今日は久々に晴れ間を拝むことができました。
最高気温は-6度でしたが、雪も少し積もり、歩きやすくなりました。でも雪の下は氷なので油断禁物。
さて2月5日はフィンランドを代表する詩人、ルーネベリの誕生日であり国旗掲揚日(でも祝日ではありません)。それを記念してこの時期になるとルーネベリタルトというお菓子がお店に出回るようになります。詳しくは以前書いたこちらの記事をお読みください。
これがよく見かけるルーネベリタルトなのですが、
今日スーパーで見たのはこんな形。
作る人が新しい形に挑んだらしいのですが、いや、これはアウトでしょう。(結構大手の会社なのに…)
というのがどうやら隣におなじみの形のものがkg当たり同じ価格で売られていたのですが、そちらは完売。一方こちらはこんなに売れ残り。
見慣れないというのが大きいのかもしれませんが、サイズもちょっと大きい気がするし(結構甘いので小ぶりがちょうどいい)、見た目もかわいくない。なぜにこんな挑戦を敢えてしたのか?そしてこの売れ残りは果たして誰かに買われるのか、それよりも何よりもこの形でルーネベリタルトと名乗ってよいものなのかちょっと気になったのでした。
ルーネベリの奥さんが彼のためにこのタルトを作るとき、四角い型に入れてざくさく切るのではなく、愛情込めて丸い型に入れ、トッピングも一つずつ思いを込めて作ったのかな、などと勝手に思いを馳せたのでした。ちょっとしたひと手間、忘れないようにしたいです。
ということで皆様、よい一日をお迎え/お過ごしください。
ひと手間をかけるのに労を厭わない方も、とりあえず今は時間短縮効率化という忙しい方も
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今日は最低気温が-4度、最高気温が-3度の微妙に肌寒いそして曇った1日でした。太陽の光が強くなり始めているせいか11月や12月の曇りの日よりも日中部屋の中が若干明るくなってきました。が、明後日からまた-10度前後まで気温が下がりそうです。
さて先日Visit Seinäjokiのブログを書いていた時にTörnävä邸へのバスでの行き方を紹介したくて地元のバス会社のWebで検索してみました。一応英語のページはあるもののいざ経路を確認しようとするとバスの停留所の名前がフィンランド語なので、フィンランド語がわからない限り絶望的にわかりづらい。セイナヨキ駅は”Matkakeskus"。フィンランド語で書かれてもわかりませんよね。
しかも路線が9本あるのですが、バスの番号が書いてあるだけ。バスに乗り慣れている人なら〇〇に行くならx番線というのは知っているかもしれませんが、ほとんどバスに乗ることのない私は近所の路線経路を知るのみ。駅からTörnävä邸に行くための路線を一つずつクリックするものの、これまたバス停の名前がメインのものしか書かれておらず、疑問がふつふつと湧いてきます。
これ、どんなユーザーを想定して作ったサイトなのか?路線をすべて把握している人限定のサイトとか??
Googleマップを見てもローカル路線バスの情報は反映されておらず。先日ヘルシンキに行ったときに↓のサイトを活用したばかりだったのであまりのギャップに呆然としました。
https://www.reittiopas.fi/-/-/lahellasi
路線バス会社の方、これからセイナヨキに別の街から越してくる人がたくさん増える(に違いない)というのにこんなことで大丈夫??という不安に駆られ、思わずメールをしてしまいました。まず日英で書いているブログで駅からTörnävä邸の行き方を検索しようとしたこと。英語のページがあるにも関わらず、スケジュールを見てもフィンランド語なので紹介できないこと。バスの番号だけ書かれているので自分の行きたい場所を調べるのに一つずつ路線をクリックしなければならないこと。そして以前は住所を検索したら路線候補が出ているサイトがあったのでそういうものがあったら教えてほしいと。
まあこういうメール、厄介なので煙たがれるというか無視されて葬られるのが関の山と思っていたらなんと!30分後に返事が!!こんなに早い返信はこちらではかなり画期的なことなのです。どれだけ画期的かというと、先日大手チェーンのホテルに予約依頼のメールを出したところ、4日待ってもなしのつぶて。4日後しびれを切らして催促のメールを再送してようやく返信がもらえたとか、今日は二重支払いの返金依頼のメールを朝一で送ったのですが、受け取ったとかの返信など一切なしとか(←はごく想定内)。先日は見学依頼のメールおよび確認の電話をし、担当者に必ず依頼メールを転送すると電話で言ってもらえたのに結局返信がこなかったとか。(思い出し始めると手が止まらない…)とにかく返信が必要なものはこちらで覚えておかないと自分の首が締まるだけなのです。
話を元に戻すと、返信には英語のサイトが未整備なのはわかっていて春頃を目途に翻訳を進めること、Googleマップにはデータを送っているもののまだGoogle側が認証してくれていないこと、そしてさらに行先の住所を入力すればバス番号を検索できるサイトを教えてくれました。
これがかれこれ3日前のことだったのですが、今再度そのサイトを見てみたらなんとバス番号の下にどのエリアに行くかが書き加えられ、そして住所で検索できるサイトも貼られていました一顧客の声、しかも文法間違いも多かったであろう一移民の声を真摯に受け止めてくれて、その上即対応してくれるなんてわたくし、ちょっと感動しております。うん、それでこそエテラポフヤンマー魂。
そして件の住所で公共交通機関を使って行く方法を検索できる便利なサイトはこちらです。
https://www.moovitapp.com/
わたくし、このサイトにも感動しております。なぜなら対象がなんとフィンランド国内だけではないのですね~。
あ、でも日本を選んでみたら山梨県と稚内市の情報しかありませんでしたということは任意ということですかね。
フィンランド国内は全都市が網羅されている訳ではありませんが、主要都市は検索できますよ~。
そして言語も変えられます。(停留所の名前は現地語のままで、カタカナ表記にはなりませんが。)
次に旅行に行くときはこれを活用してみようと密かに思ったのでした。ふふ。
ということで皆様、よい一日をお迎え/お過ごしください。
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昨日はフィンランドの大統領選挙がありました。結果は予想通り現大統領のサウリ・ニーニスト氏の圧勝。フィンランドの政党自体は連立政権である時期はある政党に人気があったかと思うと次の局面では別の政党が支持率を伸ばしたりと不安定なのですが、サウリ・ニーニストは揺るぎない安定感が人気の理由と思っています。何か起こった時にしかるべき対処をし、派手なパフォーマンスはないものの、着実、誠実に任務を遂行しているそんなイメージがあります。2月にはお父さんになる予定でそれまたニュースになりそうです。
政治の話とはまったく関係ありませんが、週末にオレンジジュースを作りました。スーパーで確か5kg(オレンジおよそ20個入り)がたったの3ユーロ(≒400円)で安売りになっていたのです。この時期になると時々こういったオレンジ大盤振る舞いのセールがあるのです。ちなみに巨大な赤色のネットに入って売られています。
1個ずつ消費していたら食べる前に腐ってしまうのでここは果汁100%のオレンジジュースを作ることに。あまり使わないマルチフードプロセッサーの機械にオレンジ搾り器もついているので便利。
溜まった果肉もグラスに入れていただきます。3ユーロでおよそ10杯分のフレッシュオレンジジュースができました
ついでにちょっと気になっていたオレンジを使うアジア料理系のレシピもあったのでそれにも使いました。ただよくよくレシピを見ると搾ったオレンジジュースにトマトピューレも加えるもので、オレンジジュースの味がトマトに消されてトマトジュースっぽい味つけになってしまいましたさじ加減、というか作り手の感性と自分の感性の違いをレシピから読み取るのはなかなか難しいですね。特に自分があまり使ったことのない材料を使うとなるとなおさら。
オレンジはやはりそのままの味を活かすのが一番いいというのが今回の結論。ビタミンBも豊富でからだによさそうですしね。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
オレンジジュース好きの方も、トマトジュース好きの方も
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火曜日までは最高気温が-2度から-4度のお天気が続きそうです。ツルツルに凍った道は今はうっすら雪が積もっていますが、雪の下は氷なので歩くときは引き続き注意です。
