングリッシュガーデンで週末のよいお天気を満喫できたのでした。
さらに庭の外でもイベントがあったようです。
近くの池の噴水。夏の間はフル稼働ですが、氷が張る頃には店じまいとなります。
知り合いにも会えたし、リンゴ以外のデザートも食べられたし、よいリフレッシュのひと時となりました。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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2024-08-17 Sat
Moi!今日は朝は大雨。お昼にかけて次第に小ぶりになり、夕方になっていいお天気になりました。最高気温は19度。長袖でちょうどよいぐらいになってきました。
さて、時間に余裕があってお天気がいい日はウォーキングに出かけていますが、季節も移ろってきてだんだん秋の気配が感じられるようになりました。
この日は晴れやかな日で、歩いているだけで若干汗ばむほどでした。
これを始め、殆どの写真は10日前の夏日に撮ったもので今はもうその太陽の勢いがないことに若干驚いています。こうやって秋は忍び寄ってきているのですね。
黄葉の時期はこれが黄色くなるのでそれもいいのですが、緑の並木道も素敵です。
陽射しが強かったので木陰に入るとひんやりして気持よかったのです。
多くの木々からの木漏れ日と影の対照が好きです。特にこんな夏の陽射しの時。
川も穏やかに流れていました。
夏の間トッツィーが上演されていたサマーシアター。
結局上演は見ずに終わりました。そして数日前にここを通ったらすっかり舞台装置は片付けられていました。8月はフィンランドでは多くの人が仕事に戻り、新学期も始まりますからね。
川岸のビーチでは男の子たちがボート遊びに興じていました。
ウォーキングコースは右岸を歩いた後にこの橋を渡って左岸に進みます。
こちらの川岸のビーチでも多くの人が最後の夏日を満喫しようと来ていました。
これが数日前の写真。お天気が今一つだったこともありますが、ちょっと秋っぽい装いになってきました。
まだしばらく20度前後のお天気が続くようですが、徐々に気温は下がっていくようです。
ということで皆様、よい週末お迎えください。
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2024-08-16 Fri
Moi!今日は昨日に比べると曇りがちでしたが、最高気温は23度と穏やかでした。今日は引きこもってリンゴを消費すべくリンゴチップとジャムを作っていました。疲れた…そしてまだ木にはたくさんのリンゴが…。
それはさておき、フィンランドにはREKOという生産者直売システムが全国各地にあります。
英語のページはこちらからどうぞ。
簡単に説明すると小売りを通さず消費者が生産者から製品を買うことができるシステムです。またエコの面から考えてもローカルフードを買うというのはよいことですよね。
セイナヨキでは隔週金曜日の16時から17時にスーパーの駐車場の一角に生産者が商品を持ってきます。この活動は承認された人だけがFacebookのグループに参加することができます(私は友達の紹介で入会できました)。生産者は何を売るかをFacebookに告知→消費者はほしいものがあればその投稿にコメントでいくつ購入するかを伝え→当日買いに行くというシステム。支払は生産者に直接となります。
↓の写真は大分前のことになりますが、ブルーベリー(正確にはビルベリー)を買うために初参加した時のもの。
通り雨の直後で道路が濡れていますが、長蛇の列にびっくり。
幸いブルーベリーを売っている人が2人いて、私が頼んでいたのは列が短い方だったので殆ど待たずに買えたのです。
このようにクーラーボックスに製品を持って来ている人もいました。
基本は事前オーダーですが、当然少し多めに持って来ている人が殆どなので、この日は色々回って新鮮な卵と、茄子、そして家人の元同僚から牛肉を買って帰りました。どれも新鮮で美味しかったのです。
次回の生産者の方々の投稿をチェックしてみたら、自分たちで生産している野菜や果物、森で採ったベリーやキノコを売っている人が多いですが、春巻やロールキャベツ、花を売っている人もいます。
また参加して新鮮な食材を楽しみたいと思っているのです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2024-08-15 Thu
Moi!朝は霧がかかってひんやりとしていましたが、夕方になって急に太陽がさんさんと照り始めました。お昼前後は20度に届かず肌寒かったのですが、夕方になって23度まで上がりました。
さて日本の旅行記、色々書き綴りましたが今回で終わりにしますね。最後のテーマは空の旅。
飛行機といえばいつも大変なのが重量制限。今回はトレッキングシューズを始め色々な登山グッズが3割ぐらい占めていたので行きから大変。しかも屋久島には飛行機。フィンランド⇔日本の預け入れ荷物の重量制限は23kgですが、国内線は20kg。私のは20.2kgでセーフだったのですが、家人のは20.7kgで空港で詰め直ししたりして大変だったのですよ。そんな状態だったのでせっかく屋久島に行ったというのにお土産もほとんど買い控え。
という愚痴はさておき、羽田から鹿児島に飛んでいる時に見えたのがこちらです。
これはもしや…あの…
富士山ですよね。さすがに7月だと雪は殆ど残っていません。新幹線で見ることはありましたが、空から見る富士山は山裾も見えてダイナミックでした。
そしてフィンランドに帰る便は10年ぶりぐらいのJALでした💓夕食の前にあられミックスが出るのさえも幸せ。(フィンエアーは随分前に廃止されました。)
フィンエアーから予約するとコードシェア便でJALを選ぶこともできるのですが、毎年タイミングを逃したりしてフィンエアーに比べると価格が違い過ぎて手が出せなかったのです。でも私達が乗った帰国便はですね、朝8時半発。フィンエアーは夜発なので滞在時間がほぼ1日違うということや、朝早過ぎて敬遠されているようで価格がリーズナブル、機内も7月だったにも変わらず空席もちらほら。私達にとっては願ってもない幸運だったのです。
夕食が来た時、”この食事はひょっとしてビジネスクラスのではないですか?”と聞きそうになりました。冷たいパンもなければ野菜もたっぷりだし栄養のバランスも取れていて、あああ。
