2016-08-27 Sat
Moi!今朝は台風のような強風が吹いていたものの晴れていたのですが、今暴風雨に変わっています。
夜には止むようですが、今晩は街でイベントがあり、9時半から花火が打ち上げられる予定。どうなることでしょう。
さて、家ではリンゴが大量に赤くなり、毎日せっせとジャム作りをしていたのですが、ジャムを入れる容器も底をついたのでさてどうしたものかと考えていた矢先にスーパーで日本人の友達にばったり会いました。話のついでにリンゴをもらってもらえないかお願いしたところ快諾してもらえました。これで腐らせることもなく活用してもらえる♪とホッとしたのです。
そして今日週末の買い出しのついでにリンゴも届けるべく友達の家に行ったところ、思いがけずもシソをいただいてしまいました。そう、あのシソです!しかも2鉢分も!!(これはそのうちの1鉢)
フィンランドでシソが食べられるとは
もちろん自家栽培でございます。毎年ご実家から種を送ってもらい、それを育てているのだそうです。フィンランドの冬の寒さにはやはり勝てないようで、霜が降りたらアウト。なので毎年種から育てているのだとか。
ランチは早速ネットで検索してシソ料理を作りました。ああ、幸せを運ぶシソの香りこのシソがあるのとないのとでは大違いなんですよね。
シソがあるだけでこんなに料理のイマジネーションが広がるなんて!シソ、ブラボーなのです。
サボテンを2度殺め、100万年生きるというミリオンバンブーも2度殺めた前科のある私が家庭栽培できるのか…。でもこんなおいしいシソが食べられるのなら一度挑戦すべきか?と今激しく心が揺れ動いております。
今ちょうど家のテラスハウス(=長屋)の周りは排水管の入れ替え工事のために庭を掘り返しての工事が大々的にされています。幸い家の庭はあまり植物がなく、シャクヤクの花だけは移植して他はあまり影響がなかったのです。が、庭仕事を趣味としている住人方々は、このプロジェクトの責任者の家人に”いつこの庭が元通りになるの?”とか”いつ土の入れ替えは終わるの?”とか工事がまだ始まったばかりの時点で毎日のように詰め寄っていた模様。
そして今日庭に新しく小石を敷き詰めるためにその小石を買いに行きました。園芸関係のセクションってスーパーにもあるし、量販店みたいなところにもあるし、そして専門店もあり正直驚きました。夏限定ですけどね~
そこでは庭仕事好きの人がこの小さな街にどれだけいるのか、その事実を見せつけられた感じ。
ここは園芸専門店。お店の中にも商品はあるのですが、外もこのように様々な植物や置物もたくさん。
右はツルを巻き付かせるための道具でしょうか。
ガーデニング好きの人がここに来たら興奮のあまり卒倒してしまうかもしれません。
家にもせっかく庭もあることだし、この際もう少し園芸に手を染めるべき?植えるものはもちろん食べられるもの限定になりそうですが。
最後に勝手ながらまた1週間ほどブログの更新が途絶えると思われますが、その後はフィンランドの深まる秋の様子をお伝えできるかと存じます。
ということで皆さま、引き続きよい週末をお過ごしください。
園芸に才のある方も、サボテン、ミリオンバンブーを殺めた経験がある方も、園芸に興味なしの方も
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2016-08-26 Fri
Moi!昨日も暖かかったのですが、今日もよいお天気で気温も19度まで上がりそうです。中央ヨーロッパはかなり暑いようで、北フランスに住む友達のメールによると最近36度まで上がっているとかそしてオフィスには空調はおろか扇風機もなく蒸し風呂のようだと嘆いていました。30度以上で空調なしのオフィスはかなりきつそうですね。ここの涼しい風を送り込みたいぐらいです。
さてセイナヨキにも中華レストランは何軒かあって時々ランチに行くのですが、友達から1~2週間前に新しくWok(中華風炒め物)レストランがオープンしたと聞き、早速行ってみました。
あまりいい写真ではありませんが、外観はこちら。Fit Wokというお店でWebを見たらタンペレ、オウルなどにもあるフランチャイズのお店のようです。
私の中華のお店の定番イメージは漢字が書かれていたり龍のイラスト、ちょうちん等中華的な飾りが施され店内暗めなのですが、このお店はこの通りインテリアにもこだわりがあってとてもおしゃれ。
お箸は日本製?
メニューは大きく分けて3種類。
今日のランチ(サラダ+今日のWok+コーヒーまたは紅茶)
自分の組み合わせ(麺かライスか+中身+ソースをメニューから選ぶ)
できあいセット
わたくし、実は2週続けて行ってまいりました。
これが最初に食べた辛い麺のできあいセット。ソースは3種類から選べたのですが、結局フィンランド語でも英語でもなじみのない名前だったので”じゃあ3番目ので”と頼んだのが大正解。適度に辛くておいしかったです。ちなみにフィンランド人は辛いのが苦手な人が多いので”とても辛いよ”と言われても激辛で食べられない、ということはほとんどないです。
ちょっと量が少なく見えるかもしれませんが、お皿が深皿でお腹いっぱいになりました。
2回目はランチセットに。その日のWokはチキンと玉ねぎの炒め物、テリヤキ味。
ライスの量が少ないって?ええ、後でしっかりおかわりいただきました。ええ?食べ過ぎ?
まずなんといっても店内が明るい雰囲気なので、中はそんなに広くはないにも関わらず落ち着けるのがよかったです。
そしてオープンして間もなく行ったにも関わらず、スタッフがとても効率的に動いていたこと。店内はほぼ満席でしたが、料理を注文して長く待たされることもないし、食器がなかなか下げられなくて次の人が座れないこともなく、さすがチェーン店だけあるなと思ったのでした。
ただ敢えていうとライスがやわらかかったかも。まあね、フィンランド人はお米はお粥として食べることが多いのでその影響かと思われます。これは今後の課題ということで。
オーブンを使って時間をかけて焼く料理もいいのですが、このようにフライパンでささっと炒める料理の方が作るのも食べるのも好き。またランチの選択が増えて嬉しい限りです。
ということで皆さま、よい週末をお過ごしください。
硬めのお米が好きな方も、やわらかめのお米が好きな方も、適度なかたさがお好みの方も
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2016-08-25 Thu
Moi!昨日のお昼以降は文句なしの晴れだったのに天気予報は案外当たり、今雨が降り始めました。この雨もお昼には止み、また晴れ間が戻ってくるようです。予想最高気温は19度。雨が止めばまずまずのお天気。
さて最近少し食生活を見直しています。
最初のきっかけは友達から”白砂糖が含まれている食べ物は日常的に食べていると止められなくなるし、体にもよくない”とランチの時に聞いたこと。その後少ししてお茶することに。その時に私の脳は当たり前のように”ちょっと小腹を満たすためにデザートも一緒にいきますか。”と考えていたのですが、その友達は”お腹はまだいっぱいなのでお茶だけ。”と言ったこと。これでハッと我に返りました。
頭では”体重を減らさなくては”と思っているのに行動が全然伴っていない現実に気づいたのです。そういえば夏の間、家人と毎日のように”新しいカフェで味見しよう。”だとか”暑いからアイスクリームを食べよう。”だとかその他色んな理由をつけてデザート食べまくっていたことが走馬灯のように頭をかけめぐります。
ヤバい…
その時を機に砂糖類を極力控えるように心がけました。旅先ではここでしか食べられない、とか超おいしそう、とかそういった時はデザートいただきましたが、それ以外の場合はお茶だけで我慢しました。
もう一つ食生活を見直しているのは食べる速度。ちょうど一緒に旅行した友達はフィンランド在住なのにスリムな体型。彼女を観察していると食事がとてもゆっくり。
ダイエットの一つにゆっくり食べるというのもよく紹介されているし、彼女いわく、人間が満腹と感じるまでに20分かかるそう。なるほどー。
でもって友達と同じペースで食べようと私もゆっくり食べるように心がけましたが、どんなにがんばっても無理。友達は子どもの頃お母さんから
「そこで箸を置かない。」
と言われていたそう。翻って私はというと上司から
「君の箸はいつも動いているねぇ。」
た、確かに。おいしいものが目の前にあるとテンション上がってついついあれも食べてこれも食べてと箸が忙しく動き、結果満腹中枢神経に満腹信号が届く前に食べたいものすべて完食!という生活をしておりました。
