2023-06-30 Fri
Moi!昨日は最高気温25度、今日は26度。セイナヨキでは昨日から野外フェスティバル、Provinssiが始まっています。初日は小雨が降った以外は概ねよいお天気に恵まれました。
さてポルトガル旅行記も今日で締めます(やっと)。
ちょっとタイトルに統一性がないですがこちらが一覧です。
リスボンの旅 ~初日+サン・ジョルジェ城でのコンサート
リスボンの旅 ~2日目/ベレン地区
リスボンの旅 ~タイル美術館と国立古美術館
ポルトガルの旅 ~3日目/ポルト カテドラル、ファドのライブ等~
ポルトガルの旅 ~4日目/ポルト 市庁舎、クリスタル宮廷園、ビーチ等~
ポルトガルの旅 ~食べ物編~
あまり観光スポットはベレン以外行っていなかったので5日目にビカのケーブルカーに乗ってみました。これは運転手さんに直接払うと3ユーロとか必要ですが、リスボアカードや公共交通機関乗り放題のViva Viagemカードを持っていれば無料で乗れます。駅?に着いたらちょうど上から降りてきました。
一応車内。えーっとですね、このケーブルカー、座るところを確保した場合、後から乗って来た人が座席の前に立ってしまうと窓から風景を眺めるしかないのですよ。なので乗るなら立つか、乗らずに動いている様子を見る、これに限りますね。
乗客が下りた後の階段にも美しいタイルが使われていました。
ケーブルカーが到着したところ。Wi-Fi通じているらしいですが、乗車時間は3分ほど。
下りの出発まで時間があったので歩いて下ることにしました。狭い路地のような坂を下るとその先は海。
グラフィティバージョンのケーブルカーも走っていました。うーん、個人的にはオリジナルの方が落ち着きますかね。
坂を下りている途中に雰囲気のいい道があったので曲がってみると海を眺められる広場に着きました。
キリスト像もズームしてみました。
奇しくもこの日は夏至で1年で1番日が長い日。透明度の高い空とオレンジ色のグラデーション、そしてリスボンらしい街並は思い出の1枚になりそうです。
ポルトもそうでしたが、リスボンでも丘にある広場で皆が集まって夕陽を見ながら夏の夜を楽しんでいました。
夏至の暮れゆく太陽と飛行機その1。
こちらの飛行機の方が大きく撮れました。
語り合っている人達、そしてストリートミュージシャンの歌を聴いている人達。
夏至の太陽が沈みゆく時に流れていたのはKnockin' on the heaven's door。(動画のタイトルが違っていますが💦)
昔見たドイツ映画、ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(確か日本でもリメイクされていたはず)のラストシーンと重なって感慨深いものがありました。旅のさり気ないワンシーンが案外記憶に残るものなのかもしれません。
最終日は夕方のフライトだったので午前中に国立古美術館に行った帰りのバスから撮った風景をいくつか。建物に魚が突き刺さっているというリアルさ。
散歩する人、観光客を待つ車、申し分ないお天気。
ボートも停まっていました。
街でよく見かけたTuk tuk。花でデコレーションされています。
ポルトガル旅行、美味しい料理もたくさん食べられたし、たくさん歩き、時々ライブミュージックを楽しみ、フィンランドとはまた違った風景を楽しむことができました。1つ大きな失敗をしたのは最後のリスボンの宿。駅の近くでしかもとてもリーズナブル。写真で見たらちょっと古い感じはるけどレトロでいいかなと予約したのです。実際行ってみたら、バストイレが共用、狭い屋根裏部屋、外出から戻る度に電話して建物のドアを開けてもらわないといけない、支払はキャッシュのみと色々グレーな部分が多過ぎたので近くのアパートタイプの宿に変更したのでした。リスボンは地下鉄が一番信頼できるのでその近くに宿を取ったら便利です。ただし安すぎる価格は要注意。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
宿選びは得意ですという方も、いつも苦労しますという方も
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2023-06-29 Thu
Moi!今日はほぼ晴れていたのですが、午前中に少し、そして夕方に激しい雷雨が降りました。最高気温は24度で晴れている時は少し暑かったです。
さてポルトガル旅行、今回はリスボンとポルトの食べたものをご紹介します、という名の自分の備忘録です。ちょっと長くなりますがよろしければお付き合いください。
Day1 夕食 Faz Frio(リスボン)
初日の夕食はホテルの方のお薦めのタパス方式のレストランに行きました。
店内は一部タイルが使われていたり、
素朴な絵が使われていたり。
前菜で私が頼んだのは豆の天ぷら。天ぷらってポルトガル語からきているのですよね。そのルーツを探るべく頼んでみました。サクサクでおいしかったのですが、結構な量。家人は魚料理を頼んでいました。
ここで私たちは失敗を犯しました。タパス的に軽めのものを頼むべきだったのにメイン料理のリスとからステーキを頼んだらどどーんと”肉”がでてきました。しかも付け合わせはほとんどなく💦美味しかったのですがちょっと飽きたのと食べ過ぎました。
一方家人はタラ料理を頼んだのですが、ご覧の通りこのマッシュポテトの量!タラというよりマッシュポテトを食べたみたいだと言っておりました。
このレストラン、何度か前を通ったのですがいつも賑わっていて、もしもう1度行くことがあったら軽めの料理をたくさん楽しみたいと思ったのでした。
Day2 朝食(リスボン ホテル)
ホテルに朝食がついていました。小綺麗なホテルで書斎のような寛げるロビー。
パンとフレッシュオレンジジュース、コーヒー、紅茶がついていて、後はメニューから選び調理してもらえました。私はスクランブルエッグとソーセージ、そしてフルーツサラダを。美味しゅうございました。
少しするとエッグタルトも出てきました。
2日目はポルト行きの電車に乗るので早めに待機していたのに、次に来たお客さんが押しが強く私達のオーダーが後回しにされてしまいました。ウェイターさんは私達が急いでいることを知るとベストを尽くしてくれたのでよしとしましょう。
Day2 ランチ O Reeauto(リスボン、ベレン)
ベレンの塔の近くでお薦めのレストランを検索して出てきたところでございます。旅行中私達が入った時はガラガラだったのにその後急に店内が混むことに何度か遭遇しました。このレストランもその1つです。
軽いものを食べたいと思って頼んだタコのサラダがかなりのボリューム。ポルトガル料理は全体的に量が多い印象です。
そしてさらに私が頼んだのはハンバーグステーキ。この目玉焼きの中にがっつりハンバーグステーキが。前日に引き続いてお肉の食べ過ぎ。美味しかったのですが、食べ切れませんでした💦
Day 2 夕食 Organi(リスボン)
ランチを食べ過ぎたので夕食はビーガンのお店を見つけたのでそこにしてみました。
名前からしてヘルシーそうですよね♪メニューはQRコードから読み取る現代風な方式。
ビーガンのシーザーサラダを頼んだのでチキンの代わりに揚げた豆腐。豆腐は揚げなくてもよかったかも。でもヘルシーで美味しかったです。重い料理が続いていたので野菜を食べると胃が落ち着きます。
家人はラザニアを。こちらも美味しかったそうです。
Day3 夕食 Espécie(ポルト)
こちらもビーガンレストラン。店内もおしゃれでした。
左の料理はKFC。ケンタッキー・フライド・チキンではなく、Korean Fried cauliflower。カリフラワー独特の食感もよいし、韓国風の味つけは次の日も食べたくなったほど。右のブロッコリーニの炒め物も美味しかったです。
左の料理はシイタケとパスタ的なもの。シイタケは苦手なのでパスしていたのですが、食感がおもしろいということでパスタ的なものを試したところ、トッポギでした。シイタケの匂いも殆どなくこれも美味しくいただきました。右はナス料理。他にも隣のテーブルに蒸篭が運ばれていて、アジアとポルトガルのフュージョン料理で楽しめました(語彙力が足りていない)。
デザートのマンゴーアイスとライスプディング。私も1口もらいました。
Day4 ランチ daTerra Baixa(ポルト)
ポルト在住のビーガンの身内に案内してもらったのでポルトの料理はすべてビーガン。こちらはビュッフェ形式。色々な種類の料理があって全部は食べ切るのは難しいので少しずつ盛りました。
見ているだけでワクワクしますよね。
手前の真ん中はズッキーニの輪切りを並べたもの。盛り付けも美しいです。
串刺しの芽キャベツ。ポテトも好みの味でした。フィンランドのランチはビュッフェ形式が多いのですが、こんなに品数のあるビュッフェはあまりないです。
温かいものもありました。この辺りはお皿に載せきれず、お腹にも納められず。残念。
Day4 夕食 Remédio Santo (ポルト)
こちらは街中から少し離れたところにあるレストラン。浮世絵のTシャツを着た陽気な店主がタブレットを見せながらメニューを説明してくれました。
しめじとポルトガル料理をコラボさせたもの。美味しかったです。
ニョッキも割とさっぱりしていました。(が、既に記憶が曖昧)
これは何だったか忘れてしまいました💦
これもビーガンケーキ。右はマンゴーケーキで左はチーズケーキ。チーズケーキはシナモンが効いていてちょっとクリスマス気分を味わえました。
Day5 ランチ Guacamole(リスボン、バスコダガマショッピングセンター内)
ポルトからリスボンに戻った時にオリエンテ駅に到着します。その駅の向かいにある大きなショッピングセンター、バスコダガマショッピングセンターのフードコートに行きました。どのお店もかなり混んでいたのですが、このメキシカンは端の方にあり、無事席をゲットできました。
サブウェイ方式トルティーヤで、材料を自分で選んでいきました。これもなかなかよかったです。
Day4 お茶 Fabrica Nata(リスボン)
ベレンで買ったエッグタルトは大変美味しゅうございましたが、別のエッグタルトも試してみたくなり、老舗っぽいこのお店に入ってみました。
クラシックな店内。観光客もたくさんいました。(私達も含め)
ベレンの塔が描かれているタイル画にシャンデリアが合っています。
エッグタルト~。エッグタルトのよいところはそのサイズ。小腹を満たすのにちょうどいいサイズなので罪悪感低めでいただけます。
こうしてエッグタルトが作られていくのですね💓
Day5 夕食 Taberna da Rua das Flores(リスボン)
こちらはTwitterのフォロワーさんがお薦めされていたレストラン。予約不可、限られた席数と聞いていたので30分前に到着しました。さすがに誰も並んでいませんでしたが、すぐに行列ができ始め、開店前には30人ぐらい並んでいました。
奥にも何席かあるようですが、後ろの方に並んでいた人は入れていませんでした、やはり。
このレストラン、メニュー表はなく黒板に20品目ぐらいずらっと料理名が書かれていてそれを店員さんが早口で説明してくれるのです。ちょっと残念だったのが1番乗りで店内に入ったもののメニューの説明は後回しにされてしまい、オーダーに来てもらえるまで10分程待たされたのですよね。仕方ないけど。常連さんはきっとどの席からオーダーを取るのか心得ていたのでしょう。
そんな残念ポイントも忘れてしまうこちらはホタテの味噌がけ。魚介類と貝類が苦手な私。食べず嫌いというのもあるのですがね。でもってせっかくなのでちょっと食べてみたのです。海臭くない!旨味が沁み出ていて美味しい。ええ、2ついただきました。ワカメも合っていました。
既にタコはトライしたので今回はイカ。これも美味しかったですが、ホタテの衝撃は越えられず。
お好み焼き、と聞いたら試さずにはいられません。紅ショウガたっぷりの変化球のお好み焼き。ソースが懐かしい味。サクサクの歯ごたえも楽しめました。人に作ってもらうお好み焼きって最高ですよね。
牛肉のカルパッチョも頼んでみました。
他にも鳥カツとかうどん、ポン酢を使った料理もあったので日本人がメニュー開発に携わっていると思われます。無事行けてよかったです。
Day 6 ランチ Arco Iris(リスボン)
最後のランチはアパートの近くでGoogleマップで目星をつけて行く途中に見つけたビーガンレストラン。開店時間直後に入ったのですが準備中で10分ほど待たされました。まあ時間はたっぷりあったので時間潰しにちょうどよかったです。
店内少し狭め?と思いきや素敵な中庭があり、そこでいただきました。
カウンターから好きな材料を選ぶタイプ。マクロビオティックでもあり、味は優しめ。たくさん食べ続けた旅の最後に相応しいヘルシー料理でした。
長~い備忘録に最後までお付き合いいただきありがとうございました。ポルトガルも少しずつビーガンレストランが増えている印象。食べ過ぎた後に胃を休めるのにちょうどよかったです。ちなみに旅から戻ったら体重は当然だったのですが、戻って数日したら元に戻りました。どれだけ日頃粗食なのか?