フィンエアーしか乗っていない方に自慢しちゃいますが、飲み物なんてリストを渡されてそこから選べるのですよ。家人なんて梅酒を頼んだんですよ。ミニッツメイドとかおなじみコンソメスープもあるんですよ。
家人に”ブルーベリージュース、恋しくなった?”と冗談を言ったりしました。(フィンエアーの近距離便では食べ物はもう出なくて水かブルーベリージュースしかチョイスがなくなって久しくなりました。)
そうそう、夕食の後にはハーゲンダッツのアイス、お夜食の惣菜パンも出て、もうさすがにサプライズはないだろうと油断していたところにやってきたのがこ・ち・ら💕
なんと私の大好きなMujiのバターチキンカレー。ええ、Enjoyしますとも!カレーだけじゃなくてサラダとデザートもついていて。
フィンエアーも嫌いじゃないです。フレンドリーなフライトアテンダントの皆さん。落ち着く機内。でもこの食事内容を知ってしまったら…。来年からどうしましょう。
窓も特殊加工されていて、窓を閉めるのではなくボタンで調節でした。(←雑な説明)その関係で未来的な色になっていますが、まさに雲のじゅうたん。
むくむく起き上がっている雲も。
次の空の旅はいつになるでしょうかね。
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2024-08-14 Wed
Moi!今日は午後から爽やかなお天気になりました。最高気温は22度でしたが、陽射しが強かったのでもっと暑く感じました。昨晩は(北海道や)ヘルシンキでもオーロラが見えたようですが、私は早く寝ていたのでまったく気づきませんでした。朝2時頃途中で目が覚めて外に出たものの、うっすらとしたオーロラしか見えず、また流れ星も見えず。あ~、残念でした。
さて、日本に帰国するといつも何を食べるかが楽しみの1つですが、同時に時間が足りなかったり、お腹いっぱいで食べられないというジレンマも発生します。それでも”ダイエットは帰国後に”をモットーに胃を最大限柔軟にして挑んだ結果をご紹介します。
初日の夜はやっぱりこれ。お好み焼きです。ネギたっぷり、目玉焼きまで載ったスペシャルバージョン。火力のある鉄板で焼いたプロのお好み焼きは最高だったのです。
とん平焼きも頼んでみました。これはうーむ、以前別のところで食べた時の方が美味しかったかも。(生ネギは苦手だから?)それでも美味しくいただきました💓完食です。家人にとっては初のとん平焼き。家では作れないのでしっかり味わってもらったのでした。
梅干しを3種類から選べる”梅と星”は昨年に続いて再びの訪問。サクサクの鶏の唐揚げと、羽釜で炊いた美味しいご飯、出汁が身体に染み渡る豚汁。幸せなひと時でした。
暑かったし、あっさりランチがいい時にぴったりの冷麺。フィンランドで作る時はショートパスタを重曹で茹でたり、タレも自作で大変なのです。美味しかった~(嗚呼、語彙力よ…)
屋久島の宿は朝晩ついていて、毎回ハズレなし。しかも一人だけ魚なし対応にしてもらい感謝。
屋久島空港近くのピザ屋さん。モチモチのパン生地のピザ。フィンランドではなかなかお目にかかれないので嬉しかったです。
鹿児島でなぜか担々麵。中華もたまにほしくなるというもの。
豆腐専門店。開店15分前に到着したら既に10人ほど並び、開店直後に満席になるという人気店。豆腐あんかけ、豆腐の味噌汁、冷ややっこ、おからとまさに豆腐三昧。フィンランド人に豆腐の正しい味わい方を教えてあげたくなりました。
観光名所の、食券を買うタイプのレストラン。まったく期待していなかったのにめちゃくちゃ美味しくて驚いた煮込みハンバーグ。本当に安いのにクオリティーが高くて怖いぐらい。
久々にココス(以前サンデーサンだった)に来たらロボット化されていて楽しかったです。ここでもちょっと変わった冷麺をいただいたのでした。
数日前家人がカレーを食べていて、私も無性に食べたくなって真似したもの。お店は一応Googleマップでチェックして行った甲斐があり、最初はオープン直後であまりお客さんがいなかったのがあっという間に満席に。日本のカレー、最高です💕
この日は洋食モードだったので、これまたGoogleマップで探したらロールキャベツで有名な老舗レストラン、アカシヤが出てきたので行ってみました。超久しぶりで懐かしい。ロールキャベツ嫌いのフィンランド人に食べてもらいたい。というかこんなロールキャベツを売ってほしい。
どら焼き好きの家人に付き合って各地でどら焼きを食べまくっていたのですが、ふと気づくと日本の美味しいケーキを全然食べていないことに旅の終盤で気づきました。近くにいいカフェがなく念のため、と寄ったスタバに白桃ケーキがあるではないですか💕スタバ、恐ろしい子。
おっと、韓国料理も忘れちゃいけません。トッポギ~。
チヂミ~。
チャプチェ~。石焼ビビンバはお腹いっぱいで断念でした。
お上品なチーズケーキとグレープフルーツジュース(←フィンランドではあまりない)。人気カフェはどこも混んでいるのでヤマダ電機のレストランフロアーにあるレトロな喫茶店に。混んでいなくてゆっくりできました。そして普通に美味しい質の高さ。フィンランドのカフェオーナーの方、砂糖は控えめに、もう一度言います、砂糖は控えめにお願いします。
カフェに行く余力がなかったらコンビニで美味しいスイーツが買えるというのも魅力。朝ごはん調達の際にお夜食も、の図。
そうめんはそうめんでもレモンそうめん~。さっぱりして美味しゅうございました💓
そういえば”お寿司を食べていない!”という家人に付き合って回転寿司にも行きました。テンション低めで写真なし。いや、食べられるものはしっかりいただきましたけどね。それにしてもご紹介した美味しい品々のおかげもあり、さらに充実した旅となtったのでした。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
オーセンティックな料理がお好みの方も、ジャンクフード万歳!という方も
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2024-08-13 Tue
Moi!今朝はかなり激しい雨が降っていたのですが、朝のうちに止み、その後気持のいい晴れになりました。最高気温は20度でした。
