2018-12-27 Thu
Moi!12月も残すところわずかですが、最高気温は0度を推移しそうなので、そんなに激しい冷え込みはなさそうです。これも温暖化の影響ですかね。
さて昨日のランチは義両親宅にクリスマスの料理を食べに行きました。義母は料理が上手だし、私が作れるフィンランドの伝統的なクリスマス料理はあまりないのでいつも申し訳ないと思いながら招待されています。去年はパイを焼いていったのですが、今年は家はサラダを、ケータリングの仕事をしている義弟にはサーモンとハムを準備してくれるようお願いされました。
せっかくだから最近はまっているアボカドのトマトのサラダを作ろうかと家人に提案したのですが、”それはクリスマスの伝統的な料理じゃない”と却下。だったら”クリスマスの伝統的なサラダ”とやらを作ってねという話になりました。
ええ、家人はどちらかというと最後の最後に駆け込み力技で済ませてしまうことが多く(そして大体成功している)、今回のサラダももう家を出発しないと遅れる!と焦りながら作っておりました。私もちょっとだけ手伝ったのですが。
お料理はもちろんハム、サーモン、サラダの他にもカリヤランシチューや人参のキャセロール、ミートボール、根菜類のオーブン焼きなど当然食べきれない量の料理が準備され、それに加えて何種類かのケーキ、手作りジュースなどが準備されていました。
料理を食べながら義母から義弟に”このサーモンは今まで食べた中で一番おいしいサーモン”とお褒めの言葉が。
義弟は”今まで10回以上サーモンを食べてもらうチャンスがあって初めてお褒めの言葉をもらえて嬉しんだけど、これ、僕じゃなくて同僚が作ったんだよね。”
一同爆笑。
あ、義弟の名誉にかけていいますとケータリングの評判は上々でお客さんが別のお客さんを紹介してくれたり、リピートしてくださったりで繁盛しております。決して彼のサーモンがまずいということはないのでございます。
続けて義母は”それはそうと、このサラダのキュウリ、随分大きいわね。”
お、お義母さま、それは皆薄々気付いていたのですが、なんというか作った人を傷つけちゃいけないと皆心に秘めていた言葉。
実際家人の乱切りに切ったキュウリは一口では食べられないほどダイナミックな乱切りでございました。これがきっかけで皆口々に”うん、これはちょっと大き過ぎるよね。いったんナイフで切って食べてたよ。”とか”義弟に一度キュウリの切り方を教えてもらった方がいいよ。”とか散々な言われよう。幸い誰がこのダイナミックなサラダを作ったかは言及していなかったのですが、誰もが私ではなく家人の作ったものと信じて疑わなかったこと、そっと胸を撫でおろしておりました。
ここでまたまたお伝えしたいのは、義母は決して小うるさい、人の揚げ足を取るような人ではなく、ちょっとストレートな発言がありますが(でもそれは息子たちに対して)料理上手で明るくて細やかなところにまで目が届く尊敬すべき女性なのです。だから義母の発言によって話は盛り上がり、大笑いしたのです。
これは去年のテーブルなので”おいしいサーモン”も”ダイナミックなサラダ”もお見せできないのが残念です。(まさかこんな展開になると思わず…)
笑う門には福来る、ですよね。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
いじられキャラの方も、どちらかというといじっている方だという方も
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