Visit Lakeus 2021年02月
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Visit Lakeus

Author:Visit Lakeus
フィンランド中西部在住。
地元の情報や日々の情報を書き綴っています。地元の情報や日々の情報を書き綴っています。

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再びÄärelläのランチに
Moi!

今日は最高気温5度まで上がり、いいお天気に恵まれました。

先々週も行ったばかりだったのですが、また美術館が入っている
Kalven Navetta

Äärelläのランチに行ってきました。
Äärellä
昨日のレストラン、バー、カフェなどの3週間の閉鎖は地域によって変わるとのこと。セイナヨキはまだこの地域の方針が決まっていないためにまだ決まっていません。

今回は前回とは違う席にしてみました。古さとモダンさが融合している空間。
Äärellä中

サラダビュッフェは前回載せたので今回は割愛しましたが、このチキンが、チキンが…。柔らかさはもちろんのこと、ソースも美味。ベリーソースがかけられていて、一瞬?と思ったのが!になりました。付け合わせの根菜類も歯ごたえを残しつつソースに絡めて食べると幸福感が口いっぱいに広がりました。気付いたら家人も私も言葉もなくただただ美味しい料理を味わっていたのでした。
Äärelläランチ
ちょっと中心地からも若干離れているし、周りに何もないし、価格も若干高いのでしばらく行っていなかったのですが、たぶん以前より料理の質が上がったような気がします。この進化し続ける姿勢がこのレストランの強みです。

Twitterでもつぶやいたのですが

食事を終えて建物から出るとちょうど歩いている人が上を見上げていました。作為的に落とそうにも1枚目の写真をご覧ください。クレーン車とかでなければちょっと無理そう。
落ちそうな雪

気温がプラスになり積もりまくっていた雪がじわじわ溶けているのですが、これ、落ちたら危険、っていうか落ちそう。
落ちそうな雪拡大
人がいない時に落ちていたらいいのですが。

ということで皆様、よい週末をお迎えください。

気に入ったレストランがあると足しげく通うタイプの方も、まんべんなく通うタイプの方も
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Visit Lakeus | 05:04:58 | トラックバック(0) | コメント(0)
久々のAmforaショップ
Moi!

今日は久々にプラスの気温でした。+5度です。しかもこれから10日間最高気温はプラスの日が続きそうです。ただ…ふわふわだったパウダースノーは(全部だけでなく)一部が溶けガチガチに凍り、滑りやすくなってきています。こんな日はひたすら小さなステップで撒かれた小石を辿りながらゆっくり歩くようにしています。

さて今日は久々にAmforaに行ってきました。Amforaは先日ご紹介したPäivi Rintaniemiさんのセラミックブランド。ネットでも注文可能で、日本でも時々オーダーがあるのだそうです。ちなみにセイナヨキにある実店舗は毎週木曜日にオープンしています。
相変わらず白と黒を基調としたシンプルながら遊び心のあるデザインの数々。
Amfora2

真ん中のテーブルにはPäiviさんのセラミックの作品やヒンメリも飾られていました。
Amfora1

こちらの棚の真ん中の段の花瓶は以前見たことがなかったデザイン。一番下の段のお皿はAmforaの特徴的なお皿でございます。
Amfora3

実はこのマグカップはセルラッキウス美術館で売られているもの。美術館のショップで見つけた時は嬉しくなりました。まさにアートとアートの融合。
Amfora4

Päiviさんとの話に夢中になって撮った写真がこれだけ(帰り道に気付いて後悔)なのですが、素敵な製品が置かれている素敵な空間のお店なので興味のある方に是非訪れてもらいたい場所の一つです。といいつつ、フィンランドは3/8から3週間レストランなどが閉まり、中学校以上の学校もオンラインでの授業とコロナ感染を抑えるための政策が取られます。自由に旅行できる日はもう少し先になりそうですね。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

ついつい目の前にあることに夢中になってやろうとしたことを忘れてしまいがちな方も、冷静に、俯瞰的に物事を見られる方も
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Visit Lakeus | 00:17:32 | トラックバック(0) | コメント(0)
左折できない
Moi!

今日は最高気温-9度。終日曇りか(またしても)雪が降っていました。少し気温が上がってきたのでサラサラのパウダースノーからちょっと湿った雪になり、雪かきするのもちょっと力が必要になってきました。

さて今日は隣町のラプアまでナビを使って初めての場所に行ってきました。
私は車の運転はとても苦手で必要最低限しか乗らないようにしています。車を買う前まではこれさえあれば私はどこにでも行ける!と意気込んでいたのですが、ね
苦手なものは苦手。特に冬の間は寒ければ乗る前にエンジンを温めなければならなかったり、窓にはりついた雪をこそげ落とさないといけなかったり、そもそも乗り込む瞬間も外気と同じ気温ですからね。

加えてかなりの方向音痴。口頭で”●●を右に曲がってその次の三差路を右に曲がって”などと説明されても全然頭に入ってこないし覚えられないし、ましてやどっちに向かって走っていいかなんてまったくイメージできないので端から諦めていて、ナビゲーターに運命を丸投げしております、はい。

今日行くところは”Googleマップでは別の場所を示すので(なんでまた!)それはあまり信じずに白樺の小径のところを右折してください”と事前情報をもらっていました。

ナビゲーターを信頼してはいけない場所
白樺の小径ってわかるもんなのか

結局同行する人と約束の時間の前にShellのガソリンスタンドで待ち合わせすることになりほっと一安心。
結論からいうと一緒に行ってもらってよかったです。一応”白樺の小径”はあったのですが、冬で葉が落ちてしまったその木が白樺かどうか確認するのは一人ではハードルが高かったと思われます。

ラプアへの道はほとんどが高速なので道はきれいに除雪されていて思ったより走りやすかったです。
そして目的地のShellが左前方に見えてきました。周りに何もないし、雪景色の中黄色いシェルはひときわ目立っているので待ち合わせ場所には最適…と思いきや