さて日本帰省の旅行記。今回は最終日に行った焼き鳥屋がとても美味しく、また個性的だったのでご紹介します。
今回の帰りは朝早い便だったので宿を羽田空港近くの大崎にしました。距離的には少しあったのですが、駅近、品川駅まで1駅だったので京急ですぐに空港に行くことができました。
それはさておき、大崎に泊まるのは初めて。お店もあまり知らなかったのでいつものようにGoogleマップで検索して評価がよいお店に行ってみることにしました。そういえば焼き鳥を食べていないということで目指すは焼き鳥屋。どうやら大崎界隈にはあまりお店がないようで五反田の高評価のお店に決定。徒歩10分ぐらいだったので散歩するにはちょうどよい距離だったのでした。
まずはベーコン巻(だったかな?)。評価通り期待を裏切らない美味しさ。
野菜も頼んでみました。私の好きな茄子、他にシイタケ(?)、ししとう等。私は茄子をいただいたのですが、茄子って案外焼き加減が難しいと思うのでよね。いい塩梅の焼き加減。しかも安い。
つくねもおいしかったです💕。家人はねぎまを。なんだかんだ言って今まで食べた中で一番美味しい焼き鳥だったと家人は大満足。
かなり早い時間だったにも関わらずお客さんも何人か入っていました。
実はこのお店、たどり着いた時にびっくりしたのです。壁はこの通りでしたからね。いわゆるガード下のお店、というやつですか。
半信半疑で入ったものの、”涼しい”と書いてある通り中は冷房が利いていました。ちょっと気になったのは喫煙可という文字。なんと私達の後ろに座ったお客さんが煙草を吸い始めた時にもうダメだ~と観念したのですが、換気がよいのか、そのお客さんもヘビースモーカーではなかったようで最初に少し気になっただけで済み、安堵したのでした。
炭火で焼いていて、持ち帰りもできて、そこでも買っている人がいる人気のあるお店のようでした。外見で判断してはいけませんね。評価を信じて入ってみてよかったです。
お腹もいっぱいになったので帰りもゆっくり歩いてホテルに向かったのでした。飛行機が割と近い。
高いビルの合間からも空が見え、
川が流れていて、川沿いには桜の木がたくさんありよい散歩コースでした。春は特に人気スポットになるのでしょうね。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2024-08-12 Mon
Moi!今日は少し寒くなるかもと覚悟していたのですが、意外に暖かくて最高気温は19度。晴れたり曇ったりでしたが日中は雨は降りませんでした。それにしても今年はリンゴがたくさん成って週末は何かしらずっとリンゴ消費のためにリンゴジャム、リンゴチップ、リンゴデザート作り等に時間を費やしていました。バケツ1杯分は友達に引き取ってもらったのですが、まだ2杯分残っています。
それはさておき日本帰省の旅行記、今回は東京のイマーシブミュージアムのご紹介です。イマーシブミュージアムはプロジェクションマッピングを使った展示で、今までにもパリのAtelier des LumieresやヘルシンキのMonet2Klimt Helsinkiに行ったことがあり、今回は3回目。たまたま朝のテレビで紹介されていて行くことにしたのです。
テーマは印象派と浮世絵。教科書などで印象派の画家達に浮世絵が大きな影響を受けたということは知っていたのでとても興味深いテーマでした。実際フランス、ジヴェルニーのモネの家に行った時もたくさん浮世絵が展示されていたことを思い出しました。
本物の絵を実際に見比べることは難しいですが、プロジェクションマッピングならそれも可能という訳です。
入って驚いたのはビーズクッションがあちこちに置かれていて、居間にいるような感じで鑑賞できること。
モネの家の太鼓橋は有名ですが、この浮世絵にインスピレーションを受けたのですね。
北斎の絵は有名ですが、ゴッホの星月夜も負けず劣らず。でもこの浮世絵に影響を受けていたのは知りませんでした。
波の色を白で表現するのは斬新だと聞いたことがありますが、ゴッホは空に置き換えているのですね。
動画はこちらです。
そしてこちらも見入ってしまいました。浮世絵で描かれている街の様子が動画になっているのです。
タッチも服装も全然違うのに構図が同じという不思議な感じ。
この絵はどちらも知らなかったのですが、まさかの浮世絵からの影響だったとは。
左の洋服の柄はもしかしたら東洋を意識しているかもしれませんね。
こちらもまさかの相撲にインスピレーションを得ていたのですね。こういうのって画家が”〇〇を参考にしました”と言っているならまだしも、もしそうでなければどうやって元の絵を割り出したのか気になります。
元になった浮世絵の構図もおもしろいですが、それを元にしてでき上がった絵も庶民の楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
同じ雪景色でも違う世界。
波を岩壁に見立てるとは斬新。
木の躍動感はどちらの絵からも伝わってきますね。
見返り美人の図。これは着物をきているしわかりやすいやつですね。
上映は正味30分。他に撮影タイム等ありますが、寝そべって見られるし、歩かなくていいし、割と小さなお子さんでも飽きずに見えるのではないかと思ったのでした。
もちろん本物の絵にはそれなりの迫力があり、訴えかけてくるものも大きいですが、テクノロジーの恩恵に被ってこのようなアートの楽しみ方もありじゃないかと思ったのでした。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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2024-08-10 Sat
Moi!今日は概ね晴れか曇りのお天気だったのですが、時折豪雨が。さっきも庭の黒スグリの実を収穫し終えて一息ついたところに豪雨💦危ないところでした。最高気温は22度。明日はまた雨が降り、最高気温も下がるようです。
さて、日本帰省の旅行記も後半にさしかかってきました(たぶん)。
この日は京都に住む家人の古い友人夫妻が車で天橋立に連れていってくださるとのことでした。
天橋立といえば日本三大名所の1つ。他の2ヵ所は偶然にも家人と既に制覇していて、残るは天橋立のみだったのでお言葉に甘えることにしました。
