2018-07-15 Sun
Moi!今日はフィンランドにしては暑い日で27度まで上がりました。フィンランド語にも暖かい(=lämmin)と熱い(=kuuma)という単語があるのですが、例えば今日みたいに25度越えの日でも”暖かい(=lämmin)”を使うのはやせ我慢なのか?それとも冬の寒さに比べたら暖かいうちだと思って家人に聞いてみたら、”Kuuma”というのは”暑い”ではなく”(焼けつくほど)熱い”場合に使うのだそうです。今まで日本の暑さをフィンランドの方々に焼けつくほど暑いと表現しておりました。でも雰囲気は伝わっていたか…な?
こんな暑い日は泳がずにはいられない、とたくさんの人が川水浴を楽しんでおりました。また体を焼いている人も多数。日焼けしていると、南の国で過ごしたっぽい感じが出るというのもあるかと推測しています。
川もふと気が付いたら川の真ん中にも花が咲いていたり、川岸も草花が咲き乱れていてやっぱり夏はいいものだと再認識していたのでした。
さて月曜日から2週間旅行に出かけるためまたまたブログはしばしお休みです。2週間後のフィンランドのお天気が果たしてこの調子で夏なのか、はたまた手のひらを返したように秋になっているのかわかりませんが、とにかく楽しんできます。
そうそう、月曜日はちょうどトランプとプーチンがヘルシンキで会談する日なので空港、港などのセキュリティが強化される模様。ちょっと迷惑なんですけど…。
また戻ってからゆるゆるアップしますのでよろしければお付き合いください。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。また夏休みの方はよいお休みを。
夏休みの間、あれをやろう、これをやろうと色々思い描いていた割にぼんやりしているうちに旅行になってしまいました。
休みの過ごし方が計画的な方も、割と行き当たりばったりの方も
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2018-07-14 Sat
Moi!今日もまた26度まで上がったのですが、お昼にまた通り雨が。しかもその雨が降っている時に出かけなければならなかった私はやはり雨女?
ということで行ってまいりました。タンゴフェスティバル、というよりタンゴフェスティバルの一環としてアールトセンターのガイド担当として行ったのですが、残念ながら英語または日本語ガイドご希望の方はいらっしゃいませんでした。会場には入らなかったのですが、これが通常はKirkko katu(=教会通り)とよばれている通り、別称タンゴストリートともよばれています。そう、このTangoの看板の向こうにはステージが設えてあって、パフォーマンスしている人の歌に合わせて踊っている人達がたくさんいるのでございます。
会場内にもたくさん出店がありますが、会場外もこんな感じで出店が出ていました。
ダンスグッズを売っているお店やこのPROではルーレットゲームでお客さんを引き付けているようでした。
おもしろい形のテントで出店している会社も。
レーシングカー?の展示もありました。
タンゴフェスティバルは7/15(日)まで開催されます。通り雨は降ったものの、全般的によいお天気+過ごしやすい気温で何よりでした。
セイナヨキではこのタンゴフェスティバルの他に
7/16~29 U-19 男子サッカーヨーロッパ大会 お隣の街、Vaasaとの共催
7/19~22 Vauhtiajot (野外フェス+レーシングカーのイベント)
7/28 Keppihevonen(=Hobby horse=棒馬)国内選手権
8/3~4 Solar Sound(若者向け野外フェス)
などが立て続けに行われ、大きなイベントウェルカムの街なのです。
これは本文には関係ありませんが、Apila図書館のカフェでお茶しました。このエリアは雑誌や新聞が置いてあって、飲食もOKのエリアなのです。夏休みのせいか若干いつもより人が少なくゆっくりできました。
これも本文には関係ありませんが、通り雨の後の夏空。平坦な道が続くエテラポフヤンマーの風景をどうぞ。
ということで皆様、よい週末をお過ごしください。
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2018-07-13 Fri
Moi!昨日も今日も26度まで上がっていいお天気、のはずだったのですが昨日は午後になって時々通り雨が。夜にも通り雨がありました。
