Visit Lakeus 2024年05月08日
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Author:Visit Lakeus
フィンランド中西部在住。
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ヘルシンキお上りさんの旅 ~美術館等~
Moi!

今日も肌寒い1日で、いいお天気だったものの最高気温は9度でした。

さて今日ヘルシンキから戻ってきました。ヘルシンキは私にとって文化的要素注入の大切な場所。家人の出張に合わせてPC持参で仕事もしながら、日中は街をうろうろするのが常でございます。

今回は文化的活動を中心にご紹介します。
まずはOodi図書館から。Oodi図書館はヘルシンキ駅から歩いて5分ぐらいのところにあってとてもよい立地です。
Oodi図書館

今回ここに来た理由はですね、ここで仕事をするため。現在私の車が修理中につき、家人と同じ電車でヘルシンキに来たので朝8時半に到着したのです。お店も美術館(フィンランドでは11時から開館のところが多い)も閉まっています。ホテルのロビーやカフェで仕事をするのも落ち着かないなと思っていたところに図書館の存在を思い出したのです。朝早かったので窓際の特等席をゲットできました。机は広々としているし、電源もバッチリあるし、静かだし最高の環境でした💓
Oodi図書館デスク

たまにロボットが行き来していました。こうやって単純労働はロボットに取って変わられてゆくのでしょうね。
Oodi図書館ロボット

図書館で美術館がオープンするまで仕事をして、その後向かった先はAmos Rex美術館。目的の1つはこの屋外に展示されている緑の彫刻を見ること。Kim Simossonさんの作品です。2週間前に来た時は1つしか展示されていなかったのがいくつか増えていたのです。横から見たところと
Amos Rex Kim Simosson1

正面から見たところ。この美術館は外観もおもしろいので角度を変えると印象が変わりますよね。(当たり前か)
Amos Rex Kim Simosson2

座禅を組む女の子の左手にはピカチュウ?
Amos Rex Kim Simosson3

正面から見たら男の子にも見えます。
Amos Rex Kim Simossonピカチュウ?

この子は正面から見ると気づきませんが、
Amos Rex Kim Simosson4

実は背中にスキーセットを背負っています。
Amos Rex Kim Simosson5

そしてAmos Rexを訪れたもう1つの目的はこちら。2週間前は長蛇の列で入れなかったKeikenのブース。開館前から並んでいたにも関わらず、私の前には20人ぐらいいました。が、コートも荷物もロッカーに入れず入館し、他の展示にも目をくれず一目散に行ったらなんと私が2番目でした。ふふ。こんな寝そべるところが5つあり、ヘッドホンを耳に、係の人がお腹に4キロの光る装置を置いてくれます。重みはあるのだけど、柔らかくて心地がよいのです。
Amos Rex Keiken

右の人のような状態で寝そべります。5分間音に合わせてお腹の上の装置がブルブルと振動するのは、お腹をマッサージされているよう。あまりに気持よくてまどろんでしまい、音が止まったのに数分気づきませんでした。確かに1人1人がたっぷり5分こんな”経験”をしていたら長蛇の列になるのも納得。終わったら既に5人ぐらい外で待っていました。ラッキーでした。
そうそう、この吹き流しみたいなのも不思議な雰囲気を醸し出していました。
Amos Rex Keikenn風

お昼を食べた後はちょっと気になっていた写真美術館の森山大道展へ。冷静に見たら漢字で書かれてますね。
森山大道展

日本の写真家で現在86歳だそうです。(恥ずかしながら知りませんでした。)こちらは雑誌などの表紙でしょうか。
森山大道展雑誌表紙

昭和のギラギラした感じの写真が多かったように思います。あまり好みではないのでさらっと回りました。
森山大道展展示1

これは同じ製品が並んでいる倉庫か何かの写真。大量消費社会への風刺にも受け取れました。
森山大道展展示2

そして本日向かったのはデザイン美術館。
ちなみにフィンランドではミュージアムカードというのが売られていて、それを買えばフィンランドの殆どの美術館が無料になります。たぶん3~4回行けば元が取れる?私はミュージアムカードは持っていないのですが、ガイドカードを持っていて、同じくガイドカードを提示すればこれまた多くの美術館が無料または割引で見られるのです。その恩恵で今回の3つの美術館は全部無料で見ているのです。
デザイン美術館

今回の展示は”Fix: Care and Repair”。テーマにぴったりの日本が誇る技術、金継と呼接ぎのテクニックが紹介されていました。
金継

他にも靴下のほころびを直したもの、破れたズボンにパッチワークを施したものなど。破れた、壊れた=捨てる、ではなく直して新しいデザインでよみがえらせている、そんな作品が展示されていました。

こちらはスウェーデン在住のテキスタイルデザイナーであり武道の指導者でもある 籾山孝雄さんの刺し子のパッチワークの作品。
モリヤマタカオ刺し子のパッチワーク

拡大してみると刺し子のパターンが自由であり、また美しい。
モリヤマタカオ刺し子のパッチワーク拡大

最後の写真はEero Aarnioのボールチェアー。美術館の中では残念ながら座ることができないのですが、Oodi図書館に確かあったはずなのでそこで試すことができます。周りの音が遮断されてなかなか快適な椅子なのです。
デザイン美術館 Eero Aarnio

美術館は無料だとついつい雑に見てしまうというのはよくないかもしれませんが、逆にあまり興味のないものでも気軽にのぞくこともできるのはよい点かと思います。日本にいたら森山大道さんのことも知らずじまいだったことでしょう。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

フィンランド国内旅行 | 04:13:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
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