こうなることはある程度予測していたのですが…
昨日は南方から大雪が降っているという情報が次々に届いていました。
天気予報を見ても今日のお天気は終日雪。
噂には聞いていたのです。5月1日のメーデーの頃に雪が降る年もあると。
先週降ったときも結構ダメージ大きかったのですが、4月の最後の日にしんしんと降り続く雪景色を見ていると何かこうずしんとくるものがあります。そして今日はメーデーイブ。
近年のクリスマスには雪が降らなくてブラッククリスマスになることが多いのに…とつぶやきながらももうこれぐらいたっぷり雪が積もっているなら
今年行きそびれたクロスカントリースキーに行くのもいいかも。新雪だし気持よく滑れそう
ちなみにVisit Finlandではメーデーをこのように紹介しています。
メーデーの前日の夕方になると、国中のすべての人たちが、カーニバルのような、屋外でのお祝いの機会に集まってくるのです。学生や元学生たちが、卒業するときにかぶる白い帽子をかぶって街に繰り出し、夏の始まりをお祝いするのです。しかし、この日は単に風船や紙ふぶき、たくさんのシャンパンでお祝いするだけの日ではありません。伝統的に、メーデーは、政治的な意味を持っていて、主要都市のほとんどすべての広場で、政党のスピーチが行わる労働者の日でもあるのです。ティッパレイパ(tippaleipä)と呼ばれるファネルケーキ、ムンッキ(munkki)と呼ばれるドーナッツ、フィンランド版ミードのシマ(sima)がヴァップのごちそうです。デリシャス!
ムンッキもシマもしっかりいただき、冷蔵庫にはnakkiとよばれるソーセージとポテトサラダも待機しています。こうなったら雪景色を愛でながら”夏の始まり”を祝おうではないですか!
ということで皆さま、引き続きよいゴールデンウィーク、週末、メーデーをお過ごしください。
なんだかんだいってこういう自分の置かれた悲劇を笑い飛ばす自虐、嫌いじゃありません。
悲劇の主人公になりたい方も、悲劇に巻き込まれるのはごめんだという方も、不本意ながらなぜか悲劇に巻き込まれている方も
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昨日より若干気温が上がりましたが4月終わりにしては寒い気温です。日本ではゴールデンウィークの始まりですね。こちらもメーデーがVappu(=ヴァップ)でお休みなので今年は3連休。Vappuの頃は大抵暖かくなっているのでピクニックに出かけたり、広場でイベントがあったりするのですが、今年はちょっと寒そうです。
今日は久々に街に出向いてみました。
ラケウデンリスティ教会の近くに広い庭があり、最近ようやくベンチが設置されて春が近づいてきたと思った矢先の雪景色。
グランドピアノのような形の市庁舎。晴れた日はブルーに見えるのですが、今日は黒っぽく見えますね。
ラケウデンリスティ教会の庭もこの通り。この庭は大きなイベントがあるときはメインのドアを解放し、この庭にも人が入れるようにアルヴァ・アールトが設計しました。1970年代には大きな催し物があったようですが、ここ最近はないようです。ちょっと残念。
ところ変わって湖の近くにも足を伸ばしてみました。このエリアどんどん開発中で、今日も何やら新しい建物を建設中。おじさん達が同じブルーのユニフォームを着て働いているのは何とも微笑ましい光景でした。
こんな雪の中遊んでいる子どももおらずぽつねんと佇む木製の動物たち。
歩道も真っ白な雪に覆われています。
湖の氷は溶けて、湖面が光っていましたが、ビーチ部分はしっかり雪が残っています。
そんなこんなで写真を撮っているうちにまた雪が降り始めました。下の方に移っている”Sunny days"がなんとも皮肉。その右のJÄÄTELÖはアイスクリームの意味。この看板がしっくりくるようなお天気になる日が心から、心の奥底から待ち遠しいです。
ということで皆さま、よい週末を、よいゴールデンウィークを、よいVappuのお休みをお迎えください。
もう雪景色は充分見ました、もう結構ですという方も、暑さしのぎにちょうどいい!という方も
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今日も家に引きこもっていたので窓から見える庭の雪を眺めながら過ごしました。お天気は晴れたり曇ったり小雪が降ったり。雪が反射していつもよりさらに明るい銀世界を楽しめました。(軽い自虐)
さてちょっと前になりますが、セイナヨキ市がこの度マーケティング用のロゴを変更しました。新しいロゴはこちら。
出典: Seinäjoki City
9つのデザインが統合されています。一番わかりやすいのは一番下の真ん中。ラケウデンリスティ教会の時計塔ですね。これが象徴するようにアールトセンターのある文化的な街、という意味。
同じく一番下の左はおいしいものが食べられて、また食品関係の会社が多いことを象徴しています。
色のパターンも3パターンあり、その時々に合ったものが使われるとのこと。
目的は誰もが好きな要素を選び、セイナヨキ市で自分の生活を作り上げてほしいという意味があるのだそうです。
デザインしたのは地元の会社。セイナヨキ市のことを十分理解し、その魅力をデザインに活かしています。
なお以前使われていたロゴはこちら。そしてこれにまつわるエピソードはこちらで紹介しています。
出典: Seinäjoki City
結構前のロゴ、かわいくて好きだったんですけどね。今のうちに在庫セールを狙ってグッズを買うのも一つの手かもしれません。
今まであまり気に留めていなかったのですが、市の紋章とは別にマーケティング用のロゴがあるのですね。ちなみにセイナヨキの紋章は壁と川のロゴです。セイナは壁、ヨキは川という意味でそのまんま。
出典: Wikipedia
今回のロゴの変更によりセイナヨキ市のホームページもリニューアルされました。
ここでついでにご紹介。アルヴァ・アールトの建物の日本語訳もあります。興味のある方は是非こちらをご覧ください。
http://www.seinajoki.fi/en/index/cultureandsport/alvaraaltoinseinajoki/alvaraaltoseinajoella.html
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
わたくし、この手のクリエイティビティがまったくないので、こういうのをデザインできる人を心から尊敬します。
デザインの才能豊かな方も、少し貧弱かもという方も
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昨日から予兆はあったのです。
雨が雪に変わりましたしね。
南部でも朝は吹雪いてたと聞いていましたからね。
でも起きて窓を開けたらびっくりしました。
がっつり雪が積もっていましたから。
え?何?この真冬感?
どれだけ積もったか、これでわかりますかね?