今日はセイナヨキから車で約1時間のアラヤルヴィについてご紹介です。アラヤルヴィもフィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アールトに所縁のある地です。アールトのお父さんがアラヤルヴィの出身で、長い夏休みはこのアラヤルヴィで過ごしていたとのこと。そしてこの地にも市庁舎、図書館、教会、病院、青少年センター等8つのアルヴァ・アールトが設計した建物、そして家族の写真などがエピソード共に残っています。
以前こちらでご紹介した、アールトが弟のヴァイノのために設計した家が遂に完成したとのことです。かかった費用は9万ユーロ(≒1200万円強)。最終的に完全に完了するのが5月でその頃に公式にオープニングパーティーが開かれるとのこと。
ヴァイノ邸は1926年に建てられたものなので、セイナヨキにある自衛団ビルとほぼ同じで初期の作品です。1階には案内所(info)、カフェ、写真などの展示があり、2階の半分はミーティングスペース、半分は長期滞在者用レジデンスになるとのこと。
↑の写真は結構前に撮ったものなので今はもう少しきれいになっていると思われます。
残念ながらアールトファンの間でもアラヤルヴィの知名度は低めではありますが、アラヤルヴィも今後街をあげてこれからアルヴァ・アールトの所縁ある街としてアピールしていく予定とのこと。実際建物もさることながら、アールトの人となりを知るのに適した街です。毎年”Aalto ja aarioita"フェスティバルも開催しています。セイナヨキに足を伸ばしたついでにアラヤルヴィにも是非。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
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今日は予想通り気温は+4度でしたが、風が強い一日でした。そしてはっきりいってこの時期の中途半端なプラスの気温は危険ともいえるのです。
昨日の時点では車道や歩道の雪はかなり除雪されていたのですが、昨夜気温がプラスになった上に雨が降り、少し残っていた雪が溶け、そして凍ったのです。プラスの気温になったからといって雪が完全に溶ける訳でもなく、また氷がすべて溶けるでもなく道は天然スケートリンク状態だった訳でございます
でもってVolvoのバスもこんなになってしまう訳ですね。
写真:
Vaasaの近くのMustasaariというところで起こった事故。
同じバスでInstagramの動画も上がっていました。これはウケ狙い?ちなみにこのアカウント、Yleという国民放送の支局アカウントと思われます。
https://www.instagram.com/p/BeXmZpODhzf/?taken-by=yleosterbotten
家人も今日は2時間ほど離れた客先に若干早めに出たものの、道の状態が悪いのと、ノロノロ運転の影響もあり45分ほど遅れて到着したとのこと。大きなトラックなどは危険なので道を整備する車が来るまで待機していたそうです。路線バス、特に田舎の小さな道などはこのために朝走行できず、学校に行くことのできない子どももいたとか。
天気予報でわかっていたのだから行政はしっかり対処してほしいという声、また行政側からすればフル稼働で対応し、実際メインの道はすぐに対応できていたという説明もあり、どこで妥協するのかなかなか難しいところです。
明日も気温は-2度から2度と推移し、氷が溶けそうにない気温。またこんな時に限って雪マークも当分出ていない状態。歩道には砂や小石が撒かれているのでそこを慎重にたどる日々が続きそうです。急がば回れの精神でヨボヨボ歩きします。
日本でも寒気が流れ込んで寒い日が続いているようですね。しっかり重ね着をし、雪が溶けて凍っているところなどは十分注意して通ってください。
ということで皆様、大変ですがよい一日をお迎え/お過ごしください。
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今日は少し気温が上がったものの終日吹雪、というか細かい雪が横殴りに降っていました。風が吹くと寒さ倍増。ただ夜から気温が上がり、朝方には+5度まで上がり、雪は雨に変わるようです。気温も変わりやすいので明日の朝どんな状態になっているのかちょっと想像しづらいです。
さて私はお酒が飲めないのであまり詳しくないのですが、先日地ビールも扱っているスーパーに行ったら見覚えあるビールが!そう、キリン一番搾り。
これまではサッポロビールと、日本を意識した”生(Iki)”というビールは見かけたことがあったのですが、キリンは初めて。今年になってスーパーでも以前よりアルコール分が高いお酒も売ることができるようになったせいなのか、ただ単に新しく取扱いがはじまったのかは不明ですが、日本製品がスーパーの棚にあるのを見るとちょっと嬉しい気持になります。ちなみにスーパーのビール売り場には国内産はもちろんのこと、いろいろな国のビールが売られています。飲める人にとっては見るだけでも楽しいかもしれません。
一方お寿司グッズ、パン粉、味噌汁類など一時期増えていたスーパーのアジア食品のコーナー、この前ちらっと見たらぐっと縮小されていました味噌汁などはやはりフィンランド人にはエキゾチックだったのかもしれません。幸い私がリピートして買っているものはまだ残っていたのでよしとしましょう。
ということで皆様、よい一日をお迎え/お過ごしください。
キリンビールのラベルに描かれている麒麟の頭部分に”キ”と”リ”と”ン”が小さく書かれているのをご存じでしょうか。そんなトリビアを紹介したくてもまずカタカナの説明からしなければならず。キリンビールさん、海外製造版はアルファベットを埋め込むというのはどうでしょう?
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今日は-10度までしかあがらなかったのですが、一日中雪が降っていました。水分の少ないふわふわの雪は結晶が見えてきれい。地面もふかふかで歩いていると気持いいです。今年は結構雪が積もっている状態が続いています。
さて今日はバスの話。セイナヨキではあまりバスに乗ったことがありません。街まで3km、自転車で10分程度なのにバスに乗ると2ユーロ(≒270円)かかり、同じぐらいの時間がかかりますからね~。しかも1時間に1本しかないのも致命的。
フィンランド語の学校に通っていた時、クラスメートのほとんどが車で通っていました。学校にはセイナヨキだけでなく隣町、またはもっと遠くから車で1時間ぐらいかけてやって来ているクラスメートも。私はクラスの中で一番家が近くて自転車で20分ぐらいかけて通っていました。そんな中、私の友達は車で30分ほど離れていたところに住んでいたので、ボーイフレンドに送ってもらったりバスで通ったりしていました。バスはやはり1時間に1本。ある日友達がいつものようにバス停で待っていたら、バスが停車せずに通り過ぎたため、さらに次の1時間後のバスに乗る派目になったことがありました。
学校は中心地から離れたところにあり、バス停で待っているお客さんなんて1人しかいないというのに!それからは彼女はバスが近づいてきたら手を振ってアピールするようにしたそうです。
手を振って運転手さんにアピールするのは田舎だけかと思いきや、ヘルシンキでもバスやトラム待ちの人はお目当てのバスやトラムが近づいていたら手を振って乗ることをアピールしていました。まあね、都会なら複数のトラムやバス路線が止まるから自分の意思を運転手に伝えるのは必須のようでした。
日本ではどうでしょうね。これまたあまりバスは乗らなかったので覚えていないのですが、運転手さん、結構お客さんの反応を見ているし、乗らないかもしれないけど止まってドアを開けてくれますよね。満員でもう乗れないならまだしもガラガラでしかも1時間に1本しかないバスが待っているお客さんを無視するとはちょっとびっくりしました。
話はちょっとそれますが、ヘルシンキに行ったときは私はなるべく地下鉄やメトロを使うようにしています。どちらも車内で次の停車駅が表示されるから安心、そして駅(停留所)がわかりやすいところにあるというのが大きな理由。バスは最近はどうかわからないのですが、車内の掲示板に終点のみの表示で次の停留所が表示されない場合もあります。そんな時はこのサイト↓で停留所を確認しながらドキドキしながら乗っています。
https://www.reittiopas.fi/-/-/lahellasi
ということでバスに乗る前は目的のバスが来たら運転手さんに手を振って乗車アピールをすること、そして降りるバス停が何番目か、また通過するバス停の名前も確認しておくと安心です。
こちらのバスは電車の代行運転として駅のプラットホームに停車していたバス。日本では見られない風景ですよね。
ということで皆様、よい一日をお迎え/お過ごしください。
紹介しておきながらなのですが、上記サイトやナビを使っていたにも関わらず2日間で2ヵ所目的地にたどり着けなかったのはなぜ…?
