2022-07-29 Fri
Moi!今日は既に肌寒いお天気で最高気温は15度。ほぼ曇りのお天気でしたが、時々雨も降りました。しかし夏はまだ終わっていないと今日は強がって半袖Tシャツで外出したのでした(サムカッタ)。ここで負けるわけにはいかないのです。
さて、Atelier des Lumieres美術館に行った後、午後に時間があったのでJacquemart-André美術館にも出向いてみました。ちょうどフィンランドの有名な画家、Gallen Kallela展をしているとメトロのポスターで家人が見かけたのです。実にフィンランドらしい風景。
こんな不思議なバージョンもありました。
Jacquemart-André美術館は全然知らなかったのですが、昔の邸宅が半分が美術館、半分は部屋の中を見ることができるようになっていました。
門から入るとこの長い廊下。昔の邸宅やお城にありがちな風景です。
邸宅はこのようにどどーんと存在感があり、価値のありそうな絵画も収蔵しているようです。
ミュージアムショップはフィンランドつながりということでしょうか、マリメッコグッズ(そしてさりげな~く世界一まずい飴と称されているサルミアッキも右下に!)が売られていて反応してしまったのでした。フランスでウケるのでしょうかね?少なくともこの邸宅にはしっくりこないような感じも。まあいいのです。フィンランド製品が地味に知られていくのは嬉しいこと。
この日も暑い日でした。本館に向かいます。
こういう邸宅やお城は往々にして天井画が飾られており、豪華なシャンデリアがつり下がっており。
古典的な絵画や自画像なんかが飾られており。
家具なども手を抜くことなく美しい装飾が施され。
そんな中でGallen Kallela展が見られるとは。
2階の手すりはちょっと地味です。(そんなことはどうでもいい。)吹き抜けになっているのですねぇ。
寝室もね、豪華です。中央ヨーロッパは装飾が華やかで目がクラクラしてしまいます。
と、部屋の見学が終わった後はGallen Kallela展に。
実は最初に夫に”Gallen Kallelaはフィンランドの有名な画家だよ”と言われても、”何、そのガリレオガリレイみたいな名前?知らない”と啖呵を切ったのですが、カレワラの絵で有名な画家だったのですね。ええ、見たことがあります。
この暗~い絵の印象が強くて、ポスターからは到底結びつきませんでした。
↑とこんな色鮮やかな明るい絵、同じ人が描いたとすぐに結びつきます?
この緑が拡がっている感じがフィンランドっぽい?
ポスターにもなっていたこの絵は実際に見るとさらに神秘的でした。
あ~、この風景はまさにフィンランド。
息子さんとのクロスカントリースキーの絵。これはちょっと朴訥な感じもしますが、疾走感が出ていますよね。日の感じからすると1月とかでしょうか。
あ~、これも春先によく見かける風景。氷が水面にうっすら残っているんですよね。中央フィンランドにあるKeitele湖とのこと。
ポスターにもなっていた春の夜という作品。これも静かな湖の風景で印象的でした。
ポスターじゃないですけどポスターっぽいやつ。
Gallen Kallelaはフィンランド国内では有名ですが、パリでの知名度は?と気になるところですが、平日にも関わらずそこそこの人が来ていました。そして展示の前にGallen Kallelaを紹介するビデオが流れていたのですが、20人ぐらい座れるスペースがほぼ満席。今回の展示は美術館から借りているものもありますが、個人所有の普段はお目にかかれない作品もたくさん展示されているとのこと。私もこの展示を見てからちょっと見る目が変わりました。Atelier des Lumieresではシベリウスも流れていたし、小国フィンランドもパリの文化に根を張りつつあるような気がして嬉しかったのでした。
そうそう、この美術館で浴衣を着て鑑賞されている女性を見かけ、家人が日本語で話しかけたところ、少しお話するチャンスができました。その方はボストンにいる娘さんを訪ねて5月から旅行をされていて、お会いした翌日に日本に帰国するとのことでした。青森生まれのその方は、ポスターを見た瞬間に北国の血が騒ぎ、見に来られたとのこと。寒い土地で過ごすと、場所は違えど”この感じ”という共感があるのですね。この方との出会いもよい旅の思い出となりました。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
北国に住んだことがある方も、暖かいところにしか住んだことがない方も
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2022-07-28 Thu
Moi!今日は朝方激しい雨が降りましたが、日中はほぼ曇り。最高気温は18度と少しずつ夏の終わりを感じさせるような気温に移行しつつあります。
さて、パリ&ロンドンの旅行記、今回はパリにあるAtelier des Lumieresという美術館について。
Atelier des LumieresはTeam Labのようにプロジェクションマッピングによって有名な画家の作品を映し出す美術館とでもいえばよいでしょうか。現在のエキシビションはセザンヌとカンディンスキー。普通の美術館なら自分達で回らなければなりませんが、この美術館は次々に作品が映し出されるので歩き回る必要はなし。しかも次々に映し出される絵が変化するので、たぶん子どもも楽しめる美術館。お子さん連れの家族がたくさん来ていました。
今回はなんと私の数少ないセイナヨキの友達と行くことになったのです。その友達と1ヵ月ほど前にランチに行った時に、夏休みの予定を確認していたら2人共パリに行くことがわかり、さらに日程を確認したら重なる日があり、しかもどちらも美術館に行く予定にしていたので、それならばということでこの美術館で落ち合うことにしたのです。ちょっとすごくないですか?
