2024-02-29 Thu
Moi!今日の最高気温も0度。日中は曇りでしたが、細かい雪?霙も若干降っていました。地面は相変わらずツルツルなので郵便物を取りに行くときもスパイクのついた靴で行ってみました。そして履いたメリット充分なツルツル具合でした。
さて、今回はスーパーで見かけたムーミングッズのご紹介です。何度か書いたのですが、ムーミングッズは日本ほどではありませんが、色々なグッズがあるので大きいスーパーならあちこちで見つけられるかと思います。ムーミンマグを筆頭に食器類、コーヒー保存用等に使える缶、ナプキン、タオル、お菓子等食品…そして
Tシャツなんかも。子ども用の柄物の服はよく見るのですが、コミック形式のものは珍しかったので撮ってみました。ムーミンの最初のコミックはイギリスだったとか。だから英語なのかなと思ったり。
これはちょっとかわいい。ほしいかも。(文字情報多め)
ムーミンではないのですが、フィンレイソンのシンプルなTシャツもかわいかったのです。
↑3点はPrismaというS系列のメガスーパーで見かけたもの。
一方K系列のCity Marketではエコバッグも見かけました。家人はこれのどこがムーミンなんだ?と言っておりましたが、”Map of Moomin Valley”と書いてあるのですよ。以前このポストカードを買ったので一目でわかりました。このおどろおどろしい感じ、子どもの頃に読んだムーミンの本を思い出します。
これはかなり💓度高めのバッグになります。あまり見かけないデザインですが、友達の日をターゲットにしたバッグだったのかな?と思ったのでした。
Tシャツは英語なのでフィンランド感薄めですが、Tシャツもバッグも折り畳めば小さくなるのでお土産によいかもと思ったのでした。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
日頃からプレゼントを買いだめしている方も、必要な時に必要に応じて準備されている方も
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2024-02-28 Wed
Moi!今日は一日曇りで、最高気温は0度でした。もう少し気温が上がって雨が降ってくれたら雪も溶けてくれるのですがね。
さて先日地元の新聞で幻想的な写真が紹介されていました。Facebookに投稿されたその写真はこちらです。
この写真を撮ったのはポフヤンマーにあるLaihiaという街に住むJanice Perkkiöさん。車の中から撮ったという写真は申し分ないタイミングで、空は薄ピンクと薄いブルーに染まり、手前には少し雪があり、その桃源郷のような景色に納屋がぽつんと建っているもの。今まで投稿したことなかったFacebookの”View from my window”グループにこの写真を投稿したところ、世界各地から賞賛の反応があり、今現在で約76000のいいねがついています。
私も特に冬の空を眺めていると優しいピンクとブルーに染まっていることがあり時々写真を撮ったりしていますが、基本引きこもっているのでこんな素晴らしいシャッターチャンスは望めそうにありません。
ブログに載せた写真を検索してみたらせいぜいこのレベル。
”View from my window”は色々な国の人が投稿しているのでちょっとした旅行気分が味わえるのでお薦めです。ひいき目かもしれませんが、フィンランドからの投稿者が多い気がします。冬は雪や寒さで景色が映えますからね。ふふ。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
シャッターチャンスは逃さない用意周到な方も、焦って結局よい写真がなかなか撮れない方も
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2024-02-27 Tue
Moi!今日は午前中は曇りだったのですが、午後からいいお天気になりました。最高気温は3度で、少しずつ雪が溶け始めています。今日はとうとう靴に着脱式スパイク(なぜか家に未開封のものがあった)をつけて歩いてみたところ、かなり快適に歩けました。犬の散歩に毎日行っているご近所さんはこれは必須だと言っていました。ところで犬の足はスパイクなしでも滑らないのでしょうかね?
それはさておき、車を修理工場に持って行って帰りに歩いて帰った時にアールトセンターの写真を撮ってみました。曇り空だったのでモノクロのような仕上がりですが、それもまた味があっていいかなと思いまして。
ということでまずはラケウデンリスティの時計塔から。これは65mあるので割と遠くからでも見つけることができます。周りにそんなに高い建物もありませんしね。今は凍って危ないですが暖かい時期は上まで上ることができます。
グランドピアノのような形をした市庁舎。全体像を撮ってみました。
窓から漏れてくる光(ランプもアールトがデザインしたもの)が素敵だったので撮ってみたのですが、バランスが難しく実際の柔らかい感じの光を捉えることはできませんでした。残念。
アールトセンターではなくJKMMというヘルシンキの設計事務所が設計したApila図書館。まだ開館前なので若干暗いです。中の電気がつけられると暗い中とても映えるのです。(インスタ映えの写真は冬の夕方がお薦めです。)
こちらは駐車場側から見たところ。ちょっと印象が違いますよね。高低差があっておもしろい建物なのです。
これはアールトセンターの見取図というのでしょうか。アールト図書館の入り口近くにあります。
アールト図書館の入り口はこのように少し地味なのですが、
反対側から見るとうねりがあって美しいです。
光がこの庇を通って中に射しこむのです。ちょっとこの日は薄曇りですが、でも中は明るい。そのせいか居心地がとてもいい図書館です。
前日に雪が降りましてね。結構な雪だったことがサドルで検証できます。
正面の建物は劇場です。
これもまた横から見ると長方形をペタペタはりつけたような構造でおもしろいのです。
以降はアールトセンターから離れたところの写真です。
フィンランドのラウンドアバウトの真ん中に時々こんな像が置かれています。これはYrittäjät(=事業家連盟)のロゴを模したもの。この地区は事業主の人が多いのです。裏を返せば大きな企業があまりない典型的な地方都市です。
おまけの写真その1。道路の下には確か川が流れていたはずなのですが、凍ってその上に雪が積もっていて不思議な空間になっています。
ええ、これも橋の上から撮った川の風景。ここは一部穴が開いているので川ということが確認できますかね。
雪の下でもごぼごぼ活動を始めているようです。
温度差があるようで数m先の川はすっかり氷が溶けているようでした。
冬の間は寒さと歩きづらさで街歩きしていなかったので、久しぶりにじっくり歩くと新鮮でした。そして雪が溶けて凍る前でしみじみラッキーでした。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
凍った川を見たことがある方も、川が凍るってどういう状況ですか?と疑問に思う人も
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2024-02-26 Mon
Moi!今朝は晴れていたのですが、お昼から曇り、そして夕方になってとうとう雪ではなく雨が降り始めました。最高気温は3度ですからね。
今朝倉庫の屋根がこんなことになっていました
例年は雪は降っては溶けてを繰り返すのでこんなにはなもらないのですが、この冬は雪もたくさん降ったし、溶けずに積み重なったようでこんな厚みになりました。その雪もこうやって寒さが緩んで落ちてゆく暖かさになったということですね。
一方雪かきされている道は雪が溶け、それが凍ってアイスリンクのような状態。午後にノルディックウォーキング用のスティックを両手にウォーキングに行こうとしたのですが、歩き慣れていないツルツルの道を曇りの中進むのは苦行以外何物でもなく、ちょっとだけ歩いて離脱しました
フィンランドの幸福度が高く、公共交通機関の遅延やキャンセルが頻繁にあってもあまり文句を言わないのは、もしかしたら日常的にこんな苦難があるから幸せと感じるしきい値が低いのかもとふと思ったりしたのでした。もう春が来てくれるだけで幸せなのですよ。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
幸せのしきい値が高い方も、気付いたら低くなっていた(ひょっとして海外にお住まい?の)方も
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2024-02-24 Sat
Moi!なかなか厳しい季節がやってきました。というのも最高気温が3度になり、今まで降り積もった雪が半分溶けてシャーベット状になったり、凍ったり、溶けた水が行き場を失い大きな水たまりになったり。いずれ雪は溶けてもらわないと困るので避けられないプロセスなのですが、それにしてもなのです。
さて、表題は大学の時に学長が私達卒業生に向けて送ってくれた言葉です。
かいつまんで書くと、
ある人が山奥に住んでいる友達を訪ねた。
話が盛り上がってすっかり話し込んでしまい、気づいたら外は真っ暗になっていた。
外は街灯もないし、せっかく遠くから訪ねて来たのだから友達は当然駅まで送ってくれるか、せめて懐中電灯でも貸してくれるだろうと思ったのに、玄関であっさり別れ、お見送りもなしだった。
というエピソード。
あなたがたはその友達に対して、気が利かないとか冷たいとか恨み節になるかもしれないが、懐中電灯なしでも強く生きていける人になってほしいと。
それまで親の庇護を受け、世間の荒波にももまれていないひよっこの私には目から鱗だったし、卒業に際して送るエピソードにぴったりだったと思います。
ただそれなりに世間の荒波にもまれ、フィンランドの驚くような対応なんかも経験した今、懐中電灯なしで歩いて帰るべきかは状況によって異なる判断をしなければならないと感じます。
まず街灯のない夜道を歩いていて危険はないか?
