今日の最高気温は-1度。陽射しは春らしくなっているというのに気温がそれに伴っていない不思議。
今日はランチのために外出する際に、車で行くか自転車で行くか迷ったのですが、私の判断は正しかったようです。
ラケウデンリスティの教会なのですが、わかりますかね?屋根の上に雪が積もっているのが。まったく油断も隙もあったもんじゃありません。
そう、道が滑りそうだったので車で出かけました。ランチに行く前は小雪がちらついていたのですが、食べている間に結構なボタ雪が降り、すっかり地面も駐車していた車も雪で覆われていました。(汚れていた車の後ろの窓が雪できれいになったのは嬉しい誤算。)
これは劇場。私が通りがかった時にちょうど大型バスが3台止まり、多くの人が入って行ったのでグループ向けのお芝居があった模様です。
たまには市庁舎の横からの写真もどうぞ。
ランチに行ったのは中国人が経営しているお寿司&中華レストラン、Juku Sushiのランチビュッフェ。種類が多いので色々な味を味わいたくていつも取り過ぎてしまいます。(そして夕食は抜くことにします。)
お寿司のセクションの他に中華も10種類ほど。中華のメニューも若干変わって好みのものが増えていました。他にサラダ、そしてスープ、コーヒー/ジャスミンティー、アイスクリームがついています。
Jukuのオーナーは着実にビジネスを拡げていて、フィンランド各地にレストランやスーパー内の店舗を次々にオープンしていて、1ヵ所に留まらず次のステップに進んでいるのが印象的です。
さて、明日と明後日にも少し雪が降るようです。幸い軽い雪で雪かきもすぐ済みましたが、気温は低いままなのでしっかり雪かきをして雪が早く溶けるようにしなければ。衣更えも半分したのですが、暖かい服ももう少し活躍しそうです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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今日も最高気温が-2度の寒い日でしたが、晴れていたので家の中に引きこもっている分には暖かい春の陽射しを楽しめてよかったです。
さて、先日地元の新聞にここのところ続けて3軒も新しいカフェがオープンし、セイナヨキにもカフェブームがやってきた!という記事が出ていました。ええ、すみません。3軒も立て続けにオープンしたらニュースになるほどカフェが少ないのですいや、それでも私が移住してきた2010年にはたぶん片手で充分なぐらいしかなかった気がしますから、それを思えば”すごい”ことなのです。
こちらが割と街中にオープンしたカフェ、Puoti & Kahvi Ihanaです。
一つの魅力は路上駐車OKの場所にあること。街の中心だと無料駐車場から歩くか、駐車料金を払わないといけないところばかりなのですよね。もちろん季節がよくなってきたら自転車で行くのですが。
こちらがケーキのセレクション。ブリタという上半分がメレンゲでふわふわのケーキが違う味で3種類ありました。後はキャロットケーキ等々。
もう1つのショーケースにはチョコが。タンペレ産のチョコとのことでこちらも色々な味が楽しめるようです。
そしてこのカフェにはこだわりが感じられる雑貨などもたくさん置いてありました。アクセサリーもあれば
こちらは子ども用、その1。抑え目のトーンの色がいいですね。
大きなお店では見かけないようなこだわりあるかわいい製品が所狭しと並んでいました。
こちらにいるとなかなかしゃれたプレゼントや日本へのお土産が見つからないのですが、ここに来れば何かしら見つかりそうな予感。
ブランドごとに並べられているので意外な掘り出し物も見つかりそう。雑貨のセレクトショップと言えるかもしれません。
暗い冬を乗り切るにはこれぐらい派手なものを見につけて気分を上げなければ。
Saunaと書かれているものもたくさん。壁にはWC用のも。Vessaというのはフィンランド語でお手洗いのことです。
日持ちのするジャム類も売られていました。
濃縮ジュースもたくさん。
と、店内の3分の2ぐらいがショップにになっていて、残りはカフェ。ケーキを選ぶ前についつい雑貨類に惹かれてしまいました。
ちょうど私達が到着した時は近所に住んでいると思われる高齢の女性達がノルディックウォーキング用スティックを持って店を後にしているところでした。他のグループもいたのでご近所の高齢者の憩いの場所になっているのかもしれません。
最後の写真は私が頼んだのはイチゴとルバーブのブリタケーキ。サクサクしていて甘過ぎず美味しいケーキでした。
ちなみにフィンランドではケーキは多くの場所ではスプーンでいただきます。私はフォークを選べる時は何となく癖でフォークを選ぶのですがね。
このカフェは珍しく日曜もオープンしているようなので、日曜に行くカフェの選択肢が増えて嬉しい限りです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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今日からサマータイムが始まりました。そして天気予報の通り最高気温は-1度。そしてようやく雪解けが始まっていたのにまた…そうまた雪が降って軽く積もってきました。気温も低い日が続くので雪解けはまた先延ばしになりそうです。
さて、今日は初めてアイスホッケーの試合観戦に行ってきました。地元チームはS-KiekkoのU20(20歳以下)、相手チームはIisalmiのチーム、IPK。S-Kiekkoでは3部リーグで活躍の日本人、菅田路莞選手がU20チームでも助っ人としてプレーしています。試合に行く、行くと言いながらコロナがなかなか落ち着かず(そして今も落ち着いていないのですが)最後にもなるかもしれない試合にようやく見に行くことができました。
すみません、最初の写真がこんなので。審判のユニフォームがかわいかったので思わず撮ってしまいました。Ähtäriの動物園にはこのロゴの通りフィンランドに唯一のパンダがいる動物園なのです。審判もまあ当たり前なのですがスケート靴を履いて縦横無尽に動き回ります。パックが当たりそうなのをうまくよけたり、フェンスに乗っかったり大活躍でした。
試合前と試合の休憩中に登場する製氷車。効率的に美しくリンクを製氷していました。こういうのも試合初めての私にとってはおもしろかったのです。
試合はこんな感じ。すごいスピードでパックを追いかけて皆自由自在に動き回っていました。スピードが速い分、フェンスにぶつかった時の音の大きさに驚いたり、転んだ人は大丈夫かと心配したり。
観客席側にはパックがぶつかっても割れないような強化ガラス??が使われているようでしたが、ここには小さな穴が。試合が休憩に入ると審判の人がここからパックを渡したり、本部の人が審判の人に休憩室の鍵を渡していました。
これはタイム中の風景。
そして16番が菅田路莞選手。ディフェンスとして敵チームの攻撃をしっかり守っていました。
スピードが早いのでカメラが追いついておりません💦
U20チームは3位で路莞選手の助っ人は心強かったに違いありません。
試合は第1ピリオドでは調子よく点を入れていたのですが…第3ピリオドの最後に同点に持ち込まれ、そして延長戦で残念ながら競り負けてしまいましたが、どちらが勝ってもおかしくないいい試合でした。
こんな地方都市にも日本人選手がプレーしていること驚くと共に、どんどんグローバル化が進んでいる様子が肌で感じられました。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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今日は日中に久々に雨が降りました。今年はなかなか雪が溶けなかったのは晴れの日が続いて雨が降っていなかったからということに気づきました。まあ雨が降り過ぎると雪解け水とあいまって川などの水かさが増してしまうのですが、適度に雪を溶かす雨はこの時期大切だということを学びました。家の周りの分厚い氷は昨日家人がスコップなどを使って砕いてくれたので歩きやすくなりました。今日の最高気温は6度でしたが、週末はぐんと気温が下がって明日は1度の予定で、最高気温が0度前後のお天気がそのまま少なくとも1週間ほど続きそうです
さて今日は地元のビール醸造所、Mallaskoskiに行ってきました。ここには夏の間は開放的なテラス席に多くの人が集まり、週末はライブやお芝居が催される地元民に人気のレストランがあります。ただ寒い時期はレストランは閉鎖し、ビール製造に集中しているようです。
そんな中Facebookで木曜日と金曜日にビールの特別販売をするという情報が流れてきたので(私はアルコールはダメなんですけどね)、週末の買い出しに行く前にビール好きの家人と一緒に行ってきました。
このように色々な種類のビールがずらりと並んでいました。
