2017-09-29 Fri
Moi!今朝は霧のかかった真っ白な朝を迎えました。予想最高気温は10度。あの15度越えの束の間の暖かさは終息を迎え、これからだんだん寒くなっていきそうです。
さてこちらでは夏の終わりから秋にかけてブルーベリーが森でたくさんなるので自分で採ったりお店で買ったりして冷凍庫にたっぷり保存し、1年分を少しずつ消費していきます。
家では夏の間はスムージーにすることが多いですが、寒くなってくるとパイなどのスイーツに入れて使います。お菓子類はそれに使う砂糖やバターの量を思うと恐れをなしてあまり作らないようにしているのですが、先日思い立ってブルーべりマフィンを焼いてみました。
シリコン製のマフィン型。これは焦げ付きも少なくお手入れも簡単です。
ブルーベリーマフィンは学生の時にカナダにホームステイしていたとき、ブルーベリーマフィンが大量に冷凍庫に入れられていて、毎日学校のランチに持って行っていたことを思い出します。まさか自分でマフィンを焼くようになるとは。これも備え付けオーブンのおかげです。
日本にいる頃はほとんどお菓子を焼いたことはなかったのでお菓子作りは時間がかかって高度なものと思い込んでいたのですが、作ってみると案外簡単で材料を混ぜてオーブンで30分ぐらい焼けばOKというものがほとんど。
実は先日友達がブルーベリーチーズケーキを焼いたと聞き、私も無性に作りたくなりレシピを探したのですが、おいしそう!と思ったレシピは3時間20分かかるという代物で、しかもちょっと凝っているので材料も買い足さなければならないし、技術も要しそうなので二の足を踏んでいるところです。こちらではあまりチーズケーキがなく、一方で最近食べ過ぎをどうにかしなければと思っているところなのでこれまた揺れる心。
ということで皆さま、よい週末をお迎えください。
チーズケーキ好きの方も、ショートケーキ好きの方も、甘いものは今一つという方も
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2017-09-28 Thu
Moi!今日は15度まで上がる予報だったのですが終日霧雨が降って肌寒い一日でした。最高気温は11度。昨日までのお天気が嘘のようでした。
さて今日はアールトファンの方にお知らせです。セイナヨキにはアルヴァ・アールトの設計したラケウデンリスティ教会、教区センター、市庁舎、図書館、劇場、合同庁舎の6つの建物があり、これをアールトセンターとよんでいます。そしてこの度それぞれの建物にQRコードのステッカーが貼られました。このQRコードを読み取ればその建物の解説を読むことができるのです。
QRコードのステッカー、ちょっとわかりづらいですがラケウデンリスティ教会です。
内容はこちらです。ちなみに日本語訳をありがたくも仰せつかりました。
https://tarinasoitin.fi/seinajoenaalto/jp/lakeudenristi
教会に隣接している教区センターのドア。
そして教区センターのQRコード。
解説はこちら。
https://tarinasoitin.fi/seinajoenaalto/jp/lakeudenristi
アールト図書館はこちら。この日は暖かくて外側のドアが開いたのでこんな角度で。
そして解説。
https://tarinasoitin.fi/seinajoenaalto/jp/lakeudenristi
重々しいドアはラケウデンリスティ教会のドアと似ていますがこちらは市庁舎のドアです。中にアールトのランプが見えます。
解説はこちらです。
https://tarinasoitin.fi/seinajoenaalto/jp/lakeudenristi
劇場のドアは反射で見づらいのですがここにもちゃんとありますよ。
そして解説。
https://tarinasoitin.fi/seinajoenaalto/jp/lakeudenristi
解説はお気づきのようにフィンランド語、スウェーデン語、英語、そして日本語があります。どの建物も専門家の方がかなり詳しく、またところどころにアールトの姿勢や語った言葉、エピソードなども盛り込んで解説しています。もちろん現地でなくてもアールトセンターについて知りたい方は直接Webで読んでみてください。
ガイドとしての本音をいえば実際に足を運んでいただき、色々な特徴なども聞いていただけると嬉しいのですが、一方でかなり苦労して訳したこの解説も(未熟な点があると思われますが)より多くの方に読んでいただけると嬉しいと思っております。こんな小さな街で日本人旅行者は貴重だと認識してくれていることが何よりも嬉しいし、またこれまで多くの日本人の方が足を運んでくださったおかげでもあるのです。
今回は宣伝で恐縮ですが新しいサービスのご紹介でした。
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
それにしても便利な時代になったものですよね。数年前までは日本帰国時はWi-Fiはホテルのみで凌いでいましたが、近年はWi-Fiなしでは不安になってきたのでモバイルを借りるようになりました。
Wi-Fiなしでも力強く生きていける方も、Wi-Fiなしでは生きていけない方も
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2017-09-27 Wed
Moi!今日もいいお天気が続いています。気温も17度まで上がり、風もなく快適な気温でした。ただ天気予報を見ていると金曜日までいいお天気が続いて気温も15度前後まで上がるのですが、土曜日からは失速したかのように最高気温が10度前後、そして曇りのお天気が続くようです。やはりこの素晴らしい秋晴れのお天気は1週間のはかない命なのでしょうかね。
まあお天気に関しては大きな期待をしていないので、たまにこのような滅多にないいいお天気になると、人は無理して半袖を着たり、アイスクリームを外で食べたりするのです、きっと。さすがに川で泳いでいる人は見かけませんでしたが
私も昨日は街中にランチをしに行ったのですが、その帰りに頑張って湖畔のサイクリングに出向きました。街中からこの湖岸まで4kmぐらい。距離は何ら問題ないのですが、この湖、小高い丘の上にありまして、なぜか後ろからずっと執拗についてくる電動芝刈り機に追い越されまいと自転車のギアを落としつつ、足がガクガクするのを抑えつつ電動芝刈り機に抜かれることなく上りきりました。
それにしもて着てきたジャケットが暑い…。ということでこのベンチでしばし休憩。どうです?この最高のお天気。
少し休んだ後は15kmの湖畔巡りのサイクリングにGo。
何だかもう砂糖をふりかけたかのような、人工のようなキノコが生えていました。
そしてこちらです。燃える森!
こちらも激しく燃えています
この辺りから汗ばんできたのでジャケットなし、薄手のインナーとカーディガンでのサイクリング。
いつもの道なのですが、葉の色が変わり、太陽がしっかり照っていると印象ががらりと変わります。神聖さが増したような。
水際から対岸をパチリ。森の燃え具合と湖の青さのコントラストがなんとも、なんとも。
いつもの橋の上からの1枚。ここをボートに乗って通ったら気持いいだろうなーと思います。誰も通っているのを見たことはないので難しいのかもしれませんが。
迂回路を通り抜け、また湖に戻ってきました。風もなく静寂な湖。
この対岸は紅葉が始まったところのようです。
そして潜望塔はいつものように気高く佇んでいます。1年が経ち、外観の色も若干しぶくなってきたかも。
草木が芽吹き始める春も気持が浮足立ってその感覚も好きなのですが、改めて葉っぱがどんどん色づき始め、またハラハラと散っていく特別なこの季節もよいなと思ったのでした。
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
森と湖のフィンランドの秋、お楽しみいただけたなら何よりです。
湖派の方も森派の方も
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2017-09-26 Tue
Moi!今日は本当に雲一つない、そして暖かいお天気でした。こんないいお天気はまたとない!と思いちょっと自転車で遠出しました。そのブログはまた後日にでも。
今回は2~3年前にオープンしながら一度も行ったことのなかったレストランに行ったのでそれについてご紹介します。その名もHoly Smoke。
友達に聞いたところ、ビュッフェのサラダ類も他のレストランのビュッフェよりも質がいいし、メインのビュッフェも食べごたえあると噂を聞いたので家人を誘って行ってみました。
内装はこんな感じで壁に設置されたスクリーンからはライブ映像が流れていました。夜はスポーツバーのように何かの試合を流したりするのかもしれません。
お店は土曜日のオープン直後に行ったため、誰もいませんがビュッフェランチ高い割には引きも切らず若者がどんどんとやってきました。
気になるブランチメニューのサラダ。メインのサラダに果物やビーツ、オリーブ、チーズなどふんだんに盛ることができます。
メインのビュッフェもたっぷり。左側は根菜類のオーブン料理でラザニア、チキン、プルドポーク、チキンのハーブ焼き等お肉類が充実していました。そしておいしゅうございました。
そしてデザートもついていました。右側の茶色の物体はオブジェではなくチョコレートタワー。チョコレートが滝のように流れていました。
私は板チョコとかは食べるのですが、チョコレートケーキとかは苦手なのでちょっとこのチョコレートタワーは引いてしまいました。このチョコは手前にあるマシュマロを串刺しにしてたっぷりまぶして食べるようです。左手前にあるカステラ風お菓子、あまり味がなかったのでこれにもまぶすのが本来の食べ方だったのかも…。
店内は地下1階もあり、”カラオケ”と書かれていたので夜はカラオケなどもできるようです。またライブ情報もあったので料理もさることながら色々楽しめるよう工夫しているようです。
今回は軽い気持ちで行ったらがっつり料理だったので(←でも胃は大きいのでしっかり食べた)、次回はお腹を空かせてお得な平日ランチを狙ってみます。ああ、ダイエットの道はまた遠のく。
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
私の胃は大きくてなおかつ胃下垂とお医者さんに言われました。友達の分析によると大き過ぎて胃下垂になったに違いないとのことです。
胃はかわいらしく小さめという方も、いくらでも入る大きな胃をお持ちの方も
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2017-09-25 Mon
Moi!今日も昨日に引き続きよいお天気。朝は気温は1度だったのですが、日中は18度まで上がる予定。
さて昨日家人は15時頃の電車で出張先に行く予定だったのですが、あまりにもいいお天気だったのでこちらでサイクリングなどを楽しんで18時頃発の電車に変更してくれました。
9月下旬で18度もあるのは珍しいこと。お馴染みの自虐ネタで”とうとうフィンランドにも夏がやってきたね”なんて話してました。確かに暖かいのですが、夏に味わう18度に比べると空気はかなり冷たいのです。体感温度は15度以下。
サイクリングに出かけるときは私は長袖Tシャツにいつもより薄手のジャケットを羽織って。一方いつもサイクリングに行くときはなぜか私より厚着の家人…なのに昨日は履いていたソックスを脱ぎ、ズボンもなぜか7分丈に着替え、上はTシャツで。もう18度の”夏”を満喫するべくフル装備。
半袖7分丈パンツの家人を撮ろうとカメラを準備していたらあっという間に逃げられてしまいました。
太陽の光は力強かったのですが、木々は大分色づいてきています。
そして川辺の木々も。
少しわかりづらいのですがこちらはサマーシアターの舞台があったところ。舞台の後ろは池になっていてまだ噴水がしぶきを上げていました。(注:水が凍る時期になると噴水は止められます。)
夏の間はこの座席の上に屋根が設置されていましたが、今は休業中。
ちょっと絵になる落ち葉とベンチ、そしてベンチを照らすように射し込む秋の午後の陽射し。
セイナヨキ市の迎賓館でもあるTörnävä邸の裏側。裏庭が英国式庭になっておりまして
9月の終わりなのにバラがまだ咲いていました。(ってわかりづらい?)