電車の時間に間に合うか?
場合によっては友達に事情を話して協力してもらった方がいいかもしれないし、もしくは家族に迎えに来てもらえる可能性も探る必要があるかも、もしくはタクシーをよぶか。
今週似たような事が私の身にも起きました。まあそんな大したことじゃないんですけどね。
車検に出した車がまさかの不合格で修理?修理のための検査?が必要になったのです。本当は先週、1時間半ぐらいで終わる予定だったのですが、当日担当者が体調不良で3月の初旬に延期されたのです。あの…車検に行ったのは1月中旬だったんですけどね。でもって修理は3月中旬までに終わらせなければならないのです。それでは間に合わないかもしれないと今週無理やりねじ込んでもらって、木曜か金曜の間に点検してもらうことになったのです。
フィンランドの修理工場では基本代車はありません。つまり修理工場まで車を持って行って、帰りをどうするか?
修理工場はちょっと街のはずれにあり、バス停は少し離れたところにあるかもしれませんが1時間に1本。しかも家に帰るには乗継は必須。これも1時間に1本。タクシーだと5000円ぐらいかかるかも?(フィンランドのタクシーは高いのです。)
家人は義父に頼もうかと言ってくれたのですが結局歩くことにしました。
歩いて1時間強。秋の間はウォーキングをしていたので1時間なら問題なさそう。
急ぎのミーティング等もない。
お天気は前日雪が降る予報だったけどその時は降らなさそうだったし、気温も0度でそんなに寒くない。
体調よし。
もし上の条件が揃わなかったら義父に頼んでいたと思うし、義両親は嫌な顔1つせず送ってくれるとは思ったのですが。
幹線道路の脇には8時前だったにも関わらず歩道の雪もきれいに除雪されていました。
森の小径もあり、犬の散歩をしている人にも出会いました。
今から思えば今日みたいにちょっと気温が上がって雪が溶けかけていたら滑りやすいので歩くのにとても時間がかかったと思われるのでラッキーでした。実際夕方自転車で出かけたら雪が緩んでいて滑りそうで怖かったです。
さらに恐怖なのが私の車。修理?点検は2日経っても終わらず来週に持ち越し。どれぐらいの修理代がかかるのかも不明。
大体いつ頃終わるかわかりますか?と聞いたら”わわかりません。私は来週休暇(セイナヨキは来週スキー休暇で1週間学校が休みなのでそれに合わせて休む親も多いのです)でいません。”というちょっと癇に障る返信。さて、来週車を取りに行くときはもし道の状態が悪いようなら義父に都合を聞いてみようかと思っています。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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2024-02-23 Fri
Moi!今朝起きたら昨日の午後から夜半にかけて降った雪がさらに積もっていました。日中の最高気温は3度。曇りまたは霧雨が降っていて、地面の雪が少しずつ緩み始めています。
今日のお天気とはうって変わって日曜日は素晴らしい快晴だったので3週連続で湖に行ってきました。気温も前回の-16度ほど寒くなく(-6度)また雪もそんなに溶けていないいいチャンスだったので、たくさんの人が来ていました。駐車場は止めるところがなさそうだったのでいつもより手前に止めて正解。通常の駐車場では空いているところを探す車がぐるぐる回っていました。
湖やその近くでは雪で遊ぶ子どもや、クロスカントリースキーを楽しむ人、私達のようにウォーキングを楽しむ人で賑わっていました。
やはり雪山に上って遊ぶ子ども。犬の散歩に来ている人も何人かいました。
実は今回は2日前にしっかり雪が降り、その後に整地されていなかったので足を取られて歩きづらかったのです。足跡がたくさん。
太陽が大地を力強く照らしてくれる季節になりました。
アイスフィッシングをしている人が何人か。
この人達はこれから穴を開けようとしているっぽいですね。
向こうの方でクロスカントリースキーを楽しんでいた子ども達。
こちらでも滑っています。私は(毎年)初心者なので轍に沿って滑らないときっとうまく前進できない気がするのですが、こちらの人は慣れているのできっと自由自在に滑っています。
清々しい空とひんやりとした木の影のコントラストが冬らしくて好きなのです。
水紋ならぬ雪紋ができていました。これも自然の造形美。
湖沿いの上の道と、車道の道は別にあるのです。上の道を歩く人が神々しく見えた瞬間をパチリ。
雪をまとった木々が青空に映えて美しい。
気品のある木。
雪がたわわに積もっている木も魅力的。マリメッコのデザインや、モネが描いた絵を思い出すのは私だけでしょうか。
今週末も晴れそうですが、気温が上がると雪も溶けてくるのでこのような雪が積もった木は見られなさそうですが、春に一歩ずつ近づいているということで景色の変化も楽しめればと思っています。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
アウトドア派の方も、インドア派の方も
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2024-02-22 Thu
Moi!今日の最高気温は0度。午前中は曇りだったのですが、午後になって予報通り雪が降り始めました。夜中まで降り続くようで、明日の朝はどのようになっているか?
さて、今日は突然ですがフィンランドのシャワーの温度について書いてみます。
あれは初めてフィンランドに来た時のこと。6月だったのですが小雨の降る寒い1日で冷えた体を温めようと宿泊先のホテルでシャワーを浴びました。ところが温度設定を最大限にしても生ぬるいお湯しか出てこない。通常なら焼けるように熱いお湯が出るはずなのに。
この時うっすら私はこの国で生きて行くことはできないと思ったのでした。
幸いあんなにぬるいお湯しか出ないシャワーは後にも先にも1度きりだったのでご安心くださいね。
そんなぬるいお湯しか出ないというのになぜ宿泊客からクレームがこないかというと、フィンランド人の基本のお湯の温度が低いからじゃないかと睨んでいます。
以前家のシャワーの調子が悪かったことがありまして。家人はいつも基本より低めの温度のシャワー、時には水を浴びているようで、私は逆に基本より若干高めの設定でシャワーを浴びています。調子が悪かった日々は家人が低い温度でシャワーを浴びた後が問題。温度設定のダイヤルを回すのですが真ん中でカチッという音がせず、それこそどんなに最大限に熱湯が出る設定にしても、ダイヤルを左右にぐるぐる回そうと2~3分はお湯が出てこないという苦行の日々が続いたのです。
温かいお湯がなかなか出ないから基本設定より温度を低くしないでと家人に懇願する私と、いやいや、熱いお湯を使うと電気代が上がるからこの際節約に協力してほしいと主張する家人。
2人の攻防は続きましたが、まあ当然のことながらお互いに一歩も引かず。そもそも絶対温感が違うのだから無理な話ですよね。そんなある日、家人が”そうだ、修理を頼んでみよう。”と建設的な意見を出してくれました。そして修理の人がやってきてシャワーは部品を交換した後にすぐ直りました。
私達は…一体何に対して意地を張り合っていたのでしょうか?