そんな感じで今、小腹が空いてもとりあえず甘いものは極力避ける、そしてゆっくり時々箸を休めながら食べるよう心がけているのでございます。
併せて最近タイトルにもある”リンゴジャム作りダイエット”も副産物として加わりました。
ちなみにリンゴジャムは食べて痩せる訳ではありません。
リンゴジャム作りで痩せるのです。
簡単に言うと
リンゴジャム作りは忙しくて小腹を満たす暇はないということです。
現在リンゴがすごい勢いで赤くなっていて(写真は赤くなる前のものですが)、私もすごい勢いでジャムを作っているところです。
リンゴジャム作りって時間がかかる上に休む暇がないのです。
オーブン料理などは特に料理をオーブンに入れている間にちょっと待ったりできるし、他の料理でもちょっと椅子に座って一休みなんてこともできるのですが、リンゴって皮をむいたらすぐ変色するし、煮込んでいる間は常に粒を小さくする作業があるのでほぼ立ちっぱなし。お腹がグーグー鳴ろうとも一心不乱に動き続けなければならないのです。そしてリンゴジャム作りダイエットの利点はお腹が空いても香りでは満たされること、煮込んでいると軽く汗が出ることなども挙げられます。ちなみに砂糖減+ゆっくり食べる+リンゴジャム作りダイエットのおかげで、今までどんなに体を動かしても減らなかった体重が1kgから1.5kgぐらい減りました
この前、夕食の準備があってので家人にリンゴの粒を小さくするのを手伝ってもらおうと木べらを渡したら、こんな道具を使い始めました。
さすがジャガイモの国、フィンランド。ジャガイモをマッシュするための道具のようなのですがリンゴにも使えました~。
家にリンゴの木があって、大量にリンゴが採れるからジャムを作ろうって人は特に日本では希少価値だと思われるのですが、奇しくも該当する方のためにご紹介したいのはこちら。
リンゴ皮むき器。すごーく便利です。リンゴを芯のところを突き刺し、ハンドルをぐるぐる回すだけであっという間に皮がむける代物。大量のリンゴをむくときはこれが大活躍してくれます。金額も確か20ユーロぐらいだったかと。今ではこれなしでは大量リンゴジャム作りは考えられません。
現在400ml用の入れ物に25個分ぐらいのリンゴジャムをせっせと作りましたが、問題はまだおいしそうなリンゴの実が木になっているというのに入れ物の残りは4個。残りのリンゴは人にあげるか、新しい入れ物を買うか?(とりあえず昨日リサイクルショップで3個買ったんですけどね~。)
出来上がったリンゴはほうれん草のパンケーキの上に載せて食べたり、ヨーグルトに混ぜたり、義母はアップルパイに使ったりしています。ダイエットと言いながら真逆のことを書いていますが、とにかく作るプロセスはダイエットの一助になりますよ~。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
日頃の習慣って怖いものですね。
時々お箸を休めてゆっくり味わって食事ができる方も、ついつい早食いしてしまうという方も、お箸はいつも忙しく動いている方も
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2016-08-24 Wed
Moi!今は曇りですが今日も晴れの予報が出ています。気温も18度。過ごしやすい季節をもう少し楽しもうと思います。ところで昨夜今シーズン初のオーロラが見えたようです。オーロラアラートは上がっていたのですが眠気に負けてそのまま寝てしまいました。10年に1度当たり年と言われるオーロラ、ここ数年当たり年が続いていますが今年はどうなのでしょうか。
昨日お天気もよく、気温も20度まで上がったので久々に湖畔のサイクリングに出かけました。今年の夏は湖畔の一部がハウジングフェアのため封鎖されていたこともあり、1ヵ月半ぶりぐらいでしょうか。ちなみにこのハウジングフェア、1ヵ月の会期で約13万人が訪れ、成功したと嬉しいニュースもありました。
↓はブログでも何回か紹介した潜望塔。ハウジングフェア開催後からオープンとなりました。
会期中ひときわ異彩を放っていたTango Villa邸。母屋(?)の屋上にもソファセットが置かれゴージャス。
1階のタンゴ部屋、こんな感じになっていました。
桟橋もこんなに伸びていました。
これは何を意図しているのかよくわからない花壇。とりあえず緑があるのはいいことですね。
この家もリビングから眺める湖の景色は最高でした。
この湖岸もハウジングフェアに合わせて整備されました。セイナヨキのドバイビーチ
それにしても昨日は湖からの風が強かったです
最初はずっと向かい風で聞こえるのはただヒューヒューとうなる風の音だけ。
以前向かい風がきつかったとき、体調を崩しそうな予感がして引き返したこともありましたが、昨日はどんどん前に進みたい気分。この青空に向かって、そして秋に移ろいつつある自然がどう変わっているか知りたくて。
風は冷たかったのですがだんだんその寒さと体が同化して、色々な考えが頭の中をぐるぐる回ってそれもだんだん同化されて無の境地に近づく、そんな感覚を時々感じながらゆっくりペダルを進めていきました。
湖を抜け、迂回路に。道の脇には最近の雨のおかげか色々なキノコが生えていました。クリームブリュレのような黄色いキノコ、初めて見たような気がします。でもこれもきっと毒キノコ。
これはよく見かける毒キノコ。色合いが秋っぽくてかわいい。
季節の移ろいを一番感じられる橋の上からの写真。木々はまだ緑ですが、水面に少しずつ枯れ葉が。
心が落ち着く森の道。道も柔らかい土で走りやすく、何よりも森に包まれる安心感は独特なのです。
側道の先の小屋。先日は小さな子連れのご家族がソーセージを焼いていましたっけ。
中身はこんなふうになっています。
久々のサイクリング、向かい風と闘ったり写真を撮ったりしていたので1時間半かかりましたが、体は心地のいい疲労感に包まれ、何より無の時間に浸れたので頭もすっきり。またお天気のいい日を見つけて出かけることにします。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
こちらのキノコは色々な形のキノコがあります。フィンランド版”きのこの山”があれば中身はバラエティーに富んだキノコが入っていそうです。
キノコ好きの方も、そうでない方も
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2016-08-23 Tue
Moi!今日は少し陽射しが弱まってきましたが☀のお天気。気温も20度まで上がる予定です。天気予報を見る限りでは20度に達するのは今日が最後のようで、遂に最後の夏の日になるかもしれません。
さて週末の買い出しで時々果物を買っています。フィンランドで採れる果物は限られていますが、輸入品のおかげで色々なものが入手できます。もしかしたら日本のスーパーよりバラエティーに富んでいるかもしれません。夏の風物詩のスイカなんて真冬でも売られているのには最初は違和感を覚えていたのですが、今ではすっかり慣れました。
一方日本食材がここセイナヨキでさえもだいぶん入手(先日は納豆を発見し衝動買い)できるようになりましたが、特定の生鮮食品はなかなか簡単にはいきません。ちなみに私の好きな果物は白桃と二十世紀梨。Twitterを通じて知ったのですが、白桃はなんと形は違うけれど味がそっくりな平べったい桃(Litteä persikka.)が夏に出回ることを知り、大感動したものです。
そして先日スーパーで梨を購入しました。こちらで通常売られているのはラフランスのような洋梨。ジューシーで柔らかくて熟していると甘くておいしいので時々買っています。この前スーパーで見かけた梨はなぜかどれも硬くて皮の色も若干薄いもの(↓写真のは赤みが買っていますね)。ちょっと硬いかな?と思ったのも束の間、気づいたら家人がショッピングカートに投入。梨は好きだし、ま、いっかとそのまま購入したのでした。
そして先日お昼の後に小腹が空いてきたので早速いただくことにしました。やっぱり皮をむいていても硬くて時期を早まってしまったかとちょっと後悔。
と・こ・ろ・が…
一口かじってみると歯ごたえある歯触り、そしてあの懐かしい甘酸っぱさが口いっぱいに広がりました。
これは二十世紀梨の味にそっくり!!
スペインから輸入されてきたこの梨、タグを見たらLimoneraと書いてありました。Limonera、ブラボー!!!