セイナヨキでは今日からタンゴフェスティバルが始まり、多くのタンゴ(ダンス)好きの人々が全国各地からやってきています。私はアルゼンチンタンゴが好きなので、南米からバンドが来ていたら演奏を聴きに行こうと思っていたのですが、今年はどうやらタンゴキング選出の日にしか演奏しないようなので断念しました。
せっかくの夏休みでいいお天気なのにどこにも行かないのはもったいないと昨日は家人とまた湖畔のサイクリングに出かけました。
通り雨が降った後の地面は独特の香りでリフレッシュできるね、なんて話し合っていました。最初は。湖もこんな感じで雲がいい感じに浮かんでいて湖面も穏やか。
カヌー遊びをしている人もいました。
真っ青な空もいいのですが、薄青の空もなかなか。
26度です。夏休みです。湖は目の前。泳ぎますよね~。この賑わいはさすがです。
もくもくした入道雲を見ているうちは余裕でした。
雨雲に覆われているのですが、森は後光が射しているように厳か。
そうこうしているうちに雨雲がはっきりしてきました。右部分に雨が降っているところが見て取れます。
この後結構な雨に見舞われまして…
特に湖畔は雨宿りするところがないのでひたすら進むしかないのですよね。湖畔を抜けて時々雨宿りしながらどうにか森の中の小径にたどり着きました。森はうっそうと木が茂っているおかげで雨は葉っぱに遮られてそんなに館じれれません。また雨に濡れた土のあの独特の香りに癒されました。
そろそろブルーベリーの季節。森の中にはたくさんブルーベリーが成っているのですが、先客の後でほとんど摘まれた後。少し遊歩道を外れたところで5粒ほど見つけました。本当はもう少し探索したかったのですが、何しろ蚊が多くて。早速刺された私。
その後も雨は強くなったり弱まったり。後2kmぐらいだったのですが、休憩する小屋があるのでそこで雨宿りしました。
10分ほど雨宿りをしていたらどんどん晴れ間が戻ってきました。
水面に映る空も青の部分が増えてきて、少し濡れてしまったものの無事帰途についたのでした。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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2018-07-12 Thu
Moi!今日はとうとう29度まで気温が上がりましたテラスは35度。気温が高くてもこちらは湿度が低いので影に入ったら割と涼しいのです。ただ車の中はかなり暑かったです。私の車はエアコン装備されていないので…
今日は家人と一緒にMission Cafeに出向きました。
Mission Cafeというのはこちらのラケウデンリスティ教会の一角にある夏季のみオープンしている、教会の人達が運営しているオープンカフェです。
夏季のみなのでレジはこんな感じで簡素なもの。コーヒー、紅茶、シナモンロール、それにちょっとしたチョコなどが売られています。
外が29度でも先に書いたように影に入れば爽やかな風が吹いてきて快適。そして目の前にはラケウデンリスティ教会が。同じ高さに見えるのですが、実はこのラケウデンリスティ教会の設計者、アルヴァ・アールトは庭に緩やかな傾斜をつけていて、このカフェがあるのは教会に併設されている教区センターの2階にあるのです。
また別方向には(改修中ですが)市庁舎を臨むことができます。
ちなみにカップも紙コップで簡易なサービスなのでお値段もなかなかリーズナブル。こんなお天気のいい日に気分転換にお茶するのもなかなかいいものです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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2018-07-11 Wed
Moi!今日は26度まで上がりました。でも実は今日は北のラップランドの方が気温が高かったようで、Facebookで友達が北極点の気温が30度という写真をアップしていました
夏休みは引き続いていますが、私は今日はひたすら来週に出発する日本の帰省の準備。ホテルやレストランの情報などを印刷したり、時間を確認したりという地道な作業です。
一方待望の夏休みに入って庭仕事に精が出る家人。昨日は桜の木をチェックしていたらサクランボの実が成っているのを発見しました。(ちょっとピンボケしてますが)
こちらにも2つ。
合計で5つの実が成っていました。家人いわく8年間で初めてこんなに実が成ったと。(鳥に先に食べられた年もあり。)確かに今年は花がたくさん咲いていたのでそのおかげもあります。
収穫した5粒はありがたくちょうだいしました。身がしっかり引き締まって少し酸っぱい中にも甘みがあり、美味しかったです。印象はアメリカンチェリーと日本国産のサクランボの中間。まあ何しろ小さな5粒だったのでね。