あいにくの雨で全然見えないかと懸念していたのですが、ちゃんと見えました。これが天橋立。お天気がよければ歩いたり自転車で端まで行くのもありだったのですが、雨が降っていては仕方ないとあっさり断念。
これは展望台にあったかさぼうというご当地キャラ。雨にそぼ濡れてちょっとかわいそうな感じでした。
ロープウェイの下りは一番前を陣取ることができたので天橋立を一望できたのでした。曇ってはいるものの。
ランチはおしゃれなレストランを予約してくださっていました。
雪舟は天橋立図という傑作を残しているのですね。不勉強で知りませんでした。
お店は大将の後ろに絵画のように美しい日本海が広がっていて圧巻。
これが雪景色とかだったら最高かも等と話しながらいただいたお料理は
寿司セット。と言いつつ天ぷらやグラタンなどもあり、食べ応えも見応えもたっぷりのランチをいただきました。
ドライブによく行くいう友人夫妻。”ちょっと福井に越前蕎麦を食べに行きましょう。”と。え?ちょっとって?
天橋立も初めてだったのですが、福井に来るのも実は初めて。福井県がこんなに恐竜推しのところとは知りませんでした。
恐竜は鳴いてるし、動いてるし、しかも恐竜が描かれている建物は新幹線も停まる福井駅。なかなかシュールですが、恐竜ファンにとってはたまらない駅でしょうね。
友人夫妻のお気に入りのお蕎麦屋さんはGoogleマップで確認したにも関わらず行ってみると閉店だったため、急遽駅構内の別のお店に。
越前蕎麦はWikipediaによると
強力粉をつなぎとした蕎麦に、大根おろしが入った出汁ツユを蕎麦にかけたり(ぶっかけ・みぞれ)、大根のしぼり汁に生醤油や出汁をくわえたツユに蕎麦をつけて食べたる(しぼり・おしぼり)など、大根おろしを必ず利用することから「おろしそば」と呼ばれる。
とのこと。福井も初上陸で越前蕎麦も初。こちらは3種類の出汁つゆでそれぞれの味を楽しんだのでした。大根はこちらでも一応売られているのですが、大根おろしにするとちょっとそぼそぼしているのですよね。なので本物の大根おろしをいただくのは貴重な機会で幸せでした。
友人夫妻のおかげで初尽くしの楽しい一日を過ごすことができたのでした。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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2024-08-09 Fri
Moi!今日もいいお天気に恵まれました。最高気温は25度で、洗濯物もすぐに乾いてくれます。これがやがてテラスに置いているだけでは乾かなくなるのですよね。そうなったら私の中で夏の終わりの合図です。もう少し頑張ってほしいこのお天気。
さて日本帰省の旅行記、今回は芦屋の隠れ家的懐石料理のお店、香琳庵についてです。香琳庵は
とのことで、1日1組のみ予約を受け付けているそうです。なかなか予約が取れないところ、従姉が半年前に予約してくれこの度行くことができました。お店の方によると近くの方はもちろん、全国各地からお客様がお越しになるとのこと。行ってみてその理由がわかりました。お料理もさることながら、亭主のお母様?の興味深いお話の数々に惹かれてリピートされる方が多いのではと思ったのです。御茶事の勝手元(ご依頼先の台所で料理を出す出張)の仰せつけを業として先代から引き続き、又、御客様の声もあって料理教室も開講するようになり、気楽に香琳庵の料理を食べたいと言う有り難い声もあって、芦屋にて御茶事の出来る場としても 7~ 8年前から行っております。
庭には何鉢も蓮の葉っぱがありました。この蓮はですね、2000年前の種が3つ見つかり、そのうち2つが生き延び、お寺で育てられていたのを分けてもらったのだそうです。そして蓮の真ん中に溜まった朝露、これがまた格別に美しい形をしているのですが、毎朝これを集め、この露で墨をすっているのだそうです。なんという手が込み、風流なことでしょう。
掛け軸には”水急不流月”と書かれているそうです。水は急だが月は流れず、という意味とうかがい、頷く私達。
こちらのお花、沙羅双樹だそうです。平家物語でおなじみの沙羅双樹です。これも庭に咲いていたものとのことでしたが、毎日咲く訳ではなく、ちょうど咲きかけのこれを前日から準備してくださったそうです。
障子ですが、継ぎ目がありますよね。通常の障子は1枚ものですが、こちらには特別な和紙を継いで貼っているのだそうです。京都の職人さんにお願いしているとのこと。そして障子は古いほど障子を通る光がよいのだそうです。私は一体どんな世界に紛れ込んでしまったかと思うぐらい細部に至るこだわりにくらくらしたのです。
うまく写真に撮れなかったのですが、御簾のこだわりにもほう、と驚くばかり。
お部屋のあれこれをうかがった後に料理が運ばれてきました。
まずは胡麻豆腐。説明してくださった亭主のお母様、ご自身で80歳を超えているとおっしゃっていたのですが、お茶の先生をされているだけあり、居ずまいも美しく、肌もつやつや。その方がですね、”私の祖母の祖母によると…”とこのお皿の説明をしてくださったのです。どれだけ歴史のあるお皿なのか…。肝心の胡麻豆腐は丁寧に作られていてその優しさが伝わってきました。
私は下戸なので遠慮したのですが、日本酒を出されたのがこちらのグラス。茶托(でいいのですかね?)と合わせるのも素敵です。
懐石料理は御椀で決まるのだそうです。はも葛叩き、蛇の目胡瓜に柚子が添えられていました。夏にぴったりのさっぱりとした味。
焼き物、4人分が涼し気な大きなお皿に載せられてやってきました。(これ、洗うの絶対大変ですよね。)
お品書きによると鮎、酢みょうが、くだ牛蒡、茄子そうめん、海老寿司、きぬかつぎ、水胡瓜とのことです。
鮎と茄子そうめんです。カラッと揚がった鮎。魚が苦手な私でも美味しくいただきました。そして簡単に茄子そうめん、と言っちゃってますが、これを作る手間暇を考えるといやはや。手間暇といえばくだ牛蒡。牛蒡の中をきれいにくり抜いているのですよ。水胡瓜も蛇腹状になって中に詰め物が。もう芸術の域です。
お造りも美しい。器もしゃれてます。
焚き物は手前から冬瓜、小茄子、蓮根団子。ええ、どれもあっさりしていながら味が沁みていて絶品。
蓮根団子は穴子の代わりに見立てているのだと。
うりと笹身。結構な量を食べていますが、どれも味があっさりしているので問題なく胃に収まっていきます。この後にご飯もいただきましたが、何か?