東京に引っ越した時、秋になってスーパーの店頭に並ぶ梨が豊水や幸水ばかりでひどくがっかりしたものです。それでもたまに二十世紀梨を見かけたら密かに大人買いしていた私。まさかこんなところで巡りあえるとは
そんな事情もあり我が家の冷蔵庫のLimonera、家人がまだ食べていないというのにどんどん減少中。
最後の写真はたまに週末の朝作るフルーツプレート。このバージョンは2種類のブドウ、オレンジ、洋梨、ネクタリン、プラムのコンビネーションでございます。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
件の納豆ですが、地元のアジア食材店でそのパッケージを見た瞬間衝動買いしてしまいました。しかーし支払いの段階で愕然。なんと3パックで7€(=800円弱!)。
珍しい食材を見つけ、どんなに心躍っても冷静に金額要確認!に
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2016-08-22 Mon
Moi!今日もあいにくの雨の予報。お天気は晴れ間がのぞいたり雨が降ったり曇ったりで不安定。ですが気温は19度まで上がりそうです。
私の中の夏の基準はテラスに干したタオルが自力で乾くとき。そんなお天気になると”夏がとうとうやってきたなー”と感慨に耽るわけです。逆にだんだんお天気も悪くなって夕方になってもタオルもじめっとしたままになってくると”夏は終わってしまった”と夏への別れを覚悟するのです。
そんな折、北フランス在住の韓国人との友人とのやりとりでこんなことが。
私が先のメールでフィンランドは寒かったのが少し夏が戻ってきたと言及していました。それに対して少し前までソウルに帰省していた彼女。もちろん帰国はよかったのですが、とにかく暑くて夜もろくに眠れなくて結構大変だったと。気候のことを考えるとフランスに戻ってちょっとホッとしているけど、22度しかなくてちょっと肌寒いと。
22度で肌寒い…と?
お言葉を返すようですが…20度あればこちらではれっきとした夏です。
その証拠に気温が20度になると人々は半袖Tシャツで外出し、川や湖で泳ぎ始め、カフェのテラスで寛ぎ、庭でBBQを楽しみます。
同じヨーロッパでも中央ヨーロッパと北ヨーロッパの違いを実感させられた1件でした。
まあね、20度って肌寒いと言えば肌寒いこともあるのですが、なんせこちらの寒さの基準はかなり低いですからね~。-35度を経験してしまった今耐寒性が身についたことに時々ふと気づかされます。
昨夜も17度ぐらいで小雨と若干風が吹いている中、Tシャツに薄手のカーディガンを羽織って”案外大丈夫なもんだな”と自転車で傘さし運転したわたくし。
エストニアのタリンにさえも秋は忍び寄ってきています。
どんぐりが色づき始めるのも時間の問題。
そんな私の最近の日々の日課は庭で採れたリンゴから1kgずつリンゴジャムを作ること。昨日は少し汗ばみながらの煮込み作業でしたが、これも季節労働と割り切りがんばっています。
ということで皆さま、よい一週間の始まりをお迎えください。
20度はちょっと肌寒いという方も、20度は心地よい気温だという方も、20度だ!泳ぎに行こうという方も
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2016-08-21 Sun
Moi!今日は雨はまったく降らずいいお天気の夏日でした。気温も20度。今日こそ今シーズン最後のチャンスかもと奮い立ち夕食はBBQ、そしてサウナのクールダウンもテラスでしました。
長々と引きずっていたエストニアの旅行記も今回で終わりにします。
奇しくも今日はエストニアのソ連からの独立回復記念日、しかも今年はちょうど25周年なのだそうです。今ではエストニアもEUメンバーであることはもちろんユーロも使われていてフィンランドとも友好なお隣さんの国です。
エストニアの3日目は朝から雨が降ったり止んだり。雨が降っていなかったらビーチにもう一度行く予定だったのですが…諦めてタリンに向かいました。(どんなお天気だったかは…お察しください)
向かったのはタリンのKadriorg公園。この公園はたまたまエストニアに旅行する一日前に新聞で紹介されていたので行くことにしました。70ヘクタールもある広大な敷地の公園は市民も楽しめる憩いの地、そして邸宅は美術館になっています。
最初に目を引いたのはこの噴水。パリのポンピドーセンター前の噴水のようにいくつかのオブジェが。フィンランド人作家のものはなかったのですが、北欧を中心とした作家の作品が噴水の中に展示されていました。
少し小さいのですが隣の敷地には子ども用のミニ遊園地もありました。
1枚目、2枚目そしてこの写真からお天気がいかに劇的に移り変わったかお気づきですか?最初は”うわー、いいお天気”と喜ぶもつかの間みるみるうちに雲が空を覆い(実はその直前にカフェに入って大正解)、その後大雨が降ったのです。小雨になったところで邸宅の庭に移動しました。大き過ぎてこの写真ではその迫力が伝わりませんかね?
こちらが庭側から見た邸宅。セイナヨキの邸宅とはちょっと規模が違うな、などと虚しい比較をしたりなんかして。
そしてこちらが正面玄関。
写真は撮らなかったのですが、中世の宗教画や人物画を中心にした絵画が展示されていました。建物自体も瀟洒で少しフィンランドとは違うテイストで楽しむことができました。
この公園の後はリカーショップで多くのフィンランド人に倣ってビールをケース買いし(家人が)、遅めのランチに。港の近くで眺めのいいところ。ここでも外では雨が降ったり止んだりだったのですが、そのおかげで虹を見ることができました
タリンに着いた時は待機中だった気球も稼働していました。
そうこうしているうちにフェリーに乗り込む時間に。家人は翌朝から仕事が入っていたので、22時前着で約4時間かけてその日中にセイナヨキに帰らなければならなず、フェリーのキャビンを予約して昼寝をすることにしました。キャビンの中の写真、仮眠の後に撮っていなかったことに気づいたのですが時すでに遅し。なので写真なしですが、普通のベッドが2つ、その上に2段ベッドになるベッドもたたまれていて、小さいながらシャワーも浴びられるしお手洗いもあり、おまけに机もあるのでその気になれば仕事もできるという優れもの。フェリーの中はレストラン以外で席を確保するのは難しいので大人数でキャビンを取ってベッドの上に座って寛いでいる人もいました。
昼寝の後は軽い夕食を取りに8階のレストランに。このように海を眺めながらの食事もなかなかよいものですね。
夕日に染まる不思議な雲も見ることができました。
このようにヘルシンキから始まったエストニアの旅行、お天気のことはさておきどの行程もしっかり楽しめたのでした。
ということで皆さま、引き続きよい週末をお過ごしください。
ちなみに家人も私も昼寝は得意で5分~10分あれば結構深い眠りに落ちることができます。目指せシエスタチャンピオン!