窓がコツコツいうので何だろうと振り返ったらキジがいました。足がすっぽりと雪に埋まっているし…。
もうこの辺になるとFacebookのコメントが自虐ネタ満載になってきます。
”もう冬ですか?”⇒”厳密に言うと、"まだ"冬です”
”フィンランドの春は美しく、木々から葉っぱがのぞき始め、鳥は鳴き始め、そして空からは雪が降る”
”フィンランドには冬しかないんじゃないかと疑い始めているのですが”
”メーデーの頃の天気みたいね”
道路の滑り止めの石を除去し、撒かれた砂を水で撒き散らして春が整える作業に目を細めていたのに、一日で”ふりだしに戻る”の罰ゲームを受けている感じ。昨日までは雪が降ってもすぐ溶けて道路も乾いていたのですが、今日は朝から積もっていた上に一日中降り続いていたので15cmほど積もっています。
まあ私は引きこもっていたのでよかったのですが、家人が客先に向かっている途中、雪が降りしきる中、3台も車が溝に落ちて助けを待っていたそうです。まあ普通4月の終わりにもなると春タイヤに替えている車も多いですし、除雪車も不意打ちをくらって出動が遅れますよね。
スイス在住の友人のブログでも季節外れの雪が降ったことが紹介されていました。
http://swissfanclub-photo.blog.jp/archives/1065605662.html
http://swissfanclub-photo.blog.jp/archives/1065607217.html
そりゃ、スイスで雪が降ればフィンランドで降ってもおかしくないわな~と妙に納得したのでした。
明日からは少し気温も上がっていきそうです。たくさん降った割には雪かきも簡単に終わったので春本番のお天気がくることを切に願わずにはいられません。
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
不意の仕打ちにもじっと耐えられる方も、ポジティブに思考を変換できる方も
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今日は朝は晴れていたのにお昼過ぎから急に曇り始め、気温も急に下がってみぞれになりましたその後は急に晴れたり曇ったりはたまた雨が降ったり、気まぐれなお天気です。さすがに今日は川泳ぎをする人はいないでしょうね。
昨日は少し時間があったのでアールトセンターの写真を撮ってきました。先日のペチャクチャナイトのアールトセンターのかっこいい写真に感化され、いつもと違う観点で撮ってみた…つもり。
こちらはラケウデンリスティ教会の窓。ちょっとわかりづらいのですが窓の向こうに時計塔が見えます。
ラケウデンリスティ教会のランプを下から撮ったところ。これもアルヴァー・アールトのデザイン。
ラケウデンリスティ教会の祭壇の横の窓。スリットがあるので光が真ん中にある十字架に向かうように設計されています。
教区センターのロビー。吹き抜けの部分と2階がある部分のコンビネーションが絶妙。
教区センターに来ることはあまりないのですが、昨日ふらっと入ったときに職員の男性が”どこかお探しですか?”と声をかけてきてくださいました。ガイドをしていて知りたいことがあってきたことを伝えると色々ご案内してくださいました。
2階に上がったのは今回が初めて。こうして改めて見るとアールト設計の建物は白くて温かい光にいつも包まれている気がします。
教区センターのホール。いつもは鍵がかかっているのですが、職員の方は快く開けてくださいました。写真は何のひねりもありませんが、でも左と右のデザインが違うのですよね。
私にとってはおなじみの市庁舎のロビー。改めて撮ってみると美しい。圧迫感がなくてシンプルな中にも温かみがあります。
アールトの建物は全体を見ても美しいのですが、一つずつ切り取って見てもドキドキするぐらい美しい。初めてアールトセンターに足を踏み入れた時のドキドキ感をちょっと思い出したのでした。
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
写真って見てると簡単そうに見えますが、実際に撮ると難しいですね。
ファインダー越しの世界をうまく写真に収められる方も、集中力なく適当に撮ってしまう方も
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今朝は起きたら-5度で近所の家の屋根は霜で真っ白。もう4月も終わろうとしているのに今年は朝の冷え込みが結構きついです。日中は8度まで上がり、朝はいいお天気だと思ったのですがお昼過ぎにパラパラと雹が降ったり雨が降ったりしました。
今日は自転車でお出かけ。行きは手袋なしでも耐えられるほどの気温でしたが、スプリングコートを着るにはまだ肌寒い気温。
こちらは川の様子。完全に氷がなくなっているところもありますが、この辺りは朝の冷え込みの影響でまだ氷が残っています。
手前、凍っていますよね。でも桟橋に人影が見えますよね~。
ええ、この方近くにサウナもないのに悠々と半分凍った川で泳いでお帰りになるところ。
アイススイミング愛好家の方かとお察しします。ちなみにこれは行きに撮った写真。
実は数時間後の帰りも同じ川で3人の若い女の子達のうち2人が水着で川に
以前こちらのブログで気温が20度にもなると人々が川で泳ぎ出すと書いたのですが、それは8度の間違いだったのでしょうか…ね
だって私はダウンジャケットしっかりジップアップして手袋はめていいぐらいだというのに、先方のお嬢さん方はビキニ…。
まあさすがに寒かったらしくお嬢さん方はちょっとだけ足をつけてすぐ退散しておりましたが。
フィンランドにも…
春がやってきました。
お嬢さん方の写真ですか?
一応わたくし、こちらでは”移民”という分類でございまして、不審な行動を取っていると目立つのでございます。我が身を守るために一端の善良市民としてのふるまいを心がけたのでございます。悪しからず。
家人に報告しましたら”フィンランド人だからま、普通でしょう”とすげない答えが返ってまいりました。
普通…ですかね?
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
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今日も不安定なお天気で晴れたり曇ったり少し雨が降ったり。気温は7度まで上がりました。
以前マリメッコのカードをご紹介したのですが、先日スーパーでムーミンのカードもありました。
ムーミンのカードは以前から見かけていましがたプレゼント用のバッグは初めて見ました。それにしても置かれているところがね、いかにもスーパーという感じなのですがこれもフィンランド生活、あるあるです。
これもスーパーの一角。こちらはムーミンの2017年夏限定マグのようです。
こちらはヘルシンキの空港で撮ったもの。以前からムーミンの紅茶は日本語もついていて充実していましたが、最近はココアやコーヒーもあって品揃え充実。
大きな声では言えませんが、それに個人の好みもあると思いますが、このムーミンのティーバッグ、甘い味の紅茶が多いのですっきり系の味が好きな人にはちょっと気を付けて選んだ方がいいかもしれません。特にバニラ系とかブルーベリーマフィン味とか。それはさておきパッケージがかわいいし、日本語も書いてあるので日本人の心をよくつかんでいると思います。
ムーミンの人気は衰えるところ知らず。そしてどの家庭に大抵1つや2つのムーミンマグがあるのもフィンランド、あるある。あるミュージシャンがフィンランドに来た時に”何でどの家庭にもムーミンマグがあるんだ!!”と驚いていましたが、確かにどの家庭にも必ずあるマグってあまり思いつかないですよね。それぐらいムーミンは生活の一部に根付いています。毎年出る新しいデザインに惹かれて買う人もいれば、プレゼントにもらったり。そうやって増えていく模様。買い控えを心がけている我が家にも2つあります。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
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今日は晴れたり曇ったり雨が降ったり雹が降ったり大気が不安定な忙しいお天気でした。
ちょうど晴れている時にスーパーに買い出しに行っている時にフロアーボールの地元チーム、SPVの3人の選手たちがアルコールを売っているAlkoの外のベンチで座っていました。彼らは先週ユヴァスキュラのチーム、Happeeに接戦の上勝利し、3位になったのです。去年はベスト4にもならなかったので嬉しい結果。今日はお祝いでしょうか、3人とも既にショートパンツ、一人はTシャツでした。ちなみに気温は7度ぐらいだったんですけどね”ここだけ夏ですね。”とコメントすると”太陽も照ってるしね~”とのお答え。ポジティブです。
さて昨日はヘルシンキ在住のmino(mino@minotonefinland)さんがヴァーサにTV撮影で来ることになり、その前に時間があるというのでヴァーサ在住の友達を誘って一緒にランチすることになりました。
minoさんによるとヘルシンキでは深い霧、タンペレでは雨が降っていたのにタンペレを過ぎたら雨はぴたりと止み、ヴァーサでは最初は曇っていたのですが、ポジティブなエネルギーに満ちているminoさん、友達の力が効して見事晴れましたちなみに前日までの天気予報が晴れ時々雨だったのですよ。さらにその前日と翌日は曇ったり雨が降ったりの今一つのお天気だったですからね。その威力、伝わりますか?
ランチに行った先はminoさんのお友達姉妹が経営しているベジタリアンカフェRaawkaに。
ランチはサラダランチとスープランチの2種類。私はサラダランチを頼んだのですが、どうです?このボリューム!