デザートは桃とゴールデンキウイのコンポート。この器、レトロモダンとでもいうのでしょうか。今年は帰省が早かったために白桃を食べるチャンスがなかったのですが、こちらでいただけました。
ただの氷の浮かんだお水ではありません。仄かに香る梅の風味。
今更ながら歴史、文化の知識、美を愛でる心、漢文や書道の嗜み等あって邪魔になるものなどないのだと実感。もう少し勉強を熱心にしておくべきでした。(今からでも遅くはない?)同時に日本に受け継がれてきた素晴らしい伝統、何よりもたとえ気付かれなかったとしても抜かりのない細部にまで至るおもてなしを直接見たり聞いたりまた味わうことができよい経験になりました。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2024-08-08 Thu
Moi!今日も昨日に引き続きよいお天気に恵まれました。最高気温は24度。今のうちにしっかり太陽の光を浴びておかなければ。そして今のうちにしっかり木々が青々としている色鮮やかな風景を記憶に留めておかなければ、と連日ウォーキングを楽しんでおります。ここのところずっとお天気よくなかったですしね。
さて、日本帰省の旅行記、鹿児島編は終わったつもりだったのですが、肝心の桜島のことを書き忘れていたので今回はちょっと逆戻りし、桜島に行った時のことを綴ります。
鹿児島では宿が交通の便がよくないところにあったので思い切ってレンタカーを借りました。(運転手は家人。私は車線を間違えてしまいそうなので始めから戦力外。)せっかく鹿児島に来たのだから桜島にも出向くことに。暑い時期でもあったので体力温存のために車で島に渡りました。
桜島にはフェリーで15分程度。私はこの時、帰りのフェリーでしっかり楽しめばいいと眠りこけておりました。こちらは家人が撮った写真。
桜島が見えてきました~。
雄大です。
この北岳と南岳の活動が活発なようです。
車中から撮ったものですが、雲だけでなくちょっと煙も出ていますよね。
フェリーを降りて向かったのは展望台。とりあえず全体は把握しておきたいところ。
北岳と南岳。よくよく考えてみたら日本で間近で活火山を見たのは初めてかもしれません。
向こう岸に拡がる鹿児島本土も一望できました。
この日は後で通り雨があったのですが、この時は波が凪いでいて穏やかな海も見ることができました。
ちょっと道を間違ったおかげでかっこいい橋も見えました。煙と雲に覆われている桜島。
こちらは埋没鳥居。3mあるうちの2mが噴火によって埋没してしまったというのですから当時の火山灰のすごさを物語っています。
この鳥居にたどり着いた後にナビに”桜島フェリー乗り場”と入力したら、スーッと高速に導かれ、気付いたらいつの間にか鹿児島本土に着いていました。あれ?フェリーは?
どうやら桜島は本土と繋がっていたようで、私達はかなり遠回りをして本土側のフェリー乗り場に着いたようです。なんだ、このへっぽこぶりは?
