2018-08-24 Fri
Moi!朝起きたら結構雨が降っていたのですが、あっという間に晴れてきました。今日は最後の夏日(25度以上)になるところも。ここの最高気温は23度の予定です。
さて昨日はセイナヨキで働いている方のオーダーでアールトセンターのガイドをしました。ちょうどフランスからお客様が来ていたのでオーダーされたようです。結局セイナヨキで働いている方の家族4人+フランス人の家族3人のガイドをしました。
フィンランド人側のお父さんは話を聞くとなんと義父と同じクオルタネでしかも同じ村の出身。ついでにいうとアルヴァ・アールトが生まれた村でもあるのです。なのでガイドの後はアールトの生家と、Soile Yli-Mäyryのギャラリーを訪れる予定とか。
ガイドも無事終了し、”これからクオルタネに向かわれるのですか?”とお聞きしたところ、ランチを食べてから行くとのこと。”ランチだったらxxがいいですよ。”とお薦めしようとしたところ、”実はPikku Paussiに行こうと思っているんです。”とのお答え。
さらに”今日は豆スープが食べられますからね。”と満面の笑みで答えてくれるご夫婦。
情報を補足しますとPikku Paussiはおいしいプッラというお茶菓子(シナモンロールなど)が食べられるカフェとして地元の人に人気のお店。ただですね、店内は狭く、ランチの種類も限られていて(ピザかパイぐらいしか選択がない)、2度行ったことがありますがランチなら別のところに行きたいかなと個人的に思うお店。家人にもこの話をしたら”Oh, no!"と言っておりました。
さらに補足しますと、フィンランドでは木曜日は多くのランチビュッフェで豆のスープとフィンランド風パンケーキ(薄くてホイップクリームとジャムをてんこ盛りにして食べる)が食べられる日。この豆スープ、決して決してまずい訳ではないのですが、なんというか…普通。出されたら食べるけれど自分から望んではたぶん食べない。
出典: Wikipedia
私の中では
ポタージュスープ→おいしい
ミネストローネスープ→おいしい
パンプキンスープ→おいしい
ヴィシソワーズ→おいしい
コンソメスープ→まあまあおいしい
豆スープ→普通
こんな感じ。
懸念したのが美食家の国、おフランスから来たお客様に豆スープランチの衝撃を与えるのはいかがなものかと。
まあフィンランド人のあのご夫婦にとってはあのキラキラした表情を見る限り豆スープはソウルフードの位置づけのようだったので、是非フランス人ゲストにも味わっていただきたいという感じだったし、フランス人の方も知的で謙虚さが感じられる方々だったので露骨な反応はしないとは思うのですが。文化の違いって難しいです。
例えばお好み焼き。こんなにおいしい日本のソウルフードを嫌いな人なんている?と思いがちなのですが、たまにいるのですよね。食に保守的な人は特に。
食の文化が違う人とレストランに行くときは簡単そうでなかなか難しいのです。昨日のランチが楽しいものになったことを祈るばかりです。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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