川沿いの遊歩道。紅葉した木々が水面に映ってこれまた美しい風景に遭遇しました。
今年は”最後の夏の日”と銘打って何度か食べたアイスクリーム。このマンゴーパッション味、おいしかったです。
体感温度15度以下なのにTシャツ着て自転車に乗る家人をクレージーだと揶揄していたのですが、10人に1人ぐらいは半袖Tシャツの人を見かけました。ちなみに8割ぐらいの人は風を通さない厚手のスポーツタイプのジャンパーを着ていました。↑のアイスはスーパーで買ったのですが、家人がスーパーには少なくとも3人はTシャツの人はいるはずだと断言しておりまして、いやまさか~と反論していたのですが、いました、いました。駐車場に3人、そのうちの一人はノースリーブ店内にも一人Tシャツの若者がおりました。フィンランド人、恐るべし。というか今年は外で半袖、ましてやノースリーブを着るチャンスがなかったということかも。ちなみに家人は真冬でも室内では半袖Tシャツなんですけどね。私は寒さに対する耐性が上がってきたものの、半袖は寒くて冬は越せません。
サイクリングの話題から服装の話題になってしまいましたが、この貴重なお天気、引き続き楽しみたいと思います。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
薄着派の方も、厚着派の方も
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2017-09-24 Sun
Moi!昨日に引き続き今日も素晴らしいお天気です。そして暖かい…気温が上がると気持も大らかになり、すべてが許せるような気がしてきます。
さて、昨日はフィンランドのサッカーのSuomen Cupの優勝戦がセイナヨキで行われました。えっと私は基本的にスポーツ観戦はそんなに興味がなくて、こちらに来て家人の影響でフロアーボールの試合は観に行くようになりましたが、基本は結果さえわかればそれで満足、というスポーツファンの方からは袋叩きに遭いそうなスタンスで接しています。
サッカーもそんな感じ。地元チームSJKは2年前はリーグ優勝を果たし地元も大いに盛り上がったのですが今年は監督が次々に解任されて成績も今一つ。それでもSuomen Cupは決勝戦まで残ったのはすごいものですがね。昨日の対戦相手はヘルシンキの強豪チーム、HJK。しかもHJKには日本人の田中亜土夢選手が大活躍していらっしゃいまして、またこの亜土夢選手がファンを大切にしてくれる方で、そんなこともありHJKの優勝の瞬間を一目見たく家人を試合に誘ったのですが、どうも気乗りしない返事。まずは山のように溜まっている仕事のストレスと、前回のSJKの試合が散々だったSJKの惨敗ぶりを見たくないようで。
昨日は外も暖かく、夕方からよいお天気に恵まれサッカー観戦には最高のお天気。
仕事をしながら”サッカー観戦できたらな~。後半30分でも見られたらな~”とつぶやきつつ、確かに果てしない仕事が山積みの家人を無理に誘うのは無理かなという気も。
どうやらサブリミナル効果を狙ったつぶやき効果が奏したようで、試合開始後1時間半ぐらいして”よし、今から片づけて試合観戦に行くぞ”の号令がかかりました。
試合内容が悪いのかサッカー場からは幾人かの観客が帰途につき始めていました。
試合観戦料は20ユーロ(約2500円)ぐらい?観戦料は取られるのか?その前に試合会場に入れるのか不安に思いながら行ったら、警備の人は立っていたのですが何のお咎めもなくしれーっと入場できましたしかも最前列の席があいていたのでこれまたしれーっと座って観戦しました。
地元チームの応援団もさることながら優勝戦とあり、ヘルシンキからの応援団も気合が入っていました。
1対0でヘルシンキチームがリード、と思っていたらあっという間に試合が終わってしまいました。観戦時間は10分ぐらいだったでしょうか。
盛り上がるHJKの選手とファン達。
手前が優勝カップでございます。一番右が亜土夢選手でございます。
お互いにお疲れ様ですと握手を一人ひとりしていきます。青と白のストライプがHJK、黒のユニフォームがSJKです。
そしてメダル授与式。
亜土夢選手はどこからか日本の国旗を持ってきていたのでとても目立っていました。こうやって日本選手が活躍しているというのは嬉しいことです。HJKにとっても誰もが認める主要選手ですからね。
観戦料も払っていないのに最前席でまさに優勝の瞬間に立ち会え、すっかり満足だったのでした。サブリミナル効果に応えてくれた家人にも感謝、いいお天気にも感謝の一日でした。
ということで皆さま、引き続きよい週末をお過ごしください。
スポーツ観戦好きの方も、結果さえわかればOKの方も
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2017-09-23 Sat
Moi!今日は予報通り気温は15度まで上がり、しかもいいお天気で久々に秋晴れを楽しみました。ただし15度といってもかなり風は冷たく、薄手のジャケットでは寒いぐらいだったので、お気に入りのフェルト地のジャケットで出かけてみました。
久々の秋晴れの日だったので図書館に借りていたものを返したついでにアールトセンターを回ってみました。
ラケウデンリスティ教会。少し実が成っている木も入れてみました。
こちらはアールト図書館。斜めのショットで撮ってみました。
続いては手前が市庁舎。このコバルトブルーのセラミックの壁が光の加減で違った色に見えるのです。向こうにはラケウデンリスティ教会が見えます。
劇場にはこんなステッカーが入り口に貼られています。ガラスには青空と緑が写り込んでいますね。
アールトセンターを後にして次の目的地に。川沿いも秋の気配。もうすぐすると白樺の葉っぱも散ってしまうのですが、葉っぱがあると景色が明るくていいですね。
こちらは新しく建設中の大学の建物。ちょっと前までは絶賛建設中だったのですが、今日見たらほぼ出来上がっていました。寒くなると工事も難しくなりますからね。
そして紅葉している木。
紅葉はこのように少しずつ進んでいきます。
アールトの建物は角度を変えてみるとまた新鮮(ということを先週のアルヴァ・アールトウィークで認識しました)。週明けまでしばらく暖かくてよいお天気が続きそうなので楽しみです。
ということで皆さま、引き続きよい週末をお過ごしください。
実際に見えている風景もファインダー越しにのぞくと普通の風景になってしまうこともよくあります。
撮影技術の高い方も、今一つという方も、まあそれなりにという方も
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2017-09-22 Fri
Moi!今日のニュースで明日から気温が上がると言っていました気温が高いところでは19度まで上がるとか秋の日再来です。そう、こんなことがニュースになるぐらい寒かったのです。
そして今日は久々に本物の太陽を見たような気がします。しばらく見ないうちに低くなってきているし。もうすぐ秋分の日ですからね。
ちょっと色のセッティングを変えてもう1枚。
”斜陽”という言葉がぴったりな弱々しい秋の夕暮れでございます。
夏の間あんなに勢いよく伸びていた白樺もだんだんと葉の色を変えてきています。
青空っていいものですね。気持が明るくなりますね。週末が楽しみです。
ということで皆さま、ちょっと早いですがよい週末をお迎えください。
太宰治好きの方も、ちょっと苦手という方も、読んだことがない方も
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2017-09-21 Thu
Moi!今日は最高気温が10度に届かない雨が降ったり止んだりの陰鬱なお天気でしたが、明日から気温は少し上昇して13度になりそうです。お天気には関係ありませんがお財布を忘れて出かけてしまう失態をしでかしてしまいました幸い事なきを得たのですがね。
さて日頃からあまり皆さまに紹介できるようなお料理は作っていないのですが、今日はケータリングサービスをやっている義弟から教わったオーブン料理をご紹介します。日本ではオーブンがあるお宅は少ないかもしれませんがご参考までに。
準備するのはジャガイモ、人参、そしてフィンランド語でPalsternakka、日本語ではパースニップとかアメリカボウフウとよばれているセリ科の野菜。
ジャガイモは小ぶりで既に洗われているマッシュ用ではなく普通のジャガイモを皮をむかずに4等分または2等分に。ジャガイモとパースニップは皮を剥いて棒状に切ってクッキングシートを敷いた天板または入れ物にランダムに並べます。
その上にサラダオイルをジグザグにまんべんなくかけ(←乾燥するのを避けるため)、塩と胡椒もまんべんなくかけて200度のオーブンに25分入れたらできあがり。義弟はチューブに入ったはちみつもジグザグにかけていました。隠し味とのこと。
ちょっと付け合わせが足りないときは最近はすぐこれに頼ってしまいます。面倒な時はジャガイモだけで。
