Visit Lakeus 2021年11月
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Visit Lakeus

Author:Visit Lakeus
フィンランド中西部在住。
地元の情報や日々の情報を書き綴っています。地元の情報や日々の情報を書き綴っています。

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アップルパイの思い出
Moi!

今日も一日寒くて最高気温が-14℃でした。お天気は割とよかったのですが、外に出たら鼻から息を吸わないと肺に冷気が入ってゲホッとなる季節になりました。先週降った雪がそのまま凍っていて白銀の世界は美しいです。

そんな中、今日は久々にValkoinen Puuというカフェに行ってきました。なんとなくリンゴのケーキが食べたいと思っていたところ、リンゴのBritaケーキ(手前)があったのでそれにしました。Britaケーキはスポンジ&メレンゲの2層の生地でふわふわサクサク。リンゴもジャム状ではなく、食感も楽しむことができました。
Valkoinen Puuケーキ

リンゴといえば何年か前のイースター休暇にポーランドのクラクフに行ったことを思い出しました。お天気に恵まれず、寒くて雨が降っていたので暖を取るためにスターバックスに入ったのです。そこで目にしたのはアップルパイ。そもそもスタバはお茶するところなのでパイには特に期待していなかったのですが、とりあえず頼んでみました。果たしてそのアップルパイが期待に反して本当に美味しかったのです。ポーランドはリンゴの産地でも有名。フィンランドにもたくさんポーランド産のリンゴが売られています。リンゴのBritaケーキを食べながらそんな旅の思い出話に花を咲かせたのでした。

Valkoinen Puuのインスタ映えスポット。ただこのお店も新しい映画館がもうすぐできるのに伴い、同じ建物に移転することが新聞に載っていました。
Valkoinen Puuインスタ映えスポット

窓からは中央公園の大きなクリスマスツリーを臨むことができます。
Valkoinen Puu窓から

中央公園にある少女の像に雪が積もって寒そうでした。身をかがめているからなおさら。
雪の像

こちらがクリスマスツリー。中央広場のツリーはどこからか切ってきたものですが、これは年中ここにあるので、ホッとします。
クリスマスツリー1

ついでにこのクリスマスデコレーションもしまわれることなく年中飾られたままですが、点灯されたのは最近のことです。
クリスマスツリー2

Valkoinen Puuの店内はほぼ満席。寒くなると体が甘いものを欲しますからね。(いや、年中欲しているか。)Valkoinen Puuは市民の憩いの場を提供してくれています。

ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。

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フィンランドの生活 | 01:57:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
ブラックフライデー
Moi,

今日もほとんど曇りのお天気でした。最高気温は今日は-6度だったのですが、明日は気のせいでなければ-12度になるようです。強調しますけど最高気温が、です。

さて、今日はブラックフライデー。新聞はいつもより厚くブラックフライデーの広告でいっぱいでした。
ブラックフライデー

私もちょっとした買い物をして恩恵にあやかりました。

はっきりとは覚えていないのですが、数年前はブラックフライデーは一部のお店でしかしていなかったし、その名の通り金曜日だけのセールだったような記憶が。

昨日Ideaparkに行ってみたらブラックフライデーウィークを謳っているお店がたくさん。しかもシーズン物だけではなく全品20%、25%オフなど。1ヵ月後に控えるクリスマスを前にしてついついお財布の紐は緩み、または前々から欲しかったものを思い切って買っている人で溢れていました。私も含めて、なのですが。

そんな中、ニュースでお店側がセール前に売値を高く設定してセールに見せかけて実は元の価格で売っているお店もあると。もちろん嘘をつくのは断じてよくないのですが、ここ数年のブラックフライデーは加速し過ぎと思うのは私だけでしょうか。大きなチェーン店は体力があるかもしれませんが、個人経営のお店は大丈夫なのかなとちょっと心配してしまったり。

またそういう世の中の潮流に流されないお店や、逆にこの日の売上の2割を恵まれない人達に寄付すると声明する企業も。こういう企業を支持していくことも消費者としてできることなのかなと思ったりしたのでした。

また先日イギリスから送料無料につられて頼んだものと、地元のお店で見つからなかったものを国内の通販で購入したものが昨日届きました。製品保護のために梱包された紙、使い道のない段ボール箱などを目にして、やはり通販はなるべく避けて地元のお店で買った方がいいなと反省したのでした。

イギリスから届いた荷物は送料無料なのに最寄りのスーパーに届けられ、国内で買ったものは10kgの重さにも関わらず送料はたった10.9€(≒1400円)で家まで届けてくれました。ちなみに郵便局の人は間違えて別のお宅に届けてしまい、その方がわざわざ家まで届けてくださったというサプライズつきですが。ちなみに自宅に届けてもらう場合は通常の郵便料金に10.9€払わなければならないのです。つまり本体の送料はかかりませんでした。どちらも契約でこんな格安で届けてもらえるのですが、こういったサービスが郵便局の首を絞め、サービスの低下につながっているとも聞いたことがあるのでよけい複雑な気持です。

色々なサービスを利用できる昨今だからこそ悩ましいのですが、少しずつ個人レベルでも環境問題も考えていきたいなとちょっと反省したのでした。

ということで皆様、よい週末をお迎えください。

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フィンランドの生活 | 04:29:41 | トラックバック(0) | コメント(0)
鍵の話
Moi!

今朝は起きたら雪が20cmぐらい積もっていました。北海道では80cm降ったというニュースを見かけ、それに比べたらかわいいものなのかもしれません。こちらでは朝早くでも除雪がされているのですが、今朝は例外で高速道路で除雪がされていなかったので家人は客先に行くのをキャンセルしました。引き返せる距離でラッキーでした。その後このエリアで10件ぐらい事故が起きたそうです。運転に慣れている家人から初めて”身の危険を感じた”というのだから推して知るべし。日中は一般道でもたくさん除雪車が行き交っていました。

さて突然ですが、今日は鍵についてです。フィンランドの鍵はほとんどがAbloyというブランド。
鍵
鍵は何層かになっていて、それがきちんと揃っていたらすぐに開くのですが、どこかの層がずれていたらなかなか開かなくて苦労することも。それだけ安全ということなのでしょうが。

家にはノブがありますが、外側にノブがなく、鍵を差し込んでそれでドアを開けるタイプのものもあります。これも鍵を持っている人しか外から入れないのである意味安全かもしれませんね。

一方こんな鍵もあります。
ドアロック
これは以前勤めていたオフィスのお手洗いのドア。どこを探しても鍵がないのです。
しばらくの間手で押さえながら誰も入ってこないことを祈っていましたが、思い切って同僚に聞いてみたところなんと!

ドアのノブを動かしたら鍵が閉まるタイプのものでした
ドアロック2

古い建物ではこのようなタイプのものがあるようですが、最近はあまり見かけません。もしフィンランドで鍵のないお手洗いに出会ったら是非ドアハンドルを動かしてみてください。

ドアに関してもう1つ。ずっと昔にも書いたのですが、こちらのドアはオートロック式。家を出る時にいちいち鍵を締めなくていいのは便利なのですが、鍵を家に置き忘れた時は最悪です。家はテラスハウスなのでご近所さんが家にいたらマスターキーで開けてもらえます。またもしスマホを持っていたら義両親にヘルプを求めるか。幸いにして鍵を忘れて外出した時はどうにか家の中に誰かがいて事なきを得ていますが、外出するときはスマホは忘れても鍵だけは忘れないように確認してから鍵を閉めるようにしています。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランドの生活 | 01:27:51 | トラックバック(0) | コメント(0)
世界一長いラグマットのその後
Moi!

