Visit Lakeus 2022年07月
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Author:Visit Lakeus
フィンランド中西部在住。
地元の情報や日々の情報を書き綴っています。地元の情報や日々の情報を書き綴っています。

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「ネットで見るトラベルブック」Tap Tripのウェブサイトで記事を執筆中。ブログで紹介しているネタをテーマを絞って書いています。よろしければご覧ください。 アピラ図書館: http://taptrip.jp/3982/ アールトセンター: http://taptrip.jp/4256/ Amfora: http://taptrip.jp/6041/ Provinssiロックフェスティバル: http://taptrip.jp/7028/ タンゴフェスティバル:http://taptrip.jp/7028/ 湖畔サイクリングを楽しもう:http://taptrip.jp/9738/

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パリ&ロンドンの旅 ~Jacquemart-André美術館のGallen Kallela展~
Moi!

今日は既に肌寒いお天気で最高気温は15度。ほぼ曇りのお天気でしたが、時々雨も降りました。しかし夏はまだ終わっていないと今日は強がって半袖Tシャツで外出したのでした(サムカッタ)。ここで負けるわけにはいかないのです。

さて、Atelier des Lumieres美術館に行った後、午後に時間があったのでJacquemart-André美術館にも出向いてみました。ちょうどフィンランドの有名な画家、Gallen Kallela展をしているとメトロのポスターで家人が見かけたのです。実にフィンランドらしい風景。
Jacquemart-André美術館Gallen Kallelaポスター1

こんな不思議なバージョンもありました。
Jacquemart-André美術館Gallen Kallelaポスター2

Jacquemart-André美術館は全然知らなかったのですが、昔の邸宅が半分が美術館、半分は部屋の中を見ることができるようになっていました。
Jacquemart-André美術館外観

門から入るとこの長い廊下。昔の邸宅やお城にありがちな風景です。
Jacquemart-André美術館入口

邸宅はこのようにどどーんと存在感があり、価値のありそうな絵画も収蔵しているようです。
Jacquemart-André美術館建物

ミュージアムショップはフィンランドつながりということでしょうか、マリメッコグッズ(そしてさりげな~く世界一まずい飴と称されているサルミアッキも右下に!)が売られていて反応してしまったのでした。フランスでウケるのでしょうかね?少なくともこの邸宅にはしっくりこないような感じも。まあいいのです。フィンランド製品が地味に知られていくのは嬉しいこと。
Jacquemart-André美術館マリメッコ

この日も暑い日でした。本館に向かいます。
Jacquemart-André美術館本館

こういう邸宅やお城は往々にして天井画が飾られており、豪華なシャンデリアがつり下がっており。
Jacquemart-André美術館シャンデリア

古典的な絵画や自画像なんかが飾られており。
Jacquemart-André美術館部屋1

家具なども手を抜くことなく美しい装飾が施され。
Jacquemart-André美術館装飾

そんな中でGallen Kallela展が見られるとは。
Jacquemart-André美術館部屋2

2階の手すりはちょっと地味です。(そんなことはどうでもいい。)吹き抜けになっているのですねぇ。
Jacquemart-André美術館2階から

寝室もね、豪華です。中央ヨーロッパは装飾が華やかで目がクラクラしてしまいます。
Jacquemart-André美術館寝室

と、部屋の見学が終わった後はGallen Kallela展に。
実は最初に夫に”Gallen Kallelaはフィンランドの有名な画家だよ”と言われても、”何、そのガリレオガリレイみたいな名前?知らない”と啖呵を切ったのですが、カレワラの絵で有名な画家だったのですね。ええ、見たことがあります。
Jacquemart-André美術館Gallen Kallelaカレワラ

この暗~い絵の印象が強くて、ポスターからは到底結びつきませんでした。
Jacquemart-André美術館Gallen Kallelaカレワラ2

↑とこんな色鮮やかな明るい絵、同じ人が描いたとすぐに結びつきます?
Jacquemart-André美術館Gallen Kallela作品1

この緑が拡がっている感じがフィンランドっぽい?
Jacquemart-André美術館Gallen Kallela作品2

ポスターにもなっていたこの絵は実際に見るとさらに神秘的でした。
Jacquemart-André美術館Gallen Kallela作品3

あ~、この風景はまさにフィンランド。
Jacquemart-André美術館Gallen Kallela作品4

息子さんとのクロスカントリースキーの絵。これはちょっと朴訥な感じもしますが、疾走感が出ていますよね。日の感じからすると1月とかでしょうか。
Jacquemart-André美術館Gallen Kallelaクロスカントリースキー

あ~、これも春先によく見かける風景。氷が水面にうっすら残っているんですよね。中央フィンランドにあるKeitele湖とのこと。
Jacquemart-André美術館Gallen Kallela Keitele湖

ポスターにもなっていた春の夜という作品。これも静かな湖の風景で印象的でした。
Jacquemart-André美術館Gallen Kallela春の夜

ポスターじゃないですけどポスターっぽいやつ。
Jacquemart-André美術館Gallen Kallelaポスター

Gallen Kallelaはフィンランド国内では有名ですが、パリでの知名度は?と気になるところですが、平日にも関わらずそこそこの人が来ていました。そして展示の前にGallen Kallelaを紹介するビデオが流れていたのですが、20人ぐらい座れるスペースがほぼ満席。今回の展示は美術館から借りているものもありますが、個人所有の普段はお目にかかれない作品もたくさん展示されているとのこと。私もこの展示を見てからちょっと見る目が変わりました。Atelier des Lumieresではシベリウスも流れていたし、小国フィンランドもパリの文化に根を張りつつあるような気がして嬉しかったのでした。

そうそう、この美術館で浴衣を着て鑑賞されている女性を見かけ、家人が日本語で話しかけたところ、少しお話するチャンスができました。その方はボストンにいる娘さんを訪ねて5月から旅行をされていて、お会いした翌日に日本に帰国するとのことでした。青森生まれのその方は、ポスターを見た瞬間に北国の血が騒ぎ、見に来られたとのこと。寒い土地で過ごすと、場所は違えど”この感じ”という共感があるのですね。この方との出会いもよい旅の思い出となりました。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランド国外旅行 | 00:16:13 | トラックバック(0) | コメント(0)
パリ&ロンドンの旅 ~Atelier des Lumieres~
Moi!

今日は朝方激しい雨が降りましたが、日中はほぼ曇り。最高気温は18度と少しずつ夏の終わりを感じさせるような気温に移行しつつあります。

さて、パリ&ロンドンの旅行記、今回はパリにあるAtelier des Lumieresという美術館について。
Atelier des LumieresはTeam Labのようにプロジェクションマッピングによって有名な画家の作品を映し出す美術館とでもいえばよいでしょうか。現在のエキシビションはセザンヌとカンディンスキー。普通の美術館なら自分達で回らなければなりませんが、この美術館は次々に作品が映し出されるので歩き回る必要はなし。しかも次々に映し出される絵が変化するので、たぶん子どもも楽しめる美術館。お子さん連れの家族がたくさん来ていました。

今回はなんと私の数少ないセイナヨキの友達と行くことになったのです。その友達と1ヵ月ほど前にランチに行った時に、夏休みの予定を確認していたら2人共パリに行くことがわかり、さらに日程を確認したら重なる日があり、しかもどちらも美術館に行く予定にしていたので、それならばということでこの美術館で落ち合うことにしたのです。ちょっとすごくないですか?
Atelier des Lumieres外

この美術館、コロナの少し前に確かオープンし、最初はゴッホ展で、坂本龍一さんの音楽を使っていたという記事を見かけ、ずっと行きたいなと思っていたのです。

作品の名前も表示されず、大量の作品が変化を続けて映し出されるので賛否両論あると思いますが、私はありと思ったのでした。その画家のことをよく知らないとできないであろうスムーズなつながりやテーマ、世界観が音楽とともにうまく融合できたいたと思います。

美術館の中。コンクリートの壁一面にセザンヌの絵が投影されているのは圧巻です。
Atelier des Lumieresセザンヌ1

動画もいくつか撮ったのでご紹介しますね。


これがセザンヌの自画像。
Atelier des Lumieresセザンヌ2

このような夏らしい風景についつい惹かれてしまいます。
Atelier des Lumieresセザンヌ3

原画と見比べてみたい作品。
Atelier des Lumieresセザンヌ4

絵が次々に変化するのですが、よく見ると鳥が空を飛んでいたりするのも素敵です。


続いてはカンディンスキーの世界。
Atelier des Lumieresセザンヌ5

2階から撮った動画。床も含めてアートです。


この色合いは個人的に好みです。
Atelier des Lumieresカンディンスキー

個人的に感動したのがフィンランドを代表する作曲家、シベリウスの曲が使われていたこと。背景の音は拍手ではなく、子どもがパタパタと走っている音です💦


このようなアートも画家の世界観が体現されているよう。
Atelier des Lumieresカンディンスキー2

この紺色の世界もなんとも。
Atelier des Lumieresカンディンスキー3

これも音楽に乗って楽しめるアート。


きらびやかな世界です。
Atelier des Lumieresカンディンスキー4

そしてこれが私の中のカンディンスキーワールド。
Atelier des Lumieresカンディンスキー5

クラシックばかりでなくデビッドボウイの曲も使われていたのでした。


全上映が1時間ほどなので、大きい美術館は疲れるという方にお薦めの美術館です。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランド国外旅行 | 00:39:34 | トラックバック(0) | コメント(0)
パリ&ロンドンの旅 ~ルイ・カレ邸~
Moi!