冷えているのもありますよ。地元のスーパーにも売られていますが、さすがに全種類売られている訳ではないので、”地元企業をサポートしなければ”と家人は嬉々と選んでおりました。
ビール以外にもグッズが売られていました。上段はフィンランド人大好きのウールソックス、下の段はエコバッグ。バッグを買えばそのままビールを入れて持って帰れますね。バッグには”暗闇から生まれた”とこれまたちょっと自虐ネタです。ええ、Webを見たらその後に補足で”日は照らず、人生はバラ色でもないし、そよ風を撃つ(?)訳でもない。私たちのビールを飲むと、強い北欧の気性と世界で一番清潔な水を味わうことができます。 ”とキャッチコピーが書かれていました。
そしてパーカーも。
お店のロゴが入っているパーカーなんて恥ずかしくて着る人はいないんじゃないかと思われるかもしれませんが、答えは”No”。もちろん人によりますが、デザインがよかったら別にロゴが入っていてもいいんじゃない?と割と無頓着というか、それがかっこ悪いとは思わないのですよね。
お店の人は迷っていたら”このビールがセール”とか”これは新製品”とか”これはおもしろい味だから一度試してみて”などとアドバイスをくれ、また”暖かくなったら週末で無料ライブもするので来てね”とさり気ないお店の宣伝を世間話の一部のようにしてくれました。このような肩ひじ張らない緩い会話が地方都市の住み心地のよさの一つなのかもしれません。
この後の買い出しで家人は罪滅ぼしのように何本かノンアルコールの飲み物を買ってくれました。週末のサウナで飲むことにしましょうかね。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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今日もご機嫌なお天気は続いています。最高気温は8度で相変わらず家の前の氷はカチカチのまま溶ける様相を見せていません。庭の雪は木の根元が少し溶けてきました。木は触っても格別に暖かい訳でもないのに雪を溶かすエネルギーを持っているのですね。
さて、今日は家に届いていた雑誌に載っていた記事をご紹介します。
フィンランドのトゥルクにあるオーガニックコスメのHetkinen(ヘトキネン)というブランドについてです。このブランドについてはその魅力を余すことなく紹介されている記事があるのでよろしければこちらからお読みください。特徴的な松から作られた環境に優しくて見た目も美しい容器、そして中身もオーガニックでまさにこれからのことを見据えて製品。残念ながらこの辺りでは店頭で見かけることがなく、まだ製品を使ったことがないので何とも言えないため、他の方の記事をお借りすることにしました。
さて雑誌の記事によると、半年ほど前にCEOのMona Isotupaさんのもとにアメリカのコンマリこと近藤麻理恵さんから電話がかかってきたとのこと。近藤麻理恵さんはNetflixのシリーズにも登場したし、本もフィンランド語で出版されているし、Facebookでコンマリを実行するグループが立ち上げられていたり、不要なものを処分する動詞、konmarittaaも使われたりしていてフィンランド人の中では割と有名な日本人の1人と言えます。
そう、そのコンマリさんはHetkinen製品をとても気に入っていて、彼女のみならず家族全員が使っているとのこと。その1本の電話がきっかけとなり、シンプルなデザインと添加物の入っていない製品はコンマリのWebサイトで売られるようになったのです。
https://konmari.com/
Hetkinenは2018年に創立されたばかりにも関わらず既にアジアを中心に販売され、売り上げの7割が海外での販売になるそうです。
インスタグラムが見られる方はこちらをご覧ください。
https://www.instagram.com/p/CbZrGaJD-HG/
社員らしき人が着ているTシャツにはアルファベットではなくカタカナで大きくヘトキネンと書かれています。そう、もちろんアジアで売られている先は日本、他に香港、台湾、中国などを中心に50以上の販売店があるそうです。
それに加えて最近Finnairの機内販売も始まったそうです。まだまだ気軽に旅行できる時期ではないのですが、もしフィンエアーを利用することがあったら是非チェックしてみてくださいね。
ところでHetkinenという言葉の意味は”ちょっと待って”という意味。考えがまとまらない時や、ひっかかることがある時などに”Hetkinen”と言って会話を一時中断するのに使われます。日頃の忙しさも”Hetkinen”と一旦クリアにして体をリラックスさせる時間が必要かもしれませんね。それが自然の中でできたらなおさら効果がありそうです。
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今日もいいお天気&最高気温が8度という恵まれた一日でした。春分の日も過ぎたので少しずつ厚手のセーターをしまっているのですが、来週寒の戻りで最高気温がマイナスの日が5日ほどあるみたいなんですよね。そういう日って家の中でも底冷えするのか、それとも引きこもっていればポカポカなのか、もしくは直前になって予報は嘘でした、と気温が上がるのか生ぬるく見守りる所存です。
さて、先日新しいHai's Kitchenというインド料理のレストランに行ってきました。
セイナヨキにはネパール料理のお店がありますが、オーナーが変わってからちょっと味が変わって(ええ、ちょっと残念な味に)しばらく行っていなかったので久々です。中はゴールドを基調とした華やかな雰囲気。
窓際のディスプレーもおしゃれで落ち着いた感じ。誰もお客さんがいないのは読み進んでいただけば明らかになるかと。
このレストランはとてもユニークで、レストランの名前が2つあるのです。1つはHai's Kitchen、そしてもう1つはrollsというハンバーガーのチェーン店。ハンバーガーを頼みたい人はレジでオーダーし、カレーを食べたい人は席でオーダーするという非常にユニークで混沌としたシステム。以前サンクトペテルブルクでお寿司とピザを売っているレストランを見かけましたが、そんな感じです。
私が頼んだのはバターチキンカレー。ナンはノーマル、バターナン、ガーリックナンの3種類から選べました。
メニューにはMom's Sweet Butter Chicken Curryと書かれており、甘いバターチキンはいかがなものかと思ったので”そんなに辛くないけどちょっと辛め”でお願いしました。
ところでインド系のカレーってすごく種類が多いですよね。そしてどれもそれなりに美味しいけどどれがどんな味なのかきちんと覚えていない私がやっていることは、とりあえずバターチキンカレーを頼んで、それがMujiのバターチキンカレーより美味しいか美味しくないかで比べること。
そしてこのカレーはコクがあってMujiのよりさらに美味しかったです。辛さも理想的な辛さ。家人は他のカレーを頼んだのですが、それも美味。お腹はもちろんいっぱい。私は結局あまりのボリュームで夕食なしでちょうどよかったです。難を言えば価格。18€ぐらいだったので今日の価格で約2400円という通常ランチのほぼ2倍。夕食と兼用と思えばいいのかもしれませんね。このお店はできて間もないのか価格を検索してもWoltとかFoodoraというデリバリーサービスの価格しか見つからないのです。平日ランチがもう少し良心的だったら気軽に通いたいし、それがないようならちょっと美味しいカレーに飢えている時に行きたいと思ったのでした。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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日本は今日春分の日だったようですが、フィンランドでは昨日が春分の日でした。日の長さが同じになったこともさることながら、太陽の力がだいぶん強くなってきて日焼けしそうなぐらい、そんなところに小さな幸せを見出しています。最高気温は8度。家の前の日陰の氷がようやく溶けてきたので今のうちにと薄いところから一生懸命砕いています。
さて、先週セイナヨキのご当地ソングが発表されました。
歌っているのはKalevauva.fiというヘルシンキのバンド。このバンドはフィンランドの色々な街を主題にしたご当地ソングを発表しています。元々Kalevauva.fiはvauva.fiというネット掲示板に投稿された内容を歌にして有名になったバンド。なのでセイナヨキの歌もvauva.fiからの自虐ネタ満載で大笑いしながら聴きました。
地元の人にしかわからない歌詞もあるので一部ご紹介します。
●大切なことはVaasaより優れていること
⇒Vaasaはセイナヨキの隣にある市で、フィンランドとスウェーデンのようにどちらが優れているかどんぐりの背比べ的競争心を持っている。
●Space of Capital、人はどこにいるの?
