2017-01-31 Tue
Moi!今日の予想最高気温は-2度ですが、予想最低気温とあまり差がなく安定した気温です。午前中は晴れ間も見えますが、曇りがちのお天気の模様。
さて昨日は地元の応用化学大学主催、発酵食品をテーマにしたワークショップに参加してきました。もともとはそこに通う友達から誘いがきて、断る理由が何もないしピザを自分たちで食べることができそう、そんな不純な動機で参加することにしました。
参加希望のメールを送った際にちらっと”発酵食品と言えば日本では納豆という製品が有名なんですよ”と書いたところ、主催者から”納豆の存在は知っているけど実際どんなものかわからないので、是非あなたから簡単に説明してもらえないか?”と依頼されました。
ま、まさかそんな展開になるとはでもこのカジュアルさってすごくフィンランドっぽいし、こちらに住む日本人として文化の発信をすべきなのではなどと大それた気持はなかったのですが、納豆は弁護しないとただの臭いのキツいねばねばした変な食べ物と誤解されそうな気もしたので謹んでお受けすることにしました。
どんな参加者が来るのか皆目見当もつかず、ただ駐車場にはやけに車が多いなとは思っていたのです。まあ田舎ですから発酵がテーマのセミナーなんて5人ぐらいの参加者だったりして、という予想をはるかに上回り40名近くの参加者
こんなにたくさんの人の前でフィンランド語で納豆を語る?と思うとドキドキしてきましたが、総じてフィンランド人のプレゼンって落ち着いて自然なのです。そのプレゼンを見ながら私も心を落ち着けて、真っ白になってしまう記憶に言いたいことのストーリーを埋め込んでどうにか納豆の紹介を終えることができました。
プレゼンでは様々な発酵食品の紹介がされていました。フィンランドでおなじみなのはライ麦パンとかViili(ヴィーリ)とよばれるヨーグルトのような乳製品、メーデーに飲まれるSima(=シマ)などなど。日本では納豆、お酒なども紹介されていました。またお隣韓国ではキムチも。
その中で気になったのはKombucha(=コンブチャ)。わたくし、これすっかり昆布茶だと思い込んだのですね。でも実は調べてみたら紅茶キノコだったのです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%85%E8%8C%B6%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%82%B3
なんとなく日本のテレビ番組で取り上げられたらブームになりそうですね。
そんな発酵食品の説明を聞いた後は、ピザ生地の食べ比べ(普通の生地、グルテンフリー、発酵2時間生地、発酵72時間生地)と紅茶キノコの飲み比べ(ブルーベリー味、普通の紅茶キノコ、後一つは失念しました)をしてどれが一番食べ(飲み)やすいか、とかピザ生地ならパリッとしているかどうか、酸っぱさはどうかなどを比べ。味を脳に記憶させるのって結構難しいものでございました。
その後はキッチンに移ってお待ちかねグループ別にピザ作り。72時間発酵させた生地、またトマトペーストも発酵させたものを使った体によさそうなピザ。そこに自分たちの好きなトッピングを選んで載せていきます。そこのラボで作られた手作り(でも辛くない)キムチがあったのでそれも載せてみました。ちなみにそのキムチは限りなくお漬物に近く郷愁を誘う味でした。これで白いご飯があったら言うことなしだったんですが。
そしてできあがったピザはこちら。
一部色が違うのは、友達がチーズ抜きを希望したため。
生地を作るのは72時間かかってもオーブンで焼くのは10分程度。おいしくできあがりました。ちなみに参加費は無料。研究の一環なのか発酵食品の啓もう活動の一部なのか。いずれにしてもありがたいことです。納豆に興味を持ってどこで買えるか聞いてくれた方もいて嬉しかったです。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
こちらの家庭はキッチンにオーブンが装備されているので手作りピザを食べることもしばしば。
ピザを作ったことがある方も、ない方も
↓クリックお願いします。(ちなみに生地をこねるのはいつも家人担当だし、昨日も一緒のグループになった料理の先生が全部やってくれたので実はまだ…)
↓こちらもよろしければ
2017-01-30 Mon
Moi!今日は晴れたり雨や雪が降ったりお天気の移り変わりが激しそうな一日。予想最高気温は+2度。このところずっと0度前後で推移しています。1月ももう終わろうとしているのに雪が少しずつ溶けてなくなっています。
ところでサルミアッキって聞いたことありますか?
フィンランド関連のガイド本には”世界一まずい飴”などと紹介されている”あれ”です。確かに独特の味で好き嫌いがはっきりと分かれるお菓子。
この動画がすべてを物語っているのですが、一般的に外国人にとってはとても食べられたものじゃないサルミアッキアイス、後半のフィンランド人は平然と、むしろおいしいからもう1本ない?みたいな極端なリアクションがこの動画でお楽しみいただけます。
フィンランド語の学校に通っていた時、ある時先生がフィンランドの代表的なお菓子を紹介しつつ、袋を回してほしい人は取って試食しました。当然サルミアッキの袋も回ってきたのですが、20人弱のクラスメート、殆ど誰も手をつけなかった、そんな破壊力のあるお菓子、それがサルミアッキなのです。
私自身は吐き出すほどではなく、食べようと思ったら食べられますが、たとえ無料で食べられたとしても自らの意志では食べない、そんなレベルです。問題なのはサルミアッキを愛するフィンランド人が多いので、何気なく食べたらサルミアッキだったという罠が時々あることです。
そんな中、先日スーパーで家人がサルミアッキの新製品を見つけて即購入しました。
Gifuにしか読めないけど実はSisuというブランドのコーラ味。
家人に食べやすいからと薦められて食べてみたら…
ほんと、食べやすい
コーラの味が8割ぐらいでサルミアッキの独特の味をうまい具合に隠してくれているのです。しかも味の相性がよい。
粒もこの通り小さいので食べやすいし、食べた後少し喉がすっきりするのでのど飴的な役割も果たしてくれます。難点は後口がちょっとサルミアッキ臭が残る点でしょうか。(私調べ)
世界一まずい飴を制覇してやる!という意気込みの方はCMをご紹介したサルミアッキアイスなど果敢に挑戦されるとよいかと思いますが、サルミアッキと少しお近づきになりたいわ、という方にはSisuのコーラ味、お薦めです♡
ちなみにフィンランド語でコーラは”Kola(=コラ)”とか”Kokis(=コキス)”といいます。”Kola”と聞くとちょっと脱力してしまうのは私だけでしょうかね。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
新しい味には果敢にチャレンジする派の方も、味に関しては保守的な方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-29 Sun
Moi!今日も最高気温はプラス1度。昨日はよいお天気だったので引きこもり脱出、散歩に出かけてみました。
気温が0度前後になると雪が溶けて凍ってしまうのです。こちらは手前が地面、スケートリンク状態。そしてその向こうが凍った川になっています。ちなみにこのスケートリンク、ツルッと滑って体のバランスを崩してマトリックス状態(←古い…)になりましたが、どうにか体勢持ち直しました
川の近くにはドッグランがあります。がこの通りこちらもスケートリンク。これでは犬も自由には駆けまわれないのでは?と思っていたのですが犬を連れてきている人がいました。さすがフィンランドの人、肝が据わっています。(これが犬の本意なのかどうかは不明なのですが、ね。)
川沿いの遊歩道、どうなっているかと思ったらこのようにきちんと整備されて歩ける状態でした。結構な坂なので整備されていないと危険な道でもあります。
川はこの通り一部大きな穴が開いてそこから溶け始めていました。
雪と氷で覆われた下でも川は粛々と流れています。
日が大分伸びてきました。なんとなく秋の夕暮れを思わせるような鈍い太陽。
夏の間はこの辺りはちょっとしたビーチになるんですけどね。今はこの通り寒々とした景色が広がっています。
ここはちょっとした公園なのですが、この通りタイヤもがっつり氷に覆われています。ちなみに…この公園でも遊んでいる子どもがいました。0度前後なら余裕のフィンランド人。
ふと見つけた木に目が留まりました。ちょっとしゃれたドレスを纏ったご婦人のよう。
少しずつ空が夕焼け色に染まってきました。
西側の空はこのように全体的にピンク色に変わってきていて幻想的でした。
この時期、寒いのはもちろんなのですが道が滑るのでついつい外出するのが億劫になってしまいます。でも時々気分転換に外出することも必要だと思ったのでした。
ということで皆さま、引き続きよい週末をお過ごしください。
こちらに来て最初の1~2年は何度か滑って転んで痛い思いをしたり、手袋に穴をあけたりしたものです。最近はあまり出歩かないように、またゆっくり歩くようにしているので惨事は免れています。それにしても氷の上でしりもちをつくのって結構衝撃なの、ご存じでした?
