2022-08-15 Mon
Moi!今日は予報通りよいお天気で、最高気温は夏日といわれる26度。7月の26度の日に比べると風は少し涼しくなってきたので、快適な一日でした。
さて、セイナヨキでは2019年の春に中央広場がオープンしました。そして土曜日にはずっと建設中だったマーケットパビリオン(Toripviljonki)がオープンとなりました。
全体はこんな感じです。
その前にパビリオンとは?と思われる方がいるかもしれません。簡単にいえば簡易ステージ。実は中央広場はフィンランド語ではKeskustori、英語にすると中央マーケット、または中央市場。街の中心に市場があり、そこにはもちろん市場もあるのですが、そこを中心に人の流れができ、文化が生まれるのです。特に夏の間はパビリオンでイベントが開催されたら多くの人達が集まることを前提に建てられました。ただ…コロナや戦争などの影響で資材が予定通りに届かず、6月完成予定が今までずれ込んでしまいました。そしてまだ一部完成していないのですがね。
昨日のオープニングセレモニーにはたくさんの人達が集まりました。
この人は手品師。子どもをステージに上げてちょっとしたボケをかましたりして子どもたちを楽しませていました。
ステージを使う時はこのように真ん中に仕切りを置いたり、アンプを置いたりして対応します。
拡大したらこんな感じ。
そして昨日家人が楽しみにしていたのはVoice of Finlandで優勝したSusanna Erkinheimoさんのコンサート。隣でアコーディオンを演奏しているのは私の結婚式でも演奏してくれたJonnna Pirttijokiさん。メインの演奏はバイオリン、パーカッション、ギター、ベースメンバーがいましたが、アンコールは2人で。Susannaさんの曲のチョイスは私好みでStand by Me、Rehab、愛の讃歌、ロミオとジュリエット等伸びやかな歌声を披露してくれました。
オープニングの日は人がたくさんいたのと、お天気が今一つだったので実は日曜日にも行ってきました。
ちょっと暗くて見づらいのですが、お昼前にも関わらず、多くの人がお茶していました。新しいパビリオン効果。
パビリオンを設計したのはセイナヨキに事務所のあるOopeaa。木をうまく使った設計が多いです。
実はこのパビリオン、総工費が高く、市民には不評だったのですが、実際完成したのを見ると、いいものですね。特にセイナヨキは新しい街で、歴史ある建物は少ないですが、こういうモダンな建物が加わっていくのはいいことだと思うのです。
横から見たところ。時々他の街に出かけたときにこういう広場(=Tori =Market)に行ったこともあるのですが、こんな立派なステージはあまり見たことがないかも。
後ろから見たところ。階段もあるし、車椅子用のスロープもあります。
地元の新聞に載っていたインタビューで”Vaasaのステージより立派だね”と答えていた人が。ちなみにその人の奥さんはVaasa出身というオチが。Vaasaはセイナヨキのお隣の街で、セイナヨキより歴史があり、少し大きい街。フィンランドとスウェーデンのようにお互いに微妙な敵対心を持っているのです。(でも必要な時は結束します。)
夏もそろそろ終わりですが、またイベントがあれば行ってみたいと思ったのでした。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
大きな舞台に立ったことがあるという芸達者な方も、観客側専門ですという方も
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