⇒セイナヨキはSpace of Capitaと自ら名乗り大々的広告を打ち、他の人達から失笑を買いつつも、地元民も自虐的に楽しんでいます。
●おしゃれな洋服も、ラテが飲めるようなカフェも劇場が7つある訳ではないけれど
⇒事実
●Tuuri村にあるKyläkauppa(フィンランドで最大といわれているデパート?ショッピングモール)に行くのが海外旅行。
⇒ちなみにTuuriはセイナヨキから車で1時間半ぐらい、同じ県内にあります。そしてセイナヨキにあるIdeaparkという巨大ショッピングモールに敢えて触れない自虐ぶり。
●スイミングホールはすごくいい。壁にインフォメーションボードがある。
⇒えっと…スイミングホールは何の変哲もない建物です壁のインフォメーションボードをドヤ顔で自慢しているところがかなり笑えます。都会の人からすれば”それが何か?”と言われる案件。
●フィンランド一番のロックの街2011
⇒11年前の情報って。2011年頃Provinssiという野外フェスティバルが盛り上がっていた頃でないかと思われます。
彼らのご当地ソングを集めたアルバムはこちら。エスポー、タンペレ、ヴァンター、オウル、トゥルク、ユヴァスキュラ、クオピオ、ラハティ、コウヴォラ、そしてセイナヨキです。ええ、どの街も自虐ネタ満載。歌詞はすべてフィンランド語ですが、発音がとても明瞭なのでフィンランド語を勉強している人には聞き取りの練習にお薦めです。
一般的なセイナヨキの象徴はアルヴァ・アールト設計の建物群ですが、歌では最初にラケウデンリスティの教会がちょこっと出てきただけというツンデレぶりです。
個人的な意見ですが、フィンランド人のこういう”We are No.1!"と堂々とするのではなく、そうはいってもどうせ〇〇だからという客観的自虐精神があるところが5年連続世界一幸せの国の底力なのかなと思ったりしています。実際このニュースが流れたときも自虐ネタが爆誕したことは言うまでもありません。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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今日は予想通り暖かくなりました。
さて土曜日は12月にオープンしたばかりの新しい映画館で映画を観てきました。
観たのはこちら、”Drive My Car”です。フィンランドで上映されるかどうか半信半疑だったのですが、無事上映されて、しかも地元で上映されてラッキーでした。
ちなみに家人はこのポスターを見た瞬間に”この車、サーブ?”と。調べたらやはりサーブでした。実は家人はサーブが好きで3台連続(中古ばかりですが)で乗り続けているのです。映画の中で”このサーブは15年間1度も故障したことがないんです。”というセリフが出てきましたが、そんなことあり得る????というツッコミをしたくなりました。過去にはこんなこともありましたし、他にも多数トラブルあり。
それはさておき今回は初めて上映室?の中に入ることができました。一番前の席にはオットマンがある豪華さ。
2列目以降はカップルシートとシングルシート。テーブルの上の蛇口みたいなのは上映中に小さなランプがつくようになっていました。映画のチケットを買う時にタパス付きのチケットを選ぶことができるし、1階にはポップコーンやお菓子、飲み物も売られていて映画だけでない楽しみもあります。
画面の横のデコレーションもアコースティックの効果があるのでしょうか。
Drive My Carは評判通り、後からじわじわと考えさせられる映画でした。ストーリーの構成も役者さんもよかったです。映画自体は当日のお昼に予約した時は私達を入れて3人しかいなくて、不人気ぶりをちょっと心配したのですが、結局10人強のお客さんがいてホッとしました。
Netflixなどが流行っているこのご時世で映画館は流行っていないと思いきや、新しくて快適な施設のおかげでたくさんのお客さんが来ていたのでさらにホッとしました。
字幕を追うのがなかなか辛いので映画に行くことは少ないのですが、またチャンスがあれば足を運びたいと思ったのでした。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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週末は再びいいお天気になり、今日はなんと11度まで気温があがります。まだ雪が溶けませんが、気持はすっかり春です。
さて金曜日は久々にラケウデンリスティの教会のコンサートに行ってきました。金曜日は唯一曇りの日だったのでこんな空ですが。
コンサートはCry for Ukraineと銘打ったゴスペルコンサート。
写真だと紫っぽく見えますが、各柱は青と黄色のライトが交互に下からライトアップされていました。私達は開始15分前に到着したので駐車場は満車、席もかなり後ろの方になるという盛況ぶりでした。500人ぐらい来ていたのではないでしょうか。
こちらがPop Up Gospelコーラスグループの面々です。
コーラスの人達は左右に体を動かしながらパワフルにゴスペルソングを歌っていきます。歌詞が壁に映し出されるので改めて平和の大切さを認識できることができました。
印象的だったのがこのリードボーカルで歌っている女性。他のメンバーは白いシャツに下はブルージーンズといういでたちだったのですが、このリードボーカルの女性は白が基調ではあるもののジプシーの伝統衣装である飾りがついたトップに下はフープの入った黒いロングスカートを着ていたので明らかにジプシーとわかりました。一人だけ違う恰好だけれどそれを受け入れる他のメンバー。加えてこの女性がめちゃくちゃ歌がうまかったのです。声量があり、伸びがあり、声が音楽に乗っていて、たぶん歌のコンテストに出たら最後まで残るようなそんなレベル。
そして平和を願うのに人種も国籍も関係ありませんからね。
子ども達のグループも2曲披露してくれました。
男性デュオも登場。
最後はゴスペルコーラスとリードボーカルをとった3人の女性が集結してのフィナーレ。圧倒でした。
ゴスペルソングは宗教的な要素が強いですが、ポジティブでエネルギッシュでありながら心の平和を祈る、今の状況に沿った企画だったと思います。ウクライナの人達に何ができるか?と戸惑っていた中、このようなコンサートにより、同じ思いを持った人達が同じ場所に集まり、改めて同じ思いの人は自分だけではないということが認識できてよかったです。
なおこのコンサートで5620,80€(≒74万円)がウクライナへの支援金が送られるそうです。またここでスピーチをしたFinn Church Aidメンバーの方は来週ウクライナ入するそうです。私達の思いが現地で大変な思いをされている方々に少しでも伝わればと思います。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
ゴスペルコンサートに行ったことがある方も、映画やテレビでなら聞いたことがありますという方も
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今日は久々に最高気温は4度、少し雪が降る予定でしたが、ほとんど曇りでした。
ただ朝方は空が不思議な色をしていました。これは極彩色設定なのでピンク色が強めですが、
実際はこれより若干濃いピンク色でした。
在フィンの日本人の方に教えてもらったのですが、雪が降る前に空がピンク色になるタイプのピンク色。いいお天気になっていくピンク色ではなくちょっと寂しげなピンク色。
今日はその後どんどんオレンジ色味を増していきました。
そしてさらに黄色味が増し、空が黄色いセロファンに覆われているような不思議な色に変化していきました。夕方ではなく朝の写真です。
その後は失速するようにグレーの空に。気温がぐんと冷えた晴れの日の空はピンク色がはっきりしていて空も吸い込まれるような青色ですが、少しずつ気温が上がっていくと今日のようなやわらかく、また不思議な色の変化も楽しめるようになってきました。
雪が降る前に独特な匂いがするらしいのですが、まだそれを獲得するには至っていません。(耳鼻系弱いですし💦)
