2021-10-11 Mon
Moi!昨日は14度まで気温が上がったのですが、今日は12度、終日曇りでした。そして来週から最高気温が10度以下の日が増え、最低気温も5度前後になりそうです。
さて、先日地元の新聞にポフヤンマー人の気質についての記事が載っていました。ポフヤンマー地区はフィンランドの中~北西部のエリアで、セイナヨキはエテラポフヤンマー(=南ポフヤンマー)、Vaasaがあるエリアがポフヤンマー、コッコラがあるのがケスキポフヤンマー(中部ポフヤンマー)オウルがあるのがポフヨイスポフヤンマー(北ポフヤンマー)と割と広域に拡がっています。
ポフヤンマー人の表現として”ポフヤンマーは合意したことを行い、決めた時間に現場にいます。話の中に「聞き手の責任」を追加する必要はありません。 正直で誠実な企業家、進取の気性。 きちんと理解してもらいたければ、スピーチの洗練さを学ぶ必要があります。 ポフヤンマー人は冗談を言っているつもりでも、それがなかなか伝わりません。”という文章が紹介されていました。
このたび地方の気質を研究しているKaj Zimmerbauer氏が、他の地域に住む人達がポフヤンマー人をどう思っているかアンケートを送ったところ、ミッケリ、サロ、カヤーニからの協力回答があったとのこと。
ポジティブなイメージとして、正直、アントレプレナーシップ、ストレート、勤勉な、ガッツのある、自分の価値を認めている。一方ネガティブなイメージとして自給自足、保守的、寛容性が低い、あまりしゃべらないなどが挙がってきたとのことです。またこの結果は約20年前のデータとあまり変化がなかったとのこと。
また近年では地域による気質の違いは薄れてきていると分析していますが、ポフヤンマーの中でエテラポフヤンマーだけ突出して個性が強いことがわかったそうです。それは既に1980年代に行われた調査でも、その後に行われた調査でも同じ結果だったそうです。この個性の強いアイデンティティーが他の地域から来る人にとって排他的に感じるリスクもあるとのこと。確かに他の地区からセイナヨキに来たフィンランド人の友達からもなかなか馴染めないという話を何度か聞いたことがあります。ただ一度壁を乗り越えることができたら問題ないと。この辺りは私自身が中2の時に転校した場所と気質がとても似ているような気がします。結局私の場合、高校は別の学区に行ったので結局馴染めないままで終わってしまいました💦が、別の場所で友達ができたのでよしとしましょう。その土地に合う、合わないというのはありますからね。
一方セイナヨキでは違う地区から転入というより移民として転入してきたので疎外感は大前提だったので他のフィンランド人が感じるような地域独特の疎外感はありませんでした。ちょっと不器用ながらも助け合ってがんばっているこの地域の人にたくさん助けられているような気がします。
最後の写真は以前に撮ったものなので雪が写っていますが、まだ雪は降ってません。こちらは中央広場にあるJussi像。ポフヤンマー柄のJussi paitaというセーターを着ている像です。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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