シソの葉も、そして黒スグリ、リンゴも順調に成長中。フィンランドの短い夏にも自然の恵みの恩恵を受けています。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
サクランボは国産に限るという方も、外国産でもおいしくいただいていますという方も、ちょっと苦手という方も
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2018-07-10 Tue
Moi!今週は毎日24度前後まで最高気温が上がる夏らしいお天気が続きそうです。夏至が過ぎて少しずつ日が落ちるのが早くなってきましたが、例えば今日の日の入りは23:19なのでまだまだ起きている間は明るいです。
そして夏休みに入ったため、ブログの更新もまちまちになりそうです。今日なんて朝ご飯を食べた後に家人の車を買いに行くことになって、軽い気持でついていったのはいいものの、ほぼ目星をつけていたのにも関わらず結局4時間ぐらいかかったのが誤算でした。一日ってあっという間に過ぎるものですね。
ところで皆様、ラプランカンクリというテキスタイルのブランドはご存じでしょうか?日本でも店舗ができ、より身近になったのではないでしょうか。ラプアンカンクリの本社はセイナヨキの隣のラプアにあり、車で30分で行けるアウトレットショップは開放的でスタイリッシュな空間でいつ行っても心落ち着く場所です。
Webはこちらです。
https://lapuankankurit.jp/
そしてラプアのお店。
先日新聞でラプアンカンクリが2019年に北米にも進出するというニュースが出ていました。昨年末に新しく物流センターができ、それにより変動しやすい市場のニーズにも対応しやすくなったとのこと。
記事で印象的だったのはオーナー夫婦のエスコさんとヤーナさんが繰り返し日本の市場について言及していたこと。現在輸出先の多くは日本であり、日本の消費者の評価がラプアンカンクリのニッチな製品とマッチしていること、また日本では製品の透明性やエコに配慮していることに価値が置かれているところを評価しているようです。
エスコさんとヤーナさんはアメリカとカナダでも大きなチェーン店でただ量が売れればいいとは考えておらず、日本のようにニッチマーケットでありながらも製品の製造工程の透明性やエコに敏感な、そして製品を気に入ってくれる真の消費者に届けられるような販売経路を探っているとのこと。
ラプアンカンクリの製品は例えばキッチンタオルを私も愛用していますが、生地がしっかりしていて乾くのも早い。何よりも自分の好きな柄のタオルを見ると気分も上がりますしね。デザインも色々あり、この柄、好み♡と思ったら日本人デザイナーによるものだったりすることも。チャンスがあれば是非ラプアのショップにもお越しいただいて、洗練された中にもどこかホッとする温かい雰囲気を味わっていただきたいです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
自分が選ぶプレゼントはついつい自分の興味があるものになりますよね。
タオル類のプレゼントが多い方も、そうでもない方も
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2018-07-08 Sun
Moi!今日は晴れたり曇ったりのお天気でしたが、最高気温は19度。そして来週から25度前後の夏日に戻ります。今年の夏は気温が高いのでテンション上がります。(去年は25度越えの日が片手で余るほどだった記憶が。)
さてエストニア、タルトゥの旅行記は今日の観光編で締めるとします。
最初にご紹介するのが今回の旅のメインでもあった国立博物館。英語だとNational museumなのですが、絵画の展示はないので美術館ではなく博物館と訳します。2年前にできたばかりのモダンな建物。
そしてこの広さ。建物の先が見えないほど。
こちらは広々としたロビー。ソファーは革張りで少しカーブがあって座り心地もなかなか良し。
この博物館、エストニアを深く知りたい人にはもってこい。意地悪な言い方をすれば、エストニア政府が見せたいものをギュッと詰め込んだちょっと自己満足的な博物館。私はフィンランドに住んでいるので、お隣の国で文化や言語も似ているので興味深いところもあったのですが、あまり馴染みのない人には情報量に圧倒されるかもしれません。
とはいうものの特筆すべき点はITが発展している国らしくタッチパネル方式で言語の切り替えができたり、ゲームができたり、建築物としても魅力的な建物でした。
