2017-11-07 Tue
Moi!今日も昨日に引き続き気温は7度まで上がりました。零下の気温を経験してきたので久々の5度越えに選ぶ服やコートも薄手になります。
さて、今日はフィンランドのペットボトルや空き缶のリサイクルについて紹介します。こちらでリサイクル可能なペットボトルや缶をお店で買うときには本体価格に10セントや20セント等が上乗せされます。そしてこの上乗せされたお金は大きめのスーパーに設置されているリサイクルマシンに入れたらクーポンが出てきて、そのスーパーで支払うときにそのクーポンを使うことができるのです。そうすることによりポイ捨てを少なくし、リサイクル率を上げるシステムが取られています。
ちなみにベルリンに行ったときは飲み物を買ったスタバなどのお店に空になったペットボトルを持って行ったら現金で返金してくれたのでこれはもっと便利でした。
細かいことをいえば限られた日程の旅行者にとってはちょっと不便ということと、海外で購入したペットボトルをリサイクルしようとしたらマシンによっては受け付けない、そんなデメリットがあります。が一方で例えば大きなイベントや試合会場で見かけるのがスポーツクラブ所属の子ども達が会場に捨てられた空き缶やペットボトルを積極的に回収し、活動資金に充てていること。会場もゴミが減るし、投げ捨てられたものがリサイクルされるのは環境的にもいいこと。
ちなみに普通の缶や瓶、段ボールの集荷ボックスは共同ゴミ集積場に設置されている場合もありますが、同じく大きなスーパーの巨大な駐車場の一角にこれまた巨大なボックスがあり、そこに入れるパターンが多いです。ただ日本に比べると結構緩く、ちょっとぐらいならと家庭ゴミに捨てる人も時々といった感じです。普通ゴミや生ゴミはゴミ箱がいっぱいになればゴミ置き場の大きなボックス(冬になると雪が積もったり凍ってなかなか開かなかったりする)に都度入れられるので集荷日を覚えておかなくていいのも楽。分別も生ゴミ、金属、ビン、リサイクル、段ボール類はそれぞれ分けますがそれ以外は普通ゴミです。
先日久々にいつもはリサイクルしないスーパーでリサイクルしたらマシンがリニューアルされていました。
左にディスプレーがあり、言語選択英語も可能になっていました。そして右の穴にリサイクルするものを入れると、それがグルグル回転してバーコードを読み取ってくれます。右側のRVMと書いてある下に既にクーポンがのぞいていますね。写真、撮ろうともたもたしているうちに出てきたもの。この機械はバッグの取っ手をひっかけるところもあり、両手が自由になるので効率的に入れられます。
ディスプレーはこんな感じ。
この手のマシン、大きいスーパーなら3~4台あるのですが、時間によっては列になっています。長くはないのですが、大きなゴミ袋いっぱいのビール缶をリサイクルする人なんかも珍しくなく、そのために機械がいっぱいになって止まったりということもしばしば。このスーパーもきっとそんな背景もあって新しいものに変えた模様。
もしフィンランドでペットボトルやビールなどを買うチャンスがあればこのリサイクルマシン、試してみてはいかがでしょうか。
ということで皆さま、よい一日の始まりを迎え/お過ごしください。
リサイクル缶がすぐに溜まりがちな方も、滅多に消費しない方も
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