この美術館、コロナの少し前に確かオープンし、最初はゴッホ展で、坂本龍一さんの音楽を使っていたという記事を見かけ、ずっと行きたいなと思っていたのです。
作品の名前も表示されず、大量の作品が変化を続けて映し出されるので賛否両論あると思いますが、私はありと思ったのでした。その画家のことをよく知らないとできないであろうスムーズなつながりやテーマ、世界観が音楽とともにうまく融合できたいたと思います。
美術館の中。コンクリートの壁一面にセザンヌの絵が投影されているのは圧巻です。
動画もいくつか撮ったのでご紹介しますね。
これがセザンヌの自画像。
このような夏らしい風景についつい惹かれてしまいます。
原画と見比べてみたい作品。
絵が次々に変化するのですが、よく見ると鳥が空を飛んでいたりするのも素敵です。
続いてはカンディンスキーの世界。
2階から撮った動画。床も含めてアートです。
この色合いは個人的に好みです。
個人的に感動したのがフィンランドを代表する作曲家、シベリウスの曲が使われていたこと。背景の音は拍手ではなく、子どもがパタパタと走っている音です💦
このようなアートも画家の世界観が体現されているよう。
この紺色の世界もなんとも。
これも音楽に乗って楽しめるアート。
きらびやかな世界です。
そしてこれが私の中のカンディンスキーワールド。
クラシックばかりでなくデビッドボウイの曲も使われていたのでした。
全上映が1時間ほどなので、大きい美術館は疲れるという方にお薦めの美術館です。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
海外で地元の友達と待ち合わせをしたことがある方も、ばったり街角で会ったことがある方も、残念ながらそのような経験はありませんという方も
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2022-07-27 Wed
Moi!今日は朝から雨の予報だったのですが、雨が降り始めたのは午後からでした。夕方雨が止んだかと思って外出したら帰りに降られてしまったのでまだ大気は不安定なようです。最高気温は20度。10日間留守をしているうちに庭の10個ぐらいなっていたさくらんぼは見事にすべて鳥に食べられ、代わりにリンゴや黒スグリの実が熟し始めてきました。
さて、今回のパリの旅行の大きな目的の1つはアルヴァ・アールトが設計したルイ・カレ邸でございます。フランスではアルヴァ・アールトが設計した唯一の建物とのこと。
ルイ・カレ邸はパリから1時間ほど離れたところにあり、英語のツアーは土曜と日曜のみ。そして日曜はVilliers-Neauphle駅からルイ・カレ邸までのバスが運休しているためタクシーを予約しておくことが推奨されています。電車のチケットを買い忘れていたので、前日Webで予約しようとすると、なんと電車が運休になっているようなフランス語が本当に運休だったかどうか真偽のほどは定かではないのですが、いざ駅に行ってみて運休だとリスクが高過ぎるので背に腹は代えられず、結局パリから現地までUberで行くことにしました。今から思うと行っておいてよかったです。同じヨーロッパにあるから気軽に行ける気がしますが、年中オープンしている訳ではないし、タイミングを逃すとなかなか行けませんからね。
ということでやってきました。
ルイ・カレはパリでギャラリー経営をしていたそうで、パリの郊外にゲストを招くことができる家をアールトに設計してもらったとのこと。
パリの街を歩いていたら偶然見つけたギャラリールイ・カレのオフィス!今も経営されていたとは。
この段々はですね、アールトファンなら”ああ!”と嘆息するおなじみの段々なのですが、馴染みのない人には何の変哲もない段々なのですよね。知っています、私が既に興奮気味に語っていることを。
どの角度から見ても美しい建物というのはこういうことでしょうかね。再び嘆息。
この美しいラインと縦のラインの組み合わせ。
水は抜かれていましたが大きなプールもありました。フランスなら泳げる日も多そうで実用的ですよね。フィンランドでは…以下省略。
建物から先にご紹介したのですが、入口は門構えも重々しく身が引き締まったのでした。
家にたどり着くまでこんな美しい緑の森を歩いていくのですよ。ランプはおなじみアールトデザインのものです。
エントランス(←撮り忘れた)の向こうにリビングが見えるのですよ。かっこいい。
ガイドさんが映り込んでしまいましたが、壁というか天井のカーブも美しい。
エントランスで使われているこのランプは、ルイ・カレの要望により、イマトラの教会のランプをここにも設置したのだそうです。セイナヨキのラケウデンリスティの教会のランプにも似ています。
こちらが仕事用のミーティングルーム。ルイ・カレ邸もマイレア邸と同様割と自由にデザインを任されていたそうで、ルイ・カレ邸のためにデザインされたランプや家具もたくさんあるとのこと。ちなみにこのいすは少し背が低いルイ・カレ用に若干低く作られているのだそうです。これぞデザイナー住宅ですね。
例えばこのいす。Yレッグの手法を取り入れた椅子ですが、この形は他で見たことがありません。
そしてこの特徴的なランプも。窓に面している背面は光は照らさず、前面に向かって明るく照らしているので自然光との相性がよいですね。
設置もV字型に配置されていて光の方向がバラバラに拡散されています。
これはリビングの一角にあったテーブルといすのセット。ガイドさんの説明によると、通常はピアノを置く人が多いそうですが、ルイ・カレはピアノを弾かなかったので、ピアノの代わりにピアノ風のテーブルセットをデザインしたと。粋です。
家具の色調はブルー系でまとめられています。
このいすは革張りバージョン。滑らかなフォルムが快適な空間と融合しています。
大きな暖炉も設置されていました。
そして暖炉とリビングの境は熱くなり過ぎないようにこのようになっていました。
こちらは書斎。一体何冊の本が所蔵されているのでしょうか。
模型もあったので拡大してみました。細部が見られなかったのが残念でしたが、ミニチュアのものって眺めているとワクワクするのは私だけでしょうか?
こちらはルイ・カレの部屋。ブルー系で統一されていました。
腰の悪いルイ・カレが入りやすいように浴槽は斜めになっていて、またフィンランドに行った時に気に入ったサウナも設置されていました。
重ねられるいすと机?
ドアハンドルは色でプライベートの部屋と誰もが入れる部屋と分けていたそうです。視覚に訴えるのはいいアイディア!
こちらは奥さんの部屋。専用のバスルームも(サウナはありませんでした)あったのでした。ああ。
クローゼットの全体をうまく撮ることができませんでしたが、当時は珍しいウォークインクローゼットになっていて、しかも扉は片面が普通の扉、片面は鏡になっていて用途に合わせてどちらも使えるようにしつらえてありました。クローゼットの中のものはすべて奥さんの私物の高級そうな服や帽子、靴などが入っていて、生活感があってよかったです。
ゲストルームも広々。
こちらはキッチンの隣の部屋。テーブルクロスに使われているのはアルテックのファブリック。
キッチンも広々としていたのに全体写真を撮っていませんでした。この大きなキッチンでゲスト用の料理も作られていたのでしょうね。
1時間の聞きごたえ、見ごたえたっぷりのツアーでした。
ガイド参加者は韓国の建築関係者5名ほど+プライベートの参加者で10名ぐらいの参加だったでしょうか。そのうちの1人はなんと4月に私がセイナヨキのアールトセンターをガイドしたオランダから来た学生さんの1人という奇遇で嬉しい再会。