ということで皆様、よい週末をお過ごしください。
色の見分けが得意な方も、鼻が利く方も
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今週はずっといいお天気に恵まれています。今日もまた最高気温は8度。雪が溶けて氷になっているところはスコップなどで氷を砕いて早く溶けるように(近所の人が)頑張ってくれています。家の前は日陰でまだ氷が固くてツルツルなので、道の脇のシャーベット状の雪を氷の上にかけて滑り止めにしています。たぶん何を言っているのかわからないと思いますが、日中8度ぐらい上がったところで日陰の氷は簡単に溶けないので苦肉の策を投じています。
さてここはセイナヨキのIdeaparkという大きなショッピングモールの中です。”KFCセイナヨキIdeapark店がオープン!”と広告が出ています。
初日の夕方に行ってみたら長い列ができていました。
オーダーは何台かあるタッチパネル式の機械でできるようになっていました。機械はいいんですが、お姉さんのオフショルダーぶりがすごい。気温が5度を越えれば春?
ケンタッキー・フライド・チキンはフィンランドに進出するという噂が何年も前から飛び交っていて去年の秋だったかにヘルシンキに3軒、トゥルクに1軒オープン、そしてセイナヨキ店がようやくこの度オープンしたのです。
Ideaparkは巨大ショッピングモール(←フィンランド基準です、念のため)でセイナヨキのIdeaparkはフィンランドで確か7番目に大きなショッピングモール。住民は身分不相応なのでは?街の中心地が寂れて共倒れになるのでは?など反対意見も多く見られました。結果中心地は寂れてしまいましたが、Ideaparkaは地元住民だけでなく近隣の街から来る人もいるし、お店の回転も早いけれど空き店舗がほぼないところを見ると成功していると思われます。そしてKFCやその他大きなチェーン店がくるというのはIdeaparkというブランドのおかげだとしみじみ。
今日Ideaparkにランチに行き、KFCを見たら誰も並んでいなかったので夕食用に注文してみました。
注文して店内に入ったら1分もしないうちに受け取ることができました。揚げたものをオーブンで温めていたのを出してくれていたのです。オープンしたてのお店は待たされることが多いのですが、これだけ回転が早いと列が長くても案外待たなくてすみそう。
10ピース入。
Twitterでもつぶやいたのですが、学生時代を過ごした場所の近くにKFCがなかったので実は片手で数えるほどしか食べたことがないので、懐かしいというより物珍しい感じ。サクサクで美味しかったです。残念ながら伝説のビスケットはメニューにないのですが、ハンバーガーなるものもあったので他のものも徐々に試してみたいです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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夜に東北地方を中心に大きな地震があり、また広域で停電しているというニュースを見ました。
どうか被害が最小限でありますように。そしてこれ以上大きな地震はきませんように。
さて今回は車椅子利用者用の便利なボタンについてです。日本ではどうだったかあまり思い出せないのですが、自動ドアが一般的だからあまり気にしたことがなかったのかもしれませんが、フィンランドの公共の建物で自動ドア等ない場合は車椅子ユーザー用に便利なボタンがあります。
写真の左にある車椅子マークがついているボタン。
このボタンを押すとドアがゆっくり開き、しばらく待った後にまたゆっくり閉まるようになっています。
動画を撮ってみたのでよければご覧ください。
もちろん大前提は車椅子ユーザーのためのボタンなのですが、たまに両手がふさがっている時などはボタン1つで開くので便利なのです。
というプチ情報でした。
少しでもよい一日をお過ごし/お迎えできますように。
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今日もいいお天気が続き、気温も9度まで上がり、日向の雪は順調に溶けてきています。
ところで先日スーパーに行った時に目が留まったのはこちらです。
セイナヨキのお隣、KurikkaにあるJuustoporttiという会社の製品です。フィンランドではヨーグルトがこんな容器に入って売られているのもたくさんあり(しかも安い)、てっきりヨーグルトかと思っていたのですが、よく見たらmehukeitto、直訳するとジューススープのシリーズでした。
ジューススープ、とは?と思われた方もいるかもしれませんね。
よくあるのはブルーベリースープなのですが私も最初聞いたときびっくりしました。通常のジュースに片栗粉を入れているのでドロッとしています。粉末のものもあるのでお湯で溶いて温かくして飲んでもいいし、このように冷たいまま飲んでもいいようです。私も2回ぐらい飲んだことがありますが、ちょっと頭が混乱してしまうのでジュースは果汁の味がしっかりしたさらっとしたものを、スープは甘くないものを基本的に飲んでいます。
フィンランドでもう一つ最初は頭が混乱してしまったのはお粥というかオートミールにブルーベリージャムなどを入れたりして甘く食べる習慣があります。”お粥”を甘くして食べると考えると心が拒否してしまうので、別物の食べ物として食べたらそれもありかなと思えます。色々な味の粉末タイプのものも売られています。ちょっと小腹を満たしたり、朝食に食べたりする人もいるようです。
そしてもう1つ、フィンランドにはキーッセリというベリーなどのジュースに同じく片栗粉と砂糖などを混ぜて煮詰めるデザートがあります。ジューススープは飲めるけど、キーッセリはスプーンですくって食べる仕様なのでさらにドロッとしています。キーッセリはたまにランチビュッフェのデザートでついてきたりします。
本題に戻って写真に写っている製品はピンク色がベリー味、青がブルーベリー味、黄色がマンゴーオレンジ味、緑が洋ナシ味、どれも無糖と書かれています。こんなにきれいに並べられているとついつい全種類買って冷蔵庫に並べたくなりますよね。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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今日もいいお天気で最高気温も9度。家の前の道は日が当たらないので、氷の上に滑り止めの小石を撒いているのですが、氷がちょっと溶けて、でも完全に溶けず小石が微妙に埋もれてツルツルになるという。でももうちょっと辛抱と思っています。
さて今料理研究家の土井善晴さんのインタビューが連載されています。毎日新たな観点に共感しながら楽しんで読んでいるところです。この回で印象的だったのは
土井
ですからその意味でも、わたしはいつも「途上の人」、つまり、一流になろうとする人と仕事をしたいんです。
上にあがろうとしている人には情熱があります。そういう人は、どんな仕事も頑張ってくれますから。
そういう見えないはずのものでも、はっきり仕事に現れるものです。それか「超一流」の人と仕事をしたい。
「超一流」の人って、やっぱりすごくて、どんなにちいさな仕事でも頑張れるだけ頑張りますから。
でも「一流」の人は、途中でこなしだすでしょう?それだとおもしろくないよね。
星野
あぁ。
土井
わたしはやっぱりどんな仕事でも、毎回新しいものを作りたいんです。
途中で苦しさがあっても、頑張ったら頑張っただけのものが残りますから。それがたのしいんです。
わたしは毎回苦しみたいんです。 「普通はこう」ではなく、それ以上のなにか答えを考えたい。
そうやって生まれた結果は、また次の仕事を継続させる力にもなってくれますから。
常に頑張ることで、次につながります。
仕事についてはいつも、そういう情熱があるんです。
星野
わぁー。
土井
だから、あなたになにかお願いしたら「だいたいこのくらいかな」で終わらせず、相手を「おーっ!」と喜ばせようという