最初からこんなちょっとアトラクション施設に入ったような廊下が。
これはタッチパネル式のゲーム。
企画展はエストニアの民族衣装の展示でした。様々な地方の様々な別の時代の民族衣装がたくさん展示されていました。このコーナーは回転寿司ならぬ回転衣装。じっと立っていたらマネキンがくるくる回ってくれます。
これがタッチパネル方式の説明。私は英語のカードを貸してもらったので右下のカードを”i”のところにかざすと言語が英語に変わります。残念ながら日本語バージョンはなかったです。ちょっと困ったのは読んでいる途中に家人がやってきてフィンランド語に変えたり、逆だったり。ちょっとね、情報量が多かったのでさらっと読み流しました。
これはボロい椅子、ではなくてSkypeを開発したなんとかさんという人が使っていた椅子だそうです。いや、こんなに使い古す前に買い替え…(以下自重)
このベッド、この光っているところに寝転んだら明るくなるだけでなく、起き上がってしばらくすると自分が寝転んだ姿が再生されるというベッド。家人はこのビデオを見て髪を切ろうと思ったそうです。
大きな建物をひたすら展示を見ながら奥へ奥へ。建物の中のデザインも斬新ですよね。
一番印象的だったのが博物館の一角にあったギャラリーで展示されていたタペストリー。これ全部織っているのです。このグラデーションの美しさ。そして作品から伝わってくる静けさ。
これも鮮やかな色を使った目を引く作品。
自然をモチーフにした作品が多く、またそれが心に響きました。
こんな感じで国立博物館はエストニアの歴史、文化、言語、生活など色々な面を知ることができました。
博物館の近くにはこんな逆さの家もありました。うっ、ちょっと酔いそう。
場所は移り、こちらはタルトゥの中心の広場です。
壁に描かれた絵画。奥行きがあって一瞬騙されそうになります。ここの落書き?グラフィティ?は全般的に他の街よりレベルが高かった気がします。
これもおや?と思わせておいて奥行きのない騙し扉。
古い橋を見つけたので渡ってみました。もしかして荷重制限でもあるのかもと思ったのですが、石でできているので案外頑丈でした。
観光地巡りその2は植物園。タルトゥ大学が管理しているだけあってかな~り広い敷地に様々な植物が植えられていました。これは庭の一部。
奥にはバラ園もありました。今年はもしフィンランドと似たような天候なら暖かかったはず。そのおかげで多くのバラが咲いていてラッキー、と思うことにします。
インスタ映えしそうなバラのゲート。
他にも温室もあり、お花好き、植物好きの方にはたまらない場所かも。温室は17時までですが、植物園は21時まで開いていると聞きました。これも夏の日が長い特権ですね。
自然の中に遊歩道もあり、散歩するだけでも素敵な街です。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
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2018-07-07 Sat
Moi!今日もいいお天気に恵まれました。今回の旅は珍しくお天気に恵まれていました。行きも帰りも道中雨が降ったところもあったのですが、旅行中はずっと晴れ。しかも天気予報によると私達が去った後から雨だったので、ちょうど雨の間を縫って滞在した形となりました。
エストニア、タルトゥの旅はホテル編に続いて食事編です。今回もおいしいものをたくさん食べました。基本的にフィンランドは外食が高いのでエストニアのレストランに行くとついつい気が大きくなってしまいます。そして今回もTripAdvisorにお世話になりました。
まず最初の夜に行ったのはUmb Rohtというレストラン。ホテルと同じ通りにあるのはわかっていたのですが、まさか向かいにあったとは。テラスで食事をしている人もたくさんいましたが、私達は中で。インテリアもなかなか素敵。
できたてのライ麦パン。ライ麦パンはちょっと苦手なのですが、これはバターのおかげもあり、おいしくいただきました。
続いてセロリのスープ。スープ自体はやさしい味。加えて付け合わせのカリフラワーなどが酸っぱく味つけてあるのが印象的でした。想像つきづらいかもしれませんが、これがまたスープとマッチしていたのです。
私が頼んだメインはポーク。昨日の晩から仕込んだというポーク。柔らかかったです。手前の白いのはそう、エノキ!メニューにも”Enoki mushroom"と表記されていました。味付けがあっさりしていて、かといって味がない訳でもなくおいしくいただきました。地元のレストランÄärelläを思わせるモダンキュイジーヌでした。