今では何のストレスもなく私は身体がしっかり温まる熱いシャワーを浴び、家人は温度設定を見る限り時々水を浴びているようです。真冬でも。私は変温動物のように一旦手が冷えたらなかなか自力で暖かくならないのですが、家人はすぐ温まるので自家発電装置を内蔵しているのではないかと密かに疑っています。冬はうらやましい限りです、まったく。
さすがにシャワーの写真はブログで使ったことはないだろうと思いきやありました~。金ぴか嗜好のホテルではシャワーでさえもゴールドが使われていました。この黒いポチのところで今も攻防が繰り広げられているのです。(私の温度設定だと家人は火傷すると言ってます。)
もしフィンランドのホテルに宿泊されるときは、お湯の温度、若干高めの方が心地いいかと思います。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
手足が冷えても割合すぐに温まる方も、自力ではなかなか温まらない方も
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2024-02-21 Wed
Moi!今日の最高気温は+1度。終日曇り空でしたが、気温が少し上がってきたので道の雪も緩んでシャーベット状になってきました。この時期は洗車をしてもすぐ汚れてしまうので、今の時期の車はどれも信じられないぐらいに汚れています。ええ、私の車も例に漏れず。
今日は久々にのぞいてみたSuomalainen kirjakauppa、直訳すると”フィンランド人の本屋”の雑貨コーナー(いつも見るのが楽しみ)のご紹介です。
ここのコーナーにはムーミングッズがずらり。本屋さんにもムーミンマグが売られているのは違和感があるかもしれませんが、アルファベットシリーズは本にも関係あるからかもしれません。左のパステル調のものはステッカーで、1つは郵便受け用で”広告お断り”、もう1つは”部屋にペットがいます”。”広告お断り”は普通はテプラみたいなものを貼り付けているか、手書き?こんなしゃれたステッカーがあるなら貼ってみたいですが、広告をチェックするのが好きなので貼ることはできません。もし貼ったら新聞や郵便物以外は入れらないですからね。広告のセール品やフリーペーパーのイベント情報は貴重な情報源なのです。
ムーミンコーナーの棚には絵で学ぶ辞書(フィン英)。ISOというのは大きいという意味なので大きな絵があるのでしょうかね。
Aarikkaの種類が増殖しています。(かわいい。)主張しない色合いと丸みが魅力。
そしてこの裏には商品入れ替えにつきのセール品コーナーがありました。Lapuan Kankuritのバスタオルが半額だったので思わず買ってしまいました。バスタオル、2人暮らしにしてはかなり枚数あるのに…製品と価格の魅力には抗えませんでした。しかも会員カードを作っておけばそこにポイントが貯められるので、ふふ。
本屋さんなのに雑貨ばかり購入しているのですが、雑貨目当てで本屋さんに行くのもありですよね。
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2024-02-20 Tue
Moi!今日はほぼ曇りでしたが、日中小雪も舞いました。最高気温は-2度。そういえば最近目が痒いのですが、まさか花粉なんか…飛ぶわけないですよね。
さて今日は地元の新聞にフィンレイソンのエレファンティをデザインしたLaina Koskelaさんに関する記事が載っていたので紹介します。
Lainaさんはセイナヨキのペラセイナヨキ(昔は独立した町だったのですが現在は市町村合併によりセイナヨキ市に)出身。学生の時にフィンレイソンと芸術デザイン大学が共催したデザインコンペに参加し、このエレファンティのデザインを提出したそうです。このデザインを考えるにあたり、ペラセイナヨキの古い写真を見ていて、その中に家族写真の中で弟がグレーのゾウのキャラクターがついた布製のジャケットを着ていたのに発想を得たそうです。彼女はゾウの形をできる限りシンプルにし、色は赤、青、黄色、そして当時流行っていた茶色を選んだとのこと。
残念ながらコンペの優勝はならなかったものの、フィンレイソンからデザインを買い取りたいと連絡があったのだそうです。ちなみにエレファンティの製品の写真はないかなとマイストックを探したところありました!
すみません、ちょっとこのセーターはいかがなものか?と思って撮ったものなので
もう少しまともなものを。これなんかどうでしょう?なかなかかわいいですよね。ちなみにフィンレイソンとminimaniというスーパーのコラボ製品。
話は戻り、コンペがあったのは1969年。そして1970年に同じ学校の友達がスウェーデンの雑誌に見覚えのある赤いエレファンティ製品が載っていることを教えてくれたそうです。当時はフィンランドではまだ製品が売られていなかったので、Lainaさんはストックホルムのデパートにその生地を買いに行ったのだそうです。その友達の分も一緒に。
そして1970年代前半にフィンランドでも売られるようになり、特にカーテン生地、子ども用ベッドカバーに好んで使われたそうです。しかし時と共にブームは去ってしまい、エレファンティも記憶の片隅に追いやられるようになりました。
Lainaさんは衣料品産業で働くも1980年代に不況の波が押し寄せ、今度は靴のデザインを始めました。彼女のデザインしたハイカットレザーブーツはロシアに多く輸出されていましたが、やがてロシアの輸出業も勢いを失ってしまいました。その後タンペレ大学の演劇科の衣装セクションで働いたりもしたそうです。
2005年、60歳のLainaさんは頭の片隅でエレファンティがまたフィンランドの家庭でたくさん見かける日が再び来ないだろうか?と思うようになったのだそうです。フィンレイソンの担当者にそのアイディアを話すものの、最初の年は興味なし。次の年も同じ結果。でも3回目の2011年にとうとうプロダクトマネージャーが反応してくれ、フィンレイソンにはレトロブームが訪れ、成功をなしたのだそうです。
そしてちょうどその頃日本でのライセンシングも成功。Lainaさんは日本語を勉強していたのでそれも役立ったそうです。日本でのエレファンティの勢いは増し、2015年に東京のデパートでファンに向けてのイベントのために念願の日本への旅行が叶ったそうです。(日本人の発音ではLaina KoskelaはRaina Koskera=”ライナ・コスケラ”になると書かれていました。)
2019年には大阪の阪急デパートの北欧展でセミナーとワークショップをすることになりました。そのワークショップでは昔のオリジナルの生地が使われ、当初は生地にハサミを入れる予定だったのですが、日本人はハサミを使うより手縫いをした方がいいと申し出たそうです。
日本の旅行中にLainaさんはエレファンティの杖、リップケース、テルモス、お財布等を見かけ、さらにはお土産としてバッグやカーペットをもらったそうです。他にもユニクロとのコラボレーション、ブリュッセルやサンフランシスコでは洋服やブランケットも売られていて、息子さんはアメリカでLainaさんのためにエレファンティの製品を買って帰ったそうです。
また日本で嬉しかった出来事は2000年代にエレファンティのブランケットが100年前の製法で作られたこと。そして昨年の秋、フィンレイソンのキャンバスに描かれたエレファンティはジャガード織で日本で生産されるようになりました。
最近のLainaさんの楽しみは日本の関係者とメールを交換したり、インスタグラムでライセンシングで作られたエレファンティの新製品をフォローすること。そしてもう1度日本に行って、富士山の近くのジャガード織の工場を訪ねたいと思っているそうです。
私がフィンランドに来た頃にちょうどエレファンティが復刻した時だったことがこの記事でわかりました。今でもなおフィンレイソンを代表するデザインにそんなLainaさんの思いが秘められていたとは。日本行きの夢が是非叶いますように。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2024-02-19 Mon
Moi!今日は太陽がキラキラ光り輝く快晴の日で、最高気温は-3度でした。一方土曜日は起きたらさらに雪がたっぷり積もっていて、またがっつり雪景色に後戻り。
それでも雪が降った後の銀世界は特別なのです。もこもこの雪と氷柱。
冬の間殺風景な枝も雪が積もればその姿がはっきりとわかります。
同じ木でも晴れの日と雪の日では印象が違いますよね。そして降りたての雪の日はさらに雪のおかげで枝ぶりがはっきりとわかります。
私が庭の写真を撮ろうとカメラを向けたらキジが驚いて飛びあがり、倉庫の屋根に乗ったのでした。