氷で滑ってしりもちをついたことがある方も、そんな経験はないという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-27 Fri
Moi!昨日は6度ぐらいまで気温が上がり、手袋なしでも結構大丈夫でした。今日の予想最高気温は1度、予想最低気温は-1度。溶けかけの雪が凍る気温なので外出時は注意。その代わり、といっては何ですがいいお天気になりそうなので、冬晴れのお天気を楽しみます♪
さてセイナヨキでも去年からいくつかのカフェやレストランが次々にオープンしました。ここのところずっと和食レストランにばかり行っていましたが、先日会ったのは元同僚で去年の末にリタイアした女性。ちょっと趣向を変えて別のところでランチをすることにしました。
行ったのはWidam Cafe。今まではワッフルか土曜の特別ランチにしか行ったことがなかったのですが(興味のある方はこちらをどうぞ)、前々からランチメニューも気になっていたのでそこに行くことにしました。
日替わりメニューになっていてこの日はミートローフとポテトでした。
わたくし、色々感動しました。
まず価格が7.9€(≒960円)とリーズナブルなこと(コーヒーまたは紅茶つき)。最近のランチはこんな田舎でも10€ぐらいしますからね
そして次に感動したのはポテトです。こちらではジャガイモはとても安いのでランチの定番。そして大抵はただ茹でているか、運が良ければマッシュポテトになっているか。来たばかりの頃はおいしいし積極的に取っていたのですが、すぐに飽きて自分から取ることは滅多になくなってしまいました。でもこのポテトは愛情こもったおいしいコロッケでした。しかも3つも!ポテトは普通は脇役扱いなのですが、もう主役と名乗っていいぐらい。
さらに多くのお店はランチはビュッフェ形式なのですが、ここではこのように盛り付けも美しく持ってきてくれたのです。
前の記事にも書きましたがこのお店のオーナーはアフリカ人女性(←国を失念してしまいました)。フィンランド生活は10年以上のベテランで、ずっとお店を持ちたくてその夢が去年叶ったのです。メニューはフィンランド人に受けるものを前面に押しつつ、彼女らしいこだわり、美意識が感じられるおいしい料理がランチで振る舞われていることを知りました。また今度他の友達を誘って来たいと思ったのでした。
ということで皆さま、よい週末をお迎えください。
行きつけのお店に通い詰める派の方も、新しいお店を開拓したい派の方も、外食はしない派の方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-26 Thu
Moi!今日の予想最高気温は+4度。庭に残っている雪がすごい勢いで溶けています。この気候、どうしちゃったんでしょうかね。
さて家はテラスハウスに住んでいるのでたまに当番制の役割が回ってきます。例えば今週は家が雪かき当番。幸い雪は降らなさそうなのでラッキー。そして今月は家が電気や水圧の数値チェックをする当番。私が日本に帰国していたり、温水暖房機が年末に壊れたりしてその入れ替えがあったりしてすっかり数値チェックをするのが遅くなってしまいました。
家人からは朝一で計測するように言われ、8時前に電気室に向かったのです。その時に見慣れない男性が派手な蛍光ベストを着てテラスハウス内の敷地内を歩いていました。朝早いし新しい住人かもしれないしとりあえず”おはようございます。”と声をかけておきました。わたくし、近所の人の顔ってあまり覚えていなくて。挨拶しないよりはした方がいいのでとりあえずやってます。その男性からは返事がなかったのですがあまり気にも留めていませんでした。
チェックすべき電気系統の数値、色々場所が変わっていて何だかよくわからないなーと悪戦苦闘しているところに誰かがドアをノックしました。
さっきの男性、蛍光ベスト着てたし電気のチェックか何かに来てたのか~と思いながらドアを開けると
”あなた、○○XXさんですよねっ?”
と私の名前を口にするではないですか。
電気チェックの人が何で私の名前を?とちょっと頭が混乱していたところ、男性が差し出したのは私宛のEMSの郵便物だったのです。
なるほど~。彼はアジア人女性が倉庫っぽい建物に入っていったのをチェックしていたのですね。でもって家に行ったけど当然ながら誰もおらず。だから私が入っていったドアをノックしたらしい。無事荷物を受け取れたのでよかったのですが、何でしょうね、自分が思っている以上に私って目立っているのかも。今年も間違った住所だけどちゃんとカナダからクリスマスカード届いたし。
壁に耳あり障子に目あり、ですね。
そういえば社会人になって数年経った時、地元の駅で知らない女性からフルネームで呼びかけられました。いや、実は彼女は中学時代の同級生だったのですが、一緒のクラスになったこともなかったし、しかも私はその中学は転校先だったので1年半しか通ってなくて、そんな同級生が私の顔はもちろんフルネームで覚えていたことにひどくびっくりしたことがあります。地味にしてたのにな。
今回の件もクリスマスカードの件もラッキーだったのですが、逆に悪事を働くとすぐにばれるということですね。一日一善、がんばります。
本文には関係ありませんが、昨日は曇っていたにも関わらず朝陽が幻想的でした。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
こちらのデリバリーの人って出勤前や学校に行く前の人をつかまえるためか8時前後に来る人が多いのです。スッピンだったけどパジャマでなくてよかった。
早起きが苦でない人も、早起きはちょっと苦手な方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-25 Wed
Moi!今日の予想最高気温は+2度なのですが、よーく確認してみると+2度になるのは22時。日中は正午でも-4度。これって正しいのですがちょっと騙されている気分。まあそんなこともあるあるフィンランドの冬。
さて日本から帰国後に使い始めたほぼ日手帳。完璧ではありませんが、日々どんどん流れていく気付きを書き留めていっています。また予定に対してしなければならないことも事前に落とし込むようにしています。これでゆるゆる生活から脱却できるか?