家人が頼んだのはラム。これもおいしかったそうです。
私達が入った時はお客さんもまばらだったのですが、あっという間にほぼ満席に。平日にも関わらず人気のレストランでした。(ウェイトレスさんは休みなく動き回り、加えて一つずつ料理の説明をしてくれ、ちょっとお疲れ気味でお気の毒でした。)
中庭は少し肌寒かったのですが、せっかくだからと楽しんでいる人達。
続いてご紹介するのは国立博物館(2年前にできたモダンな建物)内のレストラン。どうです?この天井の高さ。雑誌にも紹介されていたのですが、ランチにしてはちょっと値が張ったのと、朝食はホテルで食べ過ぎだったので写真だけ。
こちらは国立博物館のカフェ。博物館は横に長くて片方の端にレストラン、もう片方の端にこのカフェがありました。
ランチビュッフェ、7ユーロでお得だったのですが、他のところも見ようということでこちらも写真だけ。
結局この後場所を移動して別のレストランに行ったのですが、何でしょうね、値段の割に味は悪くない、値段も安かったのですが、どうにも写真映えしない、場所も地下1階で薄暗くごくごく普通のランチだったので割愛します。
そのランチの反動でおしゃれなカフェに行くことに。甘めのケーキしかなかったから躊躇したのですが、やっぱりインテリアを侮ってはいけませんね。
洋梨ケーキは甘さ控えめでビンゴ。いいお天気だったので外でいただきました。これも夏だからできる特権(しみじみ)。
夕食は去年も行ったローカル料理が食べられるPussirohukelderというレストラン。
ロシア風餃子。大は24個(!)と聞き、小(12個入り、今数えたら13個ありますが…)をオーダー。一口で食べられるのですがそれでもなかなかのボリューム。
本当はチキンを頼む予定だったのですが品切れのため、伝統料理というマッシュポテトのポットパイを頼みました。
え~っと、あの悪くはない。しかも家人が頼んだビールよりも安かったのですが高カロリーですよね~。パンにジャガイモにベーコン完食は遠慮しました。
元火薬庫だったところでこれまた天井が高い。1階のスペースではピンポン玉を遠くから投げてプラスチックのカップに入れるゲームで盛り上がっていました。
そのせいか料理が出てくるのに結構待ちました。そういえば失敗したランチビュッフェのレストランに1組のフィンランド人がいたのですが、このレストランでも彼らに再会しました。きっとTripAdvisorで調べたに違いない。
ウェイトレスのお姉さんの後ろ姿、ではなく左肩にご注目。これ、グラスなんですよ。すごいテクニック。
最後はタリンーヘルシンキのフェリーの様子。フェリーをWebで予約するときにComfortルームにしました。そうするとこのような専用のスペースでゆっくりできる上に
こういったスナック+コーヒー、紅茶、ソフトドリンクが飲み放題なのです。
共有スペースはかなり混んでいるので(中国人観光客多し)ゆったりと船窓の眺めを楽しみながらの船旅もよいものです。
旅行前まで地道に体重を絞っていたのにその努力は旅行中に水の泡に。それでもおいしいものは食べられるときに食べないと、ですよね。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
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2018-07-06 Fri
Moi!今日は日中は曇りがちのお天気ですが、それでも気温は22度まで上がり、夏休みを満喫するにはもってこいの気温です。
昨日エストニアのタルトゥへの旅から戻ってきました。ヘルシンキから首都タリンまではフェリーで約2時間、タルトゥはそこからさらに2時間強南東に下った街で、エストニアではタリンに次ぐ第2の年なのだそうです。
去年はバルト三国巡りをした時の行先の一つだったタルトゥ。何よりもホテルが最高だったのですが前回は水着を持っていなくてSPAに入りそびれたこと、そして2年前にできた国立博物館の記事を見て再訪問することになりました。ええ、今回もフェリーを使って車で行きました。
ということでまずはホテルのご紹介。宿泊したのはLydia Hotel。
https://www.lydia.ee/en
フィンランドなら3つ星ホテルの宿泊料金で泊まれる4つ星ホテルなのです。前回もなのですが、宿泊して感じるのがコンセプトが統一されていて宿泊者が心地いいように徹底的にデザインされていること。手抜きがまったく感じられないこと、それでいてリーズナブルな価格で泊まれること。
場所も広場のすぐ近くでどこに行くのにも便利な場所。そしてエントランスはこの開放感。