フェリーでの昼寝のおかげで約4時間の道中、運転手の家人はもちろん、私もぱっちり目を覚ましていました。(最後の20分を除く。)
昼寝が得意な方も、なかなか寝付けない繊細な方も
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2016-08-19 Fri
Moi!今朝はあいにくの曇りですが、気温は19度まで上がりそうです。予報ではこの10日間はずっと18度か19度をキープしていてちょっとほっとします。
さて先週末に行ったエストニアの南のビーチリゾートの街、パルヌ。残念ながらビーチでは横殴りの小雨に見舞われましたが、その後は雨も降ったり止んだりとましになってきました。(←微妙な晴れ女の力発揮)
パルヌはビーチリゾートだけかと思いきや旧市街もあり、古い街並みを楽しみながらカフェに入ったりショッピングを楽しめました。
高貴で目を引く素敵な建物。フィンランドの古い建物にも少し似た感じがします。
これは”Luxury Apartments”と書かれた敷地の中の建物のドア。シンプルながらかわいらしいデザイン。隣の建物は老朽化が進んでいるので元Luxuryなアパートだと思われます。
こちらも同じ敷地内にあった建物。これもまたかわいい抹茶色。赤のアクセントがきいています。
パルヌは羊で有名なのか羊製品を時々見かけました。このお店もそのうちの一つ。
レンガ造りの重厚感のある建物。2階の小さなバルコニーがかわいらしい。(テーブルと椅子が近接しているのはさておき。)Nikkoloってフィンランド語にもありそうな響きです。
こういうブルーの建物もフィンランドにありそう。そして海辺の街にふさわしい色。
これは少し古い建物。今はホテルとして使われているようですが、昔病院として使われていたようで、ここは今でも病院通りとよばれているそうです。
ところで↓のゼンマイみたいなマーク、古い建物によく描かれていますね。
サンクトペテルスブルクホテル。サンクトペテルスブルク…ですか。
ゼンマイマークまた発見。そして心奪われる小さな酒樽の上に乗った小さなブタ。意外なコンビネーションだけど(🐖のリアルさはさておき)かわいい。
これ、全体が見えないとわかりづらいのですが、建物の足元部分にく地下用の窓がありそこに飾られていたミニチュアオブジェ。
日本でいうなれば、お蕎麦屋さんの店先に時々見かけるタヌキ像みたいなもの?(違)
旧市街から離れていますがホテルの前の建物。こういうデザインの建物はフィンランドではあまり見かけないので、エキゾチックな感じがしました。
旧市街を離れて別の海岸に出向いてみました。海の近くに放牧されている様々な色の牛達。すごく不思議な雰囲気。
雨は降っていませんでしたが、風が強くまだ海は少し荒れていました。ここでも波乗り待機中の方が。
旧市街でお茶もしたのですが、とにかく安い!4人分のお茶セット、ヘルシンキのカフェアールトで頼んだ一人分のお茶セットの金額よりも安かった
またフィンランド人はエストニア、特にタリンに出向くことが多いのですが、大きな目的は観光、というより安いビールを買いに行くため(!)が多いのです。行きは荷物は軽く、(たまにエストニア旅行には到底不似合いな大きなスーツケースを持っている人もいるとか)帰りはキャリーカートにビールの箱山積みで帰ってくるのが定番コース。フィンランド産の馴染みのあるビールなどもかなり安く売られているのだそうです。
キャリーカートといえば、以前日本人の友達がフィンランド人の同僚にこのタリンの旅でおなじみ、キャリーカートがほしくて”英語でなんて言うの?”と尋ねたら”Beer Carrier"という答えが返ってきたそうです。が、Webで検索したらまったく見つからなかったとのこと確かにフィンランド語を英語に直訳したらそうなのですが、いや、ビール運ぶ以外にももっと別の用途があるだろう、フィンランド人!とツッコみたくなった逸話でした。
ということで皆さま、よい週末をお迎えください。
アルコール好きフィンランド人の逸話はまだたくさんあるようですがまたそれは別の機会に。
お酒好きの方も、いやそこまではという方も、下戸の方も、法規制により飲めない方も
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2016-08-18 Thu
Moi!ここ最近ずっと曇りの肌寒いお天気が続いていたのですが、昨日午後になってようやく晴れ、しかも気温も20度近くまで上がりました。日本の猛暑に悩まされている方にすれば”20度なんてフッ”と思われるかもしれませんが、こちらでは20度あれば外でTシャツで過ごせる、20度あれば泳げる、20度あればBBQを楽しめる、と色々とポジティブモードに変わるのが20度のライン(私調べ)。
最近少しバタバタしていて近所の湖に行くチャンスがなかったことを思い出し、外出のついでに寄ってみました。
夏の間は20度になれば多くの人達がビーチに来て泳いだり日光浴していたのですが、既に学校も始まり、またここ最近少し冷え込んでいたので泳いでいる人はいませんでした。
秋の象徴、ナナカマドの木。これが赤くなると秋が深まってきた証拠。
そろそろ赤くなる頃でしょうか。
秋は物思いに耽る季節。向こうの桟橋で湖を眺めてたそがれているご婦人。
そしてこちらの桟橋でも湖を眺め物思いに耽るご婦人。
雲一つない青空も清々しくて好きなのですが、このように色々な形の雲を眺めるのもいいものです。
久々の力強い太陽。水面に反射していてキラキラ輝いていました。
日なたでは暖かいのですが、日影に入った時のひんやり加減にまた秋の訪れを感じます。
最後のおまけは夜に見た大きな月。写真では小さく映っているのですが実際はとても大きかったです。これもスーパームーンなのでしょうかね。長かった夜もだんだん短くなり、月が見えるようになりました。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
昔流行った動物占いで私はペガサスでした。ペガサスは時々瞑想に入り、思考が飛んで行ってしまうことがあるそうで、まさにたそがれの人なのです。
たそがれるのが得意な方も、合理的にテキパキできる方も
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2016-08-17 Wed
Moi!今日は曇っていますがお昼から晴れてきそうです。予想最高気温も少し回復して18度。週末にかけて少し気温が上がってきて、夏の最後を楽しめるかもしれません。
さて、エストニアへの旅行記の続きです。首都タリンにフェリーで到着した後、車で南下しエストニアの南の首都ともいわれビーチリゾートで有名なパルヌに向かいました。
街を歩いていると見慣れた街の名前が。パルヌは、セイナヨキから車で1時間ほど離れたヴァーサ市と姉妹都市のようで60周年を祝う写真が展示されていました。異国の地でまさかヴァーサの名前を目にするとは思いもしませんでした。
が、セイナヨキ出身の友達の旦那さんと家人は”なんでセイナヨキじゃなくてヴァーサなんだ”と闘争心を燃やしていました。(フィンランドとスウェーデンのようにセイナヨキとヴァーサは張り合っているのです。)
ホテルは街の中心から少し外れたところにあったので橋を渡って中心地に行きました。海辺の街らしくボートがたくさん浮かんでいます。セイナヨキよりかなり南に位置しているので日没も早いですが、いいお天気。
宿泊先は1階がバーになっていてちょうど到着したときに庭でお芝居をしていました。
部屋に着いたら怒鳴り声が聞こえてきて何事?と思いきやこのお芝居の声。喧嘩でなくてよかった。
夕食はTrip Advisorお薦めのHea Maaに行きました。中は満席だったのでテラスでブランケットにくるまりながらおいしい料理をいただきました。前菜がとてもおいしかったのですが、写真はみごとに失敗したのでメインのみのご紹介、お許しください。こちらは私が頼んだメインのポーク。
そして家人が頼んだラム。
素材にこだわっているだけあってとてもおいしかったです。
途中までブランケットでがんばっていたのですが、体がだんだん芯から冷えてきたのと、お客さんも引いてきたので無理を言って席を中に移動してもらいました。中は狭いのですがこのように素敵な雰囲気。
照明もかわいい。
このように満足してパルヌの一日目を終えたのでした。予報ではこの日は雨だったので大健闘。
雲も少ないし明日もこの調子で晴れるのでは?いや晴れてほしいねと語らいながら帰途についているとポツリポツリと雨が落ちてきました。
そして2日目。
南の首都、ビーチリゾートのパルヌ。ビーチにやってきました~
ええ、ビーチでは横殴りの小雨が降っていました。
フィンランドより南にきたし、まだ8月の中旬だからあわよくばビーチで泳げるかも?などと期待しちゃ…だめだったようです
幸いにして強風を逆手にとって激しくパラセーリングというのでしょうか?を楽しんでいる人達がいてビーチが閑散としていなかったのは幸いでした。
タイミングが悪くていい写真が撮れませんでしたが、この人達、時々空に舞い上がっていました。パラグライダーを操りながらサーフィン技術も必要とするので難易度高し。ずいぶんアクロバティックなスポーツもあるものですね~。
パルヌは…もう少し暖かい時期にまた訪れたいものですね。少なくとも青空で穏やかな海を眺めてみたいものです。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
日頃の行いのよい派の方も、今一つという方も、
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2016-08-16 Tue
Moi!今日は朝からどんよりとした曇り。そして夕方から雨の予報が出ています。予想最高気温は17度で半袖で外出するには肌寒くなってきました。今朝家人は6時前の電車に乗って出張の予定だったのですが、電車がキャンセルになったので車で行くと言って家にナビを取りに戻ってきました。電車で出張することは時々あり、遅延があったり、降りたい駅でその車両だけドアが開かず次の駅まで連れていかれたりしたことはあったもののキャンセルは久々の体験。長距離運転ができないような私だったらどうしていただろうとちょっと背筋がひやっとしました。
さて、週末を利用してエストニアのパルヌというリゾート地に行ってきました。エストニアの首都タリンにはヘルシンキからフェリーが出ていて車で渡ることも可能です。今回は車で行ったので2時間半かかったのですが高速艇ならもっと早く着くので本当に気軽に海外に行くことができるのです。パスポートも念のため持っていきましたが提示することなくすんなり出入国できました。