今日も一日薄曇りのお天気でした。今日は頭もすっきりせず、体が重い感じでした。こんな日は敢えて体を動かしたり、外出したりした方がいいのですがね。1つミーティングがあったのでちょっと気分転換できました。

さて今年の6月にエテラポフヤンマーにあるÄhtäriで世界一長いラグマットを織るというプロジェクトがあり、それをこちらで紹介したのですが、その結果が地元の新聞に出ていました。

まず結果から。
目標の世界一長いラグマットを織ることは成功
目標の350mを上回る380m10cm(幅70cm)のラグマットが完成したそうです。

織った期間は5月から11月中旬にかけて。
織った人達は13人のÄhtäri在住の男女、加えてÄhtäri動物園のパンダ舎の近くに織機があったので地元の人や観光客等も自由に参加したそうです。協力した人の年齢は様々で、一番若い協力者は6歳、そして昔家で織っていたという高齢者まで。
昔のことを思い出しながら織った高齢者の方もいれば、13歳の女の子は織る楽しみを知り、織機を家で使い始めることにしたという話も。

できあがったラグマットは余り布などを使っているのでカラフル、そして緩むことなくきっちり編めている品質の高い出来上がりになっているとのこと。そして11/25にÄhtäriの市場で行われるオークションに出品されるのだそうです。さて誰が入札するのでしょうね。

ラグマットは伝統的にフィンランドで家庭で織られていて、廊下やキッチン、ダイニングテーブルの下や寝室、子ども部屋など気軽に使われています。前のブログにも書いたのですが、義父の実家にも織機があり、叔父なども若い頃織っていたと言っていました。農家などは農作業のない冬の間にラグマットなどを織っていたのかもしれませんね。カーペットと違ってそんなに毛羽立ちがなく丈夫で(40年持つそうです)、また暖かい。原料も国内から調達できるのでエコフレンドリーな製品でもあります。

最後の写真はセイナヨキの中央公園の近くの道路に描かれたラグマットの絵。これもなかなか長いですよ。今は雪の下に隠れているかもしれませんがね💦
ラグマット

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランドの生活 | 00:28:13 | トラックバック(0) | コメント(0)
Lapuan Kankuritの新しい試み
Moi!

今日は朝から安定の曇り空でした。朝起きたら少し新しい雪が積もっていました。最高気温は1度だったので、雪が溶けてしまわない絶妙な塩梅の温度。もう少し気温が上がると中途半端に雪が溶け、道が凍って歩きづらくなるし、視界も白銀から黒くなるので、1度前後でキープもあり、と思う今日この頃。

さて、先日Ideaparkの新しい本屋さんの中のLapuan Kankuritコーナーで知り合いに会った時にLapuan Kankuritの新しいブローシャーをもらいました。前々からニュースにもなっていましたが、改めてじっくり読んでみたら素敵な記事があったのでシェアします。

今Lapuan Kankuritでは大きな投資をして新しいウールのテキスタイルを仕上げるための施設を建設中です。
フィンランドにはFinnsheepというその名の通りフィンランド原産の羊がいるそうです。色は茶色や白や黒。確かに長距離ドライブ中に時々羊も見かけることがあります。このFinnsheep、現在は需要が少ないこともあり、価格が低いためにその羊毛は約半分しか使われていないのだそうです。

そこでLapuan Kankuritの社長であり織機など技術面での開発担当のEsko Hjeltさんは、羊毛の需要が高まれば価格もアップするだろうと考え、Finnsheepの羊毛を使った製品を開発することに決めたそうです。もちろんそう決めた背景にはFinnsheepの羊毛が柔らかく、フェルトにしやすく、美しい光沢を持っているということもありますが。品質のよさ、そしてサステイナブルな製品を作るというLapuan Kankuritの企業ポリシーにぴったりの試みです。

ブローシャーの中にはこんなエピソードも紹介されていました。

アイスランドでは漁師は厚くてしっかりと編まれたミトンを氷のように冷たい水に浸すことで、ニットをカールさせて膨らませます。 膨らんだウールのニットが引き締まり、ウェットスーツのようにミトンの中に閉じ込められた水が温まります。 湿ると、羊毛タンパク質が水分子と反応して熱を発生します。そのため、湿ったミトンが北極海の過酷な条件で漁師の手を保護するのです。


うーむ、ミトンは何かの上からはめるのでしょうかね。ちょっと興味はありますが、自分で試すのには少し勇気が要りそうです。そもそもそれが必要となるような過酷な条件下には身を投じない予定です。(キッパリ)

最後の写真はLapuaにあるLapuan Kankuritのお店の様子。
ラプアンカンクリショール1
Finnsheepの羊毛から作られた新製品が今から楽しみです。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランドの生活 | 00:05:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
雪とリス
Moi!

今日も朝からいいお天気になりました。最高気温は-2℃。土曜の夜に積もった雪もそのまま残っています。

雪が積もると写真が映えますよね。そう、困ったときのお助けリス。
リス4

後ろ姿もかわいいですよね。
リス1

ケージの隙間から入り込んでエサをゲットしているところ。
リス2

エサ箱の位置を去年よりテラスの近くに移動したのでより鮮明なアップの写真が撮れるようになりました。
リス3

このリスはまだ体が小さいので夏にいた子リスが少し成長したのだと思われます。
リスは冬眠しないそうなので、私もこのリスと越冬する所存でございます。(冬眠できたらいいのですがね。)

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランドの生活 | 01:04:27 | トラックバック(0) | コメント(0)
アイススケートリンク場までのウォーキング
Moi!

今日は最高気温は-2度。嬉しいことにほぼよいお天気でした。

そして起きたらすっかり銀世界になっていました。夜のうちに積もったようです。
雪道

焦点が合うべきところに合っていませんが、ナナカマドの上にこの通り雪がしっかり積もっていました。
ナナカマド

実は土曜日家人が取引先に地元のアイスホッケー、S-Kiekkoの試合に招待されました。S-Kiekkoでは今シーズンから日本人選手、菅田路莞(Kanda Roy)さんがプレーされていて、この試合には私も興味があったのですが、取引先と家人との話を邪魔もできないし、それとコロナもまだ落ち着いていないので、今回は残念ながら見送ることにしました。
試合は接戦の末S-Kiekkoが勝利、Roy選手もディフェンスながらアシストで得点に貢献したとのことです。

たぶんどのスポーツクラブもあると思うのですが、試合では試合だけ見るためのチケットと、VIP用のチケットがあり、VIP用には軽食、デザート+飲み物と特別席がセットになっているのです。家人たちはVIPチケットで観戦したらしく、フロアーボールではアルコール飲料は含まれていなかったのですが、アイスホッケーの試合ではビール飲み放題だったと嬉しそうでした。会場には車で行ったのでそのため、帰りは歩いて帰ってきました。(一応車で迎えに行ったのですが、思いの他3分の1ぐらい戻ってきていて、Uターンする場所を見つけて追いついた時には後続の車がいて停車できず、家もかなり近かったので結局ピックアップできず。)そんなこともあり、今朝車を取りに行くというので、いいお天気ということもあり一緒に散歩がてら同行したのでした。

こちらはコロナの期間にオープンした自転車ショップ。一度修理見積をしたらめちゃくちゃ高かったのでたぶん高級な自転車ばかり売っている模様。コロナの間に自転車人気もグンと上がりましたしね。
Cycli

隣の建物はクロスフィットのジムが入っています。
ジム

試合のあったアイスリンクの近くのエリアには上のようなジム以外にもスポーツ施設がいくつか集まっています。こちらはSJKというサッカーチームの室内練習場。ちなみにSJKは今シーズンは見事3位。地方のチームにしては頑張っているのです。
Wall Sport
ちなみに私が追っている地元のフロアーボールチーム、SPVは今シーズンのリーグ戦は絶不調なのですが、勝ち抜き戦のフィンランドカップでは今日また勝ち抜き、次回が優勝決定戦まで進みました。ちなみに去年はリーグ戦はふるわなかったもののフィンランドカップで優勝。がんばってほしいところ。

