2021-10-01 Fri
Moi!今日は典型的な曇りの一日でした。不幸中の幸いは庭のリンゴの木が黄葉して外を眺めるとぼんやり明るいこと。最高気温は11度。
さてヘルシンキ旅行記、今回はデザインに関するテーマでご紹介することにします。
まずはヘルシンキに来たら行く価値のあるOodi図書館。横から撮った、しかもこの通り曇りのお天気だったので映えませんが、たまには横からもいいです…よね。
今回は読みたい電子書籍があったのでカードを作ってもらうために1階のカウンターに。地元の図書館にリクエストをしたら、契約していない書籍なので取り扱えないとの返答だったのです。ちなみにフィンランドのIDがあれば居住地に関係なく作ってもらえるという太っ腹対応。ただし3年間未使用だと無効になってしまいます(←経験者)。
アートの展示もあるし、奥にはカフェがありました。時間を潰したい時にはぴったりの場所です。今度はゆっくりしたいものです。
Design Museumにも出向いてみました。このロゴ、どうもダイソンに空目してしまうのです。
1階のスペースには地図が。
拡大してみるとヘルシンキの地図でした。お上りさんの私には中心地ぐらいしかわからないのですがね。それにしても木で作るなんて手が込んでいます。そしてかわいい。
1階は常設展で、マリメッコやアルテック製品、その他たくさんのフィンランドデザインのグッズが展示されていたのですが、気になったのはこちら。アルヴァ・アールトの最初の奥さん、アイノ・アールトがデザインしたIittalaのボウル。実はこの小さめのグレーのボウルをずっと探しているのですが、廃番になっていてなかなかお目にかかれないのです。水紋にインスピレーションを得てデザインされた器は使いやすいし美しい、今でも時代を感じさせない秀悦なデザイン。
地下1階の”We think differently at night"展に行ってみました。こちらはパステルカラーに彩られた不思議な空間でした。
グラフィックデザイナーのMarina Vezikoさんの作品が展示されていたのですが、このHenuaはセイナヨキ発でありながらVogue誌などでも度々取り上げられている高級オーガニックコスメブランド。このパッケージ、シンプルながらマグネットで開くようになっていて素敵なのです。
他にもこのような容器をデザインしているようです。
ミュージアムショップにも寄ってみました。カイフランクのデザインした民族衣装を着た木の人形。
日本でも売られているKaunisteのグッズも売られていました。
今回は行きませんでしたが、これはAmos Rex美術館の外。設計したのはApila図書館と同じJKMMです。
今回はアジアンマーケットとセカンドハンドショップに行くために地下鉄でHakaniemi駅に行きました。いや~おしゃれ。
広告の代わりにこんなデザインがあるとホッとします。
場所がバラバラなのですが、こちらはAleksanterinkatuにあるLokalというおしゃれショップ。すごく素敵なショップなのですが、1人で入るにはなかなかハードルが高いお店でございました。今からの季節にぴったりの暖かそうなニット製品が並んでいますが、こちらはMyssyというブランド。
古い建物も飾り方次第でおしゃれな空間になります、という一例。
日本人デザイナー、Eri Shimatsukaさんデザインのテキスタイル。この深緑、よいです。もちろんパターンも。
とにかく置かれている製品がすべておしゃれで、空間も素敵でこれぞ都会のショップですね。
隣は洋服をたくさん置いていました。
商品台からしてね。そして詰め詰めには置かない引き算の美。
残念ながら何も買いませんでしたが、よい目の保養になりました。小物もあったので日本へのお土産でよさそうなものが見つかるかもしれません。実現しそうになったらその時にまたお邪魔したいと思います。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
高級なお店では挙動不審になってしまいがちな方も、平静を保っていられる方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
続きを読む >>