2018-03-23 Fri
Moi!今日は結局雪が激しく降ったり、止んだりのお天気。明日は少し気温が下がって-2度までしか上がらないようです。
話は少しさかのぼりますが、私が通っていたフィンランド語の学校は毎日6時間、朝から夕方までびっしりフィンランド語の授業がありました。一応テキストはあったのですが、先生によってはそれを忠実に使ったりしていましたが、熱心な先生は私達生徒の理解度に合わせて、例えば前日習った語彙を使ったテストを翌日作ってくれていたものです。
ただテキストがあるものの、毎日テキストだけに頼って学習していたらただでさえ難関なフィンランド語の文法。生徒の集中力も途切れるし、授業に面白みがなくなるので先生達は時々気分転換できるようなクイズやゲームなどを取り入れていました。
そのうちの一つがフィンランド語の歌の歌詞の穴埋め問題。あらかじめ渡された紙には時々キーワードが抜けているので、私達はその歌を好む、好まざるに関わらず必死になって聞き取ったものです。結構イスケルマとよばれるフィンランド版演歌が多く(たぶん50代のあの先生はイスケルマがお好みだったのと、何年も同じ素材を使い回していたと思われる)、この曲、もう聞きたくないけどもう一度聞かないと全然歌詞が聞き取れないという状態に陥っていたものです。
この聞き取りの練習の時に30代の先生が、仕事以外の時でも何か曲を耳にしてそのフィンランド語が聞き取りやすかったときは好き嫌い、新しい古いに関わらず”あ、これはクイズにできそう”と反応してしまうのだと嘆いていました。
無事学校も修了して何年か経った今、耳にした曲が聞き取りやすいフィンランド語だったとき、ついついその先生の顔を思い浮かべます。あの先生はまだ職業病に悩まされているのかと。
先日こちらのツイートで知った
土曜日のアンコールはこれでした。ガチ名曲。(まだ浸ってる)→ Emma Salokoski Ensemble - Veden alla https://t.co/1wl4buXW3N
— masayo vvright (@kahvikisu) 2018年3月20日
で、スオミロックマニアに見て欲しいのはこのバンド。
イスモアランコサーテイォのドラム、ピアノはトゥオモ、ギターはミッココソネン、ベースはラウリポラー…奇跡w
この曲、まさに聞き取りやすいフィンランド語。
こんな素敵な曲を先生がクイズにしてくれていたらもっと集中して聞けたかも?などと思いを馳せています。
この曲は”水の中”ということで最後の写真はこちら。

Youtubeでは秋の風景ですが、私はこの曲を聴きながらもうすぐ夏が来る前の春の風景をイメージしました。
ということで皆様、少し早いですがよい週末をお迎えください。
私は歌詞は割と聞き流しています。たまに日本の曲を聴いていたら家人から”何を歌っているんだ”と聞かれあわあわすることがあります。
歌詞こだわり派の方も、メロディー重視派の方も
↓クリックお願いします。

↓こちらもよろしければ