今年はたくさん雪が降っているし、まだ降りそうな予報のため溶けるまではまだ少し時間がかかりそうです。しばらくこの美しい雪がなす造形美を楽しみたいと思います。
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2024-02-17 Sat
Moi!今日は午前中暗いなと思ったのですが、午後から雪が降り始めました。すっかり雪景色に戻りました。最高気温は+1度。雪と雨のギリギリの境界ですが、今のところ雪が降っているようです。
さて今日は夕食にいつも混んでいる中華(お寿司のビュッフェもあります)、食全食美をご紹介します。人気の秘密はシンプル。お昼以降もランチビュッフェと同じ価格で食べられるのです。
最初の頃は16時ぐらいだとランチビュッフェが残っていたらその価格で、もうなかったらメニューから選ぶ方式でした。推測するに、ビュッフェってなくなりそうになったら補充するのが世の常でして、16時頃にどのビュッフェもきれいになくなることなんてまずなかったのでは?時が経つにつれてなし崩し的にもう面倒だからビュッフェ存続でとなったのではないかと。おかげで他のレストランはお昼が過ぎたらビュッフェは終了、メニューから選ぶ方式ので結構割高になるのですが、ここではランチと同じ価格で食べ放題なのでお得感満載なのです。
店内は広々としていて席はこの奥にも手前にもありますが、夕食時はそこそこ混んでいます。
こちらはサラダビュッフェ。中華は食べるものがたくさんあり、そんなに気にしていませんが、一応あります。
お寿司のビュッフェ。ここはシャリは型で抜いているので多めで、すぐお腹いっぱいになってしまいます。味はまあ悪くもなく。イチゴとか缶詰の桃とかへんなものを載せていなければ合格なのです。
こちらは中華セクション。これも色々な種類があって楽しいのですが、食べ過ぎてしまうのでセレクトして量も少なめに心がけています。北京スープもありますよ。昔は美味しかったのですが、最近はちょっと癖があるような気がします。フィンランド人はあまりスープには興味なさそうな印象。
揚げ物セクション。揚げ物のカロリーも気になるのですが、家でなかなか作らないのでちょこちょこいただいています。(結局トータル食べ過ぎ。)
デザートセクション。チョコレートフォンデュ、すごいですね。この他にもアイスクリームも別の場所にあり、こちらも取り放題。
そう思えばお腹がすいた人にはぴったりの場所です。さらに中がゆったりしていて10人ぐらいのグループでもOKなのでセイナヨキの日本人会をするときは結局ここに落ち着くのです。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
ビュッフェでついつい食べ過ぎてしまう方も、自分の胃袋に合わせて取るものを厳選できる方も
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2024-02-16 Fri
Moi!今日は終日曇りで最高気温は0度でした。雪はほとんど溶けることなく、中途半端に気温が上がるよりいっそこの気温を維持してくれたらいいかもと思ったり。フィンランドでは今週はストが多かったです。VRという国鉄の長距離列車が火曜日に、水曜日はストではなかったのですが線路のトラブル対応で全線運休、水曜と木曜はバス、近距離電車、メトロ等がストだったようです。今回は幸い関係はなかったものの、明日は我が身。ストの問題も解決に至っていないので今後どうなるか心配です。
さて今回はまたスーパーで見かけたムーミンとArabiaの新製品の紹介です。春らしいデザイン。調べてみたら2023年にもご紹介しているようでした。ムーミンのマグは集めると沼なのであまり気にしないようにしているので、年に何度新しいマグが発売されるかは把握していませんが、スーパーでまとめて売られているのは基本的に新製品という認識でチェックしています。
お皿もセットで揃えられるのも嬉しいですよね。
こちらは春らしい緑でまとめられています。
こちらもお皿もセットで揃えられます。
持っていませんが、このSarastusは食器を重ねやすいというコンセプトで売られています。ちょっとわかりづらいのですが今シーズンはベージュが登場。お皿の横にあるのはティーカップでしょうか。
こちらはマグ。
Emiliaシリーズ。こちらはビンテージショップで見かけてかわいいなと思っていたのです。復刻版で販売されていますが、Iittala直営店でしか買えないのかと思っていたらスーパーでも売られていました。
IittalaやArabia製品はスーパーでの基本的にシンプルなものとムーミンマグが中心で、品揃えはあまりよくないのですが、Iittala直営店より安く売られています。価格もスーパーによってバラつきがあるし、たまにセールになるので気になるものがある場合は虎視眈々とそのチャンスを狙って購入しています。
今日はマリメッコがセール以外の品が全品30%オフだったので、タオルを欲しがっている友達のために購入。フィンランドのタオルには(ハンカチサイズでさえも)小さなフックがついているので簡単にぶら下げることができて便利なのだそうです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
セール情報をまめにチェックしている方も、セールに関係なく必要なときに必要なものを買うという方も
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2024-02-15 Thu
Moi!今日の最高気温は-4度。身を切るような寒さはなくなりました。
そして朝起きたら雪が積もっていました。このふかふか具合が伝わるでしょうか。このすべてを包み込むような優しいフォームが好きです。
気温が低いので細かい雪が降るのでこんな肌理の細かくなるのです。
1歩踏み出してみたら思ったより積もっていました。
これぐらい雪が降ると朝雪かきをしなければならない憂鬱があったのですが、去年からうちのテラスハウスでは雪かき、共用部分の芝刈り、国旗掲揚日の国旗揚げ等の外注を始めたのでその心配がなくなりました。去年は若者が小さい雪かき専用のトラクター?に乗って雪かきしていましたが、加減がつけづらいのか地面に一部傷がついたところもありました。今年は広い場所は大きなトラクターがきてざっと雪かきし、狭いところは仕事が丁寧な高齢の男性がやってくれるようになりました。彼の仕事ぶりがプロで雪かき後の美しさにうっとりしています。
ちなみにこのふかふかの雪なら雪かきは軽いので力は要りませんが、雪の量が多いので何度も往復しなければなりません。もう少し気温が上がると雪の水分も増えるので重い雪になり、結構な運動になります。
雪かき後の雪を集めている山が随分高くなってきました。年によっては5月まで雪が残ることも。今年はどうなるでしょうね。
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パウダースノーがお好みの方も、歩くとザクザク音がする雪がお好みの方も
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2024-02-14 Wed
Moi!今日は最高気温が-8度で、夕方までいいお天気が続きました。少なくとも家にいるとポカポカ。夕方からは曇ってきて明日は午前中は雪の予報が出ています。
さて週末は結構寒かったのですが、いいお天気に恵まれたので再び湖の上をウォーキングすることにしました。-16度だったんですけどね。めったに着ることのない分厚いスキー用ジャケットとスキー用パンツ、イヤーマフの上からフードをかぶり完全武装です。-15度以下なら例えタイツを下にはいていても普段はいているパンツだと腿の前面がすごく冷たくなるので、やはりスキー用パンツ等必須ですね。
少々気温は低いですがクロスカントリースキー用のトラックもしっかり雪が固まっているので多くの人が楽しんでいました。気温が上がるとトラックも雪が若干溶けて滑りにくくなるのですよね。
雪山があると子ども達は挑みたくなるようです。(私調べ)
前回に比べると雲一つないいいお天気でこれはこれで気持よかったのです。
湖の真ん中付近に団体さん発見。
道具を持っているようなのでアイスフィッシングですかね。-16度ですけど。
めちゃくちゃ足長なんです、私達。
そして発見!BBQをしている人達が
前回確認したら薪を持参しなければいけなさそうだったんですが、薪も持参したんでしょうかね。-16度でなぜそんなにまでしてマッカラ(=巨大ソーセージ)を食べたいのか?