今日は朝から雨の予報だったのですが、雨が降り始めたのは午後からでした。夕方雨が止んだかと思って外出したら帰りに降られてしまったのでまだ大気は不安定なようです。最高気温は20度。10日間留守をしているうちに庭の10個ぐらいなっていたさくらんぼは見事にすべて鳥に食べられ、代わりにリンゴや黒スグリの実が熟し始めてきました。

さて、今回のパリの旅行の大きな目的の1つはアルヴァ・アールトが設計したルイ・カレ邸でございます。フランスではアルヴァ・アールトが設計した唯一の建物とのこと。

ルイ・カレ邸はパリから1時間ほど離れたところにあり、英語のツアーは土曜と日曜のみ。そして日曜はVilliers-Neauphle駅からルイ・カレ邸までのバスが運休しているためタクシーを予約しておくことが推奨されています。電車のチケットを買い忘れていたので、前日Webで予約しようとすると、なんと電車が運休になっているようなフランス語が本当に運休だったかどうか真偽のほどは定かではないのですが、いざ駅に行ってみて運休だとリスクが高過ぎるので背に腹は代えられず、結局パリから現地までUberで行くことにしました。今から思うと行っておいてよかったです。同じヨーロッパにあるから気軽に行ける気がしますが、年中オープンしている訳ではないし、タイミングを逃すとなかなか行けませんからね。

ということでやってきました。
ルイ・カレ邸全体1

ルイ・カレはパリでギャラリー経営をしていたそうで、パリの郊外にゲストを招くことができる家をアールトに設計してもらったとのこと。
ルイ・カレ邸外から1

パリの街を歩いていたら偶然見つけたギャラリールイ・カレのオフィス!今も経営されていたとは。
ルイ・カレギャラリー

この段々はですね、アールトファンなら”ああ!”と嘆息するおなじみの段々なのですが、馴染みのない人には何の変哲もない段々なのですよね。知っています、私が既に興奮気味に語っていることを。
ルイ・カレ邸全体2

どの角度から見ても美しい建物というのはこういうことでしょうかね。再び嘆息。
ルイ・カレ邸全体3

この美しいラインと縦のラインの組み合わせ。
ルイ・カレ邸外から2

水は抜かれていましたが大きなプールもありました。フランスなら泳げる日も多そうで実用的ですよね。フィンランドでは…以下省略。
ルイ・カレ邸プール

建物から先にご紹介したのですが、入口は門構えも重々しく身が引き締まったのでした。
ルイ・カレ邸門

家にたどり着くまでこんな美しい緑の森を歩いていくのですよ。ランプはおなじみアールトデザインのものです。
ルイ・カレ邸ゲートウェイ

エントランス(←撮り忘れた)の向こうにリビングが見えるのですよ。かっこいい。
ルイ・カレ邸リビング1

ガイドさんが映り込んでしまいましたが、壁というか天井のカーブも美しい。
ルイ・カレ邸天井

エントランスで使われているこのランプは、ルイ・カレの要望により、イマトラの教会のランプをここにも設置したのだそうです。セイナヨキのラケウデンリスティの教会のランプにも似ています。
ルイ・カレ邸ランプ1

こちらが仕事用のミーティングルーム。ルイ・カレ邸もマイレア邸と同様割と自由にデザインを任されていたそうで、ルイ・カレ邸のためにデザインされたランプや家具もたくさんあるとのこと。ちなみにこのいすは少し背が低いルイ・カレ用に若干低く作られているのだそうです。これぞデザイナー住宅ですね。
ルイ・カレ邸ミーティングルーム

例えばこのいす。Yレッグの手法を取り入れた椅子ですが、この形は他で見たことがありません。
ルイ・カレ邸いす

そしてこの特徴的なランプも。窓に面している背面は光は照らさず、前面に向かって明るく照らしているので自然光との相性がよいですね。
ルイ・カレ邸ランプ2

設置もV字型に配置されていて光の方向がバラバラに拡散されています。
ルイ・カレ邸ランプ3

これはリビングの一角にあったテーブルといすのセット。ガイドさんの説明によると、通常はピアノを置く人が多いそうですが、ルイ・カレはピアノを弾かなかったので、ピアノの代わりにピアノ風のテーブルセットをデザインしたと。粋です。
ルイ・カレ邸テーブル

家具の色調はブルー系でまとめられています。
ルイ・カレ邸リビング

このいすは革張りバージョン。滑らかなフォルムが快適な空間と融合しています。
ルイ・カレ邸テーブルとイス

大きな暖炉も設置されていました。
ルイ・カレ邸暖炉

そして暖炉とリビングの境は熱くなり過ぎないようにこのようになっていました。
ルイ・カレ邸暖炉とリビングの境

こちらは書斎。一体何冊の本が所蔵されているのでしょうか。
ルイ・カレ邸書斎

模型もあったので拡大してみました。細部が見られなかったのが残念でしたが、ミニチュアのものって眺めているとワクワクするのは私だけでしょうか?
ルイ・カレ邸模型

こちらはルイ・カレの部屋。ブルー系で統一されていました。
ルイ・カレ邸ルイ・カレの部屋

腰の悪いルイ・カレが入りやすいように浴槽は斜めになっていて、またフィンランドに行った時に気に入ったサウナも設置されていました。
ルイ・カレ邸浴槽とサウナ

重ねられるいすと机?
ルイ・カレ邸重ね机

ドアハンドルは色でプライベートの部屋と誰もが入れる部屋と分けていたそうです。視覚に訴えるのはいいアイディア!
ルイ・カレ邸ドアハンドル

こちらは奥さんの部屋。専用のバスルームも(サウナはありませんでした)あったのでした。ああ。
ルイ・カレ邸奥さんの部屋

クローゼットの全体をうまく撮ることができませんでしたが、当時は珍しいウォークインクローゼットになっていて、しかも扉は片面が普通の扉、片面は鏡になっていて用途に合わせてどちらも使えるようにしつらえてありました。クローゼットの中のものはすべて奥さんの私物の高級そうな服や帽子、靴などが入っていて、生活感があってよかったです。
ルイ・カレ邸ウォークインクローゼット

ゲストルームも広々。
ルイ・カレ邸ゲストルーム

こちらはキッチンの隣の部屋。テーブルクロスに使われているのはアルテックのファブリック。
ルイ・カレ邸ダイニングテーブル

キッチンも広々としていたのに全体写真を撮っていませんでした。この大きなキッチンでゲスト用の料理も作られていたのでしょうね。
ルイ・カレ邸キッチン

1時間の聞きごたえ、見ごたえたっぷりのツアーでした。
ルイ・カレ邸外観

ガイド参加者は韓国の建築関係者5名ほど+プライベートの参加者で10名ぐらいの参加だったでしょうか。そのうちの1人はなんと4月に私がセイナヨキのアールトセンターをガイドしたオランダから来た学生さんの1人という奇遇で嬉しい再会。

その後再びUber(パリ在住の運転手がたまたま近くにいたというこれまた偶然)でVilliers-Neauphle駅まで行き、そこからパリまで電車で無事帰ることができました。この電車も冷房がついていなくてなかなか暑かったのですが、ルイ・カレ邸の余韻に浸っていたら暑さも吹き飛んだのでした。最後まで長文いお付き合いくださり、ありがとうございました。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

一度は豪邸に住んでみたいと思う方も、掃除が大変そうなので身の丈に合った家でよいですという方も、既に豪邸に住んでいますが何か?という方も
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フィンランド国外旅行 | 02:26:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
パリ&ロンドンの旅 ~序章~
Moi!