地図を正しく読み取り目的地に行ける方も、野生の勘で目的地にたどりつける方も、あらゆる手段を使ってどうにか目的地にたどり着ける方も、そしてたどり着けない方も
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今日は底冷えするけど案外気温は低くないな、と思っていたらヘルシンキの気温を見ていました。どうりで…。ええ、-19度ですが何か?でも2日後には最高気温が+5度、最低気温んでも+2度の暖かい日がやってくるのでしばしの我慢です。
あの突然ですが、皆様世界一まずい飴と紹介されているサルミアッキはお好きでしょうか?
私はどちらかというと苦手です。自分から敢えてサルミアッキ味のものを手にすることはまずありません。でも実はそんなにハードでないやつは少しずつ食べられるようになりました。そして食べているとなんとなくあの独特の甘みのある薬草の味に多くの人がはまっているのも少しだけ理解できるようになりました。
そんな中、サルミアッキではないのですが友達から高級リコリスのチョコレート菓子をいただきました。ちなみにリコリスはサルミアッキより威力が弱いお菓子ですが、同じ仲間です。
出典: Lakrids by Johan Bülow
デンマーク発の製品なのですが、もらったのは3種類の味。そのうち1種類はちょっとハードなやつでダメだったのですが、後の2種類はちょっとはまる味。(ベリー系と、もう1種類は忘れてしまいました。)チョコレートにその味とリコリスの風味がうまく合わさっています。リコリスがメインでないからちょっと苦手な人にも食べやすい配合なのだと思います。Johan Bülowさんという人が開発したらしいですが、さすがJohanさん、おしゃれな味に仕上がっています。
専門店はフィンランドではヘルシンキのストックマンデパートの中とエスポーにあり、セイナヨキでもなぜか洋服を売っているお店のキャッシャーの横に、そしておしゃれなインテリアを売っているポップアップショップでも売られていて、しかも割引になっていたのでつい買ってしまいました。
ちなみにWebはこちら(英語)です。
https://int.lakrids.nu/
そして先週ヘルシンキのストックマンに行ったとき、前は仮店舗っぽいところで売られていたのが今回は本格的な店舗に昇格。しかも3種類どころの騒ぎではなく、紅茶専門店のような品揃えにびっくりしました。(Webでは見づらいのですが)ちょっと通りかかっただけなのに立て続けに3つも試食させてくれました。
一番気に入ったのがホワイトチョコをベースにした柚子、そしてライム入り。ちなみに柚子は日本語のまま”Yuzu"味だと勧めてくれました。食べてみるとリコリスの味もしますが、確かに最後に柚子の風味が残ります。もともと柑橘系の味や香りが好きな私。いやー、これは買いでしょう。家人も気に入ってくれて二人であっという間に完食を遂行いたしました。
リコリスの風味が完全にNGという方にはお勧めできませんが、食べようと思えば食べられるという方とかリコリス初心者の方にお勧めです。店舗では味見もさせてもらえるので、自分の好きな味を見つけてください。
Visit Lakeusにはまったく関係のない話ではありますが、サルミアッキとかリコリスはフィンランド生活と切っても切れない位置づけにありますからね♪
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
リコリスOKの方も、名前を聞くだけで卒倒しそうな方も、まだ未開拓分野ですという方も
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今日は首都圏でも大雪が降って大変だったようですね。
こちらはまたまた積もった雪が積もったまま凍って、おまけに晴れてなかなか美しい景色を楽しんでいます。朝は-10度だったですが、日中は-2度まで回復しました。
さてヘルシンキお上りさんの旅、さすがに主な観光することが減ってきましたが、ショッピングの合間に写真を何枚か撮りました。前日に久々に雪が積もったというヘルシンキ。大聖堂の広場にも雪が積もっています。
この大聖堂は翌日に撮ったもの。さらに雪が積もりました。
ヘルシンキの特に中心地は道路が温められているのですぐに雪が溶けるのだそうです。たくさん降った雪が柔らかくシャーベット状になっているところが多かったですが、一部は全然雪が残っていないところもありました。こういった雪が降った後に歩くときは防水スプレーをふっておくと水が沁みなくてよいことに今更気づきました。
こちらは友達に連れて行ってもらったKamppiセンターの中に入っている和食とハワイのフュージョンレストラン、Hokuの唐揚げチキン。チキンはカリッとしていて、またソースがピリ辛でとても美味しかったです。そして隣のレストランはガラガラだったのに、Hokuはお昼のピークを少し超えていたというのに満席でちょっと待つほど。通常のランチより若干高めかもしれませんが、眺めもよいしお腹いっぱいになるし、お薦めです。
こちらは今回初めて行ったヘルシンキ大学の図書館。大聖堂の割と近くです。一般の人も自由に入れるようで、ちょっと疲れた足をここでしばし休めたのでした。
さすが都は違いますね~。華やかなクリスマスイルミネーションがまだついていました。
最後の写真は今日のミラクル。右のカギはヘルシンキ駅でたまたま開いていたロッカーのカギ、左はクロークの預かり番号。すごくおめでたい感じに思わず写真をとってしまいました。もっと早く気づいたらくじを買っておいたのに…。
図書館や教会などに入ってゆっくりするのもなかなかよいです。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
ショッピングがお好きな方も、ゆっくり観光がお好きな方も
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昨日は最高気温が-10度で-16度まで下がりました。そうなると車でも乗った瞬間がめちゃくちゃ寒いのです。-10度と-15度って冷え込みがぐんと厳しくなるような、ちょっと臨界値超えるかな、という寒さ。今日は少し上がって予想最高気温は-5度でございます。
さて週後半はちょっくらヘルシンキに行ってきました。初日はヘルシンキ在住の友達とデザイン美術館に行ったり、さらに時間があったのでHAM(ヘルシンキ市立美術館)に出向いてみました。ヘルシンキといえばアテネウム美術館とかキアズマ美術館などがガイドブックなどにも載っていて有名ですが、時間つぶし的に気軽には見られないし、どうせなら次回興味のある展示の時にじっくり行くことにしました。
デザイン美術館の特別展はCalifornia: Designing Freedomというテーマ。80年代のバブル全盛の華やかなアートやスケボーやサーフィンなどのクールなカルチャーの始まり、そしてやがて私たちのライフスタイルにも切っても切れなくなったPC、(デザイン美術館なのでマッキントッシュにクローズアップ)やFacebookそしてGoogleなどの歴史が紹介されていました。私にとってこの前のことのような出来事もこうやって歴史の1ページとなって残されていくのですね。
1階の常設展示は初めて見ました。スチール製の椅子。機能的かどうかは置いておいてその造形に心惹かれました。
フィンランドの北部に住んでいるサーミ人のアート。淡い、雪に融けてしまいそうなブルー、そして氷を連想させるオブジェが素敵でした。
そして次に向かったのはHAM。ここでは3つの特別展とトーヴェ・ヤンソンの常設展がありました。2つの特別展は写真を撮りたい気持ちは掻き立てられませんでしたが、3つ目のPekka Kauhanenの彫刻作品は素敵でした。
近未来的な、映画に出てきそうなオブジェ、そしてライトが当たって映る影も幻想的。
ちょっとオズの魔法使いを思い出させるような、無表情なのに何か心に訴えてくるものがあります。
ひときわ目立つ彫刻作品がポツンと置かれていました。
日本にいる頃は有名な画家の展示しか観に行っていなかった気がしますが、たまに基本的な知識なしでふらっと美術館をのぞいてみるのもよいものですね。実は私はガイドカードなるものを持っているので、フィンランド内の多くの美術館を無料や半額で見ることができるのです。たまにはそのメリットも活かさなければですね。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
最近美術館に行くもう一つの目的は足を休めること。足を休めつつ遠めに作品を眺めるのもなかなかよいものです。
健脚を誇る方も、休みながらボチボチ歩く派の方も
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今日も外出したら-9度でしかも風が強かったので歩いていると顔が冷たくなりました。いいお天気ながら細かい雪が降ったり、ダイヤモンドダストが見えたりしてきれいでした。