もし泊まるチャンスがあれば是非とも水着持参で!SPAにカメラは持っていかなかったのでホテルのWebでその様子をご覧ください。
https://www.lydia.ee/hotel/spa-lounge
部屋にはガウンとスリッパがあるので水着の上に羽織ってSPAに行くことができます。ロッカーや脱衣場もあります。そしてシャワールームも個室になっています。(フィンランドのSPAやサウナ施設の多くは仕切りなしのシャワーが多いです。)SPA内にはフィンランドサウナ(蒸気を楽しむサウナ)、トルコサウナ(アロマのいい香りが漂っていました)、そしてスチームサウナと3種類のサウナに加え1.2メートルぐらいの深さ、長さ5メートルぐらい、そしてジャグジーつきのプールがあります。またリラックスできるスペースには果物、冷水器、フルーツを浮かべたお水などが準備されています。今回2泊したのですが、2晩続けて通いました。隣にはジムも併設されていました。
部屋はこんな感じ。そんなに広い訳ではないのですが、すべてが機能的なのでまったく不便さは感じません。
左は洗面スペース。バスとトイレは別にあり、こちらも広々使えます。ただもし友達と一緒に泊まるときは、シャワーを浴びる時気を遣うかもしれません。
そして朝食も部屋代に含まれていて、これまた豪華。2階のレストランエリアで。こちらのシンプルなインテリアも素敵ですよね。
食べきれないほどの温かい食べ物。
こちらはサラダ類。スムージーやヨーグルトもありますよ。
デザート類も豊富。朝から危険。
タルトゥはコンパクトな街なので日中はゆっくり観光をし、早めに夕食を食べて、その後SPAでしっかり疲れを取って、朝食をしっかりいただくという至福の休暇を過ごすことができました。観光地を精力的に観て回るのもいいのですが、ゆるゆるスケジュールで合間の時間を楽しむのもまたいいなと感じた旅でした。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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2018-07-03 Tue
Moi!今日は22度まで上がり、引き続きよいお天気でした。
さてセイナヨキで行われた野外フェスProvinssi、今回は出演アーティストについていくつかご紹介します。Provinssiは自然豊かなエリアでステージが5つ。各出演者は基本的に1時間のパフォーマンス。お目当ての出演者をチェックしながら空いている時間で飲んだり食べたりゆっくりしたり。また会場で知り合いに会って色々話すのも楽しいものです。
今年のProvinssiは初日に22000人、2日目が26000人、3日目が28000人とまずまずの集客。数年前までは運営が危ぶまれていたのですが、趣向を変えた結果近年は安定した集客数となったようです。今年はお手洗いの数を去年の2倍に増やしたり、座れる場所も5倍に増やすなど年々改善しているようです。確かに座る場所って重要で、パフォーマンスはアンフィシアター以外はオールスタンディング。そんなにファンでもないアーティストはちょっと離れたところで座って見ることもできたりしたのが有難かったです。なんせ長丁場なのでいかに体力温存するかが大切なのです。
今回のProvinssiで唯一興味があったのがJenni Vartiainen。声もいいし(低いようでかなり高音も安定した発声)、曲もいいし、おしゃれのセンスもいいし、性格もよさそうだし。20分ほど前に会場に行ったら2列目に陣取ることができました。
この日は風が強くて寒い日でした。ステージなら結構暖かいかと思っていたのですが、全然そんなことなく風がビュービュー吹いていましたが、そんなことを思わせないステージ。
曲の途中でステージから降りてきてこ、この至近距離。ひや~。隣のおじさんはしっかり握手をしてもらっていましたが、私は戸惑ってチャンスを逃してしまいました。
次はイギリスのバンド、Madness。この怪しげな雰囲気がいいですよね。
曲もスカ調でかっこよかったです。
British jokeが満載だったのですが、その後イギリス人の知り合いに聞いたらやはりイギリス人にしかわからないのも多かったとか。例えばこのおじさんが”僕たちは1956年から活動していて”と言ったのを真に受けていたのは私です。計算したらこの人、80歳前後?それにしてはしゃんとしてるしかなり若く見えると謎だったのですが、どうやらそれもジョークだったようで。う~ん、微妙だ~。
こちらはアメリカのThe Offspring。ようこそセイナヨキに!
