2024-03-03 Sun
Moi!今日の最高気温は1度でお天気は曇り。3月になりましたが案外気温は0度前後のまま移行しそうです。
さて3月1日でフィンランドの大統領が変わりました。新大統領はAlexander Stubb。外交官対象の就任スピーチでは英語、ドイツ語、フランス語でスピーチをしていました。確かスウェーデン系フィンランド人なのでスウェーデン語はもちろんフィンランド語も。奥さんはイギリス人の弁護士で以前日本に住んだこともあるそうです。以前首相も務めたこともあるし、スポーツも得意らしい文武両道の人のようです。
こちらが首相時代にセイナヨキを訪れた時の写真。

これもセイナヨキにDuudonnit Activity Parkがオープンした時に来た時の写真。首相にこんなことをするのが許される国、それがフィンランド…。写真はお借りしました。

出典:http://www.ts.fi/
それはさておき、わたくしは2月末まで12年の任期を終えたSauli Niinistöについて書きたいのです。
私の周りでSauli Niinistöを悪く言う人を聞いたことがなく、実際のところ絶大な国民の人気を集めていました。
以下勝手な個人の印象です。
口数は多くないが、ユーモアのセンスがあり、いざというときははっきりと意見できる。
※昔飼っていた犬がそっくりで、犬と同じ表情で並んだ写真をアップしていた。
謙虚であり、大統領の報酬も全額受け取っていなかった。
富や名声にこだわらず、メディア露出の多かったサンナ・マリン元首相が”それは大統領が出るところでは?”というシーンでも問題がない限り後方支援してい(るように見え)た。
フィンランドの大統領は他国との政治外交の役割を果たします。就任時は外務大臣等の経歴はなかったものの、その後着実に他国との交流を深め、例えば隣国大統領のプ氏が暴走した時等も間に入って諫めることが何度もありました。ただ2年前の大暴走以降は残念ながらいくらNiinistöでも力及ばずではあるのですが。
とにかく信頼できる、温かく見守ってくれていていざという時は守ってくれるお父さん、上司という安心感があったのです。任期さえなければ引き続き大統領でいてほしいぐらい。でも激務だったと思うのでゆっくりしてほしい気持もあります。信頼できる安心感という点では義父と重なる部分もあったりするのでよけいに勝手に親近感を抱いていたのでした。
フィンランドも1年前にNatoに加入、スウェーデンもこの度承認されたので益々他国と協力しながら進むべき道を模索していく必要がありそうです。ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください
日頃から徳を積んでいる方も、これからですねという方も
↓クリックお願いします。

↓こちらもよろしければ