その後再びUber(パリ在住の運転手がたまたま近くにいたというこれまた偶然)でVilliers-Neauphle駅まで行き、そこからパリまで電車で無事帰ることができました。この電車も冷房がついていなくてなかなか暑かったのですが、ルイ・カレ邸の余韻に浸っていたら暑さも吹き飛んだのでした。最後まで長文いお付き合いくださり、ありがとうございました。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2022-07-26 Tue
Moi!久々の更新となります。無事に暑かったパリとロンドンから戻ってきました。
フィンランド、涼しいです。26~40度から最高気温22度のギャップ。
人口6万4000人の片田舎からいきなり世界有数の2大都市で10日間過ごして、頭の中が情報の洪水で溢れているような感じです。写真も気ままにたくさん撮りました。これからボチボチ旅の記録として更新していければと思っています。
トピックは
1. 序章
2. ルイカレ邸
3. Atelier des Lumieres
4. Gallen Kallela展
5. ロンドンのスカイガーデン
6. コヴェントガーデンとミュージカル
7. ロンドンのはとバス
8. ルーブル美術館
9. ジヴェルニーの旅
10. レストラン(アジア料理)
11. レストラン インド料理
12. レストランその他&スイーツ編
13. その他
を予定しています。
まずは序章としていくつか情報を。
●空港
夏の初めにヨーロッパの空港は劇混み、ロストバゲージ多発と聞いていたので2~3時間前に到着するように予定を組みました。またスーツケースは機内持ち込みにしたのでチェックインカウンターに並ぶ必要がなく、さらに搭乗券はスマホのアプリで対応できたので時間が節約できました。
結果、ヘルシンキもシャルルドゴール空港もすぐに荷物検査に。噂の荷物検査は殆ど待ち時間なしで通過できました。
どちらの空港も液体を入れたバッグやPCは取り出さなくてOK。シャルルドゴール空港ではタブレットのみ別にすればOKでした。
●ユーロスター
パリとロンドンの移動はユーロスターを利用。
早く買えば買うほど安いので日程が決まったらすぐに予約した方がよいです。
2時間半で行けるのは便利ですが、Brexitのおかげでパスポートコントロールが混雑しています。またロンドンからフランスに入国する際は3回のワクチン接種証明書(QRコード)が必要。3回接種していない場合はコロナテストの結果を表示すればよいよです。60~75分前に到着をと書かれていましたが、2時間前とか早く到着し過ぎると通してもらえなかったので、若干早めに着くぐらいがいいかもしれません。
ちなみに行きは電車のトラブルで15分の遅延が45分になり、結局1時間以上の遅延。(補償でいくらか戻ってくるようです。)その告知のタイミングが遅くて、グダグダ対応。その辺がヨーロッパらしいなと苦笑したのでした。
●電車/メトロ
ロンドンはあまり乗らなかったのですべてではないかもしれませんが、冷房が効いていなくて暑かったです。幸か不幸かロンドンで史上最高気温、40度を記録した日に到着したのですが、ホテルの人にメトロは乗らない方がいいと言われた意味がわかりました。翌日最高気温27度だったのに、それでもかなり暑かったです。
フランスのメトロは冷房が効いているのもありましたが、ほとんどがなし。郊外の電車も冷房なしの電車もあったのは衝撃でした。日本で弱冷房車はあるかもしれませんが、冷房ついていない電車ってないですよね。フィンランドもそうではないかと。少なくとも私が利用する長距離列車は冷暖房完備です。
フランスのメトロは割とわかりやすいのですが、10枚のカルネ(という回数券)のうち1枚は未使用なのに通れなかったり(→窓口で新しいものに交換してもらえました)、改札の機械が壊れていて無料で乗れたり、色々自由でした。
フランスの郊外行き電車(サンラザール駅)はちょっとわかりづらかったのですが、色別でホームが分けられていることに気づいたら謎解きできた気持になりました。
加えて郊外行き電車、アプリはどうかわからないのですが、ネットで購入しようとしたらフランス語しかなくちょっとびっくり。大学の時に勉強したフランス語が今頃になって役立ったのでした。
ちなみに人手不足や工事のため、ある区間は運行しなかったりしているので(しかもフランス語の説明)結構ストレスでした。
●バス(フランス)
最初の宿がメトロよりバスが近いこともあり、利用しようとしたのですが、なぜかこれまた運行していないことが2回もあり、結局メトロで乗り切りました。
●街歩き
Googleマップはどうも苦手だし、情報がラフ。仏在住の友達に教えてもらったのがCity Mapperというアプリ。パリとロンドンはこのアプリが大活躍。メトロの前の方に乗ればいい、とか〇番出口から出る等の情報も役立ちました。遅延情報もあったのも助かりました。ただし郊外の情報は網羅していないところもあったので、Googleマップと組み合わせながら使いました。
●インターネット
友達からSimカード購入という方法も教えてもらいましたが、今回はこちらのポケットWiFiでヨーロッパ圏内で使えるサービスを利用しました。(Brexit…)
https://hippocketwifi.com/en/book/
ヨーロッパ圏内なら自宅まで無料で3日前までに配送、返却はフランス国内のポストに投函するのみ(無料)。トラブルがあった時に対応できるSimカードも同封してくれていました。
建物に入ればWiFiは使えるのですが、やはり移動時にないと不安なので頼んでおいてよかったです。
最初の宿はエッフェル塔の近くだったので、宿に着いた後に少し探索したのでした。金曜の夜ということもあり、観光客だけでなく、若者達も芝生で語らったり、音楽を聞いていたりしていたのでした。
ちょっと暗くなりかけの空にも映えるエッフェル塔。
頂上を拡大したらこんな感じでした。
一方ふもとはこんな感じ。たぶん向こう側の方が観光客スポットで、メリーゴーラウンドが見えている気がします。
パリの街にこれができた時は嫌がられたかもしれませんが、今ではすっかりパリのシンボル。近くで見るとテンションも上がります。
ふもとのあたりにたくさんの人がいるのがわかりますか?日中は30度前後だったと思うのですが、日が沈むにつれて涼しい風が吹き、外にいるのがちょうど心地よくなります。
フィンランドに住んでいるとこういった煌々としたあかりがないので斬新でした。
真夏用の服は日本でしか着ることがないと思っていたのにまさか今年着るチャンスがあるとは。しかもスーツケースの場所を取らなくて有難かったです。
ということで皆様、ちょっと遅れましたがよい1週間の始まりをお迎えください。
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2022-07-15 Fri
Moi!今日も朝少し雨が降ったのですが、日中はいいお天気で、最高気温も21度。外にいる方がひんやりしているぐらいでした。
7月もそろそろ後半に入りますね。こちらに来た頃は4週間の夏休みが短いと嘆いていたフィンランド人を横目に何をふざけたことを言っているのか?と白い目で見ていたのに、いや、本当に4週間は短すぎると感じるようになってしまいました。
さて今回はぺラセイナヨキにあるKalajärviという湖畔リゾートというとちょっと大げさなのですが、Kalajärvi(järviは湖という意味)のご紹介をしますね。
まずぺラセイナヨキというのは昔独立した町?村?だったのですが、市町村合併により現在はセイナヨキ市の一部になっています。ペラとカタカナで書くと軽い感じがしますが、”後ろの”という意味があります。セイナヨキ後方?