久々の更新となります。無事に暑かったパリとロンドンから戻ってきました。
フィンランド、涼しいです。26~40度から最高気温22度のギャップ。

人口6万4000人の片田舎からいきなり世界有数の2大都市で10日間過ごして、頭の中が情報の洪水で溢れているような感じです。写真も気ままにたくさん撮りました。これからボチボチ旅の記録として更新していければと思っています。

トピックは
1. 序章
2. ルイカレ邸
3. Atelier des Lumieres
4. Gallen Kallela展
5. ロンドンのスカイガーデン
6. コヴェントガーデンとミュージカル
7. ロンドンのはとバス
8. ルーブル美術館
9. ジヴェルニーの旅
10. レストラン(アジア料理)
11. レストラン インド料理
12. レストランその他&スイーツ編
13. その他
を予定しています。

まずは序章としていくつか情報を。

●空港
夏の初めにヨーロッパの空港は劇混み、ロストバゲージ多発と聞いていたので2~3時間前に到着するように予定を組みました。またスーツケースは機内持ち込みにしたのでチェックインカウンターに並ぶ必要がなく、さらに搭乗券はスマホのアプリで対応できたので時間が節約できました。
結果、ヘルシンキもシャルルドゴール空港もすぐに荷物検査に。噂の荷物検査は殆ど待ち時間なしで通過できました。
どちらの空港も液体を入れたバッグやPCは取り出さなくてOK。シャルルドゴール空港ではタブレットのみ別にすればOKでした。

●ユーロスター
パリとロンドンの移動はユーロスターを利用。
早く買えば買うほど安いので日程が決まったらすぐに予約した方がよいです。
2時間半で行けるのは便利ですが、Brexitのおかげでパスポートコントロールが混雑しています。またロンドンからフランスに入国する際は3回のワクチン接種証明書(QRコード)が必要。3回接種していない場合はコロナテストの結果を表示すればよいよです。60~75分前に到着をと書かれていましたが、2時間前とか早く到着し過ぎると通してもらえなかったので、若干早めに着くぐらいがいいかもしれません。
ちなみに行きは電車のトラブルで15分の遅延が45分になり、結局1時間以上の遅延。(補償でいくらか戻ってくるようです。)その告知のタイミングが遅くて、グダグダ対応。その辺がヨーロッパらしいなと苦笑したのでした。

●電車/メトロ
ロンドンはあまり乗らなかったのですべてではないかもしれませんが、冷房が効いていなくて暑かったです。幸か不幸かロンドンで史上最高気温、40度を記録した日に到着したのですが、ホテルの人にメトロは乗らない方がいいと言われた意味がわかりました。翌日最高気温27度だったのに、それでもかなり暑かったです。
フランスのメトロは冷房が効いているのもありましたが、ほとんどがなし。郊外の電車も冷房なしの電車もあったのは衝撃でした。日本で弱冷房車はあるかもしれませんが、冷房ついていない電車ってないですよね。フィンランドもそうではないかと。少なくとも私が利用する長距離列車は冷暖房完備です。
フランスのメトロは割とわかりやすいのですが、10枚のカルネ(という回数券)のうち1枚は未使用なのに通れなかったり(→窓口で新しいものに交換してもらえました)、改札の機械が壊れていて無料で乗れたり、色々自由でした。
フランスの郊外行き電車(サンラザール駅)はちょっとわかりづらかったのですが、色別でホームが分けられていることに気づいたら謎解きできた気持になりました。
加えて郊外行き電車、アプリはどうかわからないのですが、ネットで購入しようとしたらフランス語しかなくちょっとびっくり。大学の時に勉強したフランス語が今頃になって役立ったのでした。
ちなみに人手不足や工事のため、ある区間は運行しなかったりしているので(しかもフランス語の説明)結構ストレスでした。

●バス(フランス)
最初の宿がメトロよりバスが近いこともあり、利用しようとしたのですが、なぜかこれまた運行していないことが2回もあり、結局メトロで乗り切りました。

●街歩き
Googleマップはどうも苦手だし、情報がラフ。仏在住の友達に教えてもらったのがCity Mapperというアプリ。パリとロンドンはこのアプリが大活躍。メトロの前の方に乗ればいい、とか〇番出口から出る等の情報も役立ちました。遅延情報もあったのも助かりました。ただし郊外の情報は網羅していないところもあったので、Googleマップと組み合わせながら使いました。

●インターネット
友達からSimカード購入という方法も教えてもらいましたが、今回はこちらのポケットWiFiでヨーロッパ圏内で使えるサービスを利用しました。(Brexit…)
https://hippocketwifi.com/en/book/
ヨーロッパ圏内なら自宅まで無料で3日前までに配送、返却はフランス国内のポストに投函するのみ(無料)。トラブルがあった時に対応できるSimカードも同封してくれていました。
建物に入ればWiFiは使えるのですが、やはり移動時にないと不安なので頼んでおいてよかったです。

最初の宿はエッフェル塔の近くだったので、宿に着いた後に少し探索したのでした。金曜の夜ということもあり、観光客だけでなく、若者達も芝生で語らったり、音楽を聞いていたりしていたのでした。
エッフェル塔2

ちょっと暗くなりかけの空にも映えるエッフェル塔。
エッフェル塔1

頂上を拡大したらこんな感じでした。
エッフェル塔てっぺん

一方ふもとはこんな感じ。たぶん向こう側の方が観光客スポットで、メリーゴーラウンドが見えている気がします。
エッフェル塔ふもと1

パリの街にこれができた時は嫌がられたかもしれませんが、今ではすっかりパリのシンボル。近くで見るとテンションも上がります。
エッフェル塔ふもと2

ふもとのあたりにたくさんの人がいるのがわかりますか?日中は30度前後だったと思うのですが、日が沈むにつれて涼しい風が吹き、外にいるのがちょうど心地よくなります。
エッフェル塔3

フィンランドに住んでいるとこういった煌々としたあかりがないので斬新でした。
パリの街角

真夏用の服は日本でしか着ることがないと思っていたのにまさか今年着るチャンスがあるとは。しかもスーツケースの場所を取らなくて有難かったです。

ということで皆様、ちょっと遅れましたがよい1週間の始まりをお迎えください。

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フィンランド国外旅行 | 00:44:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
ぺラセイナヨキの湖畔リゾートKalajärvi
Moi!

今日も朝少し雨が降ったのですが、日中はいいお天気で、最高気温も21度。外にいる方がひんやりしているぐらいでした。

7月もそろそろ後半に入りますね。こちらに来た頃は4週間の夏休みが短いと嘆いていたフィンランド人を横目に何をふざけたことを言っているのか?と白い目で見ていたのに、いや、本当に4週間は短すぎると感じるようになってしまいました。

さて今回はぺラセイナヨキにあるKalajärviという湖畔リゾートというとちょっと大げさなのですが、Kalajärvi(järviは湖という意味)のご紹介をしますね。

まずぺラセイナヨキというのは昔独立した町?村?だったのですが、市町村合併により現在はセイナヨキ市の一部になっています。ペラとカタカナで書くと軽い感じがしますが、”後ろの”という意味があります。セイナヨキ後方?

Kalajärvはたぶんセイナヨキで一番大きい湖で、子どもたちが遊べる場所もたくさんあるのです。日帰りももちろんありですが、キャンピングカー?キャラバン?を停める場所もたくさんあるし、サマーコテージも借りられるのでここでのんびり過ごす人も多いようです。
Kalajärviビーチ1

シャワー棟もあり、日本の海の家を思い出したりしました。
Kalajärviシャワー棟

ビーチで日焼けしてもいいし、木陰で涼んでいいし、人もそんなに多くないのでゆったりできます。
Kalajärviビーチ3

ベンチでゆっくりしてもいいし、人工の川が流れていて、水位も低いので子ども達も遊べそう。
Kalajärvi橋

こんな小川です。そして向こうの方に小さく見えるのはサウナ付きのコテージ。まさにサウナで温まったら湖でクールダウンが可能なベストな場所にあります。
Kalajärvi小川

家族連れがゆっくりしていました。
Kalajärvi家族連れ

この白い建物がレストランになっていて、私たちが早めの夕食を食べていたら夜用にここでダンス(ディスコというよりソーシャルダンス系)したりするのかなという場所の準備をしているところでした。イスケルマという演歌系の曲はフィンランドでも中高年に以前人気を誇っていて、それに合わせてダンスをする人が多いのです。
Kalajärviレストラン

建物の裏側ではテラス席で食事もでき、真ん中には噴水が。そしてそこから小川が流れる仕組みになっていたのでした。
Kalajärvi噴水

こういう片田舎(失礼!)のレストランの定番はハンバーガーかピザ。(一応フィンランドなのですが、ね。)この2つさえあれば子ども達は喜んで食べるのでリスクなしなのです。ちなみに味はバンズは市販っぽかったですが中身もフライドポテトもなかなかでした。
Kalajärviハンバーガー

先日ここでサウナのイベントがあったのですが、ダラダラして行き損ねたのでこの日はリベンジでした。私はあまり積極的に泳いだりしないのですが、水の風景を見るのが好きなので行ってよかったです。

さて明日から小旅行ではなく本旅行に出かけます。ブログ更新はしばらくお休みとなりますが、また旅から戻ったらぼちぼちアップしますのでよろしければまたお付き合いください。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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Visit Lakeus | 00:00:33 | トラックバック(0) | コメント(0)
ラプアのおしゃれな夏季限定カフェ Annalan Villa Cafe &Shop
Moi!

