2016-11-25 Fri
Moi!今日は少し雪が積もっていたのですが夕方には溶けてしまいました。さて今年はホワイトクリスマスになるかどうか。
緯度の高いここでは冬至前のこの時期になると日照時間が短くなり、その上にお天気もすぐれない日が多くなるため、知らず知らずのうちに季節症鬱になる人が多いです。日本にいる頃は楽天的で絶対長生きするタイプと友達から太鼓判を押されていた私もそのうちの一人。この時期はビタミンDを飲んだり耳に光を当てたり、はたまた友達と一緒に鬱脱出旅行に行ったりして何とかこの辛い時期を乗り越えようとしています。
去年の冬は特に何をやってもダメ。クリスマスカードに近況報告を書いていてもどんどん自分がネガティブになっていくのがわかり、何もポジティブなことが書けない事実にさらに自分を責め、落ち込んでいました。
この危機をどうやって乗り越えようか、病院にかかるべきか?などともがいていたとき、ふと友達のアドバイスを思い出したのです。やはり冬の時期に一緒にご飯を食べに行ったときにくれたアドバイスで
白紙に自分がやりたいことを何でもいいから絵を描いて冷蔵庫にでも貼っておいたらいいよ
と言われたのを思い出したのです。
絵は苦手なので代わりにやりたいことや理想を箇条書きにしたのでした。それを見ていると、その目標を達成するためにアクションを起こさなければと思い立ち、いくつか目標達成したのでした。
そしてこれって主語が自分だ、ということに気づいたのです。
自分は何をしたいのか。
どんな自分になりたいのか。
どんな道に進んでいきたいのか。
そしてそれを決めるのは自分。
そう思ったら心がすっと軽くなったのです。
なぜなら落ち込んだり、イライラしていた原因は
○○が言った通りにしてくれない。
○○の返事を待っているのに全然くれない。
せっかくXXしたのに無視された。
全部主語が自分以外、自分ではどうしようもできないことに振り回されていたのです。
それに気づくと今までの落ち込みやイライラの原因がバカバカしくなったのです。
理想の私はこんなことで動揺しない。
イライラの原因は一時的なもので、私の未来には関係ない。
そう思うと目の前を重く暗くのしかかっていた靄が一気に晴れていくようでした。
先日会った友達も仕事で様々なプレッシャー、ストレスを感じていました。例えば彼女の同僚の態度はいつもネガティブで、しかも仕事もあまりできないし、向上心もなし。そういう態度にイライラしていたそうですが、ふと将来のことを考えたらその同僚とずっと関わることもないことに気づき、それからはあまりイライラしなくなったとのこと。
心が弱ってくると小さいことに腹を立てたり傷ついたりして、またそれがきっかけになって気持がネガティブにいきがち。今回学んだことは、なるべく大きな視野で、”かっこいい理想の自分”を想像しながら考えていくこと。そうすると小さなつまづきが避けられるようになってきました。そのおかげで今年の冬はいつもの冬よりも楽です。イラッとするのですが、その後自分を落ち着かせることができるようになりました。
個人差はあると思いますが、季節症鬱などに悩んでいる方に少しでも役に立てれば幸いです。
最後の写真は新しくできた和食レストランで食べた麻婆ナス。(中華ですがアツアツでとても美味でした。)
おいしいものを食べると食べ物からエネルギーがもらえ、気持が前向きになりますよね。
ということで皆さま、よい週末をお迎えください。
お天気で結構気持が左右される方も、いつも泰然自若の方も
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