フィンランドではジャガイモがとにかく安いこともあり、ビュッフェには必ずといっていいほどあるのですが、大抵はただ蒸したものかマッシュポテトがほとんどですっかり飽きてしまいました。でもこのオーブン料理は皮の部分がパリッとしていておいしいのです。オーブンに入れている間に他のこともできるのも魅力だし、根菜類もしっかりとれるし安上がり。食材が腐りにくいのもずぼらな私にぴったりなのです。
どうもいきつくところは大雑把なガッツリ系料理なのですが、たまには繊細なお菓子なども焼いてみたいと密かに思っております、ほほ。
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
料理は胃に入ってしまえば一緒というざっくり大雑把な方も、料理は心を込めてという繊細な心の持ち主の方も
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2017-09-20 Wed
Moi!昨日の夜からずっと雨が降り続いています。そして最高気温は8度です。今年は寒いので農家の人達の収穫量減少が危ぶまれています。お気の毒ですがお天気ばかりはどうにもできませんからね。何とかこれからお天気が持ち直して少しでも多く収穫できることを祈るばかりです。
さてお芝居ネタが続いていますが、もう一つ。先週新聞記者の友人に誘われて隣街Vaasaにミュージカルを一緒に観に行ってきました。
演目はビリー・エリオット。”BBCフィルムズにより劇場公開されたイギリスの映画である。 1984年のイギリス北部の炭鉱町を舞台に、一人の少年が当時女性のためのものとされていたバレエに夢中になり、性差を超えてプロのバレエ・ダンサーを目指す過程を描いた作品”(Wikipediaより)です。日本でも舞台化されているようですね。私はDVD(”リトル・ダンサー”)を観ていたので誘われた時は即答でした。
以前この劇場に来たときは恐ろしく冷え込んでいた冬の日で、ドキドキしながら運転して行ったのですが、今回はVaasaには仕事でもよく行っている友達が運転してくれたので助かりました。
こちらが看板。
この日は初日の前日の公演だったので身内や関係者向け。多くの人で賑わっていました。
舞台の写真を撮ることは禁止されていたのでないのですが、ちょうど今日友達の、ミュージカル出演中のセイナヨキ在住の女の子(Siniさん)と男の子(Eeli君)にインタビューした記事が掲載されていたのでご紹介します。
まずこのビリー・エリオットはミュージカルなのでお芝居に加えてダンス、歌も重要な要素になります。ミュージカルはダブルキャスト(主役のビリー・エリオット役は3人)構成なので約200人のオーディションから30人が選ばれ、1年半に渡って主にダンス、そして歌、タップダンス、お芝居になどを練習してきたのだそうです。このレッスンは週に3日あり、平日の2日はSiniさんとEeli君の家族が交代でVaasaまで往復2時間をし、土曜日は電車で通ったとのこと。ある時は平日にレッスンが4時間あったことがあり、その時はさすがに見学するだけでは時間がつぶせなかったので釣りに行っていたのだとか。
そんなレッスンの成果もあり、舞台はすばらしいものでした。私が見た回の主演の男の子は最年少の11歳。舞台中を所狭しと動き、歌い、時には宙づりで踊るシーンも。もちろん他の人達、特に子ども達も練習の成果がしっかり出ていました。シリアスなシーンあり、ユーモアのシーンあり、感動のシーンありであっという間の3時間で、最後は観客総立ちのスタンディングオベーション。
舞台の写真はこちらのページ(下の方)からご覧いただけます。
http://www.vaasankaupunginteatteri.fi/ohjelmisto/billy-elliot/
幕間でお茶を楽しむ人達の様子。建物はセイナヨキのアルヴァ・アールト設計の劇場とは一味違うクラシックな雰囲気。
わたくし、単なる同伴者だったのですがメディア関係者向けに準備されたケーキセットをいただきました♡
このミュージカルは10月いっぱいまで週に3回上演され、その後12月まで続き、春にまた上演予定だそうです。あの、下世話なことですがこの日ミュージカルは19時開演で終了したのが22時前、家に着いたのは23時でした。SiniさんとEeli君、そしてその親御さんはまたこのような生活が毎日ではないものの、続く訳ですよね。もちろん拘束時間とかを越えて得られるものは計り知れないものですが。ちなみにかなりの運動量だったこのミュージカル、SiniさんとEeli君に疲れたりしないかという質問に”いいえ”と答えた二人。若いって素晴らしいことです。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
それにしても宙づりされながら踊るシーンは迫力でございました。
一度宙づりされてみたいという方も、安全第一なのでお構いなくという方も
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2017-09-19 Tue
Moi!あの、気のせいだといいのですが今日の最高気温は8度のようです最低気温は5度なので一日を通してほぼ同じ気温。太陽の効力なし、ということですね。でも幸いなことに週末から少し気温が上がり、日曜には16度まで上がるとか。8度から比べると2倍の暖かさ。楽しみです。
さて日本に帰省した時に母がフワフワタオルを持たせてくれました。
そういえばフィンランドに移り住んだ時に全体的にタオルがゴワゴワだと感じていたことを思い出しました。
以前母がこちらに来た時にタオルを買って帰ったので、使っているうちにタオルがゴワゴワになったので気の毒に思い持たせてくれたのかもしれません。
環境が変われば人の体も適応してくるようで、もらったフワフワタオルを使っていると確かに肌触りがよくて気持よいのですが、”物足りなく”思えるのです。サイズが若干小さいのもあるのですが、顔を洗ってゴシゴシ拭いてもこちらのタオルだとすぐに乾くのですが、フワフワタオルはパリッ、もといふわっと乾くまでに時間がかかり、やるせない感じ。だから今はフワフワよりゴワゴワでしっかり吸水してくれるタオルの方が頼りがいがあってしっくりきます。
いただきもののJokipiin Pellavaのタオルはその究極で最初からゴワゴワで柔らかさ一切なしなのですが、フィンランド人にとってはサウナ上がりの吹き出す汗や水分をしっかり吸収してくれる安心のタオルなのでしょうね。
固めの肌触りがお好きな方にはフィンランドのタオル、お薦めです。逆にフィンランドの赤ちゃんへのお土産にフワフワタオルを贈ると喜ばれそう。フィンランドではフワフワタオルはなかなか入手できませんからね~。
最後の写真はマリメッコのタオル。通常のタオルより小さめのサイズです。こちらではタオルを掛けるところがなくてもこうやって引っかけて使うことが多いです。
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2017-09-18 Mon
Moi!今日は予報では晴れの予定だったのに今朝起きたら曇り時々雨。しかも予想最高気温は10度…。ここ最近曇りや小雨の冴えないお天気が続いているので太陽が恋しくなってきました。
さて日曜日はアルヴァ・アールトウィークの最終日でございました。前日のパネルディスカッションに参加したときに知り合いに会い(というか半分ぐらいの人が知り合いという小さな街)、その方が主催する日曜日のアルヴァ・アールトを主人公にしたお芝居ツアーのお誘いを受けました。
実は数年前にアルヴァ・アールトの講義を受講し、その時の受講者仲間の一人が劇場脚本家でした。お芝居ツアーは彼がその時の講義で受けた知識をもとに、主に子ども向けに戯曲を書いたもの。
お芝居は男性1人、女性1人と2人の役者さんが演じ、舞台はストーリーに沿ってアールトセンターをうまく回るおもしろい構成でした。セイナヨキ市内の小学校2年生と6年生は全員このツアーを参加したのだそうです。今回は無料ということもあり参加者は20人ぐらいだったでしょうか。お子さん連れの家族あり、カップルありと様々な年齢層の参加者でした。
お芝居ツアーの始まりはラケウデンリスティ教会。右がアルヴァ・アールト役、そして左はアシスタントの少年。ハイテンションな少年の演技にどんどん引き込まれていきます。
舞台なら舞台装置が変わるのですが、このお芝居ツアーは場所を移動していきます。これは高さ65mのラケウンデンリスティ教会の時計塔がどのようにして作られたかを説明しているところ。
少しずつ場所が変わり、そしてさっきまでアルヴァ・アールト役をしていた男性がどこかで着替えて政治家の役割で登場しました。
次の舞台は市庁舎前。なんと今度は女性が着替えてアルヴァ・アールト役として出てきました。腕に抱えているのはアールトセンターの設計図。
政治家役の男性、議場の演台の裏ですばやく着替えて次の役に!