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
揚げ物続きでもOKな強靭な胃をお持ちの方も、都度様子を見ながらという方も
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2023-06-28 Wed
Moi!今日も25度の夏日で概ね晴れていたのですが、お昼過ぎに少し雨が降りました。(庭の水撒き不要)雨の後は肌寒かったのですが、晴れてくるとまた夏らしい暑さが戻ってきました。
さて、ポルトガルのポルト滞在2日目。まずはポルト市の市庁舎からスタートです。歴史ある荘厳な建物でした。
目の前の広場で何やら組み立てていましたが、夜戻った時にたくさんの緑が置かれていました。
この階段は確か一般人は入れなかったのですが赤絨毯が敷かれていてまるでお城のようでした。
これがポルト市のロゴ。セイナヨキのロゴと似ていて親近感がわきます。
窓から眺めたところ。目の前の広場が歩道になっていて市民の憩いの場になっていました。
なんとなく歩いていたら高い塔が見えてきたのでそこを目指すことにしました。
地図によるとChurch &Towerとのことです。逆光で薄暗いのですが。教会は若干食傷気味だったので外観だけ。
これも重厚感ある建物。背景の空が際立たせています。
今回乗ることのなかったトラム。趣があるレトロな感じがいいですね。
巨大な猫のタイル画も発見したのでした。迫力。
ランチの後向かったのはクリスタル宮廷園という庭園。噴水のそばで佇むカモメを撮ってみました。
ここは鳥のパラダイスで、孔雀が羽根を広げたのを見たのは久々です。いや~こんな生き物が存在するなんてちょっと信じられないですよね。
こちらも優雅に。孔雀の他にもニワトリ(放し飼い)とかアヒルとか、とにかく人の数より鳥の数が多く感じるぐらいたくさんいて賑やかでした。
きれいに整備された庭。
橋を見るとついつい撮ってしまうのですよね。前世は橋だった?
アジサイもひっそり池のほとりに咲いていました。ジヴェルニーのモネの池を少し思い出したり。
Portoのロゴ。映り込んでいる人もブルーと白の服でなじんでいます。ドットがかわいい💛
その後ビーチに行ってみました。写真には撮らなかったのですが、路線バスは2階建てにも関わらずほぼ満席でした。やはり夏になると多くの人が泳ぎたくなるのでしょうね。この日は最高気温が22度だったのですが、子ども達の夏休みは始まっているようで劇混みではないにしろ、そこそこの海水浴客で賑わっていました。
少し波が高いところがあったり、
鏡のように透き通ったところがあったり。
ポスターモードで撮ってみた空。ちょっと不思議な感じになりました。
岩場があるところもありましたが、ビーチはずっと続いています。ここで夏気分を味わうことができました。
夕食後はポルトガル人が好きな小高い丘からサンセットを見るという習慣?に便乗して行ってみました。日が落ちた後でしたが、日の名残りが空に見てとれます。
ここは元修道院。ライトアップされていて温かな色に癒されました。
藍色の夜空に浮かび上がっていました。
川岸沿いのライトアップがきれい。
この日も市庁舎に始まり市庁舎に終わる内容たっぷりのよい1日でした。しかし夜景を撮るのは難しいですね。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
孔雀の羽根を広げたところを見たことがある方も、孔雀自体見たことがないという方も
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2023-06-27 Tue
Moi!今日もいいお天気で気温は25度まで上がりました。今年は6月の初めまで寒かったせいか庭のシャクヤクはまだつぼみのまま。シソも種まきを暖かくなるのを随分待ったためか全然成長していません。ただ少しずつ家人が丹精込めてお世話している花々は少しずつ咲き始めています。
さてポルトガル旅行記。今回はリスボンから電車でポルトというポルトガル第2の北の街に行ったのでその様子を綴ります。
一応電車のことを書くと、電車はリスボンのOriente駅から出ているのですが電光表示板がわかりづらかったです。〇〇行きがx番線から出ているという情報はあるのですが、10本分ぐらいしか見えず、しかも2~3本遅延しているのが上に残っているので30分後に出発の電車の情報さえ表示されておらず、どのプラットフォームに行けばいいかは表示板ではわかりませんでした。
幸い早めに駅に着いていたので、うろうろしながら10のプラットフォームのうちの1つが私たちが予約した1本前のポルト行きの電車が出ている情報を得ました。電車が出る15分前にそのプラットフォームに行ったところ発車時間は同じだけど行先(終点)が違う電車の情報のみ。電車の番号もチケットのどこに書いてあるかもよくわからず。そしてフィンランドもそうですが、駅員さんはどこにもいないのです。
電車を待っている人に聞いてみたらポルトにも止まるということと、ついでに私たちが乗る21号車はどの辺に止まるかも教えてもらいホッとしました。車両は21両もなく、向かいの車両番号から到着位置を推測していたのでちょうどいいところで待っていたようです。ちなみにプラットフォームの電光掲示板は壊れたまま。こういう混沌としたところは南ヨーロッパあるあるで、目くじらを立てるほどのことではないのです。
まずは近代的なリスボンのOriente駅から。
ポルトのホテルはTrindade駅からすぐ近くの宿を取り大正解でした。(この後、リスボンのホテルで大失敗をしたのはさておき💦)
リスボンと同様坂道がたくさんあり、古い建物がたくさん残っている街。まずはカテドラルに向かいました。
坂を上りきったところでございます。
カテドラルは小高い丘の上にあるのでポルトの街並を楽しめました。この建物、おもしろいですよね。左の建物の配色はちょっとムーミンハウスにも似ていますが。
やはり赤茶色の屋根で埋め尽くされていますが、壁の色で個性を出しているのですね。
こちらが聖堂です。
ゴシック様式の回廊と美しいタイル画。
祭壇はやはり絢爛豪華です。(ラケウデンリスティは十字架しかないというのに。)
こちらも絢爛豪華な部屋。天井も高いし、金細工がふんだんに使われています。
だんだんこういうのを見ていると少し飽きてくるのは私だけですかね(小声で)?