話は戻り、これがOma SP Stadionというサッカー場。サッカーだけでなく夏の間にコンサートがあったり、イベントも時々行われています。
Oma SP Stadion

その近くにJäähalliというアイスリンクがあります。
Jäähalli

そしてその道の反対側に別のアイスリンク、Seinäjoki Areenaがあります。土曜日の試合はここであったそうです。ちなみにもう1つこの近くにアイスリンクがあるとか。さすが冬が長いだけあり、ウィンタースポーツが盛んですね。
アイススケートリンク

さらに屋外スケート場ではスピードスケートの試合が開催されていました。本当に速くて、カメラを構えていてもあっという間に通り過ぎる選手。
スピードスケート

1晩のうちにこれぐらい雪が積もっていました。
積雪

隣に流線形が美しい車が止まっているなぁと車種を確認したら”ポルシェ”とかいてありました。車音痴ですが、ポルシェが高級車っていうことぐらいわかります。ふふ。ランニング中の小学生ぐらいの男のが”かっこいい車!”と言って去って行きました。うちの車じゃないんですけどね。
ポルシェ

お天気も良く、いい気分転換になりました。

ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。

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Visit Lakeus | 01:54:36 | トラックバック(0) | コメント(0)
Capital of Spaceがテーマの公園
Moi!

今日は比較的いいお天気でした。最高気温は2度。いいお天気は続くようですが、気温はそれなりに下がっていきそうです。

休日の朝は最近日がなかなか昇らないせいもあり割とゆっくり起きているのですが、今日は7時起き。まあそれに伴って朝ごはんやランチが前倒しになる訳で、11時過ぎ(フィンランドでは平日は11時ランチが多いのです)に街の中心地にご飯を食べに行ってみました。

なんとほとんんどのお店が12時始まり。唯一オープンしていたカフェでパニーニを頼もうとしたら”今日は忙しくて20分程お待ちいただくことになります”と言われ、結局サブウェイで済ませました。野菜がたっぷり入っていてヘルシーだったのでよかったことにします。

さて、街の中心地には公園があり、中央広場がオープンする前はここで週末限定のクリスマスマーケットが開かれたり、夏は噴水があってちょっとした憩いの場にもなっていました。

それがリニューアルしてこんな滑り台ができるみたいです。
Kskustpuistoロケット滑り台1
なぜロケットなのか?というとですね、セイナヨキは大胆にもCapital of Spaceと名乗っているからなのです。

2022年の春にオープンする予定で、今は絶賛工事中。
Kskustpuisto

完成予定図はこのようになります。
Kskustpuisto計画

よーく見ると結構長いしうねっていますよね。フィンランドってアトラクション系、結構大胆なものが多い印象がありますが、だ、大丈夫なのかな?中の様子も見えないし。
安全性は専門家の方がに任せるとして、フィンランドの公園は時々見かけますが、こんな目を引く遊具を見たのは初めてかもしれません。
Kskustpuistoロケット滑り台2

何かが取り壊されてしまうのは淋しいですが、新しいものができるのはワクワクするものです。子ども達が楽しむのを見られる日が待ち遠しいです。

ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。

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街の情報(セイナヨキ) | 00:45:35 | トラックバック(0) | コメント(0)
空の色
Moi!

今日は朝からいいお天気でした。そしてマイナスの気温だったので地面が霜で白く覆われていました。

お天気の日は空を見るのが楽しみの一つ。特に朝は刻々と変化していくので気付いたときに写真を撮らないとチャンスを逃してしまいます。
空1

そう、ちょっと目を離したすきに空がピンク色に染まっていたりするのですよ。
空2

眩しいと思ったら、冬の鈍い色の太陽が低い位置からこれでもかとビームを送ってくれていました。
空3

これは数日前の朝焼け。
空4

冬の間は晴れたら放射冷却で美しい朝焼けが見られるのでそれを励みに頑張ることにします。”晴れたら”なんですけどね。

お店はクリスマスに向けて商戦たけなわです。今週末はSグループのPrismaが年に2度ある家電や食器、洋服類全品15%オフの日。すっかり定着してきたブラックフライデーももうすぐですしね。

ということで皆様、よい週末をお迎えください。

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フィンランドの生活 | 00:06:13 | トラックバック(0) | コメント(0)
翻訳の難しさ
Moi!

今日は朝少し雨が降っていたのですが、午後から晴れてすっきり青空に恵まれました。外出した時は4度だったのですが、あったかいなと思ったのでした。最高気温がマイナスの、外出すると空気が冷たいのを体験済なので4度なら全然寒くないと思えるのです。そのうちに今日は-10度?割とあったかいなと耐寒度がどんどんアップしていくことでしょう。

さて今日は翻訳の難しさについて。フィンランド語は日本と発音が割と似ているし、いくつかの例外を除けばローマ字読みでOKなのですが、拗音や促音がつくべきところについていなかったり、その逆であったり。また発音が似すぎているが故にフィンランド人から”新しいブランドにこのような名前をつけようと思うけど、日本語で悪い意味はないかしら?”という問い合わせを受けたこともありました。

併せてフィンランド語は日本語と違って子音の後にすべて母音が来る訳ではないので、例えばセイナヨキのあるEtelä-Pohjanmaa県は私はエテラポフヤンマーと書いていますが、エテラポホヤンマーと書く人もいれば、南ポフヤンマー(Eteläは南)と書く人もいれば、英語の南オストロボツニア(スウェーデン語からきている)と表記する人もいればと様々。どれが正しいというものでもないのですが、迷った時はWikipediaを参考にすることもあります。

ところでちょっと前にこれを購入しました。
土管のおやじ

フィンランドのオーガニックコスメ、フランシラの”土管のおやじ”でございます。

一体土管のおやじってフィンランド語で何というのだろう?と見てみたところ”Ojan Isännän Muistolinimentti"、英語では"Finnish old time liniment"。そもそもフィンランド語が独特の表現なのです。直訳すると”オヤ(=苗字)主人の記憶の塗布薬”。意訳すると”オヤおじさん調合の塗布薬”みたいになりますかね。英語は割とすっきり”フィンランドの昔の塗布薬”。ちょっとオヤおじさんの存在がかすんでいます。一方日本語はおじさん前面に出て、塗布薬なんかどうでもいいぐらいの存在感。

なぜ?と思ったら公式ページ

18世紀に実在した森のセラピスト(シャーマン)、オヤンおじさんが開発した伝統レシピ「土管のおやじ」(ハーブボディローション)がフィンランドの2013年ケア製品大賞を受賞しました。
この賞は健康食品、ケア製品が対象で製品のクオリティに対して贈られる最も栄誉ある賞です。安全性・品質・使用感全てにおいて高く評価された製品に与えられます。

「土管のおやじ」は肩や首の、背中などをリラックスさせるハーブボディローションです。
パッケージ写真はこの製品の開発者「オヤンおじさん」(ニックネーム:土管のおやじ)で130年前に実在したフィンランドで初めての男性セラピストです。
彼が開発した薬草レシピが製品化され今ではフィンランドの全薬局で販売されています。ペパーミントの香りで心地よくリフレッシュできます。


と書かれておりました。大胆にもおじさんのニックネームを使っていたのですね。オーガニックでパステル調の温かいデザインが並ぶ中異彩を放っているそのネーミングとオヤおじさんのドヤ顔。でもそのネーミング故に”これは何?”と疑問を持たせようというフランシラの戦略にわたくし、すっかりはまってしまいました。

実際、液はさらさらなのですが、筋肉痛など痛いところにすり込むと痛みが和らぐような気がします。香りもミント系のすっきりとした香り。さらに土管のおやじのドヤ顔を見ていたら痛みも和らぐというものです。

時々ぶつかる翻訳の壁。元の意味を損なわない程度に発想豊かに対応してゆきたいものです。

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フィンランド語 | 00:05:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
賑やかな庭
Moi!