え~、業務連絡、業務連絡。ここでも煙が立ち昇っています。
湖が凍っているのをいいことにいろんなものを持ち込んでいる?
今回は前回よりもさらに遠くまで歩いてみました。-16度だったんですけどね。さすがに日影を歩いていると寒さがじわじわきました。
煙?水蒸気?が上がっているちょっと山になっているところにバードウォッチングタワーがあります。行ってみようかと誘われたのですが、丁重にお断りしました。低温につき体力の配分も考えなければなりませんからね。
なぜかこの幹だけうねって生えていました。一種の盆栽的な?(違)
この辺りの道も機械で整地されていたので歩きやすかったです。この整地マシン、運転するとおもしろそうです。
あ~、こんなところでまた。雪の上に寝っ転がって手足を動かせばエンジェルのできあがり。足跡が周りについていなくてきれいにできていますね。ひょっとしてプロ?
遠目に見ると宝箱のように見えますが、丸太のベンチに雪が積もっているだけです。
しかし寒いほどハングリー精神が旺盛になるのでしょうか。それとも純粋に”新鮮な空気を吸いながら”マッカラを食べたいだけなのでしょうか。快晴無風だったとはいえやはり体を動かしていないと寒そうと思うのは鍛え方が足りないのでしょうかね?しっかりフードはかぶっていたのですが、髪の毛が一部真っ白に凍っていたのでした。あ、でも思ったより寒くなくリフレッシュできたのでした。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
郷に入っては郷に従え精神をお持ちの方も、無理なものにはNoと言える勇気をお持ちの方も
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2024-02-13 Tue
Moi!今日もいいお天気に恵まれました。太陽の光を浴びるチャンスが増えるにつれて気持は明るくなってきます。まだ最高気温は-11度と低めですが、やがて訪れるであろう春を心待ちにする日々です。
さて、フィンランドでクリスマス前のスーパーに山積みされるのは断然チョコレート。その迫力は他に類を見ません。なんというかプレゼントにするには無難だし、嫌いな人は滅多にいませんからね。(と思って久々に会う友達の娘さんにチョコをあげたらなんとアレルギーで食べられないことがありました💦旦那さんも。)
それはさておき、今スーパーのチョコ売り場はこんなことになっています。
そう、イースターエッグチョコでいっぱい。
ずらりと並んでいるのです。それでもクリスマスのチョコに比べたら随分少ないですが。
卵型ばかりでなくバニーの形も。右側のミニバージョン、かわいい。
これはどうかチェックしていなのですが、ムーミンのイースターチョコの中には小さいフィギュアがあり、数年前大人買いしまくって26個のフィギュアを全部揃えたこともありました。
比較対象物がないとわかりづらいのですが、ジャンボエッグです。
チョコは嫌いではないのですが、昔は嫌いだった名残で普通のミルクチョコレートはちょっと苦手なのです。なのでこういったひたすらミルクチョコレートのみのイースターチョコを食べるのは若干苦痛なのです。あの当時はよく頑張ったと思います。これが成果品。
結局企業の思う壺にはまりましたが、当面イースターチョコは遠慮したいです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
収集癖の傾向がある方も、あまり興味がありませんという方も
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2024-02-12 Mon
Moi!今日は昨日より少し気温が上がって最高気温は-13度。曇りの予報でしたが終日いいお天気だったのは幸いです。
さて先日久々にAmforaというセラミックのお店に寄ってみました。その日は店舗閉鎖のためのセール最終日だったのです。またセールのあった先週は店頭のみならず希望者は工房の見学もできました。
Amforaの素晴らしいところはデザイナーのPäivi Rintanimeiさんが緻密に計算し、旦那さんでエンジニアであるMarkku Rintaniemiさんがその製品を作り出しているところ。今回は写真には撮りませんでしたが、お皿類は組み合わせが楽しめる形になっているのです。ただ現実問題としてお子さんは独立してそれぞれの道に進み、後継者がいないまま今後のワークライフバランスを考えた時にどうすべきか、と考え店舗を閉鎖する決断に至ったそうです。お店でお客さんと話すのは貴重な場ではあったし、色々な思いはあったのですが、子どもが巣立つときのような気持で決めたとのこと。ただ実店舗はなくなりますが、Webショップは継続するとのこと。日本、アメリカ、ヨーロッパ等からも注文が入っているそうです。
こちらが店舗です。
Amforaは白を基調とした製品が多いのですが、その形がユニークなので飽きがこないし、使っていると特別な気持になります。
こちらが工房。Päiviさんはアート作品もたくさん作っています。アート作品もさることながら、棚にきれいに並べられた製品を見ているとPäiviさんの几帳面な性格がうかがい知れます。
下の段のマグは卒業制作で作ったものだとか。右から2番目のものは日本の焼き物にも似ています。
上の段はのマグはセルラッキウス美術館で売られているヘレン・シャルフベックの絵がプリントされたマグ。
幸いPäiviさんともお話するチャンスがありました。失礼だし図々しいと思うのですが、Päiviさんがもし同じクラスにいたらいい友達になれたような気がします。話をしていてとても心地よいのです。以前日本の古い映画を観てとても感動したとおっしゃっていたので、Perject Daysを劇押ししておきました。
工房で展示されていた素敵なお皿があり価格を尋ねたところ、プロトタイプで作ったため売る予定ではなかったのですが、特別に売っていただきました💓そのお皿に見合う料理を作って大切に使わなければ。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。連休の方は引き続きよいお休みを楽しんでください。
新しい変化に果敢にチャレンジするタイプの方も、できれば現状維持でというタイプの方も
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2024-02-10 Sat
Moi!今日も冷え込んだ1日で、天気予報によると最低気温が-25度で、最高気温が-15度でした。なかなかの寒さではありましたが、またいいお天気に恵まれました。週明けは最高気温が0度前後になり、また雪が降るようです。北国の春は遠い道のりですね。
さて、今日は友達と久々にランチに出向きました。前回入ろうとしたら満席で行きそびれたネパール料理レストラン、Mangalに。あれ?なんか暗いような気がするのは…
気のせいではありませんでした。従業員体調不良のため臨時閉店
気を取り直して行ったのはHoly Smokeというレストラン。夜はハンバーガーやステーキメニューで充実していて、ランチもがっつり食べられるので人気のお店。お客さんの8割が男性で、広い店内(オープン時からじわじわと面積を広げているのです)はひっきりなしにお客さんが来ていました。
サラダビュッフェも充実~。そして美味しい。
根菜類やライスなど。食べられる量も限られているので何に重きに置くかイメージしながら慎重に盛っていきます。
肉コーナー。手前左からチキン、その向こうがプルドポーク、その向こうがマッカラとよばれる巨大ソーセージ、右側がミートボール。そして特製ソースがコクがあって美味しいのでいくらでも食べたくなる危険なお店なのです。写真には入っていませんがさらにハンバーグがあり、バンズをもらって自家製ハンバーガーが食べられるという裏メニューもあるのです。
たくさん取ってしまいました💦