手帳はデイリーをメインで使っていますが、後ろには”My 100"というページもあり、自由なテーマで100個のことを書き込めるページもありました。去年は気になる本や映画をマンスリースケジュールに毎月転記していたので、今年はそのMy 100のリスト欄に書き込んでみました。
そしてその晩のこと。
家人がテレビで映画を観始めました。
おもしろい、と笑っていたのですがそれはスウェーデン語でフィンランド語の字幕。ハードル高そうだったし、することがあったのでスルーしていました。
でもしばらくしてちょっとひっかかることが。家人に内容を聞くと”フィンランド人なのにスウェーデン人と偽って生活しているストーリー”だと。
さらにタイトルを聞くと”Vadelmavenepakolainen"だというのです。
ちょっと!それってもしかして”Raspberry boat refugee"のこと??
なんと日中に手帳に気になるリストとして書いた映画5本のうちの1本だったのです
これぞ手帳マジック??
その日は途中からしか見ていなかったので昨日改めてネットで観ました。(こちらでは期間限定ですが多くの映画やニュースなど、放映された後でも観ることができるのです。)フィンランド国外で観られるかどうか不明ですが、フィンランド語かスウェーデン語が分かる方で興味のある方はこちらからどうぞ。
http://areena.yle.fi/1-2315883
この映画は2007年に公開され、2014年に英語バージョンが公開されたようです。スウェーデンに憧れ過ぎてスウェーデン人になりきって生活している主人公がなんともいい味出しているのです。自分の本名のフィンランドのありふれた名前Mikko Virtanen。でもスウェーデンでの彼の仮名、Mikael Andersonを名乗る時のたいそう誇らしそうな感じとか、スウェーデンへの愛を語り出したら止まらない様とか。フィンランド風スウェーデン語のニュアンスなどが理解できたらもっとおもしろそうな映画でした。
出典: Wikipedia
ちなみに一般的にフィンランド人はスウェーデン人に敵対心を持っているというかちょっと年上の力の強いお兄ちゃん的存在。なのでアイスホッケーなどでフィンランドがスウェーデンに勝とうものなら大騒ぎ。そっちがH&Mで勝負するならこっちにはマリメッコがあるんだぞ!みたいな関係が典型的なのでこの映画はその裏をついていてその視点もおもしろかったです。
それにしても今年は映画運、ついているかも♪
日本帰国時に”この世界の片隅で”と”幸せなひとりぼっち”と機内で観られたら”君の名は”を観たいと思っていたのです。”君の名は”はビンゴで行きの機内で観ることができました。”この世界の片隅で”はホテルの近くの映画館で上映されていたので時間を見つけて観ることができました。”幸せなひとりぼっち”は色々日程調整したのですが、他にやりたいことがあってそちらを優先して断念。ですがこれも実は帰りに機内で観ることができました!タイトルが日本語と違っていたので行きの便では気づいていなかったのです。どれも前評判通りの満足いく作品でした。
そして今年はこの調子で手帳をうまく使って色々なことを叶えたいと思ったのでした。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
他国に強い憧れを持っている方も、日本が一番!と思う方、ま、とりあえず日本人でいんじゃない?という方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-24 Tue
Moi!今日は少し気温が下がって予想最高気温は-4度。でも明日から微小ながらプラスの気温が続きます。昨日は少し雨が降ったのでそれが凍って路面凍結。滑らないように慎重に歩いています。そして今朝ゴミ集積場にゴミを捨てようとしたところ、蓋が凍り付いて開きませんでしたもう少し気温が上がってから再度トライ。こういうのもフィンランドあるある。
さて今日は私の友達が行っている活動について紹介します。
その友達(=山下亮(あきら)さん)とは気づけば長い付き合いで、私がフィンランドに移住した今でも日本帰国時には毎回家族ぐるみで会うのを楽しみにしている友達の一人です。
そして去年の夏至に家族の先陣を切ってその友達が単身でこちらに遊びに来てくれました。彼はちょうど会社を辞め、次の会社に入る前に時間ができたのでその貴重な休み(?)を利用しての初フィンランド。100kmマラソンも完走してしまう強靭な体力と、何事にも物おじせず興味を持ち、違和感なく人の和に溶け込む才能のある彼は存分にフィンランドの夏を楽しんで帰国していきました。
その彼の転職先は「一般社団法人 公園からの健康づくりネット」で公園での健康づくりを推進する仕事。ふむふむ、なかなかユニークでかつ彼らしい転職先に納得。そんな中、フィンランド滞在中に一緒に出かけたところでモルックを持って歩いている男性を見かけたのです。
モルックとはフィンランド発の簡単に言えば”丸い木の棒を投げてボーリングのピンみたいな木製のピンに当てて点数を加算していくゲーム”。(こちらの記事に少しモルックについて書いているのでよければどうぞ。)これって公園で遊ぶのにピッタリではないか?とふと思いつき、友達に紹介したのです。
↓の画像、やらせっぽいのですがイメージとしてはこんな感じ。
出典: http://www.iltalehti.fi
行動力のある友達は新しい会社に就職後すぐに大阪モルックの会に連絡を取って活動を始めました。
例えば昨年10月に公園イベントを大阪、枚方市の山田池公園と万博記念公園で開催したそうです。
どちらの日もモルックを2面で行い、ひっきりなしに人が来る状態。各日それぞれ300人ぐらいが参加したのだとか。その集客の一つの理由は「しゅーいち」という朝の情報人気情報番組で、モルックが取り上げられ、それを見たという人が結構いたのだとか。
イベントで興味が持たれるのもそうなのですが、公園で友達が普通に練習していいると周りの人が興味を持ってくれるのだそうです。極めれば奥が深いスポーツなのですが、その反面気軽にできるのも魅力。丸い木の棒を投げて木製のピンを倒せばいいので老若男女楽しめます。友達の言葉を借りれば子どもだって車椅子の人だって参加できるし、高齢者の方も。しかも50までの足し算をする必要があるので頭の体操にもなるという魅力満載の遊びなのです。
モルック、これからきますよ~。
大阪近辺に住んでいらっしゃる皆さま、モルックに興味のある方は定期的にモルックの練習会をしているそうなので興味のある方は是非ご参加ください。こちらのFacebookでチェックしてみてくださいね。
https://www.facebook.com/events/257575888007946/
また1/25(水)の16:15~16:29にABCラジオ「武田和歌子のぴたっと。」で大阪モルッククラブの活動の様子が生放送でオンエアされるそうです。詳細は友達のFacebook情報をご覧ください。
https://www.facebook.com/akira.yamashita.5494/posts/1345392712202550?pnref=story
この友達の影響で家人ともモルックを始めようかと話しています。もちろん雪が溶けて暖かくなってからの話ですが、ね。喧嘩に発展しない程度に楽しめたらと思っています。