今日は天気予報では終日雨の予定だったのですが、お昼からどんどん晴れてきました。最高気温は22度で相変わらず過ごしやすい夏の一日でした。

さて、今日は家人も私も夏休み。家人は隣街、ラプアの(ラプアンカンクリのアウトレットショップもある)Vanha Paukkuに行ったことがないというのでランチを食べに行ってきました。そしてラプア在住(ですがもうすぐ別の街に越していく)友達にも会うことにしたのです。

ラプアンカンクリの紹介はまた別途ということで、今回は友達に以前教えてもらって気になっていた、Annalan Villa Cafe &Shopに行ってきました。

ここはAnnalaというテキスタイルの工場に併設されたカフェで、ラプアのセンターから少し離れたところにあり、夏季限定でオープンと聞いていたので、なかなかチャンスがなかったのですよね。

緑に囲まれたこの白い建物、まるで別世界に足を踏み入れたかのよう。
Villa Cafe & Shop外

階段を降りたところにカフェとショップの入り口があります。
Villa Cafe & Shop入口

半円の窓もおしゃれだし、建物の先のテラスも素敵💓
Villa Cafe & Shopテラス

ということでテラスでキャロットケーキをいただきました。
Villa Cafe & Shopお茶セット

テラスの眺めはこの通り。川のせせらぎつきです。
Villa Cafe & Shopテラスからの眺め

むせ返るほどの緑に包まれた橋もまたよいですよね。
Villa Cafe & Shop橋

中の雰囲気も素敵でこちらはカウンター。
Villa Cafe & Shopカウンター

ケーキのセレクションはちょっと少なめではありますが、あの景色を眺められるなら何の文句もありません。
Villa Cafe & Shopケーキ

半円の窓、中から眺めるとこんな感じです。
Villa Cafe & Shop窓から

ゆったりとした店内はリビングルームにいるかのよう。
Villa Cafe & Shop中1

お天気がすぐれない時は中でお茶するのもありですよね。
Villa Cafe & Shopカフェスペース

後で写真を見返したら売られているものはこれしかなかったのですが、自社製品の他におしゃれな小物も売られていました。
Villa Cafe & Shop中3

ここは友達が誰か訪ねてくれたら一緒に行きたい場所ですね。お天気も晴れたし、暑くもなく寒くもなく、気持のいい微風が吹いて素敵な夏のひと時を過ごすことができたのでした。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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Visit Lakeus | 01:14:35 | トラックバック(0) | コメント(0)
セルラッキウス美術館再訪
Moi!

今日までいいお天気が続き、気温も24度まで上がりました。ただ明日からはお天気が崩れ、最高気温は20度以下の日が続きそうです。といってもあくまでも予報。あまり当てにはならないので、そんなに気にする必要もないのですがね。

さて、アーネコスキ、ユヴァスキュラに行った帰りに立ち寄ったのはMänttä-Vilppulaという街にあるセルラッキウス美術館です。以前訪問したときのブログはこちらからどうぞ。

前回は4月の終わりに行ったので、前に比べると今回は夏らしい雰囲気が充満、そして訪問者の数が多いことに驚きました。この美術館を観るために多くの人が訪れているのです。とにかく広大な敷地にモダンな美術館がどっしりと構えているのは圧巻。
セルラッキウス美術館1

渡り廊下を外から見るとこんな感じ。雲を反射してそれもアートのよう。
セルラッキウス美術館2

フィンランドは木をモダンに使った建物が多い気がします。
セルラッキウス美術館3

今回の企画展、Clare Woodsの作品はとても印象的でした。ソロでフィンランドの展示は今回が初めてだったとか。巨大な作品は迫力満点。
セルラッキウス美術館Clare Woods1

いきいきとした筆遣いが印象的で作品にぐんぐん引き込まれました。
セルラッキウス美術館Clare Woods2

常設展で、今日本でも映画公開中のヘレン・シャルフベック。個人的には右の絵が好きです。
セルラッキウス美術館ヘレン・シャルフベック

途中でちょっと息抜きにお茶しました。家人が食べたイチゴのケーキ。イチゴは今が旬で美味しかったそうです。食器も素敵ですよね。
セルラッキウス美術館ティータイム

古い家を改造したカフェで、落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
セルラッキウス美術館カフェ

これは絵画ではなく、窓に反射した木。窓枠もよく見ると男性と女性の彫刻が施されていて凝っているのです。
セルラッキウス美術館窓枠

庭にも彫刻作品がいくつかあり、またきれいに花が植えられていました。
セルラッキウス美術館庭

湖もすぐそばにあるので、そこでゆっくりとした時を過ごしている人も。
セルラッキウス美術館ビーチ

湖岸にもオブジェが置かれていました。少し直島チックな感じ。
セルラッキウス美術館オブジェ1

茶色いのは橋で、橋全体がベンチになっているので途中でそこに座って景色を眺められるようになっていました。
セルラッキウス美術館橋

夏らしい風景。これがもう1~2ヵ月続いてくれたら最高なのですが。
セルラッキウス美術館橋の上から

橋を渡った先は緑が眩しい白樺の林。
セルラッキウス美術館林

そこに時々オブジェがあるので、宝物探しの気分で遊歩道を回りました。
セルラッキウス美術館オブジェ1

自然と融合しているアート。
セルラッキウス美術館オブジェ2

湖もすぐそばにあって癒されます。
セルラッキウス美術館湖岸

ちょっと重々しいオブジェですが、こんなのもありました。
セルラッキウス美術館オブジェ3

最後にちょっと気になっていたVanhan Porvoon jäätelöという屋台の高級チェリーソルベをいただきました。後日スーパーにいったら同じブランドのアイスクリームが店頭に並んでいて、ちょっと驚きました。ポルボーの地元オンリーのアイスクリームと思いきや全国区だったのです。清少納言風にいうと、夏はアイスクリーム、ですよね。
Porvooアイスクリーム

別の場所でも色々展示はあったのですが、あまり詰め込まず今回は本館だけに留めたのでした。ちなみにセルラッキウス美術館でもこの夏にサウナがオープン。一般の人は夏の間毎週月曜日に入れるとのことだったのですが、今回は残念ながらタイミングが合わず。外観の写真だけでも撮れたらとも思ったのですが、プライベートで利用している人もいるかもしれないのでNGとのことでした。美術館と公衆サウナの組み合わせもちょっと気になりますよね。また次の機会ということで。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

アートサウナに興味がある方も、ポルヴォーのアイスクリームに興味がある方も
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フィンランド国内旅行 | 00:08:26 | トラックバック(0) | コメント(0)
ユヴァスキュラの旅 
Moi!