ナビで”ここで左折”の地点が雪が積もっていてどこに道があるかわからない
下手すると通路に乗り上げる可能性もあり、泣く泣く直進。そして背後に遠ざかっていくShell
その後最初の左折できる道に入ったのですが、ここは除雪もろくにされていない道でそこをナビゲーターは進めといっている。しかも待ち合わせ時間に5分遅刻しそう。その小さな道は車が全然通っていなかったので車輪が雪に埋もれないことを祈りながらUターンして元来た道を戻り、どうにかShellに時間通りにたどり着くことができました

そして打ち合わせの帰り。Shellから高速に乗らなければならなかったのにこれまた道が雪に埋もれていてどこを走っていいかわからず、またもや直進。結局その先のラウンドアバウトを1周する派目に。

雪道は滑ってブレーキが効きづらいとか、発進するときタイヤが空回りしてすんなり前に進まないとか、曲がったときにタイヤが雪に取られてスリップするとか、雪かきがあまりされていない信号で青になったから発信して右折しようとしたらエンストしたりとか色々大変なのですが、道がどこにあるかわからないっていうのは結構辛いですね。一応道のところに矢印があるのですが、慣れていない道は車線も見えないし怖いです。特に今年は雪がたくさん降って小さい道まで雪かきが追いついていないというのもありますがね。とりあえず無事に戻って来られてホッとしました。

こういう車輪の跡があるところはいいのですが、雪が降りたてで車の通りの少ないところは何車線あるかもよくわかりません。(←そういうところは大抵2車線じゃ)
雪道

私は助手席が向いているようです。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

雪道運転も問題ないという方も、問題ありという方も、そもそも免許を持っていないという方も
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| 03:27:08 | トラックバック(0) | コメント(0)
ありのまま
Moi!

今日の最高気温は-9度。曇りながらも後ろに太陽があるせいか明るい曇りの日でした。そして明後日から最高気温がプラスになりそうです。

さて私は数年前からジムに通っています。コロナ感染が激しくなってからは幸いなことにライブ配信サービスが始まりました。
そういえば以前もしパーソナルトレーニングやジムのインストラクターを選ぶときは、その人の体型をチェックするといいと言われたことがあります。その人は毎日そのプログラムをこなしている訳で、その人についていけばそのような体型になるはずだから、と。

地元のジムのインストラクターはどちらかというとがっしりと筋肉がついたパワフルな人が多かったです。まあ田舎だと体型大きめの人が多い傾向があるかもと納得していたのです。

そしてライブ配信サービスはヘルシンキのスタジオからのライブ。都会のインストラクターはシュッとした人がたくさんいるんだろうという私の予想をかなり裏切り、中には鍛え上げられたシュッとした人もいますが、半分以上はなかなかがっしりした体型。中にはお腹のお肉の豊満さを見るとジムのインストラクターには見えないような人も。

そんなインストラクターについていって果たしていいものかとポロっと日本在住の元同僚につぶやいたところ、日本のジムのリンクを送ってくれました。インストラクターの人、めっちゃ細い。もうフィンランド人に目が慣れてしまって違和感しかありませんでした。細いというか頼りないというか。慣れって恐ろしい

でもそんなフィンランド人インストラクター、体型があれでも動きがシャープだったり、インストラクションが的確だったり、使うべき筋肉をきちんと教えてくれたり、やっぱりプロなのです。何より彼女達は体型なんて気にせず、生き生きと楽しそうに仕事をしているのです。

こちらに来て楽になったのは外見について言及されることがほとんどなくなったこと。髪型を変えたり、新しい服を着たりすると”それ、いいわね”と声をかけてくれることはあっても”太った?”とか”やせた?”とか体型や外見に関することに言及されたことはほぼ皆無なのですよね。

そういえば最初に通ったコミュニティーセンターのフィンランド語の先生は赤毛ドレッドに鼻ピアスの若い先生。でもすごく熱心でわかりやすい授業をしてくれる先生だったし、以前参加したアールトのツアーガイドの人はゴスロリチックな服に耳が痛そうなピアスをしていたし(耳に目が釘付けになった)、スーパーのレジに緑の髪の毛の人がいたり、要は外見ではなくて中身重視なのですよね。そして皆ありのままに堂々としているそんな印象があります。
それがもしかして幸せに生きていく秘訣の一つじゃないのかなとふと思ったのでした。

まあジムのインストラクターは色々いるので後日そのことについて書くかもしれません。

最後の写真はホテルの中にあったジムの写真です。最近はマシンは全然使っていませんが、プランクをがんばっています。
Hotelli Onnen Tähtiジム1

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランドの生活 | 03:51:16 | トラックバック(0) | コメント(0)
春先の洪水
Moi!

今日の最高気温は-6度でそんなに寒くなかったのですが、昨日に引き続きまた雪が降り始めました。

今年の冬は気温が低い日が多く、そして雪がたくさん降っています。道を確保するには雪かきをする訳でして、雪かきをした雪は道じゃないところに集められることになり、例えば家の前の雪山がこんなことになっています。
この山が一番高くて、これは除雪車がこの辺の雪をかき集めて山にしたもの。暖冬なら途中で少し溶けてまた降ってを繰り返すので、少し山が高くなるぐらいで済んでいたのですがね。
雪山1

意識して集めたつもりではないのですが、街灯も半分ぐらい雪に埋もれていましてね。
雪山2

灌木に積もった雪も結構な量ですが周りも雪に埋もれている状態になっております。
雪山3

ただの通路なのにここにも雪の壁ができている状態です。
雪山4

先日雪かきをしていたら近所の人がアドバイスをしてくれました。いつもはテラスハウス共有の幅の広い大きな雪かきツールを使っているのですが、運んだ雪を積もった雪の上に積まなければならなず、それをするためには体力が必要。だから効率が悪いけど小さい雪かきツールを使った方がいいと。確かに最後に持ち上げるのには小さい方が小回りが効きます。なんだかすっかり雪国の人の知恵がついてきました。

今はひたすら雪山を高くしているのですが、春先になるとこの雪が一気に溶け出すことになります。この辺りは海から遠いし、近くの人口の湖は坂の上だし、小さい川しかないし、平原が多いので溶けた水の行き場がなく、道に雪水が溢れ出る可能性大でそのことが危惧されています。

ムーミンの作者、トーヴェヤンソンがその昔エテラポフヤンマーにあるテウヴァの教会の祭壇画を描くためにテウヴァを訪れたのが春先。ちょうど道は洪水状態で、運転をしていた人が”Tuhotulva(=破滅的な洪水)"という言葉を使ったのをトーヴェが覚えていて、”小さなトロールと大きな洪水”のフィンランド語版(トーヴェはスウェーデン系フィンランド人なので最初はスウェーデン語で出版されていました)が出版される際にこの”Tuhotulva”という言葉が使われたというエピソードがあるのだそうです。

今年のTuhotulvaはどうなることやら。春が来るのは待ち遠しいですが、どうにか少しずつ雪が溶けてくれないものかと密かに願っています。

ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。

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フィンランドの生活 | 00:17:03 | トラックバック(0) | コメント(0)
至福のレモンリゾット
Moi!