そして女性は最初の奥さんのアイノ・アールトに変わりました。(そして雰囲気とても似ていました。)
この二人↑、新婚旅行のイタリアに行ったのですが、その次のシーンではアルヴァ・アールトはタイムスリップして現代に。今が2017年と聞いて呆然とするアールト。
自分の設計した図書館に興奮するアールト(左奥)。
アシスタントの少年はアールトが2012年にできたアピラ図書館に行くのを阻止しようとしています。アピラ図書館はモダンすぎてアールトには刺激が強すぎると思われたから。
といった展開で歴史的史実を盛り込みながら、また服装や声色で役を使い分けながらの1時間のお芝居兼アールトセンターのツアーはあっという間に終わりました。
お芝居が終わってお礼とブログに載せていいかの許可を乞うたところ、快諾してくださった上に、以前このお芝居を日本語でやって日本人の観光客の方に見ていただいてはどうかという案もあがったとのこと。役者の方は”でも日本語は覚えるのが大変だから”と。半分冗談だとしてもそういう案があがっただけでも嬉しいです。
改めてこのお芝居、素晴らしかったです。お芝居を楽しみながらアールトが設計した建物を見て回れるし、例えば時計塔の建設の苦労話やアルヴァ・アールトの小さい頃のエピソードなども交えながら、最後には新しい図書館も紹介してしまうという手法、お見事でした。また役者さんの力量も。子どもは特に興味がないものにはすぐ飽きてしまいますが、このお芝居なら楽しんだはず。少なくとも英語化してもらえたらより多くの海外の方にも楽しんでもらえそう。
目にはしていたものの参加は考えていなかったこのツアー、お誘いに乗って本当にラッキーでした。ついでに付け加えるとアピラ図書館で普段は目にしない日本人グループに遭遇。2週間の短期プログラムでこちらに来ている学生さん達でした。これも何かのご縁だったのでしょうか。
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2017-09-17 Sun
Moi!今日は肌寒い一日で気温も11度ぐらいしか上がりませんでした。雨が降ったり止んだりもあるのですが、だんだん太陽の力で地面が乾かなくなり、いつもじめっとしているような気がします。
さてセイナヨキで明日まで行われているアルヴァ・アールトウィーク、今日はセイナヨキ市の主催でレストランでパネルディスカッションがあったので友達と参加してきました。パネルディスカッションが行われたのはÄärelläというレストラン。通常はちょっとこじゃれたランチを提供してくれるレストランで今年オープンしたばかり。お店の窓からはアールトの初期の作品、自衛団ビルも見える好位置にあり、またアルヴァ・アールトウィーク中はアルヴァ・アールトからインスピレーションを得たという料理も提供していました。
ÄärelläはTeemu Hirvilammiという建築家が手掛けたレストランだけあり、内装もおしゃれでその上おいしい料理が食べられるのです。いつもはランチの営業だけなので、リーズナブルな価格のセットメニューがいただけるのもまた魅力。
カジュアルなパネルディスカッションなのでアルコールを飲みながら、食事をしながら等リラックスした雰囲気で進められました。右からアルヴァ・アールト財団の方、セイナヨキ市役所の建築家、市立劇場責任者、地元美術館館長、建設会社の代表者。参加者にはアルヴァ・アールトの本を執筆した元政治家の方や建築家のTeemuさんも参加されていました。
1時間半に渡るパネルディスカッションも発言者が後を絶たず大いに盛り上がりました。こういうのを見ているとフィンランド人は全然シャイなんかじゃないと思うのですが、どうでしょうかね。それともディスカッションに慣れているのでしょうか。
皆それぞれにセイナヨキのアルヴァ・アールトの知名度を上げようという思いは同じ。これからさらに一歩踏み込んで開発するのが今後の課題なのでございます。
などなど話を聞いている間にいい感じでお腹も空いてきました。
えー、まずは前菜から。アンズタケとバターッティのカプチーノ風味のスープと、パンの上にはバターッティのピューレとアンズタケが載っています。
最初にカプチーノ風って?と思ったのですが、このスープがとにかくクリーミーで、カプチーノの風味もほんの少しに抑えられていておいしかったです。バターッティとはサツマイモに似た味で英語にするとSweet potatoです。このスープ、アンズタケが入っていたからでしょうか、コクのある出汁の味も楽しめました。お見事。
メインはパイクパーチという白身魚にトマトにスパイスをかけたものとジャガイモにレモンソースをかけたもの。アールトは恐らく国内で獲れたものものを食べただろうということでパイクパーチをメインにしたそうです。
ソースがこってりして見えますが、案外あっさりしていてパイクパーチにも付け合わせの野菜にも合いました。ちなみに私は魚は少し苦手なのですが、これは全然魚臭くなくておいしくいただけました♡
デザートはホワイトチョコ入りのケーキにキャラメルとクラウドベリーソースが添えられたもの。キャラメルの甘さがクラウドベリーの酸味で抑えられていてこれまた絶妙なバランスでした。もちろん完食。
おいしいものを食べるとついつい頬が緩んでしまいます。友達とも久々の食事。ガールズトークで盛り上がりました。
ということで皆さま、引き続きよい週末をお過ごしください。
大勢の人の前で自分の意見を落ち着いて発言できる方も、周りをうかがっているといつの間にか発言のチャンスを逃がしてしまう方も
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2017-09-16 Sat
Moi!今日は寒い一日でした。最高気温が11度でしたからね。外出する時に思わず今年初の手袋とマフラーを。自転車こぎ始めはちょうどいいのですが、一生懸命こいでいると若干暖かくなってきます。それにしてもここのところ秋が急速に深まってきています。
そう、秋は深まってきているのです。
ああ、ふと気づけばこんなに紅葉が進んでいました。
いつもは別の道を通ることが多いのですが、今日は道の向こうからこの紅葉が見えてそれに惹かれるように曲がった次第です。
雨が降ったり、少し晴れ間が見えたり、曇ったりのお天気。この時は少し晴れ間が見えていたので葉の色がより鮮明に見えます。
まだ紅葉が始まったばかりなので緑の中の赤はとても映えていて、思わず引き返して写真を撮ってしまいました。
もういかにも”毒キノコ”ですという鮮やかなキノコもお目見えしていました。最近は雨が降ることが多いので色んなところでニョキニョキ生えてます。
春は後追いですが秋は先取りのフィンランド。またゆるゆると季節の変わり目をリポートしていきます。
ということで皆さま、よい週末(または連休)をお迎えください。
秋が待ち遠しい方も、去りゆく夏が名残惜しい方も
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2017-09-14 Thu
Moi!昨日からセイナヨキでアルヴァ・アールトウィークが始まりましたが、このところお天気が今一つです。昨日は自転車で2回出かけたにも関わらずうまいタイミングで雨を避けることができました。1回目のアールト関連のレクチャーの帰りは自転車置き場に自転車を置いた直後に大雨が降り始めたというぎりぎりのタイミングでございました。ホッ。
そんな感じで日中はアールト関連のレクチャー(特にタンペレ工科大学の教授のプレゼンがおもしろかったです)に参加し、夜は20時からラケウデンリスティ教会でパイプオルガンのコンサートがあったので行ってきました。
昨日は変わりやすいお天気で、これが20時前のお天気。日没の頃ですがまだ明るいです。
無料コンサートということもあり、開演20分前でも結構人がたくさん来ていました。そして開演時は結局ほぼ満席になりました。
いつもは真っ白なパイプオルガン近辺がライトアップされています。
そして天井もブルーに。機能主義の手法を取り入れた天井は穏やかに波打っています。
正式なパイプオルガンのコンサートは初めてでして、後ろから迫力あるパイプオルガンの演奏が聞こえてくるのですが、正面はシンプルな十字架が見えるのみ。その十字架の背景はこのようにバックの色が変わったり、万華鏡な模様が映し出されたりするので、それをじーっと見ながら演奏を聴くという不思議なコンサート。
ただですね…、これをじーっと見続けながら現代音楽のようなパイプオルガンの演奏を背中で聴いていると催眠術にかけられているかのようにだんだん目が寄ってきて…はっ、と我に返って背筋を正してはまた催眠術にの繰り返しでした。
ちょっとウケたのがこの模様。私にはどうも蜘蛛にしか見えなくて。この3つの蜘蛛がぐるぐる場所を変えて回ったり、単独でぐるぐる回ったりするものだからおかしいやら、微妙な感じやら。
窓の下にもライトが仕掛けてあってこの雰囲気まさにホラー。
そしてこんな十字架が浮かび上がるホラー。
最後にレーザービームも!