今日も引きこもっていたので外の天気をあまり気にしていませんでしたが、数分陽が射した以外は曇り、もしかしたら小雨が降っていたかもしれません。最高気温は4度でした。

そういえば昨日は日中でも薄暗いお天気だったのですが、まあ大丈夫だろうと薄暗い自然光だけで仕事をしていたら手帳に書いていた会議をすーーーーっかり失念してしまい、同僚からのテキストメッセージで我に返りました。すっぴんだったので眉毛だけかいて会議に参加。大反省をしたのでした。段々年末も近づいてきて、手帳も12月分から新しいものに乗り換えようとしていてなんだか情報がバラバラになりがちで危ない橋を渡っている感覚です。

そんな危うい私の気持にはまったく関係なく、庭にリスとか小鳥とか
キジ2
Fasaani(=キジ)がやってきます。しかしなぜケージの上に乗っかっているのか?

ケージの中のエサが目当てのようですが、さすがにリスのように器用にすり抜けることができず、やきもきしているようです。
キジ1

このFasaaniというキジ、最近Twitterで知ったのですが元々はフィンランドにはいなかったのですが、チョコレートで有名なFazerの創業者、Karl Fazerがドイツから持ち込んでフィンランド国内に広めたようです。恐るべし、Fazer。チョコだけでなくキジまでも広めていたとは。この話を知ってから、どうもキジを見るとFazerのチョコとTweetしていた人を思い出してしまうのです。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランドの生活 | 00:25:35 | トラックバック(0) | コメント(0)
ムーミングッズが豊富な本屋さん
Moi!

今日も安定の曇り空続き。最高気温は5度で、木曜日までは同様の天気が続いた後に気温が少し下がり、来週はマイナスの世界に突入していくようです。

さて、先週の土曜日にセイナヨキで一番大きなショッピングモール、Ideaparkの2周年記念に出向きケーキをいただいたのですが、その後新しくオープンしたSuomalainen Kirjakauppaにも行ってみました。Suomaleinen Kirjakauppaはお気に入りの本屋さんで、本屋さんの他にもお土産にぴったりなグッズをたくさん取り揃えている旅行者必見の素敵な本屋さんなのです。街の中心地にもあり、そこは今後アウトレットショップとして残り、Ideaparkと一緒に続くと聞いてホッとしました。(中心地の衰退が激しいのでね。)

お店の前にはゆるキャラが働いていました。ちなみにSuomalainen Kirjakauppaのキャラクターはフクロウなのですがね。フクロウの被り物…なかったのでしょう…ね。
Suomalainen Kirjakauppaゆるキャラ

この日のセールはラプアンカンクリ製品。すべてが20%オフ。何かいいものがないかとのぞいたら、まさかのラプアンカンクリの知り合いの社員の人がいてびっくり。(そして気が引けて写真を撮り損ねた小心者。)ラプアンカンクリには湯たんぽも売られているのですよ~。もちろん日本で使われていることもご存じでした。フィンランドの家は全体に暖房が効いているのであまり使うチャンスがないのが残念。

手芸品のコーナーを通りがかったらムーミン、そしてハリーポッターの編み物本がありました。ムーミンはたぶんこの本をベースにしていた模様。今年のヒット本でしょうか。このカレンダーも売られていたのでついつい買ってしまいました。
Suomalainen Kirjakauppa編み物本

もう1軒のお店はお土産最適コーナーは1ヵ所に集められているのですが、新しい店舗では独立したムーミンコーナーができていました。
Suomalainen Kirjakauppaムーミングッズ

↑じゃ見づらいですよね。拡大しました。上の段のポーチはやはりアルファベット本をモチーフにしたもの。Juhlakirjaというのは直訳するとパーティーブック。ゲストが家に来た時に名前やコメントを書いてもらうものです、たぶん。クリスマス仕様になっていて素敵です。私は結婚式にときに準備して参列者に一筆書いてもらいました。ゲストブックは美術館などでよく見かけます。
Suomalainen Kirjakauppaムーミングッズ拡大1

ちょっと豪華なノート。抑えた色味が素敵。
Suomalainen Kirjakauppaムーミングッズ拡大2

こんなところにもムーミンのマグ、傘等の小物がたくさん売られていました。よーく見ると棚さえもかわいいのです。
Suomalainen Kirjakauppaムーミングッズ拡大3

本屋にいながらいつもこんなコーナーを巡ってほっこりしているのです。最近は電子書籍やWebで注文することも多く、本屋さんが遠のきがちですが、本屋さんの雰囲気はどこか独特でホッとする場所です。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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街の情報(セイナヨキ) | 01:51:43 | トラックバック(0) | コメント(0)
1000人分のケーキ
Moi!

今日は昨日の晴れからうって変わって終日曇り、夜には少しみぞれ混じりの雨が降ってきました。最高気温は4度で気温は上がったのですが、風が強かったので寒く感じました。

さて、先週末はセイナヨキのIdeaparkの2周年のお祝いでした。子ども向けのコンサートがあったり、Duudsonnitというセイナヨキ出身のコメディアンが来たり、夜には花火が上がったり。

私が興味があったのはこちら。何メートルも続く1000人分のケーキ!
Ideaparkケーキ1
家人は駐車場も混んでいるし、もうなくなっているかもしれない💦と焦っていったのですが、さすがに午前中だったのでまだまだ残っていました。ちなみにフィンランドでは誕生日など祝われる側がケーキなどをふるまう習慣があるのです。スーパーでもオープニングの時やこういった〇周年とか受賞記念でケーキと飲み物が振る舞われることがあるのです。

Ideaparkのロゴもちゃんとありました。
Ideaparkケーキ2

こちらには列に並ぶ必要もなくちゃっかりいただきました~。
Ideaparkケーキ拡大

2周年記念の華やかなデコレーション。この行列はDuudsonnitのサイン待ちの人達。
Ideapark行列

フィンランド人はあまり並んだりしないのですが、目的があると並ぶのです。最初これがケーキの行列だと思って焦ったのは私なのですがね。
Ideapark行列2

オープンした2年の間に閉店したお店もあれば新しくオープンしたお店もあり、Finlaysonのポップアップショップは8月末にクローズしたのですが10月にはまたオープン。ちなみに年明けにはケンタッキー・フライド・チキンがオープンします。11月にフィンランド1号店がオープンしたのですが、他のオープン予定は大きな街ばかりなのでこの地で存続できるか?冷静になって考えてみたら日本にいた時もあまり近くになかったのであまり食べた記憶がないので、そんなに嬉しい訳でもないのですよね。それよりミスタードーナツの方が嬉しいかも。ビスケットが売られていないと知った今はよけい。さてどうなるか。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

1000人分のケーキを見たことがある方も、普通そんな発想はないですよね、もちろんありませんという方も
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フィンランドの生活 | 03:55:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
氷と霜の世界
Moi!