さてこちらに来て初めて自分で作ったのがトルティーヤ。本場のトルティーヤがどういうものか知らないので味など比べようもないのですが、フィンランドでは家庭でトルティーヤを作るのは割と一般的。スーパーの中にはアジア系の食品セクションもありますが、トルティーヤやタコス等のメキシコ料理セクションもあるのです。ランチビュッフェでも時々トルティーヤがメニューに加わることも。
↓はトルティーヤを作るときに中身を入れるためのお皿。我が家ではひき肉をホールトマトで煮込み、パイナップル、オリーブ、トマト、キュウリ、ヤングコーン、パプリカ、レタス、チーズなどを好きな量だけ入れて食べます。このセット、結婚式の時にいただいたプレゼント。重宝して使っています。ちなみに下のトレーは中華料理のように回転します。
このトルティーヤの魅力はですね、多めにひき肉を準備しておくとカレーのごとく何日かは同じメニューでOKなのです。そんなこともあり、週末の料理のメニューを考えるのが面倒なときとか、ちょっと旅行に出かける前などはトルティーヤのお世話になっています。手巻き寿司と同じ感覚なのでパーティー料理として出したこともあります。好き嫌いがあっても自分で具を選べるのもよいですね。
今日はサーモンスープに加えてトルティーヤを作りました。明日から1泊留守のためブログも週明けまで更新できないかもしれません。ちょっと気が早いですがよい週末をお迎えください。
メキシコ料理好きの方も、辛いのでちょっと苦手という方も、食べたことがないかもという方も
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今日は小雪が舞ったかと思えば少し晴れ間が見えたりの移り変わりの激しいお天気でした。明日も引き続き予想債気温が-8度と寒くなりそうですが、明後日から少し寒さも緩む代わりに雪もまた新たに降りそうです。
さてスーパーに行ったらArabiaの新作が発売されていました。
拡大してみるとこんな感じ。Mainio Sarastusというシリーズ。特徴はこのように重ねられること。確かに重ねてもお皿の柄もきれいに見えます。シンプルな柄、結構好みです♡
食器のコレクションの横には新しいマグが。
去年1年間はフィンランド独立100周年でひたすらウルトラマリンブルーに集中していた抑圧を跳ね返すかのような明るい春らしいデザインです。お天気はまだまだ冬が続きそうですが、こういった春の新作をお店で見かけたり、少しずつ日が伸びてきているのに気づくと春の訪れまでもう少しの辛抱、と思えます。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
シンプルなお皿好きの方も、シンプルな柄がお好きな方も、華やかな柄がお好きな方も
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今朝は-9度だったのですが、風もなく車のフロントガラスにも氷がついていなくて”案外”寒くなかったです。逆に-4度で風が強かった昨日の方が寒く感じました。あ、すみません。寒さに慣れてしまって暖かいところにお住いの方とかけ離れた感覚で話してしまいました。
さて今週の木曜日、つまり明後日に北欧諸国で初めてのパンダがフィンランドのÄhtäri動物園にやってきます。Ähtäriはカタカナだと”アフタリ”と書きたくなりますが、それだとフィンランド人にまったく通じませんでした(経験済)。どちらかというと”エフテリ”の方が実際の発音に近いです。しかも”フ”に母音の"u”はついていないので軽く発音…ということはさておき、場所はここに位置します。
出典: Wikipedia
セイナヨキと同じエテラポフヤンマー県に属します。
新しくくるパンダの名前はLumi(=雪)とPyry(=吹雪)とフィンランドの名前がつけられました。
記事によると、パンダ来フィンの交渉は過去20年に渡って交渉され、ようやく今実を結ぶことになったとのこと。パンダ用の住居も準備され、またパンダに話しかける言語も中国語からフィンランド語に切り替え、中国のスタッフも同行し、パンダが環境に慣れるまで3ヵ月間滞在するとのこと。また一般公開はパンダがこちらの生活に慣れた1ヵ月後ぐらいになりそうだと。そうそう、雌のLumiちゃんはとてもかわいい顔立ちなのだそうです。(パンダの顔の判別って難しそうですが…)
Ähtäri動物園は数年前にホームページにロシア語を加えたところ、ロシアからの観光客が倍増したという成功経験があります。またラップランドにあるラヌア動物園は去年ホッキョクグマの赤ちゃんが生まれ、それを観に観光客がたくさん訪れ、入園最高記録を塗り替えたのだとか。そんなこともありÄhtäri動物園のみならず、Ähtäriの人達はパンダによる大きな経済効果に期待しています。そして街の人達もこの日を待ち望んでいます。
写真:
Ähtäri動物園に行くにはセイナヨキとJyväskyläからバスが出ていますが、今のところまだ1日数本と本数が少ないので下調べが必要です。また実際にパンダが到着してから情報アップできればと思います。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
例え釣り目のパンダでも目の周りが黒いと優しい印象になりますね。
釣り目の方も、垂れ目の方も、どちらでもない方も
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今週は少し気温が低い日が続きそうです。といっても予想最高気温が-5度前後、予想最低気温が-10度前後です。この時期だと最高気温が-15度とか最低気温が-20度以下になることもありますからね~。木の周りについていた雪も少しずつ解けてきましたが、雪はまだたっぷり残っています。
さて先日コンタクトレンズを買いに街中の眼鏡屋さんに出向きました。コンタクトレンズは半年分購入するのでその際に目の検査もしてもらっています。
今回の担当は今までと違う先生。その先生が新製品を紹介してくれました。それはスプレー式目薬。瞼を閉じたままプシュッと瞼の上からスプレーするだけ。スプレー後すぐに目を開けて瞬きをすると確かに目の渇きがとれて快適に。
先生いわく、Made in Finlandなので安全、そして保存料などが入っていないので使用期限は3ヵ月とのこと。
ふむふむ。
ただ一番ひっかかったのが日本の目薬より若干大きいぐらいのサイズで24ユーロ(≒3300円)
まず手持ちの目薬がまだ残っていること、そして私は結構目薬を差すのはあまり失敗しないこともあり、”考えておきます~”とやんわりお断りしておきました。そしてもう一つ個人的に気になったのが、スプレー後にアイメークが落ちそうな感じもしました。ま、大したメークなんぞしてないのですが、ね
日本の目薬、いくらぐらいかネットで調べたら高いものは1500円ぐらいするのですね。私は300円ぐらいのを適当に買っていた気がします。そういえばこちらに来た時にハードコンタクトをはめていても差すことのできる目薬を買おうとしたら、使いきりのしかなくて使いきることなくいまだに大量に残っています。しかも日本のような爽快感はないのですよね~。
スプレー式の目薬はネットでざっと検索したところ、海外在住の日本人が紹介していて、日本では大々的には市場に出回っていない模様。目薬を差すのが苦手な方にはよいかもしれません。
このスプレー式の目薬を開発した人って、目薬を差すのが苦手な人だったのでしょうね。瞼から浸透する液、なかなかおもしろい発想です。
最後の写真は本文には関係ありませんが晴れの日に見た飛行機雲。私の裸眼でははっきり見えないであろうこの雲もコンタクトレンズを通し、カメラをズームすればこんなにくっきりと。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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今日は-6度だったので自転車で街まで出かけました。最近無料で止められる駐車場が少ないし、今回はいろいろな場所に行く必要があったので自転車の方が小回りが利くのです。-10度以下になるとちょっと勇気が要りますが、-5度前後なら問題なし。むしろお店に入ったら汗をかくほどでした。
さて今日はフィンランドを代表するアキ・カウリスマキの映画作品についてです。今”希望のかなた”が日本でも公開中のところもあるかと思います。フィンランドに来る前から何本かの作品を観たことはあったのですが、そういえばこちらでDVDをレンタルしてまで積極的に観ることがありませんでした。
ところでフィンランドの国営放送、YleはWebも充実していてYle AreenaというページではTV、ラジオで放映されたものを一定期間中に無料で視聴できます。例えばニュースを見逃したときも1時間ぐらいしたらすぐにアップされるので便利なのです。