サラダ以外にも豆類もたっぷり。そして手作りドレッシングも絶妙。こちらでなかなかおいしいドレッシングに出会うことは少ないし、特にランチでは市販のドレッシングが置いてあることが多い(そしてあまりおいしくない)のですが、これは文句なしにおいしかったです。
お店は2階席もあり、私達はしっかり2階席を分捕り、色々な話で盛り上がりました~。
ランチの後はデザートに。デザートもローケーキでヘルシー。私が頼んだのは黒スグリのケーキ。甘さ控えめでこちらもおいしくいただきました。
3人バラバラのケーキを頼みました。
紅茶は葉っぱも選べて紅茶好きの私には嬉しいサービス。
minoさんと実際に会うのは2回目、minoさんと友達は初対面にも関わらず4時間ずーっとしゃべって、食べて、笑ってと充実したひと時を過ごしたのでした。
こちらに移住した頃に何が懐かしかったかというと、こういった女子会。気の合う友達としゃべっているだけで、楽しい時はより楽しく、落ち込んでいる時も元気になったものです。それにおいしいものが食べられたらなおよし。海を越えての貴重な出会いに感謝するばかりです。
ということで皆さま、引き続きよい週末をお過ごしください。
いざというときにお天気に恵まれる方も、時々恵まれる方も、残念ながらそうでない方も
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今日は一時雨の予報が出ていましたが見事によい天気に恵まれました。ところで昨日隣町のクオルタネに車で行きました。行きはナビで50分と出たのですが、帰りに自宅の住所を入れると6日〇時間と出て、音声案内はできませんと出ました。いやいやいや。携帯は時々不思議な動きをします。
何度かアップしていたベルリン旅行記は今回で終わりにします。
ベルリンにはクマがたくさんいました。
このクマに反応したのは、数年前にヘルシンキ大聖堂にこのクマが色々な国旗がペイントされていました。ドイツから来ていたのですね。他にも写真に撮り切れなかったものもいくつか。
あまりショッピングのことを書きませんでしたが、こちらはポツダム広場からホテルに向かう途中で見つけたMall of Berlinというショッピングモール。高級百貨店よりお求めやすい価格のブランドがたくさん入っていてついつい長居してしまいました。
イースター休暇の時だったのでこんなパレードも。
写真はありませんが、ドイツは薬や化粧品、サプリも安かったです。dmというドラッグストアはベルリンの至る所にあり、友達は大量のサプリや化粧品などを購入していました。私も次回は是非。
ということで皆さま、よい週末をお迎えください。
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今日は曇りがちの一日で夕方は雨も降りました。気温は7度ぐらいまでしか上がりませんでした。明日は晴れて8度まで上がりそうです。
今回はベルリン旅行記の食事編です。情報に書いてあった通りドイツは食事の量が多い!(そしてフィンランドの外食の半額ぐらい)
↓は足がくたくたになってふらっと入った伝統的な料理を出しているレストランでオーダーしたもの。ザワークラフトの上に分厚い豚肉。味はフィンランドでクリスマスの時期に食べるハムと同じような味がしました。
ある日食べたランチ。これは今日のランチを選んだのでホワイトアスパラガスがついていました。
こんな調子に加え、朝食のビュッフェもおいしくてついつい食べ過ぎていると胃の大きい私でもさすがに食べるサイクルが狂ってしまいました。写真はないのですが2日目のランチはスターターのリゾットと飲み物だけにしたら、思った以上に質素な量でちょっと恥ずかしかったです。いやね、でも量的にはちょうどよかったです。
友達と一緒に食べたのはこのシュバイネハクセ!シェアしてちょうどよかったです。ちなみに完食はやめておきました。皮がカリッとしていてコラーゲンたっぷり。おいしかったです。
ちなみに一応付け合わせに↓チキンサラダを頼んだのですが、サラダというよりチキンにサラダがついているようなボリューム。
こちらはホテルの人に教えてもらった伝統的なドイツ料理が食べられるレストランでオーダーしたカレーソーセージ。カレーソーセージは名物らしいです。
フィンランドのソーセージに比べて水分が少なくパリッとしていました。
ここには初日にホテルにチェックインしてすぐに行ったところですが、料理を待っていると建物全体にけたたましい警報が鳴り響き、もしやテロ?と心配したのですが、10分ほどして無事鳴りやみました。広い店内のお客さんが皆で拍手、というハプニングもありました。いや、笑い話になってよかったです。
これは最終日の夕食。カレーソーセージは屋台で食べるようなストリートフードから発生したらしいです。アレキサンダー広場の屋台で買って地下鉄で匂いを漂わせながらホテルまで戻ってきました。
レストランで食べたのより数倍おいしかったです!マヨネーズとケチャップもかけてもらったのですが、その下にはとんかつソースそっくりのソースが。懐かしい味に舌鼓をうちました。
がっつり肉料理の合間にはこんなお上品な料理も。ここはCafe Wintergarten in Literaturhaus Berlinという素敵なカフェ。店内はほぼ満席だったのですが、偶然窓側の席に座ることができました雰囲気もよかったですが料理もおいしかったです。
ついでにデザートも頼みました。これもおいしゅうございました。
これが庭。フィンランドと違って緑の面積が多かったです。別の場所では桜も咲いていましたしね。
これがカフェと文学館の建物。カフェには左の階段から上がっていきます。
そして次に向かったのはKDWというドイツで一番大きなデパート。向かった先は
最上階にあるレストラン。こちらも絶妙のタイミングで窓際の席ゲット!
スペースは広々としていて
ちょっとわかりづらいのですが、セルフサービス方式で自分のほしい飲み物、食べ物を選んでレジで支払って食べるシステム。お茶一杯でもゆっくりベルリンの街並を眺めながらお茶できるのです。
最初は料理の量が調整できなくて腹12分目まで食べて行きましたが、慣れてきたら少しずつ調整できました。食事はお一人様より二人の方がシェアできたりもするのでよいですね。何よりもお一人様だと待ち時間の過ごし方が手持無沙汰になってついついイライラしてしまいます。それにウェイターの方にも無視されやすいですしね私は魚介類が苦手なので肉天国(?)のベルリンでは頼むものに困ることはありませんでした。
現在帰国して粗食生活に戻し、体重も少しずつ元に戻りつつあります。
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
粗食は体重を戻すためなのか、手抜き料理だから体重が減るのか、
まあその辺りはそっとしておいて
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日中は7度まで上がりますが最低気温はマイナスを下回るお天気が続いていて4月も下旬というのにまだ少し肌寒いです。が、広告を見るとガーデニング用品とBBQ用品のオンパレード。BBQをするにはかなり寒い気がするのですが、そこはフィンランド人ですからね。チャンスを逃したらずっとできなくなる可能性も大ですからね、気温が少々低くてもお天気よければやると思います、彼らは。そういえば家人もイースター休暇はラップランドでハイキング。-12度の中テントで寝たり、外でソーセージを焼いて食べたりしたそうです。うーむ、この辺は理解不能です。
さて、ベルリン旅行記が続いていますが今日はちょっとお休みして昨日参加したペチャクチャナイトについて。
セイナヨキでは現在”セイナヨキ アート&デザインウィーク”が開催されていて、
アールト図書館の前にはこんなアートが展示されていました。フィンランドの国旗の色を意識しているのでしょうかね。
拡大するとこんな感じ。IKEAのバッグの一部が使われている?
ペチャクチャナイトは以前も参加したことがあり(記事はこちらからどうぞ)、今回のテーマもアルヴァ・アールトについてでした。
実は知り合いの開催者からプレゼンしてもらえないかと打診したのですが、わたくし人前で話すことが本当に苦手でして、それが母国語以外となるとさらに悲惨なものになり、大爆死も既に経験済み。謹んでお断り申し上げました。
今回のプレゼンテーターは6名。小さい頃や日常生活に則したアルヴァー・アールトとの話、アナログとデジタルの観点から分析したアールトの設計の美しさ、また右端手前のアジア系青年はアメリカから来た高校の交換留学生。写真家の側面も持ち、同じ建物を撮っているとは思えない美しいアールトセンターの写真をプレゼンしながら披露してくれました。真ん中の恰幅のいいおじさまは街で一番おおいしいJuurellaというレストランのシェフ。アートとしての料理とアールトを絡めてプレゼンしてくれました。
私は在フィン歴の割にあまりフィンランド語が流暢ではないのですが、それでも2年前に参加したペチャクチャナイトの時よりはプレゼンテーターの方々が何を話しているか理解できるようになったかも、と気づけたのも大きな収穫でした。
21時半過ぎでもこの明るさ!プレゼンテーターの方々の美しい写真に触発されてちょっとアートもどきな写真を撮ってみました。でもな~、なんだかな~
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今日も5度ぐらいまでしか気温が上がりませんでしたが、気持のよい晴れのお天気でした。
さて今日もベルリンの旅行記。一気に今回行った観光地をご紹介します。
まずはチェックポイントチャーリー。これは昔ベルリンの壁があったところ。そこにこのように年代別に何が起こったのかを写真と共に紹介しているところ。
例えばこんな写真。壁がどんどん壊されている様子。今から30年ほど前はドイツが分断されていたとは、今の平和な風景からはちょっと信じられない感じ。
ポツダム広場の近くにあるSONYセンター。夜になるともっときれいでした。ショッピングモールは地下に少しありましたがレストランと映画館、そして大きなSONYショップがありました。ショッピング目的で来るとちょっと裏切られるかも。
ベルリンに来たからにはやっぱりベルリン大聖堂は見ておくべきですよね。
今回ロッカールームの入り口に入場券の自販があったのでそこでチケットを買いました。買って正解、中で買うには少し列ができていました。
大聖堂だけあって中はゴージャス!