完食は当然。さすがにこれだけビュッフェが充実していたらデザートはないだろうと思いきや、コーヒー/紅茶とフィンランドのホットケーキもありました。普通フィンランド人はホイップクリームとジャムを
ということで皆様、よい週末、日本にお住まいの方はよい連休をお迎えください。
カロリー爆弾も気にしない勇敢な方も、気にしているけど目の前に美味しい料理がある時は例外ですという方も
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2024-02-09 Fri
Moi!今週はいいお天気に恵まれていますが、気温もそれなりに低いです。最高気温は-16度でしたが、朝は-20度以下でした。週末までこの寒さは続きそうです。
さて週末は0度前後だったので気分転換に近くの湖に行ってきました。
お天気はちょっと曇りがかってきて空は微妙な鉛色でしたが、風もそんなに強くなくウォーキングにぴったりのお天気でした。
昔の桟橋は自由に行き来できたのですが、新しい桟橋にはフェンスがつけられ、鍵を持った人しか使えません。まあ湖が凍っているので今なら湖の上から桟橋に歩いて行けますけどね。
特に計画もなくふらっとやって来たのですが、湖の上を歩いている人やアイスフィッシングをしている人達がいたので私達も久々に湖の上を歩いてみることにしました。
湖の上はある程度の厚みがないと歩けないので、ここ数年は暖冬だったこともあり敢えてチャレンジしていませんでしたが、今年は寒い日が多かったので氷の厚みはしっかりあるようです。湖の上は氷の上に雪が滑らない程度に薄く積もっていたので歩きやすかったし、身の危険も感じませんでした。氷が薄いとミシッといいますからね💦
パノラマ風にぐるっと1周してみました。湖の上はちょっと風があったのでダウンジャケットのフードをかぶっていたのです。
以前歩いたときはちょっとリスクもあったのですぐ引き返したのですが、今回は向こう岸とまでは行きませんが、10分ほど歩いて、たぶん凍っていなければ小さい島と思われるところまできました。こんなところでもBBQをするフィンランド人の執念よ。
小さなベンチもありますが、薪がないので持参しないとだめだな、と呟いている家人。わざわざ湖の上を歩いて寒い中マッカラ(巨大ソーセージ)を焼く意味がわからないんですけど。
陸地にもBBQできるところがあり、古いタオルが木に巻き付けられていました。
こっちにはベンチがないな。いや、だから~。
この辺りはサイクリングで寄り道するエリアですがこんな場所があるのは知りませんでした。もしかしたらボート所有者用の場所なのかもしれません。
雲の切れ間から少し太陽が見えてきてアートのよう。
見渡す限り水平線の平和な風景。空を一人占めしているみたいです。
グレーの雲と、雪玉のような鈍い色の太陽のコンビネーションは神々しく見えました。この色の組み合わせも素敵です。
そんなに寒くなかったので(0度でした)森のトレッキングコースを楽しむ家族連れもいたし、クロスカントリースキーを楽しむ人もたくさんいて駐車場はほぼ満杯でした。
期間限定の湖ウォーキング、お薦めです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2024-02-08 Thu
Moi!今日は午前中は少し雪も舞ったりしたのですが、午後はまぶしいぐらいの太陽が窓から射しこんできて、最高気温は-14度だったにも関わらず暑いぐらいでした。太陽の光は本当にありがたいのです。
さて、先日Perfect Daysを観に行ってきました。50人ぐらい入る小さめの部屋でしたが、観客は20人ぐらいいたでしょうか。ヴィム・ヴェンダース監督作品を観にきたと言っているおじさまもいました。
Perfect Daysがフィンランドでも公開というニュースを聞いたときに検索したらセイナヨキにあるBio Rex系列の映画館の上映情報がなかったのですが、公開前日に再度検索したら地元でも上映されることがわかり嬉しかったのです。(当初ヘルシンキで観るつもりでした。)
セイナヨキのBio Rex映画館は数年前にオープンしたばかり。Netflix等のサブスクが主流の時代に映画館?と思ったのですが、なんだかんだ言って去年も4本ぐらい観ました。座席も座り心地がいいし、音響もいいし、ロビーも天井が高くて開放的。
ポップコーンやお菓子も売られています。
ここは謎スペースなのですが、映画が始まる前にお茶するところ?もしかしたらチケットを買う時に軽食付きを選んだらっこで食べられるのかもしれません。
と、映画館のことはさておきPerfect Daysについてネタバレしないよう語ります。
まずヴィム・ヴェンダース監督の作品は昔から好きで何本か観ています。最初に観た”ベルリン・天使の詩”はシンプル過ぎて寝てしまったのですが💦”パリ・テキサス”は先日こちらのテレビでも放映されていたので改めて観ました。心が崩れてしまっている人をも優しく温かく包み込んでくれるような映画でした。彼の作品はどれも大きな事件は起こらないけれども、観終えた後に心が温まる作品ばかり。
Perject Daysも然り。簡単に書けば東京の公衆トイレを掃除する人の映画なのです。そんなシンプルで、山谷もない、儀式的な生活を送っている主人公が映画が終わる頃には輝いて見えるのです。そして多くは語らない主人公にも関わらずルーティンとなっている行動やちょっとした会話、持ち物等から掃除人となる前の姿が垣間見えたり。
以前ネットの記事で最近のテレビドラマは細かい設定を会話に盛り込まないとよくわからないというクレームがくるため、そのように対応しているというのを読んだことがあります。そういう意味ではこの映画はクレーム対象になりそうな気がします。でも説明のない余白を想像力を働かせながら観るのは楽しいものです。大豆田とわ子の別れのシーンは秀悦だったのに、その後向かったバーでとわ子が別れたことを話すシーンは残念でした。語らなくても背中で充分表現していたのに。ブツブツ。
加えてPerfect Daysに関して語っているヴィム・ヴェンダース監督のロングインタビューの動画や、写真家や写真に興味がある人達が語っているポッドキャストや、ほぼ日での役所広司さんのインタビュー記事、その他色々読み返したり、新たに見つけたりして映画を思い出しながら読んだり見たりしていると、また違う気づきがあり、きちんと練り上げられたストーリー故に何度も楽しむことができます。
映画を観終えた友達はアキ・カウリスマキ監督作品に似ていたと言っていました。確かに彼の作品も日常を淡々と描きながら登場人物の心の機微をうまく表現しています。そして底辺で生きる人達への視線も優しいというかニュートラルというか。
ハリウッド映画のような派手なワクワクドキドキの映画も娯楽としてよいのでしょうが、Perject Daysのように見終えた後に少し心が温まり、色々なことを後から考えさせるようなミニシアター系の作品が公開されるなら喜び勇んで映画館に通いたいです。とにかくPerject Daysは今年のマイベスト映画です。(まだ2月ですがね。)ヴィム・ヴェンダース監督作品を、しかも日本が舞台の作品を地元で観ることができたことにも感謝なのです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2024-02-07 Wed
Moi!今日からまた気温が下がって最高気温は-11度でした。その代わりといってはなんですが、午前中はいいお天気に恵まれ、美しいダイヤモンドダストを見ることもできました。
さて、先日Gutsuliaというウクライナのダンスと歌のグループのコンサートがセイナヨキホールで無料で開催されるというので行ってきました。
Gutsuliaは1939 年に設立されたプロのパフォーマンスグループで、実に12,000 回以上のコンサートをウクライナ国内のみならずカナダ、ギリシャ、イタリア、ポーランド、オーストリア、ドイツ、フランス等で開催した伝統のあるグループ。今回はフィンランド発上陸で、2月1日から18日の間各都市を巡るようです。