天上のステンドグラスが万華鏡のようで美しく、パチリ。
名付けて洋風千手観音。
そんなに高い建物はない感じ。
左に橋があり、たくさんの人が行き交っていました。左の奥に見えるのは元?修道院とのこと。
こちらの方がよく見えますかね。
この旗は近々フェスティバルがあるのでその準備とのこと。かわいいですよね。
丘の上に行くほど景色はいいのですが、車がないと不便そう。いや、車を持てる人こそが住める場所なのかもしれません。
ホテルをブッキングドットコムで予約をしていたら、Fadoのコンサートはどうですか?とお知らせが届いたので予約してみました。ファドはリスボンが本場ではあるのですが、ここ、予約しておいて正解。
マンドリンのような形の楽器はギターラというのだそうです。たぶん私はこの音に昔から惹かれていたことに改めて気づきました。空港のショップでギターラを見かけてちょっと立ち止まって見てしまいました。ギターも弾けないのでちょっとハードル高そうだったので諦めました。
ライブは2人のギター、ギターラ、コントラバス、そして2人のファドシンガー。ファドシンガーの方は1人ずつ歌っていましたが、最後は2人で歌ってくれました。左の女性の方が声量はありましたが、右のフィリフヨンカさんみたいな女性は音の波を体で表現する方で、観客の反応はフィリフヨンカさん(仮名)の方が大きかったです。先に予約していたおかげで最前列で見えたのでした。ふふ。1時間のパフォーマンスで休憩中にポルトワインが出され、たいそう美味しかったとのこと。(私は飲めないのでお断りしましたが。)そう、ポルトはワインで有名な街でもあるのです。
一部ですが動画を上げます。もの悲しいファドは少し演歌やフィンランドのイスケルマ、またはフラメンコの曲調にも似ていますが、ギターラの音色に癒される私。
帰りにサン・ベント駅に寄ってみました。20世紀初頭に建てられたそうで、こちらも日中は観光スポットとなっていました。
駅舎らしく電車のタイル画もありました。
街のあちこちでグラフィティを見かけましたが、電車にも。
地下鉄はモダン。弁当と覚えれば日本人はすぐ覚えられますよね。(何を言っているのだ、私は?)
ポルトは小規模ながらメトロもトラムも走っている便利な街でした。ポルトでもPorto Cardというメトロ、バス、トラムが乗り降り自由なカードの1日券を買って短距離でも地下鉄を利用していました。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
ギターを自由自在に弾きこなせる方も、禁じられた遊びぐらいならという方も、まったくもってダメですという方も
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2023-06-26 Mon
Moi!午前中は少しお天気が悪かったのですが、午後になってよいお天気になりました。
引き続きリスボンの旅行記が続きます。今回は美術館つながりでタイル美術館と国立古美術館についてです。
タイル美術館はかれこれ3回目ですが、入場料(リスボアカードがあれば無料)以上に楽しめる見応えたっぷりの美術館なのです。こちらは企画展でモダンな作品が展示されていました。
細かい技術が必要そうですが、緻密なパターンが並んでいました。
絵柄がずれたりすることはないのかなと心配してしまいますが、もちろんそんなことはなく。光沢感があるのもよいですね。
ちょっと着物にもありそうな柄と思ったのでした。
さり気ない階段の壁の半分もタイル画。このブルーの感じも素敵です。
このような金がたくさん使われているところはさすがカトリック系の国ですね。
金色とタイルの壁の組み合わせ。タイル壁も豪華さでは引けを取っていません。
ふと見上げるとバルコニーの下の部分にも金の装飾が。
建築様式も目を引きますが、真ん中の女の子の彫刻も気になったのでした。
白い建物とブルーのタイルのモチーフが合っています。
この建物はマドレ・デ・デウス教会を改装したものなのだそうです。
こういう細やかな細工にもついつい目がいってしまうのです。
そしてこちらはタイル画を作る工程でしょうか。手が込んでいます。
タイルの見本誌を見ている気分にもなれますよね。
よく見ると蛾。フィンランド語では蝶も蛾も同じ単語。ポルトガルも蛾は蝶のくくりに入るのでしょうかね。
少しモダンな感じになってきました。色のトーンも落ち着いていて好みです。
これもかなりモダンでアート寄りな作品。
これも素敵。どれも違うデザインなのに統一感があります。
カフェは残念ながらクローズしていましたが、カウンターもしっかりタイルでした。
開放的な庭でお茶ができるのですね。また次のチャンスに。
そして最終日に行ったのは国立古美術館。アパートのチェックアウトの時間が12時、美術館の開館が10時だったのですが、(例によって)バスの遅延と道路の混雑で思ったより行くのに時間がかかり到着したのが10時20分頃。帰りも時間がかかる恐れがあったので超駆け足で見ることになってしまいました。
1階はヨーロッパ関連、2階はオリエント、3階はポルトガル関連というレイアウト。絵画は多くが宗教画中心で、ざっと見て、と。気になったのがこのグラス。どうやって飲むのかちょっと気になった左下のグラス。いや、そもそもグラスなのか?
豪華なシャンデリア、大きな窓、絵画、典型的なお屋敷のお部屋でございますね。
この美術館、海の近くなので時間があったら近くを散策つもりだったのですが残念。今回の旅は移動に結構時間を取られてしまいました。やはり余裕を持ったスケジュールが好ましいですね。
そういえば種子島に渡ってきたザビエルはポルトガル人。オリエントのフロアーには日本文化を受けた作品が数多く展示されていました。
屏風とか障子とか。
ポルトガルのコーナーでちょっと印象的だったので撮ってみました。
この絵もちょっと色合いが浮世絵調なのですが、天使がいるという不思議な絵。
かなり急ぎで回ったおかげでチェックアウトの時間に余裕で戻ることができました。色々な経験を積むとつい最悪のケースが頭をよぎり、焦るぐらいなら早めに行動しようという小心者の旅でした。でもそのおかげで失敗しても焦らず目的地に着くことができました。
ということで皆様、よい1週間をお迎えください。
慣れない土地では早めの行動をしている方も、どうにかなる自信がある方も
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2023-06-25 Sun
Moi!昨日に引き続き静かな週末です。先週休みを満喫した私達ですが、家人は今日は仕事モード。7月から多くの人が本格的な休みに入るためにそれまでに済ませなければならない仕事を気合を入れてこなしているようです。そして私にも時々その煽りが。今日の最高気温は22度。午前中は曇り、またお昼ごろに雨の予報が出ていますが、その後いいお天気になるようです。
しっかり天気の状況を追っていた訳ではないのですが、先週はセイナヨキも夏らしく25度前後の気温が続いていたようです。ポルトガルのイメージは南欧でさぞかし暑いだろうと思いきや25度前後、北部のポルトにいた時は22度でまさに過ごしやすいお天気でした。雨の予報もあったのですが、傘をさしたのはホテルから駅に行く10分ほど。後はお天気に恵まれたのもラッキーでした。ちなみに今はリスボンは30度越えで暑そうです。
さて今日は2日目に行ったリスボンの西部、ベレン地区についてです。ベレン地区はガイドブックによると、大航海時代にかかわる重要なみどころが点在し、多くの冒険者が世界へ旅立って行った歴史的な場所。リスボンに来たら中心地から離れてはいるけどせっかくなのでと足を伸ばすべき場所。
ということでジェロニモス修道院へ。ヴァスコ・ダ・ガアマのインド航海発見を記念してエンリケ航海王子が設計した礼拝堂をもとに作られたというこの修道院。圧巻です。(ちなみにこの日の予報が以前は雨だったはずが。)
世界遺産でもあるこの修道院、とにかく大きく圧巻。
そして何よりも驚いたのが入場待ちの行列だったりするのです。まずここに来るバス(15E線)が観光客でいっぱい。乗るのを諦めようとする家人を促し無理に乗り込んで正解。バス?トラムは20分に1本しかなく、大量の観光客を20分ごとに運んでいたのです。そして開園20分後にも関わらず長蛇の列はほとんど動かず。炎天下(私はパラソルを持ってきていて正解)、サングラス売りと帽子売りとアクセサリー売りが何度となくめぼしいお客さんに声をかけながら行き交うのを眺めながら約1時間後にようやく入場。オフシーズンの秋と冬は並んだ記憶がなかったのですがね~。
マヌエル様式という派手さはないけれど装飾的なデザイン。
遠くから見るとさらにその美しさが際立ちます。
こういう彫刻を見るとヨーロッパ!と思います。(フィンランドでは見かけません。)
一体何人の職人さんが携わってつくり上げたのでしょうかね。
建設は1502年から19世紀に至り、莫大な建築費は植民地から徴収したのだそうです。
この日の気温は最高気温が25度ぐらいだったので回廊はひんやりとしていて暑さは感じませんでした。
天井の装飾も特徴的であり、ポルトガルらしくタイル画もありました。
この日は何かあったのか、定期的なものなのかはわかりませんが、警察の騎馬隊がジェロニモス修道院の前の道を通って行きました。
行列はさらに長く…。ただお昼過ぎは少し短くなっていたので、夏でもタイミングがよければ効率的に行けるのかもしれません。待っている間影はないので日焼け止め/暑さ対策はしっかりと。
ジェロニモス修道院を背に海の方に向かっていくと大きな公園があります。
噴水もあり、のんびり歩くのにちょうどいいです。
ジェロニモス修道院をこの公園から眺めた図。
とはいえ、こんな建物が見えてくると公園を後に足早に向かってしまうのが人間の哀しい性。
エンリケ航海王子の没後500年を記念して建てられたという発見のモニュメントです。
斜めからかっこよく撮ってみた図。
大航海時代を象徴するような彫刻。この中にも入れたのですが、あらかじめ買っていたリスボアカード、多くの場所で無料になるのにここは割引だったので、修道院で若干疲れていた私たちは中には入らず外観だけ楽しむことにしました。
4月25日橋。1974年4月25日に起こったカーネーション革命にちなんで名づけられたそうです。
大きなキリスト像のあるエストレラ大聖堂。足元まで上れるそうです。
海にはたくさんのヨットが浮かんでいました。発見のモニュメントとヨットのコンビネーション、どうでしょう?