今日は終日雪が降っていました。最高気温は-4度でした。久々に暖かかったんですけど雪かき2回しました。結構積もりました。でもってまだ降り積もってます。きっと明日も明後日も…

さて先週久々にTalriikkiというレストランに行ってきました。日替わりメニューは鱈(たぶん)のレモンリゾット。私は魚介類があまり好きではないのですが、柑橘系が好物でして♡しかも白身魚とレモンの相性っていいですからね。
いや~選んで大正解。鱈(たぶん)は魚の臭みもないし、リゾットもほんのりレモン味。こちら、というか私の住んでいる辺りではあまりレモン風味の味つけをするところがないので嬉しかったです。
Talriikkiレモンリゾット
ちょっと量が少なく見えますが、底の深いお皿でちょうどよい量でした。ランチビュッフェはついつい取り過ぎてしまうので、このようにあらかじめ量が決まっているのは食べ過ぎ防止にちょうどいいです。

あの、これ、私のではありませんよ。家人はサラダビュッフェもつけました。サラダもなかなか美味しいのです。これにコーヒー/紅茶とデザートつき。(私もデザートと紅茶はいただきました。)
Talriikkiサラダ

Talriikkiはホテル併設のレストランなので格調高い雰囲気も味わえます。
Talriikki中1

この時期なので距離も取りやすいので安心です。
Talriikki中2

そしてこのレストランでちょうど連絡を取ろうと思っていた友達にばったり会うこともできたのでした。コロナの影響で不自由なこともありますが、在宅勤務も増えたおかげで平日に家人とランチに行くチャンスができたのは思わぬ副産物。

ということで皆様、よい週末をお迎えください。

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Visit Lakeus | 03:27:06 | トラックバック(0) | コメント(0)
美術館での地元アーティストの展示
Moi!

今日は最低気温は-20度でしたが、最高気温は-11度。少し曇りがちでしたが、周りは明るかったです。明日は終日久々の雪のお天気のようですがね。

さて、先日久々に街の美術館に行ってきました。目的はセイナヨキ在住のアーティストであり、Amforaというセラミックブランドでも有名なPäivi Rintaniemiさんの展示を見るため。場所は先日ランチに行ったÄärelläもあるKalevan Navettaという建物です。

彼女の作品は2008年に国内で表彰、また2013年にはイタリアのコンペでも最優秀作品として表彰されていますが、意外にも個展は非常に珍しく、セイナヨキ美術館では初の展示とのこと。
ちなみにセイナヨキの人口は64000人なので、美術館の規模も小さいですし、有名なアーティストの作品というより地元に所縁のある人達の展示がほとんどで、期待レベル低めで行った方がいいかもという印象です。そういう意味で国際的に活躍している地元アーティストの作品が見えるというのは嬉しいこと。
セイナヨキ美術館Calix

地元新聞のインタビューにもありましたが、このホール、暗くて、Päiviさんも心配していたそうです。実際私が最初の展示に行った時も窓を閉めていたのと展示の暗めだったこともあり、どよ~んと湿った空気が流れていて正直あまり好きではなかったのです。でもこの通り窓から明かりが射し込み、Päiviさんのお人柄を表すような純粋で温かい心のこもった作品がよく映えていました。
セイナヨキ美術館全景

卵のオブジェも多く作っているPäiviさん。これを見ているとハッピーな気持になれました。
セイナヨキ美術館オブジェ1

小さいオブジェについつい目がいってしまいます。一番左と右から2番目も卵の作品。
セイナヨキ美術館オブジェ2

普通は美術館などの施設にはゲストブックが置いてあり、そこに日付、名前、どこから来たかなど記帳できるようになっているのですが、この展示のゲストブックは黒板になっていて、誰もがチョークで自由にメッセージを書けるようになっていました。
セイナヨキ美術館ゲストブック

3Fの展示はニュージーランド出身で、ヘルシンキとベルリンで活動しているアーティスト、Matthew Cowanさんの展示で、タイトルは”Wildness Makes This World”。何とも度肝を抜かれる、おもちゃ箱をひっくり返したような展示でした。
セイナヨキ美術館3F

例えば入口入ってすぐのところにはピンクテーブルという作品。博物館の倉庫にあった品が並べられています。ガラステーブルの上に載せられたものの影が印象的でした。
セイナヨキ美術館ピンクテーブル

オズの魔法使いに出てきそうなマネキンの後ろには、フィンランドで遊歩道の途中で見かけるバードウォッチングタワーのパネルを持った人の写真とか、いきなりレスリングの写真があったりとか何ともシュールな組み合わせに圧倒されてしまいました。どこからつっこんでいいのか?
セイナヨキ美術館Miri with birchbark mask

オズの魔法使いのキャラクターではなく、Gentleman Strikerという作品。マネキンを覆っているのは藁かな?と見せかけたマッチです。フィンランドではこういう無駄に長いマッチが売られている理由が最初わからなかったのですが、キャンドルホルダーの中にあるキャンドルの火をつけるとき、便利なのですよね。それはさておき、運搬するとき大変だったんじゃないかと心配してしまう作品。
セイナヨキ美術館Gentleman Sticker

