2018-05-27 Sun
Moi!本日も22度で太陽がぽかぽかの理想的な週末の始まりを迎えることができました。こちらにきて8度目の5月ですが、こんなにいいお天気が続いて暖かい5月は経験したことがありません。実際のところ、フィンランド全体で記録的に暖かい5月になる確率高そうです。
さて今回はクリッカに在住のかわいいフェルト製品を扱っているAtelje Hanneatarをご紹介します。
まずWebページはこちらです。
www.ateljehannetar.fi/
フィンランド語ですが、もし製品を見たい方は上の"tuotteet”というタブをクリックするとご覧いただけます。
サイトからお借りしたものを少しご紹介しますと、この辺りの昔の家をモチーフにしたティーウォーマーやボトルカバー、鍋敷きなど。
出典:Atelje Hannetar
ちなみにフェルトはフィンランドの羊毛を使っているとのこと。
そしてこれもまたエテラポフヤンマー地区独特のJussipaita(=ユッシパイタ)とよばれているパターンの製品。(サルミアッキを意識している訳ではありません、たぶん。)
出典:Atelje Hannetar
こういったフェルトのよさが出ているほっこりしたかわいらしい製品や、アピラ図書館でも彼女の作品に出会えます。
あの、写真を探したらこんなのしかなくてですね。ああ、よりによって肝心のロバの顔が隠れておりますが(しかも小さい)、フェルトで作られたロバのぬいぐるみも彼女の作品でございます。
この度彼女はYrittäjätという中小企業組合とでもいうのでしょうか、そのエテラポフヤンマー支部で設けた初の従業員1人の最優秀企業として表彰されたのです。
出典:www.yrittajat.fi
Hanneさんは16年前に産休に入ったのをきっかけにこの仕事を始めたそうです。たった一人ですのでメインの仕事は製品を作ること、残りの時間で販売の仕事をします。もちろんマーケティングしたり、イベントに出展したり、オーダー対応をしたり。そして彼女の製品はエテラポフヤンマー地区に留まらず、例えばロヴァニエミのサンタクロースビレッジや日本、アメリカ、オランダなど色々な国で売られているのです。
今回は1人の従業員の企業として表彰されましたが、Hanneさんは手工芸で生計を立てている人達への敬意もあるのではないかと思っているとのこと。確かになかなか脚光を浴びづらいエリアですもんね。一人で何から何までやるのは本当に大変だと思いますが、彼女にはまた見る人の心を癒してくれるような素敵な作品を作り続け、世に発信し続けていただきたいと思ったのでした。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
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