その後さらに海沿いに1kmほど歩いてベレンの塔に向かいました。川からの侵入者を見張るために作られたのだそうです。
そしてここにも入場待ちの列。私は2度来ているし、家人もそんなに興味ないということでこちらも外観だけ。
波が結構ありました。冬に来た時はさらに波が荒く寒かった記憶がよみがえってきました。
ビーチではストリートミュージシャン?ビーチミュージシャンもいて夏らしい雰囲気を醸し出していました。
こちらにもヨットが。フィンランドではボートが主流なのでちょっと新鮮でした。
この後ランチに行き、お腹がいっぱいだったので帰る前にエッグタルトで有名なお店、Pastels de Belemでテイクアウトして帰途についたのでした。店内は広いのですが多少行列がありましたが、テイクアウトはすぐ買うことができました。1つ1.2ユーロ(≒190円)で良心的かつ甘さも控えめ、サクサクで人気の理由に納得。エッグタルトはカフェなどでも見かけましたが、2ユーロ前後で売られていたような気がします。なのでもしベレンに足を運ぶならここにも是非。ジェロニモス修道院のすぐ近くにあります。
初日はリスボン内の美術館や施設などが無料や割引で入れて公共交通機関がすべて無料になるリスボアカードを購入しましたが、家人も私も教会等の建物は若干見飽きたというのもあってあまり活用できませんでした。後半はViva Viagemカードの24時間有効のチケットを利用し、それで充分でした。タクシーもそんなに高くないし、利用しなかったのですがUberや、Tuk Tukもたくさん見かけました。夏は特に混んでいるのでバスやトラムは満員で乗れなかったり、その割に20分に1本だったりするので効率的に回る方法の見極めも少ない滞在時間だと特に大切になるかもしれません。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
教会好きの方も、最近食傷気味ですという方も
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2023-06-24 Sat
Moi!今日は夏至祭。多くの人達はサマーコテージや旅行に行ってゆっくり過ごします。夏休みが夏至祭のお休みから始まる人も多いです。うちは一足先にポルトガルに、夏至祭のイブに戻ってきたので今日は家でゆっくりしています。最高気温は18度。朝は少し曇っていましたがお昼になって晴れてきました。
ということでポルトガル旅行記を綴っていこうかと思います。今日はまず初日から。ポルトガルは中学生の頃にファドを知り、それからずっと行きたいと思っていた国。日本から1度、数年前に友達に誘われて1度、そして今回3度目なのですが、記憶力が悪いのと方向音痴があいまってフレッシュな記憶でやってまいりました。ふふ。
ポルトガルはタイルで有名なのでこんな美しいタイルが壁になった建物がたくさんあるのです。
そしてもう1つの特徴はとにかく坂が多い。階段も多い。道はタイルでスーツケースでいきやすいところもありますが、石畳の部分もあるので歩きやすい靴必須です。坂道が多い分美しい景色も楽しめるのですがね。
ヨーロッパらしい街灯。フィンランドでは見かけませんねぇ。
狭い道も多かったです。そして車はいたる所に駐車してあったり、一時停車していたり、その横をトラムやバスがすり抜けるというスリリングな街でもありました。
噂のトラム。1回目と2回目の旅は秋と冬でちょっとシーズンオフだったのですが、夏は観光客で賑わっていました。とても。
このトラムは28番線なのですが、1本目を目の前で乗り逃し、20分待ったのです。が…ようやく来たトラムもお客さんがいっぱいで乗れなかったのです💦結局タクシーで目的地に向かいました。後でホテルの人に聞くとこの28番線はいつも混んでいるのだそうです。
タクシーで向かったのはサンジョルジェ城。21時まで開園。20時過ぎに到着したのですが、この日は例外で20時以降は入れず代わりに21時半から城内で無料のファドコンサートがあるとのことだったで時間つぶしをすることにしました。
周りをぶらぶらしていたら孔雀を発見。
この家は私のもの、みたいな感じで居座っていました。(2階の屋根のところ)
孔雀は1羽だけでなく、近くのカフェやサンジョルジェ城内の木にも4羽ぐらい止まっていました。
正面から見ると高貴さが漂ってきますよね。
サンジョルジェ城を回ることはできませんでしたが、このようにコンサート席が設けられていました。これはごく一部で後ろにもたくさん椅子があり、ほぼ満席でした。
開園前に撮った写真。サンジョルジェ城は丘の上にあるので眺めがよいのです。南欧らしい赤茶色の屋根が連なっています。
3人のギタリストと1人のファドシンガー。夏の夜に少しもの悲しいファドはぴったりでした。
最後まで見たかったのですが、この日は4時起き。時差が2時間あるのでフィンランド時間でコンサート開始が23時半。さすがに疲れていたので30分強見てホテルに向かったのでした。
滞在中に何度もここを通ったのでたぶん有名な広場。
日本のネオンとは違ったオレンジ色の街灯が印象的でした。
旅にハプニングはつきもの。むしろそれも含めて楽しまなければですよね。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
旅上手な方も、その街に慣れるまで少し時間が要する方も
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2023-06-17 Sat
Moi!今日も夏らしい最高のお天気でした。最高気温も引き続き27度。
今日は少し夏の雰囲気をお届けできればと思います。
まずはライラックから。今あちこちで満開です。ここはお気に入りの道。特にライラックと黄葉の時期はわくわくしながら通っています。
このちょっと上にMallaskoskiという地ビールの醸造所併設のレストランがあります。テラス席から川を見ることもできるのです。ああ、この緑の美しさは何物にも代えられません。(冬が長かった分余計。)
こちらは中央広場。出店するお店も増え(もちろんアイスクリームスタンドも)、市民の憩いの場として定着しつつあります。
夏の陽射しを浴びながらお茶をしたりおしゃべりに興じたり。いいお天気が続く保証はないので楽しめるときに楽しむのがこちらに来て学んだ知恵です。
多くのレストランもテラス席を設け、そこで食事やお茶する人もいました。この写真は平日のお昼だったので夕方だともっと増えると思われます。
2日前は家人の母方の従姉妹の集まりはキャンセルになりましたが、今日は家人の父方の従妹から連絡があり、急遽Valkoinen Puuでお茶することになりました。ここでも中はそんなに混んでいませんでしたが、外のテラス席はほぼ満席でした。
私が頼んだのはマンゴーパッションケーキ。爽やかな夏らしい味でした。
家人は夏のブリタケーキとアイスコーヒー。フィンランドの夏の果物というとイチゴなのです。夏至頃からピークを迎えるようです。
半年ぶりに会う従妹。近況を報告し合い、新しい情報を交換し合うことができてリフレッシュできました。
そしてこんな最高のお天気が続くフィンランドに後ろ髪を引かれながら明日からプチトリップに出かけるためブログは少しお休みです。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
テラス席がお好きな方も、しっかり空調の効いた中の席がお好きな方も
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2023-06-16 Fri
Moi!本日も晴天なり。最高気温は27度。用事があって中心街に行ったところ、多くの人達がテラスで寛いでいました。今の時期のフィンランドは申し分ない季節です。
さて、前回に引き続き日帰りリーヒマキの旅について。今回タイミングがよかったのです。というのも家人のリーヒマキ出張が水曜日の午前中まで、翌日はラハティに出張予定だったのが延期になったのです。そして私はもともとリーヒマキの国立ガラス美術館のアールトの企画展に行きたかったので、それだったらとハメーンリンナでの家人の従姉妹との食事会もくっつけてしまおうという話になったのです。残念ながら食事会は延期になったものの、ガラス美術館に行けたので1つの目的は果たせたので満足。
ガラス美術館は2度目の訪問。駅から少し離れていますが緑豊かなところにあります。
今回は時間がなかったのですがカフェもあるようです。そしてこの空!素晴らしいお天気に恵まれました。
まずは企画展に。恐らく若い作家さん達の作品。
手前のガラス作品、波の雰囲気が出ていて思わず立ち止まってしまいました。向こう側の吸い込まれそうなマリンブルーも好みです。
左の作品はかき氷みたいな感じでガラスの儚さを表現しながら、右はちょっとほっこりしてしまうフィンランド人大好きなアイスクリーム。この揺らぐ感情をどう処理すればいいのか。
そして常設展に。室内を暗くしてグラスのフォルムを浮き立たせているのはさすがですね。深緑もいいのですが、黄緑色もよいです。
儚げなお皿。ちょっと和のテイストも感じられます。
Oiva Toikkaのバード、大小。Oiva Toikkaは2019年に亡くなりましたが、色々な種類のバードを生み出してきました。ここにあるのは彼の作品のごく一部です。
真ん中の左のグラスは5年ぐらい前にIittalaで販売されていて、家でも使っています。重みがあって色もきれいでお気に入り。これから違った色の販売がありそう。
こちらは工業製品というよりアート寄りな作品。右の2つは主がいないのに乾杯しているみたい。
ガラスの冷たさと穏やかなフォルムの組み合わせがよいですよね。
そして目当てのアールトの花瓶展に。世界で一番有名な花瓶ともいわれているSavoyヴェース。これだけ別の色の展開を見ると圧巻ですね。
ブルー系とか緑系とか。白は家にありますが、剣山がないと案外花瓶としては使いづらいのですよね。(小声で)
アールトの花瓶のスケッチ。形にとらわれない自由なフォルムが魅力。Savoyはイヌイットの革のズボンにインスピレーションを得てデザインしたと言われています。
この薄緑のSavoyは初めて見ました。この花瓶もそこそこのお値段なのですよ。
こちらはKukka(=花)シリーズ。大きさ別に重ねられるのが特徴の1つ。長いバージョンもあるのですね。
1930年代にアールト夫妻はガラス製品のコンペによく参加していたのだとか。改めて見ると色々な製品があります。
このキャラクター、時々見るのですがなんとサウナでロウリュ用の水をSavoyヴェースからすくってかけているという大胆な行動。万が一落として割りかねないのでこんな危険なことはできません💦
このSavoyは外が白、中が別の色になっていておもしろい組み合わせです。
この花瓶も不思議な形をしています。左は木型。この木型に向けてガラス職人さんがガラスを吹きかけて成型していくのです。その様子も会場でビデオ上映されていました。
透明に若干緑色が入っているのでしょうか。影が美しいですよね。