すっかりモルックの宣伝ばかりになってしまいましたが、今思えばあの時、あの場所であの(知らない)人がモルックを持っていたからそれをきっかけにどんどん輪が広がってきています。きっかけって、たとえとても小さいものでもそれをうまく活かしていけば大きくなるものなのだと友達から届くメールを読みながら確信し、都度エネルギーをもらっている次第です。チャンスがあれば是非フィンランド生まれのモルック、お試しください。もしかしたら何かを変えるきっかけになるかもしれません。
きっかけをつかむのがうまいと言えばこの記事の方も気になります。
http://www.1101.com/greatmama2/2017-01-20.html
わらしべ長者の物語って、主人公はたまたま運がよかったのかもしれませんが、幸運を引き寄せる何かを持っていた、幸運に気づくアンテナを持っていた、そんな気もするのです。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
冬になってモルックを買おうとしたのですが、どのお店からもすっかり姿を消していてネットショップでさえも買うことが難しかったです。旬でないものを季節外れに買うのは難しいことを実感しました。
寒いのはへっちゃらという方も、春が待ち遠しいという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-23 Mon
Moi!今日も最高気温3度と暖かい一日でした。朝はきれいな朝焼けが見えたのですが、日中は少し曇っていました。冬至が過ぎて約1ヵ月、日の出は9:26、日の入りは15:54。これでも随分日が延びてきたものです。
日本にいる頃はあまり意識していなかったのですが、こちらに来て自分が餃子好きということに気付きました。友達から餃子の皮を自分で作ることができると聞き、自分で作ったこともあったのですが、いやそれが大変な重労働なのです。その後は隣町のヴァーサにあるアジア食材店で購入するようになり、さらに時を経てセイナヨキにも1年ほど前にアジア食材店がオープンしたのです。
そのお店の人に早速餃子の皮を取り寄せてもらうようお願いしたのですが、なかなか伝わらずスペリングを書いたり、写真検索の結果を見せたりしてようやく取り寄せてもらったのがまさかの冷凍餃子1200円ぐらいしたのですが申し訳なくて1袋買いました。またある時はワンタンの皮だったり。でもその後ようやく私のほしい”餃子の皮”が入手できるようになりました。
色々なブランドがあるのですが、時々皮がよれていたりして質の低い製品もあるので毎回違うものを試しています。
そして先日こんな製品が目に留まりました。
日本製かと思いきや…
質の高いです
どうやらスウェーデンで製造されているようでホームページによると英語、中国語、ベトナム語、スウェーデン語を話せるスタッフがいるとのこと。
餃子の皮って日本人の需要が高いから敢えて日本語にしたのですかね?
質の高いかどうかまだ使っていないからわかりませんが、堂々と書いてあるからやっぱり高いのでしょうかね。楽しみです。
帰国したとき出発前日に荷物パンパンでしたが餃子の皮だけはしっかり買って帰りました。近々餃子作り楽しもうと思います。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
それにしてもユニークな日本語、時々見かけますよね。
美しい日本語を愛す方も、通じればそれでいいんじゃないのという方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-20 Fri
Moi!昨日気温が上がったために雪もだいぶん溶けました。ただ今日は予想最高気温が0度で曇りと雪マークが出ています。この気温ならみぞれのような雪になるかもしれません。
さて今日はあまり役立ち情報ではないのですが、この度の日本帰省で買って帰ったグッズ、勝手にベスト3を発表します。ベスト3といいつつ順序はつけられないので順不同でご紹介します。
○ほぼ日手帳
ずーっと気になっていたのです。
重いからどうしようと思っていたのですが、最近脳みそが錆びついてきて、しかも記憶力もさらになくなってきたので思ったことをすべて手帳に書き留めていく必要性が高まってきたので購入することにしました。
噂通り分厚いのに広げたら”そのページで180度パタンと開く糸かがり製本、薄くてじょうぶな手帳用紙トモエリバー。”書きやすいです。
手帳を使って仕事を効率的に進めるプログラムを受講したことがあるので、その方法を応用して今年はこの手帳を大活躍させる予定でございます。
他にも観た映画や本、レストランなどの感想を書き込めるページがあったりして楽しく使えそうです。機内で観た映画数本、また映画館で観た「この世界の片隅で」の感想もしっかり書き加えました。
○マッサージクリーム
出典: house of rose
これは全然購入リストに入っていなかったのですが、お店の人に丁寧にケアしてもらい、その効果を実感し、さらに乾燥によく効くと聞いて衝動買いしてしまったもの。
こちらの室内は冬でも暖かいのは有り難いのですがやはり乾燥がすごい。お風呂上りにボディークリームを塗っているものの、時々体が痒くなっていたのです。このマッサージクリームを塗って寝ると翌日までお肌がすべすべ潤っている感じです。重いけど持って帰った甲斐がありました。
○宇多田ヒカル「 Fantôme」
友達がプレゼントしてくれました。
宇多田ヒカルは前から好きでこのCD発売後多くの高評価を見ていたのですがやっぱりすごい。
6年ものブランクがあればプレッシャーもあっただろうし、実際”前とちょっと質が落ちた?”というアーティストが多い中いい意味で大きく期待を裏切られました。
私は大抵のCDは1-2回聴いたらお腹いっぱいになってしまうのですが、このCDは帰国してから何度も聴いているのに全然飽きない。聴けば聴くほど心にぐんぐん深く入り込み、CDを聴き終わった後に脳内再生される曲が変わっていくのもなかなかないこと。どの曲も味があって彼女の底力を感じます。
例えばこの「忘却」。最初はその斬新さにびっくりしたのですが、KOHHの魂の叫びのようなラップに温かくかぶさるような宇多田ヒカルのボーカル。最高にクールなコラボです。
CDは「この世界の片隅で」の主題歌を歌っていたコトリンゴも購入しました。こちらもなかなかようございました
などと勝手に書き連ねてみました。
ということで皆さま、よい週末をお迎えください。
衝動買い派の方も、お買い物はじっくり考慮派の方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-19 Thu
Moi!今日の予想最高気温はなんと5度。マイナスでなくてプラスです。去年の今頃は-20度以下の寒気が襲っていたのにこちらの気温は上がったり下がったりの振り幅が大きいです。
さて家人には父方の仲のいい従姉弟が10人います。子どもの頃は義父の生家があるクオルタネの大きな家で皆でよく集まって遊んでいたそうです。やがてそれぞれ独立し、家庭を構え、今では住まいも仕事の関係で南部、北部、中部等バラバラ。
私が初めてフィンランドに来た時、特に年齢が近くて隣街、ヴァーサに住んでいる3人姉妹の従姉妹とその家族が歓迎してくれて一緒にクルーズに出かけました。私だったらもちろん歓迎はするけれど外国人だし、言葉も文化も違うしちょっとお客さん扱いしてしまいそうなところ、彼女達は初対面の私を心から歓迎してくれたどころか、”こちらにはまだ友達もいないだろうから寂しかったらいつでも連絡して”と声をかけてくれ、実際私はその後家人抜きでヴァーサに遊びに行ったりしたのでした。
他の従姉弟達も私達の結婚式に参列してくれ、その後次々にFacebookの友達申請を送ってくれたりして、家族の一員として迎え入れてくれたことが嬉しかったのを覚えています。
