2017-08-25 Fri
Moi!今朝もいいお天気なのですが予想最高気温がたったの12度、そして明日は10度の予報。一気に秋が加速した感じです。今年遅めのリンゴもそろそろ熟しそうな感じ。
さて少し前のことになりますが、フィンランドの小規模の醸造所を対象にした2017年ベスト3のビールが8部門に渡って発表されました。この試みは7回目を迎え、今回は今までの記録を塗り替える38の醸造所から実に212種類のビールのノミネートがあったそうです。
カテゴリーはライトラガー、ダークラガーまたは色付きラガー、ライトまたは中ダークエール、アメリカンスタイルのライトエール、スタウトとポーター、その他のダークエール、小麦ビールに分かれています。アルコールに弱い私には何が何だかさっぱりわかりませんが伝わりますでしょうかね?
そのうちセイナヨキにあるMallaskoskiという醸造所からライトラガー部門でRainy Summerが3位、ライトまたは中ダークエール部門でHigh Hopes Oat Pale Aleが2位に選ばれました。
こちらの結果を見るとSuomenlinnan Panimoも2部門で2位と3位を取っていますが、他の醸造所は1種類だけというところを見ると大快挙ではないでしょうか。
http://www.is.fi/ruokala/art-2000005312359.html?utm_source=facebook.com&utm_campaign=fb-share&utm_1999年にmedium=social&utm_content=android.iltasanomat.fi
地元の新聞にインタビューが出ていました。Mallaskoskiは現在の工場をセイナヨキ市から購入したのをきっかけに始めたそうです。2部門で受賞したのは嬉しいサプライズだったが、これからも同じように仕事を続けていくだけ、とJyri Ojaluoma氏はコメントしています。ちなみに現在Mallaskoskiのビールは中国にも輸出されていてなかなか順調にいっているとのこと。
またすべてのMallaskoskiのビールのレシピはOjaluomaによって作られているそうで、昨年は25種類のビールを作り今年も同じぐらい作る予定だとか。ビールって簡単に味を変えられるものなのですね。そして小さな醸造所は去年は国内に新しく10、また今年も10弱できているのだとか。大量生産のビールとは違う手作り感あふれる地ビールがフィンランド各地で味わうことができそうですね。
セイナヨキの地ビールを買うならスーパーマーケットのminimaniがお薦めです。(ちなみにminimaniはヴァーサ、ユヴァスキュラ、コッコラ、レンパーラにしかないから知る人ぞ知る、のスーパーマーケットでございます。)
そしてMallaskoskiはレストランも経営しているのでそこに行けば手っ取り早くいただくことができます。
こちらが醸造所のランドマーク的な元給水塔。
レストランは中にもありますが、夏は外で川のせせらぎを聞いたり、ライブバンドの演奏、お芝居を見ながら食事をしたりビールを味わったりすることができ、地元では人気のレストランの1つ。ビール好きな方には是非お勧めしたい場所です。
ということで皆さま、よい週末をお迎えください。
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