このSavoyヴェースはセイナヨキ市のコレクションのものだそうです。そう、セイナヨキ市も貴重な製品のコレクションがあり、一部アールト図書館の一角に展示されています。
その後Iittalaのアウトレットショップに立ち寄りました。リーヒマキのABCのガソリンスタンド?インターチェンジ?の建物内に入っていました。少し小さめかと思ったのですが、じっくり見て回ると見応えあるショップだったのでした。このピンクのTeemaは新製品。ピンクだけだと甘いですが、ボルドー色のカステヘルミを組み合わせるとぐっと上品に見えるので不思議です。
セール品コーナーはじっくりとチェック。
最近よく目にするOiva Toikka シリーズ。シーズンごとにコレクションが増えています。
個人的にはこのシリーズが気になります。花瓶はいいかも。これが食器になると結構つるっとと手を滑らせてしまいそうで怖いのです。
美術館以上に種類があるOiva Toikka のバード。
ガラス製品も沼に入ると大変なことになるので、魅力的な商品を横目で見ながら、どうしても欲しい物だけ購入しています。時々このように目の肥やしも必要ですよね。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2023-06-15 Thu
Moi!今日はとうとう25度(夏日)越えの最高気温26度の素晴らしい一日でした。完璧な青空、キラキラ眩しい太陽の光、青々とした草木。空気は乾燥しているのでサラッとしていて文句ない夏らしいお天気。そして臆することなく着られる半袖の服。
今日は私は当初の計画ではセイナヨキ→電車でタンペレで乗り換えて→リーヒマキ→午前中でリーヒマキでの仕事を終えた家人と合流→リーヒマキのグラス美術館→ハメーンリンナで家人の従姉妹と25年ぶりの再会ディナー→セイナヨキの予定でした。が、6人の従姉妹たちのうちなんと3人が今日コロナに感染していることがわかり延期となりました。実はこの集まり、去年の年末に企画していたのですが、その時は私たちがコロナ感染、もう1人もひどい風邪で今日がその仕切り直しの日だったのです。またしてもコロナで延期になるとは。でもポジティブに考えれば、会う前に感染がわかっていてよかったです。会った後に発覚していたらもしかしたら再び感染していたかもしれません。
ということで降り立ったリーヒマキの駅。フィンランドの駅って駅名が書いていないのです。Rautatieasemaは鉄道駅という意味。VRはフィンランドのJRです。
リーヒマキってよく聞くので大きな街と思っていたのですが、人口はセイナヨキの半分ぐらい。Tori(=マーケット)とよばれる街の中心にある広場はこんな感じ。ステージがあり、ここで時々イベントがあるのでしょうね。
写真には写っていませんが例によってアイスクリームスタンドがあり、夏日にアイスクリームを楽しんでいる市民たち。
ランチはトリップアドバイザーで5位だったLittle Indiaというインド料理のお店に。到着した時間が13時前(フィンランドのランチのピークタイムは11時)だったせいもあるのでしょうがお客さんは私達だけ。止めていた音楽もかけてくれました。
ランチはサラダビュッフェと、こちらは私がオーダーしたバターチキン。これにナン半分、コーヒー/紅茶がついて11.5ユーロ(≒1750円)でかなり良心的な価格。そしてカレーも美味しくお腹いっぱいになりました。
ラウンドアバウトの真ん中にいた彫刻はヘルシンキの港の近くにある小便小僧の小さいバージョンではないですか。セイナヨキにもあるオフィスの中にあるのですよ。
リーヒマキではグラス美術館とIittalaのアウトレットショップに寄った後に(時間つぶしにToijalaという街でお茶もしました)タンペレで夕食を食べることにしました。向かったのはHan Gukという韓国系チキンのお店。
ランチがたっぷりだったので夜は軽く済ませるつもりが…こちらはスパイシーチキンとサイドディッシュのフライドチキン。
私が頼んだハニー醤油チキンとライスのキムチ載せ。
とても美味しかったのですがさすがに完食できず、持ち帰りさせてもらいました。こじんまりしたお店で味もチキン自体も美味しいし、店員さんも感じがよかったです。こんな美味しいチキンが食べられるならケンタッキーフライドチキンなど要らないのではとも思ったり。
最後の写真は実は朝電車でタンペレ駅で乗り換えの時に30分時間があったので駅前のデパート、ストックマンに行ってきました。フィンランドの駅は改札がないので乗り換えの時に余裕があれば外に出ることもできるのです。
食事会延期は残念でしたが最高の夏の日に充実した1日を過ごすことができました。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2023-06-14 Wed
Moi!夏ですね~。今日もいいお天気で最高気温は24度まで上がりました。私たちは(少なくとも私は)この季節を待っていたのです。このまま季節が止まってくれても文句は言わないですけど、どうでしょうかね。
さて、先週末久々に街中(フィンランド語ではKeskustaといいます)に行ってみました。若者が夏の間ポップアップのカフェを始めたという記事を読んだので、日曜日は開いていないだろうけどちょっと下見に。向かったのはTorikeskusというショッピングモール。
こちらがお店の様子です。またオープンしている時に支援も兼ねて来なければ。
日曜日なのでお店がほとんど開いていないのは理解していたのですが、最後の砦として残っていたH&Mも閉店していたのには言葉を失いました。何も残っていないガラガラの店内。
このショッピングモールから、もう1つの大きなショッピングモールIdeaparkに移転したお店がざっと数えただけでも7店舗、他の場所に移転したのが2店舗、インテリア雑貨のお店もいつの間にかクローズしていました。今や8割が空き店舗、賑わっているのは平日のランチタイム。地下1階に美味しいランチビュッフェがあるのと昔からある中華にお客さんが来ているのです。メインの1階と2階に人がいないだけにちょっと異様な風景。
Ideaparkがオープンした時はH&Mを始めいくつかのお店はこのTorikeskus内とIdeaparkと2店舗維持していたのですが、1店舗が閉店となると芋づる式に次から次への閉店になってしまいました。哀しい地方都市の現実Ideaparkには無料の巨大な駐車場がある一方、街中の駐車場はほとんど有料というのも街中に人気がない理由の1つでもあります。
昔はアイスクリームスタンドもあり、特に夏は活気があったTorikeskusの広場には若者に人気のスケートボード用の練習場(?)も設けられたのにそれさえもほとんど使われていない状態。
ひっそりと屋台が経営をしていました。こちらはフィンランド人大好きなハンバーガーの屋台。
そしてタイ料理の屋台もありました。
せっかくなのでこちらでオーダーしたガーリックチキン。私はお昼に食べ過ぎたので2~3口もらいました。タイ人らしき女性がその場で調理してくれた料理。うーん、えーっと、なんかインパクトの薄い味でしたね💦
テラスバーもあったのですが、時間が早かったせいもありますが、お客さんは2組ぐらい。テラスでお酒を飲むのなら今や中央広場に人が流れていますからね。
この近くにある本屋さんも今月末で閉店。うーん、でもですね、例えば本屋さんの隣のレストランは同じ時間でも割と多くの賑わい、店舗もじわじわ拡大しているのです。お店の経営など知らない素人目線からではありますが、美味しかったら、お店のセレクトがよかったら、店員さんの雰囲気がよかったら…通うような気もするのですよね。(と本屋さんの雰囲気やタイ料理の屋台を思い浮かべる。)
ちなみにTorikeskusの近くにEpstoriというもう1つのショッピングモールがあります。数年前はそちらの方が空き店舗が多くてゴーストタウンのようだったのですが、今はレストラン2つとカフェが2つ入り、洋服のお店、眼鏡屋さん等が入って以前より活気を増してきました。この2つのショッピングモールがやじろべえのようにあっちに傾いたりこっちに傾いたりを繰り返しているようです。
ちょっと暗い締めになりましたが皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2023-06-12 Mon
Moi!今日も爽やかな夏の青空が続き、最高気温は23度でした。子ども達は夏休みに入り、大人たちも来週末に控えた夏至でそろそろ夏休みモードに入りつつあります。
さて用もないのにふらっと立ち寄る個人的にお気に入りの本屋さん、Suomalainen kirjakauppaにはお土産にちょうどよいマリメッコ、ムーミン、Lapuan Kankurit製品等があったり、今は気になるアロマや、おしゃれ雑貨も売られているのです。
今回店内を回っているとこんなものを発見しました。
編みぐるみセット。かわいい人形が編めるようです。そして立てかけられているのはマクラメのセット、また毛糸も売られていました。ここは全国チェーンのれっきとした本屋さんなんですがね。
そう、毛糸と共にちゃんと本も売っていました。
マクラメは編み棒を使わず手で編めることもあり、数年前からフィンランドでも大人気。またおしゃれなお店や家でマクラメ織のプランターホルダーなどが飾られていたりもするのです。小さいのなら私にもできるかも?と思ったり。
かぎ針編みのキットもあります。落ち着いたトーンの色味が素敵。今使用で作り方はQRコードをクリックしてみてくださいね、というやつみたいですね。
刺繍セットもありました。
昔外国が舞台の絵本で主人公のお姫様がこんな輪っかにはめて刺繍をするシーンがあってちょっと憧れも。左はクレープ紙を使って花を作るキット。この詩集、もとい刺繍セットは会員だと20%オフで買えるキャンペーン中でした。
カラフルな刺繍も斬新でかわいいです。
外は気持よく晴れて日も1年で一番遅く沈むこの季節になぜ手芸?と思われるかもしれませんが、恐らくサマーコテージに行った時に手芸を楽しみたい人がターゲットだと思われます。まあ何しろ通常4~6週間の夏休みがありますから、コテージライフを楽しむ人には時間はたっぷりある訳なのですよ、たぶん。日頃は慌ただしくて手芸どころじゃなくても夏休みに湖畔のコテージでゆったり好きな刺繍や編み物等をを楽しんで過ごすことができれば、それは最高の贅沢ですよね。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
休みは旅行派の方も、家でゆっくり派の方も
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2023-06-11 Sun
Moi!ようやく、やっと夏らしくなってきました。とにかく陽射しがキラキラしていて日が長くて、最高気温も22度となれば最高。そんなに暑くないし、日影に入ればひんやりしているしこれがフィンランドの夏の醍醐味です。