そして階段をひたすら上っていくと上までたどり着けます。なかなかよい運動になりました。
これはマリエン教会。ベルリンで2番目に古い教会とのこと。後ろの建物はテレビ塔。新旧の対象がおもしろいです。
中はこのようにシンプル。セイナヨキのラケウデンリスティ教会にも似た静謐な教会。
その後アレクサンダー広場に。広場にはいろいろな出店がありましたが、まずは世界時計とテレビ塔の写真を。ああ、空がだいぶん雲に覆われてきました。
ちょっと小さいですがヘルシンキの辺りを撮ってみました。
こちらはところ変わってブランデンブルク門。連邦議会議事堂の近くだったので寄ってみました。観光スポットでたくさんの観光客が。
そして友達の情報で夜ライトアップするのできれいと聞き、出向きました。この日は夕方前まで雨だったのですが、夜はこの通りしっかり晴れてくれました。
なかなか勇壮な馬。
こちらはドイツ連邦議会議事堂の入り口。中に入るには事前予約が必要です。(無料)インターネットからでもできるし、ふらっと来た人でも別の場所で登録すればすぐ入れるようでした。友達に夕暮れを狙うのがお薦めと聞き、1ヵ月前に日没の時間を計算して予約したのですが…1時間早かったようですしかもいい感じで足もくたくたになっていたのでさらに早めに入らせてもらいました。建物に入ったらすぐに高速エレベーターに乗って上の階に。議場等の見学はできませんでした。
わたくし、すごーく高所恐怖症なので、この写真を撮るために少し体をかがめるだけでガクガクブルブルでした。足がすくむとはまさにこういうことだと再認識した次第。
おもしろい建築だったのに気づいたら外の写真ばかり撮っていました。このドームのデザイン、おもしろいですよね。(え?こじつけ?)
そしてこれは…ホテルの近くの建物。何でしょうかね。夜のライトアップが美しくてパチリ。
3日目に友達が到着する前に出向いた森鴎外記念館。リニューアルオープンして日本語の案内も充実しているとか。
階段には小説の一説でしょうか。なかなか凝っています。
実は行きつくのに若干迷い、時間があまりなかった上に入り口のブザーを恐る恐る押してみたのですが反応がなく、あっさり諦めて帰りましたイースター休暇だったのかお昼休憩だったのか、はたまたブザー音が小さかったのか。それにしてもブザーを押して中に入る建物ってちょっと勇気が要ります。
友達と合流して出かけたのは旧ナショナルギャラリー。
友達の事前情報によるととても混んでいるので行くなら朝一番!だったのですが祝日の夕方でもまったく並ばずに入れました。
ドイツの画家の作品が多く、知らない画家も多かったのですが、こんな不思議な絵が。思わず引き込まれました。
濱田マリに似ている…。
この教会はカイザーヴィルヘルム記念教会。第2次世界大戦の被害を受けた教会。
天井画はこのようにきらびやか。
ベルリンではペルガモン博物館がルーヴル美術館、大英博物館並みの見どころある博物館らしいのですが、彫刻が多そうだったのでパスしました。
またチェックポイントチャーリーもうそうなのですが、ポツダム広場、ユダヤ人犠牲者記念館など多くの場所で戦争のことを言及していました。ベルリンは第2次世界大戦後もドイツ分断という歴史もあることも影響していると思いますが、きちんと歴史に向き合っているような気がしました。
今回も地球の歩き方のヨーロッパ編のベルリンの部分だけ切り取って持っていったのですが、もう大活躍。なんといっても見やすい。通りの名前は全部は書いていないのですが、それが却っていいのかも。主要な観光地はしっかり明記されているし、もう地図をぐるぐる回しながらボロボロになるまで使いこなしました。
そういえばこの大切な地図。信号待ちをしているときになんと1ページだけひらっと風に飛ばされてしまいましたああ、私のベルリン旅行中の体の一部のような働きをしてくれている情報が!
でも車通りがなかったので無事保護できました
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
最初の3日間はかなり歩いて足が棒のようになりました。
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今日もなかなか寒い一日で最高気温は2度。朝は曇っていて少し雪も降りました。幸い太陽の光がずいぶん強くなったので積もった雪もすぐ溶けています。まだ少し肌寒いお天気が続きそうですが水曜日は一時的に8度まで上がるようです。やれやれ。
さてベルリン旅行記続きます。ベルリンには実は今回が初めて。しかも前半は一人旅。最初は何が観光名所なのか、そしてそこにはどうやって行けばいいのか、?だらけの始まりでした。でも実際に行ってみた最初の印象はわかりやすい。空港の規模が小さいこともあるのかもしれませんが、”バスに行くにはこちら”という矢印が明確に案内されていました。
バス停も明確でどこ行きの何番線のバスが後何分で来るか、終点までの地図などもあるので慣れない旅行者にとってはとてもありがたかったです。バスの中の電光表示板にも次の停留所が明示されています。これって当たり前と思うかもしれませんが、ヘルシンキのバスはこの表示がないものもあるのです。だから停留所の数を数えておくか、停留所で止まった時に今どこの停留所か確認しながら行かないといけないのでお上りさんには結構要求レベル高いのです。
地下鉄もわかりやすかったです。もちろん路線がいくつもあるので駅を見つけるのは慣れるまで大変でしたが、駅に着いたらシンプル。どこかに必ず路線図があるので自分がどちら方面の電車に乗るか確認することができます。また駅の構内はこのように駅名が大きく書かれていて、その下に乗り換えのメトロの情報はもちろん、〇〇通りは右になどの表示があるのが便利でした。
ちなみにバスは一部の路線バスも2階建てだったので観光気分が味わえました。
そうそう、忘れてはいけないのが料金体制。ゾーンによって料金は変わるようですが、主要観光地および空港も同じゾーン内でした。シングルチケットが2.8ユーロで1日券が7ユーロ。シングルチケットは2時間有効ですが、1日3回以上乗る場合は1日券を買っておけばお得で便利。
ベルリンでは英語がほぼどこでも通じるし、人も親切、そしてとてもきちんとしていたのがしっくりきました。案内もわかりやすいし、機能的なルールに則って動いている感じ。裏を返せば美術館では18時の閉館時間に向けて次々に扉を閉められていき、18時以降はお手洗いもお断りという明快さ。
時期によるのかもしれませんが、観光名所もそんなに混んでいなかったのでパリやローマ、バルセロナのようないつスリに狙われるかわからないという緊張感はありませんでした。また観光名所など至る所で警察の車を見かけました。イースター休暇の中、警察の方がいてくれているおかげで安心。テロリストも警察がいるところにはわざわざテロを起こしたりはしないでしょうし。
話は少し戻り、ベルリンに着いて気付いたのが、歩行者用の信号がかわいいこと♡青信号は男の子で
赤信号が女の子。
アンペルマンというブランド、知っていますか?私は友達に教えてもらったのですが
出典: http://ampelmann.co.jpアンペルマンは旧・東ドイツ時代に誕生し、現在でもベルリンを中心に活躍している「歩行者用信号機」です。
60年代のモータリゼーションによる交通量の増加にともない、増える交通事故から歩行者を守るために、視認性に優れたこのデザインが誕生しました。
詳細はこちらに書かれていますが、もともと旧東ドイツで使われていた信号。東西ドイツ統一後に一旦なくなったのですが1997年に復活したのだそうです。デザインがシンプルでかわいいので私もついついキーホルダーと光るバッジ等を購入。価格もお財布にやさしいお手頃な価格のものがたくさん売られていました。