Kalajärvはたぶんセイナヨキで一番大きい湖で、子どもたちが遊べる場所もたくさんあるのです。日帰りももちろんありですが、キャンピングカー?キャラバン?を停める場所もたくさんあるし、サマーコテージも借りられるのでここでのんびり過ごす人も多いようです。
シャワー棟もあり、日本の海の家を思い出したりしました。
ビーチで日焼けしてもいいし、木陰で涼んでいいし、人もそんなに多くないのでゆったりできます。
ベンチでゆっくりしてもいいし、人工の川が流れていて、水位も低いので子ども達も遊べそう。
こんな小川です。そして向こうの方に小さく見えるのはサウナ付きのコテージ。まさにサウナで温まったら湖でクールダウンが可能なベストな場所にあります。
家族連れがゆっくりしていました。
この白い建物がレストランになっていて、私たちが早めの夕食を食べていたら夜用にここでダンス(ディスコというよりソーシャルダンス系)したりするのかなという場所の準備をしているところでした。イスケルマという演歌系の曲はフィンランドでも中高年に以前人気を誇っていて、それに合わせてダンスをする人が多いのです。
建物の裏側ではテラス席で食事もでき、真ん中には噴水が。そしてそこから小川が流れる仕組みになっていたのでした。
こういう片田舎(失礼!)のレストランの定番はハンバーガーかピザ。(一応フィンランドなのですが、ね。)この2つさえあれば子ども達は喜んで食べるのでリスクなしなのです。ちなみに味はバンズは市販っぽかったですが中身もフライドポテトもなかなかでした。
先日ここでサウナのイベントがあったのですが、ダラダラして行き損ねたのでこの日はリベンジでした。私はあまり積極的に泳いだりしないのですが、水の風景を見るのが好きなので行ってよかったです。
さて明日から小旅行ではなく本旅行に出かけます。ブログ更新はしばらくお休みとなりますが、また旅から戻ったらぼちぼちアップしますのでよろしければまたお付き合いください。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
水辺がお好きな方も、山や森がお好きな方も
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2022-07-14 Thu
Moi!今日は天気予報では終日雨の予定だったのですが、お昼からどんどん晴れてきました。最高気温は22度で相変わらず過ごしやすい夏の一日でした。
さて、今日は家人も私も夏休み。家人は隣街、ラプアの(ラプアンカンクリのアウトレットショップもある)Vanha Paukkuに行ったことがないというのでランチを食べに行ってきました。そしてラプア在住(ですがもうすぐ別の街に越していく)友達にも会うことにしたのです。
ラプアンカンクリの紹介はまた別途ということで、今回は友達に以前教えてもらって気になっていた、Annalan Villa Cafe &Shopに行ってきました。
ここはAnnalaというテキスタイルの工場に併設されたカフェで、ラプアのセンターから少し離れたところにあり、夏季限定でオープンと聞いていたので、なかなかチャンスがなかったのですよね。
緑に囲まれたこの白い建物、まるで別世界に足を踏み入れたかのよう。
階段を降りたところにカフェとショップの入り口があります。
半円の窓もおしゃれだし、建物の先のテラスも素敵💓
ということでテラスでキャロットケーキをいただきました。
テラスの眺めはこの通り。川のせせらぎつきです。
むせ返るほどの緑に包まれた橋もまたよいですよね。
中の雰囲気も素敵でこちらはカウンター。
ケーキのセレクションはちょっと少なめではありますが、あの景色を眺められるなら何の文句もありません。
半円の窓、中から眺めるとこんな感じです。
ゆったりとした店内はリビングルームにいるかのよう。
お天気がすぐれない時は中でお茶するのもありですよね。
後で写真を見返したら売られているものはこれしかなかったのですが、自社製品の他におしゃれな小物も売られていました。
ここは友達が誰か訪ねてくれたら一緒に行きたい場所ですね。お天気も晴れたし、暑くもなく寒くもなく、気持のいい微風が吹いて素敵な夏のひと時を過ごすことができたのでした。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
テラスでお茶するのがお好きな方も、どちらかというと中でいただくのがお好きな方も
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2022-07-13 Wed
Moi!今日までいいお天気が続き、気温も24度まで上がりました。ただ明日からはお天気が崩れ、最高気温は20度以下の日が続きそうです。といってもあくまでも予報。あまり当てにはならないので、そんなに気にする必要もないのですがね。
さて、アーネコスキ、ユヴァスキュラに行った帰りに立ち寄ったのはMänttä-Vilppulaという街にあるセルラッキウス美術館です。以前訪問したときのブログはこちらからどうぞ。
前回は4月の終わりに行ったので、前に比べると今回は夏らしい雰囲気が充満、そして訪問者の数が多いことに驚きました。この美術館を観るために多くの人が訪れているのです。とにかく広大な敷地にモダンな美術館がどっしりと構えているのは圧巻。
渡り廊下を外から見るとこんな感じ。雲を反射してそれもアートのよう。
フィンランドは木をモダンに使った建物が多い気がします。
今回の企画展、Clare Woodsの作品はとても印象的でした。ソロでフィンランドの展示は今回が初めてだったとか。巨大な作品は迫力満点。
いきいきとした筆遣いが印象的で作品にぐんぐん引き込まれました。
常設展で、今日本でも映画公開中のヘレン・シャルフベック。個人的には右の絵が好きです。
途中でちょっと息抜きにお茶しました。家人が食べたイチゴのケーキ。イチゴは今が旬で美味しかったそうです。食器も素敵ですよね。
古い家を改造したカフェで、落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
これは絵画ではなく、窓に反射した木。窓枠もよく見ると男性と女性の彫刻が施されていて凝っているのです。
庭にも彫刻作品がいくつかあり、またきれいに花が植えられていました。
湖もすぐそばにあるので、そこでゆっくりとした時を過ごしている人も。
湖岸にもオブジェが置かれていました。少し直島チックな感じ。
茶色いのは橋で、橋全体がベンチになっているので途中でそこに座って景色を眺められるようになっていました。
夏らしい風景。これがもう1~2ヵ月続いてくれたら最高なのですが。
橋を渡った先は緑が眩しい白樺の林。
そこに時々オブジェがあるので、宝物探しの気分で遊歩道を回りました。
自然と融合しているアート。
湖もすぐそばにあって癒されます。
ちょっと重々しいオブジェですが、こんなのもありました。
最後にちょっと気になっていたVanhan Porvoon jäätelöという屋台の高級チェリーソルベをいただきました。後日スーパーにいったら同じブランドのアイスクリームが店頭に並んでいて、ちょっと驚きました。ポルボーの地元オンリーのアイスクリームと思いきや全国区だったのです。清少納言風にいうと、夏はアイスクリーム、ですよね。
別の場所でも色々展示はあったのですが、あまり詰め込まず今回は本館だけに留めたのでした。ちなみにセルラッキウス美術館でもこの夏にサウナがオープン。一般の人は夏の間毎週月曜日に入れるとのことだったのですが、今回は残念ながらタイミングが合わず。外観の写真だけでも撮れたらとも思ったのですが、プライベートで利用している人もいるかもしれないのでNGとのことでした。美術館と公衆サウナの組み合わせもちょっと気になりますよね。また次の機会ということで。
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2022-07-12 Tue
Moi!今日も雨が降るかと思いきやいいお天気に恵まれました。最高気温は21度。とても過ごしやすいお天気だったのです。