気温がこのように上がり、また学生たちが長い夏休み入ると街のあちこち、また時々高速道路脇等にアイスクリームスタンドがオープンし始めます。今まで外でアイスクリームを食べるのにはちょっと寒かったので見合わせていました。が、今日は今行かずしていつ行く!ということで今年初の外でのアイスクリームデビューを果たしました。フィンランドではペンギンのブランドのアイスが多いのですが、川沿いのビーチにあるこのアイスクリームスタンドはスウェーデン系(=おしゃれ)のSIAというブランド。
1~2年前に見つけたこのSIAでは私の好きなマンゴー味、メロン味、イチゴ味、洋ナシ味等があるのでいつも迷ってしまいます。しかもバニラとか甘い味が混ざっていないのも嬉しいポイント。フィンランド製のアイスは例えば柑橘系でも甘いバニラを混ぜたりするので、私の場合食べたい味が結構限られてくるのです。素材の味はそのまま活かしてほしい派です。
今回は(と言いながら割と毎回頼んでいる)メロン味。たぶんペンギンブランドにはなかった味だと思います。しっかりメロンの果肉も入っていました。ちなみにこれは1スクープ。
家人は直訳すると森いちご味。普通のストロベリーより甘いそうです。これもちょっと気になったのですよね。
そうそう、このブランドのコーンもサクサクして美味しいのです。(カップを選ぶこともできます。)
と、アイスを食べながら散策。ビーチから少し離れていますがビーチバレー場もあります。来週辺りから人が増えそう。
川なので湖より水温が低いせいか最初は誰も泳いでいなくて、日向ぼっこしている人が何組か。
救助用のボートも待機中です。ちなみにこの川沿いの道を散歩したりサイクリングしている人達もいました。
川の近くの掲示板。水深何メートルかという情報があり、万が一水難事故があった場合の対処法、また水質検査の結果等の情報が掲示されていました。この辺りは水深は深くて2mですが、それでも足がつかない場所もあるので泳ぐときは注意ですね。
古い脱衣所が閉鎖になっていて新しい仮?脱衣所ができていました。なんというか、結構雑というか急いで作りましたというか。いいんですけどね。手前が女子用、向こう側が男子用。
この写真は1936年のものとのことなので戦前の様子。
こちらは男子脱衣所。左上にマークがついていますね。
なんとも幸せそうな2人。これらの写真は地元の美術館所蔵の写真だそうです。
1945年から1959年の間に撮られたセイナヨキ駅周辺の航空写真。家人が通った小学校が見えると喜んでいました。
こちらも同じ年代に撮られたもので、この辺りがいかにラケウス(平原)かというのがおわかりいただけるかと思います、はい。
などと脱衣所を激写していたら勇敢な親子が泳ぎ始めていました。
泳ぐ、泳がないは別にしてもアイスクリームのより美味しい季節になってきました。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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2023-06-10 Sat
Moi!今日は朝からいいお天気に恵まれました。陽射しが強いので外も暖かいと思いきや最高気温は13度でした。でも月曜日以降は最高気温が念願の20度以上になります。結局庭のチューリップは咲きかけの蕾のまま朽ちていきそうです。しかも蕾までいきついたのはたった1つ。今年の春は本当に寒かっただけに20度以上の気温は有難みが増します。
さてセイナヨキのお隣のイルマヨキでは6/8から6/18まで音楽祭が開催されていて、コンサートやオペラが上演されています。今年の目玉はマリメッコの創立者をテーマにした”Armi”というオペラ。夏のイベントらしくKyrönjokiという川のほとりで行われるとのこと。そのため、服を着替えるところからすぐに川の近くに行けるという珍しい舞台設定。
Armiはフィンランドの家庭なら何かしらあるマリメッコというブランドを立ち上げ、今もなおそのブランドは輝き続けています。一時期若者の間で人気がなかったのですが、ここ数年でマリメッコのロゴバッグを持っている若者が一気に増えてきました。カジュアル路線も力を入れているので、そういった服を着た若者も見かけますしね。地元の新聞記事でインタビューされていたこのオペラの服飾デザイナーのLeena RintalaさんはボーダーのTシャツがお気に入りとのこと。
オペラの出演者は70人で1人につき何枚かの衣装があるのでその衣装を置く場所と着替える場所が大変だとのこと。だから着替える場所が川の近くなのですね。そして舞台で着られるマリメッコの衣装は、マリメッコからはボーダーのシャツを提供してもらったとのこと。ヨカポイカという縦じまのシャツはリサイクルショップなどから入手したそうです。
後はオペラは野外で行われるため(そしてフィンランドでは夏に雨も時々降るので)濡れてもダメにならない素材を選んだり、もし濡れてしまったらどうしたらすぐに乾かせるかも考えているとのこと。
オペラはマリメッコの創始者が中心なので是非観客もマリメッコの服、できればビンテージのデザインで観に来てほしいとLeenaさんは語っています。Leenaさんの日頃の行いがよいせいか会期中はすべて晴れの予報が出ています。
マリメッコ関連の写真は案外洋服がなかったのでヘルシンキのマリメッコショップのディスプレイをどうぞ。
お天気もよさそうだし、近いし、マリメッコの服を着てオペラを観に行くのもありかもしれませんね。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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2023-06-09 Fri
Moi!午前中は雨が降って気温も低く肌寒かったのですが午後になって晴れてきました。最高気温は13度。若干まだ肌寒いですが、身体が縮こまることがない気持のよい季節となってきました。また庭の花壇の水やりをしなければと思っていた矢先に雨が降ってくれたのでラッキー。
さて、先日ランチに行ったところはこちら。Rytmikorjaamo(=リズム整備工場)というライブハウスとオフィスが入っている建物です。
正面はこちら。つまりこの建物は日中は主にオフィスとして機能し、週末を中心に夜はライブハウスとして機能しています。もちろん日中にライブやコンサートも可能ですが、会場が真っ暗なのでなんというかお昼にはそぐわないような気がしています。この中にあるVarickoというレストランはお昼はランチビュッフェ、そしてライブがある時はおつまみや飲み物を提供しているのです。以前友達の結婚式はこのレストランを貸し切って行われました。
機材むき出し系の建物で、おしゃれなアートが飾られています。オレンジの椅子のホルンのマークは昔の郵便局のロゴだと家人が言っておりました。
Klubiと書かれている先にライブ会場があります。コンサートホールほど大きくないですが、スタンディングだったらたくさん観客も入るし、アーティストとの距離が近いのがいいですよね。私も何度か来たことがあります。
自転車をそのままアートにしています。これはこれでよきかな。右側の椅子、まさかこれに座ってランチを食べる人はいないでしょうが、お酒を飲みながらゆったりするにはよさそうです。
こちらはカウンター。
ビュッフェにはちょうど若者の団体の行列ができていました。高校生か専門学校生か?
こちらが私が取ったもの。メインは蜂蜜がマリネされたチキンと豆腐のバジルソース、サラダ、パン、根菜類のオーブン焼き。そして紅茶かコーヒーにキャラメルキャンディーつきで10.9ユーロ(≒1600円)。かなり良心的な価格です。
Varickoは最近よく行っている美味しいランチビュッフェVerstasと同じオーナーなので安定した美味しさは保証されています。Verstasより1ユーロ安い分、サラダビュッフェの種類が若干少ない印象。でも美味しくいただきました。
セイナヨキは大企業が少なく、自分で起業する人も多いので小さい会社がたくさんあります。そんな会社の多くがこのRytmikorjaamoや、Piiriという昔病院だったエリアや、Framiというオフィス用ビル等に入っています。そして同居している企業同士が助け合ったり、コラボレーションすることもあるようで、その話を聞いたときは新鮮でした。私からするとそういった建物にはおいしいランチが食べられるビュッフェがあるので嬉しいポイントです。
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2023-06-08 Thu
Moi!午前中は曇りがちだったのですが、午後になって夏らしいいいお天気になりました。最高気温は14度。先週みぞれが降ったことを思えばとても快適な気温です。さらに週末には再び20度越えになりそうです。
さて、今日は友達の家に5月末に生まれたばかりの娘さんを見に行ってきました。とてもかわいく、とてもおとなしく、とても小さく、それでもお母さんに抱っこされながらお母さんの手をしっかり握っている姿に生命力を感じました。
赤ちゃんを寝かせているベッドに気になるものがあったので、写真を撮らせてほしいとお願いしたところ他のグッズも一緒に撮らせてくれました。
どれも手編みで無料でくれたそうです。かぐや姫が入っていそうな長い大きなソックスみたいなものはToukkapussi(=幼虫袋)といい、茶色のタコの編みぐるみはTurvalonkero(安全なタコの足)といい、そして赤ちゃん用のウールソックス。
まずToukkapussiはこのように赤ちゃんをすっぽりくるむもの。(写真は友達が提供してくれました。)
かわいいかぐや姫はこうやって見つかったのではないかと思えるほど。
最初の写真を見ると下に紐がついていますが、赤ちゃんを下から入れた後に紐を絞れば袋のできあがり。そしてニットなので赤ちゃんのサイズによって伸縮するのもよいですね。ちなみに友達の赤ちゃんは予定日より2週間早く生まれ、2500gだったのでフィンランドの赤ちゃんに比べたら小さいそうです。4500gで生まれた赤ちゃんもいたとか。
そしてタコの編みぐるみ。以前ニュースで読んだことがあったのですが、実物を見るのは初めて。未熟児で生まれた赤ちゃんは、授乳用の管やつながれているコードを握って危ないこともあるのだそうです。その代わりにこの編みぐるみを握って管等を抜いてしまうのを避けるために作られたもの。最初はポリでキャンペーンが始まり、その後編み図も公開され、一気に全国的なブームとなり今でも編み物好きの人が寄付しているようで病院にはたくさんのこのタコの編みぐるみがあり、好きなのを取ってよかったそうです。
またこの編みぐるみは認知症の患者さんにも握ってもらうこともあるのだそうです。触らせてもらったところ、柔らかくモフモフしていて確かに握っていたら安心する弾力性。赤ちゃんなら足の部分も喜びそうですよね。フィンランドではあまりタコは売られていないのですが、病院の新生児セクションにはたくさんいるようです。