こちらのタイトルはWildman Who Walks。こちらもフィンランドでおなじみ、ノルディックウォーキングの際に使われるウォーキングスティックが洗濯物干しのごとく使われています。で、この状態で歩けるのか?という疑問はさておき。
セイナヨキ美術館Wildman who walks

前が見えようが見えまいが構いませんけど、と訴えかけてきているこの作品の名前は”Drummer”。そう、上半身ドラムスティックまみれになっています。ドラムをたたく人ではなく、ドラムスティックをかぶっている人。
セイナヨキ美術館ドラマー

この展示はMatthew Cowanさんとセイナヨキのクンストハレのコラボレーションをきっかけに実現したものとのこと。

美術館って、友達などと一緒に行って感想を言いながら見るのが楽しいのですが、時期も時期だし、規模も小さいので今回は1人でさくっと行ってきたのですが、誰かと一緒だったら色々つっこみながら楽しめたかもと思ったのでした。

ところで新型コロナ感染、一昨日までは新規感染者が300人台で落ち着いていたのですが、今日はいきなり614人。ヘルシンキエリアの新規感染者の大半が変異株のウィルスと聞いて驚いています。セイナヨキは新規感染者は2人でしたが、本当にどのタイミングで感染が拡がるかはわからないので引き続き警戒が必要そうです。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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街の情報(セイナヨキ) | 01:25:06 | トラックバック(0) | コメント(0)
広がる雪原
Moi!

今日はひときわいいお天気でしたが、朝起きたら久々の-20度越えの-24度でした。日中は-14度まで上がりましたがやっぱり寒い。
今日フィンランド人に、私が移住してきた最初の冬に-25度の時も”フィンランドの冬はこんなものなのか”と思いながら、また”周りに何で自転車こいでいる人いないのかな”と自転車をこいでいた思い出話をしたら、”頭がおかしい人として病院に連れて行かれたかも”というお言葉をいただきましたそうは言われても他に手段がなかったから仕方なかったのですよね。病院に連れて行かれなくてよかったです。

さて、今年は湖近くにある駐車場はいつも満杯。多くの人がクロスカントリースキーに来ているのと、時々ボックスカーも見かけます。たぶん保育園の子ども達もよく湖の周りで遊んでいるので、そのボックスカーで来たのではないかと推察しております。

きましたよ、湖と地面の境がわからない季節が。
雪原

こんなふううに湖の、しかもあまり足跡のないところを歩いている人もいました。
湖上

私はこの道を少し進んで写真などを撮っていたのです。
湖
そしたらミシミシという音が
いや~動揺しました。急いでその場を動きましたがミシミシ音がついてくるので一瞬もうダメかと思いました私の前には犬連れの人も通っていたのに。-14度で湖で溺れるのは一番避けたいこの世の終わり方ですね。

怖気づいて湖の上からは早々に退散したのでした。昨日は少し気温が上がったので多くの木々の雪は溶けてしまいましたが、一部真っ白な木のグループがひときわ目立っておりました。
白い木1

ここにも。太陽に照らされてタンポポの綿毛の巨大バージョンにも見えたりします。
白い木2

この辺りにはちょっとした遊園地や、冬ならではのカルーセルもあります。子どもがこの箱に乗って、大人が中心でてこの原理でぐるぐる回すという単純でありながらもエキサイティングな遊び。
カルーセル

保育園の子ども達(イエロージャケット軍団)が建物の中から出てきました。冬はこのようにもこもこになるぐらいたくさん着込んでのお出かけ。もっと寒くなると外遊びはないかもしれませんが、こちらの子ども達は基本的に寒さ耐性あります。
子ども達

完成間近のM talo。雪景色にも映えていました。いいお天気で気持よかったです。
M talo

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Visit Lakeus | 04:55:15 | トラックバック(0) | コメント(2)
最後の最後に
Moi!

今朝は-16度だったのですが、最高気温は-3度まで上がりました。そしてとびきりのいいお天気。明日もいいお天気が続きますが、気温はちょっと下がりそうです。

さてむか~しのブログにも書いたのですが、こちらに来た頃に中国人の友達に教えてもらったとても有効な情報があります。
それは
フィンランド人は最後の最後になって一気に仕上げる傾向があるということ。
いわゆるsisu(=諦めない気持、ガッツ)っていやつですかね。

Sisuとかいうと聞こえはいいのですがね。
皆さんはその週にやらないといけない仕事が金曜日の定時までにできていなかったらどうするタイプですか。
私は金曜日にとりあえず目途がつくところまでやって帰るタイプでした。そうしたら土日はとにかく仕事のことは気にせずに過ごせますからね。
実は家人は今朝2時まで仕事をしていました。
気の毒ではあるのですが、金曜日は定時に終わり、週末には散歩に行ったり、クロスカントリースキーに行ったり、週末の買い出しに行ったり、お気に入りのテレビ番組を見たり、映画を見たりしてたのですよ。でもって、日曜の夕方にやらなければならない仕事を思い出し(正確にいうと金曜の夕方に届いていたメールを日曜の夕方に気付いた)…といった次第。

もちろんフィンランド人全員が最後の最後まで引き延ばす訳ではないし、用件にもよるし、私ももちろん日本人だからといって何事も早めに取り組むわけではないのですがね。

それでも傾向として日本人って計画を細かく立てて漏れがないように取り組む傾向があるのではないでしょうか。その代わり直前とか、予測もしていないことが起きるとパニックになってしまう傾向があるような。少なくとも私はそういうタイプ。
一方フィンランド人は直前の予定変更でも割と冷静にやるべきことをさくさく決めて、sisuと柔軟な精神ととてつもない集中力でやり遂げてしまうイメージ。悪くいえば日本ほどスケジュール遵守ではないイメージ。決してルーズだとは思わないのですが、どうしようもない理由で遅れたら”まあ仕方ないよね”でお客さんも受け入れてくれる、というか受け入れざるを得ないというか。

何を言いたいかというと、フィンランド人と関わるときは、たとえ相手がなかなか物事に取りかからなくてもイライラせず、”あ、いつもの火事場の馬鹿力のやつだ”と構えておいた方が精神衛生上よろしいんじゃないか、ということでした。
周りにフィンランド人がいる方、思い当たる節はありますか。

最後の写真は、まあバレンタインデー(=友達の日)だからと週末久々に買った花。
チューリップ
寿命は短いですが、飾ると部屋が華やぎますね。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランドの生活 | 02:26:46 | トラックバック(0) | コメント(0)
凍りかけの川
Moi!