気持ちがあると、きっといいですよね。
もちろん、奇をてらうようなことをするわけではなく、内容を理解した上でね。
そういうサービス精神って、仕事では絶対に必要なんです。
「これをやれば合格」ではなく、 「もうちょっとなにか喜ばせたい」みたいな気持ちといいますか。
その頑張りは、結果に出ますから。
一緒に仕事をする人は、できるならそんな愛情を持っていてほしいよね。
「この人、仕事は早いけど、もうすこし愛情が‥‥!」
そんな感じだとちょっとね。
これで思い出したのが家人の会社のWebを作っている会社のこと。オフィス移転に伴い、住所変更が必要になり、この度初めてWordPressで作られたページをのぞいてみました。私はWordPressを使い慣れている訳ではないですが、それでもそれがとても丁寧に作り込まれているのがわかりました。慣れている人だけが操作するならそんなに細かく分けなくてもよさそうな部分もきちんと分けられていて、会ったことはないのですが作った人の人柄が出ているというか、もし他にお願いする仕事があったら是非ともこの会社に任せたいという気持になったのです。もちろん修正はすぐできました。
一方このエピソードで思い出したもう1社は車の窓ガラスの交換と塗装をしてくれた工場。しょっぱなから、既にわざわざ事前確認で出向いて行った翌日に車体の色を控え忘れたのでもう一度来てほしいとか、期日通りに終わらなかったり、取りつけ忘れがあったり。人間もちろん失敗はあるし、私も失敗が多いから責め立てる気持はありません。それでも一生懸命やっていたのにうっかりしていた、というより「だいたいこのくらいかな」でやっつけ仕事をしている感じ。まあフィンランドにいると時々そんなサービスを受けることもあるのですがね。とにかくそれを確信したのは請求書でした。
確かに見積通りの価格だったのですが、明細一切なしでたったの1行で済まされていたのです。フロントガラス代は?ペンキ代は?工賃は?一つずつ明細に書くのは手間だったのでしょう。いつも私の車をメンテしてくれている修理工場も、家人の車をメンテしてくれている神業修理工の人も忙しいけど請求書にはきっちり明細が書かれていただけにちょっとびっくりしたと同時に納得しました。もちろん2度と利用することはないし、人には勧めないし、いやむしろ行こうとしている人がいたら全力で止めると思うし
仕事の結果、コミュニケーションの途中、領収書、様々なところからいい仕事は伝わってくるし、手抜きの綻びは伝わるものですね。私も一流の人になるのは難しいですが、謙虚な心を持ちつつ「途上の人」であり続けたいなと思ったのでした、しみじみ。
この澄み切った青空、温かい光を放つ太陽のような存在になるにはまだまだ邪念はありますが。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
1行だけの明細をもらったことがある方も、それは初耳ですという方も
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今日も文句なしのいいお天気で気温は10度まで上がりました。日陰の雪はまだ凍っていますが、日向の部分からどんどん雪が溶けています。
さて、金曜日は久々に街で一番美味しい(私調べ)レストラン、Juurellaに行きました。フィンランドの夕食の外食は高くつくのでなかなか気軽には行けないのですが、ここぞというお祝い事の時に行くところ。今回は家人の誕生日ということで。
いつ行くか具体的に決めていなかったので駆け込みの木曜日に予約を。金曜より土曜の方がゆっくりできていいかと思ってみたら空いていたのが21時からと21時半からのみ。12月だと忘年会シーズンで混んでいるのはわかるのですが、3月の何でもない土曜日が予約でほぼ満席とはそんなこともあり、金曜日の早めの時間に予約しました。
まずはつきだしのカモ肉とリンゴンベリーのソース。
このかわいい入れ物の中に入っていたのは
ジャストサイズのパン。この入れ物に入っているおかげで焼き立ての温かさが保たれているのです。バターナイフも味があるのですが、このバターもちょっと柔らかくしてあるちょっとした気遣い。
家人が頼んだコースの豚肉とセロリソース。
こちらは私のコースの玉ねぎとキャベツ。中には玉ねぎや赤玉ねぎ等が入っていて赤ワインベースの玉ねぎソースを注いでくれるというパフォーマンスつき。もちろんとても美味しかったです。
家人のコースのトラウトとビーツとフェンネルの料理。これもまずいはずがないですよね。
これも家人のコースのパイクパーチ。パリッと焼かれたパイクパーチ、サクサクしてそうですね。
メインは野菜にするつもりだったのですが、家人の薦めで変更したローストビーフではなくローストホース。馬肉というとちょっと硬くて癖が強いイメージがあったのですが、柔らかいし癖もほとんどなく美味しかったです。ソースはオランデーズソース。何よりも根菜類がパリパリで最高でした。皮つきジャガイモ、ケール、ビーツ…。なんでこんなにパリパリにローストできるのでしょうか。
デザートはブルーベリーのパンナコッタ。あっさりして🥰
2種類目のデザートはチョコレートファッジというのでしょうかかなり濃厚。ソースはクリスマスツリーでおなじみのトウヒ。爽やかな味でした。チョコが甘過ぎたので個人的には最後はあっさり系の方がよかったかもと思ったのでした。
Juurellaは環境にも配慮して近くでとれる地産の食材を使うようにしているのですが、使っている製品も地元のものを採り入れていました。例えばこちらの肉用ナイフはKauhavaにあるIisakki Järvenpää製。刃の部分にIisakki Järvenpääの文字が刻まれています。柄の部分のマークはJuurellaのシンボル。
パリッとしたリネンのナプキンはこれまたセイナヨキのお隣、KurikkaにあるJokipiin Pellava製でした。
18時頃なのにまだまだ明るい外。
19時頃にはすっかり夜が更けた中央広場。
私達は年に3~4回しか行っていないのですが、お店の人はたぶん私達のことを覚えていてくれて、料理を運んでくれたときにちょっとした話をすることができました。テーブルもほぼ満席、そして久々にインターンを受け入れられるようになったのだそうです。コロナの影響でずっと開店時間やテーブルの数に制限がありましたが、(ウクライナ情勢を除くと)少しずつ通常の生活に戻りつつあります。
お客さんを喜ばせるために進化し続けるJuurella。またお祝い事があればここに来たいと思ったのでした。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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1年の中で一番好きな月は3月かもしれません。
日を追うごとに日暮れの時間は遅くなり、太陽の光は強くなり、冬の間たっぷり降った雪がどんどん溶けて雪解け水が流れ、春を告げる鳥のさえずりが聞こえ、何もが生き生きと輝いてみえるそんな季節。
はい、今日は9度まで上がり、最高のお天気だったものだから随分ポジティブな3月礼賛をしてしまいましたが、そんな日が突然やってくるのが3月なのです。
せっかくいいお天気だからと近所の湖に出向いたら、同じことを考えている人がたくさんいて、広い駐車場はほぼ満杯でした。そのうちの半分以上はシーズン最後のクロカンを楽しむ人達だったと思われますがね。
湖の近くにはちょっとした公園があるのですが、そこも子ども達がたくさん集まっていました。
ブランコで遊んでいる子ども達、結構高くまで揺れてました。体重軽いですからね~。
アイスカルーセルで遊ぶ子も。雪が溶けかけで表面が平らではなかったから時々軽く飛び跳ねてました。
先週子ども向けのイベントがここであったので、その時に作られたと思われる雪像。だいぶん溶けていてオリジナルの形が不明ではありますが。
例えばこれ。ちょっとアートっぽい作品ですよね。フィンランドは寒過ぎると雪がさらさらなるので案外こういった雪像が作れる期間は限られているのです。
こういう半分凍った雪の上を歩くとザクッとして気持いいのです。伝わりますかね?