アンフィシアターであったTuomari Nurmioのブルースライブ。こちらもなかなかかっこよかったです。
最後の曲はこのように観客の半分ぐらいがステージの近くで踊り始めたのでした。
こちらはアメリカのProphets of Rage。アンチトランプでメンバーの一人はアラブ風衣装。
今の時代、メンバーが近くに寄ってくるとこのようにスマホで接写する人多数。
バンド名を表すようなパフォーマンス。観客もノリノリでした。
3日目のメインステージのトリはフィンランドの人気歌手、Antti Tuisku。カラオケで歌えば盛り上がること間違いなしの若者に人気のアーティスト。Anttiは3年前のProvinssiで自分のステージが観客で満杯だったのがいい思い出だったようで、今年のパフォーマンスはProvinssiのみ。しかも初日はインタビュー、2日目はアコースティックライブ、3日目がこのトリ。そしてこの後休業とのことで、かなりProvinssiに特別な思いを持ってくれているようで、それなら私達もそれに応えなければと見たのです。ちなみに開始は12時半で終了は2時!それでも(一部子どももいました)メイン会場はほぼ満杯。すごい迫力でした。
Anttiはゲイであることをカミングアウトしていて、このようにレインボーカラーのマントを羽織ってパフォーマンスするシーンも。
”皆、スマホをオンにしてこっちに向けて”に応えている図。
ステージ側からはこのように蛍が光っているよう。
日の入りは23時半頃。そしてこれは午前1時半頃でしょうか。夏には珍しい花火が上がりました。
このように華々しいフィナーレで2018年のProvinssiが終了したのでした。
午前2時半頃の空。3時半の日の出で空が白み始めています。(翌日ボロボロだったことは言わずもがな)
3日間、雨が降ったり風が強かったりしましたが、それもまたProvinssiっぽくてよかったです。観客動員数が語っているように4、5年前までは私も行ったことがなかったし、周りの人もあまり行く人は多くなかったのですが、近年は”Provinssi、行った?”が合言葉のようになってきました。来年が楽しみです。
さて明日からプチトリップに出かけます。また戻ってきたらブログ更新します。
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ダンスが得意な方も、カラオケが得意な方も、どちらも今一つという方も
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2018-07-02 Mon
Moi!また暖かい日が戻ってきました。今日は21度まで気温が上がり、何よりも空は雲一つない気持のいい晴れでした。
さて、木曜日から土曜日まで3日間に渡ってあった野外フェス、Provinssi。木曜日は途中から雨が降って大変でしたが、金曜日と土曜日は気温は最高でも15度、夜は10度前後、そして特に金曜日はすごい風でかなり寒かったですが、お天気は回復したのが幸いでした。金曜日はお昼過ぎから行ったのですが、薄着過ぎた私達は一旦家に帰って昼寝をしたり暖を取ってから再度出かけました。土曜日はカイロと手袋でどうにか寒さをしのぐことができました。
出場アーティストのことはまたご紹介することにして、今回は会場の様子、そして会場で見かけたユニークなファッションの人達を一部ご紹介します。
まずは入口から入って目に入ってくるのがこのProvinssiと象のオブジェ。夜になると(といってもまだ明るい22時)このように一部が紫に光ります。
川に浮かぶハンバーガー?のオブジェ、そして左側に映るのはフィンランドでは欠かせないサウナ小屋。
今年は40周年ということもあり、アートやデコレーションに力を入れていた印象。こんなアートも展示されていました。