今日も雨が降るかと思いきやいいお天気に恵まれました。最高気温は21度。とても過ごしやすいお天気だったのです。

さて、ああネコ好き(アーネコスキ)で友達夫婦に歓待してもらった後に向かったのはユヴァスキュラ。アルヴァ・アールトに所縁のある街で、時間があればちょっと回る予定だったのですが、アーネコスキでゆっくりし、それはそれで楽しめたので満足。今回のユヴァスキュラ訪問の一番の目的はこちら。

この夏オープンしたばかりのサウナ&レストランSataman Viiluです。詳しくはホンカジャパンさんのWebに詳しい紹介がされているので是非こちらをご覧くださいね。
https://www.honka.co.jp/sataman_viilu/
Sataman Viilu

レストランも人気で多くの若者達で賑わっていました。
Sataman Viiluレストラン

サウナのテラスからもこのブランコしている人が見えますよ。
ブランコ
わたくし、実は公衆サウナはヘルシンキのLöyry以外は2度目という初心者なのであまり比べることはできませんが、
ガラス越しに湖が見える小さいサウナ
小さい窓越しに湖が見える広々としたサウナ(ロユリュは自動)
暗めの小さいサウナ
の3種類と、テラスには2つのジャグジー、そして仕切られたスペースに天然湖プールがあります。なお、足はつかない深さ。
アイススイミングは今だ足首だけのチキンですが、湖プールは2度トライしました。そして泳ぎました。雨降ってましたけどね。結構楽しめました。やはり熱いサウナから出たら怯まずにすぐに入るのがポイントですね。(外の気温は雨が降っていたので16度ぐらいだったでしょうか。)

木の温もりが感じられ、またおしゃれな施設、しっかり楽しめました♡
難をいえばレストランも混んでいる時間帯だったので備え付けのボディーソープはすべて空(ちょっと楽しみにしていたのですよね。)、Löyryもそうだったのですが、女子更衣室にドライヤーが1つしかないこと。お化粧する場所もドライヤーがあるところなので、占領するには気が引けるというか。今回は空いている時だったからよかったものの、もう少し更衣室でゆっくりできたらいいなと思ったのでした。と言いつつ、またチャンスがあればトライしたいです。次回はレストランも。

さてここからユヴァスキュラ食べ物編です。
まず最初に向かったのはTee Leidiというカフェ。以前友達にもらったお茶が気に入ったのでそれを買いに。
Tee Leidi

予約していたサウナの時間が微妙だったので、混雑しているかもしれないViiluのレストランで食べる代わりにこちらで食事も済ますことにしました。お茶のセレクトは豊富。家人はイラクサのお茶を、私はRainy summerというまさにその時の天気の名前のお茶を頼みました。私のはペパーミントが効いていてさっぱり、でもお茶独特のまろやかさが楽しめる美味しいお茶でした。
Tee Leidiお茶2種類

えーっと、家人はパイを2つ頼み、デザートのリンゴがゴロゴロ入ったアップルパイは2人で分けることに。お腹いっぱいで幸せな気持になりました♡お茶もティーポットに軽く2杯以上入っていて、お湯の追加もOKだという太っ腹っぷり。ええ、お代わりに至るどころかティーポットのお茶も飲み切ることはできず。
Tee Leidiパイ類

到着した時は17時半頃だったのですが、中途半端な時間にも関わらず店内はほぼ満席。30分ほどしたらだいぶん空いてきましたが、地元で人気のお店なのですね。
Tee Leidi中

ティーカップなどの調度品も素敵。
Tee Leidi棚

お茶はこんなにたくさんあるのですよ。ちなみにフィンランドの多くのカフェはお茶を頼んだら同等とティーバッグが出てくるところが主流なのです。
Tee Leidiお茶1

さっきお茶していた4人の方々も迷い中。
Tee Leidiお茶2

お茶のお供にケーキやパイもあります。
Tee Leidiケーキ類

ちょっとわかりづらいですが、左の棚にはお茶筅など茶道の道具も売られていました。
Tee Leidi茶道具

サウナを楽しんできた後はホテルのレストランでちょっとリラックス。
Scandic Laajavuoriレストラン

サウナに入っていた時間帯はしっかり雨が降っていたのに晴れてきました。まあ人生あるあるですよね💦
Scandic Laajavuoriレストランテラス

木と木の間にうっすら月も見えるの、わかりますか。
月

ちょっとしたスナックと飲み物を楽しんだのでした。
Scandic Laajavuoriスナック

続いて翌日のランチはTrip Advisorでポイントが高かったネパール料理、Base Campに。
Base Camp

ナン、おいしいですよね~。ここのは特に美味しかったです。
Base Campナン

私はベジタブルミートボール(?)入りのチキンカレー。これが絶妙なまろやかさで美味しかったです🥰価格もリーズナブルだし大満足だったのでした。
Base Campチキンカレー

最後に今回宿泊したのはScandic Laajavuoriのご紹介を。こちらも大きなリゾートホテルで、Scandicグループが買い取ったようです。ユヴァスキュラの中心地から少し離れている分、無料の駐車場、そして
Scandic Laajavuori模型

ジム(2部屋あり)があり、
Scandic Laajavuoriジム

プールもついていて
Scandic Laajavuoriプール

ボーリング、ビリヤードもできたり、
Scandic Laajavuoriボーリング場

子どもが遊べるプレイルームも
Scandic Laajavuoriプレイルーム1

2部屋あり、小さい子ども達で大賑わいだったのです。
Scandic Laajavuoriプレイルーム2

実はこのホテルですごい偶然があったのです。
私は8時からオンライン会議があったため、早めに朝食を済ませて部屋に戻り、家人はホテル内で時間を潰してくれていたのです。するとなんと!セイナヨキから他の街に引っ越して行った友達が朝食に向かうところにばったり遭遇!お互いに人違いかと顔を確かめたそうです。
一方私はというと双方の勘違いで会議は9時半開始に変更になり、そのおかげで友達とゆっくり話すことができたのです。お互いにセイナヨキか、彼女が引っ越した街で逢えたらいいね、と話しながらも全然実行できていなかったというのに。しかもユヴァスキュラの、中心地から離れた大きなホテルでばったり会えるなんて。会議の勘違いがなかったらこれまたすれ違っていた可能性大。時々こういう一般的な確率では説明できないようなことが起こるから人生楽しいのですよね。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランド国内旅行 | 01:17:34 | トラックバック(0) | コメント(0)
ああネコ好きへの旅
Moi!

今日はお昼に雨の予報も出ていましたが、結局いいお天気に恵まれました。最高気温は21度で、野外フェス、Provinssiでの30度を思うとかなり快適な一日でした。

さて、先週小旅行に出かけていました。最初に行ったのがÄänekoski、カタカナにするとアーネコスキ、漢字を交えると”ああ、ネコ好き”になると以前Twitterで見かけていた場所。
ああネコ好き

家人の仕事仲間が1年ほど前にアーネコスキに引っ越し、そこに遊びに行ったのです。広々とした庭からはフィンランド人の理想の湖が見える素敵な場所。
庭から

夕食は夏の定番BBQ。でも珍しく定番のマッカラ(=巨大ソーセージ)抜きです。キャベツは春キャベツを輪切りにして串刺しにしています。
BBQ

こんな感じででき上がりました。キャベツはピリ辛さっぱり系のたれをつけて。
食卓1

巨大肉は、最初はフライパンで表面を炙った後に外のBBQで(家人が)じっくり焼きました。焼き上がりはミディアムレアでいい感じ。牛肉は控えめにはしているのですが、たまにはいいですよね。
食卓2

この日は友達夫婦と仕事、政治、音楽、旅行、料理、映画等尽きない話を楽しみました。なんというか、日本にも色々興味を持って質問してくれたので、会話にハンデがあっても楽しむことができました。

ちなみに家には壁の至る所に絵が飾ってあり、その中の1つは奥さんが高校2年のパーティーの時の絵も。もしや?と思って聞いてみたらやはりお父さんが画家なのだそうです。趣味で絵を描いている人は時々いますが、プロの画家とは。

翌日は奥さんの家族が所有しているサマーコテージにお邪魔しました。サマーコテージの多くはこのように水が近くにあるのです。ちなみにこの鳥の彫刻もお父様の作品。
湖

こんなお天気のいい日は湖を眺めながら外で食事。いいですよね。
サマーコテージテーブルセット

ジャグジーではないのですが、外でお風呂にも入れます。ぬるめの露天風呂といったところでしょうか。
サマーコテージお風呂

桟橋はプライベート。ボートやSUPもあり、湖を楽しむのにも事欠きません。
サマーコテージ桟橋

このユニークな建物はサウナだそうです。
サマーコテージサウナ小屋

サウナで体が熱くなったらここで外気浴もできるし、もちろん湖に飛び込んでもよいのです。
サマーコテージ外気浴

こちらが別館。気分転換で仕事をするのも可能とのこと。
サマーコテージ本館1

本館は2階建て。窓の飾りもお父様のデザインでしょうかね。
サマーコテージ本館2

中にはリビング、キッチン、そして寝室が。この静かで落ち着いて感じがいいですよね。
サマーコテージ中

木の枝を利用したラックがおしゃれでかつ実用的。
サマーコテージラック

さらにここは倉庫になっていて道具などが保管されていました。
サマーコテージ別館

そしてこちらはスモークサウナ。温めるのに時間はかかるのですが、ロウリュがやわらかくて好きだと奥さんは言っていました。
サマーコテージスモークサウナ

敷地内には花なども植えられていて、野イチゴも発見。そろそろベリーが採れる季節になりました。
野イチゴ

サマーコテージの後に向かったのはアーネコスキ美術館。特別展はJaan Bombinの彫刻。作品の拡大写真はNGだったと思うので割愛しますが、なかなかおもしろい彫刻作品が展示されていました。
アーネコスキ美術館