Gutsuliaのレパートリーは非常に多彩で、ウクライナの様々な地方の民族舞踊が披露されたのです。
早めに会場に行ったところ、知り合い発見。彼らが1列目に座っていたので私達もその隣のほぼ真ん中の特等席で見ることができました。フィンランド人は熱狂的なファンの人以外は前の席に座らないので、結構1列目は狙い目なのです。
まずはアルペンホルンのような楽器の演奏から始まりました。Trembitaというのだそうです。
煌びやかな、そしてかわいいウクライナの民族衣装を着たダンサー8人がダンスを披露してくれました。女性のはいているスカート、すごく私好みで見入ってしまいました。
フォークダンスもあればこのような個人パフォーマンスもあり。
そして登場した女性歌手、Larysa Borysenkoさん。ウクライナ語だったので歌詞の内容はわかりませんでしたが、多くのウクライナの歌等を朗々と歌い上げてくれました。
男性歌手、そして男性ダンサーと共に。
男性ダンサーの力強いパフォーマンスも印象的でした。
ダンスの次に歌が披露されるのですが、ステージに出るたびに衣装が違うLarysa Borysenkoさん。これは民族衣装なのでしょうかね。
この躍動感、伝わりますかね。
こちらはちょっとコメディー仕立てのパフォーマンス。
よぼよぼのおじいさんとダンスを踊ったら最後におじいさんが倒れてしまったというオチ。
歌もドレスもそしてネックレスも迫力でした。時々一緒に歌ってと会場にマイクを向けられるのですが、歌詞がわからない💦でも後ろからは一緒に歌う声が聞こえました。
女性ダンサーはまた違った民族衣装を着ての登場。
こういったフォークダンス的エッセンスもありました。
回る時のスカートが広がってかわいかったのです。
4着目のお色直し、もとい衣装替え。きっとウクライナでは人気の歌手なのでしょうね。
男性歌手と共にウクライナ国旗を持って。女性の国旗を持つ手に込められた力を見ていると涙がこぼれてきました。2年前までは平和だった国が今は大変なことになり、その思いは想像することしかできず、でも会場に来ていたたくさんのウクライナ人観客も立って、(ウクライナの国旗を持っている人もいました)遠い故郷の歌を熱唱していました。
始めはなぜこんなレベルの高い人達のコンサートが無料なのだろうと思ったのですが、セイナヨキ市が開催し、地元のウクライナの人達に楽しんでもらおう、元気になってもらおうという企画だったことに気付いたのでした。
また別の民族衣装。ウクライナも手工芸が盛んな国なのでしょうね。花をあしらった帽子もかわいかったのです。
動画も撮りました。なかなかの運動量ですよね。
この姿勢を保ちながら足の入れ替えですからね。
軽やかな音楽に合わせて軽快なステップを踏むダンサー達。いつの日か戦争の不安なく心から楽しんで踊れる日が来ることを祈るばかりです。
会場では物品販売もありました。フィンランド製品ではなかなか見かけない鮮やかな柄。
女性歌手がつけていたネックレスも民芸品なのでしょうね。ちょっとAarikkaを思い出します。いや、Aarikkaがインスピレーションを受けたのでしょうね。
ウクライナの象徴のヒマワリが描かれた絵も。
軽い気持であまり期待せずに行ったのですが、想像を超えるハイレベルなパフォーマンスを満喫でき満足したのでした。
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2024-02-06 Tue
Moi!今日は午前中は曇っていたのですが、午後から雪が降り始めました。今日の最高気温は-3度ですが、明後日からまた最高気温が-10度以下のお天気が続くようです。関東でも雪が降ったようですね。雪は溶けかけの時が滑るので歩くときはご注意くださいね。
さて、今日はルーネベリの日で国旗掲揚日でした。ルーネベリについては↓をご覧ください。(自分で作るにはちょっとハードルが高そう…。)
今日はルーネベリの日🇫🇮
— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) February 5, 2024
フィンランドの国民的詩人ルーネベリの誕生日で、今日は彼にちなんだルーネベリタルトを食べるのが一般的。この時期多くのカフェやスーパーで販売されます。大使館のエーミルシェフのレシピはこちら🧑🍳
試した際は #フィンランド料理にトライ🇫🇮 で是非投稿してください👀 pic.twitter.com/zD0eSiZdCl
ルーネベリタルットゥは正式には今日食べるのですが、クリスマスが終わった頃からスーパーやカフェの店頭に並び始めるので、何度か食べるチャンスがあります。その日だけじゃもったいないですもんね。
そんな中、昨日たまたま地元のショッピングモール、Ideaparkのインスタを見ていたら本日の16時から100個限定でルーネベリタルットゥを差し上げますという投稿が興味半分、残り半分は欲望の赴くままに、で行ってみることにしました。
10分前に到着したところ既に列ができていました。恥じることはありません。正々堂々といただこうではありませんか。
スタッフの人がちょうど準備中で、せっせと2個入りのルーネベリタルットゥを箱から出していました。手作りかと思ったのですが、Elonenというブランドのもの。若干ゴミが気になりますが、年に1回のことですから見て見なかったことにします。
こちらがルーネベリタルットゥです。これだけ並ぶと圧巻。カロリーも爆誕。
16時に100個のルーネベリタルットゥをシェアします、と書いてあります。
自分の分をゲットした後に見るとさらに列が伸びていました。
そしてせっかく来たのだからとちょこちょこ買い物をして帰ったのでしっかり戦略にはまっていますね。いや、逆に買い物に行くモチベーションになりました。日本だと”〇円以上お買い上げの方”とかの特典になりそうですが、フィンランドでは時々スーパーやお店で来られたお客さんにこういった無料のスイーツや飲み物が振る舞われることがあります。誕生日等祝い事の時は当事者がケーキなどを振る舞う文化から来ているのかなと思っています。ごちそうさまでした💓
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2024-02-04 Sun
Moi!今日は概ね晴れだったのですが、時々曇ったりでした。最高気温は0度。昨夜また雪が降ったのでクロスカントリーにはもってこいのお天気。クロカンコースの近くの駐車場にはたくさんの車であふれていました。クロカンは道具さえ持っていたら無料でできるし、今の時期体を動かすところは限られているから人気なのです。
さてヘルシンキお上りさんの旅、今回はMonet2Klimt Helsinkiのエキシビションが開催されていたArabia 135をご紹介します。トラムの停留所を降りて歩いて行くとArabiaと書かれた建物が目に入ってきます。今回は2回目ですが、7~8年ぶりのような気がします。このレトロな感じがいいですよね。
手前にはこのようなレンガ造りの建物も。
入口は明るい吹き抜けになっていて開放的。
壁一面にCollaboration art printという展示が。ArabiaとIittalaのコラボだそうです。かなり好み💓
エキシビションの前後にショッピングも楽しめます。入っているショップのリンクはこちらからどうぞ。これはPentikのショップの手前ですが広々とした空間に不思議なオブジェが展示されていました。
Artebia Designというショップがおしゃれだったのでのぞいてみました。
こちらはムーミンコーナー。心くすぐるちょっとしたアイテムがたくさん見つかりそうです。
他にもカード類が置いてあるセクションもあり、お土産が必要な時期だったらちょっと本気で見ていたかもしれません。