年明けに数年前に公開されたムーミンの映画を見逃したので、後でYle Areenaのサイトで探していたら”アキ・カウリスマキ”のフォルダーが!中を見たらアキ・カウリスマキ作品が18作品も。どうやら去年の年末に公開され、太っ腹の1年間視聴可能のようで早速”街のあかり”と”過去のない男”を観てみました。このサイトのいいところは字幕をフィンランド語、スウェーデン語、そして時々英語から選ぶことができるのです。
フィンランド国外では見えないと思われますが、一応サイトはこちらです。
https://areena.yle.fi/tv/ohjelmat/30-684
どちらも不運な男性が主人公。そして出演者はほとんど表情が変わらず、そして音楽は極力少なく独特の世界。そういえばフィンランド語のクラスではアキ・カウリスマキの映画は理解できないと(フィンランド人の先生にさえ)とても不人気でしたが、確かに。たとえは違うかもしれませんが、ハリウッドムービーがベルサイユ宮殿だとしたらアキ・カウリスマキの映画は銀閣寺、といったところでしょうか。万人受けしない侘び寂びが特徴とも。
見知った風景が出てきたり(といってもヘルシンキ中央駅)、ここに住んでいるからこそわかった背景もありました。銃を持って銀行強盗をした男。男は実は会社経営者で、資金繰りに行き詰まって銀行口座を閉鎖されてしまった。それでもちゃんと働いてくれた元部下達に給料を払いたいための強盗だと後で自白します。その際に”俺はポフヤンマー出身だから”というセリフが出てきたのです。ポフヤンマーはこの辺りの地区のことで、起業する人が多く、血気盛んで面倒見の多い人が多いのです。
そして彼の作品には時々お寿司が出てきたり、日本語の曲が使われたりします。”影のない男”でもVR(フィンランドの国鉄)のレストラン車両でお寿司が出て、BGMはクレージーケンバンドの”ハワイの夜”が使われていました。日本の演歌(と分類していいのでしょうかね)はフィンランドのイスケルマにかぶるところがあるので違和感なかったです。
そして2作品、特に”過去のない男”を観ていて感じたのが、主人公は何も悪いことをしていない、人に恨まれるようなことも何もしていないのにとんでもない不幸に巻き込まれる。それなのに巻き込まれた本人は取り乱すでもなく淡々と事態を受け止めているのが印象的でした。日本のドラマなら半沢直樹のように復讐劇で悪人退治という展開になりそうなのですが。この話をフィンランド人の友達にしたら”わかる!そうかも~。復讐という考えは浮かばないかも”と同意してくれました。勝手な個人的見解を述べると、毎年が自然災害のように寒い冬を越していると、不遇なこと(とも思っていない節もありますが)を嘆いたり恨んでいても仕方ない、目の前にあるできることをする、寒いならそれに合わせた対策を取る、そんなあたふたしない底力があるような気がするのです。
私もそんな秘めた底力を身につけてゆきたいものです。まだまだ修行が足りませんね。
最後の写真は今日のラケウデンリスティ教会の時計塔の様子。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
不遇な目に遭ってもポジティブさを失わない殊勝な方も、ついつい悲劇の主人公になりがちな方も
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寒いけど思ったより晴れて、何よりも木々が雪に覆われてとても美しい日でした。
クリスマスのことになりますが、義両親のところにランチに行ったときに義弟も来ていました。義弟はケータリングの仕事をしていて(もともとはネイチャーガイドから始まった仕事が今や)料理がなかなかおいしいとお客様から好評いただいている模様。家人の従姉妹達の集まりの際も鮮やかな包丁さばきとおいしい料理を披露してくれました。まあそれはさておき、今回は私も初めてデザートのヨーグルトブルーベリーパイを持って行ったのですがその時にパイやケーキを焼く時のコツを教えてくれました。
特にベリーが入っているものは通常のレシピから砂糖を半分ぐらいにした方がいいと。これにはかなり驚き。
というのが以前日本のレシピに沿ってパイを焼いたら甘さが足りないと言われたのですよね。それでもこちらのレシピに従っていると生地に砂糖100cc、トッピングにもさらに100cc、ついでにバニラシュガーも大匙1杯なんてこともしばしば。なので私の脳内ではフィンランド人は甘いのが大好きという認識が確立されていました。
義弟の言葉でその認識がちょっと揺らいできました。砂糖、半分ですと?
義弟の仕事でパーティー料理にはケーキがつきもの。もともとのレシピの砂糖の量半分(は言い過ぎかもと本人も後で言っていましたが)もしくはかなり減らして作ってみるとお客様から”ケーキ、おいしかったよ。”というフィードバックがよくくるのだそうです。また砂糖を減らすことによってベリーのもともとの味も際立つのだと。
↓のケーキも義弟が焼いたものです。
見た感じはクリームたっぷりの上に片方はキャラメル、片方にはチョコレートソースがたっぷりかけられていて、見ただけで胸焼けしそう(←失礼!)なケーキなのですが、実際に食べてみたら見た目ほどは甘くなく無理なく食べられたことを思い出しました。高さがあるので薄く切らないととんでもない量になることはさておき。
こちらのスーパーなどで売られているケーキもやたら甘いものが多いのですが、実は消費者はそれほどまでに甘いものを求めていないのかもしれません。クリスマスが過ぎてから特に甘いものは控えるようにしているので砂糖半分のパイはまだ試していないのですが、次回作るときは必ずや。もしフィンランドのレシピでパイやケーキを作るチャンスがあったら半分は勇気が要るものの3割減ぐらいで試してみてはどうでしょうか。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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今日は少し底冷えのする日です。予想最高気温が-5度で予想最低気温が-7度ですからね明日からはちょっと寒さが緩むようなのが救いです。
さて前々からちょこちょことセイナヨキのセンターが開発中ということをお伝えしていたのですが、今日は概要をまとめた記事を見つけたのでそれをかいつまんでお伝えします。
開発は大きく分けて2段階に分かれていて、第1弾で進められているのがセンター。数年に渡って古い建物が壊され、基礎工事のために深い穴が掘られどんどん工事が進められています。
まず街の中心部の多くの建物の建設は春に始まり、今年の終わり頃に完成する予定。センターには4.7mもある彫刻のオブジェもできるとか。(この地区の人は”大きい”とか”一番”ということに価値を感じます。)またヘルシンキの中心地では当たり前になっている道のヒーティングシステムが導入されるので、冬の間雪が溶けて凍って歩きづらいという心配もなくなるそうです。
気になる新しい中心地にはショップ、アパート、約330台収容できる駐車場などができる予定です。センターはそこに住む人もショッピングする人も安心して歩けるように配慮されているとのこと。ちなみに今でも街のあちこちにアパートが建っているのですが、これからも毎年いくつかのアパートは建設されるいるそうです。2年前に成長中の街として記事を書きましたが、まだまだその成長の勢いは止まっていません。
そして中心地の開発が終わった後、来年から駅周辺の開発が始まります。駅そのものが建て替えられ、駅ビルにはお店、オフィスなどが入り、駅前のホテルの増設、1500人用のアパート、またさらに多目的ホールおよびコングレスセンターも建設予定なのだとか。
そしてこの都市計画、トータルでコントロールしているのがセイナヨキにオフィスを置く建築事務所、OopeaaとデンマークのGehl建築事務所。現在のニーズ、将来のことを見据え、なおかつ実際に使う人、住む人にとってどんなことが求められているのかなどを踏まえた案がもうすぐできあがるとのこと。
セイナヨキにあるアールトセンターは主に1960年代に建てられ、以前市庁舎建設中のフィルムを見たことがあります。新しい建物がどんどんできあがっていくのをワクワクしながら見守る市民。アールト設計ではありませんが、新しい建物がどんどんできていく、そんなワクワク感をちょうど味わえるチャンスに遭遇できてラッキーです。今のセイナヨキと2~3年後のセイナヨキを比べるとかなり印象が違うこと、間違いなしです。
古い街並みを残さず、どんどん新しいものを建てていったセイナヨキ。でもその時の決断のおかげで今回のように新しい変化もどんどん受け入れられている訳で、起業家の多いこの土地によく合った選択だと思います。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