さて、ああネコ好き(アーネコスキ)で友達夫婦に歓待してもらった後に向かったのはユヴァスキュラ。アルヴァ・アールトに所縁のある街で、時間があればちょっと回る予定だったのですが、アーネコスキでゆっくりし、それはそれで楽しめたので満足。今回のユヴァスキュラ訪問の一番の目的はこちら。
この夏オープンしたばかりのサウナ&レストランSataman Viiluです。詳しくはホンカジャパンさんのWebに詳しい紹介がされているので是非こちらをご覧くださいね。
https://www.honka.co.jp/sataman_viilu/
レストランも人気で多くの若者達で賑わっていました。
サウナのテラスからもこのブランコしている人が見えますよ。
わたくし、実は公衆サウナはヘルシンキのLöyry以外は2度目という初心者なのであまり比べることはできませんが、
ガラス越しに湖が見える小さいサウナ
小さい窓越しに湖が見える広々としたサウナ(ロユリュは自動)
暗めの小さいサウナ
の3種類と、テラスには2つのジャグジー、そして仕切られたスペースに天然湖プールがあります。なお、足はつかない深さ。
アイススイミングは今だ足首だけのチキンですが、湖プールは2度トライしました。そして泳ぎました。雨降ってましたけどね。結構楽しめました。やはり熱いサウナから出たら怯まずにすぐに入るのがポイントですね。(外の気温は雨が降っていたので16度ぐらいだったでしょうか。)
木の温もりが感じられ、またおしゃれな施設、しっかり楽しめました♡
難をいえばレストランも混んでいる時間帯だったので備え付けのボディーソープはすべて空(ちょっと楽しみにしていたのですよね。)、Löyryもそうだったのですが、女子更衣室にドライヤーが1つしかないこと。お化粧する場所もドライヤーがあるところなので、占領するには気が引けるというか。今回は空いている時だったからよかったものの、もう少し更衣室でゆっくりできたらいいなと思ったのでした。と言いつつ、またチャンスがあればトライしたいです。次回はレストランも。
さてここからユヴァスキュラ食べ物編です。
まず最初に向かったのはTee Leidiというカフェ。以前友達にもらったお茶が気に入ったのでそれを買いに。
予約していたサウナの時間が微妙だったので、混雑しているかもしれないViiluのレストランで食べる代わりにこちらで食事も済ますことにしました。お茶のセレクトは豊富。家人はイラクサのお茶を、私はRainy summerというまさにその時の天気の名前のお茶を頼みました。私のはペパーミントが効いていてさっぱり、でもお茶独特のまろやかさが楽しめる美味しいお茶でした。
えーっと、家人はパイを2つ頼み、デザートのリンゴがゴロゴロ入ったアップルパイは2人で分けることに。お腹いっぱいで幸せな気持になりました♡お茶もティーポットに軽く2杯以上入っていて、お湯の追加もOKだという太っ腹っぷり。ええ、お代わりに至るどころかティーポットのお茶も飲み切ることはできず。
到着した時は17時半頃だったのですが、中途半端な時間にも関わらず店内はほぼ満席。30分ほどしたらだいぶん空いてきましたが、地元で人気のお店なのですね。
ティーカップなどの調度品も素敵。
お茶はこんなにたくさんあるのですよ。ちなみにフィンランドの多くのカフェはお茶を頼んだら同等とティーバッグが出てくるところが主流なのです。
さっきお茶していた4人の方々も迷い中。
お茶のお供にケーキやパイもあります。
ちょっとわかりづらいですが、左の棚にはお茶筅など茶道の道具も売られていました。
サウナを楽しんできた後はホテルのレストランでちょっとリラックス。
サウナに入っていた時間帯はしっかり雨が降っていたのに晴れてきました。まあ人生あるあるですよね💦
木と木の間にうっすら月も見えるの、わかりますか。
ちょっとしたスナックと飲み物を楽しんだのでした。
続いて翌日のランチはTrip Advisorでポイントが高かったネパール料理、Base Campに。
ナン、おいしいですよね~。ここのは特に美味しかったです。
私はベジタブルミートボール(?)入りのチキンカレー。これが絶妙なまろやかさで美味しかったです🥰価格もリーズナブルだし大満足だったのでした。
最後に今回宿泊したのはScandic Laajavuoriのご紹介を。こちらも大きなリゾートホテルで、Scandicグループが買い取ったようです。ユヴァスキュラの中心地から少し離れている分、無料の駐車場、そして
ジム(2部屋あり)があり、
プールもついていて
ボーリング、ビリヤードもできたり、
子どもが遊べるプレイルームも
2部屋あり、小さい子ども達で大賑わいだったのです。
実はこのホテルですごい偶然があったのです。
私は8時からオンライン会議があったため、早めに朝食を済ませて部屋に戻り、家人はホテル内で時間を潰してくれていたのです。するとなんと!セイナヨキから他の街に引っ越して行った友達が朝食に向かうところにばったり遭遇!お互いに人違いかと顔を確かめたそうです。
一方私はというと双方の勘違いで会議は9時半開始に変更になり、そのおかげで友達とゆっくり話すことができたのです。お互いにセイナヨキか、彼女が引っ越した街で逢えたらいいね、と話しながらも全然実行できていなかったというのに。しかもユヴァスキュラの、中心地から離れた大きなホテルでばったり会えるなんて。会議の勘違いがなかったらこれまたすれ違っていた可能性大。時々こういう一般的な確率では説明できないようなことが起こるから人生楽しいのですよね。
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2022-07-11 Mon
Moi!今日はお昼に雨の予報も出ていましたが、結局いいお天気に恵まれました。最高気温は21度で、野外フェス、Provinssiでの30度を思うとかなり快適な一日でした。
さて、先週小旅行に出かけていました。最初に行ったのがÄänekoski、カタカナにするとアーネコスキ、漢字を交えると”ああ、ネコ好き”になると以前Twitterで見かけていた場所。
家人の仕事仲間が1年ほど前にアーネコスキに引っ越し、そこに遊びに行ったのです。広々とした庭からはフィンランド人の理想の湖が見える素敵な場所。
夕食は夏の定番BBQ。でも珍しく定番のマッカラ(=巨大ソーセージ)抜きです。キャベツは春キャベツを輪切りにして串刺しにしています。
こんな感じででき上がりました。キャベツはピリ辛さっぱり系のたれをつけて。
巨大肉は、最初はフライパンで表面を炙った後に外のBBQで(家人が)じっくり焼きました。焼き上がりはミディアムレアでいい感じ。牛肉は控えめにはしているのですが、たまにはいいですよね。
この日は友達夫婦と仕事、政治、音楽、旅行、料理、映画等尽きない話を楽しみました。なんというか、日本にも色々興味を持って質問してくれたので、会話にハンデがあっても楽しむことができました。
ちなみに家には壁の至る所に絵が飾ってあり、その中の1つは奥さんが高校2年のパーティーの時の絵も。もしや?と思って聞いてみたらやはりお父さんが画家なのだそうです。趣味で絵を描いている人は時々いますが、プロの画家とは。
翌日は奥さんの家族が所有しているサマーコテージにお邪魔しました。サマーコテージの多くはこのように水が近くにあるのです。ちなみにこの鳥の彫刻もお父様の作品。
こんなお天気のいい日は湖を眺めながら外で食事。いいですよね。
ジャグジーではないのですが、外でお風呂にも入れます。ぬるめの露天風呂といったところでしょうか。
桟橋はプライベート。ボートやSUPもあり、湖を楽しむのにも事欠きません。
このユニークな建物はサウナだそうです。
サウナで体が熱くなったらここで外気浴もできるし、もちろん湖に飛び込んでもよいのです。
こちらが別館。気分転換で仕事をするのも可能とのこと。
本館は2階建て。窓の飾りもお父様のデザインでしょうかね。
中にはリビング、キッチン、そして寝室が。この静かで落ち着いて感じがいいですよね。
木の枝を利用したラックがおしゃれでかつ実用的。
さらにここは倉庫になっていて道具などが保管されていました。
そしてこちらはスモークサウナ。温めるのに時間はかかるのですが、ロウリュがやわらかくて好きだと奥さんは言っていました。
