2017-06-15 Thu
Moi!今日も夏らしいよいお天気。気温は22度。こちらは冬の陽射しが弱い分、夏の陽射しが強いような気がします。長袖を着ていてもその上から紫外線がジリジリ焼きつけているような。そして肌は日焼けをしたようにヒリヒリ痛いのです。日本にいる頃に気を付けていた紫外線対策もこちらに来てすっかり手薄になり、年を重ねるごとに顔が黒くなっているような気がします。でもいいのです。陽射しを浴びているだけで夏を感じられますから♪
それはさておき、昨日は家人の友人にパーティーに週末招待されているので、差し入れの地ビールを買いにスーパーに出向きました。セイナヨキには家電や食器も揃う大型スーパーが5軒あります。それぞれに特徴があって新鮮なサーモンを買うならxx、生鮮食品が新鮮なのはxx、価格が安いのはxxなどとその時に購入するものによって使い分けています。というので昨日は地ビールの種類が豊富なスーパーに出向いてみました。
私はコップ1cmのアルコールで簡単に酔っぱらう、というか1滴でもアルコール感知できるぐらいに弱いので種類や味の違いがさっぱりわかりませんが、フィンランド産のビールでも色々趣向を凝らしていたのでご紹介します。
まずこちらがセイナヨキに醸造所のあるMallaskoskiの地ビール。High HopesというのがOat Pale AleでHidden HopeというのがDark Aleらしいです。このMallaskoski、セイナヨキで行われる野外フェスのProvinssiでも売られていました。また醸造所にはレストランも併設されていて特に夏の間は人気のレストラン。ライブや最近ではお芝居も上演されているのでございます。
こちらもちょっとボケていますが、Pöhjalaという名前のビール。この辺りはEtelä-Pohjanmaa。Eteläというのは南という意味でPohjanmaaにはKeski-Pohjanmaa(中央ポフヤンマー)とかただのPohjanmaaとかPohjois-Pohjanmaa(北ポフヤンマー)などがあります。Pohjalaというのは”Pohjanmaaにある”というニュアンスなのですが、ポイントはPöhjalaという"o"でなく"ö"が使われているところ。これはこの辺りの方言を真似た発音なのです。(と色々書きましたがフィンランド語を知らない人には??ですよね。)これも地ビール。この土地を離れて暮らしている人にあげたら故郷を懐かしむ気持がむくむくと湧き上がるであろうネーミングなのです。
これは地元のビールではないのですが、このビール会社、ネーミングに凝っていました。私の知識でわかるのは帽子は高校を卒業した人がかぶるYlioppilas lakki。Heikkiというのはフィンランド人でよくある男性の名前。Hippaは鬼ごっこと辞書に書いてあるのですが…??
もしYlioppilasのパーティーに招かれ、しかも主役の名前がHeikkiならこれを買うしかない、そんなウケ狙いを感じさせるビール。
他におもしろいビールネタは…と思ったらありました!Karjalaというのはフィンランドでよく見かけるブランドですが100パック入り!の箱が山積みされていました。
めちゃくちゃ重そう…。でもこれから夏休みでパーティーをしたり、サマーコテージに行ったりする人にとったら100缶?ちょうどいいわね~みたいになるのが容易に想像できます。
日本もたぶん色んな種類のビールが売られていると思うのですが、こちらのスーパーにもフィンランド国内のみならずヨーロッパで売られているものもあるし、スーパーによってはサッポロビールもあったりとビール好きの方にとっておもしろいかもしれません。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
ご当地物に弱い方も、いや買うなら定番商品でしょうという方も
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