モダンな街並みがお好みの方も、古い街並みがお好みの方も
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今日はそんなに寒くはなかった(といっても最低気温は-4度)のですが朝焼けと夕焼けがとてもきれいなよいお天気の日でした。
1月に入ると冷え込む日はあるものの、晴れの日は増えてきます。それでも毎日晴れる訳ではないのでいいお天気の時はなるべく外に出かけるべし、というのがこちらで学んだ教訓です。今日も2年ぶりのクロスカントリースキーの筋肉痛を若干感じながらもトルナヴァ地区に散歩してきました。基本的にはサイクリングが好きなのですが、運動不足解消も兼ねてウォーキング。スピードを緩めて、美しい景色を堪能しながら歩くのもなかなかよいものですね。
フェンスの向こうに建つのは豪邸ではなく、トルナヴァ病院エリア。この地域も再開発の予定でいくつかの古い建物を除いて取り壊され、新しい地域に生まれ変わる予定です。
いつもの遊歩道、除雪されているかどうか曖昧だったのですがこの通り。しっかり除雪されていてとても歩きやすかったです。
ちょっと遊んでトイカメラでも撮ってみました。これも味があっていいですね。
この道を歩いているときに時々木に積もった雪が溶けてしぶきのような状態で落ちてきてマイナスイオンの蒸気を浴びているようでした。
遊歩道を抜けていくと橋が見えてきました。それにしても木にも雪が積もったまま凍るのはいつもではないのでこの白い木々は貴重な写真なのですよ。
さっき通った橋にたどり着きました。たぶん私の体重は8t以下ですが、この分厚い雪のために通ることができません。結構積もっているものですね。
橋の片側は完全に凍って雪が積もっていたのですが、もう片側このようにまだ一部流れているところも。
小さな滝も凍らせてしまうフィンランドの寒さよ
象のオブジェ、心なしか寂しそう。
こちらがトルナヴァ邸とよばれているセイナヨキ市の迎賓館です。
太陽の光も以前に比べて力強くなってきたような気がします。
迎賓館の前からメイン道路に続く遊歩道がまっすぐで気持いい。
珍しいピンクの建物が今は白に囲まれています。
野外フェス、Provinssiの頃はこの広大なスペースに多くの観客が盛り上がるのです。この景色からは想像できないですよね。
おまけの写真は路上駐車して何日も経っているうちに孤立した車。
↑を見てるとこの映画を思い出しました。
出典: https://movies.yahoo.co.jp/
気温は0度前後で道も凍っていなくて散歩には最適なコンディションでした(日本に住み続けていたら到底出てこない発言ですが、本心です)。
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今日も予報通りのよいお天気でした。気温も予報通り底冷えを感じさせるような寒さになりましたが
さてクリスマス明けから始まったバーゲンも今週辺りからさらに値下げモードになっています。そんな中、地元の新聞でマリメッコショップのことが取り上げられていました。
セイナヨキにも1軒マリメッコショップがあります。直営店ではないのでこちらに来た頃は時々ちょっと値引きしてもらったりしていました。反面ほしいサイズがない時は同じ人が所有しているお隣のラプア店になければ諦めるか、もしくはネットショップで購入するかの選択でした。
そしてこの2月からショップのオーナーが引退するにあたり、セイナヨキのショップは直営店に代わると報じられていました。マリメッコショップが存続してくれるのは嬉しいニュースだし、在庫の融通も今よりは効くようになるので嬉しいのですが、ちょっと寂しい気もします。
オーナーのマリヤリーサさんはもともと看護師さん。2番目のお子さんに障害があったために看護師の仕事を続けるのは難しいので退職。そこで義理のお母さんからお店を買い取り、旦那さんと一緒に現在の会社を立ち上げたとのこと。義理のお母さんは1950年代半ばにマリメッコショップを始めていて、マリメッコの創立者のArmi Ratiaとも親交があり、Armiさんはセイナヨキに何度も訪れたことがあるそうです。Armi Raitaといえば映画にもなった”ファブリックの女王”を思い出します。そのような具体的な話を聞くととても歴史を感じます。
セイナヨキのお店はこじんまりとしていて、アジア人のお客は珍しいこともあり、ポジティブな言い方をするとマリヤリーサさんを始め他の店員さんにも顔を覚えてもらっています。2月から他の店員さんは引き続き働き続けるのか、もしくはまったく新しい人がやってくるのかちょっと気になるところです。
さらにお店を売却するにあたり、季節もの以外の通常商品もセールになっているのでこちらも再度のぞいてみなければと気になっています。
昔撮ったマリメッコショップの写真。
こちらに来た頃、方向音痴の私はなかなか街の様子が覚えられず、このマリメッコを起点に少しずつ位置関係を把握していったことが懐かしいです。
懐古主義で思い出に浸りがちな方も、新しいものにワクワクする方も
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昨日の夜、西から雪嵐がやってきたため、起きたらまたさらに雪が積もっていました。幸いパウダースノーだったので運動も兼ねて朝から雪かきなんぞしてみました。気温は-6度でしたがスキーウエアを着てやったので汗ばむぐらい。ちなみに今日の予想最高気温は-4度。そして-4度になるのは午前0時。日中は-6~7度のままのようです
今日もいいお天気になりそうですが、昨日も朝からよいお天気だったので早速近くの湖に散歩に出かけました。-6度だったのですが、スキーウエアとイヤーマフ、厚手の革の手袋などで歩いていたらポカポカしてきました。
木の下半分は陰になっていますが、上半分は太陽に照らされています。道もうっすら雪が積もっているので氷の上を歩くのに比べたら断然歩きやすく、また心地よかったです。
ナナカマドの上にもたっぷり雪が積もっていました。
真っ白なので地面に見えますが手前は湖。すっかり氷が張ってその上に雪が積もった状態。白樺の木立も前日に降った雪ですっかり真っ白になっています。
木の上に雪も積もっていますが、同時に木についた水滴が凍ってキラキラ光っていたのがとても印象的でした。
湖はほとんど凍っていたのですが、この辺りは凍り始め。流氷ってこんな感じなのでしょうかね。
枝がすっかり雪に覆われた木が青空によく映えています。
少しわかりづらいのですが、この辺りの湖、最近になって凍ったようでその上に粉砂糖を撒いたように雪が薄く積もっています。その表面の色が太陽の光を反射して薄っすらピンクがかっていてきれいだったのですが、なかなか写真では伝わりづらいですね。
クロカン用の滑走路もしっかり整備され、お天気もよかったため多くのスキーヤーがクロカンを楽しんでいました。
実は夕方に家人と2年ぶり(そして私にとって5回目ぐらい?)のクロカンに行きました。お昼はこんなにいいお天気だったのと印象的に、暗いし(時々街灯があるのですが)雪が降ってくるし風が強いしで大変な思いをしながらもどうにか5km滑ることができました。まあ最初はブツブツ言っていたのですが、滑り始めたら集中できました。滑走路は多くの人がクロカンをしていたため時々街灯に照らされると表面が雪とは思えないぐらいツルツルになっていてピカピカ光ってこれもまたきれいでした。
昨日は我ながらよく体を動かしました。そしてクロカンの後に入ったサウナがまた気持ようございました。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
寒くてもアウトドアで楽しむタイプの方も、寒い日はインドアに限るという方も
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昨日は雪が降ったり、夕方になって雨に変わったりして道の雪が解けたり凍ったりでガタガタだったのですが、今朝は雪が新たに積もったので少し歩きやすくなりました。土曜日に最高気温は-2度だったのですが、日曜日は-5度になりそうです。
ところで家のエリアは問題ないのですが、ニュースでKainuu(=カイヌー)という東部の街で5日以上停電している地区があり、まだなお復旧の目途が立っていないとのこと。
原因は降り続く雪が電線の上に積もるため。雪はまだ降り続く見通しなので復旧の目途が立っていないそうです。
出典: Yle.fi 写真: Heikki Saukkomaa
電線にこれだけ降り積もっているということは地面にも相当雪が積もっているようで、軍隊の助けを借りながら復旧作業に当たっているのだとか。普通の道は除雪されているから車も通れますが、それ以外の道は除雪されていないとかなり雪も積もっていると思われます。
数時間の停電でもかなり支障が出てくるであろうに5日間とは!