まあとりあえず鹿児島の中心街に着いた訳だし、夕食はせっかくなのでGoogleマップで高評価だった鹿児島郷土料理のお店に行ってみました。カウンター席しかないこじんまりとしたお店でしたが、評価の通り美味しい料理を堪能できました。こちらは家人が頼んだ刺身の盛り合わせ。右の魚が鹿児島ならではの魚なのだそうです。(名前は忘れました。)
天ぷらの盛り合わせ。
薩摩の国にきたからにはサツマイモの天ぷらも食さないとですよね。ホクホクで美味しかったです💕
黒豚も美味しいと聞いていたので黒豚の串焼き。こちらも美味しゅうございました。
旅慣れている人だったらもっと効率的に色々なところを回れていたに違いないのですが、地図を見ているとクラクラするだけの私が立てた旅程は数カ所しか回れず不完全燃焼だったかもしれませんが、それに文句も言わずなんだかんだ言って楽しんでくれる家人に感謝しなければなりませんね。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2024-08-07 Wed
Moi!フィンランドにもまだ夏が残っていました。今日はいいお天気に恵まれて最高気温も24度まで上がったのです👏少しずつナナカマドの色が濃くなっていたり、風がひんやりしてきましたが、まだまだ太陽はキラキラしていました。
さて、日本に帰省する時の楽しみの1つは美味しい料理をいただくこと。家人は日本にまずいレストランはない、と豪語していますがいやいや厳選してますから~。その最たるレストランの1つが南青山にあるてのしまです。
ご縁は女将の林紗里さんがフィンランド在住の時から。彼女が作る心のこもった美味しい和食に魅了され、旦那さんと共にてのしまをオープンされてから帰省時にうかがっているのです。
まずは熱々の揚げ春巻。サクサクで中には稚鮎、ヤングコーンが入っていて蓼酢でいただきました。
エボダイの上に載っているのは赤しそジュレ。見た目も涼やかでとろけるような食感。はぁ。
トウモロコシ豆腐は初めていただきました。旬の食材を活かして。和食は味もさることながら目も楽しませてくれます。
マカジキを炙ったものを玉ねぎ醤油で。マカジキだったか次のマナガツオだったか失念しましたが、神経締めという手法で獲られたものだとうかがいました。
マナガツオとさっぱりとした胡瓜の揚げ出し。胡瓜のコクも楽しむことができました。
短角牛炭火焼でございます。美味しいものはあっという間に井の中に納まってしまうのです。
いつものいりこだしのにゅうめん。あっさりしているのでこちらも簡単に胃に吸収されていきます。
小袖棒寿司という押し寿司。見た目も麗しく。
今回は元同僚を誘って行ったのでテーブル席でした。
※カウンター席では大将の見事な料理の手さばきを堪能できます。
最初は割と空いていたのですが次々にカウンター席も埋まり、ほぼ満席になりました。それでも店内はほどよいタイミングでの細やかな心遣い、また落ち着いた雰囲気で元同僚との話も弾んだのでした。
最後は意外なプリンアラモード。大将いわく、プリンアラモードはもともと日本で開発されたもの、そして上に載せるサクランボを缶詰ではなく本物を使えばてのしまバージョンになるのではないかと。ほろ苦いカラメルソースと懐かしのプリン、こちらも美味しくいただきました。
私は魚介類が苦手と公言しているのですが、てのしまでは敢えて魚類もいただくようにしています。そこで薄々わかってきたことは、魚も美味しく食べられるということ。ほんとわがままの極みなのですが、新鮮な食材は私が苦手とする魚臭さが一切ないのです。実際てのしまで出される食材は最高級のものを使っているから合点がいきます。この年になって意外な形で自分の閉ざしていた扉を少し開けるチャンスに恵まれたのです。心のこもった美味しい料理をありがとうございました。
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2024-08-06 Tue
Moi!今日は珍しく雨が降りませんでした(今のところ)。時々太陽も顔を出し、気温も23度まで上がりました。今の時期は、庭のリンゴと黒すぐりの収穫時期なので割と忙しくなります。特にリンゴはどのように消費するかというのもありますからね。アップルクランブルを作ったり、黒すぐりも混ぜてスムージーにしたり、はたまたリンゴジャムか?過去2年間はなぜかリンゴが全然できなかったので、3年ぶりの収穫、どのようにしようか考えているところです。
さて、中断していた日本帰省の旅行記を再開します。
霧島での予定はそんなになかったのですが、知り合いの方がカルデラ池でもある大浪池がとてもよかったとブログに書かれていたので行ってみることにしました。
ホテルでは確かにいいお天気だったのです。
ただ、目的地に近づくにつれて雨脚がどんどん強くなってきました。え?天気予報では雨ではなかったのに。
幸い通り雨っぽい感じだったので車の中で30分ほど待機し、予想通りほぼ雨が止んだので行ってみることにしました。
この日は午前中にちょっとこの大浪池を見て、それから鹿児島市に移動して桜島に行く予定にしていたので普通の歩きやすい恰好で臨んだのです。ええ、靴は白いスニーカーでね。
大浪池はこのように美しい色の池でちょっとワクワクします。
道はこんな感じ。屋久島に比べると歩道も整備されていて、足の負担もそんなにありません。余裕余裕。
こちらも鬱蒼とした森の中で苔むした木がその歴史を物語っているようです。
そんなに人とはすれ違いませんでしたが、多くの人は池を見に行く、というよりトレッキング目的で歩いている人ばかりなのがちょっと気になりました。いやいや、屋久島を制した身からすると余裕余裕。
雨は殆ど止んでいて、霧に包まれた風景が神秘的な雰囲気を醸し出していたのです。
木漏れ日、というよりちょっと墨絵風な景色。
大浪池に到着しました。
え?池は…どこに?