湖の上を散歩している人も結構いました。一部溶け始めているので氷の上を歩ける最後のチャンスかも。
かなりズームで撮ったのですが真ん中の方まで歩いている強者もいました。
クロスカントリースキーで挑む人も。多くの人が行っていたので大丈夫だとは思うのですが、今回はやめておきました。
一方暖かくなりましたからね。早速マッカラ(=ソーセージ)を焼いている人達もいました。まあ寒くても焼く人は焼いているというのがフィンランドあるある。
雪像アート、ここにもありましたが、日向過ぎて倒れているのも。(もしくはいたずらで倒された?)
カヌー用倉庫なのですが、周りの雪が溶けかけているけど、完全には溶けてないから近寄れない状態。
桟橋の周りの氷が隆起していました。自然の力の神秘。
一部氷が切り出されていました。まだ分厚そう。今シーズンは雪がたくさん積もったのでこの湖も溶けるのはいつ頃になるのでしょうかね。
飛び込み禁止のピクトグラムと、その周りから溶けかけている氷のアート。この薄い氷をパリパリ割るのもストレス発散になります。
陽気に誘われてたくさんの人がそぞろ歩いていたのでした。イベントでもないのにこんなにたくさんの人が歩いているのは珍しい風景でした。やはり春の陽気の影響、半端ないですね。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
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今日も晴れたり曇ったり。ただ11月や12月と違って曇りの日でも電気をつけなくても明るいのは大きな違いなのです。最高気温は2度だったので庭の雪景色は続行。家の周りの道もツルツル。滑り止めの石を撒くほどそんなに外には出ていないし、まあ数日したら氷も溶けるのでそれまでやり過ごそうという算段です。
今日は珍しく家人がランチに出かけられるというので行ってきました。
フィリピン人家族が経営しているアジア料理のビュッフェレストランFiestaです。
Fiestaは2年前のコロナが流行り始めた頃にオープン。レストラン内での食事ができなかった時にテイクアウトを2度した後はあまり美味しくないという噂を聞き、しばらく足が遠のいていました。ところが最近週末に行こうとしていたお店が閉まっていたのでたまたま入ったら普通に美味しかったのです。
ということもあり、平日ランチは初めて。
中華のビュッフェは街中に他に2ヵ所あるのですが、どちらもお寿司の種類が充実していますが、ここは少なめ。代わりにデザートが2種類(実はアイスクリームもある)。
魚介類がそんなに得意でないのであまり魚臭くなさそうなマヨネーズやドライオニオンがかかったサーモンと、同じくマヨネーズが載った海老等をチョイス。いなり寿司とか卵があると嬉しかったのですが。でも気付いたのです。そういうのがあるとついつい取り過ぎ⇒食べ過ぎに陥るのでこれぐらいがちょうどよい量なのだと。ご飯ってお腹膨れますしね。
メインもサラダも充実していました。どれも美味しかったのですが、チキンのオレンジ煮込みが味がしっかりしていて特に好みでした。こういう味がしっかりした料理を食べると活力がつくような気がします。私自身はお肉を食べるのは控えるようにはしていますが、完全に断っている訳ではないのでこんなときは柔軟に欲しいものをいただいています。ただお肉を食べない人にとってはちょっとメインで食べられるものが少なさそうな感じ。というデータをインプットしておくことにしましょう。
ちょっとわかりづらいのですが、奥にある白い入れ物にアイスクリームが入っています。マシュマロやクリームも置いてあるのでトッピング可。ジュースはマンゴージュースでした。え?お寿司にマンゴージュースを飲んだって?わたくし、飲み物も別腹で流し込める特技があるので、ふふ。ついついジュースがあるとどんな味が試したくなるのですよね。
内装も落ち着いていておしゃれだし、他にもコーヒー・紅茶もついているのでかなり充実ビュッフェレストランです。(寂れゆく)街中にあるし、チェーン店ではなく自分達で始めたお店だし、これからも同じ移民として少しでもサポートを続けていきたいと思っています。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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今日の最高気温は-2度でした。日中は曇っていたのですが、夕方になって晴れてきました。明日からは晴れの日が続き、気温もプラスになっていくようです。
さて、昨日全国ニュースで15台の救急車と2台の消防車がウクライナに向かって出発したというのを見たのですが、地元の新聞にも救急車のことが載っていました。
全国ニュースのことは割愛して地元の新聞の記事を紹介すると、救急車を寄付しようと思いついたのはポフヤンマーにあるクリスティーナカウプンキという街で私立病院を経営している医師、Kaido Kotkasさんとその友達。ニュースを読んだ時に中古の使える救急車をどうやって手配したのかと思っていたのですが、Kotkasさんの場合は最初の1台はご自身でネットオークションで買ったそうです。その後はKotkasさんのフィンランドとエストニアのロータリークラブの友達と一緒にフィンランドとエストニアで手配したとのこと。
7台のうち4台は既にウクライナに到着、2台ももうすぐ到着、1台は今日出発するとのこと。すべての救急車にはエストニアのタリンで薬や食べ物が積まれ、最後の2台には2トンの燃料も一緒に運ばれるとのこと。
救急車はウクライナ当局と連絡を取りながら必要とされている都市に届くように便宜を計ったそうです。ちょっとした裏話は救急車の手配中にフィンランドの社会保健省から連絡があり、Kotkasさんの活動は個人的なものなので協力ではなく独自ですべてコーディネートしたいという申し出があったそうです(が断ったようですね)。ロータリークラブはプライベートでなく第3セクターなのにとも。どうやら社会保健省は独自で15台の救急車と2台の消防車を手配した模様。
なおKotkasさんのこの救急車プロジェクトはスウェーデンからも手配できないかとさらに探索中で、現在少なくとも2台見つかっているそうです。それでも実際は50台から100台が必要とも言われていて、まだまだ数が足りないのだそうです。
救急車の写真がないか検索しましたが、さすがに見つからず。その代わり消防車の写真は見つかりました。本文とは関係ない平和な風景ですが、引退していた救急車や消防車が皮肉な形ではありますが再び脚光を浴びる日がきました。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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今朝は予報通り起きたらまた雪が積もっていました。幸いサラサラの雪だったので朝一番でさくっと雪かきをしました。最高気温は-1度だったので雪もほとんど溶けることなく。ただ週末から最高気温が5度前後に上がるようなので雪解け間近ですかね。
先日庭を眺めていたらリスがやってきていました。いつも見ているリスより大きかったので恐らく親リス。
子リスほどすばしこさはなく、ずっと枝の上に留まっていました。
今日は終日曇りだったのですが、朝一瞬雲の向こうに太陽が見えたのです。
屋根の上には久々に雪が積もりました。今は溶けてしまったので雪が屋根に積もるのもそろそろ見納め?いや、後数回はあるか?