先日訃報が届きました。家人の従妹の1人が長い闘病生活を終え、39歳という短い生涯を閉じたのです。
彼女とは結婚式で初めて会い、1度家に来てくれたことがあり、また去年の夏至祭をクオルタネで過ごした時彼女も家族と過ごしていたのです。直接は会って話はできなかったのですが、遠くからお互いに手を振り合ったのです。それが最期となるとは。
お葬式は私が日本に行っている間に行われました。
そこで従姉弟達が久々の再会を果たしたそうです。
本当に哀しい出来事だったのですが今年の夏、皆で予定を合わせてクオルタネで再会することを約束したようです。
亡くなった家人の従妹もきっと天国からこの集まりを見守ってくれることでしょう。
こんなことがあると健康である、普通に生活できるのが当たり前ではなくとてつもなく幸運なことに思えます。またできることをなるべく先延ばしにせず、アクションを起こしていきたい、と思ったのでした。
最後の写真はクオルタネの義父の生家。ここで家人たちはたくさんの楽しい時を過ごしたのです。夏に集まるのが楽しみです。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
最近頭がさび付いてきたのでこの度ほぼ日手帳を購入しました。忘れないうちにやることを書き留めてプロアクティブに行動するのが今年の目標です。
いいアイディアはあるけど三日坊主派の方も、決めたことは割と貫徹できる派の方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-18 Wed
Moi!今日も相変わらず曇りの予報ですが、予想最高気温はプラス1度。雪はまだ残っているのですが、それが少し溶けて固まっていたので少し歩きづらい感じ。これで雪が降ってくれたらサクサクして歩きやすいのですがね。
さて日本帰国時はほとんどがショッピングと友達と会うのに費やしたのですが、実家に戻った時に両親と淡路島に出かけました。実家から高速に乗れば車で2時間。実はそんなに遠くはない場所なのに今回が初めてでした。
以前何かで高速のサービスエリアでも最近は観光客向けに力を入れていると聞いていました。これが噂の…。匠の技を謳った数々の商品。すごく切れ味よさそうな刃物類、斬新でした。(買わなかったけど)そしてご当地物のお菓子を購入。やっぱり花より団子ですね。
宿に向かう前に2000年に行われた淡路花博の会場、今は淡路夢舞台に立ち寄りました。季節がら花の種類はそんなに多くなかったのですが春になると華やかになるのでしょうね。
この淡路夢舞台は安藤忠雄の設計によるものなのですが、ホームページを見るとこんな説明がされていました。
奇しくも昨日は阪神淡路大震災からちょうど22年。私はその時岡山に住んでいて幸い被害は何もなかったのですが、早朝に震度4の今まで経験したことのない長い地震に気持ち悪さを覚えました。その後テレビの映像から目に入ってくる惨状に言葉を失うばかり。その前日に神戸に行ってきたばかりで、見慣れた建物が、昨日はちゃんと建っていた建物が崩れているのに呆然としたのを覚えています。「淡路夢舞台」は、明石海峡大橋の開通する1998年に合わせて完成する予定で計画が進められていました。
すでに実施計画をほとんど終え、いよいよ着工という時に、阪神・淡路大震災が起こりました。
夢舞台は、震源地の近くに位置していたため、震災後、調査が行われました。敷地内にもいくつかの活断層が発見されたため、 設計変更をすることになりました。(②:変更前)設計変更と建設に2年を要し、「淡路夢舞台」は、2000年 3月 「淡路花博 ジャパンフローラ2000」の開幕と同時にオープンしました。
それから22年経ち、花博も無事開催され今では少し年季が入ってきましたが、開催された時は関係者の方々はじめ感慨深いものがあったことでしょう。瀬戸内の海はとても穏やかです。
右側の円形になっているのは野外劇場とのこと。暖かい時期にはいろいろイベントがあるのでしょうね。
同じ敷地内には「奇跡の星の植物館」がありました。残念ながら写真はブログなどにアップしないよう書かれていたのでここでは割愛します。一つ言えるのはただの植物園ではなく、テーマに沿ってデザインがしっかりされていました。なかなか見ごたえのある植物園でした。
場所は移ってこちらは宿からの眺め。宿の人によると、震災の少し前にこのホテルは改装したばかりだったのだそうです。周辺の多くの家は震災被害に遭ったのでここのホテルで被災した方々を受け入れることができたのだとか。温泉には宿泊客よりも地元の方々たくさん来られていて、よい社交場になっていて微笑ましかったです。地域との共存、でしょうか。
夕陽を見そびれてしまいましたが、代わりに月を見ることができました。蒼い風景に柔らかな光を放つ満月。
翌日は花さじきに出向きました。こちらも残念ながらほとんど花は春に向けて根を伸ばしている時期であまり咲いていませんでした。
こちらは菜の花畑。よーく見ると少し咲き始めている菜の花も。NHKの朝ドラ、「あさが来た」のラストシーンはこの菜の花畑で撮影されたのだそうです。
こちらはストック。紫と白のストックで鳴門の渦潮が表現されています。
その後明石大橋のふもとのサービスエリアに行きました。冬晴れに映える明石大橋でございます。
最後は西明石駅まで連れて行ってもらったので、明石と言えば明石焼き!明石焼きってまな板の上にたこ焼き大のものが乗っているのしか知らなかったのですが、このお店は鉄板明石焼きでした。私が頼んだのは王道から少しはずれて明太子明石焼き。幸せなお味でございました。
淡路島はもう少し南に行くと水仙の花が見られたり、四国に渡る鳴門大橋では渦潮も見えるのでなかなか奥が深いです。ちなみに淡路島は玉ねぎの産地のようで、宿の食事もサラダは玉ねぎ三昧、加えて玉ねぎドレッシング。オニオンスープもお土産屋さんでたくさん売られていました。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
フィンランドは寒
お花っていいですね♪という方も、花より団子派の方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-17 Tue
Moi!冬晴れの日本から曇りがちなフィンランドに。今日も終日曇りで予想最高気温は-1度。それでも日の出直前に神秘的なブルーの世界が広がりました。ここでの生活、特に冬は色彩が少なく、そしてとても静かです。
帰国してからまだ頭の中がたくさんの情報がたくさん詰め込まれていて混とんとしている状態。あれは夢だったのかなと思えるぐらい。
日本での生活の方が圧倒的にまだ長いのですが、それでも海外で6年暮らしていると久々に帰国するとその差がはっきり見えてきます。
一番違いを感じたのは人のさばき方でしょうか。
長い列の飲食店や窓口。久々に見るとギョッとするのですが、並んでいると案外短く感じられます。
それもそのはず、そのお店なりの工夫がされているのが至る所に見て取れるのです。
例えば名古屋で行った味噌カツのお店。席に着いたらもうお茶が準備されていました。お店の人が片付けと同時にお茶を置いておくことで行ったり来たりの手間がひと手間省けているのですよね。
そしてフィンランドにもよくある番号札を取るシステム。あるお店ではそこに敢えて一人スタッフを配置することによって混乱を減らしたり、時にはちょっとした質問でお客さんの要望が満たされることもありそう。まあね、これはお客さんがたくさんいるからこそ機能するというのもありますが。
日本帰国の大きな目的の一つは買い物。その商品力の素晴らしさに抗うことがとても難しいのでついつい買ってしまうのです。