今日の最高気温は-7度。お天気は昨日の快晴に比べると鈍く晴れたり、曇ったり。そして今日2月14日はフィンランドでは友達の日であり、ラスキアイススンヌンタイでした。最近は明るい日が続いて嬉しいです。

ということで昨日は川べりに散歩に行ってきました。ちょっと曇っていましたが、地平線近くは青空がのぞいていて、ちょっと不思議な光景。
給水塔

そして川は一部凍り、一部は水が勢いよく流れていました。
凍りかけの川

動画を撮ってみたのでよければご覧ください。氷の下でごぼごぼ流れている川はオタマジャクシが泳いでいるよう。


ちょっとわかりづらいのですが木製の橋にも雪が少し積もって趣がありました。
橋

えっとですね、これも川なのです。表面が凍ってその上に雪が積もっているのでぱっと見は平原に見えますが、歩くな、危険地域です。体重の軽い動物の足跡はありましたが、人間はちょっと危なそう。
雪の川

橋を渡って川沿いをさらに進んでいきます。
川1

桟橋の横に木製のブランコがあり、そこにぽつんと座っている人がいました。動かないと結構寒いと思うのですが(気温は-5度ぐらい)さすがフィンランド人というか。
桟橋1

低い鈍い太陽が木立の向こうから顔を出し、水面にも写り込んでいました。
夕陽

最近こういったグラフィティをよく見かけるようになりました。モランとニョロニョロがいるかと思えば
グラフィティ1

マスクをつけたリトルミーも。今は違和感がありませんが、コロナが収まった後これを見たらどんな気持になるのでしょうね。”あの頃は皆マスクつけてたな”などと郷愁に浸るのでしょうかね。
グラフィティ2

忘れもしないこの桟橋。去年雪がないときにここで思い切り滑って転んだ場所。雪が積もっていても行きませんよ。
桟橋2

その後川べりを歩きました。景色はよかったのですが、この道、雪かきされていない場所で、一歩ごとに結構靴がずぼずぼ雪に埋もれるのです。歩くだけで体力を消費することに気付き、結局元の道に戻ったのでした。
川2
体験して初めてわかることってありますよね。

地震の被害に遭われた方、一日も早く落ち着いた生活に戻れますように。
そして皆様、きたるべき1週間がよりよい1週間でありますように。

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フィンランドの生活 | 01:31:56 | トラックバック(0) | コメント(0)
久々のÄärelläランチ
Moi!

今朝は-16度でしたが夜になったらどんどん気温が上がって-1度まで上がりました。また日中はいいお天気だったのですが、夜は雪が降り始めました。

さて今日のランチは久々にこちらに出向きました。Kalevan Navettaという美術館も入っている建物で、Äärelläというレストランが入っています。
Kalevan Navetta

ランチはサラダビュッフェと日替わりのメイン2種類から選ぶことができます。パンも美味しいし、このバターはワサビが少し入っていて美味しかったです。
Äärelläサラダビュッフェ1

サラダもこんな感じでただ野菜を刻んだだけでなくちょっとひねりの効いたおしゃれサラダ。
Äärelläサラダビュッフェ2

ヘルシーかつ色合い鮮やか。
Äärelläサラダ

そ・し・て…ご覧ください。
メインの豪華さにびっくり。
ターキーと豪華な付け合わせの野菜、そして赤ワインベースのソースがうまく合っていました。
Äärelläメイン
これにコーヒー/紅茶がついて13.5€(≒1700円)。他のランチビュッフェなどより若干高めですがこの豪華さを考えたら納得の価格です。

ちょっとピークの時間を外して行ったのでランチが終わる頃にはほとんどの人が帰ってしまいましたが、着いた時は結構広い店内ほぼ満席でした。中はこんな感じです。
Äärellä中1


そして美術館らしく周りのフェンスにもアート。雪景色に彩を添えていました。
Kalevan Navettaフェンス

今週末の日曜と来週の火曜日に食べるラスキアイスプッラによばれた気がして、結局お持ち帰りやはりスーパーで売られているのに比べると格段に美味しかったです。
Äärelläラスキアイスプッラ

ということで皆様、よい週末をお迎えください。

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Visit Lakeus | 05:53:45 | トラックバック(0) | コメント(0)
配送の新しい形
Moi!

今日も最低気温-17度、最高気温-11度のキーンと冷えた1日でした。日中は晴れていましたが、お昼過ぎからちょっと曇りましたが、それでも随分明るくなったものです。そして晴れの日が続き、11月や12月の鬱々としたお天気が嘘のようです。

さて、先日セイナヨキに嬉しいニュースが届きました。それは2022年にセイナヨキ空港にDronamicsという無人の荷物を運ぶ飛行機が就航するというもの。どんな飛行機かちょっと気になりますよね。
動画があったのでこちらからご覧くださいね。


Dronamicsは英国とブルガリアの中距離無人飛行機を運営する会社で、フィンランドではセイナヨキ空港が初めて契約を結んだとのことです。他にはベルギーのLiege - アリババのヨーロッパ集荷センター - イタリアのBrescia - イタリア郵便局の国際センター - クロアチアのOsijek - スウェーデンのSkövdeの就航が決まっているとのことです。

セイナヨキ空港は私がこちらに移住した10年前には少なくとも使われていたのですが、利用者が少なくて結局閉鎖に至り、何年も使われていないままだったのです。私も利用者促進のために市が補助して格安チケットが出したときに利用したことがあるのですが、結局電車で2時間半ぐらいでヘルシンキに行けるので、空港までの移動時間などを考えると所要時間はほとんど変わらない上に価格が高いし、本数がなくてあまりメリットが感じられなかったのです。

考えてみればこの就航もコロナも少し影響しているのかもしれませんね。コロナの影響でネットでショッピングする人が増え、配送の需要が増えたので無人飛行機で荷物を運ぶことも実現に向けて加速がかかったのでは。荷物だけの配送なら地方空港で十分ですもんね。

もしこの配送が実現したらもし荷物が届くのが早まるかもしれないと思ったり。何よりも地方活性の明るいニュースに久々にワクワクしたのでした。

最後の写真は昔撮った飛行機雲の写真。
飛行機雲2

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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街の情報(セイナヨキ) | 03:29:16 | トラックバック(0) | コメント(0)
白い世界
Moi!