美術館の窓。昔先生が住んでいたとのこと。
アーネコスキ美術館窓

この通りなかなか広いお屋敷に住んでいたようです。
アーネコスキ美術館全体

アーネコスキには大きな湖があるので船を持っている人も多いのです。大きな工場があるため、道や橋もきちんと整備されていて、このようにハーバーもあります。
ハーバー

カーペットを洗うところがあるのは聞いたことはありましたが、実際に洗っているところは初めて見ました。しかも何人もの人がいいお天気だったので洗いに来ていました。
カーペット洗い場

ランチはこちらでいただきました。
ランチ

チキンサラダを頼んだらこんなにたっぷり。チキンはカレーパウダーで味つけされていておいしゅうございました。
チキンサラダ

夏の水際は癒されますね。
ビーチ

そんな感じで友達宅でゆっくり過ごさせてもらったのでした。ああネコ好き、お薦めですよ。

ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。

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フィンランド国内旅行 | 02:12:23 | トラックバック(0) | コメント(0)
タンゴフェスティバル開催中
Moi!

今日は日中は雲があったものの晴れていて、最高気温は19度。少し肌寒いものの割と過ごしやすいお天気でした。

さて、水曜日から明日日曜日までフィンランド国内ではタンゴ関連では最大のタンゴフェスティバルがセイナヨキで開催されています。Provinssiという野外フェスティバルは街中から少し離れたところで開催されていたのですが、タンゴフェスティバルは街中、アルヴァ・アールトが設計した建物群のすぐ近くで開催されているため、街中がいつもより活気にあふれております。(当たり前)。

フィンランドタンゴはあまり好みではないし、ダンスができる訳でもないのでちょっと遠めに見るという感じですが、例えばこんなふうにゲート?が掲げられているのです。
タンゴフェスティバル

人口64000人の街に多くの参加者(今までの最高記録は1999年の130,600人)がどうやって宿泊するか?というとですね、ホテルも一応あるのですが、キャンピングカーで来る人が多いのです。↓の辺りは普通は原っぱなのですが、たぶん車を止めるのは有料で、臨時トイレが設置されたりしていました。タンゴフェスティバルの参加者は中年以上が主流になるため、こういうキャンピングカーというのでしょうかキャラバンというのでしょうか、そこで寝泊まりする人が多いのです。サマーコテージといい、キャラバンといいい、夏のためにかなりの財産をつぎ込む人、多いのに驚きです。
キャンピングカー

中央広場も会場から近いので多くの人が来ていて、これが中央広場(=Central Market)のあるべき姿だとちょっと感動したのです。新しく作った甲斐があったというものです。
中央広場

その後、行きつけ(!)のカフェに行くと、庭でマッカラという巨大ソーセージとPyttipannuというジャガイモとソーセージと玉ねぎを炒めたものが売られていたのでいただくことにしました。(→安上がりのディナー)
Ihana屋台

デザートはカフェの中でいつものブリタケーキを。
Ihanaブリタケーキ

最近街の中心地は、郊外にできた巨大ショッピングモールにお客さんを取られて空洞化しているので、久々に活性化していて嬉しかったです。タンゴフェスティバルの海外からの参加者はあまりいなかったので、来年コロナが落ち着き、より多くの海外の参加者が来てくれることを願うばかりです。一応毎日ガイドメンバーによるアールトセンターの無料ツアーがあり、今日、英語の需要があるかと思って行ってみたのですが、見事にフィンランド人のみでしたまあそんなものですよね。

ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。

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Visit Lakeus | 01:38:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
イベント続きのセイナヨキ
Moi!

今日は朝は不安定なお天気で、私が外出している時に雨が降りました。午後になってすっかり晴れましたが、不安定なお天気は続きそうです。今日の最高気温は20度。寒くもなく暑くもない快適な気温でした。

さて、先週末はProvinssiという大きな規模の野外フェスティバルがあったセイナヨキですが、明日からこれまた大きな規模のタンゴフェスティバルが開催されます。Provinssiは中心地から少し離れた自然豊かなエリアが会場だったのですが、今度は街の中心地の通りを全部塞いでそこを会場にしてしまうため、いつもの道が通行禁止になって迂回しなければならないことも。

タンゴフェスティバルはこちらの記事で紹介したように、コンテストやライブを見たり、自ら踊ったり、はたまた地味ではありますがエアタンゴ選手権などもあるのでそれに参加したりして自分に合った楽しみ方ができます。

こちらは何年か前に撮ったもので、フィンランドタンゴに合わせて観客が通りで夜中まで踊っています。(日が沈むのが遅いですからね。)
タンゴストリート

エアタンゴはこんな感じ。
エアータンゴ2

エアタンゴといえば思い出深いペンギンさん。彼に優勝してもらいたかったのですが、残念ながらダンスは今一つで💦視界も悪いですしね。
ペンギン2

このタンゴフェスティバルが終わったら次の週にはVauhtiajot Race & Rockというロックコンサートとレースを融合させたイベントがあり、8月中旬にはSolar Soundというこれまた野外フェスティバルが開催され、なかなか賑やかなのです。これらのイベントではProvinssiとタンゴフェスティバルに出演するアーティストもいれば、ProvinssiとVauhtiajotに出演するアーティスト等様々。夏はセイナヨキだけでなく各地でイベントが開催されるので出演者はうまくスケジュールを調整しながら恐らく全国各地を行脚しているのです。

私はとりあえずProvinssiに参加できたし、夏休みになったので明日から小旅行に出かけます。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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街の情報(セイナヨキ) | 00:31:22 | トラックバック(0) | コメント(0)
Provinssi 食べ物、楽しみ方等
Moi!

今日も基本的によいお天気で、最高気温は24度。ただ明日から20度前後に下がり、お天気も若干雨が降ったり晴れたり変わりやすくなるようです。

週末に行われた野外フェス、Provinssi。昨日は出演アーティストについてご紹介したので、今回はそれ以外のことをご紹介します。
Provinssi

レストランエリアは広々としていて日影もたくさんあったので休憩するのにぴったりの場所。ただのエリアだけではなく、このようなオブジェもあり、お祭り気分が盛り上がります。
Provinssiレストランエリア1

最近のトレンドを受けてアジア系屋台が多くなってきました。写真には撮らなかったですが(中国人経営の)お寿司の屋台もありましたよ。
Provinssiレストランエリア2

嬉しかったのはヘルシンキにあるFat Ramen!!セイナヨキにはまだラーメンが食べられる場所がないのですよね。
Provinssi Fat Ramen

メキシカンは屋台と相性よさそうです。
Provinssiレストランエリア3

フィンランド人大好きなハンバーガーなどもありました。
Provinssiレストランエリア4

最初にいただいたのはFat Ramenのコンボセット。豆腐味噌ラーメンと、コロッケバオ、そしてルバーブミントティー。ちなみにラーメンの容器はプラスチックではなく再生可能な材質でした。
Provinssi Fat Ramenコンボセット
ラーメンのお店の人自慢のミソスープはコクがあって美味しかったです。ただ豆腐(味つけされたキュービック状のもの)、そしてたくわん寄りの薄切り大根のコンビネーションが今一つ。それぞれ味が独立しているような気がしました。コロッケバオはスパイシーで見かけによらず食べ応えありました。ルバーブミントティーは爽やかで飲みやすかったので翌日またオーダーしたのでした。家で挑戦してもよさそうです。

こちらは家人が夜食として食べたピタパン。可もなく不可もなく。
Provinssiピタ

2日目は家人はタイの焼きそばを食べ、私はタイのカレーを食べました。こちらはタイ人が作っていたし、なかなか美味しかったですが、ライスの量が多過ぎて翌日の体重が💦
Provinssiタイカレー