ちなみに…行きのスーツケース、お土産なども入れて17kgだったのですが、帰りはなんと25kgで重量オーバー8kgも一体何を買い込んだのか謎です。重量オーバー対策はスタッフの方のアドバイスにより機内預かりの荷物を2つ(フィンエアーも最近荷物2つ持ち込み可能になりました♪)にしたのでした。
基本は現地調達できるものはなるべくそれで済ますようにしているのですが、特にいつもショッピングリストにあるのはMuji、Loft、ユニクロなど。
特にMujiのちょっとしたアイディア商品やシンプルで使いやすい商品にワクワク、くらくらしてしまいます。
今回も色々と買い込んでしまいましたが、例えばこのイヤーマフ。
出典: http://www.muji.net
日本出発直前に家人が壊してしまったので再度購入となりました。フィンランドで見かけるのはヘッドフォンタイプ🎧でデザイン的に今一つ好きではないのです。
後はお土産に義母も絶賛、ラップケースとか。
出典: http://www.muji.net
こちらのラップは繊維分が少ない上にカッター部分が紙だったりするのでなかなか切れないのです。これがあればかなり快適。
他にもトラベルグッズ、そしてレトルト食品もいくつか購入したのでした。Mujiは安定した品質の高さとシンプルなデザインが魅力。
また帰国時に何かと購入しているのがスケジュール帳。日本だとユーザーに合わせてマンスリー、ウィークリー、デイリー、デザインも様々で選ぶのも楽しいのですが、こちらってウィークリーがほとんど。マンスリーの手帳は見たことがありません。
買い物に関して言えば最近はどのお店でも免税手続きが簡単にできるのも魅力
そしてこの他に感じたのが情報共有。
不明な点があったら他の人に確認する、そしてその人もわからなければすぐにエスカレーションする。当たり前のことかもしれませんが、こちらでは案外この辺が弱い気がします。なのでよい担当者に当たればラッキーなのですが、そうでない担当者に当たれば残念な結果になることが多いのです。ただこの情報共有の徹底追及、客の立場からいうと有難いのですが、働く立場から見ると仕事の効率化を阻んでいたりすることもあるので一概に素晴らしいと言い切れないかもしれませんね。
食事に関しては言わずもがな。おいしいものをリーズナブルな金額でたくさんいただきました
そして今拡張した胃から送られてくる強い空腹感と闘っているところです。(まだ負けてるけど)
一方残念だったのがWi-Fiの整備状況。東京オリンピックも近づき、多くの海外旅行客も来ているのにまだWi-Fiが使えないところが多いこと。個人的な要望を言わせてもらうと新幹線や電車内などで使えるとより便利かな~と。
そしてもう一つは大きなことではないのですが印鑑文化だということ。銀行で住所の追加をしようとしたところ、印鑑がなければできないと言われたこと。(新しいキャッシュカードであれば不要だったようですが)本人が目の前にいてちゃんとパスポートやビザなど本人を確認できるものは持っていたにも関わらず印鑑がないと手続きできないもどかしさを感じたのでした。まあマイナーな生き方をしているし、頻繁に銀行で手続することもないので改善を期待している訳でなく、少し祖国から離れてしまったなと思ったのでした。
そうそう、元号はもうすっかり使うこともないし忘れてしまいました。こちらは完全に浦島太郎。
ということで旅の雑感を綴ってみました。皆さま、よい一日をお過ごしください。
お買い物好きが高じて旅先でスーツケースがいっぱいになってしまう方も、そうでない方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-16 Mon
Moi!皆さま、長らくご無沙汰していました。無事日本からフィンランドに帰国しました。まだまだ先だと思っていたのに楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますよね。
今回の旅行、実は最初に大きなハプニングがありました。
まずは出発当日の状況から。飛行機のチケットを取った後にVRという電車のチケットを予約となります。フィンランドの長距離列車は全席座席指定なのでどの電車に乗るか決めておかなければならないのです。このVR、なかなかの曲者で冬は特に(イタリア製のせいか)寒さに弱く、遅れることが多いので時間通りに着くとは限らないのです。今回も飛行機は17:20発の飛行機だったのですが、電車は最悪次の電車でも間に合うように4時間前に到着する電車を予約しました。
当日は前日から急に冷え込み、前日は2時間遅れの電車もあったとニュースで見てドキドキ。ドキドキとは裏腹に電車はなんと予定より早く途中駅に到着し、スムーズな滑り出し。これで心配が一つなくなったと胸をなでおろしていたところ、飛行機出発の5時間前にフィンエアーからこんなテキストメッセージが届きました
このたびフライトがキャンセルとなりました。現在お客様の新しい予約をすべく動いているところです。最新の予約状況はこちらからご覧ください。お客様に多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
はぁぁぁ??
ですよね。
この驚愕のメッセージを受け取って頭は軽くパニック。友達との食事キャンセル、ホテルのキャンセル、しかし一体いつ日本に行けるのか?フィンランドは冷え込んでいたけど日本用の軽めの冬物しか持ってきていないし、などなど。
でもとりあえず空港に行って状況を確認するのが先決だと電車を降りてすぐに向かいました。
出発予定時刻の4時間前だったので私の前にはまだ5~6組のお客さん、窓口のスタッフは3名。ただ事情が事情だけに列はほとんど動かず。ほどなくして日本人スタッフの方が来られ、今回の成田便キャンセルはパイロットのストによるもの、新しいフライトはその人の要望に極力合わせる、例えば直行便で帰りたい人は今日中には無理かもしれないけれどなるべく早い便を手配すること、なるべく早く帰りたい人は別の空港経由での便を極力手配するのでスタッフにご相談ください、と説明してくれました。
そうなのです。年明けからフィンエアーではパイロットのストライキがあり、最初は成田便の他香港便、シンガポール便もあったのですが、それ以降のストは成田便のみ。出発前に動向を見ていたのですが、チェックインもできたし大丈夫だと安心して家を出たのに
30分ほど待ってようやく私の番に。とにかくなるべく早い便でお願いしたいことを告げると”北京便なら余裕があるから大丈夫です”と。北京の空港ってずっと昔に利用しただけだし、空港で買いたいものがあったのですが、経由していくとそれも買えなくなるし、何より何時に成田に着くかわかりづらかったので名古屋便がないか聞いてみました。
どうやら微妙な席らしく、スタッフの方は電話をかけて発券していいかどうか確認してくれました。その後にっこり”お荷物をお預かりします。”と。”えっと、名古屋便ですか?”と確認すると”そうですよ。”と言ってくれたのです
はぁ、名古屋空港なら一度利用したことがあるし、新幹線代等も請求できるようだし、友達との夕食の約束にも余裕で間に合いそう。Twitterでつぶやいたときに”名古屋に行くなら味噌カツを”というアドバイスもいただき、せっかくだしそれもいいかもと考えたり。とにかくとにかくホッとしました。
心軽やかになったところでふと後ろの列を見るともう30人ぐらいの人の列が
私はテキストメッセージをもらえ、心の準備ができていたのですが、フィンランド旅行中や、別の国からフィンランド経由で成田に行く人などはどうしたのか。表示板の欠航の文字を見てビックリされた方も多かったのでは?
