2020-09-15 Tue
Moi!朝晩すっかり冷えて秋の装い。日中は14度まで上がったのですが朝は10度切ってますからね。朝は今シーズン初、手袋をはめて外出しました。
今日は移民局で滞在許可証の更新をする必要があったので隣街のVaasaに電車で行きました。Vaasaはセイナヨキより人口が少し多く、歴史が古いのですが、スウェーデンとフィンランドのように競い合うことが多いです。そして何よりも大きな違いはスウェーデン系フィンランド人が多いこと。そのため街並みがおしゃれでカフェやレストランもたくさんある魅力的な街です。
今回は今日行ったお店を紹介します。
まずはランチのメインの写真からドドーンとご紹介。肉、魚、ベジタリアンメニューから選べ、こちらのチキンのパン粉揚げワサビ添えを選びました。PankoとWasabiという文字が目に入った瞬間即決。パン粉で揚げたチキンはサクサクで肉汁がこぼれるほどジューシー。ちなみにフィンランドでもパン粉はあるのですがきめが細かいため、パン粉ほどサクサクにはならないのです。スーパーにもフィンランドのパン粉とは別に日本のパン粉が”Panko”として売られているのですよ。ソースはマイルドなカレー味。お腹いっぱいになりました。(実はこの前にしっかりサラダビュッフェもいただいております。)
こちらのお店、Lohtetといい、おしゃれな小物等たくさん売っているTaito shop系列のお店の部分と、レストラン部分に分かれています。(月曜日は残念ながらお店は定休日でした。)
最初にこのレストランに行った時は相席かテラス席しかなく、少し街をブラブラして時間を潰して行ったのですが2度目もまだ満席。結局穏やかそうな老齢の男性2人と相席させてもらいました。こちらは男性が去った後。
男性2人はスウェーデン系フィンランド人でいきなりスウェーデン語で話しかけられて、私はさっぱりわからなかったため、英語に切り替えてくれました。
ちなみにお店の人はお客さんが最初に発した言語(英語、フィンランド語、スウェーデン語)で対応してくれます。すごいのが料理を持ってきてくれる時、また料理の途中でも”お味はいかがですか”と問いかけてくれるのですが、お客さんに応じて言語を変えています。私なんかはアジア人が少ないから記憶しやすいと思うのですが、どのお客さんがどの言語を使っていたのかを記憶しているのがすごいです。
私が食べたスペースはこのようにアンティークでこじんまりした場所。もう1ヵ所はもう少し広いスペース。ランチ、ここにして正解でした。
外観はこのようなピンクの建物。
移民局に行く前に友達に時間を作ってもらってベーカリーでお茶しました。朝だからお茶だけにしようと思っていたのですが、シュガーレスのリンゴのプッラ(=菓子パン)と聞いてついつい頼んでしまいました。このお店、10時前から開いていて地元のおじさん達が朝から話に花を咲かせていました。こういう地元に根付いたカフェも素敵です。プッラも新鮮なリンゴジャムが入っていて美味しかったです。この手作りな感じも素敵。
こちらは1900年設立のマーケットホール。セイナヨキにはこういった室内のマーケットホールはないので新鮮。
マーケットホールの中には小さなお店が入っていたり、生鮮食料やパンやケーキを売るお店、そしてリーズナブルで美味しい料理を提供するレストランがあるイメージ。ここにもこの通り奥にレストランが。
ただ…コロナの影響かほとんどが空き店舗になっていたのがちょっとショックでした。右側にはフィンランドのセラミックやテキスタイルを売っているPentikが入っています。
セイナヨキもなのですが、Vaasaもショッピングセンターの空き店舗が増えていました。郊外のショッピングセンターにお客さんが流れているのでしょうかね。とはいうものの、Vaasaにはまだまだ美味しいお店がたくさんあります。今回はお腹いっぱいで行きたいカフェも断念したのですがまた次回ゆっくり堪能してみたいものです(結局そこ)。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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