この極寒の地で暖房の心配をされる方がいるかもしれませんが、暖房は電気ではなくどの部屋にも置かれているパネルヒーターのようなものに温水が常時流れているので部屋は20度前後に保たれています。なので問題なし。
電灯の代わりはキャンドルを灯して対応。
冷凍庫にあるものはテラスなど外に置けば天然冷凍がキープ。
USBでチャージできる携帯やタブレットなどは車を持っている人は車で充電。
でも料理は?
電子レンジもオーブンもコンロも使えないとなると家で使えそうなのは夏の間使うBBQ?
洗濯機は?
やっぱり手洗い…になるでしょうね。
冷蔵庫は?
ここでもし起きたら、義両親の家の一角は天然冷蔵庫のスペースがあるのでいざという時はそこを使わせてもらうかも。”365日のシンプルライフ”では飲み物は窓際近くに置いて冷やしていたような。
PCは?
う~む、これが最大の疑問。オフィスなどはどうしているのでしょうね。
ニュースによるとご近所同士助け合い、またお年寄りは避難所に集まったりしているのだとか。
電化製品のおかげで生活がとても便利なのはありがたいですが、いざそれが使えなくなるとたちまち途方に暮れてしまいそうです。フィンランド人は夏の間水道のないサマーコテージに行って生活したりしているので少々の不便は大きなストレスなく過ごしているような気がしますが、それでも年始早々冬の5日以上続く停電は本当に大変だと思われます。一日も早い復旧を願うばかりです。
お気の毒と思うと同時に我が身に置き換えるといろいろ考えさせられるニュースでした。
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1月7日補足
この記事を読んで”東フィンランドより”様から実際の状況を教えてくださいました。私の書いた記事に一部間違った記述もあり、また非常に簡潔でまとまったコメントをくださったのでここに掲載させていただきます。
このコメントに記載されているようにうちはkaukolämpöという地域熱供給システムなので停電でも影響がなく、私は今までフィンランド全体にこのシステムが取り入れられていると勘違いしていました。失礼しました。暖房についてちょっと気になったので少しだけ。
パネルに温水が来るようなkaukolämpöのシステムは都市部だけなんです。停電が続く田舎のような場所は、そのようなシステムはほとんどないと思います。私の住む田舎では、今回の年末の停電は3日で済みました。ちなみに我が家の暖房は電気のパネルと床暖房とエアコン、それと薪で温める大きな暖炉です。leivinuuniというもので、そこでパンを焼いたり、シチューなども作ります。ちょっとした温めるものもここでやりました。
今回電気がなくて一番困ったのは大きな冷凍庫です。普段の冬なら零下20度くらいなので、中身は外へ放っておけば済むのですが、今年は暖かくて困りました。その分、冷蔵庫のものをベランダに出して冷蔵庫がわりに使っていました。
とまあ、フィンランドの田舎の停電で、生きるか死ぬかの危険のあるものは、やはり暖房なのですよね。私の村のお金持ちのお宅は地熱発電にしているのですが、電気がないとそのシステムが働かないそうで、意外な落とし穴があると嘆いていました。でもまあこの辺はどのお宅でも薪で温める暖炉があるので、書かれているように、mökki生活をしているとでも思って大抵の人は乗り越えられると思います。
でも一人暮らしのご老人や介助を必要とする方には難しいので、一時的に収容施設に避難させるとラジオで聞きました。今回被害に遭われているカイヌー地方の国境線に近い地域の方々が、一刻も早く、電気のある生活に戻られることを願ってやみません。
薪で温める大きなleivinuuniという暖炉もあるのですね。火加減の調整が難しそうですがおいしそうなパンが焼けそうです。また何よりも停電したときに大きな力を発揮してくれるのですね。
また冷蔵庫より冷凍庫にあるものの方が保存に苦労したというのは体験された方ならではのコメントです。確かに今年の冬は例年より暖かいですもんね。そしてたぶん1年分のベリー類なんかも冷凍庫に入っているので日本のよりはかなり量が多いはず。大きな被害がなければよいのですが。
また昨日の新しいニュースでこの地域の人達は停電に備えてディーゼルオイルを電気に変える副発電機を持っている人も多いと紹介されていました。来週の頭には停電も終わるのではないかとも。改めて停電している地域の方々が一刻も早く正常な生活に戻れますよう祈るばかりです。
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ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
不測の事態にも冷静に対処できる方も、不測の事態が起きたら逃げることを真っ先に考える方も
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今日は午前中少し明るかったのですが、お昼過ぎから次第に暗くなり雪が降ったりしました。
年明けから引きこもりがちになっていたので今日は久々に街に出かけてみました。一応バーゲンの物色も兼ねて。
心ときめくような洋服には出会うことはできませんでしたが、衝動買いしてしまったのがこちら。キャンドル100個+バケツでございます。
これ、いくらだったと思います?
