2017-05-23 Tue
Moi!今日も昨日に引き続き20度越えの嬉しい夏日でした。そして夕方は予報通り一雨降り、少し熱が冷まされている感じ。白樺の成長ぶりが半端ない今日この頃です。
さてこちらのブログでちょくちょくフィンランド人はチャンスあればダンスをすると紹介してきました。例えばこちらのブルースのライブの時も盛り上がってくるとダンスが始まりました。
↑ここはダンスするだろうという想定内でテーブル配置がされていたのですが、この前行ったコンサートでも空いているスペースで踊る人も見かけました。
一般的には踊る人達は40代以上の人達が殆ど。その昔、ソーシャルメディアなんて当然なく、ディスコやクラブが流行る前、若者達が異性との出会いの一つがダンスが踊れる場所だったそうです。男子は気になる女子がいたら誘って、うまく合意に至れば一緒にダンス。また逆パターンで女子が男子を誘うダンスもあるのだそうです。そういった昔ながらのダンスが若者も含めて静かなブームが訪れているのだとか。
ちなみに今年はフィンランド独立100周年を記念して”Dancing Finland"(フィンランド語では”koko Suomi Tanssi")というプロジェクトが立ち上がっています。英語のページはこちらです。
http://www.dancingfinland.fi/
このページには社交ダンス以外にもフリースタイル、ストリートダンス、コンテンポラリーダンス、バレエ、ショーダンスなどのカテゴリーがあり、それぞれの課題ダンス、踊り方のビデオが紹介されていて、参加者は好きなダンスを選び、練習してその成果をソーシャルメディアで共有するという流れ。
ちなみにこちらが社交ダンスのインストラクションビデオ。
http://www.dancingfinland.fi/tanssilaji/couple-and-folk-dance/
簡単そうに見えてスピードもあるし、ステップも複雑そうなのですが、踊っている二人がとっても楽しそう。曲も
私は踊るのはまだまだ苦手なのですが、こちらの人達を見ていると楽しそうに体を音楽に合わせてダンスしているのを見ているとうらやましくもあり、ごく自然にも見えます。
そういえば年配の方から聞いた話なのですが、セイナヨキ出身の人が若い頃ヘルシンキで働いていたそうです。友達に出身はどこか聞かれたので”セイナヨキだ”と答えると”そんなところ、知らね。”という冷たい返事。”Sorsanpesäがあるところだよ。”と説明したら”ああ、その辺なの”と好反応が返ってきたとのこと。ちなみにSorsanpesäというのは現役のホテルでして、今はイベントがあったりライブがありますが、その昔は大きなダンス会場で、料理もおいしくて有名な場所の一つだったそうです。ヘルシンキから350km車を走らせて踊りに来ていた若者もいたのでしょうね。
今やDancing Finlandのキャンペーンには65万人近くの参加者がいるとか。興味がある方はトライしてはどうでしょうか?
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
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