2023-10-31 Tue
Moi!今日は雲一つないいいお天気で、昨日降った雪もしっかり残っていました。それもそのはず最高気温は-2度でしたからね。晴れてくれていたら私はもう何も文句は言いません。太陽の光は大切ですからね。
さて今週の土曜日はアールトセンターでAalto Aestheticsという光のイベントがあったので行ってきました。フィンランドでは暗くなるこの時期に色々な場所でこういった光のイベントが開催されます。セイナヨキでも5年ぐらい前から街の中心地にあるアールトセンターで行われています。気温は-2度でしたがいいお天気に恵まれました。
ラケウデンリスティの教会を横から見たところ。もし電気がついていたら窓の部分が白く見えるのですが、今回は壁全体に自然の映像が投射されていたためこのように一部緑の部分が見えています。

森の映像に十字架もシャンデリアも溶け込んでいます。

この映像とのコンビネーションもなかなかよいと思いませんか?

教会内は1000人強座れるのですが、19時からはパイプオルガンの演奏があり、席は7~8割埋まっていました。
チャペルではちょっと不思議な映像が流れていました。今セイナヨキの美術館で展示されているアーティストの作品です。

ラケウデンリスティはこのように外壁と時計塔にプロジェクター投影され、このように水玉になったり赤くなったりしていました。ちょうどチャペルでセイナヨキ市の建築家の方と一緒になり、アールトについて色々語らうことができたのでした。

今年は結構斬新なデザインで、アールトセンターも華やかでした。

Apila図書館は緑になり、アールト図書館はモノクロに。

そしてこのイベントを応援するかのように月も煌々と輝いていたのでした。

これはちょっとわかりづらいかもしれませんが、セイナヨキの市庁舎です。

今年はちょっと80年代を意識した感じ。Videoという今となってはレトロ感漂うネオンが誘う市庁舎。

1階はこういったスクリーンが何台も置いてあり、ちょっとディスコっぽい感じになっていました。

そしてずらっと並べられたDVDではなくビデオケース。2階にも展示があったのですが、暗すぎて何も映らなかったので割愛しております。

PRも忘れていません。「ようこそ宇宙の首都に」Avaruusというのは宇宙のスペースと空間のスペースをかけています。宇宙の首都を名乗りながら、同時にたくさん土地が余っているからたくさん可能性を秘めていますよ、的なアピールです。

暗くて見えづらいですが、こちらは劇場。中ではお芝居上演中でした。

そしてアールト図書館。

Apila図書館も入り口部分が白いのでそこのダイバーの映像が投影されていました。

Apila図書館の中。カフェもオープンしていたのでこの不思議なライティングの空間でお茶する人たちもいました。

地下1階では21時に始まるコンサートの準備中。

天井はたくさんの水玉。

もともと天井はうねっているのですが、真ん中のボケている部分は手ブレではなく、実際にもこのようにぼかされている部分があったのです、念のため。

外から見ると額縁の中のアートのようですね。

教会の庭にも光のオブジェが置かれていました。

この傘はかわいい。そしてここでばったり友達と息子さんに会い、話し込む私達。

木が怪しい色にライトアップされていたのですが、後からインスタを見るとこの木の中に光るフクロウがいたようです。小さくて気づかなかった💦

一応コロナも収まり(最近少しずつ感染が増えているそうですが)、昨年のような電気不足の心配もなくこのようなイベントが無事開催されてよかったです。雨が降った年などもあったので、それに比べて今年はお天気に恵まれ参加者もたくさんいたように思います。来年はどのようなイベントになるか今から楽しみです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
立ち話が長い時に切り上げる派の方も、さらに新しい話題を続ける派の方も
↓クリックお願いします。

↓こちらもよろしければ

続きを読む >>