なんと
5ユーロ(≒680円)でございます。キャンドル1個あたり5セントって。いや、バケツ込みだからもっと安いってこと…。
お店には今日だけの特別価格と書いてありました。ちなみに通常価格は20ユーロ。どうやらクリスマスプレゼントとして売ろうとしたのに大量に余ってしまった模様。この破格値、ちょっと迷いましたが結局買ってしまいました。まあ腐るものでもないし、冬の夜長を乗り越えるのに一役買ってもらうことにします。
ちなみに写真左手前に写っているもの、キャンドル消しなのです。火を消すときに上からかぶせると酸素が遮断されて火が消えるというエレガントかつ機能的なツール。マッチを擦ったりキャンドルに火をつけるのはまだフィンランド人のようにうまくないですが、消す時はこれを使えばすんなり消すことができます、ふふ。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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今日も昨日とあまり変わり映えのないお天気でずっと曇っていました。最低気温が-1度で、最高気温が1度。一部雪が解けつつ一部凍っていてあまり外出向きのお天気ではありませんが。
さてクリスマス明けからバーゲンが始まっているフィンランドですが、元旦にmarimekkoからこんなメールが届きました。
内容は誕生日おめでとうのメッセージとこの10%オフのクーポンをプレゼントします、というもの。
ちなみに私の誕生日は元旦ではありません。でも今まで誕生日にこんなメールをもらった記憶もないし、誕生日が記載されていない人はデフォルトで誕生日は元旦に設定されているのかな、ぐらいに思っていました。
そしたらこんなメールが翌日届きました。
おっと!年度替わりが私たちにいたずらをしたようです。
間違えた誕生日にお祝いしてしまってごめんなさい。
改めて新年あけましておめでとうございます。
10%オフのクーポンはどうぞお使いください。通常価格から10%オフとなります。
日本だとこんなカジュアルなお詫びメールを送ったらクレームの嵐がきそうですよね
でも友達に話しかけるかのようにユーモアを交えながら、さりげなくセールスプロモーションもばっちりしてしまうmarimekkoの好感度は今回の件でかなり上昇しました。
Oopsで思い出したのですが(そして以前にも書いたのですが)、英フィン辞書で”Excuse me"を引いてみるといくつかの単語が並んだ後に”oho”も載っています。
”oho”はですね、日本語だと”おっと”、英語だと"Oops"といったニュアンス。全然謝罪になっていないと思うのですが(念のためmarimekkoではちゃんと次の行で謝罪しています)、たまに日常シーンでも謝罪の代わりに”oho”ですまされることもあります。お釣りが間違っていると指摘したときとか。まあそんなときも目くじら立てずに"oho"返しするのも一つの手?です。
寛容な心を持つと相手の期待度も下がってストレスも下がりますからね~。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
謝り上手な方も、謝るときはどうしてもシリアスになってしまう方も
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今日は曇りでしたが雪明りで薄っすらと明るい1日でした。週末からまた少し冷え込むようですが、それまでは0度前後のお天気が続くようです。1月にしては割と気温は高めです。
今日から仕事も通常業務。友達の学校も今日から開始とのこと。日本のお正月の雰囲気とはかなり違いますね。
にも関わらずわたくし、年末のパーティーについて書きます。去年は家人が激務で(と毎年言っている気がしますが)、土日の多くは仕事をしていたので落ち着いて友達を招待する余裕がありませんでした。というのは半分言い訳でなかなか家の中を片付けられていないというのも大きな理由の一つ。まあそんなに招待し合う友達も多くないのですが、”次はうちが招待するから”と言ったきりになっているのが何件かでも年末に友達夫婦がもし都合がよかったらと招待してくれたのです。もちろん二つ返事で伺うことにしました。
友達夫婦は家人と旦那さんがもともと子どもの頃から近所で、その時からの付き合いだそうで。私がこちらに来て早々に初めて会い、結婚式にも参列してもらい、お互い家に招待し合ったり、一緒に食事に行ったりもして私も7年のお付き合いとなりました。出会った当初はこちらの生活に慣れていなかったし、他のフィンランド人のこともよく知らなかったのですが、改めて気の合う素敵なご夫婦だと実感しました。奥さんはエネルギッシュでかわいらしい方。旦那さんはひたすら優しい。旅行に行くときは旅のルート、宿選びなどすべてやってくれるのだそうです。もちろん二人とも料理はOK。パーティーでは旦那さんの方が活躍されることが多い印象。
お宅はまさに”北欧調”なシックなで落ち着く家。そして振る舞っていただいたのがラクレット。好きなものを自分でチョイスできるのでよいのですが、ついつい食べ過ぎてしまうので注意なのです。他にもサラダ、ポテトとガーリックのグリル、デザートも準備してくれました。
クリスマスツリーがおしゃれに飾られています。
そしてヨウルトンットゥというサンタクロースのお手伝いをする妖精や、ジンジャーブレッドで作られた家、手前には家で使うキャンドルさえもおしゃれに置かれています。
先日キャンドルの使い方が下手だと書きましたが、明るい電灯を使う代わりにキャンドルの優しい明かりをうまく使っています。ほとんど見えないのですが、カップの下のコースターがフェルト地で作られた羊でこれまたおしゃれなのです。
この家は確かに広いのですが、無駄なものがきれいに片付けられているのにも感動。思わず”あの、例えば新聞なんかはどこに置いてるんですか?”と聞いてしまいました。”新聞はこの中”と見せてくれたのがタブレット。あ、そうですか。いや、そうじゃなくてと思いつつもきれいに片付けられた空間はとても気持がよかったです。そして不要なものはすぐに片付けようと改めて反省したのでした。
仕事の話、旅行の話、趣味の話、どれも話が尽きずついつい話し込んでしまいましたが、楽しい年末のひと時を過ごせたのでした。
ところで話題の一つでProvinssiというセイナヨキで毎年夏に行われる野外フェスの話をしたときにどんなバンドがよかったかという話になり、私はRudimentalというイギリスのバンドがすごくよかったという話をしました。どんな曲か聞いてみようと、旦那さんがBGMを流していたスマホで検索しようとしたら、なんとその時まさにRudimentalの新しい曲が流れていた、という不思議な現象がありました。わたくし、たま~にこういった現象を引き起こすことがあるのですが、外れることも多々あるのでここぞという時には活かしきれておりませんが、ま、人生それぐらいの方がいいのかなと思っています。
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また新しい年の幕開けとなりました。
皆様にとって今年はどのような年になるのでしょうか。
私は大きな変化はなさそうですが、足元を地道に固めていき、ちょっとずつですが新しいことにチャレンジできる年にしたいと思っています。
日本での年越し、お正月は家族で過ごす穏やかで平和なイメージがこちらは友達と集まって賑やかに年を越すパターンが多いです。ここ数年は家人と”う~ん、あまりすることないね~”とちょっと暇々モードだったのですがこの年末はイギリス人とフィンランド人のご夫婦からパーティーに誘われ、行ってきました。
Facebookで10人ぐらい招待を受けていたのですが、子ども連れ家族全員で来ている人も多く、50人ぐらいの人が来ていました。会場はレストランではなく彼らの自宅。自分の飲み物と、希望者は年越しにする花火を持ってくるというタイプのパーティー。サラダ、巻き寿司(!)、フライドチキン、ウィンナーとミートボール、デザートはクラッカーとチーズ、ムースなどが準備されていました。
狭い街なので知り合いに会ったり、特に家人は話していたら実は昔ご近所さんだったとか、前職場の共通の知り合いがいるとかいろいろ盛り上がっていました。私はフィンランドに来たばかりの時に通っていたコミュニティーセンターのフィンランド語の先生に再会しました。この先生のおかげでフルタイムのフィンランド語の学校の試験にパスすることができたお礼を改めて伝えることができました。
おいしい料理を堪能し、おしゃべりを楽しみつつ、年明けと同時にイギリス人の旦那さんの主導で、参加者全員で腕をクロスさせて(なぜクロスするのかは不明)手をつないで輪になって”蛍の光”を歌い新年を祝ったのでした。
その後は花火。
セイナヨキ市でも花火が打ち上げられましたが、一般の家庭でも大みそか(とサマーコテージのクロージングの日)に限って花火を上げることが許されているので夜になるとバチバチ花火の爆音が聞こえてきます。友達が集まってみんなで楽しむので花火も買う価値があるというもの。ロケット花火でも一般に市販されているのでも結構豪華で迫力がありびっくりしました。
子ども達は手持ちの花火も楽しみました。
フィンランドの子ども達はなぜか花火を上に向けて持つので、見ていてちょっとハラハラしました。ま、手袋はめているから大丈夫なのですかね。
気温は-1度ぐらいだったと思うのですが、花火に点火してくれているおじさん、なぜかコートなし、シャツ1枚でした。
結局うだうださせてもらって友達宅を後にしたのは朝2時半。ちょうど同じ頃に帰ろうとしているご夫婦がいて、車で送るのを申し出たところ、最初は気分転換に歩いて帰るからと言っていたのですが、旦那さんがどうやらかなり酔っていたようでやっぱり送ってほしいお願いされました。近いのだろうと実際送ったら車で10分ぐらい離れたところ。そこまで氷点下の道を歩いて帰ろうとしていたお二人のメンタルの強さにびっくりしたのでした。
ということで皆様、引き続きよいお正月休みをお過ごしください。
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