今回使ったのはこのフェリー。
この中にはちょっとした免税店のようなショップあり、レストランやバーがいくつかあり、専用キャビンあり、子どもの遊ぶコーナーやミーティングルームもあり、とにかく退屈することなくあっという間にタリンに到着するよう工夫されているのです。
タリンに到着して最初に出向いたのはこの建物。1階にいくつかショップが入っていてアウトレットも。ただし…日本の感覚で期待していくと”え?これだけ?”という謙虚な
今回の旅行は友達夫婦と一緒でした。この日友達が仕事のため夕方到着だったので、友達の旦那さん+家人はタリンにある国会図書館で部屋(有料)を借りて仕事をすることに。私は本を読んだりタブレットを見たり、そして色々散策もしてきたのでご紹介します。
国会図書館は街中から少し離れたところにありますが、このように立派な建物。
入り口で警備の人がいました。私達は部屋を予約していたからすぐに入館許可のシールをくれたのですが、荷物のチェック等はなし。部屋の予約の内容もあまりチェックされなかったので、一般の人がふらっと立ち入れるかどうかはすみません、不明です。
1階のエントランス。重厚感がありますね。
このような立派なステンドグラスも。
館内にはあまり人がいなくてシーンとしていました。地元の図書館はいつもたくさん人がいて話し声もよく聞こえているのでちょっと新鮮でした。
ソファの色は落ち着いたトーン。ゆったり本を読むことができます。
私もこの椅子、使ってみました。仕切りがあるので自分の空間を確保できる感じがよかったです。
そしてこちらは子ども用コーナーのドア。かわいらしいステッカーが貼ってありました。
中はゆったりしていてこの奥の部屋は床の上に座ったり壁に落書きができるようになっていました。
グレーとグリーンのコントラストが素敵なソファ。
どのような目的で使われるのか不明でしたがこのような椅子がランダムに並んでいる部屋も。
ちょうどリオオリンピックの時期なのでオリンピックに関する展示がされていました。
これはフロア案内。おもしろい発想。
お天気にも恵まれていたので周りの散策にも行ってきました。ちょうど借りている部屋から見えていた大きな塔。メインの建物にはエストニア語なので確信はないのですが学校として使われているようでした。
エストニアにはこのような塔をよく見かけます。海を挟んで隣の国、そして言語もフィンランド語ととても似ているのに建物の文化の違いはこういうところに感じます。
素敵な教会もありました。
入り口まで行ってみたのですが40分前に閉館していました。残念。
この教会はロシア正教会。屋根が玉ねぎのようなのが特徴です。
用途不明ですが飾り屋根?その薄っぺらさがかわいかったのでパチリ。
ショッピングもいいのですが、このように特に目的もなくブラブラ歩くのも楽しいものだと認識した一日でした。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
フィンランド語とエストニア語は結構似ています。フィンランド語でこんにちはは(たくさんの言い方がありますがその一つに)"Terve(=テルヴェ)と言いますが、エストニア語は”Tere(=テレ)。この早口っぽい感じがかわいくてお気に入りです。
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2016-08-15 Mon
Moi!気づけば8月も折り返しとなりました。昨晩は大雨が降っていましたが朝になって小雨が降ったり止んだり。予想最高気温は14度。庭のリンゴはさらに赤みを増し、”肌寒い”という言葉がぴったりの秋のお天気となりそうです。
さて先週の木曜日から日曜までエストニアの小旅行に出かけてきました。エストニアには金曜日の朝のフェリーだったので木曜日はヘルシンキに前泊。せっかくなので早めに家を出て久々のヘルシンキを徘徊したのでした。
夕食はヘルシンキ在住の友達と、Twitterで紹介されていて気になっていたMr. Onigiriに出向きました
https://www.facebook.com/pages/Mr-Onigiri/1611776229150778
Mr. Onigiriがあるのはヒエタラフティの屋内マーケットの一角。主に飲食店がずらっと軒を並べてのれん街のよう。小規模ながらそれぞれのオーナーの思いが込められたお店が所狭しと並んでいます。
そしてMr. Onigiriを経営する日本人のハルカさんとスロベニア人のレイさん。(写真が暗くて申し訳ありません。)
お店を開いてから1ヵ月、フィンランドに来てからもまだ9ヵ月。この写真からも伝わるようにとにかくお二人とも気さくで明るく、おもてなし上手。先客でいらっしゃったこちらを旅行中の日本人のご夫婦と共についつい長居してしまいました。
こちらがMr. Onigiriのメニュー。
施設の関係で作ることのできる料理が限られている中で日々新しいメニューを開発中なのだそうです。今はベジタリアンでも食べられるメニューを提供中。お二人とも健康志向なのでぴったりのコンセプト。
そして辛いもの好きのRayさんは自家製激辛チリペーストを味見させてくれました。確かに激辛だったのですが、後口がすっきり。
私達が選んだのはアボガドと小エビのライスバーガーとお好み焼き風ライスバーガー。半分に切り分けていただいて両方の味を楽しむことができました。
ヘルシー、かつ愛情がこもっていてとてもおいしかったです♡
とてもポジティブなエネルギーを持ったお二人。頻繁に来ることはできないのですが、今後どのように発展していくか楽しみです。
おいしいライスバーガー、ごちそうさまでした~。
最後のおまけの写真はVanha Kirkko(=Old Church)。この日は雨の予報を裏切りこんなに青空のいいお天気になりました。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
最近遅食いを心がけています。特にご飯はゆっくりかめば甘みも増すし、食べる量を減らすのにも一役買ってくれています。
早食いの方も、もともとスローイーターの方も、遅食いを心がけている方も
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2016-08-10 Wed
Moi!今朝は大雨の音で目が覚めました。学校の新学期は今日からのところが多いのでちょっとお気の毒。ただこの雨も日中は少しおさまるようです。予想最高気温は17度。日本は猛暑のようですね。足して2で割ることができたらどんなにいいか!
そんな秋の気配は庭からも感じ取れます。7月の終わりに庭の黒スグリの実の収穫の第1弾を終えたのですが、その後もさらに実が熟し週末に第3弾、そして今季最後の収穫を終えました。
もうほとんど残っていないと思っていたのに結構葉っぱの裏に隠れていた黒スグリ。採り始めたら止まらなくなり、腐っていたり小さすぎるの以外はすべて採り尽くし、↑の通り500ccぐらいは収穫できました
庭はそんなに広くないのですが、さらに2本のリンゴの木があります。去年は不作でがっかりだったのですが今年はたくさん花が咲き、たくさん実が成っています。7月の中旬に撮った写真。ああ、まだ夏の光でキラキラしていますね。
そしてこれが3日前の写真。
たくさん実が成ったのはとてもありがたいことなのですが、今年は実が小さい。この大量のリンゴはひたすら皮をむいてジャムにするのですがうーむ、皮をむいてしまうとさらに小さくなってしまいそう。家人曰く雨が降ると実が大きくなるらしいのですが、もう多くのリンゴが小さいまま色づいているので今さらじゃんじゃん雨が降っても手遅れ感が漂っています
などと不満を書き連ねていますが、このリンゴ、もちろん無農薬、水やりも(時々家人がしていたぐらいで)ほとんどしなくてここまですくすく育ってくれたのですからありがたいことです。もう少し熟したリンゴが溜まったらジャム作りに精を出すことにします。
日本はそろそろお盆休みが近づいてきましたね。私も明日から週末にかけて小旅行に出かけます。少し南方を目指していくのですが、天気予報をチェックすると週末は特に見事な雨しかも気温もセイナヨキとほとんど一緒
まあね、お天気は激しく移ろいやすいので、もしかしたら晴れるかもとかすかな望みを持って出向きたいと存じます。そんな私は微妙な晴れ女。さてどうなることか。
ということで少し更新が滞りますが皆さま、よい一日を、よいお盆休みを、よい週末をお迎えください。
黒スグリ好きの方も、リンゴ好きの方も
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2016-08-09 Tue
Moi!今日から夏も終わって秋モードになるのかと少し覚悟していたのですが、予報に反してお昼以降は割と晴れています。気温も昨日とほぼ同じ19度。お天気の改善は大歓迎。秋にはソフトランディングでお願いしたいものです。
さてブログやTap Tripで書いた記事などででこれまでに何度もフィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アールトが設計した美しい建物を紹介してきました。
その中で今まで微妙に紹介しそびれているものがあったこと、ここに告白します。それは市民広場とよばれる、かみくだいていえばアールトセンターの建物の間の通路とでも言いましょうか。アールトはこの広場も含めてセイナヨキの文化・行政施設の調和を図ろうとしていました。他の建物自体はアールトの意図通り今も大切に使われているのですが、この広場はですね、イタリアのピアッツァを真似て石畳を作って雰囲気づくりもし、市民が集う場にしたかったようです。
しかし…そもそもフィンランド人は広場に集まって語り合うような文化もないし、ましてや冬になったらとても外でゆっくり話すような寒さではありませんそんな事情もあり、いつもこの広場はアールトの思いとは裏腹に閑散としているのが常でした。
しかしこの広場に変化が起きたのは7月の終わり。ある夕方この市民広場を通りかかったらいつもにない人が。
最初は観光客グループ?と思ったのですがいつも通ると若者のグループがいるのです。
そして彼らは語り合うことはなく、うつむいてスマホを熱心にのぞきこんでいる。
そう、アールトセンターはどうやらポケモンスポットになっているため、スマホを片手にした人達が集まるようになっていたのです。
まあね、憩っている感じではないのですが。
しかも先日行ったポリのポケモンスポットには大勢の人が集まっていたのですが、セイナヨキの混み具合、微妙というのはさておき
アールト先生!