と完全に茶化しておりますが、フィンランドを代表する作曲家、ジャン・シベリウスの”フィンランディア”は圧巻でした。だって普通はオーケストラでいくつもの楽器の音が重厚に重なり合って迫力を増していく楽曲。それをパイプオルガン一つで演奏してしまうのですから!
”フィンランディア”でエネルギー出し切ったかと思いきや一番最後の曲はフィンランド国歌で。これはこれでまた盛り上がる曲で、フィンランド独立100周年を祝うのにぴったりの締めでございました。
1時間強のコンサートの後はすっかり日が暮れていてラケウデンリスティ教会もこのように。窓から漏れる光はいつもと違う紫色。
そして道の向こうのシルエットはセイナヨキの市庁舎でございます。
アピラ図書館は写真ではなくて絵のよう。この図書館は雪景色だとさらに映えます。
劇場には灯りがまだついていました。
いつもは夜は家に引きこもっているのですが、たまにはこういうコンサートに行くのもいいものですね。何よりアルヴァ・アールトウィークのイベント、見た限りでは人の入りもよく成功しているのではないでしょうか。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
クラシックコンサートがお好きな方も、聴いていると少しずつ目が寄ってきてしまう方も
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2017-09-13 Wed
Moi!9月も半ばになり陽が落ちるのがすっかり早くなりました。日の出は6:43で日の入りは20:04。ついこの間まで21時頃まで明るかったと思っていたのに。お天気も変わりやすく朝は曇り、お昼は雨が降って夕方は少し晴れところころと表情を変えています。
ところでムーミングッズはこちらにもあるのですが、日本の方が品数は断然多いです。フィンランドでよく見かけ、お土産にお手頃なのがFinlaysonのタオルとかArabiaのマグカップ。どちらも大きめのスーパーで正価より若干安く手に入ります。また以前紹介したショッピングバッグなど。
日本では女性をターゲットにした大人っぽいデザインが多いですが、こちらはどちらかというと子ども向けがメインという印象があります。たとえばお菓子類も子どもをターゲットにしています。
先日大きなスーパーで日頃はあまり用がないところを通りかかったらこんなムーミングッズがありました。まさにランチボックスにぴったり、そしてデザインも皆の後ろ姿というのがおしゃれ。
ま、中身は日本のランチボックスのような凝ったデザインではなくただの容器だったんですがね。
その横のはちょっと小さなお子様向けですがマグボトル(?)とプラスチックのカップ。
小さなお子様のいる方へのプレゼントにどうでしょう?
大きなスーパー、色々回ったら意外なところにムーミングッズが発見できるかもしれません。そういえば以前はPrismaという大きなスーパーでムーミンのスポンジワイプが売られていたのですが、最近は見かけずちょっと残念。
日頃のスーパーでの買い出しも、時々お土産+ブログ目線で新しいものを発見するのも楽しいものです。
ということで皆さま、よい一日をお過ごし/お迎えください。
ところでムーミンのランチボックスの右の容器のデザイン、よく見ると花があったり、クマがいたり、男の子がいたりするのですが、全体がどうもヘビに見えて仕方ないのです。
キモかわいい系がお好きな方も、両生類はちょっと勘弁という方も、北欧デザインならOKという方も
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2017-09-12 Tue
Moi!今朝は予報通り朝からどんよりのお天気。お昼前後に雨が降る予報になっています。気温は思ったより高く14度。先週は朝1度前後だった日もありましたが、今朝は12度。こちらは気温の上がり下がりが激しいので色々な厚さのジャケットが徐々に増えてきているような気がします。
さて、人口6万2千人のこの街でよくあるのはスーパーなどに出かけたら知り合いにばったり会うこと。私の場合、相手がフィンランド人で1度や2度挨拶した程度の人はなかなか顔を覚えられないのでちょっととんちんかんな対応をすることも多々あるのですが、移民仲間は割と顔を覚えやすいので助かります。
そんな中、仕事関係でもミーティングをしたことのあり、共通の友達も何人かいるイギリス人の友達、Mさん。Facebook上では友達でも1年に1度会うか会わない程度の関係。先日久々にサッカーの試合を観に行った時に、確か1年前の夏にミーティングで会ったぶりで久々の再会をしました。試合前のレストランは混み合っていて座る場所がほとんどなかったのですが、私達の前にちょうど2席だけ空いていてそこにやってきたのがMさんと彼女。そこで家人、彼女も交えて色々話が弾みました。
そして試合の翌日、これはあらかじめわかっていたのですが、Mさんのオフィスに用があったので出向き、そこでも再会しました。
これだけだったらよくある話なのですが、それから約2週間後、フィンランドに移民してきた人対象のインタビューをしたいと友達経由で依頼され、サマージョブで働いているリヒテンシュタイン人の学生にインタビューされました。私の次のインタビューする人がMさんとのことで、まあ狭いコミュニティーだと笑っていました。その後私は新聞記者の友達とランチの約束をしていたので、せっかくだからとリヒテンシュタイン人の彼女も誘ってレストランに。そしてそこにいたのがMさん!リヒテンシュタイン人の彼女にはインタビュー前にMさんを紹介することができました。
その時Mさんから”最近よく会うよね。もしかして追いかけてる?”と。
ええ、ちょっと…
そしてこの前の週末に家人と買い出しにスーパーに出かけた時にまた。
今までまったくスーパーで会ったことなどなかったのに。
そんなMさんと彼女から昨日ピックヨウル(クリスマスパーティー、なんですが10月開催)のお誘いを受けました。このパーティーの前にもまたどこかでばったり出会いそうな予感。この8月以降の彼らに偶然に会うこの頻度の高さは何なんでしょうかね。
ちなみに以前超手抜きのメークでオフィスに行った後、急遽スーパーに寄ることになりました。日曜の閉店間際のスーパーに知り合いなんか、と思いつつもいや、以前も手抜きメークの時に限ってフロアーボールの私のファンの選手にばったり会って恥ずかしい思いをしたから行きたくないなぁとぼやいていたら、本当にその選手にばったり会ってしまいました。他に誰にも知り合いに会わなかったというのに。
昔からちょこちょことこういう奇遇なことが起きます。何かに活かせるといいのですが、今のところあまり役立てられていません
最後の写真は本文に関係ありませんが、秋の木漏れ日の風景。秋は日を追うごとに深まってきています。
ところでリヒテンシュタイン人に会ったことはありますか?人口3万7千人あまりの小さな国なのだそうです。名前は聞き覚えはありましたが、会ったのはこの前が初めてでした。
リヒテンシュタイン好きの方も、いやそれほどでも、という方も
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2017-09-11 Mon
Moi!今日は晴れの予定ですが、朝は少し曇っています。予想最高気温は17度。15度越えの最後の日になりそう…
さて家の庭には2本のリンゴの木があり、毎年実ったリンゴをリンゴジャムにするのが時間がかかってちょっと大変なこともあるのですが、同時に密かな楽しみなのでもあります。
ただ今年の夏は寒いのに加え、秋の訪れがとても早くてですね、リンゴの収穫、赤くなっているのにも関わらず全然なのです。ニュースによると熟す期間に気温が低い日が続いているので、フィンランド南部以外の収穫が難しいかもしれないと
確かにいつもなら地面にたくさん落ち過ぎて拾う前に鳥や動物、虫などに先を越されたり腐らせてしまうのに、今年は地面に落ちているのは数えるほど。でも無理に揺さぶってみたら小ぶりのリンゴが多いもののジャムが作れるぐらいは落ちてきました。
そして今年日本に帰省した時に買って今か今かと出番を待っていたのがこちら。
リンゴカッターでございます。
なんせ100均で買ったものなのでどんなものかとその効用を疑っていたのですが、実際使ってみたら思ったよりうまくいきました。
難点はといえば芯の上からまっすぐにおろさないと切った後でも芯を取り除かなければならないこと(←ある程度コツと瞬発力が必要)、そして果汁がプシュッと飛び散ること、小さすぎるリンゴは取り除く部分が大きくて割に合わないこと(←庭で採れるのは小さいのが多い)、後はやはり手で切るよりゴミになる部分が多いということでしょうか。なので庭で採れた無料のリンゴ、しかも大量に処理が必要なときにお薦め。
皮むきはこちらで
このコンビで臨めばジャム作りも結構効率的にできそうです。ああ、もう1回ぐらいリンゴジャムができればいいのですがどうなることか。ジャム作りの魅力は、作っている間ずっと集中できるし、出来上がる過程を見守ったり、リンゴの甘酸っぱい香りを嗅いだりすること。
キラキラ眩しい夏が終わり、これから寒い冬がやってくると思うと気持が怯むこともあるのですが、このような季節の移ろいに合わせてステップを踏んで冬に向かっていくのは一種のウォーミングアップ(というかクールダウンというか)のような効果をもたらしてくれているのかもしれません。
今回の1kg分のリンゴからできたジャムは完熟前のせいか、いつもより酸味が強くまさに私好みの味でございました。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
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2017-09-10 Sun
Moi!午前中は雨模様で時に強い雨が降っていたのですが、お昼過ぎになって急に晴れ間が見えてきました。予想最高気温も15度。明日は17度まで上がり、以降は下降線をたどるようです。
今日はシーツ類の洗濯をしようと思い、家人に新しいシーツ類を別室から持ってくるようにお願いしました。
家人はシーツを取ってきながら
「お願いしま~す。」
と持ってきてくれました。
あれ?私以前に”お願いしま~す”なんて使ったっけ?