今回は特に必要なかったので行きませんでしたが、Pentikのアウトレットショップやフィンレイソンのショップ、そしてIittala &Arabiaのショップもあるので、友達や自分へのお土産を探している人にぴったりな場所です。
他にもDesign Museum ArabiaやIittala & Arabia Design Centre、図書館などもあるようなのでセラミック好き、アート好きな人にもお薦めです。
敷地の反対側には広々とした公園があり、今はまだ雪がたくさん残っていますが、よい季節に散歩すると気持よさそうな場所でした。
中心街からちょっと郊外に足を伸ばしてみるのもいいものですね。
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2024-02-02 Fri
Moi!今日は少しだけ晴れ間が見えましたが、日中はほぼ曇りでした。とはいっても11月や12月の曇りに比べて日中なら電気をつけなくてもいいぐらいの明るさになってきました。最高気温は2度。風が強い1日でした。
さて今回ヘルシンキの滞在目的はMonet2Klimt Helsinki展を見ること(と新しい図書館の訪問)でした。Monet2Klimt HelsinkiはパリにあるAtelier des Lumieresのようにプロジェクションマッピングによって有名な画家の作品を映し出す新しいタイプの展示。私はたまたまインスタグラムで流れてきて知ったのですが、見ごたえあるのにあまり話題になっていない気がします。
今回の展示はクリムト、モネ、ゴッホという豪華な画家が勢ぞろい。このタイプの展示は賛否両論あると思いますが、私は賛成。音楽(今回の展示は音楽の教科書に載っているような王道のクラシックばかり)に乗せて画面がどんどん切り替わり、また部屋一面に絵が広がったり、このプロジェクトに関わった人達の、その画家に対する愛情、知識がたっぷり詰まった展示です。
展示が行われていたのはArabiaセンター内。昔はArabiaの工場があったエリアで、現在はArabiaやIittala製品は基本的に海外で生産されるようになったのでファクトリーツアーもなくなってしまいましたが、センター内にはショップも入っていて楽しめる場所。これは別途ご紹介するとして、展示はその中のイベントスペースで会期中の4月末は毎日オープンしているようです。
ヘルシンキ中央駅からトラムで約30分。開館とほぼ同時に着いたのですが、スタッフの方は気まずそうにしています。話を聞くと前日の強風で天井に被せておいた布が破けてしまい、室内が完全に暗くならないのです、と。
確かに夜は強風でホテルでも外で音がしていました。(寝ぼけていたので、近くで飛ばしている車かバイクの音かと思っていました。)
ああ、ホテルがヘルシンキだったら前日観に来られていたのに、今回Vantaaだったため時間切れで断念したという不運。スタッフの方に”そういう状況なので出直されますか?”と尋ねられたのですが、いやいやいや、セイナヨキから来ているし、次回いつ来るかもわからないのでそう簡単には出直せないし。結局試しに上映するので、問題なさそうなら見続けてお金は後で払ってくれたらいいし、無理そうなら帰ってもらっていいですということになりました。ええ、客は私1人。(途中で2人ご婦人が来られましたがすぐ出て行かれました。)
カメラが光に反応して実際より明るく見えますが、言われた通り天井を覆っている黒布が…黒布が強風で破れてそこから光が漏れています。
でもせっかく上映してくれているし、ここまで来た訳だし初志貫徹することにしました。クリムトはゴールド使いがうまいですよね。
有名な接吻。
短いですが動画も撮ってみました。
続いてモネ。一番好きな画家なのです。
モネの世界観もすばらしかったです。これは3D構造になっていてデジタルがなせる技ですよね。
そしてモネの中でも一番好きな日傘をさす女性の絵。
トロイメライに乗せてモネの描く柔らかい世界が室内いっぱいに投射されていて圧巻でした。
モネの代名詞でもある睡蓮も最後に出てきました。
そしてゴッホ。アヤメの力強いタッチ。
撮り始めるのが遅かったのですが、最初は白いキャンバスに荒々しくオブジェを描き始めるのも映像化されていておもしろかったのです。
ただゴッホは個人的にはアルルの風景がもう少しあるとよかったかなと思ったのでした。
会場の外ではおなじみの絵が売られていました。
おさらいもできそうですね。
結局上映中はたった1人で素敵な映像作品を堪能したのでした。(前日は賑わっていたらしいです。)しかもガイドカードを持っていたので結局無料で見ることができました。去年の後半から不運続きの私ぐらいになると天井から光が射し込む滅多にない体験ができました(そして結構晴れていた)。でも心配ご無用。スタッフの方はその日のうちに直すと言われていたのでちゃんと暗い中で観られるはず。そして常設展示ではなく4月末までの期間限定なので興味のある方には是非足を運んでいただきたいお薦めの展示です。
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2024-02-01 Thu
Moi!今日は終日曇りで、最高気温は+1度でした。起きたらまたうっすら雪が積もっていましたが、若干溶け、しばらくはこの繰り返しが続きそうです。
さてフィンランドでは主に2月1日に大規模なストが決行されます。
生活に影響が出そうなところでは郵便局(2/1-2/2)、保育園(1/31-2/1)、公共交通機関(2/2)、フィンエアー(2/1-2/2)、スーパー(2/1 ただし一部の店舗はオープン)、ホテル、レストラン(2/1 ただし例えばホテルは組合に加入していない人が働くので閉鎖ではない) 等
理由は政府が提示している働き方改革と社会保障削減を不服として。
やはり経済状況が悪化するとストの頻度や影響が大きくなります。記憶違いかもしれませんがこんなに広い範囲でのストは初めてかもしれません。
電車や飛行機がストとなるとなかなか厄介です。今回は幸い家人の出張も私の旅行も免れたのですが他人事とは思えませんでした。首都圏の人達は公共交通機関で通勤通学している人も多いでしょうからこれまた大きな影響。車か自転車か歩きかまたはバイクか。歩くにしても道が凍ってますからね。もしかしたら在宅対応も多いかもしれませんね。
また今回のストで政府が妥協するとは思えないので次のストも来るかもと思うと、ホテルを予約するときはキャンセル可能のタイプにしてリスクを回避しなければなりません。
そしてスーパー。木曜日1日ぐらい閉まっていも影響ないだろうと思っていたら土曜日はお寿司のレッスンがあるので買い出しに行く必要がありました。金曜日に行って必要なものが売り切れていたら困るので今日行ってきました。
スーパーは平日にも関わらず土曜日のお昼前後のような混み具合で車を止める場所を探すのが大変でした。高齢者の方が多めでしたが、働く世代の人達も結構いたかも。今回は特に4日後に使う食材なので賞味期限に注意しながら買い物したのでした。
日本ではお客さんの立場が強く、ストを決行しようものなら自分勝手だと非難ごうごうになりそうな気もしますが、こちらは”チッ”と思いながらもしょうがないよな、ストなんだからと諦めモードというか、逆に働く者として応援するというか、そういう感じなので粛々と受け入れているような気がします。郵便局とかは笑えないけど遅延がデフォルトになりつつあるので数日遅れが生じても気付かないかもしれません💦他にも工場などでもストが決行されるようです。結果はいかに?
最後の写真はストには関係ありませんが、我が家の訪問者の足跡。ドアベルが鳴って出てみたら玄関に鳥が佇んでいたらおもしろいだろうなとふと想像してしまいました。
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