キーホルダーは今まで使っていたものの飾りが取れてしまい、おっさんのようにリングに鍵だけじゃらじゃらつけていたので、このままじゃいかんと思っていた矢先に見つけました。小さくて軽くて気に入っています。
最後の写真はアンペルマンではないのですがレストランのお手洗いのマーク。こちらもかわいくて思わずパチリ。
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素敵なキーホルダーをお持ちの方も、特にこだわりはないキーホルダーをお持ちの方も、キーホルダーをお持ちでない方も
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今日無事にベルリンの旅行から戻ってきました!ベルリンも10度ちょっとで緑は豊かだけど寒いなと思っていたらヘルシンキでは小雪が舞っていましたセイナヨキは明るい春の光がさんさんと降り注いでいましたが2度でした
今回の旅は前半は一人旅、後半は友達が合流という旅。この前半の旅、果たして私に地図が読み取れるのか?ナビなしで目的地にたどり着けるかドキドキでした。
ホテルに(無事)たどり着いた後の行先はBauhaus。アルヴァ・アールトの本にも出てきたので出向くことにしました。
あてずっぽうに歩いていたら偶然乗りたいバス停を見つけ最寄りのバス停まで行きついたのですが、地図が大雑把過ぎてどちらに向かっていいのかわからない…。こっちかな?と当たりをつけるもそれらしきものが見えず。
すると近くにいたおじいさんが他の人に道をにこやかに教えてあげているではないですか!まさに救いの神。私もその優しそうなおじいさまに聞いてみました。
最初は地図を見て”うん?ここはどこだ?”という表情だったのですが”Bauhausです。”と告げると”この道を真っすぐ行って2つ目の角を左に曲がればいいよ。”と親切に教えてくれました。おじいさま、ありがとう!そして私の方角もまんざらはずれではなかったのだと一安心。
ありました、ありました。Bauhaus♪
でもなんかフィンランドでも見た気がしたのは…
気のせいではありませんでした。BauhausはBauhausなんですけど、Bauhausという名前のチェーンのお店でした
でもってふりだしに戻ってバス停まで戻りふと後ろを振り返ったらすぐ先にありました、私の行きたかったBauhausが!
庭にあった実験住宅?
こんなのもありました。
ついでに桜らしき花も咲いていました
中での写真撮影は一部のみOKでした。こういった現代のキッチン用品や
おしゃれな椅子、
はたまたレトロな鉄製のキッチン用品なども展示されていました。
インダストリアルデザインに興味がある人には聖地かもしれません。
床も木の素材を活かした素敵なデザインでした。
ショップも見応えたっぷり。かわいいデザインや機能的なデザインの製品がたくさん。
このお猿さんがなんともかわいくて写真に撮ってしまいました。
はぁ、無事たどり着けてよかったです。
ベルリンで見かけたデザインも北欧と同様シンプルで機能的なものが多い印象でした。北欧家具専門店も見かけました。フィンランドはドイツからの影響も受けているので共通点もあるのでしょうね。
ということでたくさん撮ってきた写真からテーマ別にぼちぼちベルリン旅行紹介していく予定です。よろしければ引き続きお付き合いください。
ということで皆さま、よい一日をお迎えください。
道に迷ったらすぐに人に聞く方も、ナビに頼りますという方も、道には迷いませんという方も、どちらかというと聞かれる方だという方も、
↓クリックお願いします。ちなみにフランス人に聞いたら4人目で初めて正しい道を教えてくれました。
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雪景色で始まった今日。日中も最高気温が1度。夕方はこの通り-1度。
この天気予報、文法的に正しい日本語ではあるのですが、”軽いにわか雪”とか”火曜日には、目に見えて寒さが増すでしょう”とかわかりそうでわからない表現がちりばめられています。目に見える寒さってやっぱり雪ってことだったのでしょうか。今日は春の気持を維持して若干軽装で外出したところ、この予報通り目に見える寒さを実体験しました
ところでわたくし、また週末にかけて小旅行に出かけます。
あの、人のせいにする訳ではないのですが、家人がイースター休暇にまたラップランドにハイキング、というか雪山登山というかスノーウォーキングというか、なんかそんなのに行くらしいので、じゃあ私もどこかに行く!ということになったのでございます。前回はフィンエアーのストで飛行機キャンセルになって自力で新幹線で名古屋から東京まで行くことになりました。その後、経費の精算方法で実費にするか、実費より少し額が上乗せされたフィンエアーの搭乗クーポンにするか選べたので搭乗クーポンを選んだのです。それを旅費の一部に当てられるしということも背中を押してくれたというのもございまして、ほほ。
イースター休暇は毎年変わり、去年は3月の終わりでしたが今年はフィンランドでは4月14日から17日まで4連休になります。プチゴールデンウィークといったところでしょうかね。
これ↓はHappy Easterとフィンランド語とスウェーデン語で書かれたカード。郵便局が無料で配布したもので去年は左、今年は右側のカードが郵便受けに入っていました。色つけして送ってね、という意図なのでしょうが何となく手元に残っています。あまり塗り絵はしないのですが、これを見たらちょっと塗りたい興味を駆り立てられました。一方で郵便局は売上伸び悩んでいるのにこんなカードを作って大丈夫?とちょっと心配してみたり。
そんなこんなで明日のフライトはお昼前ですが、スケジュール遅延が頻繁にある電車で空港まで行くので朝6時前の電車に乗ります。
イースターを祝う習慣のある国にお住まいの方はHyvä Pääsiäistä!(=Happy Easter!)、その他の方はよい一日を、そしてよい週末をお迎えください。
方向音痴なので今必死に空港からホテルに行く方法を調べています。
Googleって便利ですね、に
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今日は朝曇っていたのですがお昼から激しい雨に変わりました。日影に残っていた雪もこれでなくなりましたが、大雨のおかげでまた道にたくさん水が。この辺りは平地がほとんどなので水が溜まりやすいのです。特に春先は雪解け水も手伝って車は水しぶきを飛ばしながら走っています。
昨日は地方議会の選挙が行われ、新しい議員が誕生しました。フィンランド大使館のツイートによるとこのような結果に。
今回のフィンランド地方議会の議員選挙の投票率は58.8%。2015年国会議員選出の選挙は7割以上だったから少し低いけど、前回よりは高い。当選した地方議員の男女比は男性61%、女性39%。大都市ではほぼ半数づつが実現。平均年齢50歳(都市部40代)半分近くが今回初めて当選した人たち
— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) 2017年4月10日
時同じくして昔住んでいた市の市長選が行われたようで、72歳の新人が70歳の現職を破って当選という記事をたまたま目にしてちょっと言葉を失いました。