でも口調は明らかに私の真似。
そう、我が家ではフィンランド語と英語と日本語ちゃんぽんです。家人はコミュニティーセンターで基本的な日本語は学んだのですが、ほとんどが私の真似から美しい言葉遣いばかりならいいのですが、時々”そ、それは誰から習ったの”という言葉が飛び出してくるので、またそれが絶妙な瞬間に使ってくるので油断も隙もあったものじゃありません。
以前語学学習の過程は人によって違うと聞き、なるほど~と納得したことがあります。耳から覚える人、イメージから覚える人、後一つはうろ覚えですが文法から覚える人。学習法もその人に合わせて変えれば効率的に学習できると。
私は耳から覚えるのがとても苦手なので家人のように耳コピで覚えられる人はうらやましい限り。ただ気をつけなければ日本語の場合異性の言葉をコピーしてしまうという難点がありますが…ね。
そういえば土曜日BBCのProms音楽祭でフィンランド独立100周年を祝ってジャン・シベリウスのフィンランディアが演奏され、その模様がラジオとテレビでも放送されたとのこと。そしてコーラス部分はフィンランド語だったため、この演奏のためにコーラスの人達は一生懸命練習したのだそうです。
フィンランディアは壮大で聞いていると胸が高まります。とりわけたくさんのコーラスの方々が英語とはまったく違うフィンランド語の歌詞を一生懸命練習したと聞くと胸がさらに熱くなります。
ところでこの動画では今回の指揮者のフィンランド人、Sakari Oramoのスピーチも入っています。Biritishアクセントもジョークもエッジが利いています。(たまーにフィンランド語っぽくなっているのもご愛敬)
そして私のフィンランド語向上への道はまだまだ続く。
このコンサートではフィンランディアは演奏されませんでしたが、今年はたくさん演奏されるでしょうね。
ということで皆さま、引き続きよい週末をお過ごしください。
他言語を耳コピできる方も、ちょっとそれは難しいかもという方も
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2017-09-09 Sat
Moi!今日は変なお天気で曇ったり雨が降ったり。せっかくの太陽の磁気嵐で日が暮れるのも早くなってきているのにオーロラは…と嘆いていたのですが、夜になって雨が止んで晴れ間が見えてきました。ただお天気はすごく変わりやすいので雲もたくさんあるからやっぱり難しいかも。
さてセイナヨキはフィンランドで17番目に大きい(←すごく微妙)の中堅都市なのですが、どんどん成長していることは確かです。その証拠に先日の地元の新聞にここ6年の新しくできたアパートの数の統計が載っていました。
アパートの建築数は2012年は24棟、2013年は16、そして15,19と続き去年はなんと28棟!戸数は2012年が351、2013年が292、442、478と続き昨年は新しく734戸ができました。オフィス用ビルは2012年から2014年までは0でしたが、2015年は3棟60室、2016年は5棟201室となっております。いやほんと街のあちこちでタケノコのようにニョキニョキ新しい建物が建っている印象はあったのですが、実際にこの数を見ると納得。まあもちろん高くても5階建ぐらいだし、日本に比べるとかわいいものですがね。
こちらは街の中心地の工事現場。
まあね、田舎ですから更地はまだまだたくさんありますからね。まだ計画の段階ですが大きなショッピングモールも招致中でそれが実現すればフィンランド最大の駐車場を誇るモールになるのだとか。田舎ですから更地はまだまだ…以下略。
どんな人が移住してきているのかあまり実感はないのですが、一つの理由は地元の応用技術大学は以前は学部によってエテラポフヤンマー地区に数ヵ所に散らばっていたのですが、政策の変更というより命令によりセイナヨキに集中されたこと。でもこれは数年前の話ですけどね。でもこの大学に限らず政策はじりじりと公共サービスの一極集中化を進めようとしています。セイナヨキはエテラポフヤンマー県の一番大きい市のため、ほとんどの公共サービスは受けられることもあり、地方に住んでいる人が移住しているケースもあります。先日もレストランでばったり会った友人の知り合い夫婦。セイナヨキから2時間ほど離れた街からちょうどセイナヨキに引越してきたとのこと。2人いるお子さん家族は既にセイナヨキに移住していて、お孫さんのお世話や今後のことを考えて移住を決意したとのこと。
知り合いの中でもセイナヨキから車で1時間、2時間の通勤をしている人もちらほら。こちらは残業は基本ないので16時に会社が終われば、車で2時間かかったとしても18時には家に着きますからね。
今箱がどんどんできあがっていますが、その後どうなるか。特に巨大なショッピングモールをきちんと運営できるぐらいの需要があるのかが心配ですが、強気なエテラポフヤンマー精神で解決策を見つけていくような気もします。
ということで皆さま、よい週末をお迎えください。
ついつい大盤振る舞いをしてしまう方も、堅実主義の方も
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2017-09-08 Fri
Moi!今日は大きなオーロラが出現するかもしれないと言われていますが、予報通りお天気は今一つ。せっかくのチャンスなのにちょっと残念です。
さて先週末からよいお天気が続いていたので外出するときは自転車で出かけてみました。風はすっかり秋らしくなり、ジャケットがないと寒いぐらいですが、こいでいるうちに体がほかほかあったまってきます。…ってまだまだ夏を満喫されている方にとっては何を言ってるんだかまったくピンとこないですよね。いや、ほんとに寒くなりました。
お天気も良かったので川の写真を撮ってみました。これは2日前。
ちょっとセッティングを変えてミニチュア風に。
こちらはトイカメラ風。
そして魚眼レンズ風。
そしてこれは今日撮った写真。同じ川ですが別の場所から撮っています。通常モードと
ミニチュア風。このミニチュア風、なかなかいいですね。
おまけの写真その1は近所に生えていたキノコ。かなり大きくてびっくり。森に行けばこれぐらいのキノコがニョキニョキ生えていそう。そして枯れ葉も少しずつお目見えしてきました。
そしておまけの写真その2は今は青少年センターとして使われている建物。昔は劇場だったのだそうです。この辺りでは珍しいクラシックな建物。
自転車で移動すると自然の移ろいを感じることができてよいものです。気温を見るとちょっと怯む季節が近づいてきますが、勇気を出して時々出かけようと思います。
ということで皆さま、よい一日をお過ごし/お迎えください。
実はキノコ類はあまり得意ではなく(松茸除く)キノコ狩りはベリー類ほど興味がないのです。フィンランドでも稀に松茸が見つかるらしいのでキノコ狩りに挑戦すべき?