今日は最低気温が-18度最高気温が-14度となかなかの気温だったのですが、とにかく夢のような景色が目の前に拡がっていました。

どうでしょう、この朝焼け。
朝1

少しずつ空が白んできていく様も。空も眺めるために息を呑むような美しさ。
朝2

放射冷却の影響もあり、透き通るような空と雪をまとった真っ白な木のコンビネーションは何物にも例えがたい美しさ。
朝3

枝1本1本に雪が積もって固まっているので、普段はあまり気にしない形もこうして改めて見るときれいですよね。
雪の木1

この雪をまとった木と青空のコンビネーションは色々な条件もあるので、案外日常的に見えるものではないのです。
雪の木2

車の中から信号待ちの時に撮ったので街路樹をうまく撮れなかったのが残念。もう真っ白な街路樹の迫力…以下同文。
雪の木3

木の向こうに透けてみる太陽もキラキラしていました。
雪の木4

右側手前がセイナヨキの市庁舎で、その向こうに見えるのがラケウデンリスティの教会でございます。
雪のアールトセンター

元々の案は黒だった教会。白で正解だったと思います。
雪のラケウデンリスティ

散歩には若干寒かったですがそれでも何人かはいました。太陽の有難さを実感した一日でした。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランドの生活 | 02:50:31 | トラックバック(0) | コメント(0)
ウールソックス最強伝説?
Moi!

今日はいいお天気でした。最高気温は-9度でしたが、朝は-16度。とにかくよいお天気が続いてくれるのは有り難いことです。

さてフィンランドの冬の必須アイテムの一つといえばウールソックス。編み物をする人も多いので人からもらったり、お店に手編みのソックスが売られていたりとごく身近にあります。私も義母がとても器用なのでいくつかもらいました。これもそのうちの1足、左右の柄がぴったりのかわいいソックス。
ウールのソックス

ウールソックスはどのような時に使われるかというと

・スリッパ代わり
フィンランドではあまりスリッパを履く習慣がありません。足元が冷える時期にはウールソックスを履くのです。先日スリッパを履いていても足が冷たかったのですが、ウールソックスを履いたらすぐにあったまりました。
また友達の家に行った時などもスリッパがある家に遭遇したことはまだありませんが、”ウールソックス履く?”と声をかけてもらうことは時々あります。義両親宅ではいつも声をかけてくれていたので今はウールソックス持参で行ってます。

・靴代わり
フィンランドでは室内では靴を脱ぐのは日本と同じなのですが、学校内などで靴の代わりにウールソックスで過ごしている子どももいるのです。さすがに校庭では靴を履いてますがね。そして子どもだけでなく大人も。電車の中でウールソックスでリラックスしているのを見かけたこともあります。
この辺りの外履きの人がいるのにウールソックスを履くという技は今一つ理解していないのですが、日本の畳の間ではスリッパを履かない、みたいな暗黙のルールがあるのでしょうね。

・寝る時にも
私は寝ている間にすぐ脱いでしまうのでソックスは履きませんが家人は年中履いて寝ています。体温は私より高そうなんですがね。出張先にも冬の間は特に寝る時用とは別に室内用のウールソックスも持参していってます。ウールソックス最強伝説の信者、ここにあり。
頭寒足熱、理にかなっています。

頭寒といいながら外出時はピポというニット帽をかぶる人が多いです。私は帽子があまり好きではないのですごく寒い日はイヤーマフをしますが、ピポをかぶることはほとんどありません。例えば昨日クロスカントリースキーに行った時、ピポをかぶっていなかったのは私だけだったかも。髪の毛極細のフィンランド人がうらやむ天然ピポ効果に匹敵する極太な私の髪の毛。ピポなしでも全然大丈夫でした。

編み物が盛んだからウールソックスやピポが愛用されているのか、冬にウールソックスやピポ、手袋がよく使われるから編み物が盛んなのか謎ですが、たぶんどちらも真なのでしょうね。

ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。

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フィンランドの生活 | 02:13:42 | トラックバック(0) | コメント(0)
久々のクロスカントリースキー
Moi!

今日はだいぶん気温が上がって最高気温は-4度。お天気は曇りだったり弱い太陽が出たり、少し小雪が舞ったりしました。

週末、たっぷりの雪、そんなに寒くないという好条件が揃ったので久々にクロスカントリースキーに行ってきました。確か去年は暖冬で雪もあまり積もらなかったので一度も行かなかったので2年ぶり。しかも毎年1度か2度しか滑らないので初心者の状態を脱出できず💦永遠の初心者なのです。

近所のクロスカントリースキーコースはこんな感じで始まります。この轍(2本線?)に沿って滑っていきます。
クロスカントリーコース1

久々のスキーはきつく、なかなか思うように進みませんでしたが、コースは森の中なので景色を楽しみながら滑れるのは魅力。
森

この冬はコロナの影響でクロカンやマウンテンバイクも人気。スピードに乗れない私は10人またはそれ以上?の人に抜かされました。
その中にフォームのきれいな人もいたので、そのフォームを参考にしながら滑ることもでき、少しだけ改善された気もします。
クロスカントリーコース2

もこもこの木はちょっとヘラジカのように見えたりするのは私だけでしょうかね。
もこもこの木

クロスカントリースキーのコースは雪がない時は遊歩道になっています。こちらは実は車椅子のコースになっていて、通常のコースは傾斜がありますが、こちらはこのように平坦で視界の広いコースです。
クロスカントリーコース3

どうやらコース変更があったようで、途中で轍がなくなり、滑りづらかったので”湖の近くにコースがあるはずだから行こう”という家人の言葉を信じて湖の近くにコース変更しました。この平原は湖ですね。ちょっと曇りなのでモノクロな景色。
湖1