さて、日曜日は家人のゴッドサンというのでしょうか、家人がゴッドファーザーとなっている友人の息子さんが堅信式を迎えるのでそのお祝いに出向きました。15歳になると教会主催でrippikouluという合宿形式の講習を経てこの堅信式に至るのです。時期や合宿形式も様々。友人一家はセイナヨキに住んでいますが奥さんがお隣の町カウハヨキ出身ということもあり、息子さんはカウハヨキのrippiouluに行きました。合宿先も色々あるようで友人の息子さんの合宿先はなんとローマ!中学生にして海外合宿とは。ちなみに娘さんは大の馬好きなので馬に乗れる合宿を選んだそうです。
会場だったカウハヨキの教会。中もモダンだったので最近できたのかと思いきや1958年に建てられたものだそうです。
とにかく天井が高い。そしてラケウデンリスティ教会にも似ていて白い壁に優しいランプの光が自然光と重なって温かい雰囲気を醸し出しています。
十字架はシンプル、そして長い。
祭壇と反対側にあるパイプオルガン。
今回の堅信式の対象者は約20人。それぞれに家族、ゴッドペアレンツ、親類が参加していたので割と大きな教会の席もほとんど埋まっていました。式の間は司祭のお話を聞いたり。賛美歌を歌ったり、ローマの合宿の様子を見たりもしました。
そしてその後はそれぞれが場所を移してパーティー。自宅でする人が多いですが友達夫婦はスキー場の近くの施設、いわゆるスキーロッジを借りてのパーティー。食器等は借りていますが料理はほぼ手作りでした。美食家のご夫婦。特に旦那さんは料理にこだわりを持っているだけにどれもおいしい料理でした。
料理はまだ一部しか準備されていない状態。雪はまだスキー場に残っていましたが、スキー場は稼働終了。オープンしている間はこの暖炉がフル稼働するのでしょうね。
そしてお茶菓子はこちらのテーブルに準備されていました。
しばらく内輪で楽しんでいるとゲストがやってきました。この堅信式に向けての講習でサポートしてくれた先輩達と司祭。このグループが各家庭や会場を一つずつ訪問して歌を歌って祝い、その子に対してのコメントをしてくれました。ちなみにこの司祭、ギター持参でやって来ました。とても和気あいあいとしたグループで息子さんもきっとこの講習、楽しんだことでしょう。
最後の写真、パーティーに来ていた7歳と8歳のの男の子。偶然にも二人とも名前がヤーッコ。最初は恥ずかしがっていた左のヤーッコ君、いつの間にか打ち解けてお兄ちゃんも含めて一緒に楽しそうに遊んでいました。
子どもを持っている家庭ではこの堅信式のパーティーが小規模パーティー。そして高校卒業を祝うパーティーはかなり大規模になり、それを自宅で行う人もいればこのように外の施設を借りてする人もいたり。はたから見ているだけで準備が大変そう。そうやって皆パーティーを開くのがうまくなるのでしょうかね。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
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今日は朝からよいお天気。遮光カーテンを下しているキッチンに明るい光が漏れているのを見るとそれだけで嬉しくなります。ちなみに私は外が明るくても結構苦もなく眠れるので、お日様いつでもウェルカムです。
ところでこちらに来てからフロアーボールというアイスホッケーの陸上版のようなスポーツの地元チーム、SPVをフォローし続けています。(詳しくはこちらからどうぞ。)
この6年の間に3度優勝しましたが、去年はベスト4にも残れず悔しい思いをしました。今年はリーグ戦3位で折り返し、現在はトーナメント戦で優勝戦をかけてヘルシンキのEräViikingitと戦っているところ。先に4勝した方が優勝戦に。でもって今日が4回目の試合。今のところ1勝2敗
初回はアウェイながら勝利をおさめたのですが、その後2回は完敗。とにかくEräViikingは足の速い選手達が多く、SPVの一番足の速い選手も簡単に追いつかれてしまい、その上にボールもすぐに奪われ、明らかにどうにもこうにも足が出ない状態。そんな様子を見ていたので今日はいよいよ3敗目を覚悟して見に行ったのです。それでもファンとしてはちゃんと応援しなくてはね。
ところが…今回SPVは敵チームをよく観察してがらりと戦略を変えてきました。最初の1分半。敵チームをじらしにじらした挙句ロングパスでうまくつないで早速ゴール!
特に第1ピリオドは4対1という素晴らしい出だし。前回見たチームとは信じがたいぐらい闘志にあふれ、ボールを取られたらすぐに取り返し、足の速い敵チームのペースに巻き込まれないよううまくパスをつないでいました。赤いユニフォームが地元チームSPV。
第3ピリオドは敵に4点返されちょっと危うかったのですが
7対5で勝利!!
足の速さでは勝てないけれどうまく戦略を立て、選手たちがそれを実行に移せたら勝利できるということを証明してくれた実に気持のよい試合でした。
私は一番後ろの席のほぼ真ん中で見ていたのですが、隣にはEräViikingitの監督が座っていてインカムで誰かに指示を出していました。なかなか斬新でそれもまたびっくりだったのでした。聴き耳をそばだてれば指示の内容も聞けるし…。まあ聞いたところでただの観客、どうすることもできないんですけどね。
前回は完敗後、モヤモヤした気持で帰途についたのですが、今日は意気揚々でした。家人は試合が始まる前は頭痛寸前のコンディション悪い状態で臨んだのですが、今日の快勝のおかげですっかり頭痛も吹き飛んだのだそうです。単純…
トーナメント戦は2勝2敗のイーブンでまたふりだしに戻りました。さてどうなることか、ちょっと楽しみになってきました。
ということで皆さま、引き続きよい週末をお過ごしください。
昔はこらえ性がなくてスポーツ観戦、全然したことがなかったのですが、根気強く見ていると色々ドラマがあったり、駆け引きがあったりおもしろくなってきました。
スポーツ観戦がお好きな方も、あまり興味がない方も、スポーツによりけりだという方も
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午前中はずっと曇りでお昼には少し雪も降りましたさすがにすぐに止んで溶けましたけどね。まだまだ侮れないフィンランドの4月。その後は雪が嘘のようにいいお天気になりました。
さてフィンランドではお隣スウェーデンのストックホルムで起きたテロに大きく動揺しています。スウェーデンはフィンランドにとってお兄さんのようなもの。アイスホッケーなどでスウェーデンに勝つと大盛り上がりのフィンランドですが、それは敵に勝ったというよりむしろお兄ちゃんに勝った弟のような気持。だから今回のテロ事件は身内が被害に遭ったような痛みを感じています。同時にヘルシンキでも人が集まるところの警備を強化しているようです。自爆も辞さない人達に攻撃されたら逃げようがないというか。被害に遭われた方のご冥福を祈ると共に一日も早く平穏な日々がくることを祈るばかりです。
さて先日こんな広告を見つけました。
このロゴとキャッチフレーズを聞くと思い出すのがこのCM。めちゃくちゃかっこいい音楽♪Spotifyでヘビーローテーションで聴いています。
話がそれてしまいましたが、こちらにはトヨタの代理店はあるのですが、ホンダはないから珍しい広告だとよーく見てみたら
車ではなくMiimoというロボット芝刈り機の広告でした。
ええ、春になると庭の芝が伸びますからね~。大きい庭がある人にとっては芝刈りは結構な仕事。”The Power of Dreams"の力を借りて家の仕事の軽減が可能になるという訳です。ま、軽く2000ユーロ超えてますから22万円以上、ということですかね大きな庭をお持ちの方は維持も大変です。ちなみにロボット以外の芝刈り機も広告に載っていましたよ。ホンダ製と聞くとすごいスピードで芝が刈れそうですが、実際どうなんでしょうかね。
ふと気づけば広告に載っている商品で季節の移り変わりを知るのは引きこもりの傾向があるということでしょうか…ね?