敷地内には花なども植えられていて、野イチゴも発見。そろそろベリーが採れる季節になりました。
サマーコテージの後に向かったのはアーネコスキ美術館。特別展はJaan Bombinの彫刻。作品の拡大写真はNGだったと思うので割愛しますが、なかなかおもしろい彫刻作品が展示されていました。
美術館の窓。昔先生が住んでいたとのこと。
この通りなかなか広いお屋敷に住んでいたようです。
アーネコスキには大きな湖があるので船を持っている人も多いのです。大きな工場があるため、道や橋もきちんと整備されていて、このようにハーバーもあります。
カーペットを洗うところがあるのは聞いたことはありましたが、実際に洗っているところは初めて見ました。しかも何人もの人がいいお天気だったので洗いに来ていました。
ランチはこちらでいただきました。
チキンサラダを頼んだらこんなにたっぷり。チキンはカレーパウダーで味つけされていておいしゅうございました。
夏の水際は癒されますね。
そんな感じで友達宅でゆっくり過ごさせてもらったのでした。ああネコ好き、お薦めですよ。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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2022-07-10 Sun
Moi!今日は日中は雲があったものの晴れていて、最高気温は19度。少し肌寒いものの割と過ごしやすいお天気でした。
さて、水曜日から明日日曜日までフィンランド国内ではタンゴ関連では最大のタンゴフェスティバルがセイナヨキで開催されています。Provinssiという野外フェスティバルは街中から少し離れたところで開催されていたのですが、タンゴフェスティバルは街中、アルヴァ・アールトが設計した建物群のすぐ近くで開催されているため、街中がいつもより活気にあふれております。(当たり前)。
フィンランドタンゴはあまり好みではないし、ダンスができる訳でもないのでちょっと遠めに見るという感じですが、例えばこんなふうにゲート?が掲げられているのです。
人口64000人の街に多くの参加者(今までの最高記録は1999年の130,600人)がどうやって宿泊するか?というとですね、ホテルも一応あるのですが、キャンピングカーで来る人が多いのです。↓の辺りは普通は原っぱなのですが、たぶん車を止めるのは有料で、臨時トイレが設置されたりしていました。タンゴフェスティバルの参加者は中年以上が主流になるため、こういうキャンピングカーというのでしょうかキャラバンというのでしょうか、そこで寝泊まりする人が多いのです。サマーコテージといい、キャラバンといいい、夏のためにかなりの財産をつぎ込む人、多いのに驚きです。
中央広場も会場から近いので多くの人が来ていて、これが中央広場(=Central Market)のあるべき姿だとちょっと感動したのです。新しく作った甲斐があったというものです。
その後、行きつけ(!)のカフェに行くと、庭でマッカラという巨大ソーセージとPyttipannuというジャガイモとソーセージと玉ねぎを炒めたものが売られていたのでいただくことにしました。(→安上がりのディナー)
デザートはカフェの中でいつものブリタケーキを。
最近街の中心地は、郊外にできた巨大ショッピングモールにお客さんを取られて空洞化しているので、久々に活性化していて嬉しかったです。タンゴフェスティバルの海外からの参加者はあまりいなかったので、来年コロナが落ち着き、より多くの海外の参加者が来てくれることを願うばかりです。一応毎日ガイドメンバーによるアールトセンターの無料ツアーがあり、今日、英語の需要があるかと思って行ってみたのですが、見事にフィンランド人のみでしたまあそんなものですよね。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
夕食が簡易なものでもOKな方も、やはりしっかり食べたいという方も
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2022-07-06 Wed
Moi!今日は朝は不安定なお天気で、私が外出している時に雨が降りました。午後になってすっかり晴れましたが、不安定なお天気は続きそうです。今日の最高気温は20度。寒くもなく暑くもない快適な気温でした。
さて、先週末はProvinssiという大きな規模の野外フェスティバルがあったセイナヨキですが、明日からこれまた大きな規模のタンゴフェスティバルが開催されます。Provinssiは中心地から少し離れた自然豊かなエリアが会場だったのですが、今度は街の中心地の通りを全部塞いでそこを会場にしてしまうため、いつもの道が通行禁止になって迂回しなければならないことも。
タンゴフェスティバルはこちらの記事で紹介したように、コンテストやライブを見たり、自ら踊ったり、はたまた地味ではありますがエアタンゴ選手権などもあるのでそれに参加したりして自分に合った楽しみ方ができます。
こちらは何年か前に撮ったもので、フィンランドタンゴに合わせて観客が通りで夜中まで踊っています。(日が沈むのが遅いですからね。)
エアタンゴはこんな感じ。
エアタンゴといえば思い出深いペンギンさん。彼に優勝してもらいたかったのですが、残念ながらダンスは今一つで💦視界も悪いですしね。
このタンゴフェスティバルが終わったら次の週にはVauhtiajot Race & Rockというロックコンサートとレースを融合させたイベントがあり、8月中旬にはSolar Soundというこれまた野外フェスティバルが開催され、なかなか賑やかなのです。これらのイベントではProvinssiとタンゴフェスティバルに出演するアーティストもいれば、ProvinssiとVauhtiajotに出演するアーティスト等様々。夏はセイナヨキだけでなく各地でイベントが開催されるので出演者はうまくスケジュールを調整しながら恐らく全国各地を行脚しているのです。
私はとりあえずProvinssiに参加できたし、夏休みになったので明日から小旅行に出かけます。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
休みはイベント参加が多い方も、旅行に出かけることが多い方も、自宅でゆっくりという方も
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2022-07-05 Tue
Moi!今日も基本的によいお天気で、最高気温は24度。ただ明日から20度前後に下がり、お天気も若干雨が降ったり晴れたり変わりやすくなるようです。
週末に行われた野外フェス、Provinssi。昨日は出演アーティストについてご紹介したので、今回はそれ以外のことをご紹介します。
レストランエリアは広々としていて日影もたくさんあったので休憩するのにぴったりの場所。ただのエリアだけではなく、このようなオブジェもあり、お祭り気分が盛り上がります。
最近のトレンドを受けてアジア系屋台が多くなってきました。写真には撮らなかったですが(中国人経営の)お寿司の屋台もありましたよ。
嬉しかったのはヘルシンキにあるFat Ramen!!セイナヨキにはまだラーメンが食べられる場所がないのですよね。
メキシカンは屋台と相性よさそうです。
フィンランド人大好きなハンバーガーなどもありました。
最初にいただいたのはFat Ramenのコンボセット。豆腐味噌ラーメンと、コロッケバオ、そしてルバーブミントティー。ちなみにラーメンの容器はプラスチックではなく再生可能な材質でした。
ラーメンのお店の人自慢のミソスープはコクがあって美味しかったです。ただ豆腐(味つけされたキュービック状のもの)、そしてたくわん寄りの薄切り大根のコンビネーションが今一つ。それぞれ味が独立しているような気がしました。コロッケバオはスパイシーで見かけによらず食べ応えありました。ルバーブミントティーは爽やかで飲みやすかったので翌日またオーダーしたのでした。家で挑戦してもよさそうです。
こちらは家人が夜食として食べたピタパン。可もなく不可もなく。