ところが…まだこの辺りには轍があったのですが、そのうち湖の上を避けているうちに轍はなくなり、ずぼずぼの雪の中、道なき道を進む派目に
木々
あのぉ、私初心者なんですけどね。

そんな私の不安もよそに、”まあある種の冒険だから”などと謎の開き直りをされながら雪に埋もれ死にすることなくどうにか普通の道にたどり着くことができました。まあクロスカントリースキーって元々はこんな感じで楽しんでいたのかもしれませんね。
湖2

コースは全部で5km。全身運動でかなり疲れましたがいいリフレッシュになりました。

ところで家人の車は元々はスウェーデンのブランドだったからか、トランクルームの座席側の中央に四角い穴があるのです。この穴のおかげで長いスキーもそのまま入れられるので座席を倒さなくても楽々運べるので便利です。たぶん物干しざお(←フィンランドにはありません)や釣り道具なんかにも重宝しそうです。日本でもそんな仕様の車、ありますかね?

ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。

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フィンランドの生活 | 00:37:50 | トラックバック(0) | コメント(0)
久々のお寿司ランチ
Moi!

昨日のニュースでは今日はそんなに寒くなくて風が強く曇りがちと言っていたのに、朝は-21度で風はなく快晴でした。

今日は久々に友達とランチに行きました。現在は私の住んでいるエテラポフヤンマーが国内で一番感染率が低く、セイナヨキ市もこのところ新規感染者数の増加は2日に1人といったところでしょうか。友達も基本的に在宅勤務。うちと同じで毎日旦那さんと顔を合わせてランチを食べているので気分転換したかったとのこと。

ということでこちらも久々のお寿司レストランに行ってきました。
お寿司ビュッフェ

このレストランは中国人の友達が経営していてお寿司の他に中華もあり、デザートにはアイスクリームとコーヒー/ジャスミンティーも。朝食は食べていなかったのでお腹いっぱいいただきました。(胃が大きいのです。)

今日はたまたま友達がレジにいて、食事をしていたらコンビニで売られているようなおにぎりを持ってきてくれました。新商品開発のため試作したので食べてみてフィードバックしてほしいと。最近は大きな街でもおにぎりが売られ始めているのも知っていて、こういったコロナの状況下でも常に新しいことを考え続けている友達には頭が下がります。

一方一緒に食事した友達とはコロナの前は2~3週間に1度ランチに行っていたのですが今日は4~5ヵ月ぶりだったでしょうか。まあこんな時期だから前のように気軽に会えないのは仕方ないのですが、他愛のない話をしただけですごく気分転換になりました。ちなみに友達は最近室内バイクでバーチャルサイクリングを楽しんでいるそうです。コロナの時期ならではの新しい楽しみ方ですね。

日中はこんな冬の青空。そして今日は詩人のルーネベリの誕生日でもあり国旗掲揚日でもあります。(祝日ではないですがね。)
青空

夜もいいお天気が続き濃い藍色の空も美しかったです。
夜空

ということで皆様、よい週末をお迎えください。

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Visit Lakeus | 05:13:14 | トラックバック(0) | コメント(0)
ロバーツコーヒーでラスキアイスプッラ
Moi!

今日は少し寒さが緩んで最高気温は-6度でした。雪も降っていたのですが、午後になったら晴れました。明日も晴れますが、風が強く寒くなるようです

さて、今の時期はフィンランドのスーパーやカフェではシーズン物のお菓子が出回っています。1つはルーネベリタルト、こちらは2/5のルーネベリの日にちなんだもの、もう1つはラスキアイスプッラで今年は2/14がLaskiaissunnuntaiに当たります。

私が一番よく行くカフェ、Ideaparkにあるロバーツコーヒーでもルーネベリタルトとラスキアイスプッラがあったのでラスキアイスを頼みました。(実はいただきもののルーネベリタルトがあるのです、ふふ。)
家人はアーモンド味、私はラズベリー味。
ロバーツコーヒー ラスキアイスプッラ1

いつもはスーパーで2個入りのを買っているのですが、カフェのラスキアイスプッラはホイップクリームたっぷりですね。クリームは甘さ控えめ、ラズベリージャムは上下に上品に塗られていました。
ロバーツコーヒー ラスキアイスプッラ2

ロバーツコーヒーは食器もかわいいし、ティーカップも大きいし、ティーバッグでなくお茶っ葉を選べるし、ジェラートは手作りで美味しいし、店内広いのでついつい足が向くのです。ちなみにカフェの紅茶はティーバッグのことが結構多いです。まあ自分で好きな味を選ぶことができるのでそれはよい点。

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Visit Lakeus | 03:47:21 | トラックバック(0) | コメント(0)
Valkoinen Puuでのランチ
Moi!

今日もよいお天気でした。そして最高気温も引き続き-17度。新聞と郵便を取りに行くときなど50mほどの距離、コートを着ずにそのまま取りに行っているのですが、さすがに-20度近くになると小走りになりますね。

さて今日は家人が在宅ワークだったので久々にウィークデーにランチに出かけました。
行ったのはランチでは超久々のValkoinen Puu。毎週水曜日のメニューはペストラザニア。このペストラザニアが一番美味しいのです。めったに来ないのでついつい取り過ぎてしまいました。他のビュッフェ形式のサラダも美味しいし、パンももちもち。
Valkoinen Puuランチ

少しピークの時間帯を外して行ったので広い店内ということもあり、私達の周りにはお客さんがいませんでしたが、店内には遅いランチのお客さんがちらほらいました。いやー、それにしてもお腹いっぱいになりました。ビュッフェランチとコーヒー/紅茶がつきます。
Valkoinen Puu店内

Season's Greetingsと書かれているのでクリスマスの頃設置されていたのでしょうか。夏にテラス席になるスペースにインスタスポットができていました。
Valkoinen Puuインスタスポット

今日もいいお天気で青い空と白い雪はフィンランドの国旗のよう。
Valkoinen Puu公園1

傘の形のクリスマスデコレーションがまだ残っている!と思っていたらクリスマスではなく”冬の”デコレーションなのだという家人。そうなんですかね。
Valkoinen Puu公園2

この円形の物体は…噴水でございます。こんなことになるので冬が来る前に水は抜かれています。
Valkoinen Puu噴水

家人は次のミーティングがあってあまりゆっくりできませんでしたが、よい気分転換になりました。

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Visit Lakeus | 04:03:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
寒い日の遊び
Moi!