また私の後ろに並んでいた女性は成田経由でオーストラリアの結婚式に参列予定とのこと。オーストラリアのどこかで待ち合わせをしてから会場に向かうことになっているらしく、そんな話を聞くと本当に心が痛みました。
ストをしているパイロットはこの旅を楽しみにしていた人の夢、またはとても大切な旅を台無しにしてしまったという意識は…あったらできないでしょうね。
その後、空港で軽く買い物を済ませいよいよ名古屋に向けて出発。機内に入る前にスタッフにパスポートとチケットを渡すと、スタッフの方はにっこり笑って”ラッキーですね。ビジネスクラスですよ。”と。
ひゃ~。実はビジネスクラスフラットシート導入前にアップグレードになって乗ったことがあるのですが、フィンエアーではもちろん初めて。
もうドキドキしてしまって。すんごく広いんだけどバッグはどこに置くの?リクライニングしたいんだけどどうすればいい訳?などなど疑問点がたくさん。隣の人を観察しようにも遠くて今一つ状況がわからない。ああ、哀しき小市民。
そしてマリメッコのアメニティグッズ!スリッパ、ブランケット(エコノミーより分厚い)そしてポーチ。ええ、当然のことながらお持ち帰りいたしました。
そして気になるお食事。こういう時にアルコールが飲めないとかっこがつかないというか、もったいないというか。
こちらはアミューズ?使われている食器はIittaraですよ~。
和食の前菜はこの通り。お皿、カップはマリメッコで統一されています。お料理も当然のことながらおいしかったです。ああ、この上品な味。
こちらがメイン。この日はお魚でした。
デザートはJYMYのアイスクリーム。
もう最初はドキドキしてなかなか眠れなかったのですが、飛行機で足を伸ばせるまたとないチャンス。せっかくなので横になって寝ました。こういう時、フィンランド人みたいに背が高くなくてよかったです。足を真っすぐ伸ばせるぐらい長かったです。
そして朝食。朝食はアメリカンブレックファストを選びました。こちらも温かくておいしゅうございました。
いやー、いきなり成田便キャンセルには驚きましたが、思いがけずビジネスクラスが利用できて超ラッキーでした。しかもマリメッコのアメニティーももらえて♡
名古屋では地元の方に聞いて矢場とんという味噌カツのおいしいお店を教えてもらいました。こちらもがっつりいただきました。
早起きは三文の徳、この言葉をこの日しみじみと実感したのでした。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
早起きが得意な方も、苦手な方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-05 Thu
Moi!今週になって急激に気温が下がってきました。昨日はフィンランド北部では-40度になったところもあるとか
出典:Yle
中西部のここでも久々、今シーズン初の-20度以下を記録しました。空気はキンキンに冷え、外に出ると一気に冷気が肺に入り込むのでコホッと咳が出る、そんな季節です。ちなみにこの時期フィンランド人が気温を話題にするときは大抵マイナスが前提です。数値が10以上の場合はほぼ間違いなくマイナスです。今度プラス10度以上になるのは何か月先か…。
今日のフライトは夕方なのですが、私はもうそろそろ家を出ます。というのが冬の間、特にこんな冷え込む日は電車の遅延がよくあるのです。(まあ冬でなくてもトラブル結構あるのですが)通常は3時間弱で行けるのですが余裕を持って1本前の電車を予約しています。ただ昨日のニュースを見ていたら2時間の遅延もあったとか。そうなると…ちょっとギリギリになりそうでドキドキなのです。
ただこの寒さも金曜日までで、その後はまた少し暖かくなります(といっても-5度前後ですが。)私が帰国する頃にはどんな気温なのでしょうかね。
最後の写真はラケウデンリスティ教会にあるアルヴァ・アールト作の彫刻、泉にいる鳩です。(←浴槽みたいなところに乗っている彫刻)夏の間は噴水になっているのですが、冬はこの通り雪に覆われ凍りついております。
ということで皆さま、しばしブログの更新が途絶えますが、このブログを読まれた日がよい一日でありますように。
今日こんな日に思うのは日本の電車はすばらしい、ということです。
時間厳守派の方も、ちょっと時々遅刻派の方も、いつも割と遅刻派の方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-04 Wed
Moi!気温は着々と下がっていて今日の予想最高気温は-14度、予想最低気温は-21度でございます。幸い晴れのようなのですが、気になるのはお昼になるにつれてだんだん気温が下がっていっている、というところでしょうか。太陽の力、寒さには勝てず
さて日本ではお正月が明けた途端に数えきれない”明けましておめでとう”もしくは”あけおめ~”が行き交っていることと思います。
こちらでもそれに当たる"Hyvää uutta vuotta"(=ヒュヴァーウウッタヴオッタ=Good new year)という挨拶があります。
でもこちらでは1/2の月曜日から普通の仕事モードな訳なのですよ。
お正月気分なんて皆無、元旦はむしろ普通の祝日と変わらない訳なのですよ。
ついでに言うとこの"Hyvää uutta vuotta"は、”Have a good weekend"みたいな感じで年が明ける前の別れ際の挨拶として”いい新年を迎えてね”みたいに使われることもあるのですよ。
で私の中でどういう現象が起きるかというと、日本にいる友達に年が明けて連絡するときに新年の挨拶なしに単刀直入に要件に入ったりする訳なんですよね。
長年の習慣も周りの環境に打ち消されることもあるのですね。私だけ?それとも年越そばは食べたけどお節料理とか作らなかったから?
ふるさとは
遠きにありて思ふもの
と言いつつ明日から日本に帰省します。新年の挨拶を忘れないように振る舞います。
先ほど携帯にFinnairのアプリを入れてチェックインしたのですが、アプリの評価があまりよくなかったのです。何でかな?と思ったらその意味がわかりました。チェックインする際に生年月日を入れるのに直接入力できず、2017年1月のカレンダーを1月ずつ自分の生年月まで連打する必要がありました。
これって何かの拷問?それとも己の重ねた年を知れという鍛錬?
しばらくこの寒々しくも美しい風景ともさよならです。ふっふっ。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
新年のご挨拶は忘れずに。
連打が得意な方も、そうでない方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-03 Tue
Moi!一気に本格的な冬がやってきました。雪は昨日一日で一気に積もり、気温も予想最高気温が-7度となりました週末にかけて冷え込みは強まりそうです。
皆さんは料理は得意ですか?
私は嫌いではないのですが、失敗する確率が高いので、残念ながら得意とは言えません。
”絶対に失敗しない”と謳っているレシピで失敗したときの失望感ときたら…
そんな中でも失敗しづらい、とか割とおいしく作れる料理も見つけそれをヘビーローテーションで作っている訳なのですが、当然飽きてくる訳ですよね。飽きた頃にちょっと他の料理を冒険して、やっぱり今一つうまくできなくてやっぱり定番料理に落ち着くというのをずっと繰り返しているような気がします。
先日も豚と牛肉のブロックが売られているのを見て、ビーフシチューにいいかもと買ってみました。800g入りだったので半分はビーフシチューに。後の半分をどうしようかと思っていた矢先に気になっていたレシピを思い出しました。
みかんも一緒に煮込んじゃう!「豚スペアリブのニンニクとワイン煮込み」
ちょうど旅行に行ってきたポルトガル料理、スペアリブだけどブロック肉でも代用できるかも?と思いついたのです。しかも材料に必要なミカンはちょうどおいしくなかったので漬け込みようにもってこい、料理用に買った赤ワインもそろそろ消費の時期、ワインビネガーもめったに使わないからちょうどいいし、まさに断捨離もできてなおかつポルトガル料理も楽しめる一石二鳥料理!