キノコ狩りに興味がある方も、キノコ類は苦手という方も、あったら食べるけどという方も
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2017-09-07 Thu
Moi!今日は日中はずっと曇り、夕方から雨の予報になっています。そして最高気温は10度。10度…。ただ週末からは少し気温が高くなるようなので希望を捨てずにいきます。
あの、実は5月にVisit SeinäjokiというWebができ、そこに日本語(英語とスウェーデン語も)のページを作ってもらい、そこでブログと旅のヒントを日本語で書いております。ブログは月に1回、旅のヒントは3ヵ月に1回アップすることになっています。
http://visitseinajoki.fi/ja/
夏はイベントが多くてなかなかいいタイミングでご案内するチャンスがなかったのですが、今回思い切ってご紹介することにしました
今回のテーマは来週9/13~17にセイナヨキで行われるアルヴァ・アールトウィークについて。先日ブログでもご紹介しました。その後英語バージョンの公開を待っていたのですが、残念ながらほとんどのイベントがフィンランド語で行われるため、各イベントの情報はフィンランド語のみになっています。
そんなこともあり、イベントの中でフィンランド語がわからなくても参加できるものをこちらのブログでいくつか紹介したのでよかったらお読みください。
http://visitseinajoki.fi/ja/alvar-aalto-week/
またこのページではヘルシンキ方面からセイナヨキへのアクセスをご紹介したり、
http://visitseinajoki.fi/ja/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%A8%E3%82%AD%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9/
アールトセンターについても書いています。
http://visitseinajoki.fi/ja/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC/
以前までこのブログはWordに書いて別の人にアップしてもらっていたのですが、先日遂に使い方を教えてもらって拙いながらもぽつぽつアップしています。このVisit Lakeusのブログはセイナヨキ以外の近隣地域や、完全に個人的なことなども勝手気ままにアップしておりますが、Visit Seinäjokiは公式のサイトですので、少しでも多くの方にセイナヨキに興味を持っていただき、あわよくばご訪問いただけることが究極の目的で、それを達成できるべくネタを集めアップしております。もしセイナヨキに興味のある方やご旅行の予定のあるお知り合いがいらっしゃれば、ご紹介いただけると幸いです。
改めて
http://visitseinajoki.fi/ja/
と完全に宣伝になってしまいましたセイナヨキも今街の開発がどんどん進んでいて、観光にも力を入れ始めています。実際のところ、地元のレストランなどを紹介したくてもフィンランド語オンリーのWebが結構多くて。でもVisit Seinäjokiの英語のページにはすべてのレストラン、カフェの情報が載っているので最近は案内しやすくなりました。
フィンランド語、英語、スウェーデン語に次いでの(マイナーな)日本語のセレクト。この栄誉のためにも微力ながらがんばっていきます
最後の写真はセイナヨキの市庁舎。来週のAlvar Aalto Weekも晴れてくれたらいいのですが。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
時代はすっかりソーシャルメディアの時代ですね。
SNSにちょっと遅れがちの方も、存分に使いこなしている方も、リードオンリーの方も
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2017-09-06 Wed
Moi!今朝は屋根に霜がおりていました。いいお天気は今日まで続き、気温は15度まで上がりますが明日は11度になるようです今年の夏は寒さが続いたようで、庭のリンゴも赤くなっているもののなかなか熟して落ちてこないと思っていたら、どうやら気温が低過ぎて南部フィンランド以外は熟さないまま終わる可能性があるとニュースで聞き、少々ショックを受けています。
さて日曜日はいいお天気だったにも関わらず夕方までずっと家人と仕事をしていました。ようやく仕事の目途がついたところで、このいいお天気を楽しむためにアイスクリームでも食べに行こう!という話になりました。アイスクリーム消費量世界トップクラスを誇るフィンランドでは夏の間街のあちこちにアイスクリームスタンドが出現します。お天気もいいし、もしや開いているかと行ってみたアイスクリームスタンドは日曜の18時過ぎ。さすがに閉まっていました。
私がフィンランドに来た頃の日曜は本当に閑散としたもので、レストランはホテルと併設しているもの以外は軒並み閉店、スーパーは夏とクリスマス前の時期はオープンしていたものの、16時で閉店。冬はクリスマスシーズン以外は開いていませんでした。日曜日は休息日という宗教的な考えと、何よりも法律でオープンできる時間も確か決められていたかと思います。
でも数年前に法規制が改正になり、開業時間はお店の采配で決められるようになり、スーパーも日曜も朝から夕方までオープンとなり、日曜日にオープンしているカフェも増えてきました。それでも日曜の18時以降のカフェとなるとハードルが高く、お目当てのカフェも17時でクローズ。
そこで向かったのがこちら。カフェなのですが、ガソリンスタンドに併設されている24時間オープンのお店なのです。以前ランチを食べに来たことがありますが、それから改装されてちょっとおしゃれになっていました。
入り口にはフィンランドでお約束の木彫りの熊がお迎え。2015年にリニューアルされたようです。
中も広々としていて、ガソリンスタンド併設のレストランにしてはかなりスタイリッシュではないでしょうか。
家人はアイスクリームを、私は血糖値補充のためドーナツを買って、気持のいいお天気を満喫すべくテラス席でいただきました。こうやって外で食べられる日がそんなに長くないことを意識しつつ…。
中途半端な時間だったにも関わらず、私達のように太陽を求めて寛ぐお客さんが何組かいました。プッラ(=お茶菓子)は品揃えが今一つでしたが、平日はもう少しありそうな感じ。マクドナルドに行くより年齢層も高くてリラックスできそうでした。
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これが今シーズン最後かもと思うと色々とチャレンジできるようになりました。
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2017-09-05 Tue
Moi!今朝起きたら…1度でした
今日もいいお天気で気温は16度まで上がるようですが、昨日同じぐらいの気温だったので自転車で外出したら結構風が冷たかったです。同じ16度でも8月と9月では空気の冷たさが違うもんですね。
さて先日の土曜日は隣町クオルタネに行ってきました。義父がクオルタネ出身で、生家がまだそこにあるのです。
家人は小さい頃から父方の従姉妹とそこでよく遊んでいたそうで、私達の結婚式にもほとんどの従姉妹が出席してくれました。私が最初にフィンランドに行った時も隣町ヴァーサに住む従姉妹3人+その家族がクルージングに連れて行ってくれたのもいい思い出。
私も小さい頃は夏休みやお正月前後には祖父母の家に集まって従姉妹達と遊んだものですが、大人になったらほとんどの従姉妹とは疎遠に。(と言いつつ私の結婚を機に少しやりとりが復活しましたが)でも家人達はFacebookなどで繋がっているのもありますが”家族”のような根っこでのつながりを感じます。しかも私が初めて会った時も偏見とか計算なしに大きな腕を広げて迎え入れてくれた感じ。
実は去年の年末に哀しいことに従姉妹のうちの一人が病気で他界。お葬式で再会した従姉妹たちがスケジュールを調整して集まろう!と企画したのが先週の土曜日だったという訳。ヘルシンキ在住の3家族のうち2家族、そしてラップランドに住んでいる1家族は参加が叶いませんでしたが、ヘルシンキ、ヴァーサ、タンペレ、セイナヨキから9人が参加となりました。
まずランチはお寿司から。主に家人と私が作ったのですが、手先の器用な従姉のパートナーが”ちょうどお寿司の作り方を習いたかったんだ”と手伝ってくれました。
概ね好評で、お酒も”甘みがあっておいしい!”とこちらもよい反応。
昼食が終わったら”じゃあこれから30分昼寝タイム~”の号令がこの家には昔は20人ぐらい住んでいたこともあっただけあってベッドもたくさんあり、それぞれが部屋で昼寝。昨日義母に話を聞くと、彼らが子どもの頃もランチが終わったら皆お昼寝をしていたそうです。食後の昼寝(←牛になるコース)は家人の家系ではすごく普通なのですが他のフィンランドの家庭はどうなんでしょうかね。
そして昼寝の後にはお約束のティータイムケーキは伯母の手作りです。
この日はよいお天気だったので庭でお茶しました。(この時すかさず蚊に2ヵ所もかまれたのは私です。)
食べ続けては夕食が入らなくなるので皆でモルックをしました。
モルックをやったことがなかったり、フリスビーをやったときは明後日の方向に飛んで行ってひどかったという従姉弟達もいましたが…結論はすんごく楽しかったです。
すみません、ちょっと語っていいですか?モルックの魅力は私のような運動神経鈍い系でも、腕力があまりない人でも楽しめるのです。フリスビーを明後日の方向に飛ばした従妹も実際美しくピンを倒していたし、逆に腕力だけでは勝てないですしね。3人ずつ3チームで対戦し、それぞれが1勝ずつしてもう少し続けたい気持を抑えて無事お開きとなりました。
そして夕食は義弟の出番。義弟はケータリングサービスを生業としているので味は間違いなし。いや、何よりも皆が驚いたのはその手際の良さ。これはニンジンの皮を剥いているところですが、ピーラーを使って1本を5秒ぐらいで剥いてしまうのです。(動画を撮ったつもりだったのになぜか静止画…)