11月第2日曜日は父の日です。以前は国家掲揚日ではなかったのですが、それでは男女平等ではないということで数年前から父の日も国家掲揚日となりました。私も義両親の家に行ってお祝いをしてきました。

さて、今日は朝からいいお天気に恵まれました。最高気温は-1℃という寒い日でしたが、一日中霜が残っていてきれいだったので、義両親宅から戻ってから久々に近所の湖に出向きました。夕焼けの美しい写真をご覧ください。
湖と木のシルエット

氷は沿岸から一部凍っていました。小さな石ころが氷の上に載っています。小石を投げると氷の上をバウンドしていくのですが、その音が本当に不思議なのです。コツコツという音かと思いきや、ちょっと高めの鈴を鳴らすような音というか、ブーメランがヒュンヒュンと鳴る音というか。
氷1

夕焼けとブーメランのような音を聞いていたら大好きな映画、”バグダッドカフェ”の1シーンを思い出しました。

親子連れがいて、お父さんは息子さんに石を投げることを教えていて、お母さんは写真を撮ってきました。シルエットが素敵だったのでちょっとパパラッチ。
親子のシルエット

極彩色設定なので実際の色に比べるとちょっと違うのですが、それでも見とれるような景色でした。
湖1

このアングル気に入っています。工場の煙突から出ている水蒸気と、桟橋と、手前の小ぶりの木、そして燃えるような空。
桟橋1

桟橋は霜で真っ白になっていました。霜は結構滑りやすいので先に進むのは遠慮しておきましたが、こちらもいい景色です。
桟橋2

葉がすっかり落ちた細い枝の向こうに見える夕焼け。冬ですね。
枝と夕陽

地平線の空気の層が吸い込まれそうになるほど美しかったのです。
木と夕焼け

霜が残ったままの枝。一部氷の糸も残っていました。
氷3

カヌー用の桟橋という木をくり抜いて作った凝った看板も様になっています。
木の看板

少しずつ闇の部分が強くなりつつあります。
水蒸気2

この美しい夕暮れの時間に来られてよかったです。
湖2

湖の近くにあるソーセージ(=Makkara)などを焼くことができる場所。誰かが使ったばかりらしくまだ煙が立ち上っていました。
キャンプファイヤー

日曜日ですがサービスセンターがまだ開いていました。ここでソーセージが買えたり、ちょっとしたお茶など頼むことができるのです。
サービスセンター

先日見学に行ってきたM Talo。こちらも夕暮れに包まれています。
M Talo


この美しい景色を見ていたら、来週も頑張ろうという気持になれました。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。

氷の上で石を投げてみた経験がある方も、暖かいところに住んでいるので無理そうですという方も
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フィンランドの生活 | 00:54:43 | トラックバック(0) | コメント(0)
それぞれの道
Moi!

今日も終日曇りのお天気で、気付いたら日が落ちていました。最高気温は4度で、父の日である日曜日は晴れマーク、ただし最高気温は0度のようで、キリッとした気温の父の日になりそうです。それがどうしたということでもないのですが…ね。

さて、昨日のニュースでフィンランドでは以前より一人の生活をエンジョイしたいというシングルの人が増えていると調査結果が出たそうです。そして男性の方がシングルの生活は寂しく感じる人が多い一方で、女性はシングルの生活を満喫する傾向にあるとのことでした。

知り合いのカップルも数年前に離婚しました。ちなみにフィンランドでの離婚率は50%と聞いています。
男性は会社勤めをしていたのですが、その後独立して土日が忙しい仕事に従事するようになりました。
女性は親が経営していた会計事務所を引き継ぎ、10人ぐらい従業員のいる事務所を切り盛りしています。
離婚の原因は直接聞いた訳ではないのですが、たぶん女性の方がゆっくりしたい土日に時々手伝いに駆り出されるのにうんざりしたのかなと勝手に想像しています。

時が流れ…
男性は新しいパートナーを見つけ、事実婚。その女性も平日仕事をしていますが、男性の仕事を理解し、時々手伝っているようです。それはさておき、彼女はあまり話さない人にも、例えば移民の私にも声をかけてくれる気配りのできる素敵な女性。そのカップルにそんなに頻繁に会っている訳ではないけれど2人は”しっくり”くるお似合いのカップル。

一方離婚した女性は相変わらず会計事務所を切り盛りし、休暇はご両親が移住しているスペインに行ったり、旅行、観劇、コンサート、ディナーなど満喫している様子がFacebookから流れてきます。そして何度か引越をして、今ではセイナヨキの中央広場の周りに建っている新しい高層マンションに居を構えていると。

まさに調査結果の典型のような例。それぞれの道を自分なりに楽しめたらそれでいいのだと改めて思ったのでした。

最後の写真は関係ありませんが、先日撮った川の写真。2人が別れようと、別のパートナーを見つけようと、一人の生活を満喫しようと、自然は変わりなくそこに存在します。
川2

ということで皆様、よい週末をお迎えください。

高層マンションにお住まい/住んだことのある方も、高所恐怖症なので遠慮したいですという方も
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フィンランドの生活 | 00:22:09 | トラックバック(0) | コメント(0)
リスジャンプ
Moi!

今日は最高気温は5度。午前中はいいお天気でしたが、後になって少し崩れました。今年の11月は割と暖かい気がします。その上時々晴れ間も時々見えるのは有り難いです。(色々辛い季節を経験すると幸福への感度が上がります。)

今年は家人が庭にたくさん柵を張り巡らせたため、ウサギはあまり来なくなったのですが、エサ箱を設置したのでリスは戻ってきました。そして柵の中にいるリスを撮ろうとしたら偶然柵から飛び出すリスを撮ることができました。まさかジャンプしてこんな狭いところをくぐり抜けていたとは。
ジャンプするリス

子リスもだいぶん成長しました。
リス

最後の写真は先日の朝焼け。不思議な色をしていました。
朝陽

季節は巡り、リスブログをアップする頃となりました。(ええ、ネタがあまりなくて)

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

シャッターチャンスを捉えるのが得意な方も、大抵はもたもたして逃してしまう方も
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フィンランドの生活 | 00:35:06 | トラックバック(0) | コメント(0)
光のアート ~Aalto Aesthetics 2021~
Moi!

今日は少しだけ太陽がのぞいたものの、ほぼ曇りのお天気でした。また昨日ちょっとだけ積もっていた雪も昨日の雨ですっかり溶けていました。昨日は一応簡単に玄関前の雪かきをしましたが、いつも迷います。雪かきをしなくても雨で全部溶ける場合もあるし、雪かきした部分は溶けてしていなかった部分は中途半端に溶けて凍ってしまうということもありますからね。

さて今回はセイナヨキで先週の土曜日に行われたAalto Aestheticsという光のアートのイベントのご紹介です。このイベントも4年ぐらい前に始まり、今年も無事開催されました。去年は冷たい雨が降って寒かった記憶がありますが、今年はそんなに寒くなかったし雨も降らずよかったです。外出するには若干寒い季節ではありますが、同時に暗い時間が長くなる季節なのでこういう光のイベントがあるのは嬉しいことです。

まずはApila図書館から。今までよりかなり派手です。
Apila図書館

また今回は中に入れました。真っ赤のライティング。ちょっとハロウィンっぽい。
Apila図書館中

赤いからわかりづらいのですが、目の前の階段にソファがあり、地下1階のいつもはカウンターがあるところに舞台ができていてここでコンサートが開かれていたそうです。
Apila図書館コンサート後

こちらは毎年おなじみの自分の影を投影して楽しむもの。
Aalto図書館 影2

Aalto図書館の白い壁は投影にぴったり。ぼんやりと向こうにラケウデンリスティの時計塔も見えます。
Aalto図書館 影1

去年の今頃はコロナの影響もあり、建物の中に入れませんでしたが今年は劇場でお芝居がありました。
劇場

お芝居はアルヴァ・アールトの2番目の奥さん、エリッサ・アールトが題材。興味があったのですが、タンペレから帰って来たばかりで無理はしないことにしました。
Elissa Aaltoお芝居

市庁舎はライトアップで派手派手になっていました。いつもは落ち着いた深い青色なのですがね。
市庁舎

メインはやはりラケウデンリスティの教会の壁です。
ラケウデンリスティ教会

今年はこちらの中にも入れることができました。
ラケウデンリスティ教会1

いつもの神聖な教会とは違った雰囲気でした。
ラケウデンリスティ教会中2
残念ながらここでもイベントが終わった模様でした。

イベントは17時から22時まで行われたようで、友達もたくさんFacebookに写真を投稿していました。少しずつこのようなイベントが地域に根づいていくのを地道にサポートしていきたいと思っているのでした

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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Visit Lakeus | 00:44:01 | トラックバック(0) | コメント(0)
タンペレお上りさんの旅 ~街歩き、図書館、教会、トラム等~
Moi!