でもね…
やっぱり一筋縄ではいきませんでした。
まず昨日仕事から戻って3日間漬け込んだブロック肉を取り出しいざ料理。レシピはとWebを検索したら
すべての記事を読めたのは最初の1週間。昨日開いたらレシピの部分は有料会員のみの公開となっていたのです。
一瞬会員になろうかと登録しかけたのですが、クレジットカードの情報を入れたりしなければならず、すぐに料理を始めなければならない今、手続きをするには時間がかかり過ぎ。
記憶をたどると確か20分ほど煮ると書いてあったし、後はミカンを入れるタイミングについて書かれていた気もするけどえいやっで煮込み始めました。
結果はですね、
ひどくまずくはないけれど、別においしくもない
という料理ができあがりました。特にお肉が一部噛みきるのに時間がかかる固さ。
レシピに添えなかったというのもありますが、家人いわく私が使ったブロック肉はもともとオーブンで4時間ぐらい入れて柔らかくなるお肉なのだそうです。煮汁も少なかったので固くなったのも当然の結果。(ワインに漬け込んだら柔らかくなると思ったんですがね。)
そこでふと思い出したのが”あたしンち”というマンガ。ここに出てくるお母さんが大雑把で大胆なお母さんなのです。
エピソードの一つに
主人公のみかんがお母さんにレシピを見せて「これ作って」と頼みます。
お母さんは「いいよ~。」と言いつつ、陰でこっそり勝手に調味料なんかを足してます。
みかんはできあがった料理とレシピの写真を見比べるのですが、明らかにお母さんが作った料理は見劣りもするし味がおかしい。「お母さん、ちゃんとレシピ見て作ってる?」という問いに
お母さんは「うんうん、ばっちり。」などと適当に答え首をかしげるみかん、というのがありました。
やっぱりそうなるんです。
下手に経験とか積んでくると”あ、これの代用に残り物のあれを使おう”とか”味が薄いから○○をちょっと足してみよう”とかいろいろやっているうちに段々収集がつかなくなるパターン。
一方みかんの気持もわかるのです。そのレシピに載っている材料をきちんと揃え、レシピ通りに作ったらおいしい料理ができるのに何でその通りにやってくれないの?と。
今回は素材の性質を十分理解していなかったのが敗因。料理も奥が深いですが失敗は成功のもと、新しい料理の開発の道はまだまだ続きそうです。
最後の写真は本文に関係ありませんが今撮った外の風景。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
昔は夏の得意料理は冷ややっこ、冬の得意料理は湯豆腐と豪語していたものです。
得意料理がある方も、何でも得意という方も、料理は苦手という方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-02 Mon
Moi!ここのところ少し暖かい日が続き、雪も溶けて凍っていたところに今朝は雪が降り始めました。少し積もってくれたらいいのですが、薄い雪だと雪の下がツルツルになっていて滑って危険。ちなみに道が凍っているときの歩き方のポイントは、たいていの場合小石などが撒かれているので小石の上を歩くこと。今日みたいに雪が降ると小石が見えづらくなってしまうのですがね。小石がないときはペンギン歩きがいいらしいです。私も歩幅を小さく、踏みしめるように歩いています。
元旦は朝ゆっくり起き、家人はサウリ・ニーニスト大統領の新年の所信声明演説やテレビでChisuのコンサートを見ていました。私はYoutubeで昔懐かしい邦画を見つけてそれを観ていました。
紅白歌合戦とかお正月番組とかよ~く考えられた究極の暇つぶし、というか家族で何かするでもなくのんびり一緒に過ごして時間をつぶすのにもってこいだとしみじみ思います。こちらのテレビは音楽番組もあるのですが、見ていたら聞き飽きてきて手持無沙汰なのです。
そんなこんなで体も鈍ってきているし、引きこもってばかりでもよくないと元旦の夕方家人と街中に出かけました。お散歩兼どこかでお茶しようという試み。(お茶して散歩で消費したカロリー、±ゼロ、ということはさておき。)
少なくともセイナヨキではクリスマス当日の25日はほとんどのスーパーは軒並みお休みでしたが、元旦で日曜日なのに昨日はしっかりオープンしていました。一方カフェやレストランなどはもともと日曜日は閉まっているところが多く、開いていたレストランは揃って中華料理、そしてホテルの中のレストラン、そしてサブウェイのみでした。
今セイナヨキのセンターは有料駐車場やアパート、建物の改築など大規模工事が行われています。そんなのも確認しつつ、新しいお店、空き店舗になっている場所などを散歩がてらチェックしました。
こちらは街中の公園のクリスマスツリー。そう、あのクリスマスマーケットが2日間限定で開かれたあの公園です。ライトアップされるときれい。
昨日のカウントダウン花火で出向いたラケウデンリスティ教会の時計塔はフィンランドの国旗のブルーにライトアップされていて”Suomi 100v”(=フィンランド100周年)という文字も見えました。
65mある時計塔は迫力。
教会の中では新年のミサが行われていました。
気温は-2度。少し風があり、道は凍っていて歩きづらいところもありましたが、新鮮な空気を吸ってリフレッシュできました。昔は散歩=面倒くさいというイメージがあってあまり出歩くことはなかったのですが、こちらに来て散歩するだけで頭がリフレッシュできることを教えてもらいました。ちょっと気分転換したい時、ちょっと体が重い時、軽い頭痛の時などお薦めです。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
お散歩好きの方も、サイクリング派の方も、ドライブ派の方も、引きこもり派の方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ
2017-01-01 Sun
皆さま 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さてあっという間に年が明けました。
今年はフィンランドにとって独立100周年の記念の年。年明け早々にヘルシンキでは大きな記念ライブがありました。これを皮切りに国内で色々なイベントが催される予定です。
今年の年越しはおとなしく家で過ごしました。伝統的なナッキとよばれるウィンナーやポテトサラダを食べたり、一応年越そばも食べました。
そして今回初めて地元の年越花火を観に行くことにしました。いつもは寒いし”ま、いっか”と家で過ごしていたのですが今回はなんとプラス4度でお天気もよさそうなので出かけることにしました。
クリスマスツリーは1/6まで飾られています。大晦日のクリスマスツリーとラケウデンリスティ教会。
ラケウデンリスティ教会の時計塔、ライトアップされています。
教会の中も開いていました。
教会の前にキリストの誕生の図。
カウントダウン直前にセイナヨキ市長のスピーチに続き国歌斉唱、そして始まりました、年越花火。
打ち上げ花火モードで撮ったのはいいものの、結構な風でこの通り。おまけに年明けからみぞれに近い雨が降ってきました。
写真になると糸菊のよう。
色合いも美しく。
今年は独立100周年を記念して国旗をあしらった白と青の花火も上がったのですがタイミング悪く撮ることができませんでした。日本の花火大会のように何万発も上がることはなかったのですが、この大きな打ち上げに加え、個人でも花火を楽しむ人達もいて新年を祝うよいイベントでした。
ということで皆さま、今年も幸せに満ちたよいお年となりますよう。
花火は打ち上げ派という方も、手持ち花火派という方も
↓クリックお願いします。
↓こちらもよろしければ