2日目は家人はタイの焼きそばを食べ、私はタイのカレーを食べました。こちらはタイ人が作っていたし、なかなか美味しかったですが、ライスの量が多過ぎて翌日の体重が💦
3日目は軽めにいきたいけどどうしようと迷っていたら、隣に座っていたカップル、連日半分シェアしながら色んな屋台を試したけ結果、Fat Ramenが一番美味しかったと薦めてくれたので、再びFat Ramenのコロッケバオにしたのでした。場所代もあるのでどこの屋台も結構価格が高めで、中にはパン生地の上にチーズを載せただけのものが12€とかがっかりな屋台もあったりした中、Fat Ramenは大健闘していました。
ところでフィンランド人、たぶん日本人より踊るの好きだと思います。古いパビリオン、レストランと思っていたら夜はディスコになっていました。
もう皆いい感じでお酒が入っているし、ハイテンションで踊りまくっていました。
お昼はガラガラだったDJブースも黄色いTシャツを着た人達で賑わっていました。
おまけはメインステージ内にあるサブウェイ。無料でヘッドフォンを貸し出していて、サイレントディスコを楽しんでくださいというもの。
怪しい宗教団体のようですが、こちらも夜も更けてきてアルコール入っていますからね、楽しんでいます。
この日はヘルシンキで大規模なプライドパレードがありましたが、Provinssiの敷地内でもレインボーの旗を掲げた人達がパレードしていました。レストランエリアの人達も”がんばれー”と声をかけていました。
一方こちらはサンバです。お祭りですからね、楽しくいきましょう。
木にも時々こんなランプが灯され、ステージにはイメージカラーで色付けされたタイヤが。私はこれをソファ代わりにしてパフォーマンスを見ていたのでした。
ステージとステージの間の原っぱで寛ぐ人達も。3日目の夕方雨が降った時以外は暑かったので木陰で休めるのはいいですよね。
これはわかりづらいですが、日本みたいにクールダウンのため水蒸気が出ていました。ただ威力が弱すぎてあまり涼しさは感じられず。来年以降もっとこういった装置が増えるかもしれません。
と、美しい面をご紹介してきましたが、一方の現実はこんな面も。ゲート付近で皆酔っ払ってだべって道端に座り込んでいる人多数。そしておびただしい数の空き缶とタバコの吸い殻。清掃スタッフが大きなゴミ袋を持って清掃してもまったく効力なし。
こんな面もあるので、近所の人は夜遅くまでうるさいし、ゴミをあちこちに捨てる人達もいるし、Provinssiに反対している住民も少なからずいると聞いたことはありますが、それでもこれを楽しみに来ている人達もいる訳で、イベントはずっと開催され続けています。個人的にはゴミはゴミ箱に捨てて快適に楽しいみたいのですがね。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2022-07-04 Mon
Moi!今日はまだよいお天気でした。最高気温は24度。昨日より5度も下がって風も涼しく過ごしやすいお天気でした。野外フェス、Provinssiも今日ぐらいの気温だと過ごしやすかったのですが。
ということで今回はProvinssiの私が見たパフォーマンスをいくつかご紹介します。ステージは5つに分かれ、出演アーティストは3日間で82組。ちなみに観客数は3日間で77000人強。過去で2番目に多い動員数を記録したそうです。今年はとにかく暑くて体力消耗しがち。幸い家が近かったので途中で家に帰って昼寝をしたりクールダウンしたりして、無理をせず楽しみました。
まずは初日のBlind Channel。このバンドは去年のユーロビジョンソングコンテストのフィンランド代表。決勝でもかなりいい線までいったこともあり、たくさんのファンが詰めかけていました。私は暑さに負け+体力維持のため日影に腰かけて観ました。昔はロックはほとんど聞いたことがなかったのですが、聞いてみたらなかなかよかったです。(上から目線ですが)
次に見たステージはBehmというフィンランドポップ。ちょっとIskelmaとよばれるフィンランド演歌にも近い気がするのですがどうでしょうかね。彼女のパフォーマンスはメインステージだったのですが、これがほとんど日影がなくて、日影を求めて移動していたら最前列まできてしまいました。結局そこも日影はちょっとしかなかったのですが、いや~Behamはお人形さんのようでした。
スタイルがよいし、ファッションもおしゃれ。独自の世界観を歌い上げていました。
そして深夜1時に始まったのはAntti Tuisku。大ファンという訳ではないのですが、彼の曲はメロディーラインがわかりやすく、一度聞いたら忘れられない。それとジムに通っていたときにエクササイズで彼の曲が好んで使われていました。ダンサーと共にキレッキレのダンスを同じレベルでこなしているのを見るのは圧巻。もちろん歌も息乱れず。すごい体力の持ち主です。
とにかく楽しめるライブなのです。
ダンサーの筋肉も素晴らしかった。
スクリーンで観ていると常に踊っているから大汗。1時間のパフォーマンスで何度も衣装替えが行われました。
テーマカラーは赤ですかね。
もしかしたら他の街でも同じことを言っているのかもしれませんが、Antti Tuiskuが一時期引退も考えていた時にProvinssiのパフォーマンスがあり、それがきっかけでもう少し続けようと思ったのだとか。何度も”Provinssi”とか”セイナヨキ”と連呼してくれました。午前2時前の空はこんな感じ。薄暗いですが真っ暗ではありません。
翌日はベテラン、Von Herzen Brothersから始まりました。ここは巨大テント内のステージ。バンドメンバーの息のあった演奏が印象的でした。
こちらもロック。かっこいいですよね。
こちらの人も負けずにパフォーマンス。
通りがかっただけなのですが、Kaija Kooというイスケルマ(フィンランド演歌)歌手です、たぶん。メインステージはとにかく広いので何人でも収容できます。たぶん今年からだと思うのですが、車椅子の人用の客席(少し高いところにある)も用意されていて、そこで複数の車椅子の観客も盛り上がっていました。
アンフィシアターであったLinda Fredriksson Juniperのパフォーマンス。ボーカルが一切ないプログレ系のジャズをProvinssiで聞けるとは。ただし戸惑う観客多数。そしてコアで盛り上がっている観客も。
アンフィシアターは屋根の下に木のベンチがあって、そこで見るスタイル。ステージと観客席の間は通り道なので多数横切る人がいましたが、その辺りは寛容に。
これも最後にちらっと見たSunrise Avenue。解散を宣言しているので貴重なさよならのステージ。
意外によかったのはPehmoainoのステージ。なんと3月にデビューしたばかり。彼女の歌の世界観も魅力だったのですが、MCが人のよさが溢れ出るような優しくて自然に語りかける感じが素敵でした。
ちなみにパフォーマンスの最後の言葉は”Heippa!”。家人によると最後に”Heippa”で終わるアーティストは聞いたことがないと。Heippaは友達と別れるときに使う言葉で”じゃあね!”みたいなニュアンス。普通は”Kiitos(=ありがとう)”とかで終わるアーティストが多いかもしれません。
実は3日目の最後はChisuという女性アーティストで終わる予定だったのです。彼女もソロ活動を今年で終わると宣言していたので、最後になるであろうステージを見るのはよいチャンスだと思ったのですよね。彼女のステージが23時半開始だったので、Pehmoainoのステージの後に家に戻って掃除をしたり食洗機を回したりその他諸々していたところ一足先に会場に行っていた家人から電話があり、Chisuのパフォーマンスは22時前に終わったと。ProvinssiのSNSをフォローしておけば気付いていたのですが、どうやら彼女の1つ前のパフォーマンスをするOpethが予定されていた時間が間に合わないということでChisuの出番と変更になったことを後で知りました。時間が後ろにずれたら待てばいいのですが、終わってしまったものは時間は巻き戻せませんからね。ちょっと不完全燃焼な終わり方でした。が、それを差し引いても3日間楽しむことができました。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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2022-07-03 Sun