今日は午前中は曇り、午後になって雪が降り始めましたが、細かい雪でそんなに積もらず、また夜になるにつれて気温が上がってきているので朝には溶けているような気がします。

さて、タンペレの旅行記、今回はムーミン美術館と食事以外のその他諸々編です。

最初の写真がいきなり暗い写真ですね💦この日は夜までずっとしとしと雨が降っていたのです。室内に入る時は傘を畳んで手袋脱いでマスクをつけて、出る時はその逆で慌ただしかったです。それはさておき、こちらはAleksander教会。1880年から1881年にかけて建てられた石の教会。設計はTheodor Deckerによるものだそうです。
Alexander教会

外は薄暗く見えますが、まだ開いていたので中に入ってみました。天井が高く、シャンデリアがキラキラ光っていました。
Alexander教会 中

祭壇画の前にひざまずく2人。絵になりますよね。
Alexander教会 祭壇画

その後はすぐ近くのMetsoという図書館に行きました。おもしろい形をしている図書館で入口は2階。
Metso図書館

中に入ると大きな蚕の繭の中にいるよう。ちょっと近未来的な感じがしたのは私だけでしょうか。なだらかなカーブが美しい。
Metso図書館 カウンター

シャイなフィンランド人が外向きに、しかも隣り合わせで座る設計とは!でも足元にご注目。子ども用なのです。ここに子ども達がずらっと並んで音楽聞いていたら絵になりそう。
Metso図書館 子ども用オーディオコーナー

子どもセクションにあったEero Aarnioのボールチェアー!私も座ってみたいけど子ども達を押しのけて座る勇気はなく。
Metso図書館 子どもセクション

と思ったら別の場所にもあったので座ってみましたいや~、これに座っていたらダメ人間になりそうです。外からの騒音はシャットアウトされ、クッションはふかふか。興味のある方はいくらで売られているか検索してみてくださいね。
Metso図書館 Eero Aarnioボールチェアー

タンペレはさすが都会、もうクリスマスイルミネーションが始まっていました。
イルミネーション

そして川では噴水のイルミネーション!と思っていたら
噴水

実はこちら、タンペレのライトアップ週間の名物であるTanssivat vedetとのことでした。イベントがあることは知らず、ホテルの前の公園に家族連れがたくさんいるなと思っていたら、なんと部屋の中から見ることができました。
噴水ショー


今回はあまり買い物はしませんでしたが、高級デパート、ストックマンには行ってみました。家具と食器コーナーではエテラポフヤンマー、クリッカにあるHakalaの家具が売られていました。色合いが柔らかで素敵。ちなみにこの会社があるJurvaという地区は昔から家具作りで有名な場所なのです。
Hakola

お隣はアールト夫妻などが設立したartek。なかなか簡単に手が出るようなものではありませんが、タイムレスデザインは今でも古さを感じさせません。
Artek

翌日は前日の陰鬱なお天気が嘘のように晴れました。真ん中に建っている高い建物はSolo Sokos Hotel Torni。フィンランドで一番(高さが)高いホテルです(確か)。トップフロアーから見る夜景が美しいはず。
Solo Sokos Hotel Torniと教会

朝は噂の開通して間もないトラムに乗ってみました。このデザインも素敵。
トラム

とりあえず先に来たトラムに乗って終点まで行き、折り返していたらなんと前日やりとりをしたばかりのTwitterで知り合った友達家族とばったり!タンペレに住んでいる知り合いはすごく少ないのになんという偶然1本違ったり、離れた車両に乗っていたら出会わなかっただろうに。たま~にこういう不思議なことがあるからおもしろいですよね。

トラムは街中を抜けると急に建物が少なくなり、トラムというより電車に乗っているような感覚に。トラムは2ラインあり、1つは病院、1つはタンペレ大学と昨日行ったPyynikkiの展望台エリアを結ぶもので、トラムによってより多くの人が街の中心地に行き来しやすくしたことがわかりました。

またタンペレの街は中心地には古い建物がたくさん残され、周りにはどんどん新しい建物や施設が作れれていて、発展の仕方のバランスが取れている印象でした。ヘルシンキからも電車で1時間半(ちなみにセイナヨキへも電車で1時間半)なので気軽に日帰り旅行できる場所でお薦めです。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランド国内旅行 | 02:51:40 | トラックバック(0) | コメント(0)
タンペレお上りさんの旅 ~食事編~
Moi!

今日は久々に終日いいお天気で空が透き通っています。ちなみに最高気温は-1度。昨日少し降った雪が凍ったまま残っていて、屋根の霜は溶けないままで真っ白です。寒さと暗さ、どちらがしんどいかというと断然暗さなので今日は有り難い晴れの日なのです。

さて先週行ってきたタンペレ、お上りさんの旅。今回は食事編です。旅の醍醐味といえば美味しいものを食べること、といっても過言ではないですからね。

ランチはTwitterで知り合った友達と一緒にWhatever restaurantというオープンしたばかりのアジア系のレストランに行きました。インテリアもおしゃれで、それに加えて
Whaever インテリア

お皿いっぱいに載っているのはサラダビュッフェ。パンも手作りで美味しいし、懐かしのポテトサラダ、ホッとする味のトマトスープ等。
Whaever サラダとスープ

ビュッフェを満足して食べていたところにやってきたのがメインの料理。すっかり忘れていた上にこの太っ腹の量!私が頼んだのは韓国風の豆腐料理でした。付け合わせの野菜も爽やかな味つけ。
Whaever 韓国風豆腐

友達が頼んだレッドカレー。
Whaever レッドカレー

ええ、ビュッフェもメインも完食。でもデザートは別腹に収まるのがお決まりなのでこちらもしっかりいただきました。上品な味でございました。
Whaever デザート

これでたったの10€(≒1300円)。フィンランドのランチレベルでは量や質を関g萎えるとかなり良心的な金額です。
そして私の勝手な”よいビュッフェレストラン基準”(サラダビュッフェが工夫されていること、つまり刻んだだけの野菜だけでないことと働いている人が楽しそうなこと)を満たしているので、これからの発展に期待です。

もうこの玉ねぎ栽培を見ただけで心が和みますからね。
Whaever 玉ねぎ

そして夕食は王道のトリップアドバイザーの勧めに従い、初のレバノンレストラン、Zeytuunに行きました。こちらもゴテゴテ感のないおしゃれな空間。店内は座席が少ないこともあり、すぐに満席になりました。
Zeytuun 店内

まず前菜で頼んだのはババガヌーシュ。
Zeytuun ババガヌーシュ

ドリンクは珍しくアルコール飲料はなし。(お酒が飲めない私には関係ないのですがね。)頼んだのはオレンジミントのスムージー。オレンジの後にミントの爽やかな味が追ってきてとてもおいしかったです。
Zeytuun オレンジミントスムージー

こちらは家人が頼んだMezeのMeze Lebanon。
Zeytuun メイン1

私はMeze Zeytuun。ババガヌーシュやフムスは薄いナンみたいなのやチップスにつけていただきます。真ん中のミートボールはファラフェルというビーガン向けミートボール。その横の俵状のものはDolmadesという葡萄葉包み。
Zeytuun メイン2
敢えていうと殆どが冷たい料理(裏を返せばすぐ出てくる)だったので、何か温かいものを頼めばよかったかなと思いましたが、どれも美味しくいただけました。しかもお腹いっぱいになったこの量で15€前後。夕食ならアラカルトで20€以上が普通ですからランチに続いて夕食もコストパフォーマンスが高い美味しい料理を食べることができました。

翌日のランチに向かったのはNäsinneulaのレストラン
Näsinneula展望台

レストランの中はこの通り。そう、これはじわじわと回転しているので変わりゆく景色を楽しみながら食事ができるレストランなのです。
Näsinneula店内

この日は晴れたり曇ったり雨が降ったりでしたが、前日の終日雨のお天気を思えばましでした。窓からはこのように大きなナシ湖のレークビューやタンペレの街並みを見渡すことができました。
ナシ湖