遅まきながら先生の望みが今叶えられて市民広場は市民が集まるようになりました。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
ポケモンとアルヴァ・アールト…人生、何がどこでどうなるかわからないものですね、に
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2016-08-08 Mon
Moi!いよいよ今日が最後の20度越えの夏の日となりそうな予感。少なくともこれから10日間は雨が降ることが多く、予想最高気温が15度前後の日もありそうです。ブルブル
さて先日は晴れ間を狙って久々にTörnäväエリアにサイクリングに行ってきました。Törnäväエリアは小さな村だったセイナヨキが発展を遂げるきっかけとなった地。緑も豊かで気持のよいところです。
夏の間に開かれるサマーシアター。何かの上演があるのでしょうか。舞台装置がありました。
観客席はこのようになっていて野外劇場になっているのです。こじんまりとしていますがまたそのこじんまり感もサマーシアターの特徴。
ProvinssiロックフェスティバルではこのTörnäväエリア全体が会場となって、観客たちはタイムテーブルによってお目当てのバンドを見にこの緑の深いエリアを移動するのです。今年のロックフェスティバルのときに作られた象のオブジェがそのまま残されていました。(フィンランドで象は生息しないのですが。)
サイクリングロードは川を中心に続いています。川沿いだったり川を横切ったり。川のせせらぎが気持よかったです。水面に映る景色が絵画のようですね。
そしてこちらがこのTörnäväエリアに鉄工所を作った人の邸宅。今はセイナヨキ市の迎賓館となっています。裏から見たところで、広大な庭もきれいにお手入れされています。以前地元の新聞で、セイナヨキのどの建物が一番美しいかという投票の結果が載っていたのですが、この邸宅、アルヴァ・アールト設計の建物を抑えての1位でした。(この辺りは地元の人と私のようなよそから来た人の感覚は違うのでしょうね。いや、別にケチをつけている訳ではないのですが。)
こちらはProvinssiロックフェスティバルの間はテントがたくさん張られるキャンプエリア。夏休み終わりでしたがキャラバンで訪れていた家族連れが何組か。BBQでフィンランド定番のmakkara(=ソーセージ)を焼いている人もいました。
ご近所でキャラバンを持っている人はあまり見かけたことがないのですが、改めて観察すると特に夏の間はよく道で見かけます。まあね、サマーコテージを持っている人もたくさんいますからキャラバンはいわば”動くサマーコテージ”といったところなのでしょう。そんなところにもフィンランド人の夏を楽しむ意気込みが伝わってくるのです。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
以前敷地が狭いところに車でお迎えに行ったことがあります。その中でもなぜかキャラバンでお迎えに来た人。こんな狭いところに何でわざわざこんな大きい車で?と思っていた矢先に建物の雨どいのようなところにキャラバンをぶつけて大きなガリガリガリという音が響き、周りの人のため息が聞こえてくるような瞬間に遭遇したことがあります。
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2016-08-07 Sun
Moi!今日は曇ったり晴れたりしていますが予想最高気温は20度。明日も20度まで上がりますが、その後少しずつ気温が下がっていく予報が出ています。気づけば庭のリンゴも赤くなってきました。そして10週間の夏休みを満喫した子ども達もそろそろ新学期が始まります。現在夏のファイナルカウントダウンに入っております。
さて、ゆるゆるとフィンランドの国内旅行について書いています。海辺のかわいらしい街、Keskinenからの帰りにカウハヨキのカフェ、Valkoinen Puu(=ヴァルコイネンプー=白い木)に寄って帰りました。
これはKaskinenからカウハヨキに向かい始めたところ。風が強いのが白樺の枝ぶりで伝わりますでしょうか。
ビューッ
この穏やかな雲を見ているだけでほのぼのします。空独り占め。
そして到着したValkoinen Puu。カウハヨキが発祥の地で、アメリカ人の旦那さんとフィンランド人の奥さんが始められたお店。アメリカ風のケーキが食べられるので人気を博し、今では地元の人の人気のカフェ。そしてこの5月、セイナヨキにも第2号店がオープンしました。
ちなみに初めてセイナヨキでオーダーしたチーズケーキはちょっと私の求めていたものと違っていたのですが、次にトライしたときはしっとりしたチーズケーキになっていました。
ちなみに↓がセイナヨキのお店。外観はかなり違いますが、中の落ち着いた感じはどちらもよいのです。
メニューボードも同じ雰囲気。ちょうどカフェタイムということもあり、平日にもかかわらず何人か並んでいました。
お天気もよかったので外でいただくことにしました。庭に放し飼いの動物?
ではなくてオブジェでした。
お店の正面の雰囲気もよいのですが、横から見てもなかなか素敵。
そしてカフェタイムにも関わらずオーダーしたのがこちら。(家人と半分にしたので切り分けて持ってきてくれました。)
パニーニ。中に自家製のバジルソースとチーズがはさんであり、これがめちゃくちゃおいしかったです。
なぜカフェタイムにケーキが売りのお店で敢えてパニーニか?