上から来た人に、上に登ったらもっと池はよく見えるのか尋ねたところ、”いや、ここが池です。”と断言されました。
あの青い美しい池は霧の彼方にあるらしい
周りを見回しても霧に包まれていて殆ど何も見えない
仕方ないので諦めて下山することに。屋久島と違って道が整備されているから余裕…
と思いきや、少し雨が降ってきたので家人と1本の傘で歩こうとした矢先につるっと滑って転んでしまいました。
しかもその後は底から足を着地させるように歩いたら大丈夫なのでは?とトライしてもう一度つるっと転ぶという失態。白いスニーカーは2度目の転倒でドロドロに凍った道ではペンギン歩きで転んだことなど殆どないというのに、ペンギン歩きを忘れていた自分の愚かさに唖然としたのです。まあね、平坦な道は慣れているのですが、坂道は殆ど経験なかったですからね💦その後は平らで雨に濡れた石はとても滑るので、脇にあるゴツゴツした岩の上をそろりそろりと下りていきました。そのため楽なはずな下りにたくさん時間を取られてしまいました。
不幸中の幸いは汚れたのは靴だけで(その後宿に戻って洗い、他の靴に履き替えた)、洋服は汚れなかったし、ケガはすり傷と爪の打ち身ぐらいで済んだこと。そして終わりの方にはこんな美しい木漏れ日が見られたのもラッキーでした。
雨の後の山登りで景色を期待してはいけないということと、下りは滑るぞ危険、ということを身をもって学んだのでした。後、トレッキングシューズは重いけど案外役に立つということも。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2024-08-05 Mon
Moi!今日は日中は晴れていたのにダラダラしていて、夕方ウォーキングにでも出かけようとした直前に大雨が降り、断念。代わりにお茶してきました。従って体を動かすはずが栄養分補給となってしまいましたが、まあそんな日もありますよね。トライしたニューヨークチーズケーキは美味しゅうございました。そして最高気温は22度でした。
さて先日の地元の新聞に2人の14歳の少年が紹介されていました。
フィンランドの学校の夏休みは10週間あり、基本的には宿題はないと聞いています。友達と遊んだり、家族と旅行に行ったり、またアルバイトに勤しむ子も。フィンランドでは14 歳、また12月末までに14歳の誕生日を迎える子はアルバイトできるそうです。
14歳のJesse KoskelaくんとOnni Lohilahtiくんは夏のアルバイト募集に応募したものの、2人共採用されなかったとのこと。。そこでJesseくんは犬の散歩などの色々なサービスやプッラ(=菓子パン)やパイ、ピザ等を販売し始めてはどうか?という話をOnniくんに持ちかけました。Jesseくんはもともと自分で事業を起こしたいと考えていたのだとか。14歳にしてしっかりしています。
まず2人は7月の始めにインスタグラムやフェイスブックで宣伝し、また近所に2,000枚の広告を配布したのだそうです。
結果たくさんの注文を受け、何百ものプッラを焼き、また犬の散歩、ペンキ塗り、芝生刈り、洗車等色々な仕事を引き受けたのだそうです。
親御さんは車での移動のヘルプはしたものの、材料購入等の支出、収入の管理、お客さんとのやりとりもすべて少年達がしたとのこと。
とある水曜日、この2人のプッラ職人はフル稼働。アシスタントとして雇われた12歳のVilla Koskelaくん(12歳相応の報酬は支払われたそうです)もキッチンで忙しく働いています。金曜までに数百のケーキを用意しなければならないため、3人は大量の生地の準備で大わらわ。
Jesseくんは小さい頃からパンやパイを作っていて、そこでスキルを学んだといい、一方、Onniくんは学校の家庭科の授業でスキルを学んだそうです。
その日は彼らは金曜日に向けて、小さなピザを800枚、プッラを700個、Mokkapala(≒ブラウニー)とブリタ ケーキをいくつか焼いていました。生地を作るのに丸々1日かかったのこと。さすが起業家志望しているだけあり、責任感やスケジューリングもしっかりしています。
なぜそんなにたくさんのピザやプッラを焼いているかというと、近所のスーパーの庭でこれらを売ることにしているため。販売の交渉も2人の少年が持ちかけ、スーパーのオーナーがその心意気に賛同して場所を提供したのだそうです。きっと2人にとって忘れられない夏となったでしょう。もしくはこれはただの序章で、これからどんどん進化していくのかもしれません。
ちなみにこの頼もしい2人のFacebookはこちらからどうぞ。
こういう活動を知ると私もダラダラせずに頑張らなければと思うのです。
最後の写真はカフェで食べたブリタケーキ。レイヤーがあるので作るのは面倒なのではと思い未挑戦のケーキなのです。(こういう心意気からして…ですよね、はい。)
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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2024-08-03 Sat
Moi!今日も雨が降ったり止んだりの冴えないお天気でした。最高気温は19度。もう少し晴れてくれたらすっきりするのですが。
さて、先日スタイリッシュなテキスタイルブランド、ラプアンカンクリに行ったばかりなのですが、今日も行ってきました。なぜなら今日は年に1度の大セールの日だったのです。前々から気にはなっていたのですが、人が多いし、使う宛もないのに買い過ぎてしまいそう(ラプアンカンクリ製品は丈夫で長持ちするのです)で行かずじまいだったのです。
今年行こうと思ったのは
別のお店で半額になっていたリネンのバスタオルが肌触りがよくてすぐ乾くのでもう1枚買い足そうと思ったのです。
それと先日行った時に気になっていた巾着があれば、というのと他にもお土産やプレゼントになりそうなものを買おうという目的で。
場所はアウトレットショップではなく工場。9時開始のところ9時過ぎに到着。たくさんのお客さんの熱気が伝わってくるでしょうか?