Särkänniemi遊園地もミニチュアのように見下ろすことができました。寒いので夏のみオープンですけどね。
Särkänniemi遊園地

この小さいカボチャのスープが出てきたときにフリーズしてしまいました。
Näsinneulaスターター
なぜならここは高級レストラン。祝日とはいえコースメニューの価格にガクガク。もちろんメインだけにしたのですが、メインをケチったためにこんなに小さいスープだけ?と思ったのです。
結局これはスターターだと説明を受け、大きく胸を撫でおろしたのでした。

メインはパンケーキ(というかクレープ?)にカボチャやリンゴ、キノコが載せられたもの。これが絶品でクレープはクリスピー、甘酸っぱいリンゴと甘いカボチャの絶妙なコンビネーション。お腹いっぱいになりました。
Näsinneulaメイン
観光地のレストランはコロナの間は大打撃を受けたと思うのですが、それでも生き残ったのはこの美味しさの力でしょうか。Webを見ると週末のディナーは多くの日が予約で既にいっぱいと書かれていました。忘年会のシーズンでもありますからね。

その後美術館に寄り、最後に寄ったのはPyynikki展望台の中にある、フィンランドで一番美味しいドーナツといわれているPyynikin Munkkikahvila。前々から気になっていたのです。
Pyynikki展望台

いざお店に着いたら20人ぐらい列ができていてびっくり。しかも店内は割と狭かったので持ち帰りかなと覚悟していたのですが、列は思いの他どんどん前に進み、しかも店内で食べることができました。どうやら持ち帰りのお客さんが多い模様。

趣ある昔ながらのカフェなのですが、天井の色合いがお店のブランドカラーというのがまたまたおしゃれ。
Pyynikkiドーナツ屋カウンター

そして無事ありつけたドーナツ。噂通りモチモチの生地にただ甘いだけじゃないドーナツ。多くの人に愛される理由がわかりました。
Pyynikkiドーナツ

Mr. Beanのこの絵を玄関にかけてお客さんを迎えたいね、なんて家人と話していた訳ですが、どうでしょうかね。
Pyynikkiドーナツ屋壁の絵

この時天気雨で窓からは木漏れ日が射し込んでいました。
Pyynikkiドーナツ屋窓際

そんな感じでタンペレ旅行、たくさん美味しいものを食べて帰途についたのでした。大きい街は色々な選択がありますね。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランド国内旅行 | 00:06:42 | トラックバック(0) | コメント(0)
タンペレのムーミン美術館に行ってきました
Moi!

今朝はいいお天気だったのに、曇りそしてお昼過ぎから雪が降ってきました。最高気温は1度。どんどん冬らしくなってきました。

さて夏休みが少し残っているのを利用して金曜日にタンペレに行ってきました。タンペレはセイナヨキから車でも2時間強、電車なら1時間強で行くことができます。

今回は前々から行きたかったムーミン美術館に行ってきました。10年ほど前に1度行ったことがあったのですが、タンペレホールに移転してから噂には聞いていたのですが、なかなか行くチャンスがなかったのです。
ムーミン美術館

ちょっとわかりづらいのですが、手前のガラスに描かれた絵、私のお気に入りの竹馬のシーンです。
ムーミン美術館入口3

写真を撮っていいところは限られていたのですが、ここはOKでした。カラフルなこの絵は確かこの美術館がリニューアルオープンしたときにこのマグが発売になった記憶があります。(そして家にもあります。)
ムーミン美術館入口2

昔の画風でしょうか。
ムーミン美術館壁画1

カーペットのパターンもトーヴェ・ヤンソンがデザインしたものですよね。
ムーミン美術館壁画2

前の美術館は割とムーミンの原画が多かった印象だったのですが、これは図書館に飾られていたものなのですが、美術館内の展示はこんな感じで、ムーミンの色々な物語の1シーンをミニチュアで再現したものがたくさんありました。
ムーミンミニチュア

館内は作品を保護するために暗くなっていて、その場所によって風が吹く音などの自然の音が聞こえるようになっていました。また物語やミニチュアの横にはタブレットが設置されていて(さすがムーミン美術館だけあり、日本語バージョンも)、そのタブレットを読むとミニチュアの注目すべき点や、トーヴェ・ヤンソンがその物語を書いたときにどんな状況だったのかなどの説明を読むことができました。またそのシーンの朗読(これも日本語あり)を聞くことも可能。

私はその日の最初の訪問者で、時間もたっぷりあったので全部のタブレット、また物語を聞いてなんと2時間もそこにいたのです。ちょうどこの前に映画の”Tove”をDVDで観たばかり。またトーヴェに関する本を読み始めたばかりだったし、3Dのムーミンのアニメをフィンランド語の勉強も兼ねてじっくり見ていたので、昔読んで忘れていたストーリーも思い出すことができました。

細かい部分まで丁寧に作り込まれたミニチュア(食器、家具、カーペット、トランプのカードまで)は、彼女のパートナーのトゥーリッキ・ピエティラが主に制作。トーヴェ・ヤンソンはものを集めたり、壁紙を描いたりしてサポートしたとのこと。また美術館の職員の方にも聞いたのですが、たくさんのミニチュアは殆どが自分達の楽しみのために作ったのだそうです。

そう、ムーミンの本を書き終えた頃からミニチュア制作を始めたそうなのですが、アーティストだったトーヴェとトゥーリッキにとって、小さな島で貝殻や石、小枝を集めたりしながら、自分達の意思で自由にムーミンの世界を作り上げていくのは楽しかったのだろうなというのが作品から伝わってきました。

今回一人で自分のペースでじっくり見ることができてラッキーでした。もしムーミンファンで行かれる方は朝一の人が少ない時に落ち着いてじっくり見るのをお薦めします。

タンペレホールはコンサートなども兼ね備えている多目的ホール。キラキラしていました。
ムーミン美術館入口1

ムーミンライブラリーもあり、多言語に翻訳されたムーミン本がずらり。借りることができませんが、ここで読むことは可能。もちろん日本語のムーミンも置いてありましたよ。
ムーミン美術館図書館

ムーミンファンなら忘れてはいけないのがムーミンショップ。ムーミンのランプ、かわいいですね。私はニョロニョロが気になっていますが、お値段が現実的ではないので眺めるだけ。
ムーミン美術館ショップ1

館内にも展示されていたムーミンハウスや船のミニチュアも。
ムーミン美術館ムーミンショップ2

これはご先祖様でしょうか。フィンレイソン(こちらもタンペレ発のブランド)のマスクをしているのが憎い演出です。
ムーミン美術館ショップマスク

他にもお土産になりそうな素敵な小物がたくさん売られていました。(タンペレホール、商売上手!)
ムーミン美術館ムーミンショップ3

子どもにとってムーミンの世界を知るのに楽しい場所ですが、大人でも十分楽しめる場所。ムーミンファンの方にはもちろん、特にミニチュア好きの方にはたまらない場所かと。

ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。

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フィンランド国内旅行 | 05:32:29 | トラックバック(0) | コメント(0)
川沿いのサイクリング
Moi!