ということで皆さまよい週末をお迎えください。
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今日は概ねよいお天気。朝はマイナス4度でしたが日中は7度まで上がりました。手袋なしで自転車をこいでいたら、すれ違うフィンランド人はほとんど手袋をはめていたのでやっぱりはめました。スプリングコートを着るには若干まだ肌寒い気温です。
結構どうでもいいことなのですが私はお酒がほとんど飲めないのにお酒のつまみになるようなものが好きです。サラミなんかもあったらついつい食べてしまいます。日本で一人暮らししているときも冷蔵庫にはビールはないけどサラミやソーセージなどは常備していました。カロリー高いんですけどね。
そんなある日家人がいただきものを持って帰りました。その中にスティックタイプのサラミ発見♡嬉しい~と喜んでいたら家人が言いにくそうに「でもそれ、食べられる?」と聞いてくるのです。
どういうこと?とパッケージを見たら
サラミはサラミでもサルミアッキ味
サルミアッキというのは世界で一番まずい飴という異名をとり、独特の甘いようなしょっぱいような薬草系の味。一般的にフィンランド人は大好き、それ以外の人はそれは勘弁、というパターンが多いです。私は最初はまったくダメだったのですが最近は種類によっては食べられるものも。でも自分から進んでは食べたくないです。(キッパリ)
フィンランド人のサルミアッキ愛のため、お菓子売り場には様々なサルミアッキの飴が、そればかりではなくサルミアッキ味のアイス、水、ウォッカとかサプリメントも売られています。そしてとうとうサラミにまでも。あのー、サラミにまでわざわざサルミアッキ風味をつける必要はまったくないと思うのですがね
このサルミアッキ味のサラミの記事を書く以上責任を持って一口食べてみました。
あの、意外なことに…
大丈夫でした。
どうしたのでしょう、わたくしとしたことが。サルミアッキに飼いならされてしまったのでしょうか。
家人いわく後味にサルミアッキ風味がすると言ってましたが、私にとってはちょっとスモークが強い印象があったのですが、サラミの塩気ががサルミアッキ味を凌駕していたので大丈夫でした。
感じ方は個人差があるので断言はできませんが、個人的には飴に比べたら破壊力はとても謙虚です。興味&チャンスがある方は試してみてください。軽いのでお土産などにも最適かと
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今日も暖かいお天気で午後は晴れていたのですが、夜になって再び雨が降り始めました。この雨の勢いで日影に残っていた雪もだいぶん溶けそうな勢いです。
さて本日中国の習近平国家主席がフィンランドを来訪中。実に22年ぶりの国家主席来フィンでニュースでも大きくとりあげられています。今やフィンランドにとっては中国からの旅行者様々、また輸出先としても大切な役割を果たしています。
そしてこの来訪で確実になったのがパンダがフィンランドに来ること。実は前々から準備は進められていたのですが、今日無事に契約成立となったようです。
受け入れ先はヘルシンキの動物園と思われる方も多いと思いますが、実はエテラポフヤンマー県にあるÄhtäri(カタカナ読みでアフタリと発音したらフィンランド人に全然通じませんでした)動物園に来るのです。ちなみにフィンランド語の発音に似せると”ェフテェリ”とでもなるでしょうか。
セイナヨキからェフテェリまでは車で1時間強ですね。
私は残念ながらまだ行ったことがないのですが、この動物園、数年前にホームページにロシア語を加えたところロシア人の観光客がど~んと増えた、ある種伝説の動物園なのです。それに加えてパンダも迎え入れればさらに観光客アップ間違いなしですね。
ニュースによると野生のパンダが生息しているところの冬はフィンランドの冬の気候に少し似ているのだとか。(そんなに寒いのか??)今は12月に向けてパンダ舎を作ったり、以前ニュースでパンダの餌の竹をどうするか検討したり、中国からの飼育員の指導を受けたりなど受け入れ準備が着々と進んでいるようです。
今はまだフィンランド語のみですがパンダ専用のホームページもあります。
http://www.pandaportal.fi/index.php
雪パンダとはフィンランドらしくてよいですね。
出典: ÄHTÄRI ZOO
パンダ🐼の野望: 写真にカラーで写りて~
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今日は予報通り10度近くまで上がり、お天気もよかったですが少し風が強かったです。今も春の嵐がゴーゴーと吹き荒れています。
さて、先週ラプアンカンクリのアウトレットショップにデザイナーの鈴木マサルさんがお見えになりました。そのインタビュー記事が地元の新聞、Ilkkaに出たので簡単にご紹介します。
1面にもこの通り写真入りで紹介されていました。
東京在住のデザイナーが日本からフィンランドに来た時、どんな時にホッとするのでしょうか。
「観光にはあまり興味ありません。フィンランドのセカンドハンドショップを回るのが好きです。」
その理由はビンテージの布を探すこと。家で布のストックを眺めるのが好きだそうです。
鈴木氏はフィンランド人が大きくてカラフルな柄をうまく使っているのに驚いています。日本はどちらかというと逆ですから。日本では例えばマリメッコが人気ですが、カーテンなどに使うより、カラフルなタオルなどを買う傾向にあります。
テキスタイルデザイナーのフィンランドヴィンテージの布を集めるもう一つの理由はこんなところにあります。
「最近では若い人たちはタブレットでデザインを描きますが、以前はすべて手描きでした。」
鈴木マサル氏も今でも手描きにこだわり続けています。
「私にとって大切なのはデザイン一つひとつの詳細が微妙に違うこと。デジタルでは同じパターンがコピーされるだけです。」
鈴木氏はラプアンカンクリのデザインを2009年から始めています。この出会いは偶然によるものでした。このポフヤンマー地区のテキスタイルメーカーはヘルシンキのデザイン見本市、ハビターレに来ていた鈴木氏に興味を持ったのです。
ラプアンカンクリのヤーナ・ヒェルト氏は鈴木氏のデザインしたバッグに目を留めました。彼女はその羊のモチーフのデザインを気に入り、一緒に仕事をすることを提案したのです。
「デザインはまだ増え続けています。」と毎年フィンランドを訪れている鈴木氏は語ります。
ラプアンカンクリに加えて鈴木氏は例えばマリメッコのデザインも手掛けています。また日本では自身のテキスタイルブランド、Ottaipnuもあります。
日本ではムーミンのデザインでも名を知られています。
現在の日本のムーミンのブームは鈴木氏の功績なしに語ることはできません。
丸くてアニメスタイルのムーミンは長い間子どもに人気のキャラクターでした。鈴木氏はそのイメージを変えるよう依頼されました。
それによりムーミンのイメージは変わり、売り上げも上がりました。彼はトーヴェ・ヤンソンの原画に近いムーミンを描き、大人のテイストにも合うムーミンを描いたのです。
鈴木氏のデスクから生まれたデザインはTシャツ、ペンケース、タオルやハンカチなど様々な商品を彩っています。
鈴木氏はトーヴェ・ヤンソンが生み出したキャラクターが日本で人気なのか疑いを持ちません。自然に寄り添うことや謙虚さが心の風景にあるのです。
鈴木氏はトーヴェ・ヤンソンの物語の世界は日常の生活を物語っています。ムーミンは特別な力を持っている訳でもなく、敵をことごとく倒すヒーローでもなく、ごく普通の完ぺきではない生き物です。そして自然とうまく共存しています。このようなことを考えると理解しやすいです。
鈴木さんは芯が通っているので話をパッチワークのようにバラバラにしても違和感なくその核になっているものが伝わってきます。また新聞記者の友達の、インタビューをもとに核になるストーリーをうまく組み立てている手法にも感銘を受けました。フィンランド語でも素敵な言い回しを使っていますが、私の拙訳では伝わらないのが残念です。
この記事を読んでいると、ラプアンカンクリのオーナー夫妻と鈴木マサルさんは”偶然”ヘルシンキで会ったのですが、鈴木さんもラプアンカンクリもその後どんどん名を知られるようになったことを考えるとその出会いは必然だったような気がしてなりません。
また記事には載っていませんが、鈴木さんは小さい頃からムーミンの世界に慣れ親しんでいたとのこと。それが今ではムーミンキャラクターズ社に「トーベ本人が描いた以外ではこれがベストだ」と太鼓判を押されたデザイナーとなったのも必然だったのかもしれません。
そしてその必然はすぐに手に入るものではなく、少しずつコツコツと積み上げていった結果に他ならないことを鈴木さんのお話を通して再認識しました。
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
偶然のハプニングがあった方も、最近は少しご無沙汰という方も
