2017-06-30 Fri
Moi!久々に夏の陽射しを浴びました。最高気温は21度。日影に入るとひんやりとした風が吹く心地よい一日でした。そんなに外を出歩いていないはずなのに日焼けで手足がヒリヒリします。今日から始まったProvinssiも雨でうち震えることもなく素晴らしいお天気の中、皆満喫していることでしょう。
さて一昨日とあるニュースが流れてきました。エテラポフヤンマーが舞台のマンガ、ポウローがこの度日本語化されたというもの。主人公のユッシ・ポウローはエテラポフヤンマーの象徴の↓Jussipaitaとよばれるセーターを着たちょっとおバカなキャラクター。
出典: Wikipedia
ポウロー自体がおバカというエテラポフヤンマーの方言。地元ではおなじみのキャラクターで地元新聞に連載されたり、本も何冊か出版されています。
このマンガは原案をArttu Seppäläが考さんえ、奥さんのLiisaさんがマンガにしている素敵なカップル。2年前のFarmariというイベントで知り合った時に既に日本語化にしようとしていて既に訳された日本語訳のフィードバックを求められたのが最初。その後こちらのイベントで部外者に関わらずプチパニックでバタバタしていた私を助けてくれた天使のようなご夫妻。そして先日のFarmariで久々に会った時に”この夏に日本語バージョンが公開されるんだよ~”と教えてくれた矢先の嬉しいニュースでした。
地元の新聞には”静かでたくさん山があって、小さくて謙虚な日本人。一方畑がたくさんあり、納屋がそこここにあり、体が大きくて大きな声のポフヤンマーの男性。このコントラストはおもしろいかもというのが夫妻の一致した意見。”と紹介されていました。
もともと日本語化のきっかけは2012年に初めて出版した本をヘルシンキ大聖堂の近くのマーケットで販売していた時、最初に日本人の観光客がこのポウローのTシャツに興味を示してくれたのだそうです。その後ポウローの意味や発音を教えてあげた後に本も購入に至ったとのこと。
そこでこのマンガは日本でも受け入れられるかもしれないと思い始めたそうです。足掛け5年。途中で双子のお子さんが生まれたりもしたのですが、とうとう夢に一歩近づきました。翻訳はこちらに長くお住まいの日本人の方が手掛けたそうですが、そのご苦労お察しします。まずエテラポフヤンマーの方言を理解し、フィンランドの文化を理解し、それを日本語に翻訳し、しかも関西弁。さらに短い文章で翻訳できなければマンガのおもしろさは半減してしまいますからね。
日本語はまずインターネットで公開し、その後の出方を待っているようです。
気になるWebページはこちら。
http://poyroot.com/comics/
そしてTwitterアカウント(日本語)はこちらです。
https://twitter.com/Poyroot_Japan
Arttuさんとポウローくん。このビジネスがうまくいけば日本で会えるかも!
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
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