ちょっと理由がありまして
○前日セイナヨキのValkoinen Puuでチーズケーキを食べたばかりだった。
○家人がカウハヨキの客先に行ったときにこちらに連れて行ってもらい、その時自家製バジルソースがおいしいと聞いたパスタを注文しようとしたところ、時間がかかると言われて断念した。
○セイナヨキ店ではパニーニの取り扱いはなし。
ね?そうなったらもう注文するしかないですよね。ほんと注文して大正解。パリパリの外身にバジルソースとモッツアレラチーズの絶妙なコンビネーション。サラダドレッシングもおいしかったです。
庭で気持い夏の陽射しを浴びながらいただくパニーニは大変おいしゅうございました。ただ途中からミツバチが追い払っても追い払っても執拗に追いかけてきて、ついにはいつでも逃げられるように中腰状態で食べる破目に
でもそんなことではわたくしは諦めませんでした。テーブルに止まっていたミツバチの上にそっとお皿を。
その後はミツバチを殺めない程度にナイフ使いは軽めにしてパニーニ、完食いたしました。ミツバチにはしばし窮屈な思いをさせましたが、これぞ共存の道、理解してもらえたかと。
ということで皆さま、引き続きよい週末をお過ごしください。
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2016-08-05 Fri
Moi!今週は午前中晴れて午後から雨が降るというパターンが多いですが、今日もそのようです。日中は20度まで上がるので晩夏を楽しめそうです。
例年は7月後半に日本に帰省していて、フィンランドの夏をなかなか満喫できなかったのですが、今年は春に帰省したためゆっくりフィンランドで過ごしています。この休みを利用してセイナヨキから車で1時間半の海辺の小さなそして古い街並みの残るKaskinenに行ってきたのでそれをご紹介します。
その前に同じように古い街並みの残るラウマに行ったのですが(記事はこちらからどうぞ)、日曜日でレースウィークも開催されていて観光客でとても賑わっていました。一方Kaskinenは平日に行ったので本当に閑散として、でもどこか瀬戸内海の小さな島を連想させるような、街の人達がゆったりと過ごしているのが垣間見えたような気がします。
ちなみにパンフレットに住所が載っていた町役場に行き、地図などをもらおうと出向いたところ、7月中は閉鎖されていました。まあね、街の人達も夏休みですしね。慶弔関係では不便かもしれませんが、結構なんとかできるものなのでしょうね。
街の中心にあったホテル兼レストラン。この街にはこのようなパステル調の古くてかわいらしい家がたくさんありました。それにしてもランチの時間なのに人の気配を感じさせないこの孤高感はなんなのでしょう。しーん。
広場の公園。無料でフリーマーケットが開けるようになっていましたが出店者は2組。うち1組はスウェーデン系フィンランド人。海が近いのでスウェーデン系フィンランド人の割合が多いのもこの街の特徴です。
今回の訪問目的のメインともいえる陶器のお店、Savipaja Murray。実は以前別の街のサマーマーケットに行ったときにこのお店が出店していてその製品に一目ぼれした家人。念願のお店訪問となりました。
フィンランド人の奥さんとアイルランド人の旦那さんが作った素敵な陶器が売られているお店。お店の紹介はこちらです(英語)。
http://www.visitkaskinen.fi/en/shops-and-services/item/411-pottery-murray
こちらがその製品の数々。一つずつ手書きで書かれた製品は愛がこもっています。
マグカップの木。
私はこの静かなブルーの光沢具合、色調が好きでマグとお皿を購入しました。
お店の裏には大きな庭があり、これはごく一部なのですが、マリメッコのウニッコでもおなじみのケシの花も美しく咲き誇っていました。
ご夫婦が作ったセラミックの卵も庭の一部に溶け込んでいました。
庭を抜けるとBladhin taloがありました。この邸宅はKaskinenの街を作ったスウェーデン人のBladhinさんがスウェーデンから運んできたそうです。中にはパンフレットが置いてあったりお土産物屋さんなどがあり、イベントを開くこともできるし、自由に2階に上がることもできました。それにしても海のすぐ近くで白さがブルーに映えています。
2階はこのように昔の家具や当時の暮らしがしのばれるものが飾られていました。
その後ゆっくり海沿いを散歩しました。白いベンチ、かわいらしい花、そして海。いいお天気でしたが気温は20度弱。散歩するにはちょうどいい気温でした。
そして目指していた建物、海辺のレストラン、Sininen Hetki(=ブルーモーメント)です。
リゾートに来たこの高揚感、伝わりますか?
それまでほとんど観光客を見かけなかったのですが、ここのレストランでは何組か。お天気も良かったのでテラス席でいただきました。
海を眺めながらくつろげるブランコが。あの、閑散としていますが私達のほかにもう1組カップルが座っていたのですよ。
Sininen Hetkiでは宿泊も可能のようで海のそばにコテージもありました。はぁ、リゾートですね。
小さな島の船着き場。向こうの島にも船が行き来していて渡ることもできましたが、島はサマーコテージ以外何もないと聞き眺めるだけに留めました。
ちょっとぶれていますがカフェでスウェーデンのアイスクリームが売られていたので欲望に負けて購入。家人のはピスタチオ味、私のはレモン味。フィンランドのアイスにもこんなフレーバー、追加してくれると嬉しいのですが。
2階部分が凝っていた趣のある家をパチリ。
昔の火の見櫓でしょうか。色合いがかわいいと目に留まりますよね。
そしてペパーミントグリーンの色素の薄い家。屋根が馬のサドルの形なのが特徴。
オバケのO次郎がKaskinenに!
こちらは1965年に建てられた教会。少しアールトっぽい重厚さがあります。
天井が高く、窓からの自然光が崇高さを高めています。
ベンチは少しモダンに。
Kakinenの街はコンパクトで散歩をするのにぴったり。お店は少なめですがなぜかリサイクルショップが結構あったので掘り出し物を見つけるのが得意な人にはさらに楽しめる街かもしれません。
ということで皆さま、よい週末をお迎えください。
スウェーデンのアイスクリームの輸入方法が気になりました。直線距離は近いので船で運んでいるのでしょうかね~。
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2016-08-04 Thu
Moi!今日も午前中は晴れているのですが、午後から雨に変わりそうです。予想最高気温は16度なのでひんやりとした日になりそうです。
ところで今朝は家人に付き合って4時半起きだったおかげで久々に朝焼けを見ました。
夏至をピークにずっと太陽が昇るのが早かったのと、夏休みモードで早起きする必要がなかったのもあり、久々にこの空の色を見ました。それにしても朝焼け、夕焼けの色はいつ見てもはっとさせられます。
それはさておき、早速本題に。少し前のことになりますが、近所の教会で友人でアコーディオン奏者でもあるJonna(ヨンナ)のコンサートがあるというので行ってきました。
コンサートが行われた教会はこちら。元精神病院の敷地内にある教会です。(詳細はこちらからどうぞ。)
このエリアは広々としていて緑が広がり、庭もきれいに手入れされていて心地がよいのです。
教会はこじんまりとしていて約80名入れますが、私達は開始10分前に着いたのでほぼ満席。一番前のベンチを陣取りました。
こちらがJonnna。
フィンランドのヒット曲を交えて、観客の心をつかみながらかつ教会のコンサートを意識して重厚なバッハも組み合わせてしまうという彼女だからできるコンサート。
観客はただただ彼女の演奏に魅せられながらあっという間に過ぎた1時間でした。
どうやらこの日は教会のあるトルナヴァエリアで様々なイベントが行われている時だったようで、教会の近くのイベントホールでも何やらイベントの準備が行われていました。私達は隣のカフェスペースでお茶して帰りました。
このように小規模ながら各地でイベントが行われるのも夏ならでは。
以前にもJonnaの紹介をしましたが、今回間近で彼女の歌を聴き改めて思ったのは歌のうまさもさることながら、フィンランド語がとてもわかりやすいのです。フィンランド語の学校に通っていた時に時々フィンランド語の歌を聴きとるという穴埋め問題があったのですが、Jonnaの歌はまさにそれにぴったり。↓は今回のコンサートでも歌ったJenni Vartiainenの"Minä ja hän"のカバーです。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
フィンランド語の先生によると、何か音楽を聴いている時でもその曲がいいかどうか、というよりもその歌が授業で使う穴埋め問題に適しているかどうかという判断で聴いてしまうのだと半分苦笑していました。
私は基本的にメロディー重視派なので、歌詞重視派の家人に時々邦楽の歌詞の意味を聞かれると”えっと、ちょっと待って、何て歌ってたっけ?”となります。
歌詞重視派の方も、メロディー重視派の方も
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2016-08-03 Wed
Moi!今日は朝はいいお天気だったのに午後から急に大雨が降り出しました。今週は本当に晴れたり曇ったり雨が降ったりの忙しいお天気です。家の周りでは今週から大掛かりな排水管工事が始まり、工事の人は雨の中の作業、お気の毒です。
昨日は晴れと雨の狭間で買い出しに出かけました。晴れと雨がせめぎあっている空の雲は独特でした。セイナヨキの写真は香港(という名前のお店)。ネーミングの由来は不明ですがドンキホーテのような雑貨が売られています。その上の雲を撮りたかったのですがタイミングが少しずれてしまいました。
雨雲の中で際立つ白い雲が幻想的。
スーパーで買い物をしている間に一雨降ったようです。買い物が終わったら久々の虹を見ることができました。
拡大したつもりですが、そんなに変わらないですかね?実際に見ると迫力ありました。
真ん中が途切れていますがよく見ると右半分も発見。虹全体を撮ることができました。虹を見たのは久々のような気がします。自然現象って美しいですね。
家に帰る途中の雲もキラキラしていました。前方にこの雲、後方には虹を見ながら帰ることができました。
この夏雲ともそろそろお別れの時期となりました。しんみり。
こちらに来て印象的だったのは空が広いこと。(つまりは高い建物が少ないということ。)昔から空を見上げる癖があったので、今もよく空を見上げながら変わった形の雲を眺めたり、季節によって変わる太陽の光を感じたりしています。ちなみに今は灰色の雲に覆われているのにその裏から太陽の光が透けていて隙あれば雲を突き破ろうとしている、そんなエネルギーを感じさせるお天気です。今後10日間は晴れ+曇り+雨マークが続くようでしばらく傘は手放せないようです。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
以前は微妙な晴れ女だったのですが、最近勢力弱まり雨に祟られています。どうしたことでしょう!
