Visit Lakeus 2023年02月16日
FC2ブログ
 
■プロフィール

Visit Lakeus

Author:Visit Lakeus
フィンランド中西部在住。
地元の情報や日々の情報を書き綴っています。地元の情報や日々の情報を書き綴っています。

■最新記事
■月別アーカイブ

■カレンダー

01 | 2023/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -

■よろしければ応援クリックお願いします

にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ

■最新コメント
■カテゴリ
■Tap Tripで記事を掲載中

「ネットで見るトラベルブック」Tap Tripのウェブサイトで記事を執筆中。ブログで紹介しているネタをテーマを絞って書いています。よろしければご覧ください。 アピラ図書館: http://taptrip.jp/3982/ アールトセンター: http://taptrip.jp/4256/ Amfora: http://taptrip.jp/6041/ Provinssiロックフェスティバル: http://taptrip.jp/7028/ タンゴフェスティバル:http://taptrip.jp/7028/ 湖畔サイクリングを楽しもう:http://taptrip.jp/9738/

■リンク
■検索フォーム

■アクセスランキング

[ジャンルランキング]
海外情報
37位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ヨーロッパ
13位
アクセスランキングを見る>>

■RSSリンクの表示
ヘルシンキお上りさんお旅 ~Akseli Gallen-Kallela展~
Moi!

今日は朝から雲一つないいいお天気だったのですが、夕方急に小雨が降り出し、気温低下に伴い小雪に変わりました。最高気温は3度。地面は雪が半分溶けつつあり、それが一部凍ったりして微妙な状態です。

さて、家人の出張に便乗して週末からヘルシンキに行ってきました。目的の一つは国立博物館で行われていたAkseli Gallen-Kallela展。彼の作品をじっくり見たのは実は去年の夏、パリに行った時(その時のブログはこちらからどうぞ。)それまではちょっとおどろおどろしい絵や、暗い色調の絵を描く人という印象がすっかり変わり、せっかくお膝元フィンランドでの展示なので行ってみることにしました。

他の日は晴れていたのですがね、曇天の国立博物館です。
国立博物館

Akseli Gallen-Kallela展ということで中に入ってみました。
Akseli Gallen-Kallela展

実はこの天井画もAkseli Gallen-Kallelaによるもの。1900年のパリ万博でカレワラ(フィンランドの民族叙事詩)の作品を描いたのを受けて、国立博物館からも依頼を受けて描いたそうです。
国立博物館天井画1

これがカレワラの中でも代表的な作品で、フィンランド人の教科書に載っているような有名なAino taruという作品です。
Akseli Gallen-Kallelaカレワラ

ちょっと反射していますが、よく見ると火を覗き込んでいる人が炎に染まっている様子がリアルで、絵心のない私はただただ見入るばかり。
Akseli Gallen-Kallela絵画

ちょっとマンガチックなこの作品は有名人が描かれているそうで、フィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウスもその1人。
Akseli Gallen-Kallelaジャン・シベリウス等

フィンランド人に雪景色を描かせると、うん、わかっているなという仕上がりになります。
Akseli Gallen-Kallela雪景色1

これはもしかしたらパリで見たのと同じ絵かもしれません。氷が張り始めた湖の風景。
Akseli Gallen-Kallela雪景色2

ちょっとナウシカ風の椅子のデザイン。このデザインが天井画にも使われているとか。
Akseli Gallen-Kallela椅子

いきなり色彩が鮮やかになっていますが、アフリカに旅行した時のもの。そこでもたくさん絵を描いたとのこと。写真とはまた違ったその人自身が持った印象が絵を通じて伝わってきます。
Akseli Gallen-Kallelaアフリカの絵

2階の階段から撮った天井画をもう1度。
国立博物館天井画2

2階はフィンランド人の生活に関連したものが展示されており、サウナコーナーもありました。これはおたまではなく、サウナで使われる柄杓の数々。
国立博物館サウナのひしゃく

ムーミンやトーヴェ・ヤンソンも紹介されていました。この手作りな感じがよいですよね。
国立博物館ムーミン

なんとも豪華な観覧車。
国立博物館カップの観覧車

動画も撮ってみました。ちょっと周りが騒がしいですが、結構混んでいたのです。


階段の踊り場のステンドグラスが美しかったのです。
国立博物館ステンドグラス

ミュージアムショップではムーミンの折り畳み傘とポスターが売られていました。
国立博物館ムーミングッズ

エテラポフヤンマーから来た者としてはついつい同郷の会社の製品に目がいってしまいます。セイナヨキのお隣、ラプアのラプアンカンクリ製品がコーナーの一角を占めていました。
国立博物館ラプアンカンクリ製品

草原?の中に佇む貧しい身なりをした少年。これもAkseli Gallen-Kallelaの代表作の1つです。ただ…ちょっと製品化し過ぎの感も。車で”何時から停めています”を表示するプレート、ちょっと怖い。
Akseli Gallen-Kallelaバッグ

博物館はともすると歴史に沿ってあまり変わり映えしない展示が多い印象ですが、ここはさすが国立だけあっておもしろかったです。またAkseli Gallen-Kallelaの作品も楽しむことができました。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

絵心がある方も、私の目は一体何を認識しているのか?と思う方も
↓クリックお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ フィンランド情報へ
↓こちらもよろしければ



テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

フィンランド国内旅行 | 03:20:03 | トラックバック(0) | コメント(0)
Flag Counter