今日も安定の曇りと雨の組み合わせで、最高気温は6度でした。それにしても随分日が短くなりました。日の出は8:11で日の入りが16:11で日照時間(といえるのか?)はちょうど8時間です。

さて、週末のサイクリング写真が残っているので引き続きご紹介します。湖の周りは15km強あるのでそれなりの覚悟と時間が必要なので、今回は軽めに森と川沿いに行ってみました。

こんな不思議な森の小径を抜けていくのです。前は木が鬱蒼としていたのですが、右側部分の木が伐採されていてちょっと見通しがよくなっていました。
小径

左部分の森に自転車を置いてちょっと探索してきました。
川1

クリスマスの時期に活躍するトウヒというのでしょうか、のまだ小さいのがいました。
Kuusi

レトロな橋が森の中で様になっています。
橋2

苔ではないのですが、なんという名前なのでしょうか。ちょっと苔っぽく生えていました(語彙力よ…)
シダ

落ち葉が堆積しているので地面がふかふか。小川があるとさらに豊かな自然な感じがアップしますよね。
川2

鳥の巣箱も設置されていました。この森には飛ぶリスがいると家人が言っていました。今調べたらモモンガかもしれません。残念ながらこのときは見かけなかったのですが。
鳥の巣箱

向こうの方に夕陽が沈みかけています。
夕陽

倒木にキノコが生えていました。この森は倒木をそのままにしているので、鬱蒼感が高い森。
キノコ

高い木。でも1本だけなぜかすごく曲がっています。ちょっとへそを曲げたのでしょうか。
背の高い木

葉っぱは落ちてしまいましたがナナカマドの実はまだ残って単調な景色に彩を加えてくれています。
川3

小さいけど滝もあるのです。冬はたまに凍ってますけどね。
小さな滝

夕陽が落ちると木のシルエットが影絵のように映えてきます。
森

こちらは切り絵のよう。
夕焼け1

この色合いがとても好きです。
夕焼け2

入ったことはないのですが博物館。色合いが独特でかわいいのです。
博物館

これは老朽化した橋を架け替えているところ。大がかりな工事で完成は来年春とのこと。
工事中の橋

道が凍ったり雪が積もると、特にちょっとメインの道路を離れた遊歩道などではサイクリングも難しくなるので(その前にいいお天気の確率が…)今のうちに楽しむ予定です。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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Visit Lakeus | 02:04:44 | トラックバック(0) | コメント(0)
甘えと迷惑
Moi!

今日も午前中は曇り、午後から冷たい雨が降り始めました。最高気温は6度。来週はお天気の日もあるようですが(予報では)、最高気温が5度以下になりそうです。まあ11月ですからね。

さて、今日あるコラムでコロナ下で欧米の国々ではマスクは外してもいいなら外す人が多い中、日本人は感染者が減ってきているにも関わらずマスクをつけることを習慣化している人が多い。これは人に迷惑をかけないルールを無意識レベルまで身につけていることの賜物ではないかといった趣旨のことが書いてありました。

それで思い出したエピソードがあります。
フィンランドで心理学を学んでいる人から”日本には日本独自の”甘え”という概念があると聞いたが、それはどんな概念なのか?”と。

甘えって日本独自のものだったのか?
”emotional dependence”などという絶妙な訳も見つかりました。

心理学の分野で研究されていることとは外れていますが、自分なりに色々考えていくうちにその根底に流れるものこそ”迷惑”なのではないかと思い当たったのです。
甘えない ⇒ その人に迷惑をかけない
お言葉に甘えて ⇒ その人に迷惑をかけてしまうのは承知ですが敢えて

そして日本にいる時の行動規範がコラムにも書かれているような”人に迷惑をかけないように”、つまり”甘えない”ことが基準になっていたような気がします。

フィンランドでは誰も人様への迷惑を考えていないか?という訳ではないのですが、軸が他人ではなくて自分にあるような気がします。助けが必要なときは(迷惑をかける、かけないは気にせず)助けを求める。
またマスクは個人差がありそうですが、でも自分が不快だし国からもしなくてもいいとお達しが出ているからしない、とか自分はコロナ感染のリスクを下げたいからマスクはする、とか。軸が自分のような気がするのです。

読んだコラムに反論する気持はないのですが(なぜならその趣旨は別のところにあったから)、裏を返せば日本人は人に迷惑をかけない、甘えてはいけないという意識にがんじがらめになって苦しい思いをしている人が多いような気がします。特に気持が優しくて真面目な人が。

なのでちょっと小声でささやいてみます。
困っている時ならちょっとぐらい人に迷惑かけてもいいんじゃないの。 甘えてもいいんじゃないの。
他の人が困っている時に助ければいいので。


そんなことを色々と思った11月のとある初冬の一日。
ちなみに私は他の人に甘えまくっているような気がします💦でも甘えられた人もできないことはできないと言う(または無視する)のでその辺りがさっぱりしているような気がします。(私調べ)

最後の写真は本文に関係ありませんが、一昨日一瞬だけ晴れ間を見せた朝の空。最後の1枚の葉っぱが哀愁を誘います。
束の間の朝陽

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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日々のこと | 01:38:56 | トラックバック(0) | コメント(2)
秋のサイクリング ~Piiri編~
Moi!

今日は少し晴れ間も見えたのですが、ほぼ曇りのお天気でした。早いもので(多くのフィンランド在住者が忌み嫌う)11月になりました。最高気温は9度でしたが、これからなだらかに下がっていきそうです。

週末は雪が降る前に最後の落ち葉かきをしたり、家人はテラスハウスの屋根に上ってたまっていたゴミを下ろしたり、それをゴミ集積場に持って行ったりと冬支度に一仕事でした。そんな中、少し晴れ間も見えたので近所にサイクリングに行ってきました。ええ、この自転車で。
Piiri地区は昔精神病院があったところで再開発中のエリア。地元の企業が買い取って広い庭もきれいに手入れされ、またサマーシアターの舞台も今年作られました。
サマーステージ

葉っぱはほとんど散ってしまいましたが、それでも青空を讃えているかのような冬仕様の木。
青空1

光の設定が難しく、青空を優先させたら建物が暗くなってしまいました。病院として使われていた建物。一部はこのまま残されるそうです。
青空2

高い建物がないとこのように思い切り広い空を楽しめます。(自虐か?)
青空3

川の水面に夕陽も映し出されていて見入ってしまいました。ああ、晩秋の弱い光。
夕焼け1

光に青みが増しているような気もしました。
夕焼け2

去年は11月は太陽を長い間見ることができなかったので、最近は晴れると”今年最後の晴れの日だから”と気持を奮い立たせて外出するようにしています。それが冗談に終わり、たくさん晴れの日がありますように。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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秋の図書館
Moi!

今日は一日曇りでした。最近ちょっとお天気が悪くてちょっとネガティブモードに入っているかもしれません。今日から冬時間も始まりましたしね。こちらではこの季節になるとビタミンDを摂取したり、LEDライトを浴びたりして予防することが多いですが、効いているのかどうかは比較対象がないので不明。一番いいのは何かに集中することかなと思っています。

さて写真の整理をしていたら1ヵ月ほど前に撮った黄葉の写真が見つかったのでせっかくなので雪景色になる前にご紹介します。

お天気は今一つだったのですが、白樺が黄葉まっさかりのApila図書館です。ちょうど黄葉に呼応しているかのような黄色く見える部屋は子どもセクション。
Apila図書館1

窓際には高さの違うソファが設置されています。ちなみにソファの色は芝生のような緑。これを設計した人は、秋の芝生の上に落ちた黄葉と部屋の中を呼応させるように考えていたのでしょうか。そう思えるぐらい美しいコントラストです。
Apila図書館2

ちなみにApilaは三つ葉のクローバーという意味。上から見るとクローバーの形になっているちょっとおもしろい形の建物です。
Apila図書館3

図書館何に展示コーナーがあり、その時はミトンが展示されていました。こんな複雑な手編みができる人、ただただ尊敬です。
そしてミトンの向こうに見えるのが地下1階に続く階段。子どもセクションのソファの色は薄いグリーンと同じ色なのです。
ミトン展示

図書館には関係ありませんが、黄葉がきれいだったので撮った写真。今ではすっかり葉っぱは落ちています。
黄葉

改めて見ると秋色って素敵ですね。寒くなり過ぎるのも怖いですが、雪景色になると視界が明るくなるのでまたそれもありです。さて雪景色になるのはいつでしょうかね。

ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。

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テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

Visit Lakeus | 01:39:41 | トラックバック(0) | コメント(0)
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