今日は最低気温が-19度で最高気温が-15度のなかなか冷え込む一日でした。でも長期的な観点で寒い日が続くのと曇りの日が続くのを選ばなければならないとすれば、寒い日を選ぶような気がします。外に出るのは億劫ににはなりますが、基本的に家の中は暖かいし、出かける時は”しかるべき”服装で出かければいいだけの話なので。ワタシ、ツヨクナリマシタ。

そしてこんな寒くてお天気のいい日にトライした遊びはこちらです。
シャボン玉
見えますかね?凍ったシャボン玉です。

今回はお砂糖と片栗粉も少し混ぜてみたのですが、うーむ、どうしても着地する前にほとんどが割れてしまうのですよね。後はシャボン玉を着地させる時に、ストローから放した途端にそこから穴があいてしぼんでしまったり。シャボン玉が割れた後は柔らかいガラス(そんなものはない?)が割れたように膜が残ったりするのはやはり気温が低いからですよね。

手もかじかんできたし、全然3つ以上増えないので諦めてしまいました。プロの人が撮った凍ったシャボン玉の写真はもっと色がついていたので洗剤の量など配分をもう少し研究した方がいいのかもしれません。

今朝は午前中はすっきり青空。
冬晴れ1

そして夕方に向かって少し空が赤みを増してきました。
冬晴れ2

今週はずっと最高気温が-10度前後のお天気が続きそうです。今年はある意味フィンランドらしい冬なのかもしれません。シャボン玉も遊び放題。

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フィンランドの生活 | 00:25:40 | トラックバック(0) | コメント(0)
Kalevan NavettaがMy Arch DailyのBuilding of the yearにノミネート
Moi!

今日も最高気温は-8度でしたが日中はうっすら晴れて気持よいお天気でした。

さて、先日My Arch DailyというサイトでBuilding of the year 2021の投票が始まりました。その候補の一つにセイナヨキのKalevan Navettaが入っています。

ちなみにKalevan Navettaというのはこんな建物です。
Kalevan Navetta

2020年3月にオープンし、中には美術館とÄärelläというランチレストランとTaito shopというおしゃれな雑貨屋さんが入っているアート&カルチャーセンターです。

さて、このBuilding of the year 2021は15のカテゴリーに分かれていて、Kalevan Navettaは文化建築部門のノミネート。フィンランドでは他にKirkkonummi図書館もノミネートされています。このKirkkonummi図書館はセイナヨキのApila図書館やヘルシンキにあるAmos Rex美術館を設計したJKMMアーキテクツ。Apila図書館に似ている部分もありますが、さらに進化していてこれまた素敵な図書館。

さて、この選考ですが、まずはカテゴリー別に投票でベスト5を選び、最終的にベスト1を選ぶのだそうです。かなりの数の候補対象があり、奇抜(失礼!)な建物やモダンな建物が並ぶ中、かな~り地味ではありますが、よくいえば侘び寂びを感じさせる、また光の入り方が素敵な落ち着いた建物です。よろしければこちらものぞいてみてください。
https://boty.archdaily.com/us/2021/candidates/137651/art-and-culture-center-kalevan-navetta-slash-hirvilammi-architects

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Visit Lakeus | 00:50:27 | トラックバック(0) | コメント(0)
難民から起業家に
Moi!

今日も曇りがちで少し寒いお天気でした。最高気温が-8度ですからまあまあ寒いですよね。お天気も今一つだったので今週末は引きこもっていました。

さて、地元の新聞を読んでいたらおもしろい記事があったのでご紹介します。

クルド人のShirin Namiqさんは1990年に難民として祖国から離れ、その後12年の間にモザンビーク、バハマ、フィジーなど紛争が起こっている地区や災害で苦しんでいる地区で働いていたそうです。フィジーの後にブリュッセルに移り、起業して落ち着いた生活を送りたいと思うようになったそうです。そんな中、フィンランドの株式市場で売りに出ている会社を探していた時に目に留まったのがエテラポフヤンマーのクリッカにあるヤギの乳製品を作っている会社。お姉さんを誘いすぐにクリッカを訪れたとのこと。なんという行動力。

農場主を始め関係者は優しく、コミュニケーションも円滑にいき、11月に実際にチーズとアイスクリームの工場を見学に行き、帰り道で自分達の道を決めたそうです。そして大晦日に補助金が下りることが決まり、今年の初めに事業登録が済んだというスピード感。

Shirinさんはクリッカのことはもちろん、エテラポフヤンマーのことも知らなかったのですが、ノキア前社長のJorma Ollilaの本で何度も”エテラポフヤンマーの人は企業家精神があり、高い仕事に対するモラルがある”と書かれていたのは記憶にあったとのこと。彼女のお父さんも、お母さんも、お兄さんも、そして親戚も何人も事業家という環境もクリッカの会社を買うという決断に大きく影響したのでしょう。

現在はイースターを目標に”Voihan Vuohi!”という企業名でロゴも新しく、新パッケージで新製品を売り始める準備をしているとのこと。ヤギの乳製品はあまりなじみがないですが、もし製品を見かけたら購入してみたいです。同じ移民としてもエールを送りたいですしね。

エテラポフヤンマー地区は大きな企業がないので、移民にとっても仕事を見つけるのは至難の業。そんな背景もあり(移民だけではありませんが)起業する人が多いです。まあもともとこの地区の人は血気盛んな人が多いとも言われていますからね。そんなこともあり、相互助け合いの精神も高いのもよい点です。

最後の写真はセイナヨキのKyrkösjärviという人口の湖。もともと小さな池しかなかったのを湖にして(全長15km)、掘った土で丘を小さな山にしたという、この地区の人達の精神を象徴する湖でございます。
湖1

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フィンランドの生活 | 04:19:54 | トラックバック(0) | コメント(0)
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