かなりお得なので掘り出し物を見つけるのに力も入るというもの。
製品別にセクションが分かれていて、さらに素敵なデザインがあってもう気持はポジティブにならざるを得ません。
こちらはバスタオルの種類。それぞれのデザインが棚に置いてあるのですが、このように例があると手触りや大きさを確かめられるのでいいですよね。
地元では有名なイベントなので知り合いに立て続けに3~4人に会いました。日頃は街では会わないのに、まあこの密度ですからね。
ブランケット類もたっぷりありました。
こちらはブランケットの展示。
コーヒーとジュースが無料で振る舞われていて、ケーキやお菓子は地元のバスケットボールチームが資金集めのために売っています。買い物熱でのぼせているお客さんは太っ腹。ちょっと気持を落ち着けるためにも甘いものがほしくなるというもの。とてもよいアイディアですよね。
憧れのポケットショールも信じられないぐらいの価格で売られていました。しかも色のバリエーションも豊か。毛羽立つ素材はアレルギーがあって微妙なのですが、色に惹かれて買ってしまいました💦(一緒に行った友達2人も。)とりあえず試してみて、もしアレルギーが出たらこれは母へのクリスマスプレゼントになるのです。ふふ。
工場は稼働していなかったのですが、織りかけのテキスタイルを見ることができました。ちなみにこれは皆川明さんデザインのkesäkukatシリーズ。
ちょっとわかりづらいのですが、レジの列はとてつもなく長かったのです。ええ、心に決めていた製品以外にも色々理由をつけてたくさん買い込んでしまいました。入り口で大きなゴミ袋をもらえるのですが、それを引きずりながら買っている人も多数。ただ、何年もの経験を積んでいるだけあり列の進みは思ったより随分速く、それもそのはずレジには10人ぐらいいて驚くような速さでお会計が済んだのです。
やがて来る暗い季節もラプアンカンクリ製品に包まれれば乗り越えられる、そんな言い訳をしながらショッピングを楽しんだのでした。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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2024-08-02 Fri
Moi!8月になりましたね。日本は猛暑続きのようですが、こちらはここのところ太陽がほとんど顔を出さず、曇りか雨のお天気が続いています。今日はひんやりしていて最高気温が16度。今までのノリで半袖で外出したら風邪を引きそう。幸い明日からは20度越えの日が続きそうでホッとしています。
さて今日は久々にÄärelläのランチに行ってきました。時々家人と平日にランチに出かけるのですが、大抵近場で済ませることが多いので、仕事に余裕のあった今日はちょっとだけ遠出したのでした。
Äärelläのランチは昔は若干高かったのですが、メインの2種類から選べて、サラダはビュッフェ形式でしたが、メインは運んできてくれたのです。ディナーに比べると質は劣るものの盛りつけ、ボリューム、そして味も満足だったのですが、最近は競争も激しいこともあるのか、他のレストランと同じようにすべてがビュッフェ形式になりました。
手作りのパン(美味しい)やフムスのようなパンにつけるもの(バターやマーガリンではないから低カロリーで〇)、生野菜とドレッシング。
サラダセクションも夏向けにお酢でしめたものやマリネ、マヨネーズで和えたものなど。
メインは暗くなってしまいましたが、右側が根菜類のオーブン焼き、真ん中がレモン風パスタ、右がサーモンでした。
パスタを取り過ぎてお皿がソースの海に。でも美味しかったです💕サーモンは不味くはなかったのですが、もう一ひねりほしいところ。
これにコーヒーまたは紅茶がついています。紅茶はオーガニックの美味しいシリーズ。ランチビュッフェの紅茶のティーバッグ、種類はたくさんあっても好みのものがないところもあるのでね。
このレストラン、いくつか壁?仕切りがある不思議な作り。8月になり、そろそろ多くの人達も夏休みから復帰したようでそこそこ混んでいました。
一方レストランのエリアとしての仕切りがないのでお隣のTaito shopが見えたり、Kaleven Navettaの掲示板ポスターが見えたりしています。実際カウンターと食べる場所の間の廊下を美術館等に行く一般客も通りますしね。
まあ夏休みの間散々遊んできて、ではあるのですが、たまに気分転換で違うお店に行くのもよいものですね。
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2024-08-01 Thu
Moi!今日は終日曇りのお天気で、時々雨も降りました。最高気温は18度。今日で7月も終わりですからね。
さて、先日思い立ってLappajärviの美術館→Vimpeliのカフェ→Alajärviのカフェに行きました。そして最後にTuuriという街にあるフィンランド最大のデパート、Keskinenに寄ったのです。デパート?といっても広大な敷地で建物は1階建てという贅沢な使い方をしております。このデパートの名前がややこしくてTuuriといったりKeskisen Kyläkauppa(=Keskinenの村のお店)といったり。田舎のショッピングセンターと思いきやIittala、Marimekko、Pentik、Lumene等フィンランド大手ブランドのショップもあり、ここに行けば探しているものは見つかりそうなお店なのです。
このひづめのマークが目印です。
ユニコーンも。
これが正式なシンボルマークっぽいです。シンボルカラーはゴールド。お店にもふんだんにゴールドが使われています。
室内はとても広々としていて、マリメッコ製品もしっかり宣伝されていました。
段ボールでできたウニッコ。そしてこの日はマリメッコ全商品が25%オフの日でした。
通常の売り場とは別に夏季限定のショップもありました。
こちらはアウトレットショップの位置づけで通常価格からさらに割引された製品が多数。よくよく見ると掘り出し物が結構ありました。元々は長袖ブラウスを試着するつもりだったのですが、その日はワンピースを着ていたので適当なパンツを見つけてそれと一緒に試着したのです。結局そのパンツがなかなかよいということでそちらを購入することに。値札は正価の上に何枚か割引された価格のシールが貼られていたのですが、結局レジで示された価格はそれよりもさらに安い半額、しかもそれが25%オフという嬉しいサプライズ。
IittalaコーナーはもちろんArabiaのムーミンコーナーも充実していました。
マグのコレクションの多さにびっくり。
それもそのはず。世界一大きいムーミンArabiaショップインショップ(ショッピングモール等の中にあるショップ)の認定を受けているようです。
先日発売になったムーミンのHaruシリーズ。Vaasaまで買いに行ったのですが、ここでも売っていたのですね。(直営店ではないのでポイントはつきませんが💦)
ベッド製品セクションも気合の入ったボード。
お店が持つムーミンマグコレクション。
このボクサーパンツはエテラポフヤンマー地区のシンボル、ユッシパイタと同じ柄。
庭仕事に凝っている家人は園芸セクションにも行き(そこも巨大なスペース)、そこでも追加の買い物を。と、ついつい予定外の買い物をしてし、なかなか楽しめたのです。やっぱりお買い物は楽しい💕
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