Moi!今日はお昼から天気が崩れると予報が出ていながら夕方までどうにか持ち越していますが、とうとう結構激しい雨が降って辺りも暗くなってきました。日中はまた30度まで上がり、日焼け止めは塗っていたもののちょっと焼けてしまった気がします。
セイナヨキで行われている野外フェスティバル、Provinssi。詳しい数は追ってはいませんが、木曜日は史上最高の観客数になったとか。金曜も土曜もさらに賑わっている感じです。
さて、私はもともと金曜日のProvinssi狙いだったのですが、一番の狙いはサーメのヨイクシンガーでもあるHildá LänsmanとアコーディオンのViivi Saarenkyläのデュオ、VILDÁです。私はHildáがお母さんと組んでいるSoljuのライブを2度観に行ってどちらも大感動。それ以来次のライブはいつか心待ちにしていたところ、ProvinssiにVILDÁが出演すると聞いて小躍りしたのでした。
家人に関しては会う人、会う人に劇押し。そして私たちは開演30分前から最前列の真ん中の席で待機。
写真は肩慣らし中のHildáとずっと練習していたViivi。Hildáはこの後ふらっとどこかに行き、開演ぎりぎりまで戻ってこなかったのですが、う~ん、芸術家肌ですよね。
ちなみに私達の左隣に座ったグループはYoutubeでちょっと彼女達をチェックしただけというので、どれだけすごいか熱弁をふるう私達。またライブ開演前にたまたま通りすがりのお父さんと息子の親子が家人に”次のパフォーマンスは誰?”と聞いてこられたのでこれまた家人が熱弁。”おもしろそうだな。見てみます。”と私達の右隣に座ったのでした。
Hildáはサーミのパーカッションとボーカル、Viiviはアコーディオンで叙情的にヨイックの世界を作り上げます。
あの会場がアンフィシアターなのですが、通路にもなっているのでライブ中も多くの人達が前を横切っております。
口笛でラップランドの冬の世界へ。ボーカルも圧巻ですよね。
Hildáは憑依型アーティストで、曲に合わせてその世界観を体現していきます。
同じ日に同じ会場でかなり前衛的なジャズのライブがあり、多くのお客さんが途中で離脱。一方コアなファンは拍手喝采という両極端な反応を目の当たりにしましたが、VILDÁのライブは観客をぐいぐい引き込んでいく圧巻のパフォーマンス。以前小さな街でライブした時、開始前はベンチで寝そべっていた子どもがライブが始まったら背筋を正して聴いていましたからね。もちろん今回も離脱する人は殆どいませんでした。
Hildáはある時は鳥になったり、ある時はオオカミになったり、ヨイク独特の節回しは息を呑むばかり。そしてこの手法は是非とも次世代に受け継いでほしいと心から願ったのでした。
真夏なのに気分は真冬のラップランドにいるかのよう。
YoutubeやSpotifyでもいいのですが、彼女達は絶対ライブで見た方がよいです。
ライブが終わった後は全員スタンディングオベーションで拍手喝采!そして私達の両隣に座った人達からも”すごくよかった!勧めてくれてありがとう!!”と大感謝されたのでした。ちなみにメインステージでは同じ時間にSunrise Avenueというバンドが解散前のパフォーマンスをするというので、多くのお客さんはそちらを観たと思われますが、個人的にはVILDÁは大きな会場で見るより、お客さんと近い小さめの会場で見た方がより魅力がわかりやすいと思うのでこのチョイスはよかったと思ったのでした。
CDも販売するというのでパフォーマンスの後に列に並んで購入しました。いや、これは買いたくなるでしょう。(うちには幸いまだCDプレーヤーがあるし、私の車でもCD聞けますしね。)Viiviによると、Provinssi(昔はロックフェスティバルだった)に自分達がよばれて大丈夫かな?と心配したのだけど、お客さんも盛り上がってくれてほっとしたと言っていました。ああ、アーティストとこんなに気軽に話をできるのもフィンランド在住の役得ですね。来年も出演するならまた行かなくては!
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
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2022-07-01 Fri
Moi!今日も暑い一日でした。特に日向にいると陽射しが強くてかなり暑く、体力消耗してしまいました。最高気温は30度ですが、体感温度はもう少し高い気がしました。
今日は少し早起きしてサクサクと仕事を終わらせて向かったのがこちら、Provinssiとよばれる野外フェスティバル。もちろんお目当てのアーティストのライブを見に行くのが一番の理由ですが、それだけでなくそのエリア全体でお祭り気分が味わえるのも大きな魅力。なのでステージだけでなく、エリア全体のデコレーション、エコの取り組み、パフォーマンスなども楽しめるので、行ってみると”来てよかったな”と思えるそんなフェスティバルなのです。
最初のライブの50分前に到着したのですが、結構並んでいました。なんといっても2年ぶりの開催ですしね。そして暑いので皆軽装です。日本ではどうでしょうね。
もうすぐメインゲート!
セキュリティーを抜け会場内に入ったところ。自然とアートが融合していてテンション上がりません?
そして迎えてくれたのはこの人達。
Provinssiのイメージカラーはパープル。それを基本にした色使い。上のサーカスの人達もパープルと相性のよいピンクだし、きっとアートディレクターがいるのでしょうね。
以前のProvinssiはいつも雨というレッテルが貼られていたのですが、近年日程を遅めにしたのもあり、いいお天気。でも30度越えは初めてではないでしょうかね。
Provinssiのセキュリティーでは未開封のペットボトルまたは空のペットボトルが許されています。水を補給できるところが会場内にいくつかあり、冷たくて美味しいお水が出てきます。
ポールダンスのパフォーマンスもありました。
普段は使われていない建物もレストランかバーとして復活しているようでした。
レストランエリアの中心。まだ夕食には早いので人は少なかったですが、食べたもののレポートはまた後日。
ステージごとに名前がついていて、ここはRadio Helsinkiのエリア。
ウニッコにも見えるオブジェが木から吊り下げられています。至る所に椅子等座るところもあって、ライブ以外でものんびりできるのです。
小さいディスコ?DJの人がノリノリで音楽をかけていましたが、まだ15時前ですからね、まだ誰も参加していませんでした。
川に噴水が設置されていたのですが、なんと虹が見えるように仕掛けられていました。今ちょうどヘルシンキでプライドウィークだし、セイナヨキでも先日プライドウィークがあったのですよ。
これはいいアイディア!(そしてとりあえず今日晴れてよかったです。)
こんなにくっきり見えるものなのですね。
去年ユーロビジョンのフィンランド代表だったBlind Channelのパフォーマンスの直前に鼓笛隊が
ちょっと緩い鼓笛隊。なんといってもお祭りですから楽しいのが一番!
広場にこんなブランコもありました。向こうのブランコには(上半身裸の)男性が座っています。ちなみに気温が上がると街中でも上半身裸で自転車に乗っている人とか見かけます。最初は驚きでしたが今はすっかり慣れました。
夕方になりさらにお客さんは増えてきました。
この広場には
こういったオブジェや
テントで出展している団体も。お店というよりプロモーション色が強かったです。
ここはスマホのチャージコーナー。ソーラーパネルで電力運用しているのでしょうかね。これも今時ですよね。
ライブパフォーマンスが鳴り響く中カモは平和に池に浮かんでいました。
さて、これから夜の部(23時開始で終了は2時)に出かけてきます。
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