2018-11-08 Thu
Moi!相変わらず気温は穏やかで今日なんか朝から晩までずっと7度という安定した気温。ついでにいうとお天気も少し曇りもありますが、ほとんど雨マーク。こうなるともう日の出、日の入りもあまり関係ないような。よくも悪くもこちらの街灯やレストランなどの灯りは控えめなので、秋の夜長をしっぽりと楽しんでくださいというメッセージにも取れます。クリスマスイルミネーション、といっても日本のに比べるととても地味ですが、がそろそろ恋しい季節になりました。
昨日は図書館のイベントで映画の無料鑑賞会に行ってきました。今回上映されたのは”君の名前で僕を呼んで”。
どうやらこの鑑賞会、毎月第1水曜日に行われているようなのですが、先日たまたま手にした図書館のイベント情報のチラシで知り、友達を誘って行ってきました。開始は18時からということで周りはとっぷりと日が暮れておりました。右がアピラ図書館、左がアールト図書館、真ん中の塔がラケウデンリスティ教会のもの。アールト図書館の光は写真では白っぽい明かりですが、実際はもう少し黄色の温かい色の灯り。
会場はアールト図書館の地下にあるStudioとよばれる部屋。ちょっと早めに着いたのであまり人がいないように見えますが、結局ほぼ満席。30人ぐらいはいたでしょうか。
いうなればDVDを少し大きなスクリーンで観るのかなと思いきや結構音響もよくてさながら映画館で映画を観ている感覚とほぼ同じでした。
映画はタイトルは聞いたことあるぐらいで前知識なかったので結構鮮烈、斬新な映画でございました。でもヨーロッパらしい乾いた夏、夏休みの楽しい過ごし方、心の機微、そして冬の風景とどれも美しかったです。そしてわたくし、坂本龍一の古い曲が2曲も使われているのにも反応してしまいました
この鑑賞会の主催者は図書館のCD、DVDセクション担当の男性。ええ、以前映画のタイトルを言っただけで監督名をすらすらと言い、フィンランドではマイナーと思われる”赤毛のアン”の映画は子ども用セクションにあるよ、と即答してくれた方でした。図書館勤務の方からも一目置かれている彼。そんな目の肥えた彼の選ぶ映画観賞会、これからチェックして参加しようと思ったのでした。
ちなみにこれは大人用鑑賞会ですが、他にも子ども向けや、育休中の親向けの映画なんて企画もあるのです。この育休中の親向けというのは平日の午前中にあり、この鑑賞会を通じて他の育休中の親御さんと交流してください、というコンセプトのようです。もちろんそれ以外の人もウェルカムというもの。まさに図書館が”場”を提供しているいい例ですね。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
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