雨好きの方も、晴れ好きの方も、微妙な曇り好きの方も
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2016-08-02 Tue
Moi!だんだん夏も終わりに近づき、大気が不安定な日々です。
今日もいいお天気だったと思ったら急に辺りが暗くなり雨が降り出したり、かと思えばまた青空が戻ってきたり。本当にころころ変わっています。予想最高気温は17度。少し肌寒くなってきました。
さて、先日のニュースでフィンランドでの新語について紹介していました。当然のことながら毎年新しい単語が増えており、今年は約3200!もの単語ができたのだそうです。そのままブームと共に消えていくものもあれば、残っていくものもあります。
Yleという公共放送のWebサイトでは代表的な新語の意味を問う3択問題もアップされていました。
その中に”marittaa(=マリッター)”という動詞がありました。
1. 掃除をすること
2. 違法薬物を使用すること
3. マリメッコのmariシャツ(ボーダーのTシャツ)を着ること
皆さんはどれが正解だと思われますか?
正解は1の掃除をすること。なぜmarittaaと掃除が関係しているのか??
解説があったのでご紹介します。
日本人の近藤麻理恵さんことコンマリの掃除について書かれた本が出版されました。
今やmarittaaは少なくともネット上で使われています。
近藤麻理恵さんの本はフィンランド語にも翻訳され、人気書籍となっています。Facebookでは本の信者達が"Konmari Suomi"というグループを作り、積極的に意見交換をしているのだとか。その中で”今日片付けを実行しました”といったケースでこの"marittaa”という動詞が使われているいうのを複数のフィンランド人の友達から聞きました。
日本でもGoogleで調べることを”ググる”など固有名詞を動詞化して使っていますが、フィンランドもググるという動詞があります。つまり名詞を動詞に変化させて使えるのです。marittaaは直訳すれば”マリる”とでもなるでしょうか。
当の近藤さんは異国の地、フィンランドでご自分の名前が動詞として使われているのはご存じなんでしょうかね。
先日友人の究極片付け大好きなお母さんのエピソードを聞きました。
友人はセカンドハンドショップでアルバイトしているのですが、夏至前にようやく自分の気に入ったセーターを見つけたので購入し、たまたま洗濯機の近くに置いていたのだそうです。夏至祭の間、その友人は家族と一緒にサマーコテージに。そして遠くに住むお兄さん夫婦は夏至祭に実家で友人を招待してパーティーをした後、サマーコテージに合流したとのこと。
サマーコテージから戻った友人のお母さん、見慣れないセーターを見かけ、きっとお兄さん夫婦が招待したゲストが忘れて帰ったに違いないと思い、お兄さんに聞いたのだそうです。お兄さんはすぐさまゲストに確認したのですが、誰も心当たりなし。
お母さんはそれなら、とFacebookのグループで”このセーター、誰か要らない?”というメッセージを投稿する直前に友人に”念のため聞くけど、これ心当たりある?”と聞いたのだそう。友人の”これはすごーく気に入って買ったセーター!”という一言で問題解決。
それにしても友人のお母さん行動早っ。私の一般的なフィンランド人の印象はゆったりしていて物事も最後の最後に意気込みで終わらせる、というのが強いのですがね。友人のお母さんはコンマリグループに入る必要もなく日頃から断捨離はバンバン実行しているのだそうです。私も見習わなければと強く思ったのでした。
こちらはハウジングフェアのキッチン。物が片づけられていると家具も食器もより引き立ちます。
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
潔くモノを捨てられる方も、愛着があってなかなか捨てられないという方も、いや、これはもしかして後で役に立つかもしれないから捨てられないという方も、モノがあり過ぎて捨てる気力がないという方も
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2016-08-01 Mon
Moi!あっという間に8月になりましたね。日本では夏本番モードでしょうが、フィンランドでは働いている人の多くが夏休みを終えて今日から働き始める人が多いです。学校ももうそろそろ開始。庭のリンゴは色づき始め、渡り鳥も暖かい土地に移動を始め、少しずつ秋がてきています。今日は予想最高気温20度、そして今日もよいお天気の予報が出ていますが、明日から少しお天気が崩れそうです。
さて先日プチトリップでVilla Mairea、ポリに行ったときのことをご紹介しましたが、今日はその翌日に訪れたフィンランドで3番目に古い街、そして世界遺産に認定されているラウマについてご紹介します。ちなみにフィンランドで1番古いのはトゥルク、2番目に古いのはポルヴォーです。
前日はポリで宿泊したのですが、夜半から大雨が降り始めました。せっかくのラウマも雨模様かと半分諦めかけていたところ、なんと道中にある地点でピタッと雨が止んだのです。その不思議な境界線の向こうの道は乾いていて雨が降ったそぶりもなく。こんなこともあるのですね。
そしてちょうどその日はPitsiviikkoといって(編み物の)レースウィークのイベント中でした。ラウマには船乗り達がたくさん住んでいて、春から秋の間は船乗り達は家を留守にし、冬になると戻ってきたそうです。ちょうどそのときにベルギーやオランダからのボビンレース編みの道具や技術も持ち帰り、留守を守っていた女性達に教えたことがきっかけとなり、その技術が今でも受け継がれているのだそうです。
まず旧市街の入り口に建っていた教会。石造りのどっしりしたフィンランドらしい古い教会です。
正面に元市庁舎が見えてきました!この時計もかわいらしいです。
旧市街の中心に位置する広場。こういったパステル調の家がたくさん建ち並んでいてかわいかったです。
フリーマーケットも開かれていました。暑い中お疲れ様です。
戦後しばらくして古い建物を取り壊して新しいものにしようとする動きもあったのですが、結局古い街並を残すことになったとのこと。残して正解。今ではフィンランド国内外から多くの観光客が訪れています。
マリメッコが入っている建物もこんなに趣があります。ちなみにマリメッコの看板を掲げていましたが、他のブランドも混じっていました。ついでに書くと、直営店などでセールになっていた製品も正価で売られていました。まあいいんですけどね。
夏の間は旧市街を案内してくれるフィンランド語と英語のバイリンガルのツアーが毎週日曜日にあり、私もそれに参加しました。冒頭の写真の教会の中。1512年に落成したという歴史ある教会。
最初はカトリック教会だったため装飾が華やかなのが印象的。
ただの路地ではありません。フィンランド国内で一番細い通り。この通りにもちゃんと名前があるのです。
ガイドさんに言われなかったらきづかなかったドアミラーならぬ窓ミラー。中から通行人の様子が見えるようになっているのだそうです。
そしてここがヘルシンキ広場。その昔ラウマやポリの人達がヘルシンキに強制移住させられて今のヘルシンキの街並をつくったのだとか。歴史とは皮肉なものですね。
レースウィークだったので蒸気機関車と思わせる観光バスが街を走っていました。この緩さがたまりません。
旧市街のはずれにある建物。ここでレース製品などが展示されていました。
このように手の込んだレース製品がたくさん展示されていたり、売られていました。
これがボビンレース。もうこの待ち針の細やかさをみただけで尊敬。
そして涼しげな表情ながらすごいスピードでレースを編み上げていく女性。図案に沿って編んでいるのですが、何をどう見たらこんな動きができるのかが大きな謎でした。
ガイドさんのお話によるとラウマとポリはお互いに張り合っているようで、街の規模はポリが大きいのですが、ラウマは歴史の長さを誇っているのだそうです。ことさらアイスホッケーになると話はデッドヒートになるのだとか。ラウマとポリ、お互いに揶揄する小話がたくさんあるのだそうです。ちなみにセイナヨキはヴァーサと張り合っている傾向があります。そんなフィンランドもスウェーデンに対抗意識を燃やしていてどこでもあるある、ですね。
ということで皆さま、よい1週間の始まりをお迎えください。
表現がお上品ではないのですが、”目くそ鼻くそを笑う”という表現が絶妙な言い回しで気に入っています。(あまり積極的に使えないのが難ですが。)
”ヴァーサではセイナヨキよりも早くエレベーターができたんだ!”という自慢小話を聞いたとき、まさに先の表現が頭に思い浮かんだのでした。
はっきり言ってどーでもいーんですけど、に
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