そんなこんなで3月も3分の1弱が終わりました。胸が痛くなるようなニュースが続く今日この頃ですが、それでも春は確実に近づいています。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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今日の最高気温は-1度でした。予報では夜の間雪が降る予報でしたが、幸い粉砂糖ぐらいの雪の量でホッとしました。実は今週雪かき当番なのでできれば雪は降ってほしくないのですよね。しかも昨日まで表面がつるつるだったのが、少し雪が積もったことで滑りにくくなりました。日中は少し薄日も射しましたがほぼ曇りのお天気でした。
コロナの状況は相変わらずですが、3月になって規制が緩和され、レストランやバーが遅くまでオープンできるようになったようです。コロナパスポートの表示も求められることがなくなったし、コロナパスポートをチェックされたのは結局ヘルシンキに旅行した時だけでした。そんな感じなので規制緩和後の私自身の生活はあまり変わりなく、混んでいる時間を外してのランチかお茶するぐらいの生活が続いています。
こちらはお気に入りのScandinavian Bistroのランチビュッフェです。様々なサラダにじっくり煮込まれたお肉、パンも自家製で美味しいし、これにデザートとコーヒー/紅茶がついてきます。ちなみにキノコのスープ、旨味は利いていたのですが調味料入れ忘れのようで味がありませんでしたそっとお店の人には伝えたのですが、まあそんなこともありますよね。他はいつも通り美味しかったので満足でした。
こちらはよくお茶しに行くValkoinen Puuのジェノベーゼパニーニ(?)。ここのジェノベーゼは自家製で美味しいのです。パニーニ?パン?の形と付け合わせが変わり、量少なめに見えますが、しっかりお腹いっぱいになりました。
ただ…こちらのお店のオーナーはアンチワクチンを公言していて、そのためにここに行くのをボイコットしている人もたくさんいるということを小耳にはさみました。うーむ、ワクチンを接種する、しないはその人の事情もあると思うのですが、それを公言する人はちょっと考えてしまいますね。セイナヨキで自家製のケーキが食べられるところは少ないのですが、しばらくここ以外のお店に行こうかと話しています。
それでもたまにリフレッシュも必要なので他のお店での週末のランチ通いは続けていければと思っています。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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今日は日中まではいいお天気だったのですが、夕方に曇ってきました。最高気温は3度。今週末は買い出し以外は引きこもっていていました。いいお天気なので出かけた方が気分転換になるのですが、道が凍っているとなかなか勇気が出ないというのもあり。そんな週末もありますよね。
さて、またまた地元の新聞情報です。フィンランドの服のブランドでSamujiというブランドがあります。ブランドを立ち上げたのはSamu-Jussi Koski。彼は最初はマリメッコでアシスタントデザイナーだったのですが、その2年後にはデザイナーに抜擢。最終的には2009年に独立して自分のブランド、Samjjiを立ち上げました。Samujiは一時期倒産の危機に見舞われましたが、2021年の夏にNosh Companyがブランドを買い、存続することになりました
この度そのSamujiのヘッドデザイナーになったのがエテラポフヤンマーにあるKauhajoki出身のAnna-Mari Paholaさん。来秋のコレクションで彼女がデザインした服が発表されるとのこと。。今SamujiのWebを見たらマフラーなどしか売られていませんが、夏から洋服のコレクションが発表されるそうです。
Anna-MariさんはKahajokiで育ち、お父さんは家具職人で日頃からデザインや自分に作ったものに価値を置いていたそうです。また彼女はおばあさんの家にあったガラスショーケースに飾られたフィンランドで作られたガラスの宝物をよく覚えているとのこと。そして自然を愛するAnna-Mariさんは定期的に子どもの頃過ごしたKauhajokiに戻っているそうです。
また彼女は日本のずっと美意識に興味を持っているのだとか。そして近年、彼女は日本とエテラポフヤンマーの美意識が驚くほど精神面で似ていることに気づいたとのこと。いわく、”エテラポフヤンマーと日本の風景は、同じ空間の感覚と透明感を持っている。 ”と。何だかそう言ってくれると嬉しいです。
Samujiのお店はセイナヨキにはなく、ヘルシンキのお店はなかなか敷居が高くて数えるほどしか入ったことがないのですが、秋以降ヘルシンキに行くことがあればのぞいてみようかと思っています。
Kauhajokiの画像はないか検索したら教会の写真が見つかりました。あいにくの曇り空だったのですが、素敵な教会でした。
ということで皆様、素敵な1週間の始まりをお迎えください。
敷居の高いお店にもすんなり入れる方も、なかなか勇気が要りますという方も
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一昨日の夕方からブログにアップした写真が表示されず、更新を控えておりましたが、ようやく表示されるようになりました。
と1日前に書いたのに下書きの状態のままになっていたので3度目の正直でアップします。
最近は幸いいいお天気が続いていますが、最高気温が0度前後なのでまだまだ家の周りはほとんど氷に覆われています。ただスコップなどで氷を砕いた部分は少しずつ地面が見えてきているし、表面も若干緩んできました。
さて、セイナヨキにある大きなショッピングモール、Ideaparkの中に年末ぐらいにドラッグストアっぽいお店がオープンしていました。ドラッグストアで買いたいものは特になかったので、つい最近まで入ったことがなかったのですが、この前入ってみてびっくり。お店の名前、Normalの通りスーパーなどで売られている”普通の”製品が店内にたくさん並べられていて、しかも通常より安く売られていたのです。
お店の雰囲気はおしゃれなドラッグストアー、品揃えはスーパーと、コスメティックのお店と、flying tigerを足して3で割ったような感じ。この洗練された感じはフィンランドとはちょっと違うな、と思ったらやはりデンマーク発祥のお店でした。
お店の中はflying tigerと同じコの字型になっているので目当ての商品があっても通路に沿って進んでいくタイプ。まずはヘアケア製品に始まりコスメコーナー。そう、コスメコーナーは安めのブランドが多かったものの、essieのマニキュアは通常の7割ぐらいの価格で売られていました。
フィンランド発祥ではないなと思った理由の一つがこのおしゃれソープ。まあわざわざヘルシンキの香りは作らないですよね。サンプルがなかったので実際どんな香りか試せなかったのが残念。
な、なんとクリネックスの箱ティッシュが!フィンランドでは箱ティッシュなるものが流通していなくて、ポケットティッシュは無駄に分厚くて大きいので、結局家ではトイレットペーパーで鼻をかんでいます。そんな事情でフィンランドのホテルでも箱ティッシュがないところも多いのではないでしょうかね。もちろんそれなりのホテルには備え付けられていると思いますが。
なぜか紅茶の品揃えも豊富でした。友達はここで買ったチャイがとても美味しいと言っていました。私はどちらかというと柑橘系が好きなのでトライはしていませんが。そしてネスカフェのインスタントコーヒーなどもあったのでした。
flying tigerっぽいなと思ったのはこういったおもちゃやパーティーグッズ。
