2016-07-22 Fri
Moi!今日は昨日の青空が曇り空に変わりました。予想最高気温は22度。最近言い聞かせているのは”今日が夏の最後の日になるかもしれない”ということ。少々面倒でも今のうちに楽しんでおこうというのがモットーです。
さて昨日のハウジングフェア、リビング編に続き、今日は敷地内にあったアートなど、そしてあるテーマで展示されていた部屋をご紹介します。
まず敷地の真ん中にあったのは、以前Tap Tipでもご紹介したAmforaの作家でもあるPäivi Rintaniemiさんの作品、"A BIG HUG"です。
彼女の作品は白が多いのですが、こちらは珍しく黒。見ているだけで幸せな気持になれる作品。Päiviさんの温かさが伝わってくるような作品です。ちなみにAmforaの食器もいくつかの家で使われていました。
こちらはアートではありませんが、ちょくちょく湖畔のサイクリングで訪れていた潜望塔。このハウジングフェア開催に併せて一般公開となりました。
潜望鏡となっている鏡が1階にあるのですが、写真に収めるとそのよさが伝わりません。是非足を運んで見ていただきたいですね。
↓は実際に塔の上から見た湖の眺め。うーん、気持いい!
細かい木が美しく組まれた作品。設計したのは建築事務所のOopeaa、そして施工したのは地元の職業専門学校の生徒達。生徒たちは後々この塔を見る度に誇らしい気持になることでしょう。
これもアートとは関係ありませんが、入り口近くにあるアパートの一室が託児所になっていました。じっくり家を見て回りたい親御さん達はここに小さいお子さんを預けて回ることができます。1時間5€でした。
そしてアパートの別の一室はポフヤンマー地区出身のアーティストの作品が飾られていました。壁にかけられている着物は”風”という作品。
窓から鳥が飛んでいるように見えますが、これも作品の一つ。
ちなみに5階建のアパート、4階と5階は完売したとのこと。(買わないけど聞いてみた。)
この部屋は劇場とコラボした部屋。今度上演されるお芝居をイメージした部屋。まあとにかく派手。こういったデコレーションは劇場担当者なら朝飯前?
Pentikとコラボしたキッチン。Pentikでは色々なシリーズの食器が展開されていますが、結構渋めのチョイスで攻めてます。
そしてマリメッコファンの皆さま、お待たせしました。マリメッコがふんだんに使われている家がありました!まずは寝室。
ご覧ください、このリビング。こちらにもマリメッコのクッションがふんだんに使われています。ひやー。
そしてキッチン。敢えて白と黒に色を抑えているのが粋ですよね。
庶民的な話で申し訳ないのですが、マリメッコの食器もかわいいのですが、揃えるとなると結構な価格になり、いつも手にとってはため息をついて諦めているのが現状。まさに夢の家です。
Amforaの食器やPäiviさんの作品も使われていましたが、他にもセイナヨキのお隣のヤラスヤルヴィのテキスタイルメーカー、Lennolや、同じくヤラスヤルヴィのテキスタイルメーカー、Jokipiin Pellava、そしてラプアにあるLapuankankuritなどの地元メーカーの製品も使われていましたし、お店も出ていて、こういう点でも地域振興につながる大きなビジネスチャンスとなっているのだと実感したのでした。
ということで皆さま、よい週末をお迎えください。
夢のような家々を巡った後に目の前に広がる現実。
何事も最初の一歩からですね。
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