まず前菜で振る舞われたのはビーガン向けのパン。ちょっとした手間暇をかければパンの印象もがらっと変わります。おいしかった~。
ディナーテーブルのセッティングも完了し
メイン料理のスモークサーモン。向こう側にあるのは例の華麗なピーラー裁きで準備した根菜類のオーブン焼き。右側はジャガイモ。フィンランドではジャガイモ料理が必ずといっていいほど出てきますが、正直飽きて大抵はスキップするのですが、このジャガイモは焼き加減、味付けが絶妙でほぼ売り切れました。スモークサーモンももちろん売り切れ。
このように主に男性が料理を振る舞った訳ですが、この辺りの役割分担も絶妙で、料理をしなかった人達はテーブルセッティングをしたり、皿洗いをしたり、それぞれができることを誰が言うでもなく始めるバランスもお見事で心地よかったです。
え~、この後はカラオケタイムに突入。カラオケ用の機械は家人が去年友達が来た時に購入したものです。ここでもカラオケで歌ったことがない人も多数いたのですが(←フィンランドでは通常バーみたいなところで公衆の面前で歌うので勇気かお酒の力が要ります)、カラオケボックスにいるような雰囲気で合唱あり、ダンスあり、兄弟、姉妹デュエットありと軽く4時間ぐらい盛り上がったのでした。
この家の壁には貴重な写真が飾られています。恐らく30年ぐらい前に同じ日に撮った10人の従姉妹の小さな個人写真がそれぞれ額に入れられて飾られているのです。そのうちの一人は他界し、この家の所有者の家人の祖父母も既に他界。でもこの家には誰もを温かく受け入れる空気が脈々と流れ、また10人の従姉妹がそれぞれに家族を持ち、またその家族が似たような温かい心を持った人で、その根っこが広がっていっています。
この集まりの後にお互いが写真や動画を送り合いながら、言葉には表しきれないけれども本当に朝から晩まで時には懐かしい思い出に浸り、時にはおもしろい話を披露し合い、時には政治の話をしたりしながらお互いにエネルギーを高められたことを実感しました。それぞれが仕事を持ち、大きなストレスやプレッシャーを抱えながらも無理にでもこの日を空けておいてよかった、そう思えた一日でした。お天気も私達を祝福してくれたのかもしれませんね。
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2017-09-04 Mon
Moi!週末からよいお天気が続いています。昨日はセイナヨキは18度まで上がり、フィンランドの中で一番気温が高かったとか。今日もよいお天気が続いています。
さて、金曜日の夜に急遽Kaupungin yö(=City night)のイベントに参加することになりました。新聞記事によるといくつかのレストランでお得なセットがあったり、お店もこの日は少し遅くまで開いていて、このイベントのためのセールが行われていたりしました。またショッピングモールではDJがいたり、ライブなどもあったようです。街のほとんどのパーキングは18時から朝までは無料ということもあり、中心地の駐車スペースはほぼ満車でございました。中心から少し離れたところに駐車して向かったのはこちら。
実はセイナヨキは現在街の中心地で大規模工事が行われています。金曜日の夜ということもあり、工事も月曜日まではお休み。そんな中工事中の一角にテントが出現し、人だかりが。
そう、こちらでセイナヨキでおいしい料理が食べられるJuurellaとÄärelläのスタッフがお料理をサーブしてくれています。
JuurellaとÄärelläは同じオーナーのレストランで、Juurellaはディナーレストランでお値段もなかなか。一方Äärelläは今年オープンしたランチレストラン。10ユーロでおいしいランチがいただけます。
この日は仕事でドロドロに疲れている家人に付き合ってもらったので私がごちそうすることにしました。列に並んで様子を見ているとどうもキャッシャーがない。そして誰も払っている気配はなし。ちょっと炊き出し風の雰囲気だったのですが、とりあえずおいくらか聞いてみたところ”日頃の感謝を込めてこれは無料です”と。
え?え?
コース料理なら50ユーロ以上するレストランの料理が無料とは!
いや、もちろん50ユーロの料理も、10ユーロのランチ並みのボリュームもありませんでしたが、こんなお料理。
フィンランドでおなじみのソーセージ(=マッカラ)と根菜の盛り合わせ。ソーセージは肉の含有率低めでしたが、焼き加減は絶妙。そして特別なマスタードつき。根菜類もちょうどいい柔らかさ。そしてこの美しい盛り付け。こだわりというか愛情が伝わってくるおいしい料理でございました。
空には秋の雲が広がっていました。
この後お腹が満たされないということでケーキを食べたことはまあ置いといて。
街で何かしらイベントがあるのはいいものですね。このイベントも今年で3回目ぐらいだと思うのですが、段々浸透して参加者が増えているような気がします。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
駅に着いた時はヘロヘロに疲れていた家人もおいしい料理を食べて元気が戻りました。
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2017-09-02 Sat
Moi!最近少し気温が上がってきました。朝は小雨が降っていたのですが、夕方になってまたいいお天気になりました。最高気温は17度だからあまり寒さは感じず過ごしやすい一日でした。
さて金曜日は学校もいつもより早めに終わり、オフィスも1時間早めに切り上げるところが多く、皆週末モードに入ります。オフィスもそうですが、金曜日はスーパーが混みあいます。1週間分の買い出しをする人や週末のパーティーに向けてなど色々。心なしか皆うきうきとしています。
レジの列でちょうど私の前にいたメークばっちりの若い女性。買い物かごには缶ビール12缶セット、空色の液体の入った瓶10本ほど、その他各種のアルコール、ポテトチップス、サルサソース、以上。
週末の並々ならぬ意気込みが伝わってきました。
女子会?友達と?それともボーイフレンドと?
私も明日は家人の従姉妹たち10人ほどと一緒に隣町クオルタネに集合するのに合わせてランチ用のお寿司の具材を購入。今のところよいお天気そうなので何より。ノリのいいポジティブな人たちばかりなので今から楽しみです。
また今日と明日はセイナヨキでKaupungin yö(=City night)というイベントをやっています。いつもは早めに閉まるレストランやカフェもこの日は夜もオープン、または特別価格を提供したり、ライブがあったり、そしてお酒を飲む人のためにバスも特別に遅くまで運行、といつもは寂しめの夜が盛り上がります。家人が電車で戻って来るのに併せてちょっと出かけようかという話に急遽なりました。
最後の写真は本文には関係ありませんが今日庭を見たらこんなことになっていました。
ど、どうしたんだ?
ということで皆さま、よい週末をお過ごしください。
飲み会になるとテンション下がり目ですが、食べに行くとなるとテンション急上昇。
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2017-09-01 Fri
Moi!数日前の予報では今日は晴れて20度まで上がる予定だったのですが、実際は終日曇りで気温も17度ぐらい。そして夜になってまとまった雨が降り出しました。なかなか秋晴れの日が訪れてくれません。
さて先日地元の新聞にフィンランドの編み物作家のMolla Mills(=モッラ・ミルス)さんのことが取り上げられていました。Mollaさんはエテラポフヤンマー県のクリッカ出身で今は世界をまたにかけて活躍している編み物作家です。
出典: www.molliemakes.com Photo by Saara Salmi
この度彼女の編み物本、Virkkuri (=Crochet=かぎ針編み)の第4巻が出版されたそうです。ちなみにVirkkuriの1巻は2013年に出版され、実に10か国語に翻訳され、彼女の本は全世界で8万部売れているとのこと。
日本語訳はまだのようですが、Amazonでも英語版などが売られていました。
https://www.amazon.co.jp/Molla-Mills/e/B00NRZV7ZW
こちらの彼女のホームページを見ると韓国語にも翻訳されているようですね。
http://mollamills.com/tagged/books
そしてもうすぐオランダ語訳も出版されるそうです。
そんな彼女、日本のマーケットに進出することに興味があると。確か日本の”和風総本家”というテレビ番組で日本の編み針が紹介されていた時に彼女が出ていた動画を友達が送ってくれました。また既に日本で編み物のワークショップもやったことがあるのだとか。そんなこともあり日本は手芸の文化があるのもご存じのようです。他にもスペイン、イタリア、ジョージア、ニューヨークなどにも出向いていると。編み物は言葉が少々通じなくても技術は伝えやすそうですもんね。
3年前のセイナヨキで開催されたKäsityö messutにも来場されていて、実はわたくし、その時に友達に紹介されてモッラさんとお話した記憶が。その時はそんなに世界的に活躍している方とはつゆ知らず。その時も精力的に編んでいたのが記憶に残っています。
新聞記事によると小さなリボンに始まり、バッグ、セーターからスピーカーカバーのような大きなものまで何でも編んでしまうそうです。そしてその精神は大工さんで家から家具から何でも作ったお父さんと、着古した服からカーペットを作ったり裁縫、料理の得意なお母さんから引き継いでいるそうです。
Mollaさんのホームページ(英語)はこちらです。
http://mollamills.com/
近々モッラさんの編み物ワークショップが実施されるかもしれませんね。
ということで皆さま、よい週末をお迎えください。
フィンランドに来て友達と一緒に編み物を教えてもらったことがあります。一応毛糸一玉買って、10cmぐらい編んだところで挫折しました。フィンランドでは編み物は人気でございます。
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