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今日は日中は曇りで気温は5度まで上がりましたが、明日からは10度前後まで上がりそうです。夏時間になり日がどんどん伸びており日の出は6:44、日の入りは20:21になりました。あ~、あの暗くて夜が長かった冬の日々が嘘のようです。
冬の間は雪が降っては一部溶け、それが凍ってツルツルになるを繰り返していました。ツルツルになる度に歩道に砂利や砂を撒いて滑らないようにしてくれるのですが、こうした春先になると今度はその砂利や砂を歩道から取り除く作業が必要になります。
余談ですが、この砂利が結構曲者で、それはこちらに来て最初の春のことでした。その時自転車ですご~く急いでいて信号が赤に変わろうとしているところにまあ大丈夫だろうと突進しようとしたら、向こうからすごいスピードのトラックが来るのが目に入ったので、急ブレーキをかけて止まろうとしたら砂利で派手に滑って大転倒。お気に入りだった手袋は破け、手のひらと足にケガ、パンツ(←下着じゃない方の)にも穴があいて大惨事となったのです。砂利ってスピード出して急に曲がろうとするとめちゃくちゃ滑ることと、フィンランドの信号は点滅したら余韻もなくすぐ赤に変わることを身を持って学習したのでした
そんな昔話を思い出しながら今日は街で何台か道路の砂利除去や放水車を見かけました。こちらはブラシ付きローラーで前後しながら砂利を除去していました。ふむふむ、我ながらよい写真…
だったのにベストショットを逃し、しかも仕事を終えて走り去ろうとする清掃車を急いで撮ろうとしたらこんな結果にちょっとかわいい清掃車だったのですがね。
実はこちらもベストショットを撮りそびれました。この放水車の向こうは川になっていて、放水車の右側に長い棒が見えますでしょうか。そこから水が勢いよく放水車のタンク目がけて給水中という珍しい光景に出会えたのです。が、まごまごしているうちに給水終了、の図
今日は曇っていて気温も低めだったのでそうでもなかったのですが、お天気だと砂埃もひどいので放水車が水圧で砂を除去してくれます。これも北国ならではの季節の風物詩ですね。
明日は花粉も激しく飛びそう。放水車の皆様方におかれましては是非がんばってお仕事していただきたいものです。
ということで皆さま、よい一日をお迎え/お過ごしください。
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今週末は残念ながらお天気には恵まれず、雨や雪。今日の最高気温は2度でしたが、明日は打って変わって+8度ですよ~。あさっては+10度ですよ~。と言いつつ翌週は0度前後で雪の予報も出ていますが見なかったことに。サマータイヤに替えたことも忘れることにします
さて以前Iittalaのフィンランド独立100周年の食器が販売されていることをご紹介しました。スーパーに行くと用もないのにそのコーナーを通ってきれいだな~とかアラビアのカップの売れ行き具合をチェックしながら歩いています。
そんな中見つけたのがこのKastehelmiの手前の小型ボウル。
今まで見かけなかったし、Iittalaのホームページにも見当たらないし、他のスーパーでも見かけないしちょっと謎なのです。色はチェックしなかったのですが、写真で見る限りではこのフィンランド独立100周年シリーズと同じ色ですよね。
Kasutehelmiシリーズのボウルは家にはないのですが、このサイズのボウル、ヨーグルトを食べるときやちょっとしたものを入れるときに便利なのですよね。日本在住の友達は5色の色で食卓を彩っているのだとか。
限定物に弱い家人と私。このボウルを購入するかどうか今悩み中。物欲が勝つか、冷静な判断力が勝つかしばらく葛藤が続きそうです。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
限定商品は投資です。是非買うべきだという方も、いやいや先方の戦略に乗るのはいかがなものか。買い控えるべきです、という方も
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今日は朝は雪、お昼過ぎから雨に変わりせっかく乾いていた道路はドロドロに。
さて1月に日本に帰国したときに友達から”テレビでフィンランドでは棒馬が人気で皆知ってるって言ってたけどほんと?”と聞かれました。いや、私が知る限りでは見たことないけどなーと答えつつ、家人に聞いたらそれはKeppihevonen(=ケッピヘボネン)だという回答。やっぱり知っていた?
このケッピヘボネンが今密かに流行っていて先日国内大会があったのをきっかけにイギリスのThe Times誌とアメリカのWall Street Journalで紹介されたのだとか。
気になるケッピヘボネンとはどんなものか?Youtubeで見つけたのでご紹介します。これは2015年に行われた国内の大会。
皆さん、わかりますか?ケッピヘボネンは棒の先に馬の頭がついていているシンプルなもの。これを馬に見立てて足は馬のようなギャロップのステップを踏むのです。家人いわく主に女の子の遊びなのだそうですが、最近は大人の愛好家もいるらしいのです。10年前は100人ぐらいだった愛好家が今は約1万人いるのだとか。
果たして実際に売られているのかスーパーのおもちゃ売り場に行ってみたら…
ありましたぁ
しかもボタンを押したら”パッカパッカパッカ”と馬の走る音が聞こえ最後に”ヒヒーン”という鳴き声で締めるそつのなさ。ちなみにフィンランド語で馬の鳴き声は”イハハ~”。かなり違いますよね。
家人は私の次の誕生日プレゼントにこれを送ってくれるそうです。10€強(=約1200円)なんですけどね
フィンランドの記事によると、このケッピヘボネンは状態を動かさないまま軽快に走らないといけないし、障害物を越えるのにジャンプが必要なので筋力をつけるのにはいい運動になるのだそうです。またケッピヘボネンの愛好家は自分で馬の頭部分を作ってスウェーデンやエストニア、ドイツにも輸出しているのだそうです。ドキュメンタリー映画も今作られているとも。
そして気になるWall Street Journalの記事はこちらですよ~。
https://www.wsj.com/articles/best-in-sew-inside-the-growing-sport-of-hobbyhorse-riding-1490713811
エアーギターなどは家でこっそり練習できそうですが、このケッピヘボネン、公園とかで練習するんですかね?実際にやってみると馬の気持になって大地を駆け巡る感じなんでしょうかね?まあ日本だと警察に不審者として通報されそうですが、こちらは他人が何をやっていようとあまり関心なさそうですし、案外いけるのかもしれません。
ちなみにフィンランドでは馬好きな子どもは日本に比べるとかなり多いように思います。カレンダーも馬バージョンがあったり、おもちゃ売り場にも馬のミニチュアが売られていたりします。友達夫婦のお子さんは自分の馬を持っていますしね。だからKeppihevonenが受け入れられているように思います。
ということで皆さま、引き続きよい週末をお過ごしください。
Keppihevonenがフィンランドの次なるブームになる予感がする方も、いやいくら何でもそれは無理でしょうと思う方も
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3月も最終日となりました。
朝起きたら雪が積もっていて一面銀世界になっていました。日中大分溶けましたがひやー、侮れないフィンランドの3月です。
さて先日わくわくするニュースが飛び込んできました。それはセイナヨキにあるアルヴァ・アールトが設計した建物があるアールトセンターも世界遺産登録候補になるかもしれないというニュース。ただこれはアールト財団が中心になって進めているもので、昨年の国立西洋美術館でおなじみのル・コルビュジエのケースのように、同じ建築家の設計による複数の建物が対象になるようで具体的にどの建物が対象なのかは明らかになっていません。今のところ可能性が高いのは他にはユヴァスキュラのアルヴァ・アールト美術館、ムーラツッァロの実験住宅、ムンッキニエミのアールト自邸およびアトリエ、そしてフランスのルイ・カレ邸だとか。
ちなみにこれらの候補の中で入場料なしで入れるのはセイナヨキのアールトセンターのみ(とさり気なくアピール)。建てられてからほとんどが50年経っている今でもなお現役で使われ、多くの市民が気軽に利用し、訪れている場所。私は移住した先が偶然そうだったのですが、その偶然に感謝しなければなりませんね。
あの富士山でさえも世界登録に何年もかかったので、この際根気よくがんばっていただきたいものです。
最後の写真はラケウデンリスティ教会の入り口から市庁舎を臨んだ図。
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