ウールのソックスも小さくてかわいいですよね。これも寄付されたもの。編み物愛好家の多いフィンランドらしいグッズに感動したのでした。
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2023-06-07 Wed
Moi!今日は少し雲が出ていましたが概ね晴れのお天気でした。最高気温は14度で少し風があったので羽織物がないと外は若干寒いぐらい。まあ外に出れば短めではあったけどダウンジャケットを着ている人もいれば、半袖Tシャツで歩いている人もいればで、個人によってかなり開きが出る今日この頃です。
さて週末は気分転換にカフェに行った後に軽い散歩をしてきました。散歩をする場所が限られていて新鮮味はないのですが、それでも外の空気を吸い、身体を動かすだけでもよい気分転換になります。(わかっちゃいるけど理由がないとなかなかできないのは世の常。)
今回はセイナヨキ応用科学大学、通称SeaMK等がある辺りを散策してみました。あまり見かけない人工の小川。建物と川の高低差を利用して作られた小川です。
逆から見るとこんな感じになっています。
小川の水源はここ。結構透明な水です。そういえばフィンランドの川や湖は汚れて見えるのですが、それは水の底の色を反映しているからだと聞いたことがあります。このように石などを底に敷き詰めたら透明なのかもしれませんね。
こちらは小川がいきつく先の水源。どういう仕掛けで巡回しているのかは不明ですが、せせらぎも聞こえ、癒されます。
ここは小さなアンフィシアターのようになっていて散歩などで少し休憩している人や、はたまた学生たちが楽しそうにおしゃべりしていたり。向こう岸にはFramiという建物があり、オフィスが入っている建物や、SeaMKが入っている建物がいくつかあります。大学は同じ敷地内にある訳ではなく所々に分散、というか建物があちこちにあるのはおもしろいです。そういえば大学の入り口の門などもなく、一般の人が入っても特に問題のない敷居の低い?大学です(個人の印象です)。
この建物も大学のもの。ここに素敵な図書館があるのです。
そのまま川沿いに散策してみました。これは季節のいい時にオープンしているボートレストラン。
この日もオープンしていて、中から音楽が流れていたのですが…お客さんは誰もおらず。ちょっと肌寒かったのと、たぶんオープンしたばかりで市民の認知度が低かったと思われ。日曜日も夜22時までオープン。定休日は月曜日だけど、もし晴れならオープンと書かれていました。稼げるときに稼がないと、ですよね。
桟橋から川を眺める、の図。家人は近々川でSUPをしたいと言っておりました。
この建物は昔は病院として使われ、今はコミュニティーセンターや音楽学校として使われています。
お天気がよかったのでその次にいつもの湖にも行ってみました。木彫り作家の方がアクティブで新しいゲートができていました。
泳ぐにはまだ早いですが、親子連れも少し。この親子、金属探知機を使ってお金?を見つけていたのか、単に実験していたのか?時々探知した音が聞こえていたので、それなりに金属がビーチに落ちているのでしょうね。
湖岸で語らう2人。いいお天気ですからひなたぼっこもしておかないと。
松ぼっくり候補生たち。
カヌーの船着き場。そろそろカヌーやボート、SUPを楽しめる季節の到来ですかね。夏は短し、遊べよフィンランド人。
白樺の葉っぱも太陽に照らされてキラキラ。花粉さえなければ好感度さらにアップなのに。
今日も花粉アレルギー用の薬を買いに行ったのですが、今年の花粉は強力なので薬だけでは効力がないから目薬や鼻うがいを薦められました。車もテラスの床も花粉まみれですからね。恐るべし。
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締めくくりが本題から乖離しているのを見逃さなかった方も、まあそれもありじゃないですかという寛容な方も
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2023-06-06 Tue
Moi!今日はいいお天気に恵まれ、最高気温は15度まで上がりました。もう11度とかに比べたら暖かくなったもんだとしみじみ有難く思えます。この調子で気温がいい感じに上昇し、頃合いがよいところでキープしてもらいたいですね。
さてフィンランドでは学生たちは夏休みに入っていますが、大人たちの多くも7月から夏休みに入ります。仕事によっては夏は稼働しない企業もあれば、アルバイトが代わりに働くところも。そのサマージョブの一環としてセイナヨキ市ではアーティストを召喚してアート活動を毎年行ってもらっています。今も一部残っているUFO基地の看板を作ったのもその一環でした。
今年の夏に選ばれた7人目のアーティストはトルコ人のBaran Caginliさんで、6月19日から3ヵ月間滞在とのこと。彼は何をテーマにするかというと、パンを焼くこと。地元のコミュニティの人と一緒にパンを焼くのだそうです。 現在、このプロジェクトに参加し、ローカルまたは伝統的でユニークなパンのレシピを教えてくれる人々を探しているのだそうです。
Caginliさんはヘルシンキ在住で、権力や組織的抑圧、アイデンティティ、民族差別の問題や矛盾を強調することにより作品にある普遍的な問題点を扱っています。
現在彼の作品はヘルシンキのアートアカデミーの2023年春の絵画展で展示されていて、作品の中でレーニン、マルクス、ローザ・ルクセンブルクの形をしたパンを焼き、絵画展の来場者に配布しているのだそうです。
この作品を作るに至った背景には1980年代のトルコ革命後の、軍事政権に反対する組織を弾圧しようとしていた時代があるとCaginliさんは言っています。
Caginliさんの父親は左翼青年組織のメンバーだったため、憲兵隊が父親を捕らえ、拷問しました。それを受けてCaginliさんのおじいさんは息子を家に連れ帰りました。 家に帰る時に、当時禁止されていたマルクス・レーニン主義の本を持っていったそうです。 読み書きできなかったCaginliさんのおじいさんは本の内容を知らなかったのですが、村人から「本が見つかったら家族全員が逮捕される」という警告を受けました。
Caginliさんの祖父母は、暖炉で本を燃やすことで問題解決しようとしたところ、本が多すぎて、煙突から立ち上る煙が目立ち、近所の人から怪しく思われました。そこで本を燃やすことのカモフラージュのため、1週間朝から晩までパンを焼き続け、そしてそのパンを村の人々にあげたのだそうです。
このような背景もあり、Caginliさんは、パンを焼くことを作品に昇華したそうです。今回はレシピ提供者の顔をセラミック製の型にし、それでパンを焼くのです。 型で焼いたパンは、夏の終わりにKalevan Navettaという美術館も入っている建物で開催されるイベントで皆で一緒に食べるのだとか。パンのレシピを提供するのはいいのですが、自分の顔がパンの型にされ、しかも食べられてしまうのはどうなんでしょうかね。そういうのも自虐ネタとして楽しむような気もします。
こちらの写真はお借りしたもの。
出典:https://www.epari.fi/
どんなレシピが集まってくるのか、またどんな人が協力するのかちょっと興味があります。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
自分の顔の形のパンを食べられても平気な方も、昔自分の写真がプリントされたお皿を買わなかったので後で割られたに違いないという方も
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2023-06-05 Mon
Moi!今日は曇ったり晴れたりのお天気でしたが、少し風が強く寒かったです。最高気温は13度。でも幸い天気予報によるとだんだんこれから暖かくなってくるようです。なんといっても夏至まで1ヵ月きっていますからね。
さて最近お気に入りのお店がいくつか閉店してしまい、特に週末のランチやカフェの行先が限られてきました。典型的なフィンランドのランチビュッフェはちょっと飽きるのであまり行かないのですが、他の用事との兼ね合いで続けて2軒行ったので紹介します。
まずはこちら。ショッピングモール、Ideaparkの中にあるAitoleipäというお店。確か本店はタンペレ。
Aitoleipäというのは本物のパンという意味ですが、ユニークなアイスやワッフルも食べることができるし、ハンバーガーやサンドイッチもメニューにあり、多くのお客さんで賑わっていました。
ランチビュッフェはこちら。サラダビュッフェ、根菜類のオーブン焼きはビーツでした。メインはミートボールと豚肉のワインソース、そしてパスタ。ミートボールとか豚肉は定番のメニュー。ここのソースはちょっとひと工夫されていて美味しかったです。豚肉は少しパサつき、パスタも味はよかったのですがフィンランドあるあるのちょっと茹で過ぎが残念ではありましたが、デザートと飲み物もついていたし、概ね満足でした。
一方こちらは同じくIdeaparkのスーパー、City Marketの中にあるElonenのランチビュッフェ。ここのランチビュッフェはひと工夫あって美味しかったのに普通の味になっていて残念でした。しかもいつもならデザートが色々な種類があるのが楽しみの一つだったのですが(Elonenはケーキをたくさん売っていて、恐らく期限が切れそうなケーキをビュッフェに提供しているのです)この日は木曜日で、パンケーキのみだったのです。フィンランドのランチビュッフェは木曜日は豆スープでデザートはパンケーキ(たっぷりの生クリームとジャムも)を提供するところが割とあるのです。
このレストランには、今はもう閉店したScandinavian Bistroのオーナーがキビキビと働いていたのですが、その日は不愛想な若い女性が働いていました。うーん、働いている人の雰囲気もお店の印象を変えるのでそれも残念ポイント。
Ideaparkには最初は色々な種類のレストランが入っていたのですが、やはり何年かするとお店の入れ替わりもいくつかあり、気付けばピザとハンバーガー、そしてファーストフードが8割方占めている状態に。ヘルシンキ界隈はアジアンフードの人気が高まっていますが、そのトレンドがこの地方都市にくるのはいつになることか?または保守層が強くてくることはないか?その前に自分で作るのが一番無難ということなのかもしれません。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
最近愚痴が多くなりがちかもという方も、概ねご機嫌ですという方も
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2023-06-03 Sat
Moi!昨日の最高気温は10度でしたが(昨日東部の街で3時間雪が降り5cmも積もったところもあったそうですが)今日は13度。少し肌寒いものの寒さがましになってきました。しかしまた夕方に冷たい雨が。雪でないだけましですかね?
