2017-05-29 Mon
Moi!5月も終わりに近づいているというのにまた寒気に襲われています今日の最高気温は13度でこの最高気温が15度に届かない気温は1週間ほど続きそうですちなみにこれは4月並みの気温とか。まあね、雪が積もらなければいいですよ、とりあえず。
そんな中毎年恒例のSoile Yli-Mäyryというフィンランド人画家の夏季美術館オープニングパーティーに行ってきました。この日も気温は9度までしか上がらず、一日中雨が降る寒い日でございました。
それはさておき、Soileさんは日本でも毎年個展を開いている、セイナヨキのお隣クオルタネ出身の画家です。
http://www.soileyli-mayry.com/
今年はこのSoileさんの実家を改装して作った美術館の25周年、そしてフィンランド独立100周年という記念の年でもありました。ゲストスピーカーは元首相のEsko Ahoさん。私でも理解できるぐらい明確でポイントが非常に整理されたよいスピーチでした。25年前といえばちょうどフィンランドでは不況の風が吹き荒れ、Soileさんの美術館を作る計画を無謀だという人もたくさんいたそうです。そしてEskoさんもこの時期首相で大変な時期だったのですが、夢を諦めずに前を見て頑張り続けたのが今に至っているというお話でした。感慨深い。
こちらが本館。2階部分から周りを見渡すこともできます。(そこには大いなる自然の景色が)
入り口はこちら。
本館を横に、別館も正面に見えます。ここでは特別に招待された人だけが入れ、Soileさんの個人コレクションなども見ることができます。
彼女は主に絵、最近はガラス製品なども手掛けてきますが、こういったオブジェも作っています。
庭、そしてもう一つの別棟。ここはちょっと暗いのですがいくつかの作品が展示されています。
そして本館中の様子。この時点では人がだいぶんいなくなっていますが、スピーチの時はホールいっぱいに人があふれていました。300名ほどいたでしょうか。料理もこのように大量に準備されています。
こちらが作品群の一つ。今年のテーマは”デジタルの奴隷”。なかなか鋭いテーマです。
ちなみにSoileさんはフィンランド独立100周年に際し、フィンランドを代表する画家として7ヵ国巡るそうです。ちなみに東京での個展は3月の終わりから4月の頭まで既に開催済み。東京から2週間前に戻ってきたともおっしゃっていて、これまた私が日本人というだけで(ま、家人の遠い親戚でもあるのですが)声をかけてきてくださるのは嬉しくありがたいことです。
今回は人が多くてゆっくり見られなかったのでまたチャンスを作ってじっくり見に行きたいと思います。そうそう、この美術館のガイド、今年は”オカダ”さんという方もいるそうです。セイナヨキからさらに車で30分なので交通の便は今一つではありますが、チャンスがあれば是非お出かけください。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
デジタルの奴隷になっているかもという方も、いやいや大丈夫。問題ないという方も
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