大きな広場で目を引いたのはこの芋虫のようなオブジェ。今年のテーマカラーは紫。特に風の強かった金曜と土曜はゆらゆらと動いていました。
バンジージャンプもできます。1回なんと80ユーロだったのですが、適度にアルコールが入ってお祭り気分の人達が結構楽しんでいました。
これもおしゃれ。顔出しして記念写真もできます。”n”のところに長靴があるのはユーモア。Provinssiは雨が降ることが多いので。そういえば今年は花をあしらった髪飾りをしている人が多かったです。
数年前からおなじみになった鶴のオブジェ。これは巨大。長い板をたくさん使い、スプレーで色付けしていました。
川にも鶴のオブジェが浮かび、ボートの貸出サービスもありました。2日目と3日目が晴れて何より。
川にはロボットのオブジェもありました。これもテーマカラーの紫。
こちらはメッセージボード。マジックを持ったスタッフがいるので、それを借りて自分の好きなメッセージを書き込んでいます。私もひっそりと日本語のメッセージを書き込みました。
こちらは毎年恒例の観覧車。ご覧の通り結構な行列。これはメインステージの一角にあるので、パフォーマンスを観覧車の上から眺めるのもなかなかよさそうです。
レストランエリアの真ん中にはスーパーでおなじみのハーブの会社のブース。本物のハーブがたくさん。
今年はサブウェイも出店していました。10人ぐらいのスタッフが流れ作業で手際よく作ってくれます。
これはフィンランドでおなじみのビール、Lapin Kultaの観覧席。これもメインステージの一角にあり、3階からパフォーマンスを見ることも可能。
そして逆に一角にはViking Lineの観覧席が。Viking Lineはヘルシンキから出ている大型フェリー。よく見るとフェリーの形をしていますよね。
次は会場で見かけた人達の写真を。
この右の人、勝手にパイナップルマンと命名します。パイナップルが大好きみたいで手にはパイナップル、メガネもシャツもパイナップル。写真には撮れなかったのですが、彼がもう一人(なんと!)パイナップルのシャツを着た人を見かけ、喜び勇んで話しかけに行っている姿は個人的にツボにはまりました。
左のお友達も写真に写りたい!と。そしてオーストラリアに留学していた時に日本人留学生と知り合って色々よろしくない言葉を教え合ったというエピソードをかなり至近距離(←かなりアルコールが回っていた模様)で教えてくれました。
そして気になったのは真ん中のパーカー。背中にはフィンランドでおなじみのビール、Karhu(=熊)のイラストが。
こんなプロレス風マスクの人に囲まれたら迫力なのですが、これもユーモア。3人示し合わせてジャケットを着ていました。
日本人だとついつい反応してしまう”疲れた”ジャケット。疲れたと書いてある割にはノリノリで踊りまくっていた女の子。
ピカチューなどのこういった着ぐるみは会場内の出店で売られています。今年は寒かったので寒さをしのぎもできるので結構着ている人を見かけましたが、3匹?3人?結構ガタイのいい男子が着ていると迫力。この後ピカチュー達は徒党を組んで観客の渦に切り込んでいったのでした。
そしてノリノリだったのがこの緑の着ぐるみを着た2人組。
周りの人を巻き込んで踊っていました。
他にも全身雑草の人とか、お揃いの緑の山高帽をかぶった3人組とか、趣向をこらして自ら楽しんでいる人もたくさん。他の野外フェスに行ったことがないので比較できないのですが、このお祭り気分、そして準備に時間がかかったであろうアート、またゴミを拾ったり、Infoの看板を持ち質問を受けたり、会場整理したりしている多くのボランティアスタッフの働きなどがうまくいっているProvinssi。また来年も行きたいと思わせてくれるのです。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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