木曜日(ええ、みぞれが降ったあの日です)から日曜日まで開催されているInternational Grand Marketsに行ってきました。数年前からセイナヨキにも巡回してくれるようになったこのマーケット。今年はフィンランドの18の都市を巡回し、セイナヨキは3番目の街です。去年の様子はこちらからどうぞ。去年も寒かったようですが、今年はさらに寒いことが発覚。ちなみに人生で初めて唇が紫になった人のお店は今年は参加していませんでした。推して知るべし。
ということでこちらが看板でございます。出店している人達はキャラバンなどで回っているのでしょうね。
この日は夕方からようやく晴れてきたので金曜日ということもありそこそこ賑わっていました。右に写っているイタリアのお菓子を売っているところは量り売りなのですが、単価がめちゃくちゃ高いので買うなら恥じることなく少量をお薦めします。去年買ったコロネ風お菓子も高い上、カチカチだったので1個だけにしてよかったと思ったのでした。
毎年顔ぶれは大体同じなので通りのこの辺りにはこんなお店がある、という記憶が植え付けられてきました。
色々な食べ物のお店がメインなのですが、子ども用のおもちゃも結構売られていて子どもにとっても楽しいイベントに違いありません。
ポケモンとマリオのコラボの向こうにフィンランドのタンクトップが売られていてこの混沌とした感じも屋台感があっていいですよね。
ゲーセン風コーナーも。ちなみに上にちょこっと見えているのがアルヴァ・アールト設計のセイナヨキの市庁舎です。なかなかシュールな組み合わせ。
一応船がぐるぐる回るアトラクション。お父さんと小さな女の子とが乗っていました。
スポンジボブの足がぶら下がっているところが邪魔なのかわざとなのか男の子がぶつかって遊んでいたりもしました。子どもって飛び跳ねるの好きですよね。
このお店は売っているものは例年ほぼ同じでしたがテントや看板にオーガニックを前面に打ち出していたところに時代の変化を感じたりしたのでした。
ジャンキーなキャンディーフルーツもありましたよ。ヨーロッパというコンセプト?はさておきイベントですからね。
ヨーロッパといいながらメキシコ感を前面に出したチュロスのお店。チュロスを作る様子が見えておもしろそうでした。
今年も来ていました。アメリカの甘そうなドーナツのお店。去年は大人気だったのですが、今年はお客さんがちらほら。値段もドーナツにしては強気な価格だったような。
通りが交差するところでダンスが披露されていました。何しろ肌寒い日でしたからね、しっかり着込んでいます。
このイギリスのファッジのお店も毎回同じ場所に。よく見るとこのテレフォンブース、雑ですよね💦
手前の左から2番目、細巻きと見間違えて思わず見入ってしまいました。どう考えても系統が違い過ぎるのに。
こちらはフィンランドの屋台の代名詞とも言える長いラクリッツのお菓子。注目は真ん中にあるKäärijä Lime。Käärijäはユーロビジョンソングコンテストで人気を博したこの人のシンボルカラー。早速製品名に反映しているのはお見事。
夕食を求めて一通り周って決めたのがタイ料理。ヨーロッパのマーケット…というのはさておき。私はカレー、家人はカレーとチキンヌードルと春巻のコンボにしたのですが、このカレーが予想以上に美味しかったのです。なんというか、味のセンスがある人が作ったカレー。去年も出店していたのに素通りしていました。そして毎年ほぼ同じお店が出ているので、美味しいお店はより行列ができ、今一つだったお店は姿を消したり客数がぐっと減っていたり、なかなか世知辛い現実ですが、消費者は正直です。カレーがあまりにも美味しかったので入ろうかどうか迷っているカップルと、知り合い家族に劇推ししておきました。
このお店は前回あったかどうか定かではないのですが、メタルを使った製品。需要はないのですが博物館感覚で見学してしまいました。(すみません。)これは職業セクション。
微に入り細に入りですね。
そしてスポーツセクション。
最後のおまけは鶏の丸焼き。これも同じ場所にありました。
ところで家人はカラクッコというクオピオの郷土料理を買おうとお店の人と話していたのですが、横から会話にするっと入ってきたのは同じく近くで出店しているらしきおじさん。強い訛り、役者さん並みの大きな声、シュールなジョークの後に続く高らかな笑い声。誰とでも割と難なく話せる家人でさえ、会話を手短に済ませ早々にそのお店を去ったのでした。
しかしカラクッコを売っているおじさんにとってこの人、結構営業妨害なのでは?だって自分のお客さんと話していたら横入りしてくるんですよ。マーケットはまだ始まったばかりで10月1日まで続きます。カラクッコのおじさんがあまりストレスを溜めないことと、彼のお客さんが逃げてしまわないことを祈るばかりです。もしくはさらにそれを上回るジョークでおじさんと闘うとか?
そんな不思議なおじさんもいましたが、知り合いにも何人か会えたし、美味しいカレーにもありつけたし、楽しいイベントの季節になりました。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
お店の位置を記憶するのが得意な方も、森の中の方が方向感覚が研ぎ澄まされる方も
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2023-06-02 Fri
Moi!6月になりましたね。フィンランド語では6月をkesäkuuといいますが、kesäは夏という意味です。
それなのに…最高気温は8度で、お昼過ぎに激しいみぞれが降りました
寒いんですけど。
厚手のコットンのセーターを手放せないんですけど。
スプリングコートも大活躍なんですけど。
まあそれを自虐しつつ、いつか暖かい夏の日が訪れてくれることをひたすら祈るしかないですね。(今のところ気配なし)
さて気を取り直して、以前から何度も紹介している全国チェーンの本屋さん、Suomalainen kirjakauppaのご紹介です。ここはもちろん本屋さんなのですが雑貨のセンスがとてもいいのです。値段は若干高めではあるのですが、時間がない時はセンスのいいちょっとしたものが買えるのでお薦めです。
マリメッココーナー、別の場所にもあるのですが、真ん中にどーんとありました。
普段あまり見かけないカードセットです。裏を見ると色々な種類のカードが入っています。ウニッコは特に鮮やか。
恐らくなのですが、今週の土曜日に高校を卒業した生徒が一斉に卒業パーティーを開いて、たくさんのゲストを招くのです。(多くの人ははしごします。)でもってその卒業生はゲストにお礼のカードを渡すのです。ほとんどが写真つきカードなのですが、しゃれた人はこのカードを使ったりするのかな?と思ったり。入っている量も多いですしね。
そしてこちらは付箋セット。かわいいけど価格はあまりかわいくない。それとこんなに使うかな?という小心者の精神が買うことをためらわせてくれました。とはいえマリメッコファンにとっては💓な製品ではないでしょうか。
こちらはムーミンコーナー。こちらでは割と子ども向けムーミン製品もよく見るのですが、これなら大人でも持てそうなエコバッグ。
↑左から2番目の本は”大きな絵の辞書”と書いてあり、開いてみたらフィンランド語と英語が併記されていました。フィンランド語を勉強している人にとっておもしろい本かもしれません。ついでに英語の勉強も。
カレンダーコーナー、今年のカレンダーがまだ売られていました。このムーミンのカレンダーが好きで使っています。今年は売れ残ったのか…。
まったくの独断と偏見ではありますが、雑貨屋さんで売られている微妙なものよりおしゃれなものがたくさん見つけられます。マリメッコの定番のポーチ、ショッピングバッグ、傘もあるし、Lapuan Kankuritのキッチンタオルもあるし、シーズンごとの製品もセレクションがよく時々買っているのです。ちなみに回し者ではありません。ふふ。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
気づいたら使っていないカードがたくさんあるという方も、カードにはあまり興味がないなぁという方も
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2023-06-01 Thu
Moi!今日は曇りがち、時々晴れ間が見えるお天気でしたが最高気温が14度。明日は9度となっています。これからよい季節になるので外でのイベント等もあるのですがね。とりあえず明日からヨーロッパ各国からお店が集まるマーケットが4日間開催されます。ええ、外で。暖かい国からやってきた人達の凍える姿が目に浮かび、気の毒で仕方ありませんが、こればかりはコントロールできるものでもなく耐えていただくしかありません。せめて出かけてサポートしたいと思っているのです。
さて、桜が散った後の庭。次はりんごの花です。5日前に蕾が膨らみ始めました。
花が咲いた状態もいいのですが、この開きかけも活力に満ちていてよいですよね。
後もう少し。
そして昨日ほぼ咲き始めました。
連なって花をつけているのもおもしろい。
暗いのですが、枝の下にしっかり開いている花、発見。
開き始めると一気にきますね。
ただ1~2年前からりんごの花があまり咲かなくなり、ということはりんごもあまり採れなくなってきました。家人はリスが蕾も全部食べているのではないのかと疑っているのですが、花が特定の枝に集中して咲いているからそういう理由ではなさそう。もしかしたら寿命なのでしょうかね。
そして他の場所ではたくさん咲いているのを見かけたチューリップ。我が家のチューリップは咲く咲く詐欺のようにずっとこの状態。しかも他の球根は蕾すらなく。どうしたものでしょう。
基本庭の草花は家人が丹精込めて育てており、私は唯一シソの成長を目を細めて見守っています。まだ5ミリぐらいの葉っぱなのですが、雑に種を蒔いたにも関わらず、少しずつ発芽し始めております。動物に狙われないよう雨の日以外はテラスで育てており、箱入りシソぶりを発揮しています。(誰に対して?)花より団子、ですよね。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
園芸に目覚めるお年ごろとなった方も、あいにく緑の指は持ち合わせておりませんという方も
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