3日目は軽めにいきたいけどどうしようと迷っていたら、隣に座っていたカップル、連日半分シェアしながら色んな屋台を試したけ結果、Fat Ramenが一番美味しかったと薦めてくれたので、再びFat Ramenのコロッケバオにしたのでした。場所代もあるのでどこの屋台も結構価格が高めで、中にはパン生地の上にチーズを載せただけのものが12€とかがっかりな屋台もあったりした中、Fat Ramenは大健闘していました。
Provinssiコロッケバオ

ところでフィンランド人、たぶん日本人より踊るの好きだと思います。古いパビリオン、レストランと思っていたら夜はディスコになっていました。
Provinssiディスコ1

もう皆いい感じでお酒が入っているし、ハイテンションで踊りまくっていました。


お昼はガラガラだったDJブースも黄色いTシャツを着た人達で賑わっていました。
Provinssiディスコ2

おまけはメインステージ内にあるサブウェイ。無料でヘッドフォンを貸し出していて、サイレントディスコを楽しんでくださいというもの。
Provinssiサブウェイサイレントディスコ

怪しい宗教団体のようですが、こちらも夜も更けてきてアルコール入っていますからね、楽しんでいます。


この日はヘルシンキで大規模なプライドパレードがありましたが、Provinssiの敷地内でもレインボーの旗を掲げた人達がパレードしていました。レストランエリアの人達も”がんばれー”と声をかけていました。
ProvinssiLGBTパレード

一方こちらはサンバです。お祭りですからね、楽しくいきましょう。
Provinssiサンバ

木にも時々こんなランプが灯され、ステージにはイメージカラーで色付けされたタイヤが。私はこれをソファ代わりにしてパフォーマンスを見ていたのでした。
Provinssiランプ

ステージとステージの間の原っぱで寛ぐ人達も。3日目の夕方雨が降った時以外は暑かったので木陰で休めるのはいいですよね。
Provinssi休憩所

これはわかりづらいですが、日本みたいにクールダウンのため水蒸気が出ていました。ただ威力が弱すぎてあまり涼しさは感じられず。来年以降もっとこういった装置が増えるかもしれません。
Provinssi冷水

と、美しい面をご紹介してきましたが、一方の現実はこんな面も。ゲート付近で皆酔っ払ってだべって道端に座り込んでいる人多数。そしておびただしい数の空き缶とタバコの吸い殻。清掃スタッフが大きなゴミ袋を持って清掃してもまったく効力なし。
Provinssi酔っ払い
こんな面もあるので、近所の人は夜遅くまでうるさいし、ゴミをあちこちに捨てる人達もいるし、Provinssiに反対している住民も少なからずいると聞いたことはありますが、それでもこれを楽しみに来ている人達もいる訳で、イベントはずっと開催され続けています。個人的にはゴミはゴミ箱に捨てて快適に楽しいみたいのですがね。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランドの生活 | 00:54:47 | トラックバック(0) | コメント(0)
Provinssi出演者
Moi!

今日はまだよいお天気でした。最高気温は24度。昨日より5度も下がって風も涼しく過ごしやすいお天気でした。野外フェス、Provinssiも今日ぐらいの気温だと過ごしやすかったのですが。

ということで今回はProvinssiの私が見たパフォーマンスをいくつかご紹介します。ステージは5つに分かれ、出演アーティストは3日間で82組。ちなみに観客数は3日間で77000人強。過去で2番目に多い動員数を記録したそうです。今年はとにかく暑くて体力消耗しがち。幸い家が近かったので途中で家に帰って昼寝をしたりクールダウンしたりして、無理をせず楽しみました。

まずは初日のBlind Channel。このバンドは去年のユーロビジョンソングコンテストのフィンランド代表。決勝でもかなりいい線までいったこともあり、たくさんのファンが詰めかけていました。私は暑さに負け+体力維持のため日影に腰かけて観ました。昔はロックはほとんど聞いたことがなかったのですが、聞いてみたらなかなかよかったです。(上から目線ですが)
Provinssi Blind Channel

次に見たステージはBehmというフィンランドポップ。ちょっとIskelmaとよばれるフィンランド演歌にも近い気がするのですがどうでしょうかね。彼女のパフォーマンスはメインステージだったのですが、これがほとんど日影がなくて、日影を求めて移動していたら最前列まできてしまいました。結局そこも日影はちょっとしかなかったのですが、いや~Behamはお人形さんのようでした。
Provinssi Erina1

スタイルがよいし、ファッションもおしゃれ。独自の世界観を歌い上げていました。
Provinssi Erina2

そして深夜1時に始まったのはAntti Tuisku。大ファンという訳ではないのですが、彼の曲はメロディーラインがわかりやすく、一度聞いたら忘れられない。それとジムに通っていたときにエクササイズで彼の曲が好んで使われていました。ダンサーと共にキレッキレのダンスを同じレベルでこなしているのを見るのは圧巻。もちろん歌も息乱れず。すごい体力の持ち主です。
Provinssi Antti Tuisku 1

とにかく楽しめるライブなのです。
Provinssi Antti Tuisku 2

ダンサーの筋肉も素晴らしかった。
Provinssi Antti Tuisku 3

スクリーンで観ていると常に踊っているから大汗。1時間のパフォーマンスで何度も衣装替えが行われました。
Provinssi Antti Tuisku 4

テーマカラーは赤ですかね。
Provinssi Antti Tuisku 5

もしかしたら他の街でも同じことを言っているのかもしれませんが、Antti Tuiskuが一時期引退も考えていた時にProvinssiのパフォーマンスがあり、それがきっかけでもう少し続けようと思ったのだとか。何度も”Provinssi”とか”セイナヨキ”と連呼してくれました。午前2時前の空はこんな感じ。薄暗いですが真っ暗ではありません。
Provinssi Antti Tuisku 6

翌日はベテラン、Von Herzen Brothersから始まりました。ここは巨大テント内のステージ。バンドメンバーの息のあった演奏が印象的でした。
Provinssi Von Hertzen Brothers1

こちらもロック。かっこいいですよね。
Provinssi Von Hertzen Brothers2

こちらの人も負けずにパフォーマンス。
Provinssi Von Hertzen Brothers3

通りがかっただけなのですが、Kaija Kooというイスケルマ(フィンランド演歌)歌手です、たぶん。メインステージはとにかく広いので何人でも収容できます。たぶん今年からだと思うのですが、車椅子の人用の客席(少し高いところにある)も用意されていて、そこで複数の車椅子の観客も盛り上がっていました。
Provinssi Kaija Koo

アンフィシアターであったLinda Fredriksson Juniperのパフォーマンス。ボーカルが一切ないプログレ系のジャズをProvinssiで聞けるとは。ただし戸惑う観客多数。そしてコアで盛り上がっている観客も。
Provinssi Linda Fredreksson Juniper1

アンフィシアターは屋根の下に木のベンチがあって、そこで見るスタイル。ステージと観客席の間は通り道なので多数横切る人がいましたが、その辺りは寛容に。
Provinssi Linda Fredreksson Juniper2

これも最後にちらっと見たSunrise Avenue。解散を宣言しているので貴重なさよならのステージ。
Provinssi Sunrise Avenue 2

意外によかったのはPehmoainoのステージ。なんと3月にデビューしたばかり。彼女の歌の世界観も魅力だったのですが、MCが人のよさが溢れ出るような優しくて自然に語りかける感じが素敵でした。
Provinssi Pehmoaino2
ちなみにパフォーマンスの最後の言葉は”Heippa!”。家人によると最後に”Heippa”で終わるアーティストは聞いたことがないと。Heippaは友達と別れるときに使う言葉で”じゃあね!”みたいなニュアンス。普通は”Kiitos(=ありがとう)”とかで終わるアーティストが多いかもしれません。

実は3日目の最後はChisuという女性アーティストで終わる予定だったのです。彼女もソロ活動を今年で終わると宣言していたので、最後になるであろうステージを見るのはよいチャンスだと思ったのですよね。彼女のステージが23時半開始だったので、Pehmoainoのステージの後に家に戻って掃除をしたり食洗機を回したりその他諸々していたところ一足先に会場に行っていた家人から電話があり、Chisuのパフォーマンスは22時前に終わったと。ProvinssiのSNSをフォローしておけば気付いていたのですが、どうやら彼女の1つ前のパフォーマンスをするOpethが予定されていた時間が間に合わないということでChisuの出番と変更になったことを後で知りました。時間が後ろにずれたら待てばいいのですが、終わってしまったものは時間は巻き戻せませんからね。ちょっと不完全燃焼な終わり方でした。が、それを差し引いても3日間楽しむことができました。

ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。

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Provinssiでの圧巻のパフォーマンス VILDÁ
Moi!

