2017-06-09 Fri
Moi!今日も23度まで上がり、夏日。子ども達の数もさることながら大人達も外でアイスクリームを食べたり、お茶したり、自転車こいでいる人がいたり、庭仕事に精を出している人がいたりと、たくさんの人を外で見かけるようになりました。
そんな夏休みモードの時に市立劇場はどうなるかというと…6月からは劇場内でのお芝居は休みになります。その代わりにサマーシアターとして野外劇場で上演されます。
劇場内には上演前、中、後のお芝居の広告が展示されています。右側の作品はフィンランドを代表する絵本作家、マウリ・クンナスの子供向け作品、”犬達のカレワラ”です。ちなみにカレワラというのは”フィンランドの民俗叙事詩”でして原文だとわかりづらいのでマウリさんがわかりやすく子どものために書き直したもの。
ちなみにマウリさんの絵本、日本語でもいくつか入手できるのですよ。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%82%B9/e/B004LPWN0A
少し前に劇場内でマウリさんの絵本の原画が展示されていました。
なかなかかわいいですよね。そのうちにまた改めて撮りに来ようと思っていたら、すっかり展示は撤去されていました。劇場自体は休みになりますからね、展示の必要がなくなったみたいです
本当はもっと飾られていたのですが…お詫びにこちらを。衣装の展示は1階で行われていました。
当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、これらはすべて手作り。劇場の中に洋服を作る部屋があって、デザイナーが描いたデザイン画をもとにミシンで縫って仕立てるいわゆるオーダーメイドの品々でございます。
この劇場の開館時間は複雑でして…まず土日は基本的に閉館。夏の間レストランとチケット販売がオープンの際は中に入れます。レストランがオープンしているのは平日7:30~14時ですが、7/10~8/6の間は夏休み。一方チケット販売は火曜から金曜の12:00~16:00にオープンしていて、6/22~7/31の間は夏休み。つまり劇場は7/10~7/31は完全に閉館となります。レストランの休業に最初の頃はびっくりしたのですが、メインの顧客が7月の間多くの人が夏休みを取り同時にレストランの従業員も夏休みを取らなければなりませんからその辺りはあっさりと休業です。そういえばフィンランド語の学校に通っていた頃にある日準備していたランチがトラブルで持っていけなくなり、学校の食堂で食べようと行ってみたら夏休みで休業中。友達のランチを少し恵んでもらってどうにかしのぎました。
劇場の話をするつもりが夏休みの話になってしましたが、これもフィンランドであるある、です。
ということで皆さま、よい週末をお迎えください。
これはまた後で…と後回しにして失敗することが多い方も、チャンスは最大限に活かしているタイプの方も
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