そしてお財布に優しいお菓子類があるとついつい買い物かごに。
でも心を掴まれたのはやはりこの日清製品。しかもスーパーより安い。ちなみに焼きそばの袋タイプは初めて試してみました。うーむ、エコではあるけど湯切りの手間がちょっと、ではあったのですが。
それにしても地方都市にも便利なお店がオープンして嬉しい限りです。フィンランドでもどんどん新しいお店がオープンしているようです。
その昔、フィンランド各地にtiimariという素朴な雑貨屋さんがあったのに倒産してしまい、国民はそれなりにショックを受けましたが、時代と共にflying tigerなどのおしゃれ系雑貨店がどんどん増え、今に至るといったところでしょうかね。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
ドラッグストアーに行くとついついたくさん買い物をしてしまう方も、お買い物は計画的ですという方も
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今日も1日よいお天気でした。最高気温は2度でしたが、テラスは14度ぐらいまで上がりました。風はまだ冷たかったのですが、少し春独特の優しさを感じました。ああ、気温が5度ぐらい上がってくれたら雪ももう少し溶けてくれるのですがね。
さて、地元の新聞を読んでいたら見覚えのある顔と名前が出てきました。その人はウクライナ人の友達、というか仲のいいウクライナ人の友達の元旦那さんで、彼もウクライナ人。記事によると、今週の火曜日にルーマニアに向かい、ウクライナから逃れてきた彼女の息子を助け、その後ポーランドに移動。そこでクリッカからやってきたバスと合流して難民希望者を乗せ、その通訳としてクリッカの難民収容所(という名前はちょっとしっくりこないですが)に戻るというストーリー。
このプロジェクトはクリッカのVoihan Vuohiというクリッカのチーズの会社と協力のもと実現したとのこと。しかもアイディアは土曜の夜に思いつき、月曜日にはバス会社に電話1本でバスと運転手の供給をお願いし、協力に至ったというもの。ヘルシンキからタリンへのフェリーも半額にしてもらうこともできたそうです。
ところでこのクリッカの会社、見覚えがあると思ったら1年前に記事に書いたクルド人の女性でした。もともと難民として祖国を離れた彼女はクリッカに来て会社のオーナーになって1年あまりのはず。驚くほど迅速な決断と行動力にただただ頭が下がります。
一方ウクライナ人の友達もFacebookを通じて現地で必要とされている救急セット、軍隊に防護メガネやグローブなどを募り、これはバスで運ぶことになったそうです。ポーランドではウクライナ出身の友達が窓口になってポーランドの赤十字などを通じてウクライナに届けられるとのこと。
ちなみに彼は月曜日まで普通に仕事をし、その後はこの大きなプロジェクトに集中することにしました。いつ仕事に戻れるかはわからないけれど上司もそれを理解を示してくれているそうです。
急展開で動いたプロジェクト故に実はまだお役所から何人の難民を連れて帰っていいのか、またどこの収容所に連れて行けばいいのかなどの指示は出ていないそうです。クリッカにも収容所があるのでそこであると話がスムーズなのですが、これは連絡を取りながら進めていくそうです。
私にはこのような瞬発力がないので、ただただ尊敬するばかり。それでもできることは少ないかもしれませんが、自分なりに協力できることはしたいと思ったのでした。
戦禍を逃れて来た人達が無事到着しますように。そして少しでも気が休まりますように。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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今日はほぼ晴れていたのですが、夕方ほんの少しだけ小雪がちらつきました。朝、空が少しだけ雪が降りそうなピンク色になっていて、勘違いかと思っていたのですが夕方の雪はその影響だったのでしょうか。だんだん雪が降る前のピンク色が見分けられるようになってきたのかもしれません。日中はほとんど晴れていて、最高気温は3度。早いもので3月になりましたね。実は今日ラスキアイスプッラという甘いお菓子をいただく日だったのに、その前にさんざん食べたので肝心の当日は食べなかったという本末転倒なLaskiaistiistaina(告解の火曜日)となりました。
さて、フィンランドでは南部、中部、北部と地域ごとに1週間のスキー休暇があります。といっても対象となるのは学生と、先生を始めとする公務員の人達が主で、一般企業に勤めている人は必ずしももらえる訳ではありません。先週1週間は南部で、今週がセイナヨキも含む中部がお休みとなっています。
コロナ以前は高い山のあるアルペン方面に本当の意味でのスキー旅行に行く人も多かったのですが、今年はどうでしょうかね。幸い雪はまだたくさん残っているのでわざわざ北部に行かなくてもスキーを楽しめる状況なのですが。
そんな中、昨日仕事で確認してもらいたいものを送ったところ、その人から今日”今スキー休暇中なんだけど急ぎのものはある?”というメールが。
えっ?聞いてないんですけど?その人待ちで保留になっている仕事が2件あるんですけど?と思いながらもフィンランド風に”素敵なスキー休暇を”と返しておきました。
ええ、返信は”ありがとう。じゃあ来週月曜日以降に対応するね。”と。
もちろんこれは人によって対応はそれぞれと思いますが、一般的な認識は、休みを取るのは当然の権利。迷惑をかけてごめんね、というより、リフレッシュしてくるねという捉え方が多い気がします。そして関係者はあらかじめその人の休みがわかっていたら敢えて邪魔しないよう1週間黙って待つ、そんな暗黙のマナーを身につけました。まあ人によっては休みに関係なくメールの返信が来る人もいますがね。
仕事には緩急も必要。ずっと忙しくしている人も、気分転換に少し仕事のスピードを緩めてリフレッシュすると、次の活力が湧いてくるかもしれません。
最後の写真は昔に撮った地元のスキー場の写真。低い山ですよね。ええ、人工の山ですから
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今日も美しい冬晴れの1日でした。そして最高気温は5度でした。今週はいいお天気が続きそうなのは嬉しいのですが、気温は5度以下なので雪解けにはもう少し時間がかかりそうです。
さて先日郵便切手をご紹介しましたが、地元の新聞で2021年の最も美しい切手の投票があり、その結果が紹介されていました。
こちらの右下の森の写真が1位、左下の白樺の写真が2位を受賞したとのこと。
この写真を撮ったのはセイナヨキのお隣、ラプア在住のJukka Risikkoさん。ちなみに右下の写真はSimsiöで2020年の9月に、左下の写真は2019年の10月に撮ったものなのだそうです。興味のある方はこちらがJukkaさんのWebです。素敵な写真がたくさんありますよ。
https://risikkophoto.weebly.com/
美しい景色に惹かれて買っていた切手、実はお隣のラプラの写真だったとは。
残念ながら投票対象の切手のページは郵便局のWebからは既に削除されていたので、他にどんな切手があったのがわからないのですが、夏のキラキラした風景や、冬の静謐な風景も捨て難いのですが、秋の燃えるような森の風景も最近は私自身も好きになりつつあります。
郵便切手はこのような自然の美しい写真のものや、かわいいデザインのものもあるのでなかなか目が離せません。
これからは雪解けの風景を楽しみつつ春を待ちたいと思います。
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