今日はお昼から天気が崩れると予報が出ていながら夕方までどうにか持ち越していますが、とうとう結構激しい雨が降って辺りも暗くなってきました。日中はまた30度まで上がり、日焼け止めは塗っていたもののちょっと焼けてしまった気がします。

セイナヨキで行われている野外フェスティバル、Provinssi。詳しい数は追ってはいませんが、木曜日は史上最高の観客数になったとか。金曜も土曜もさらに賑わっている感じです。

さて、私はもともと金曜日のProvinssi狙いだったのですが、一番の狙いはサーメのヨイクシンガーでもあるHildá LänsmanとアコーディオンのViivi Saarenkyläのデュオ、VILDÁです。私はHildáがお母さんと組んでいるSoljuのライブを2度観に行ってどちらも大感動。それ以来次のライブはいつか心待ちにしていたところ、ProvinssiにVILDÁが出演すると聞いて小躍りしたのでした。

家人に関しては会う人、会う人に劇押し。そして私たちは開演30分前から最前列の真ん中の席で待機。
写真は肩慣らし中のHildáとずっと練習していたViivi。Hildáはこの後ふらっとどこかに行き、開演ぎりぎりまで戻ってこなかったのですが、う~ん、芸術家肌ですよね。
Provinssi VILDÁ開演前

ちなみに私達の左隣に座ったグループはYoutubeでちょっと彼女達をチェックしただけというので、どれだけすごいか熱弁をふるう私達。またライブ開演前にたまたま通りすがりのお父さんと息子の親子が家人に”次のパフォーマンスは誰?”と聞いてこられたのでこれまた家人が熱弁。”おもしろそうだな。見てみます。”と私達の右隣に座ったのでした。

Hildáはサーミのパーカッションとボーカル、Viiviはアコーディオンで叙情的にヨイックの世界を作り上げます。
Privubssu VILDÁ1

あの会場がアンフィシアターなのですが、通路にもなっているのでライブ中も多くの人達が前を横切っております。
口笛でラップランドの冬の世界へ。ボーカルも圧巻ですよね。


Hildáは憑依型アーティストで、曲に合わせてその世界観を体現していきます。
Privubssu VILDÁ2

同じ日に同じ会場でかなり前衛的なジャズのライブがあり、多くのお客さんが途中で離脱。一方コアなファンは拍手喝采という両極端な反応を目の当たりにしましたが、VILDÁのライブは観客をぐいぐい引き込んでいく圧巻のパフォーマンス。以前小さな街でライブした時、開始前はベンチで寝そべっていた子どもがライブが始まったら背筋を正して聴いていましたからね。もちろん今回も離脱する人は殆どいませんでした。
Privubssu VILDÁ3

Hildáはある時は鳥になったり、ある時はオオカミになったり、ヨイク独特の節回しは息を呑むばかり。そしてこの手法は是非とも次世代に受け継いでほしいと心から願ったのでした。
Privubssu VILDÁ4

真夏なのに気分は真冬のラップランドにいるかのよう。


YoutubeやSpotifyでもいいのですが、彼女達は絶対ライブで見た方がよいです。


ライブが終わった後は全員スタンディングオベーションで拍手喝采!そして私達の両隣に座った人達からも”すごくよかった!勧めてくれてありがとう!!”と大感謝されたのでした。ちなみにメインステージでは同じ時間にSunrise Avenueというバンドが解散前のパフォーマンスをするというので、多くのお客さんはそちらを観たと思われますが、個人的にはVILDÁは大きな会場で見るより、お客さんと近い小さめの会場で見た方がより魅力がわかりやすいと思うのでこのチョイスはよかったと思ったのでした。

CDも販売するというのでパフォーマンスの後に列に並んで購入しました。いや、これは買いたくなるでしょう。(うちには幸いまだCDプレーヤーがあるし、私の車でもCD聞けますしね。)Viiviによると、Provinssi(昔はロックフェスティバルだった)に自分達がよばれて大丈夫かな?と心配したのだけど、お客さんも盛り上がってくれてほっとしたと言っていました。ああ、アーティストとこんなに気軽に話をできるのもフィンランド在住の役得ですね。来年も出演するならまた行かなくては!

ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。

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フィンランドの生活 | 01:11:47 | トラックバック(0) | コメント(0)
野外フェスティバル Provinssi
Moi!

今日も暑い一日でした。特に日向にいると陽射しが強くてかなり暑く、体力消耗してしまいました。最高気温は30度ですが、体感温度はもう少し高い気がしました。

今日は少し早起きしてサクサクと仕事を終わらせて向かったのがこちら、Provinssiとよばれる野外フェスティバル。もちろんお目当てのアーティストのライブを見に行くのが一番の理由ですが、それだけでなくそのエリア全体でお祭り気分が味わえるのも大きな魅力。なのでステージだけでなく、エリア全体のデコレーション、エコの取り組み、パフォーマンスなども楽しめるので、行ってみると”来てよかったな”と思えるそんなフェスティバルなのです。

最初のライブの50分前に到着したのですが、結構並んでいました。なんといっても2年ぶりの開催ですしね。そして暑いので皆軽装です。日本ではどうでしょうね。
Provinssiゲートへ

もうすぐメインゲート!
Provinssiメインゲート

セキュリティーを抜け会場内に入ったところ。自然とアートが融合していてテンション上がりません?
Provinssi道1

そして迎えてくれたのはこの人達。


Provinssiのイメージカラーはパープル。それを基本にした色使い。上のサーカスの人達もパープルと相性のよいピンクだし、きっとアートディレクターがいるのでしょうね。
Provinssiパネル

以前のProvinssiはいつも雨というレッテルが貼られていたのですが、近年日程を遅めにしたのもあり、いいお天気。でも30度越えは初めてではないでしょうかね。
Provinssi池

Provinssiのセキュリティーでは未開封のペットボトルまたは空のペットボトルが許されています。水を補給できるところが会場内にいくつかあり、冷たくて美味しいお水が出てきます。
Proivinssi水道

ポールダンスのパフォーマンスもありました。
Provinssiポールダンス

普段は使われていない建物もレストランかバーとして復活しているようでした。
Provinssiバー

レストランエリアの中心。まだ夕食には早いので人は少なかったですが、食べたもののレポートはまた後日。
Provinssiレストランエリア

ステージごとに名前がついていて、ここはRadio Helsinkiのエリア。
ProvinssiRadio Helsinki

ウニッコにも見えるオブジェが木から吊り下げられています。至る所に椅子等座るところもあって、ライブ以外でものんびりできるのです。
Provinssi休憩エリア

小さいディスコ?DJの人がノリノリで音楽をかけていましたが、まだ15時前ですからね、まだ誰も参加していませんでした。
Provinssiディスコ

川に噴水が設置されていたのですが、なんと虹が見えるように仕掛けられていました。今ちょうどヘルシンキでプライドウィークだし、セイナヨキでも先日プライドウィークがあったのですよ。
Provinssi虹1

これはいいアイディア!(そしてとりあえず今日晴れてよかったです。)
Provinssi虹2

こんなにくっきり見えるものなのですね。
Provinssi虹3

去年ユーロビジョンのフィンランド代表だったBlind Channelのパフォーマンスの直前に鼓笛隊が乱入しやってきました。真ん中の一番左の人、動物の着ぐるみを着てます。暑いのに。
Provinssi鼓笛隊

ちょっと緩い鼓笛隊。なんといってもお祭りですから楽しいのが一番!


広場にこんなブランコもありました。向こうのブランコには(上半身裸の)男性が座っています。ちなみに気温が上がると街中でも上半身裸で自転車に乗っている人とか見かけます。最初は驚きでしたが今はすっかり慣れました。
Provinssiブランコ

夕方になりさらにお客さんは増えてきました。
Provinssi道2

この広場には
Provinssi広場

こういったオブジェや
Provinssiオブジェ

テントで出展している団体も。お店というよりプロモーション色が強かったです。
Provinssiテント

ここはスマホのチャージコーナー。ソーラーパネルで電力運用しているのでしょうかね。これも今時ですよね。
Provinssiスマホチャージ

ライブパフォーマンスが鳴り響く中カモは平和に池に浮かんでいました。
Provinssiカモ

さて、これから夜の部(23時開始で終了は2時)に出かけてきます。
皆様もよい週末をお迎えください。

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Visit Lakeus | 04:23:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
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