2023-08-04 Fri
Moi!今日は久々に太陽を見たような気がします。日中は落ち着いていたのですが、夕方になりまた小雨がぱらついてきました。最高気温は21度でまずまずのお天気。
さて今回京都にも行ってきました。目的は家人の古くからの友達を訪ねてだったのですが、図らずも祇園祭の前祭りの日だったようで、ホテル周辺は車を乗り入れることができず友達夫婦をやきもきさせてしまったのでした。
ちなみにホテルは半年ぐらい前に予約していたのでよいホテルにリーズナブルな価格で泊まることができました。実はこのホテル、ポイントを使い忘れていたので3ヵ月前に確認したら宿泊料が倍近くになっていたので驚きました。早めのアクション、大切ですね。(逆に別のホテルは出遅れてあっという間に価格が高騰して泊まるのを諦めたりもしております、はい。)
祇園祭は何年か前に一度見たので、今回は天龍寺に行きました。なんと友達のお知り合いの方の特別ガイドつき。天龍寺は1339年に後醍醐天皇の菩薩を弔うために足利尊氏が創建したという世界遺産のお寺です。京都には何度か来ているのですが、天龍寺は初めてきました。
写真禁止だったので写真はないですが、法堂にある加山又造画伯による雲龍図が特別に公開されていたので、その魅力、見方を丁寧に解説していただけました。今ならきっとうんちくを語ることができます。ふふ。
建物の詳細を見ていくと色々奥が深そうです。
よく見ると鬼が睨んでいます。(きっと何か意味があるはず。)瓦も美しく並べられていて、カトリック教会のような華々しさはありませんが、造形美は感じられます。
借景。紅葉の時期はさらに見映えがすることでしょう。
この日は時折雨が降り、雨の京都も趣があってよいものです。
曹源池。心なしか紅葉が一部始まっているのか、もしくは元々赤い葉っぱなのか?庭から眺める池に心洗われます。
龍の襖絵。先ほどの法堂で龍の爪の秘密を教えていただいたので、その知識が応用できました。この襖絵はキヤノンが最新のデジタル技術を駆使して京都文化協会と共同で行っているプロジェクトなのだそうです。
この川、本物というか源流が別のところにありちゃんとそこから流れてきているのだそうです。
私の記憶が正しければこれは足利尊氏像です。
その後竹好きの家人は外せないということで竹林にご案内いただきました。道の両脇に伸びる竹林。
雨が降っていたにも関わらず、傘をささなくても大丈夫なぐらい竹林が遮ってくれました。晴れの日はきっと太陽の陽射しも遮ってくれることでしょう。緑に包まれると心休まります。
ここで美味しい精進料理もいただけました。この彩ですよね。
ホテルに戻る前に祇園祭の一番大きな山鉾を車から撮ったのでした。
かなり大きいです。
雨の京都。
翌朝デパートが近くにあったので家人のためにどら焼きを買いに行ったら、昨日の山鉾があったのでした。この辺りには祇園祭御朱印集め(?)の販売があったようでたくさんの人が並んでいました。10時過ぎだったのに早々に完売だと言ってました。
近くで見ると圧巻ですね。
道の向こう側からも撮ってみました。歴史ある山鉾とモダンなビルの組み合わせは不思議な感じがします。
中にいる人の服装が割と普通なのですが、見学しているのですかね。
デパートも祇園祭推しで、龍頭が玄関前に飾られていました。
後から京都に住んでいた方に聞いたところによると、夜の祇園祭はすごい人出なので慣れていない人は避けた方がいいとのことでした。確かに写真で見るとすごい人。土地勘がない中、人に流されたら大変だったかもしれません。そういう意味では天龍寺はそんなに混んでもいなかったし、美味しい精進料理も食べられたし、山鉾も近くで見られたしラッキーでした。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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