2016-10-04 Tue
Moi!今日もいいお天気ですが予想最高気温、7度となりました。10度を切ると一気に寒さが増すような気がします。渡り鳥達も南への旅路を急ぎ、屋根も霜で真っ白になる訳ですね。
ここのところ色々なところと同時並行でやりとりをしています。これはフィンランドに限ったことではないのですが、判断力が早い人はすぐに反応してくれる、ということをしみじみと感じています。
そうでない場合はたとえば先週後半にメールで製造元に製品の仕様(○○は入っているかどうか)と重さとサイズの問い合わせをしたのですが、3日経った今でもまったく無反応

仕方がないのでネットで同じ製品を検索して、運が良ければ重さやサイズが載っているのでそれを収集している状態。
元をただせばその会社、同じ製品名で2つの製品を販売していて(1つは”新発売”)、その違いが明記されていないため、ネットで購入しようとしても、販売先も情報が錯そうしているため(当然商品説明も曖昧)、どちらの製品が売られているのかよく確かめなければならない状態。
別件では同じメールを2通、時間を置いて送ってもまったく反応なし。しびれを切らして担当者に電話をしたらメールを再送してくれと言われ再送したものの無反応。1週間ほどして再度電話をしたら留守だったため、伝言してもらったのに結局無反応。この件はそっと闇に葬りました。
さらに大きな企業に電話をかけるときはフリーダイヤルと真逆で課金制を取るところが多く、しかもそういうところに限って待ち時間が長いというイメージがあります。担当者直通の番号があれば早いのですが、未だに電話は苦手です

個人的な推測ですが、残業をせずに帰ろうとすると何かを削らなければならない。となるとどうでもいいような、そのくせ、調べなければならないちょっと面倒な問い合わせ、なのかなーと。でもってそういう人に限ってお茶の時間はしっかり取ってお菓子を食べながらお茶しているのが水晶玉に映っています。
日本ではネットのバッシングもあるでしょうし、何より競争が激しいので返信はどこも早いですが、内容は定型文的やんわりお断り、というときはがっかりといったところでしょうか。少なくとも今回のような製品の問い合わせはすぐに回答してもらえそうです。
そんな悟りの境地に入るしかない対応が多い中、判断力の早い人は返信も早くて的確。しかもプラスアルファの方向にお互いに反応して進んでいけることも。今やりとりをしている人もその一人。面識はほとんどありませんが、お互いに協力し合っている感じが伝わってきます。
以前、イベント関係者に問い合わせをしたことがあり、明らかに忙しいはずなのに返信はすぐ。できることは気持いいぐらいスムーズに答えてくれて、わからないことはきっぱり”それはわからない”と。残念ではあるけど、それならそれで他のルートで情報が得られないかと考えることもできるので、曖昧にされたり無視されるよりはずっとまし。
かくいう私は判断力が鈍くて頭の中が混とんとして前に進めなくなるタイプなので、こういった判断力が早い人の対応はとても勉強になるのです。
これまた個人的見解ですが、なかなか返事をくれなかったり無視したりしているのって”休みの権利の主張はきっちりする”フィンランド人のイメージ。移民だったらようやく手に入れた職なのでまじめに、他の同僚以上に努力し頑張るような気がするのですよね。今まではそれでも会社が、社会が生活を保障してくれていたので問題なかったでしょうが、これからどんどん働く条件も厳しくなり、生活保障のレベルが低くなってきて、なおかつ競争がグローバル化して激しくなっていったときにどうなるのかなと思ったりします。今がちょうど過渡期なのかもしれません。
などと色々と考える秋、なのでした。
最後の写真はのどかな昔の家の写真を。ここは博物館になっていて家そのものを昔の生活様式と共に展示しています。敷地内は自由に入ることができ、犬の散歩をしている人に出会いました。

ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
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